JP2007002621A - 車両用ドアハンドル装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ハンドルグリップの長手方向におけるガタつきを抑制しつつ組立作業性に優れた車両用ドアハンドル装置を提供する。
【解決手段】 固定ピース5には、ハンドルグリップ3の回動軸3aが収容される支持部5a、5bが設けられる。固定ピース5は、ナット15及びボルト16によってフレーム4に締結される。この締結状態において、固定ピース5の支持部5a、5bは、ハンドルグリップ3の回動軸3aが長手方向へ動くことを規制する。また、固定ピース5は、回動軸3aがフレーム4から着脱可能となる仮組み状態において、フレーム4により保持されるように構成されている。
【選択図】 図4

Description

本発明は、車両用ドアハンドル装置に関するものである。
従来、車両ドアに設けられたハンドルグリップを操作することで、車両ドアのロックを解除し、車両ドアを開くようにした車両用ドアハンドル装置が広く知られている。こうした車両用ドアハンドル装置にあっては、車両ドアのドアパネルに固定されたフレームに対してハンドルグリップを回動可能に支持し、車両ドアの閉状態からハンドルグリップを回動させることで、車両ドアを閉位置にロックしているロックを解除して車両ドアを開状態にするようにしている。そして、このように回動操作されるハンドルグリップは、例えば特許文献1に示されるように、ハンドルグリップの長手方向に設けられた回動部をフレームに設けられた回動支持部に対してハンドルグリップの長手方向に押し込んで組み付けることで、フレームに対して回動可能に支持される構成となっている。
特開2002−4649号公報
ところで、このような車両用ドアハンドル装置は、ハンドルグリップを容易に組み付けることができるので組立作業性に優れるが、ハンドルグリップの回動部がハンドルグリップの長手方向に押し込まれて組み付けられるため、ハンドルグリップの長手方向においてハンドルグリップの回動部を保持する構造をとることができなくなる。このため、ハンドルグリップの長手方向への動きを規制することができなくなるので、ハンドルグリップの長手方向におけるガタつきが大きくなる虞があった。
この発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ハンドルグリップの長手方向におけるガタつきを抑制しつつ組立作業性に優れた車両用ドアハンドル装置を提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、車両ドアのドアパネルに固定されるフレームと、同フレームに対して回動自在に支持され前記車両ドアの開操作時の把持部となるハンドルグリップと、前記車両ドアを閉位置にロックするドアロック機構とを備え、前記車両ドアの開操作時に前記車両ドアの閉状態から前記ハンドルグリップを回動させることで前記ドアロック機構によるロックを解除して前記車両ドアを開状態とする車両用ドアハンドル装置において、前記ハンドルグリップの長手方向に対して略垂直に設けられる回動軸と、前記ハンドルグリップの長手方向への前記回動軸の動きを規制する支持部材と、同支持部材を前記フレームに固定する締結部材とを備え、前記支持部材は、前記締結部材により固定される締結状態において前記長手方向への前記回動軸の動きを規制し、前記締結状態から離間した位置で前記フレームにより保持される仮組み状態において前記回動軸を前記フレームから着脱可能とすることを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の車両用ドアハンドル装置において、前記支持部材は、前記フレーム及び前記支持部材のいずれか一方に形成される突起部並びに前記フレーム及び前記支持部材のいずれか他方に弾性変形可能に形成され前記突起部が係合可能な凹部からなる保持構造によって、仮組み状態に保持されることを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の車両用ドアハンドル装置において、前記支持部材は係合部を有し、前記締結部材による前記支持部材の固定を解除する際に、前記締結部材を前記係合部に当接させて前記支持部材を前記締結状態から前記仮組み状態に移動させることを要旨とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の車両用ドアハンドル装置において、前記締結部材は雄螺子部材であり、前記雄螺子部材と螺合する雌螺子部を前記フレームに形成するとともに、前記雄螺子部材を緩み方向に回転させて前記支持部材の固定を解除することを要旨とする。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の車両用ドアハンドル装置において、
前記雄螺子部材による前記支持部材の固定を解除する際に、前記支持部材の前記仮組み状態において前記雄螺子部材と前記雌螺子部との螺合が外れることを要旨とする。
