JP2003509883A - 適応型マルチフィラーアンテナ - Google Patents
適応型マルチフィラーアンテナInfo
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- JP2003509883A JP2003509883A JP2001522624A JP2001522624A JP2003509883A JP 2003509883 A JP2003509883 A JP 2003509883A JP 2001522624 A JP2001522624 A JP 2001522624A JP 2001522624 A JP2001522624 A JP 2001522624A JP 2003509883 A JP2003509883 A JP 2003509883A
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01Q—ANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
- H01Q3/00—Arrangements for changing or varying the orientation or the shape of the directional pattern of the waves radiated from an antenna or antenna system
- H01Q3/24—Arrangements for changing or varying the orientation or the shape of the directional pattern of the waves radiated from an antenna or antenna system varying the orientation by switching energy from one active radiating element to another, e.g. for beam switching
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01Q—ANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
- H01Q1/00—Details of, or arrangements associated with, antennas
- H01Q1/36—Structural form of radiating elements, e.g. cone, spiral, umbrella; Particular materials used therewith
- H01Q1/362—Structural form of radiating elements, e.g. cone, spiral, umbrella; Particular materials used therewith for broadside radiating helical antennas
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01Q—ANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
- H01Q11/00—Electrically-long antennas having dimensions more than twice the shortest operating wavelength and consisting of conductive active radiating elements
- H01Q11/02—Non-resonant antennas, e.g. travelling-wave antenna
- H01Q11/08—Helical antennas
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01Q—ANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
- H01Q3/00—Arrangements for changing or varying the orientation or the shape of the directional pattern of the waves radiated from an antenna or antenna system
- H01Q3/26—Arrangements for changing or varying the orientation or the shape of the directional pattern of the waves radiated from an antenna or antenna system varying the relative phase or relative amplitude of energisation between two or more active radiating elements; varying the distribution of energy across a radiating aperture
Landscapes
- Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Radio Transmission System (AREA)
Abstract
(57)【要約】
nが1以上の整数である、n個の間隔を置いたアンテナフィラメントと、送信及び/又は受信装置の特性インピーダンスに対する、該アンテナの特性インピーダンスを整合するための整合回路(210)と、n個の該フィラメントに到来するまたはそれから放射される信号の、利得および位相を調整する重み付け回路(240)と、該フィラメントの電気的長さ及び/又は相互の接続を選択的に変更する、少なくともいくつかのフィラメントに関するスイッチ手段(310)と、該マルチフィラーアンテナにより受信または送信されるべき信号の、周波数、偏波及び/又は伝搬の方向、及び/又は該アンテナのインピーダンスマッチングに関する該マルチフィラーアンテナの電気的特性を検出する手段と、該検出手段に応じて、受信または送信すべき現在の信号をより好適にするために該マルチフィラーアンテナ(200)の特性を調整するための、該整合回路(210)、該重み付け回路(240)および該スイッチ手段(310)の動作を制御する制御手段(230)と、からなるマルチフィラーアンテナ(200)。
Description
【0001】
本発明は、適応型マルチフィラーアンテナに関するものである。
【0002】
モバイル電話およびモバイル通信のような分野において、異なる周波数帯域で
動作し、かつ異なるサービスを提供する、無線周波帯域のトランシーバが消費者
用の単一のデバイスに統合されるべきであると提案されている。
動作し、かつ異なるサービスを提供する、無線周波帯域のトランシーバが消費者
用の単一のデバイスに統合されるべきであると提案されている。
