JP4213345B2 - 適応型マルチフィラー・アンテナ - Google Patents
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Description
本発明は、適応型マルチフィラー・アンテナに関する。
【0002】
移動電話および通信といった分野において、異なる周波数バンドで動作しかつ異なるサービスを提供する無線周波数トランシーバーを一つの消費者デバイスに結合すべきであることが提案されている。
例えば、移動電話を使用する事が可能な範囲を拡大するために、衛星システム・トランシーバー、地上トランシーバーおよび国内コードレス電話トランシーバーは、1個の携帯型ユニットへ結合することができる。代替的な例としては、ユーザーの自国では1800MHzで動作するが、所謂ローミング・アレンジメント下の他国では900MHzで動作する能力を有するデュアル・サービス電話がある。
【0003】
この目的を達成するために必要なエレクトロニクスは、急速により小さくかつ軽くなっている。しかしながら、マルチ周波数、マルチ・システム動作のための残る問題はアンテナである。
上記の様に動作するために、アンテナは異なる周波数でかつ異なるタイプの基地局で動作すべきである。例えば、あるサービスでは地上基地局を使用し、他のサービスでは軌道衛星を使用することも可能である。これは次のことを意味する。もし受話器のアンテナが垂直のポジションで(受話器をユーザの頭に隣接して)通常使用されるならば、あるサービスに対してはそのアンテナは本質的に全方向の放射パターンを持つ必要があり、別のサービスに対してはおおよそ半球状の放射パターンを持つ必要がある。
【0004】
異なる使用パターンおよび周波数を有するために、少なくとも2個の別個のアンテナを共通のボリュート(渦巻き)内で使用することが提案されている。
第1の観点においては、本発明は、以下のものを含むマルチフィラー・アンテナを提供する:
nを1より大きな整数として、間隔を置いて配置されたn個のフィラメント;
前記アンテナの固有インピーダンスを送信および/または受信装置のそれに整合させるための整合回路;
前記n個のフィラメントに送信される信号および/またはフィラメントからの信号にそれぞれ位相調整を適用すべく動作する重み回路;
前記マルチフィラー・アンテナおよび/または前記アンテナのインピーダンス整合によって受信されまたは送信されるべき信号の周波数、偏波および/または伝搬方向に関する前記マルチフィラー・アンテナの電気的特性の少なくとも1個を検出すべく動作しうる検出手段;および
前記検出手段に応答して前記重み回路の動作を制御し、前記マルチフィラー・アンテナの特性が受信または送信されるべき電流信号により良く適合するように調整すべく動作しうる制御手段。
【0005】
他の観点によれば、本発明は以下のものを含むマルチフィラー・アンテナを提供する:
nを1より大きな整数として、間隔を置いて配置されたn個のフィラメント;
前記アンテナの固有インピーダンスを送信および/または受信装置のそれに整合させるための整合回路;
前記n個のフィラメントに送信される信号および/またはフィラメントからの信号にそれぞれゲインおよび位相調整を適用する位相調整回路;
前記フィラメントの電気的な長さおよび/または相互接続を選択的に変更するために各フィラメントに契合するスイッチ手段;
前記マルチフィラー・アンテナおよび/または前記アンテナのインピーダンス整合によって受信されまたは送信されるべき信号の周波数、偏波および/または伝搬方向に関する前記マルチフィラー・アンテナの電気的特性を検出するための手段;および
前記検出手段に応答し、受信または送信すべき電流信号により良く適合すべく前記マルチフィラー・アンテナの特性を調整するために前記整合回路、位相調整回路およびスイッチ手段の動作を制御するための制御手段。
【0006】
本発明において、受信または送信すべき特定の信号に対するアンテナの特性を改善(または調整システムの分解能の範囲内で、最適化)するために、マルチフィラー・アンテナの個々のフィラメントからの信号のための位相および/またはゲイン関係は、フィラメントの電気的長さおよび相互接続パターンと共に、自動的に変更することができる。