請求項1に記載の発明によれば、支持部材は締結部材により固定される締結状態においてハンドルグリップの回動軸がハンドルグリップの長手方向へ動くことを規制する。このため、車両用ドアハンドル装置の組立完成時には、ハンドルグリップの長手方向におけるガタつきを抑制することができる。
また、支持部材はハンドルグリップの回動軸がフレームから着脱可能となる仮組み状態においてフレームにより保持されるため、ハンドルグリップの組み付け前に支持部材とフレームとをユニット化して扱うことができる。このため、車両用ドアハンドル装置の組立工程において、ハンドルグリップを組み付けた後に締結部材を締結するだけでハンドルグリップが支持されるようになるので、組立作業性が向上する。また、支持部材とフレームとをユニット化できることから、輸送時における取り扱いや製造管理においても有利になる。
請求項2に記載の発明によれば、支持部材は、フレームと支持部材とから構成される保持構造によって、フレームに対して仮組み状態に保持される。このため、新たな部材を用いることなく支持部材をフレームに対して仮組み状態に保持することができる。
また、保持構造を構成する凹部は弾性変形可能に形成されているため、突起部と凹部との係合状態を大きな抵抗なく解除することができる。このため、支持部材を仮組み状態から締結状態にスムーズに移動させることができる。
請求項3に記載の発明によれば、締結部材による支持部材の固定を解除する際に、締結部材を支持部材に設けられる係合部に当接させて、支持部材を締結状態から仮組み状態に移動させる。このため、ハンドルグリップ交換等の理由で締結状態にある支持部材を移動させるときに、締結部材の固定を解除するだけで、ハンドルグリップがフレームから着脱可能となる仮組み状態に支持部材を移動することができるので、組立作業性が向上する。
請求項4に記載の発明によれば、締結部材は雄螺子部材であり、雄螺子部材と螺合する雌螺子部をフレームに形成するため、雄螺子部材を緩み方向に回転させることで雄螺子部材がフレームから離反する方向に移動する。このため、支持部材の固定を解除するときに、雄螺子部材をフレームから離反する方向に移動させて、支持部材の係合部に当接させることができ、支持部材を仮組み状態へと移動させることができる。
請求項5に記載の発明によれば、支持部材の固定を解除するときに、支持部材の仮組み状態において雄螺子部材と雌螺子部との螺合が外れる。このため、支持部材の固定を解除するときに、雄螺子部材を緩めすぎて支持部材がフレームから脱落する位置まで移動してしまうことを防止することができる。
以下、図1〜8を参照して、本発明にかかる車両用ドアハンドル装置の一実施形態について説明する。
図1に、車両の側部に設けられた車両ドア1の斜視図を示す。車両ドア1は、ドアパネル2を備えており、ドアパネル2には、車両ドアの開操作時の把持部となるハンドルグリップ3が設けられる。図2に、車両ドア1が閉状態にあるときの図1におけるA−A線に沿う断面図を示す。車両用ドアハンドル装置11は、ドアパネル2の内側に設けられたフレーム4と、ドアパネル2の外側に設けられたハンドルグリップ3と、フレーム4に固定された固定ピース(支持部材)5とを備える。
フレーム4は、車両の前後方向に延在し、ナット12及びボルト13によって、ドアパネル2に固定される。フレーム4には、その長手方向の両端に2つの開口部4a、4bが設けられる。なお、ドアパネル2には、フレーム4の開口部4a、4bに対応した位置に開口部2a、2bが設けられる。
ハンドルグリップ3は、外形が長尺状を呈し、一端側にフレーム4に対して回動自在に支持される回動軸3aを備え、他端側にドアロック機構と連動する連動部3bを備える。ハンドルグリップ3の回動軸3aは、ハンドルグリップ3の外観部3cの一端側から延設された脚部3dの先端に設けられる。ハンドルグリップ3の脚部3dは、ドアパネル2の開口部2a及びフレーム4の開口部4aに挿入され、ハンドルグリップ3の回動軸3aが、フレーム4に設けられた支持部4cに保持される。
ハンドルグリップ3の連動部3bは、外観部3cの他端側から延設された脚部3eの先端に設けられる。ハンドルグリップ3の脚部3eは、ドアパネル2の開口部2b及びフレーム4の開口部4bに挿入され、ハンドルグリップ3の連動部3bが、ベルクランクアーム14に係合される。ベルクランクアーム14は、ドアパネル2の内側に設けられたドアロック機構(図示省略)に連結されている。
固定ピース5は、フレーム4の支持部4cの近傍に設けられ、ハンドルグリップ3の長手方向(以下、単に長手方向という)への回動軸3aの動きを規制するように構成される。図3に固定ピース5の斜視図を、図4に固定ピース5によるハンドルグリップ3の回動軸3aの支持構造を表す断面図を示す。固定ピース5は、組立完成時に図4(a)に示すようにナット(雌螺子部)15及びボルト(締結部材、雄螺子部材)16によってフレーム4に固定される締結状態となる一方、組立工程中に図4(b)に示すように締結状態から離間した位置でフレーム4により保持される仮組み状態をとり得る。