【0003】
例えば、モバイル電話が使用できる受信領域を改善するために、衛星システム
トランシーバ、地上波トランシーバおよび国内用コードレス電話トランシーバが
1つのハンドヘルドユニットに統合されているとよい。別の例は、使用者の母国
では1800MHzで動作するが、いわゆるローミング協定(roaming
arrangement)により、他の国では900MHzで動作する能力を有
する、デュアルサービス電話である。
トランシーバ、地上波トランシーバおよび国内用コードレス電話トランシーバが
1つのハンドヘルドユニットに統合されているとよい。別の例は、使用者の母国
では1800MHzで動作するが、いわゆるローミング協定(roaming
arrangement)により、他の国では900MHzで動作する能力を有
する、デュアルサービス電話である。
【0004】
この目的を達成するために必要な電子製品は、急速に小型化かつ軽量化してい
る。しかしながら、多周波数、多重システム動作のための問題が残存する領域は
アンテナである。
る。しかしながら、多周波数、多重システム動作のための問題が残存する領域は
アンテナである。
【0005】
以上に記載したように動作するためには、アンテナは異なる周波数で異なる形
式の基地局と機能し合うことが出来なければならない。例えば、一方のサービス
は地上波の基地局を使用し、他方は軌道を周回する衛星を使用するのである。こ
のことは、ある送受話器のアンテナを普通通り垂直の位置で(送受話器を使用者
の頭の隣に保持して)使用した場合、一方のサービスのためにそのアンテナは放
射方位に関して実質的に無指向性の放射パターンを有するべきであり、かつ他の
サービスのためには実質的に半球状の放射パターンを有するべきである、という
ことを意味する。
式の基地局と機能し合うことが出来なければならない。例えば、一方のサービス
は地上波の基地局を使用し、他方は軌道を周回する衛星を使用するのである。こ
のことは、ある送受話器のアンテナを普通通り垂直の位置で(送受話器を使用者
の頭の隣に保持して)使用した場合、一方のサービスのためにそのアンテナは放
射方位に関して実質的に無指向性の放射パターンを有するべきであり、かつ他の
サービスのためには実質的に半球状の放射パターンを有するべきである、という
ことを意味する。
【0006】
異なるパターンと周波数での使用を可能とするために、共通の渦巻き体(vo
lute)内に少なくとも2つの別個のアンテナを採用することが提案されてき
た。
lute)内に少なくとも2つの別個のアンテナを採用することが提案されてき
た。
【0007】
第1の態様において本発明は、1以上の整数である、n個の間隔を置いたフィ
ラメントと、予め定められた複数のフィラメントが、互いに固定したある位相関
係で組み合わされた、少なくとも1つのフィラメントグループと、n個の該フィ
ラメント及び/又はフィラメントグループに到来する及び/又はそれから放射さ
れる信号に、位相の調整を行いうる重み付け回路と、該マルチフィラーアンテナ
により受信される信号または送信される信号の、周波数、偏波及び/又は伝搬方
向、及び/又は該アンテナのインピーダンスマッチングに関する、少なくとも1
つの該マルチフィラーアンテナの電気特性を検出しうる検出手段と、及び、受信
または送信すべき現在の信号をより好適にするために該マルチフィラーアンテナ
の特性を調整するための、該検出手段に応じて該重み付け回路の動作を制御しう
る制御手段と、からなる適応型マルチフィラーアンテナを提供する。
ラメントと、予め定められた複数のフィラメントが、互いに固定したある位相関
係で組み合わされた、少なくとも1つのフィラメントグループと、n個の該フィ
ラメント及び/又はフィラメントグループに到来する及び/又はそれから放射さ
れる信号に、位相の調整を行いうる重み付け回路と、該マルチフィラーアンテナ
により受信される信号または送信される信号の、周波数、偏波及び/又は伝搬方
向、及び/又は該アンテナのインピーダンスマッチングに関する、少なくとも1
つの該マルチフィラーアンテナの電気特性を検出しうる検出手段と、及び、受信
または送信すべき現在の信号をより好適にするために該マルチフィラーアンテナ
の特性を調整するための、該検出手段に応じて該重み付け回路の動作を制御しう
る制御手段と、からなる適応型マルチフィラーアンテナを提供する。
【0008】
他の態様において本発明は、1以上の整数である、n個の間隔を置いたフィラ
メントと、予め定められた複数のフィラメントが互いに固定したある位相関係で
組み合わされた、少なくとも1つのフィラメントグループと、該アンテナの特性
インピーダンスを、送信及び/又は受信装置のそれに整合させる整合回路と、n
個の該フィラメント及び/又はフィラメントグループへ到来する及び/又はそれ
から放射される信号に、利得と位相のそれぞれの調整を適用する位相回路と、該
フィラメントの該電気的長さ及び/又は相互接続を選択的に変更する、各々のフ
ィラメントと関連したスイッチ手段と、マルチフィラーアンテナにより受信また
は送信される信号の周波数、偏波及び/又は伝搬の方向、及び/又は該アンテナ
のインピーダンスマッチングに関する、マルチフィラーアンテナの電気的特性を
検出する手段と、及び、受信または送信すべき現在の信号をより好適にするため
に該マルチフィラーアンテナの特性を調整するための、該検出手段に応じて該整
合回路、該位相回路および該スイッチ手段の動作を制御する制御手段と、からな
る適応型マルチフィラーアンテナを提供する。
メントと、予め定められた複数のフィラメントが互いに固定したある位相関係で
組み合わされた、少なくとも1つのフィラメントグループと、該アンテナの特性
インピーダンスを、送信及び/又は受信装置のそれに整合させる整合回路と、n
個の該フィラメント及び/又はフィラメントグループへ到来する及び/又はそれ
から放射される信号に、利得と位相のそれぞれの調整を適用する位相回路と、該
フィラメントの該電気的長さ及び/又は相互接続を選択的に変更する、各々のフ
ィラメントと関連したスイッチ手段と、マルチフィラーアンテナにより受信また
は送信される信号の周波数、偏波及び/又は伝搬の方向、及び/又は該アンテナ
のインピーダンスマッチングに関する、マルチフィラーアンテナの電気的特性を
検出する手段と、及び、受信または送信すべき現在の信号をより好適にするため
に該マルチフィラーアンテナの特性を調整するための、該検出手段に応じて該整
合回路、該位相回路および該スイッチ手段の動作を制御する制御手段と、からな
る適応型マルチフィラーアンテナを提供する。
【0009】
本発明において、マルチフィラーアンテナの個々のフィラメントからの信号に
対する、およびオプションとして該フィラメントの電気的長さ及び/又は相互接
続のパターンとの該位相及び/又は利得の関係は、受信または送信されるべき特
定の信号に対する、該アンテナの該特性を改善(または該調整システムの分解能
の範囲内で可能な限り最適化)するように、自動的に変化させることが出来る。
対する、およびオプションとして該フィラメントの電気的長さ及び/又は相互接
続のパターンとの該位相及び/又は利得の関係は、受信または送信されるべき特
