JP2001308625A - 偏波ダイバーシチアンテナ - Google Patents

偏波ダイバーシチアンテナ

Info

Publication number
JP2001308625A
JP2001308625A JP2000116113A JP2000116113A JP2001308625A JP 2001308625 A JP2001308625 A JP 2001308625A JP 2000116113 A JP2000116113 A JP 2000116113A JP 2000116113 A JP2000116113 A JP 2000116113A JP 2001308625 A JP2001308625 A JP 2001308625A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antenna
polarization
vertical
side fire
diversity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000116113A
Other languages
English (en)
Inventor
Kikuo Mori
喜久男 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YRP KOKINO IDOTAI TSUSHIN KENK
YRP Advanced Mobile Communication Systems Research Laboratories Co Ltd
Original Assignee
YRP KOKINO IDOTAI TSUSHIN KENK
YRP Advanced Mobile Communication Systems Research Laboratories Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by YRP KOKINO IDOTAI TSUSHIN KENK, YRP Advanced Mobile Communication Systems Research Laboratories Co Ltd filed Critical YRP KOKINO IDOTAI TSUSHIN KENK
Priority to JP2000116113A priority Critical patent/JP2001308625A/ja
Publication of JP2001308625A publication Critical patent/JP2001308625A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 水平面内無指向性が得られ、かつ小型化、低
廉化を実現する。 【解決手段】 水平偏波用アンテナ3としてサイドファ
イアヘリカルアンテナを用いる。サイドファイアヘリカ
ルアンテナは、垂直状態で配置されると共に、2本のエ
レメントを同相で給電することにより水平面内無指向性
の放射特性を得ることができる。このため、サイドファ
イアヘリカルアンテナと垂直偏波用アンテナ2とからな
る偏波ダイバーシチアンテナ1は小型とすることができ
る。また、サイドファイアヘリカルアンテナはワイヤー
系のアンテナであるため、低廉とすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、VHF帯における
偏波ダイバーシチアンテナにおいて、水平偏波用アンテ
ナ素子にサイドファイアヘリカルンテナを用いるように
した偏波ダイバーシチアンテナに関するものである。
【0002】
【従来の技術】移動通信の通信の品質は、移動などに伴
うフェージングによって劣化することが知られている。
フェージングに対する一般的な対応方法の一手段として
空間ダイバーシチ方式を採用することが考えられる。し
かし、空間ダイバーシチ方式は、2本以上のアンテナを
互いに距離を置いて配置する必要があるという特性上、
利用周波数が低くなると空間ダイバーシチを構成するた
めの物理的サイズが大型となり、このため400MHz
帯以下では、空間ダイバーシチ方式はほとんど用いられ
ていない。一方、ダイバーシチアンテナを小型にするダ
イバーシチ方式として水平偏波と垂直偏波とを利用する
偏波ダイバーシチ方式があり、公衆用移動通信用途にお
いては既に研究されている。例えば、新井、藤森、本
間、「PHS用双指向性偏波ダイバーシチアンテナ」
信学春季総大 B−1−117 1998、長、兎澤、
木屋、堀、「双指向性を有する偏波共用ハイトダイバー
シチアンテナ」 信学技報 A・P95−111 19
96 に示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】偏波ダイバーシチ方式