【0007】
例えば、本発明の一実施形態では、上記パラメータの少なくとも1個を変更して、最高の受信信号レベル、最高の信号対雑音比、または最高の信号対(雑音+混信(インターフェアレンス))比および/または最高のVSWRを得ることができる。
その調整は、通常、アンテナの周波数応答および放射パターン(形状および偏波)の変更を生じる。その変化が量的に何に対してであるかは調節システムに対し重要ではないかもしれない。そのシステムは、単に出力を測定し、電流信号のハンドリングを改良するためにそれを調整することができる。
【0008】
以下に、本発明を添付の図面を参照して例示する。
図1は、4相フィラー・ヘリカル(螺旋)アンテナ(QHA)の概要図である。
QHAは4個のヘリカル(螺旋)要素10〜40と8個のラジアル(半径)要素50〜120を有している。(その他の実施例では、例えば6個の角度を置いて配置されたヘリカル要素を使用することができる。)
ヘリカル要素は図1に示すように絡み合っており、アンテナの縦軸の周りに互いに90度の間隔で配置されている。ラジアル要素の内の4個50〜80はボリュートの上部に配置され、他の4個90〜120はボリュートの底部に配置され、ヘリカル要素を結合しかつ2個のバイフィラー・ループを形成している。このアンテナは、1対のラジアル要素90、110上に、2個のフィード間で90度の位相差を持ってフィードオンされている。
【0009】
フィードに対してアンテナの上端(この例では底部)のラジアル50〜80は、ヘリカル要素の共鳴長および要求される応答によって、対になって短絡されており、あるいはオープン回路とされていても良い。
QHAは、以下の文献に記載されている。
〔1〕Kilgus C.C、“Multielement、Fractional Turn Helices”、IEEE Transactions on Antena and Propagation vol.AP−16、pp499−500、1968年7月。
【0010】
〔2〕Klilgus C.C、“Resonant Quadrifilar Helix”、IEEE Transactions on Antena and Propagation vol.AP−17、pp349−351、1969年5月。
〔3〕Kilgus C.C、“Resonant Quadrifilar Helix Design”、The Microwave Journal、1970年12月。
【0011】
アンテナの放射パターンモード(半球状あるいはその他)は2個または4個のフィード上で使用されている位相の組み合わせに依存する。各モードにおけるアンテナの放射パターンの正確な形状は、螺旋のピッチおよび大きさに依存している。軸モードでは、構造の大きさに依存して、半球からハート形まで変化する形状を有している。偏波は3dB角度内で非常に優れた軸比を有する円である。
【0012】
その他の実施例では、このマルチフィラー・アンテナ装置は、多様な目的の為に使用することができる。一般的に関連性を有しない受信信号間に空間的な相違を提供するために、フィラメントを使用することができる。利得および/または位相への重み付けの実行は放射パターンの形状および偏波の両者に影響する。この実行は、2個の方法でトランシーバに利益をもたらす。第1に、パターンの形状および偏波が入力信号の方向および偏波に整合し範疇比(S/NまたはS/(N+I))をできるだけ最適化しまたは改善させようとする。さらに第2にその構造を、異なるフィラメントまたはフィラメント対の合成パターンを使用して偏波を多様化するために使用することができる。
【0013】
図1は、通常円筒形のボリュートを有するアンテナを示している(即ち、平面が円盤)。例えば平面が長円または長方形のその他のボリュート形もまた本発明における使用に適している。
図2は、適応型QHA200およびアンテナ・インターフェース回路を備えるアンテナ・システムの概要図である。
【0014】