定の信号に対する、該アンテナの該特性を改善(または該調整システムの分解能
の範囲内で可能な限り最適化)するように、自動的に変化させることが出来る。
【0010】
例えば、本発明の実施例では、少なくとも1つの上記のパラメータを、最良の
受信信号レベル、最良の信号対ノイズ比または最良の信号対(ノイズ+干渉)比
及び/又は最良のVSWRを提供するように、変化させることが出来る。
受信信号レベル、最良の信号対ノイズ比または最良の信号対(ノイズ+干渉)比
及び/又は最良のVSWRを提供するように、変化させることが出来る。
【0011】
該調整は一般的に、該アンテナの周波数応答性および放射パターン(形状およ
び偏波)の変化に帰着する。該調整システムに対して、その変化が量的なもので
あるということは問題ではない。該システムは単に該出力を測定し、現在の信号
の取り扱いを改善するように調整を行う。
び偏波)の変化に帰着する。該調整システムに対して、その変化が量的なもので
あるということは問題ではない。該システムは単に該出力を測定し、現在の信号
の取り扱いを改善するように調整を行う。
【0012】
同じ部品には同じ参照番号が付された添付の図面を参照しつつ、以下に本発明
は一例として記述される。
は一例として記述される。
【0013】
図1を参照すると、1つの4フィラーヘリカルアンテナ(QHA)が4つのヘ
リカルエレメント10〜40および8つのラジアルエレメント50〜120から
構成されている。(他の実施例では、例えば角度を隔てて配置された、6つのヘ
リカルエレメントを使用することが出来る)。全てのラジアルエレメント50〜
120が全てのアンテナの構成において存在しなくても良いことに、留意しなけ
ればならない。
リカルエレメント10〜40および8つのラジアルエレメント50〜120から
構成されている。(他の実施例では、例えば角度を隔てて配置された、6つのヘ
リカルエレメントを使用することが出来る)。全てのラジアルエレメント50〜
120が全てのアンテナの構成において存在しなくても良いことに、留意しなけ
ればならない。
【0014】
ヘリカルエレメントは、図1に示されるように相互に絡み合っており、アンテ
ナの長さ方向軸について互いに90°ずつずれて配置されている。4つのラジア
ルエレメント50〜80は渦巻きの頂部において、4つのラジアルエレメント9
0〜120は底部において、ヘリカルエレメントを接続して2つのバイファイラ
ーループを形成するように配置されている。アンテナは、2つのフィードの間に
90°の位相差を伴う、一対のラジアルエレメント90,110上に構成されて
いる。
ナの長さ方向軸について互いに90°ずつずれて配置されている。4つのラジア
ルエレメント50〜80は渦巻きの頂部において、4つのラジアルエレメント9
0〜120は底部において、ヘリカルエレメントを接続して2つのバイファイラ
ーループを形成するように配置されている。アンテナは、2つのフィードの間に
90°の位相差を伴う、一対のラジアルエレメント90,110上に構成されて
いる。
【0015】
フィード(この例では底部)との関係でアンテナの頂端部のラジアルエレメン
ト50〜80は、ヘリカルエレメントの共振長さと所望の応答に依存して、対で
短絡されているかまたは開回路とされていてもよい。
ト50〜80は、ヘリカルエレメントの共振長さと所望の応答に依存して、対で
短絡されているかまたは開回路とされていてもよい。
【0016】
QHAは、以下の参考書に記載されている:
[1]キルガス(kilgus)C.C.「マルチエレメント フラクショナル
ターン ヘリックス」IEEEアンテナおよび伝搬会報 AP16巻、pp49
9−500、1968年7月 [2]キルガスC.C.「共振4フィラーヘリックス」IEEEアンテナおよび
伝搬会報 AP17巻、pp349−351、1969年5月 [3]キルガスC.C.「共振4フィラーヘリックスの設計」マイクロウェーブ
ジャーナル1970年12月 アンテナの放射パターンモード(半球状またはその他)は、2つまたは4つの
フィードに使用される位相の組み合わせに依存する。各々のモードでの正確なア
ンテナの放射パターンの形状は、螺旋のピッチと大きさに依存する。軸モードで
は、構造の大きさに依存して半球からハート型まで変化する形状を有する。偏波
は、3dB角度の内部で極めて良好な軸比を伴う、円形である。
ターン ヘリックス」IEEEアンテナおよび伝搬会報 AP16巻、pp49
9−500、1968年7月 [2]キルガスC.C.「共振4フィラーヘリックス」IEEEアンテナおよび
伝搬会報 AP17巻、pp349−351、1969年5月 [3]キルガスC.C.「共振4フィラーヘリックスの設計」マイクロウェーブ
ジャーナル1970年12月 アンテナの放射パターンモード(半球状またはその他)は、2つまたは4つの
フィードに使用される位相の組み合わせに依存する。各々のモードでの正確なア
ンテナの放射パターンの形状は、螺旋のピッチと大きさに依存する。軸モードで
は、構造の大きさに依存して半球からハート型まで変化する形状を有する。偏波
は、3dB角度の内部で極めて良好な軸比を伴う、円形である。
【0017】
他の実施例ではマルチフィラーアンテナの構成は、ダイバーシティの目的のた
めに同様に使用されることが出来る。異なるフィラメントが、一般的に相関しな
い受信信号の間に空間的なダイバーシティを提供するために用いられることが出
来る。利得及び/又は位相の重み付けの効果は、放射パターンの形状と偏波の双
方に作用することが出来る。この効果は、2つの方法でトランシーバに有用であ
る。第1にはパターンの形状と偏波が、基準比(S/NまたはS/(N+I))
を最適化または改善するために到来する信号の方向と偏波にマッチングする事で
あり、第2には異なるフィラメントまたはフィラメントの組の結果として生じた
パターンを用いて、その構造が偏波のダイバーシティのために用いうることであ
る。
めに同様に使用されることが出来る。異なるフィラメントが、一般的に相関しな
い受信信号の間に空間的なダイバーシティを提供するために用いられることが出
来る。利得及び/又は位相の重み付けの効果は、放射パターンの形状と偏波の双
方に作用することが出来る。この効果は、2つの方法でトランシーバに有用であ
る。第1にはパターンの形状と偏波が、基準比(S/NまたはS/(N+I))
を最適化または改善するために到来する信号の方向と偏波にマッチングする事で
あり、第2には異なるフィラメントまたはフィラメントの組の結果として生じた
パターンを用いて、その構造が偏波のダイバーシティのために用いうることであ
る。
【0018】
図1は、一般的に円筒状の渦巻き(即ち平面投影的には円形)を有するアンテ
ナを示す。楕円または長方形の平面投影や、端を切った円錐形のような、他の渦
巻き形状も同様に本発明に用いることが出来る。
ナを示す。楕円または長方形の平面投影や、端を切った円錐形のような、他の渦
巻き形状も同様に本発明に用いることが出来る。
【0019】
図2は、適応型QHA200およびアンテナインターフェース回路からなる、
アンテナシステムの概要図である。
アンテナシステムの概要図である。
【0020】