は、通信の品質を改善できるダイバーシチアンテナを小
型に構成できる特徴を有していることからも有力な方法
である。しかしながら、業務用通信で利用される低い周
波数である400MHz帯以下においては、水平偏波用
アンテナにパッチアンテナ素子等を用いた従来のアンテ
ナ方式では、周波数が低いことからアンテナ形状が大型
となり、水平偏波用アンテナと垂直偏波用アンテナのア
ンテナ素子を構成することが困難となっている。すなわ
ち、水平偏波用アンテナは水平偏波を受信することか
ら、水平偏波用アンテナは一般に水平方向に展開されて
おり、垂直偏波用アンテナは垂直偏波を受信することか
ら、垂直偏波用アンテナは一般に水平方向に展開されて
いる。このように直交する方向に展開されるため、水平
偏波用アンテナと垂直偏波用アンテナとからなる偏波ダ
イバーシチアンテナは大型になってしまう欠点を有して
いた。しかも、使用周波数帯域が低くなればなるほど大
型になる。
【0004】そこで、本発明は、移動通信のフェージン
グなどによる通信の品質の劣化を改善できる偏波ダイバ
ーシチアンテナであって、水平面内無指向性が得られ、
かつ小型化、低廉化を実現することのできる偏波ダイバ
ーシチアンテナを提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の偏波ダイバーシチアンテナは、水平偏波用
アンテナと、垂直偏波用アンテナとを備える偏波ダイバ
ーシチアンテナにおいて、前記水平偏波用アンテナと前
記垂直偏波用アンテナとがほぼ垂直の一軸に沿って配置
されており、前記水平偏波用アンテナが、円柱状の導体
上にヘリカル状に巻回されると共に、上下逆巻きに巻回
された2本のアンテナ素子からなるサイドファイアヘリ
カルアンテナとされている。また、上記本発明の偏波ダ
イバーシチアンテナにおいて、水平偏波用アンテナと、
垂直偏波用アンテナとを備える偏波ダイバーシチアンテ
ナにおいて、前記水平偏波用アンテナと前記垂直偏波用
アンテナとがほぼ平行に垂直の軸に沿って配置されてお
り、前記水平偏波用アンテナが、円柱状の導体上にヘリ
カル状に巻回されていると共に、上下逆巻きに巻回され
た2本のアンテナ素子からなるサイドファイアヘリカル
アンテナとしてもよい。
【0006】さらに、上記本発明の偏波ダイバーシチア
ンテナにおいて、前記垂直偏波用アンテナが、ダイポー
ルアンテナ、ブラウンアンテナ、スリーブアンテナ、コ
ーリニアアンテナのいずれかのアンテナとされてしても
よい。さらにまた、上記本発明の偏波ダイバーシチアン
テナにおいて、前記サイドファイアヘリカルアンテナに
おける上下逆巻きに巻回された2本のアンテナ素子への
給電を制御する給電制御手段と、2つのアンテナの受信
信号を合成可能な合成手段とを備え、使用するアンテナ
として前記垂直偏波用アンテナが選択された際に、前記
給電制御手段が前記サイドファイアヘリカルアンテナに
おける2本のアンテナ素子を逆相で給電することによ
り、垂直偏波を送受信可能とすると共に、前記合成手段
が前記垂直偏波用アンテナと前記サイドファイアヘリカ
ルアンテナとの受信信号を合成するようにしてもよい。
【0007】このような本発明によれば、水平偏波用ア
ンテナとしてほぼ垂直に配置されるサイドファイアヘリ
カルアンテナを用いるようにしたので、使用周波数帯域
をVHF帯としても小型の偏波ダイバーシチアンテナと
することができる。また、サイドファイアヘリカルアン
テナはワイヤー系のアンテナであり、垂直偏波用アンテ
ナもワイヤー系のアンテナとすることができるため、低
廉な偏波ダイバーシチアンテナとすることができる。さ
らに、サイドファイアヘリカルアンテナはほぼ垂直に配
置されるため、垂直偏波用アンテナと略一軸上に配置で
きるようになり、細長い小型の偏波ダイバーシチアンテ
ナとすることができる。また、サイドファイアヘリカル
アンテナと垂直偏波用アンテナとをほぼ平行に配置する
こともでき、この場合にも小型の偏波ダイバーシチアン
テナとすることができる。
【0008】さらに、サイドファイアヘリカルアンテナ
は2本のアンテナ素子に逆相で給電することにより垂直
偏波の送受信が行えるようになる。これを利用して、使
用するアンテナとして前記垂直偏波用アンテナが選択さ
れた際に、給電制御手段によりサイドファイアヘリカル
アンテナを垂直偏波を送受信可能に切り換える。そし
て、合成手段により垂直偏波用アンテナとサイドファイ
アヘリカルアンテナの受信信号を合成することにより、
受信電力を向上することができるようになる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明における偏波ダイバーシチ
アンテナの実施の形態に係る構成例を図1(a)(b)