図2において、QHA200の4個の要素は別々に適応型整合回路210に接続されている。(図2に示す構造ではアンテナは受信モードであるが、これに代わって図2の信号伝播矢印の方向を反対にすることによって、送信モードでアンテナに信号を供給することができる。)適応型整合回路210は整合コントローラ220の制御下であり、このコントローラはシステムコントローラ230の制御下にある。
【0015】
適応型整合回路からの受信信号は4個の各可変重み回路W1〜W4に供給される。W1〜W4のそれぞれは可変位相遅延を備え、オプションとして可変利得ステージを備えている。これらは全てシステム・コントローラ230によって制御可能である。
4個の可変重み要素W1〜W4の出力は、加算/重み結合器240によって結合され合成信号を形成する。この合成信号は次に250に格納される。センサ280は信号を検査し(例えば信号対(ノイズ+混信)比)、この情報をコントローラに送り、コントローラは次に重み要素W1〜W4、整合回路210およびスイッチ要素290,300の重みファクターを調整し、センサ280によって検知されたパラメータを改善しまたはおそらく最適化する。情報の最適化は格納信号の品質を最適化しまたは改善するために使用することができ、この信号は次に復調器260に送出される。この情報はまた次に来る信号を受信すべくアンテナ・システムを調整するために使用される。
【0016】
QHAの各要素において、フィードポイントから離れた要素の一部分を分離することが可能なスイッチ290がある。このスイッチは例えばPINダイオードスイッチである。同様に、スイッチ300はフィードポイントから離れた端部の要素対を短絡しまたは分離する能力を有している。
スイッチコントローラ310の制御の下にスイッチ290および300によって実行される動作は、アンテナの応答および放射パターンを変更することができる。特に、各要素の一部を分離することによって、要素の電気的長さを短くしそれによって動作周波数を高くする。再び、これらの動作はシステムコントローラの制御の下で実行され、特定信号の周波数、偏波および伝播方向において動作を改善しおそらく最適化する。
【0017】
代替的に、あるいはオプションとして、一個またはそれ以上のアンテナ・トラップを備えることによって、アンテナ要素は数個の共鳴モードを持つようになる。これにより、アンテナが1個またはそれ以上の動作周波数で共鳴する(そしてその結果利得を増加させる)ようになる。
図3は、図2のアンテナ・システムの一つの可能な実施例をより詳細に示す概要図であり、これはまた、送信動作の間のVSWRおよび受信モードの間のS/N+Iを改善しまたは最適化するための動作を示す。(なお、受信モードにおいてアンテナ整合を適用することによってS/N+Iを改善した場合、VSWRを改善する方向の間接的な副次効果を有する。さらに、パターンモード、偏波および方向を、最良のまたは改善されたS/N+Iに対して調整することにより改善した場合、これは同様に送信モードにおいても対応する改善効果を有する。)
図3において、重み要素W1〜W4の動作は、加算/重み結合器240の動作と同じ様に、デジタル領域中のベースバンドで実行される。
【0018】
適応型整合回路210の出力は、直交ダウン・コンバータ400に供給され、このコンバータ400は、2個の復調手段IおよびQを生成するために、局部的な発信器信号を無線周波数信号と混合する中間ステージ410、増幅器420および0度および90度の位相関係を有するローカル発振器信号と混合する更なるステージを含む。これらの出力は共に、RAM440に格納される前にA/D変換器によってデジタル表現に変換される。このプロセスはQHAの各フィラメントに対して同じ様にして実行される。同様に、送信側に対して、RAM440からの出力は、適応型整合回路210を介して各アンテナ・フィラメントにルートされる前に、直交変調器450に送出される。VSWR検出器460は送信および/または受信モードで動作し、アンテナの定常波比率を検出する。この出力はRAM440に格納される。
【0019】