図2において、4つのQHA200のエレメントは、別個に適応型整合回路2
10に接続されている。(図2に示される構成ではアンテナは受信モードにある
が、送信モードでは信号がアンテナに供給されることが、図2の信号伝搬の矢印
の方向を逆にすることで理解しうる。)適応型整合回路210は、整合コントロ
ーラ220により制御されており、整合コントローラはさらにシステムコントラ
ローラ230により制御されている。
10に接続されている。(図2に示される構成ではアンテナは受信モードにある
が、送信モードでは信号がアンテナに供給されることが、図2の信号伝搬の矢印
の方向を逆にすることで理解しうる。)適応型整合回路210は、整合コントロ
ーラ220により制御されており、整合コントローラはさらにシステムコントラ
ローラ230により制御されている。
【0021】
適応型整合回路からの受信信号は、4つの可変重み付け回路W1〜W4にそれ
ぞれ供給される。各々のW1〜W4は、システムコントローラ230により制御
される、可変位相遅延器と、オプションとして可変利得ステージとから構成され
ている。
ぞれ供給される。各々のW1〜W4は、システムコントローラ230により制御
される、可変位相遅延器と、オプションとして可変利得ステージとから構成され
ている。
【0022】
以下により詳細に記載される代替案は、ただ2つのフィード(各々がそれぞれ
の対向の組に関連する)を有し、かつそれ故ただ2つの重み付け回路W1、W2
と2つのトランシーバ400、450を必要とするようにされた、無線周波にお
いて固定の180°の重み付けを伴う対向のエレメント(10,30および20
,40)の組の組み合わせである。
の対向の組に関連する)を有し、かつそれ故ただ2つの重み付け回路W1、W2
と2つのトランシーバ400、450を必要とするようにされた、無線周波にお
いて固定の180°の重み付けを伴う対向のエレメント(10,30および20
,40)の組の組み合わせである。
【0023】
図2の実施例では、4つの可変重み付けエレメントW1〜W4の出力は、合成
信号を形成するために加算/重み付けコンバイナ240により合成される。次に
この合成信号は、ストア250に保存される。センサ280はこの信号を検査(
例えば(ノイズ+干渉)に対する信号レベルの比)し、この情報をコントローラ
に伝え、センサ280により検知されたパラメータを改善またはなるべく最適化
するために、コントローラは重み付けエレメントW1〜W4、整合回路210お
よびスイッチエレメント290,300の重み付け因子を順次調整する。この最
適化情報は、保存された信号の品質を最適化または改善するために用いられるこ
とが出来、その後復調器260に伝えられる。この情報はまた、次に到来する信
号を受信するよう、アンテナシステムを調整するために用いられる。
信号を形成するために加算/重み付けコンバイナ240により合成される。次に
この合成信号は、ストア250に保存される。センサ280はこの信号を検査(
例えば(ノイズ+干渉)に対する信号レベルの比)し、この情報をコントローラ
に伝え、センサ280により検知されたパラメータを改善またはなるべく最適化
するために、コントローラは重み付けエレメントW1〜W4、整合回路210お
よびスイッチエレメント290,300の重み付け因子を順次調整する。この最
適化情報は、保存された信号の品質を最適化または改善するために用いられるこ
とが出来、その後復調器260に伝えられる。この情報はまた、次に到来する信
号を受信するよう、アンテナシステムを調整するために用いられる。
【0024】
QHAの各々のエレメントには、給電点から離れた所にあるエレメント部分を
分離出来るスイッチ290が設けられている。スイッチは例えば、PINダイオ
ードスイッチである。同様にスイッチ300は、給電点から離れた端でエレメン
トの組を短絡または分離することが出来る。
分離出来るスイッチ290が設けられている。スイッチは例えば、PINダイオ
ードスイッチである。同様にスイッチ300は、給電点から離れた端でエレメン
トの組を短絡または分離することが出来る。
【0025】
スイッチコントローラ310の制御下で、スイッチ290、300により行わ
れる動作は、アンテナの応答性と放射パターンを変更することが出来る。特に、
各々のエレメントの一部分を分離することにより、エレメントの電気的な長さが
短くされ、それにより動作周波数が高くなる。さらに特定の信号周波数、偏波お
よび伝搬の方向における動作を改善したり、できる限り最適化するために、これ
らの動作はシステムコントローラの制御下で行われる。
れる動作は、アンテナの応答性と放射パターンを変更することが出来る。特に、
各々のエレメントの一部分を分離することにより、エレメントの電気的な長さが
短くされ、それにより動作周波数が高くなる。さらに特定の信号周波数、偏波お
よび伝搬の方向における動作を改善したり、できる限り最適化するために、これ
らの動作はシステムコントローラの制御下で行われる。
【0026】
上記の代わりにまたは付け加えて、アンテナエレメントは1つまたはそれ以上
のアンテナトラップを含むことにより、いくつかの共振モードを有するようにさ
れていてもよい。これにより、アンテナは1つ以上の動作周波数で共振する(そ
れ故増大された利得を有する)ようになる。
のアンテナトラップを含むことにより、いくつかの共振モードを有するようにさ
れていてもよい。これにより、アンテナは1つ以上の動作周波数で共振する(そ
れ故増大された利得を有する)ようになる。
【0027】
図3は、図2のアンテナシステムの、一つの可能な実施例のより詳細な概要図
であり、送信モードでのVSWR、および受信モードでのS/N+Iを改善また
は最適化する動作を示す。(なお受信モードでアンテナのマッチングの適用によ
りS/N+Iが改善されると、これはVSWRの改善する間接の副作用を有する
。同様に、パターンモード、偏波および方向が最良のまたは改善されたS/N+
Iのための調整により改善されると、これは同様に送信モードでの効果で対応し
た改善を得る。) 図3において、重み付けエレメントW1〜W4の動作は、加算/重み付けコン
バイナ240の動作と同様に、ディジタルドメインでのベースバンドで実行され
ている。
であり、送信モードでのVSWR、および受信モードでのS/N+Iを改善また
は最適化する動作を示す。(なお受信モードでアンテナのマッチングの適用によ
りS/N+Iが改善されると、これはVSWRの改善する間接の副作用を有する
。同様に、パターンモード、偏波および方向が最良のまたは改善されたS/N+
Iのための調整により改善されると、これは同様に送信モードでの効果で対応し
た改善を得る。) 図3において、重み付けエレメントW1〜W4の動作は、加算/重み付けコン
バイナ240の動作と同様に、ディジタルドメインでのベースバンドで実行され
ている。
【0028】
適応型整合回路210の出力は、局部発振器の信号が無線周波信号と混合され
る中間ステージ410と、アンプ420と更に、2つの復調信号IおよびQを生
成するため0°および90°の位相関係を有する局部発振器の信号との混合ステ