に示す。図1(a)に示す本発明の第1の実施の形態の
偏波ダイバーシチアンテナを説明する。本発明の第1の
実施の形態にかかる偏波ダイバーシチアンテナ1は、垂
直偏波用アンテナ2と水平偏波用アンテナ3とを備えて
いる。垂直偏波用アンテナ2としては、図示するように
例えば半波長ダイポールアンテナが用いられ、水平偏波
用アンテナ3としては、図示するようにサイドファイア
ヘリカルアンテナが用いられている。このサイドファイ
アヘリカルアンテナは、後述するように垂直に配置され
て、2本のアンテナ素子に同相で給電することにより水
平偏波を送受信することができるようになる。したがっ
て、水平偏波用アンテナ3は水平方向に展開する必要が
ないアンテナとされている。
【0010】このため、図1(a)に示すように垂直方
向に延伸する垂直偏波用アンテナ2と、水平偏波用アン
テナ3とを垂直方向の一軸にほぼ沿って配置することが
できる。このように配置することにより、使用周波数帯
域をVHF帯としても偏波ダイバーシチアンテナ1にお
ける全体の構成を小型化することができる。また、サイ
ドファイアヘリカルアンテナはワイヤー系のアンテナで
あり、半波長ダイポールアンテナとされる垂直偏波用ア
ンテナ2もワイヤー系のアンテナとすることができるた
め、風圧の影響を受けることが少ないと共に、低廉な偏
波ダイバーシチアンテナ1とすることができる。さら
に、サイドファイアヘリカルアンテナはほぼ垂直に配置
されるため、垂直偏波用アンテナ2と略一軸上に配置で
きるようになり、細長い小型の偏波ダイバーシチアンテ
ナ1とすることができる。なお、垂直偏波用アンテナ2
と水平偏波用アンテナ3とを垂直方向の一軸にほぼ沿っ
て配置して、その全体を電波透過性の合成樹脂からなる
円筒状のレドーム4により覆うようにしてもよい。
【0011】次に、図1(b)に示す本発明の第2の実
施の形態の偏波ダイバーシチアンテナを説明する。本発
明の第2の実施の形態にかかる偏波ダイバーシチアンテ
ナ1は、垂直偏波用アンテナ2と水平偏波用アンテナ3
とを備えている。垂直偏波用アンテナ2としては、図示
するように例えば半波長ダイポールアンテナが用いら
れ、水平偏波用アンテナ3としては、図示するようにサ
イドファイアヘリカルアンテナが用いられている。この
サイドファイアヘリカルアンテナは、後述するように垂
直に配置されて、2本のアンテナ素子に同相で給電する
ことにより水平偏波を送受信することができるようにな
る。したがって、水平偏波用アンテナ3は水平方向に展
開する必要がないアンテナとされている。
【0012】このため、図1(b)に示すように垂直方
向に延伸する垂直偏波用アンテナ2とほぼ平行に、水平
偏波用アンテナ3を配置することができる。このように
配置することにより、偏波ダイバーシチアンテナ1の全
体の構成を小型化することができる。また、サイドファ
イアヘリカルアンテナはワイヤー系のアンテナであり、
半波長ダイポールアンテナとされる垂直偏波用アンテナ
2もワイヤー系のアンテナとすることができるため、風
圧の影響を受けることが少ないと共に、低廉な偏波ダイ
バーシチアンテナ1とすることができる。なお、垂直偏
波用アンテナ2と水平偏波用アンテナ3とを垂直方向に
ほぼ平行に配置して、その全体を電波透過性の合成樹脂
からなる円筒状のレドーム4により覆うようにしてもよ
い。
【0013】次に、本発明の偏波ダイバーシチアンテナ
1に水平偏波用アンテナ3として用いられているサイド
ファイアヘリカルアンテナを図2を参照しながら説明す
る。図2に示すサイドファイアヘリカルアンテナ10
は、断面がほぼ円形とされた柱状導体11の外周面上に
所定間隔を持ってヘリカル状に第1エレメント12と第
2エレメント13とが巻回されている。この第1エレメ
ント12と第2エレメント13とは逆方向の巻き方向で
巻回されている。また、第1エレメント12と第2エレ
メント13の一端は、それぞれ第1給電点16と第2給
電点17とされており、その他端は柱状導体11上に接
続されている。さらに、第1エレメント12と第2エレ
メント13の巻き間隔は、使用中心周波数の波長をλと
した際に約λ/2とされ、1巻きの長さが約2λあるい
は約3λの長さとされている。さらにまた、第1エレメ
ント12と第2エレメント13の巻き数は1巻きあるい
は複数回とされている。
【0014】第1給電点16には第1給電ケーブル14
が接続され、第2給電点17には第2給電ケーブル15
が接続されて、第1エレメント12と第2エレメント1
3にそれぞれ給電されている。この場合、第1エレメン
ト12と第2エレメント13とを同相で給電するように
すると、水平偏波無指向性の放射特性が得られ、第1エ
レメント12と第2エレメント13とを逆相で給電する
ようにすると、垂直偏波無指向性の放射特性が得られる
ようになる。すなわち、サイドファイアヘリカルアンテ