RAMはデジタル信号処理(DSP)ユニット470に接続され、このユニットはRAM440中に格納されたデジタル表現信号をそれぞれの部分において、それぞれの位相を使用して結合し(即ち、重みブロックW1〜W4の動作を実行する)、例えば信号対雑音比の様な選択されたパラメータを検出し最適化し、制御信号を適応型整合回路に送って非同調効果を克服するためにある周波数バンドから別のものに変え、さらにスイッチ・コントローラ310、次にスイッチ290、300をヘリカル要素内で制御する。
【0020】
送信器は適切なDSPアルゴリズムによって、受信器が既知であるパケットヘッダ、リファレンスまたはトレーニング・シンボルを送信する。トレーニング・シンボルの受信期間において受信された信号に対する全ての妨害はN+Iの大きさであり、トライアル・エラー(RAM440中に格納されたデジタル表現を繰り返して結合する)、関連する相関マトリックスの直接マトリックス反転、または所謂LMSまたはRLSアルゴリズムのような反復法によって、減少させることができる。しかしながら、既知のトレーニング・シンボルが入手可能でなくとも、信号に対する妨害対策は、受信シンボルに適用されるエラー検出アルゴリズムによってなされることが可能である。
【0021】
図4は、図2のアンテナ・システムの別の実施例のより詳細な概要図である。この実施例は、直交ダウンコンバータ400’を有しており、これは図3のダウンコンバータ400と同じように動作する。同様に、この実施例は、図3の変調器450と同じ様に動作する直交変調器450’を有している。
図4に示す実施例のベースバンドでの動作はまた、ダウンコンバートされた信号がデジタル領域内に変換されRAM440’中に格納されると言う点で、図3のそれと類似している。RAM中のデータは、デジタル信号処理ユニット470’によって処理され、DSP470’は適応型整合回路210’およびアンテナスイッチ290’、300’および310’中に変化を生じるように動作する。
【0022】
しかしながら、図4の回路の動作は、重み動作が重みブロック500中でRFで実行される点で、図3のものから相当異なっている。ブロック500は、個々のアンテナ要素からの信号経路において、直交ダウンコンバータ400’に接続されている。
図4において、重みブロック500は、適応型整合回路210’および結合器240’間に直接接続されており、この結合器240’は、重みブロック500中に含まれる各重み回路W1、W2、W3、W4の出力を付加的に結合すべく動作する。
【0023】
結合器240’の出力は一個の直交ダウンコンバータ400’中に供給される。このようにして、図3に示す実施例とは異なって、たった1個のダウンコンバータ400’が必要とされる。同様に、1個のみの直交変調器450’が必要とされる。
この代替的な実施例は主に2個の利点を有している。第1に、1個のダウンコンバータ400’および1個の変調器450’のみが必要であるため、 トランシーバの製造にあたって結果としてコストセービングとなる。
【0024】
第2に、 受信信号中のほとんどのノイズは受信器によって導入されるため、受信セクションによって付加されるノイズが4分の1に減少する。これは、 信号が(4個の代わりに)たった1個のダウンコンバータ400’しか通過しないためである。さらに補助的な利点として、全4個のアンテナ要素からの信号が単一のダウンコンバータ400’中で同じノイズを受けるので、利得重みを適用する必要が無い。このようにして重み回路W1、W2、W3、W4はアンテナ要素によって受信される信号に位相調整を適用するためのみ配置される。この事は、それらの製造を単純化し、それ故コストおよび信頼性の利点を同様に有している。
【0025】
重みを最適化するために、図3の実施例で使用したアプローチに対してわずかに異なるアプローチを取ることができる。図3の実施例において、最適または少なくとも改善された結果が得られるまで、異なる重みをデータに適用して、格納されたデータを繰り返し処理してもよいことに注意すべきである。しかしながら、図4の実施例において、RAM440’に格納されたデータは既に重みが適用されており、実際アンテナの各要素からの信号は既に結合器240’によって結合されている。このようにして、正しい重みを見つけ出すために、信号の受信の間(例えばトレーニングシーケンス)において重みはダイナミックに調整される。受信信号の品質を表すデータに対して既知の重みセッティングを表すデータを格納することにより、どの重みが最も優れた受信および/または送信特性を与えるかを決めることが可能である。このようにして、原理は簡単であるがしかし第1の場合において(図3)重みの最適化は“オフライン”で発生することがあるが、一方図4の実施例では重み最適化は信号の受信の間において“オンライン”で発生する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 4相フィラーアンテナの概略図である。