ージからなる直交位相ダウンコンバータ400に供給される。復調信号Iおよび
Qは双方とも、RAM440に記憶される前に、A/Dコンバータ430により
ディジタル表現に変換される。このプロセスは、QHAの各々の要素に対して繰
り返される。同様に送信側については、RAM440からの出力は適応型整合回
路210を経由してそれぞれのアンテナエレメントに送られる前に、直交位相変
調器450を通させる。
る中間ステージ410と、アンプ420と更に、2つの復調信号IおよびQを生
成するため0°および90°の位相関係を有する局部発振器の信号との混合ステ
ージからなる直交位相ダウンコンバータ400に供給される。復調信号Iおよび
Qは双方とも、RAM440に記憶される前に、A/Dコンバータ430により
ディジタル表現に変換される。このプロセスは、QHAの各々の要素に対して繰
り返される。同様に送信側については、RAM440からの出力は適応型整合回
路210を経由してそれぞれのアンテナエレメントに送られる前に、直交位相変
調器450を通させる。
【0029】
VSWR検出器460は、アンテナの定在波比を検出するために送信モード及
び/又は受信モードで動作する。この出力は、RAM440に保存される。
び/又は受信モードで動作する。この出力は、RAM440に保存される。
【0030】
このRAMはディジタル信号処理(DSP)ユニット470に接続され、DS
Pは、RAM440に保存された信号のディジタル表現をそれぞれの比率で、そ
れぞれの位相を用いて結合し(即ち重み付けブロックW1〜W4の動作を実行)
し、信号対ノイズ比のような選択されたパラメータを検出して最適化し、ある周
波数帯域から他の周波数帯域へ変更したり、離調効果を克服したりするために、
適応型整合回路に制御信号を送り、スイッチコントローラ310とヘリカルエレ
メント内のスイッチ290,300も順に制御する。
Pは、RAM440に保存された信号のディジタル表現をそれぞれの比率で、そ
れぞれの位相を用いて結合し(即ち重み付けブロックW1〜W4の動作を実行)
し、信号対ノイズ比のような選択されたパラメータを検出して最適化し、ある周
波数帯域から他の周波数帯域へ変更したり、離調効果を克服したりするために、
適応型整合回路に制御信号を送り、スイッチコントローラ310とヘリカルエレ
メント内のスイッチ290,300も順に制御する。
【0031】
適宜の1つのDSPアルゴリズムが、受信機に既知のパケットヘッダー、標準
のまたはトレーニングシンボルを送るために、送信機用に用意されている。トレ
ーニングシンボルの受信中の受信信号への任意の外乱は、N+Iの尺度であり、
試行錯誤(RAM440に保存されたディジタル表現の結合の繰り返し)や、関
連する相関マトリックスの直接のマトリックス逆変換、またはいわゆるLMSま
たはRLSアルゴリズムのような反復アプローチにより削減することが出来る。
しかしながら、既知のトレーニングシンボルが利用可能でないときでさえも、信
号への外乱の尺度を、受信されたシンボルに適用されるエラー検出のアルゴリズ
ムにより作製することが出来る。
のまたはトレーニングシンボルを送るために、送信機用に用意されている。トレ
ーニングシンボルの受信中の受信信号への任意の外乱は、N+Iの尺度であり、
試行錯誤(RAM440に保存されたディジタル表現の結合の繰り返し)や、関
連する相関マトリックスの直接のマトリックス逆変換、またはいわゆるLMSま
たはRLSアルゴリズムのような反復アプローチにより削減することが出来る。
しかしながら、既知のトレーニングシンボルが利用可能でないときでさえも、信
号への外乱の尺度を、受信されたシンボルに適用されるエラー検出のアルゴリズ
ムにより作製することが出来る。
【0032】
図4は、図2のアンテナシステムの、1つの代替の実施例のより詳細な概要図
である。この実施例は、図3のダウンコンバータ400と同様の方法で動作する
直交位相ダウンコンバータ400′を有する。同様にこれは、図3の変調器45
0と同様の方法で動作する直交位相変調器450′を有する。
である。この実施例は、図3のダウンコンバータ400と同様の方法で動作する
直交位相ダウンコンバータ400′を有する。同様にこれは、図3の変調器45
0と同様の方法で動作する直交位相変調器450′を有する。
【0033】
図4に示された実施例のベースバンドでの動作は図3のそれと同じで、ダウン
コンバートされた信号はディジタル領域に変換され、RAM440′に保存され
る。RAMの信号はディジタル信号処理ユニット470′により処理され、DS
P470′は適応型整合回路210′およびアンテナスイッチ290′、300
′、310′で変化を起こさせるように動作することが出来る。
コンバートされた信号はディジタル領域に変換され、RAM440′に保存され
る。RAMの信号はディジタル信号処理ユニット470′により処理され、DS
P470′は適応型整合回路210′およびアンテナスイッチ290′、300
′、310′で変化を起こさせるように動作することが出来る。
【0034】
しかしながら図4の回路の動作は、図3のそれとは明確に異なり、個々のアン
テナエレメントから直交位相ダウンコンバータ400′への信号経路内に接続さ
れた、重み付けブロック500′において重み付け動作がRF(無線周波)で実
行される。
テナエレメントから直交位相ダウンコンバータ400′への信号経路内に接続さ
れた、重み付けブロック500′において重み付け動作がRF(無線周波)で実
行される。
【0035】
図4では、重み付けブロック500′がコンバイナ240′と適応型整合回路
210′の間に直接接続され、コンバイナが重み付けブロック500′に含まれ
るそれぞれの重み付け回路W1、W2,W3、W4の出力を加算的に結合するよ
うに動作する。
210′の間に直接接続され、コンバイナが重み付けブロック500′に含まれ
るそれぞれの重み付け回路W1、W2,W3、W4の出力を加算的に結合するよ
うに動作する。
【0036】
コンバイナ240′の出力は、単一の直交位相ダウンコンバータ400′に供
給される。こうして、図3に示された実施例とは異なり、ただ1つの直交位相ダ
ウンコンバータ400′が必要となる。同様に、ただ1つの直交位相変調器45
0′が必要である。
給される。こうして、図3に示された実施例とは異なり、ただ1つの直交位相ダ
ウンコンバータ400′が必要となる。同様に、ただ1つの直交位相変調器45
0′が必要である。
【0037】
この代替の実施例は、2つの利点を有する。第1は、ただ1つのダウンコンバ
ータ400′とただ1つの変調器450′のみが必要とされるので、トランシー
バの製造におけるコスト節減に帰着することである。
ータ400′とただ1つの変調器450′のみが必要とされるので、トランシー
バの製造におけるコスト節減に帰着することである。
【0038】
第2は、受信信号の殆どのノイズが受信機で誘導されるので、信号が(4の代
わりに)唯一のダウンコンバータ400′を通過することから、受信部で付加さ
れるノイズは4倍の低減が行われる。さらなる付随的な利点として、4つ全ての
アンテナエレメントからの信号が単一のダウンコンバータ400′で同じノイズ