ナ10を水平偏波用アンテナ3として用いる場合には、
第1エレメント12と第2エレメント13とを同相で給
電するようにする。
【0015】次に、本発明の偏波ダイバーシチアンテナ
を適用した際の偏波ダイバーシチ受信機の構成の概略を
図3に示す。図3に示すように、偏波ダイバーシチアン
テナ1における垂直偏波用アンテナ2は選択・合成部2
2に接続され、サイドファイアヘリカルアンテナ10か
らなる水平偏波用アンテナ3の2本のエレメント12,
13は給電制御部21へ接続される。給電制御部21は
切り替え判定部27よりの給電制御信号により制御され
て、給電制御信号が水平偏波を指示した際には2本のエ
レメント12,13を同相で給電するようにし、給電制
御信号が垂直偏波を指示した際には2本のエレメント1
2,13を逆相で給電するようにしている。給電制御部
21の出力は選択・合成部22に接続されている。
【0016】選択・合成部22は、切り替え判定部27
が水平偏波を選択した際には、給電制御部21からの水
平偏波用アンテナ3で受信された水平偏波の受信信号を
選択してRF,IF部23へ供給する。RF,IF部2
3では、供給された信号が高周波増幅および中間周波増
幅され、復調部24に供給されてベースバンドに復調さ
れる。ベースバンドとされた受信信号はベースバンド部
25においてベースバンド処理されて、誤り訂正部26
において誤り訂正されるようになる。ここで、切り替え
判定部27は水平偏波を選択するか垂直偏波を選択する
かを決定している。この際に、切り替え判定部27はR
F,IF部23から供給される水平偏波および垂直偏波
の受信レベルからいずれを選択するかを決定することが
できる。また、切り替え判定部27はベースバンド部2
5からの水平偏波および垂直偏波のベースバンド信号の
品質からいずれを選択するかを決定することができる。
さらにまた、切り替え判定部27は誤り訂正部26から
の水平偏波および垂直偏波の誤り率からいずれを選択す
るかを決定することができる。いずれの情報を用いて受
信する偏波を決定してもよいが、誤り率を用いると最も
良い結果が得られるものの、回路規模が大きくなってし
まうようになる。
【0017】図3に示すダイバーシチ受信機における特
徴点は、切り替え判定部27が垂直偏波を選択した場合
である。この場合には、垂直偏波用アンテナ2からの受
信信号が選択・合成部22において選択される。さら
に、切り替え判定部27は給電制御部21を制御して水
平偏波用アンテナ3の2本のエレメントを逆相給電する
ようにしてサイドファイアヘリカルアンテナ10からな
る水平偏波用アンテナ3により垂直偏波を受信するよう
にする。次いで、選択・合成部22において、給電制御
部21からの垂直偏波の受信信号と、垂直偏波用アンテ
ナ2からの受信信号とを同相として合成する。これによ
り、受信電力を増強することができ、見かけ上のアンテ
ナゲインを向上することができる。
【0018】なお、このように給電制御部21において
2本のエレメントに逆相給電されることにより、水平偏
波用アンテナ3により垂直偏波を受信している際に、受
信レベルが基準レベル以下となったり、ベースバンド信
号の品質が基準以下となったり、誤り率が所定以上の誤
り率となった場合には、切り替え判定部27は給電制御
部21を制御して水平偏波用アンテナ3により水平偏波
を受信させる。次いで、上述した判定処理を行っていず
れの偏波で受信するかを決定するようにする。このよう
な判定処理がリアルタイムで行われることにより、フェ
ージングの影響を極力受けない受信を行うことができる
ようになる。
【0019】以上の説明において、垂直偏波用アンテナ
2は、半波長ダイポールアンテナを垂直配置したものと
したが、これに限るものではなく半波長ダイポールアン
テナに代えてブラウンアンテナ、スリーブアンテナ、コ
ーリニアアンテナ等とすることも可能である。この場
合、垂直偏波用アンテナ2の整合インピーダンスは略5
0Ωとされる。また、水平偏波用アンテナ3であるサイ
ドファイアヘリカルアンテナ10の整合インピーダンス
も略50Ωとされる。
【0020】
【発明の効果】本発明は以上説明したように、水平偏波
用アンテナとしてほぼ垂直に配置されるサイドファイア
ヘリカルアンテナを用いるようにしたので、使用周波数
帯域をVHF帯としても小型の偏波ダイバーシチアンテ
ナとすることができる。また、サイドファイアヘリカル
アンテナはワイヤー系のアンテナであり、垂直偏波用ア
ンテナもワイヤー系のアンテナとすることができるた
め、低廉な偏波ダイバーシチアンテナとすることができ
る。さらに、サイドファイアヘリカルアンテナはほぼ垂
直に配置されるため、垂直偏波用アンテナと略一軸上に
配置できるようになり、細長い小型の偏波ダイバーシチ
アンテナとすることができる。また、サイドファイアヘ