【図2】 アンテナ・インターフェース回路の概略図である。
【図3】 図2のアンテナ・システムの可能な1実施例のより詳細な概要図である。
【図4】 図2のアンテナ・システムの可能な他の実施例のより詳細な概要図である。
Claims (23)
- nを1より大きな整数として、間隔を置いて配置されたn個のヘリカル形状フィラメント;
前記アンテナの固有インピーダンスを送信および/または受信装置のそれに整合させるための整合回路;
前記n個のフィラメントに送信される信号および/またはフィラメントからの信号にそれぞれ位相調整を適用すべく動作する重み回路;
前記マルチフィラー・アンテナおよび/または前記アンテナのインピーダンス整合によって受信されまたは送信されるべき信号の周波数、偏波および/または伝搬方向に関する前記マルチフィラー・アンテナの電気的特性の少なくとも1個を検出すべく動作しうる検出手段;および
前記検出手段に応答して前記重み回路の動作を制御し、前記マルチフィラー・アンテナの特性が受信または送信されるべき電流信号により良く適合するように調整すべく動作しうる制御手段;
を備える、適応型マルチフィラー・アンテナ。 - 前記重み回路は、前記n個のフィラメントに送出される信号および/またはフィラメントからの信号に利得調整を適用すべく動作しうる、請求項1に記載のアンテナ。
- 前記制御手段は、前記整合回路の動作を制御して、前記マルチフィラー・アンテナの特性が受信すべきまたは送信すべき電流信号によりよく適合するように調整すべく動作しうる、請求項1または2に記載のアンテナ。
- 前記フィラメントの電気的長さおよび/または相互接続と、各フィラメントの第1の端部においてフィラメントへ/からの信号接続と、を選択的に変えるために各フィラメントと係合するスイッチ手段を含み;
前記スイッチ手段は、前記第1の端部からはなれたこれらのフィラメントの第2の端部において、各フィラメントを選択的に相互接続して複数のフィラメント対を形成すべく動作する、請求項1乃至3の何れか1項に記載のアンテナ。 - フィラメントの電気的長さおよび/または相互接続を選択的に変更するために各フィラメントに係合するスイッチを含み、
各フィラメントは少なくとも第1のフィラメント部分と第2のフィラメント部分を含み、
前記スイッチ手段は、フィラメントの電気的長さを変えるために、各フィラメントの第1および第2フィラメント部分を選択的に接続しまたは分離すべく動作する、請求項1乃至4の何れか1項に記載のアンテナ。 - 前記検出手段は受信信号の信号対雑音比を検出する様に動作し;さらに
前記制御手段は、受信信号の信号対雑音比を向上させるために前記整合回路および/または重み回路の動作を制御すべく動作する、請求項1乃至5の何れか1項に記載のアンテナ。 - 前記検出手段は、受信信号の信号対(ノイズ+混信)比を検出すべく動作し、さらに
前記制御手段は、受信信号の信号対(ノイズ+混信)比を改善するために前記整合回路および/または重み回路の動作を制御すべく動作する、請求項1乃至6の何れか1項に記載のアンテナ。 - 前記検出手段は受信信号の信号レベルを検出すべく動作し、さらに、
前記制御手段は、受信信号の信号レベルを改善するように前記整合回路および/または重み回路の動作を制御すべく動作する、請求項1乃至7の何れか1項に記載のアンテナ。 - 前記検出手段は、送信信号に対してVSWRを検出すべく動作し、
前記制御手段は、その信号の送信のためのVSWRを改善するために前記制御回路および/または重み回路の動作を制御すべく動作する、請求項1乃至8の何れか1項に記載のアンテナ。 - 前記検出手段は:
フィラメントによって受信された各信号を対応するデジタル表現に変換するためのアナログ・デジタル変換手段;
前記デジタル表現を格納するためのメモリ;
それぞれの位相関係と利得を使用して前記デジタル表現を結合する手段;および
結合されたデジタル表現の分析によってアンテナの特性を検出するための手段;
を備える、請求項1乃至9の何れか1項に記載のアンテナ。 - 前記検出手段は:
それぞれの位相関係を使用してフィラメントによって受信された各信号を結合するための手段;
前記結合された信号を対応するデジタル表現に変換するためのアナログ・デジタル変換手段;
前記デジタル表現を格納するためのメモリ;および
前記結合されたデジタル表現の分析によって前記アンテナの特性を検出するための手段、
を含む請求項1乃至10の何れか1項に記載のアンテナ。 - 前記結合するための手段はそれぞれの利得重みを使用して各信号を結合すべく動作する、請求項11に記載のアンテナ。
- 前記検出手段は、アンテナによる基準信号バーストの受信期間において少なくとも動作する、請求項1乃至12の何れか1項に記載のアンテナ。
- nは偶数の整数である、請求項1乃至13の何れか1項に記載のアンテナ。
- nは4または6に等しい、請求項1乃至14の何れか1項に記載のアンテナ。
- 前記フィラメントは少なくとも部分的に絡み合っている、請求項1乃至15の何れか1項に記載のアンテナ。
- 一般に長円または長方形の軸断面を有するボリュートを備える、請求項1乃至16の何れか1項に記載のアンテナ。
- 前記重み回路はベースバンドで動作する、請求項1乃至17の何れか1項に記載のアンテナ。
- 前記重み回路はRFで動作する、請求項1乃至17の何れか1項に記載のアンテナ。
- 前記重み回路の各出力は周波数ダウンコンバージョンに先立って結合される、請求項19に記載のアンテナ。
- nを1より大きな整数として、間隔を置いて配置されたn個のフィラメント;
前記アンテナの固有インピーダンスを送信および/または受信装置のそれに整合させるための整合回路;
前記n個のフィラメントに送信される信号および/またはフィラメントからの信号にそれぞれゲインおよび位相調整を適用する位相調整回路;
前記フィラメントの電気的な長さおよび/または相互接続を選択的に変更するために各フィラメントに契合するスイッチ手段;
前記マルチフィラー・アンテナおよび/または前記アンテナのインピーダンス整合によって受信されまたは送信されるべき信号の周波数、偏波および/または伝搬方向に関する前記マルチフィラー・アンテナの電気的特性を検出するための手段;および
前記検出手段に応答し、受信または送信すべき電流信号により良く適合すべく前記マルチフィラー・アンテナの特性を調整するために前記整合回路、位相調整回路およびスイッチ手段の動作を制御するための制御手段;
を備える適応型マルチフィラー・アンテナ。 - nを1より大きな整数として、間隔を置いて配置されたn個のフィラメント;
前記アンテナの固有インピーダンスを送信および/または受信装置のそれに整合させるための整合回路;
前記n個のフィラメントに送信される信号および/またはフィラメントからの信号にそれぞれ位相調整を適用すべく動作する重み回路;
前記マルチフィラー・アンテナおよび/または前記アンテナのインピーダンス整合によって受信されまたは送信されるべき信号の周波数、偏波および/または伝搬方向に関する前記マルチフィラー・アンテナの電気的特性の少なくとも1個を検出すべく動作しうる検出手段;および
前記検出手段に応答して前記重み回路の動作を制御し、前記マルチフィラー・アンテナの特性が受信または送信されるべき電流信号により良く適合するように調整すべく動作しうる制御手段;
を備え、前記制御手段は、前記整合回路の動作を制御して、前記マルチフィラー・アンテナの特性が受信すべきまたは送信すべき電流信号によりよく適合するように調整すべく動作しうる適応型マルチフィラー・アンテナ。 - 前記フィラメントはヘリカル形状である、請求項22に記載のアンテナ。
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