の対象となるので、入力の重み付けを適用する必要がないことである。こうして
重み付け回路W1,W2,W3、W4は、アンテナエレメントにより受信された
信号に対し位相の調整を適用するためにのみ、備えられている。これはそれらの
構成を単純化し、それによってコストと信頼性の利点を有する。
わりに)唯一のダウンコンバータ400′を通過することから、受信部で付加さ
れるノイズは4倍の低減が行われる。さらなる付随的な利点として、4つ全ての
アンテナエレメントからの信号が単一のダウンコンバータ400′で同じノイズ
の対象となるので、入力の重み付けを適用する必要がないことである。こうして
重み付け回路W1,W2,W3、W4は、アンテナエレメントにより受信された
信号に対し位相の調整を適用するためにのみ、備えられている。これはそれらの
構成を単純化し、それによってコストと信頼性の利点を有する。
【0039】
重み付けを最適化するために、図3の実施例に対し、わずかに異なったアプロ
ーチが採用される。図3の実施例では保存されたデータは、最適のまたは少なく
とも改善された結果が得られるまで、データに適用される異なった重み付けで反
復して処理される、ということが留意されなければならない。しかしながら図4
の実施例では、RAM440′に保存されるデータは既にそれに重み付けが適用
されており、実際の所各々のアンテナエレメントからの信号はコンバイナ240
′により既に結合されている。そこで、正しい重み付けを見いだすために、信号
(例えばトレーニングシーケンス)の受信中重み付けは動的に調整されている。
受信した信号の品質を現すデータに対して、既知の重み付けの設定を現すデータ
を保存することにより、どの重み付けが最良の受信及び/又は伝送特性を与える
かを決定することは可能である。このように原理は同様であるが、第1の場合(
図3)は重み付けの最適化は「オフライン」で起こるのに対し、図4の実施例で
は重み付けの最適化は信号の受信中に「オンライン」で起こる。
ーチが採用される。図3の実施例では保存されたデータは、最適のまたは少なく
とも改善された結果が得られるまで、データに適用される異なった重み付けで反
復して処理される、ということが留意されなければならない。しかしながら図4
の実施例では、RAM440′に保存されるデータは既にそれに重み付けが適用
されており、実際の所各々のアンテナエレメントからの信号はコンバイナ240
′により既に結合されている。そこで、正しい重み付けを見いだすために、信号
(例えばトレーニングシーケンス)の受信中重み付けは動的に調整されている。
受信した信号の品質を現すデータに対して、既知の重み付けの設定を現すデータ
を保存することにより、どの重み付けが最良の受信及び/又は伝送特性を与える
かを決定することは可能である。このように原理は同様であるが、第1の場合(
図3)は重み付けの最適化は「オフライン」で起こるのに対し、図4の実施例で
は重み付けの最適化は信号の受信中に「オンライン」で起こる。
【0040】
以上に記載したように、重み付けブロック(および図3の実施例の場合は、ア
ップ/ダウンのコンバータ)の数を、所定のアンテナエレメントの結合により削
減することが可能である。これは回路の複雑さをさらに削減し、ひいてはそのコ
ストを削減する。
ップ/ダウンのコンバータ)の数を、所定のアンテナエレメントの結合により削
減することが可能である。これは回路の複雑さをさらに削減し、ひいてはそのコ
ストを削減する。
【0041】
図1に示されるような、4フィラーヘリカルアンテナを用いた望ましい実施例
では、アンテナの所定のグループは対向したエレメントの組10,30と20,
40からなる2つのグループである。
では、アンテナの所定のグループは対向したエレメントの組10,30と20,
40からなる2つのグループである。
【0042】
表1は、各々のエレメントに対する、ダイバーシティ相関係数マトリックスを
示す。これらの数値は、経験的に生成された複雑な係数から導出されている。表
1では、対向したエレメントの組が0.7を越える相関係数を有することに、留
意するべきである。
示す。これらの数値は、経験的に生成された複雑な係数から導出されている。表
1では、対向したエレメントの組が0.7を越える相関係数を有することに、留
意するべきである。
【0043】
【表1】
【0044】
2組のエレメントに関する、より一般的なレベルのエレメントのグループ化が
以下に記載されるが、このようにエレメントの所定のグループは、各々が0.6
、望ましくは0.7、さらに望ましくは0.8以上の相関である、エレメントの
グループである。
以下に記載されるが、このようにエレメントの所定のグループは、各々が0.6
、望ましくは0.7、さらに望ましくは0.8以上の相関である、エレメントの
グループである。
【0045】
以下に記載された4フィラーヘリカルアンテナについては、エレメントの組は
180°の位相のずれをもって結合されている。これは固定のコンバイナ、また
は図5、6に示されたようなバラン回路B1、B2を用いて達成される。
180°の位相のずれをもって結合されている。これは固定のコンバイナ、また
は図5、6に示されたようなバラン回路B1、B2を用いて達成される。
【0046】
特に図5を参照すると、この図に示された部品が、図3上の点線の範囲内に示
された部品と差し替えて用いることができることに、留意するべきである。この
ことは図3の回路がただ2つのアップ/ダウンコンバータ400,450のみを
有するようにでき、コストを低減する。図5は適応型整合回路210を示してい
ないが、それを含ませることもできる。
された部品と差し替えて用いることができることに、留意するべきである。この
ことは図3の回路がただ2つのアップ/ダウンコンバータ400,450のみを
有するようにでき、コストを低減する。図5は適応型整合回路210を示してい
ないが、それを含ませることもできる。
【0047】
図6は、図4の回路の等価の変形を示す。同様に、図6の適用は適応型整合回
路210′を含むことが出来る。
路210′を含むことが出来る。
【0048】
図5、6の回路はさらに、それぞれのストラクチャスイッチ290,300、
または290′、300′の設備を含む。
または290′、300′の設備を含む。
【0049】
この方法によるエレメントのグループ化は、全ての4つのエレメントが独立に
調整された、先に記述した回路に較べて、わずかに改善されたダイバーシティの
利得を生じる。
調整された、先に記述した回路に較べて、わずかに改善されたダイバーシティの
利得を生じる。
【0050】
しかしながら図7は、4つの独立して調整されるエレメントを有するQHAと
、エレメントが2つの組に結合されているQHAとの、標準的なQHA(0dB
のレベルに規格化されている)に対する性能の比較を示す。グループ化した構成
を用いたダイバーシティ利得の不利益は、多いマルチパスで濃い陰の領域で約1
dBばかりであること、およびエレメントの間で信号が著しく相関付けられない
状況(例えば基地局のトランシーバとアンテナとの間が直接視認可能な環境)で
は利点があること、が見て取れる。
、エレメントが2つの組に結合されているQHAとの、標準的なQHA(0dB