リカルアンテナと垂直偏波用アンテナとをほぼ平行に配
置することもでき、この場合にも小型の偏波ダイバーシ
チアンテナとすることができる。
【0021】さらに、サイドファイアヘリカルアンテナ
は2本のアンテナ素子に逆相で給電することにより垂直
偏波の送受信が行えるようになる。これを利用して、使
用するアンテナとして前記垂直偏波用アンテナが選択さ
れた際に、給電制御手段によりサイドファイアヘリカル
アンテナを垂直偏波を送受信可能に切り換える。そし
て、合成手段により垂直偏波用アンテナとサイドファイ
アヘリカルアンテナの受信信号を合成することにより、
受信電力を向上することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の偏波ダイバーシチアンテナの実施の形
態に係る構成例を示す図である。
【図2】本発明のの実施の形態に係る偏波ダイバーシチ
アンテナを構成しているサイドファイアヘリカルアンテ
ナの構成を示す図である。
【図3】本発明の偏波ダイバーシチアンテナを適用した
際の偏波ダイバーシチ受信機の構成の概略を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 偏波ダイバーシチアンテナ 2 垂直偏波用アンテナ 3 水平偏波用アンテナ 4 レドーム 10 サイドファイアヘリカルアンテナ 11 柱状導体 12 第1エレメント 13 第2エレメント 14 第1給電ケーブル 15 第2給電ケーブル 16 第1給電点 17 第2給電点 21 給電制御部 22 選択・合成部 23 RF,IF部 24 復調部 25 ベースバンド部 26 誤り訂正部 27 切り替え判定部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平偏波用アンテナと、垂直偏波用アン
    テナとを備える偏波ダイバーシチアンテナにおいて、 前記水平偏波用アンテナと前記垂直偏波用アンテナとが
    ほぼ垂直の一軸に沿って配置されており、前記水平偏波
    用アンテナが、円柱状の導体上にヘリカル状に巻回され
    ると共に、上下逆巻きに巻回された2本のアンテナ素子
    からなるサイドファイアヘリカルアンテナとされている
    ことを特徴とする偏波ダイバーシチアンテナ。
  2. 【請求項2】 水平偏波用アンテナと、垂直偏波用アン
    テナとを備える偏波ダイバーシチアンテナにおいて、 前記水平偏波用アンテナと前記垂直偏波用アンテナとが
    ほぼ平行に垂直の軸に沿って配置されており、前記水平
    偏波用アンテナが、円柱状の導体上にヘリカル状に巻回
    されていると共に、上下逆巻きに巻回された2本のアン
    テナ素子からなるサイドファイアヘリカルアンテナとさ
    れていることを特徴とする偏波ダイバーシチアンテナ。
  3. 【請求項3】 前記垂直偏波用アンテナが、ダイポール
    アンテナ、ブラウンアンテナ、スリーブアンテナ、コー
    リニアアンテナのいずれかのアンテナとされていること
    を特徴とする請求項1あるいは2に記載の偏波ダイバー
    シチアンテナ。
  4. 【請求項4】 前記サイドファイアヘリカルアンテナに
    おける上下逆巻きに巻回された2本のアンテナ素子への
    給電を制御する給電制御手段と、2つのアンテナの受信
    信号を合成可能な合成手段とを備え、 使用するアンテナとして前記垂直偏波用アンテナが選択
    された際に、前記給電制御手段が前記サイドファイアヘ
    リカルアンテナにおける2本のアンテナ素子を逆相で給
    電することにより、垂直偏波を送受信可能とすると共
    に、前記合成手段が前記垂直偏波用アンテナと前記サイ
    ドファイアヘリカルアンテナとの受信信号を合成するよ
    うにしたことを特徴とする請求項1に記載の偏波ダイバ
    ーシチアンテナ。
JP2000116113A 2000-04-18 2000-04-18 偏波ダイバーシチアンテナ Pending JP2001308625A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000116113A JP2001308625A (ja) 2000-04-18 2000-04-18 偏波ダイバーシチアンテナ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000116113A JP2001308625A (ja) 2000-04-18 2000-04-18 偏波ダイバーシチアンテナ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001308625A true JP2001308625A (ja) 2001-11-02