のレベルに規格化されている)に対する性能の比較を示す。グループ化した構成
を用いたダイバーシティ利得の不利益は、多いマルチパスで濃い陰の領域で約1
dBばかりであること、およびエレメントの間で信号が著しく相関付けられない
状況(例えば基地局のトランシーバとアンテナとの間が直接視認可能な環境)で
は利点があること、が見て取れる。
【0051】
このように最適の解は、普通各々のエレメント10〜40の別個の制御である
ことが理解しうる。しかしながら、アンテナのフィード数を削減するための注意
深いエレメントの選択(例えば、実測しなければならないが、それらのダイバー
シティ相関係数に応じての)と、これらのエレメントと適宜の固定位相シフトと
の結合により、コストと性能の間で十分満足できる妥協点を見いだすことが出来
る。
ことが理解しうる。しかしながら、アンテナのフィード数を削減するための注意
深いエレメントの選択(例えば、実測しなければならないが、それらのダイバー
シティ相関係数に応じての)と、これらのエレメントと適宜の固定位相シフトと
の結合により、コストと性能の間で十分満足できる妥協点を見いだすことが出来
る。
【図1】
4フィラーヘリカルアンテナ(QHA)の概要図である。
【図2】
アンテナインターフェース回路の概要図である。
【図3】
図2のアンテナシステムの一つの可能な実施例の概要図である。
【図4】
図2のアンテナシステムの他の可能な実施例の概要図である。
【図5】
図3の点線で囲まれた部分の代替案の拡大図である。
【図6】
図4の点線で囲まれた部分の代替案の拡大図である。
【図7】
異る構成のQHAのダイバーシティ特性の比較グラフである。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY,
DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I
T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ
,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML,
MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K
E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG
,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,
RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT,
AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,BZ,C
A,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM
,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH,
GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,K
E,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS
,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN,
MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,RO,R
U,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM
,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ,VN,
YU,ZA,ZW
(72)発明者 リーチ,スティーブン
イギリス国,サリー ジーユー17 0エル
エー,キャンバリー,ブラックウォータ
ー,ビューリュー ガーデンズ 16
Fターム(参考) 5J021 AA05 AA06 CA06 DB02 DB03
DB04 FA05 FA14 FA15 FA16
FA17 FA20 FA26 FA29 FA30
FA31 FA32 GA02 HA05
5K059 CC02 CC03 CC05 DD32 DD37
5K067 AA41 BB04 CC24 EE04 FF02
HH23 KK03 KK15
Claims (26)
- 【請求項1】 1以上の整数である、n個の間隔を置いたフィラメントと、 予め定められた複数のフィラメントが、互いに固定したある位相関係で組み合
わされた、少なくとも1つのフィラメントグループと、 n個の該フィラメント及び/又はフィラメントグループに到来する、及び/又
はそれから放射される信号に、位相の調整を行いうる重み付け回路と、 マルチフィラーアンテナにより受信される信号または送信される信号の、周波
数、偏波及び/又は伝搬方向、及び/又は該アンテナのインピーダンスマッチン
グに関する、少なくとも1つの該マルチフィラーアンテナの電気的特性を検出し
うる検出手段と、及び 受信または送信すべき現在の信号をより好適にするために、該マルチフィラー
アンテナの特性を調整するための、該検出手段に応じて該重み付け回路の動作を
制御しうる制御手段と、 からなる適応型マルチフィラーアンテナ。 - 【請求項2】 前記重み付け回路は、前記フィラメント及び/又はフィラメ
ントグループに到来する及び/又はそれから放射される信号に、利得の調整を行
いうる請求項1に記載のアンテナ。 - 【請求項3】 前記制御手段は、受信または送信すべき現在の信号をより好
適にするために、前記マルチフィラーアンテナの特性を調整するために、整合回
路の動作を制御しうる請求項1または2に記載のアンテナ。 - 【請求項4】 前記フィラメントの電気的長さ及び/又は相互の接続、およ
び各々の該フィラメントの第1の端部にあるフィラメントへの/からの信号の結
合を選択的に変更するために、複数の該フィラメントと関連するスイッチ手段を
含み、 該スイッチ手段が、フィラメントの組を該第1の端部とは隔たった該フィラメ
ントの第2の端部で選択的に相互接続しうる前記請求項1〜3のいずれか一項に
記載のアンテナ。 - 【請求項5】 切り換え可能なフィラメントの電気的長さ及び/又は相互の
接続を、選択的に変更するためのスイッチ手段を有する切り換え可能なフィラメ
ントを含み、 該切り換え可能なフィラメントが、少なくとも第1のフィラメント部分と第2
のフィラメント部分とを含み、かつ 該フィラメントの電気的長さを変更できるように、該スイッチ手段が各々の切
り換え可能なフィラメントの該第1および第2のフィラメント部分を、選択的に
接続したり切り離したりしうる前記請求項1〜4のいずれか一項に記載のアンテ
ナ。 - 【請求項6】 前記検出手段は、受信した信号の信号対雑音比を検出しうる
ものであり、かつ 該受信した信号の信号対雑音比を改善できるように、前記制御手段が前記整合
回路及び/又は前記重み付け回路の動作を制御しうる前記請求項1〜5のいずれ
か一項に記載のアンテナ。 - 【請求項7】 前記検出手段は、受信した信号の信号対(雑音+干渉)比を
検出するように動作しうるものであり、かつ 前記制御手段は、該受信した信号の信号対(雑音+干渉)比を改善するように
、前記整合回路及び/又は重み付け回路の動作を制御しうる前記請求項1〜6の
いずれか一項に記載のアンテナ。 - 【請求項8】 前記検出手段は、受信した信号の信号レベルを検出するよう
に動作しうるものであり、かつ 前記制御手段は、該受信した信号の信号レベルを改善するように、前記整合回
路及び/又は重み付け回路の動作を制御しうる前記請求項1〜7のいずれか一項
に記載のアンテナ。 - 【請求項9】 前記検出手段は、送信した信号のVSWRを検出するように
動作しうるものであり、かつ 前記制御手段は、該信号の送信のVSWRを改善するように、前記整合回路及
び/又は重み付け回路の動作を制御しうる前記請求項1〜8のいずれか一項に記
載のアンテナ。 - 【請求項10】 前記検出手段は、 前記フィラメント及び/又はフィラメントグループにより受信したそれぞれの
信号を、対応するディジタル表現に変換するアナログディジタル変換手段と、 該ディジタル表現を保存するメモリーと、 それぞれの位相関係と利得を用いて該ディジタル表現を結合する手段と、及び 該結合されたディジタル表現の解析により該アンテナの特性を検出する手段と
、 からなる前記請求項1〜9のいずれか一項に記載のアンテナ。 - 【請求項11】 前記検出手段は、 前記フィラメント及び/又はフィラメントグループにより受信したそれぞれの
信号を、それぞれの位相関係を用いて結合する手段と、 該結合した信号を、対応するディジタル表現に変換するアナログディジタル変
換手段と、 該ディジタル表現を保存するメモリーと、及び 該結合されたディジタル表現の解析により該アンテナの特性を検出する手段と
、 からなる前記請求項1〜9のいずれか一項に記載のアンテナ。 - 【請求項12】 前記結合手段は、それぞれの利得の重み付けを用いてそれ
ぞれの前記信号を結合するように動作しうる請求項11に記載のアンテナ。 - 【請求項13】 前記検出手段は、アンテナによる標準信号バーストの少な
くとも受信中に動作する前記請求項1〜12のいずれか一項に記載のアンテナ。 - 【請求項14】 nが偶数の整数である前記請求項1〜13のいずれか一項
に記載のアンテナ。 - 【請求項15】 nが4または6に等しい前記請求項1〜14のいずれか一
項に記載のアンテナ。 - 【請求項16】 nが4であり、各々が2つの対向したフィラメントである
2つのフィラメントグループを含み、各々それぞれのグループ内の該フィラメン
トが、実質的に180°の位相の重み付けによって互いに接続されている前記請
求項1〜15のいずれか一項に記載のアンテナ。 - 【請求項17】 前記または各々のフィラメントグループ内の前記フィラメ
ントは、0.7またはそれ以上のダイバーシティ相関を有する前記請求項1〜1
6のいずれか一項に記載のアンテナ。 - 【請求項18】 前記フィラメントが螺旋形状である前記請求項1〜17の
いずれか一項に記載のアンテナ。 - 【請求項19】 前記フィラメントが少なくとも部分的に互いに絡み合わせ
られている前記請求項1〜18のいずれか一項に記載のアンテナ。 - 【請求項20】 軸断面が一般的に楕円形または長方形の渦巻きを有する前
記請求項1〜19のいずれか一項に記載のアンテナ。 - 【請求項21】 前記重み付け回路がベースバンドで動作する前記請求項1
〜20のいずれかに一項記載のアンテナ。 - 【請求項22】 前記重み付け回路がRFで動作する請求項1〜18のいず
れか一項に記載のアンテナ。 - 【請求項23】 前記重み付け回路のそれぞれの出力が、周波数ダウン変換
に先立って結合される請求項20に記載のアンテナ。 - 【請求項24】 前記アンテナの特性インピーダンスを、送信及び/又は受
信装置のインピーダンスに整合させる整合回路を含む前記請求項1〜23のいず
れか一項に記載のアンテナ。 - 【請求項25】 1以上の整数である、n個の隔てられたフィラメントと、 予め定められた複数の該フィラメントが互いに固定したある位相の関係で組み
合わされた、少なくとも1つのフィラメントグループと、 アンテナの特性インピーダンスを、送信及び/又は受信装置のインピーダンス
に整合させる整合回路と、 n個の該フィラメント及び/又はフィラメントグループへ到来する及び/又は
それから出ていく信号に利得と位相のそれぞれの調整を適用するための位相回路
と、 該フィラメントの電気的長さ及び/又は相互接続を選択的に変更するため、各
々のフィラメントと連携するスイッチ手段と、 マルチフィラーアンテナにより受信または送信される信号の周波数、偏波及び
/又は伝搬の方向、及び/又は該アンテナのインピーダンスマッチングに関する
、マルチフィラーアンテナの電気的特性を検出する手段と、及び、 受信または送信すべき現在の信号をより好適にするために、該マルチフィラー
アンテナの特性を調整するための、該検出手段に応じて該整合回路、該位相回路
および該スイッチ手段の動作を制御するための制御手段と、からなる適応型マル
チフィラーアンテナ。 - 【請求項26】 実質的に、添付図面を参照しつつ先に記載されたようなマ
ルチフィラーアンテナ。
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---|---|---|---|
GB9921363.9 | 1999-09-09 | ||
GB9921363A GB2354115A (en) | 1999-09-09 | 1999-09-09 | Adaptive multifilar antenna |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
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JP2003509883A5 JP2003509883A5 (ja) | 2007-11-08 |
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JP2001522624A Pending JP2003509883A (ja) | 1999-09-09 | 2000-09-01 | 適応型マルチフィラーアンテナ |
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EP (1) | EP1214753B1 (ja) |
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KR (1) | KR100741605B1 (ja) |
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DE (1) | DE60028057T2 (ja) |
GB (1) | GB2354115A (ja) |
WO (1) | WO2001018908A1 (ja) |
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