Family

ID=18627617

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000116113A Pending JP2001308625A (ja) 2000-04-18 2000-04-18 偏波ダイバーシチアンテナ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001308625A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100436665B1 (ko) * 2001-11-27 2004-06-22 삼성전자주식회사 인터페이스 컨넥션 케이블 안테나 및 이를 이용한이동통신 단말기의 안테나 다이버시티 장치
JP2007005924A (ja) * 2005-06-21 2007-01-11 Maspro Denkoh Corp アンテナ
JP2015057881A (ja) * 2013-09-05 2015-03-26 ザ・ボーイング・カンパニーTheBoeing Company 回転シャフトによるセンサー及びデータ送信のための一体型アンテナトランシーバー
JP2016178489A (ja) * 2015-03-20 2016-10-06 日本無線株式会社 偏波共用ヘリカルアンテナ

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100436665B1 (ko) * 2001-11-27 2004-06-22 삼성전자주식회사 인터페이스 컨넥션 케이블 안테나 및 이를 이용한이동통신 단말기의 안테나 다이버시티 장치
JP2007005924A (ja) * 2005-06-21 2007-01-11 Maspro Denkoh Corp アンテナ
JP4589821B2 (ja) * 2005-06-21 2010-12-01 マスプロ電工株式会社 アンテナ装置
JP2015057881A (ja) * 2013-09-05 2015-03-26 ザ・ボーイング・カンパニーTheBoeing Company 回転シャフトによるセンサー及びデータ送信のための一体型アンテナトランシーバー
JP2016178489A (ja) * 2015-03-20 2016-10-06 日本無線株式会社 偏波共用ヘリカルアンテナ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7505009B2 (en) Polarization-diverse antenna array and associated methods
US20080039043A1 (en) Mobile Telephone Device
JP3931849B2 (ja) アンテナ装置
US7920098B2 (en) Antenna device for portable terminals and radio unit for receiving broadcast waves
JP4297012B2 (ja) アンテナ
JP3450967B2 (ja) デュアル・ファンクション・アンテナ構造とこれを有する携帯無線装置
US5517206A (en) Broad band antenna structure
JP2002232224A (ja) アンテナシステムおよびそれを用いた無線装置
JP3618267B2 (ja) アンテナ装置
JP4910868B2 (ja) アンテナ装置
US7292192B2 (en) Antenna system and portable terminal having the antenna system
JP2003509883A (ja) 適応型マルチフィラーアンテナ
JP2001308625A (ja) 偏波ダイバーシチアンテナ
JP2003338783A (ja) アンテナ装置
JP3636920B2 (ja) 多周波数帯用アンテナ
JP4589821B2 (ja) アンテナ装置
JPH05299925A (ja) 移動体アンテナ装置
JP3328494B2 (ja) 位相制御アレーアンテナ
JP4836142B2 (ja) アンテナ
JP2867205B2 (ja) Vhf及びuhf共用アンテナ
JP2006319772A (ja) ダイバーシチ装置
JP2004320520A (ja) 携帯無線機
JPH09223994A (ja) 携帯無線機
JP2996429B2 (ja) Vhfおよびuhf共用アンテナ
JPH07283645A (ja) 補助アンテナ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20021015