固定ピース5には、ハンドルグリップ3の回動軸3aが収容される断面が略U字状の支持部5a、5bが設けられる。固定ピース5は、その締結状態において、フレーム4に対して以下のように固定される。フレーム4にはナット15が固定される。そのナット15に対してボルト16を締め付けることにより、固定ピース5の突合せ面5cとフレーム4の突合せ面4dとを当接させる。このとき、固定ピース5の案内部5d、5eがフレーム4の穴4e、4fに挿入され、支持部5a、5bが位置決めされる。これにより、固定ピース5の支持部5a、5bが、長手方向への回動軸3aの動きを規制する。そして、フレーム4の支持部4cと固定ピース5の支持部5a、5bとによって、ハンドルグリップ3の回動軸3aが回動自在に支持される。
一方、固定ピース5は、その仮組み状態において、ナット15及びボルト16による締結が解かれ、固定ピース5の突合せ面5cとフレーム4の突合せ面4dとが離間した位置に保持される。このとき、固定ピース5の案内部5d、5eがフレーム4の穴4e、4fから外れ、ハンドルグリップ3の回動軸3aが固定ピース5の支持部5a、5bにより支持されなくなる。これにより、ハンドルグリップ3の回動軸3aは、長手方向(図4(b)中の実線矢印方向)に移動可能となり、ハンドルグリップ3がフレーム4から着脱可能となる。
次に、固定ピース5の仮組み状態において、固定ピース5がフレーム4により保持される構成について説明する。図5に、仮組み状態におけるフレーム4による固定ピース5の保持構造を示す。図5は図2におけるB−B線に沿う断面図である。フレーム4には、ボルト16の締結方向(図5示上下方向)に沿うように形成され互いに対向する平面4g、4hにそれぞれ突起部4i、4jが設けられる。固定ピース5には、フレーム4の平面4g、4hと対向する平面にそれぞれ凹部5f、5g設けられる。凹部5f、5gの内側には、空洞部5h、5iが形成され、凹部5f、5gが内側に向かって弾性変形容易に構成されている。そして、図5に示すように突起部4i、4jと凹部5f、5gとが係合することによって、固定ピース5がフレーム4に対して仮組み状態に保持される。固定ピース5の凹部5f、5gは弾性変形容易に構成されているため、大きな負荷を与えることなく固定ピース5を仮組み状態に保持又は仮組み状態から解除することができる。
次に、締結状態にある固定ピース5を移動させるときの作用を説明する。ハンドルグリップ3の交換、修理等を行う場合は、締結状態にある固定ピース5を移動させてハンドルグリップ3を着脱可能な仮組み状態に移動する必要がある。図6に締結状態における固定ピース5の固定部のB−B線に沿う断面図を、図7、図8に仮組み状態における固定ピース5の固定部のB−B線に沿う断面図を示す。
締結状態にある固定ピース5を移動させるときは、まずボルト16を緩み方向に回転させる。ナット15はフレーム4に固定されているため、ボルト16の回転に伴ってボルト16は、フレーム4から離反する方向(図6示下方向)に移動する。そして、ボルト16が所定量移動したときに、ボルト16の当接面16aが固定ピース5に設けられた係合部5j、5kに当接する。引き続きボルト16を移動させると、固定ピース5はボルト16に伴って移動し、固定ピース5の突合せ面5cがフレーム4の突合せ面4dから離間する。そして、固定ピース5を図7に示す仮組み状態となる位置まで移動することで、ハンドルグリップ3が着脱可能となる。このように、ボルト16を緩み方向に回転することによって、固定ピース5を締結状態から仮組み状態に移動させることができるため、ボルト16を緩めてから固定ピース5を外すといった作業が不要となり、組立作業性が向上する。
また、図7に示す仮組み状態から引き続きボルト16を緩み方向に回転させていくと、図8に示すようにナット15とボルト16との螺合が外れる。このとき、フレーム4の突起部4i、4jと固定ピース5の凹部5f、5gとは係合を維持しているため、固定ピース5は仮組み状態に保持される。これにより、固定ピース5を移動させるときにボルト16を緩めすぎても固定ピース5がフレーム4から脱落しないようにすることができる。
次に、車両用ドアハンドル装置11の作用について説明する。車両用ドアハンドル装置11の組立完成時には、固定ピース5が締結状態になっている。車両ドア1を開操作するときは、車両ドア1の閉状態からハンドルグリップ3を把持して車両ドア1の外側に引っ張る。ハンドルグリップ3の回動軸3aは、フレーム4の支持部4cと固定ピース5の支持部5a、5bとによって回動自在に支持されているため、ハンドルグリップ3は長手方向にガタつくことなく回動軸3aを中心に回動を開始する。ハンドルグリップ3の回動に伴って、ハンドルグリップ3の連動部3bはベルクランクアーム14を作動させ、ベルクランクアーム14はドアロック機構のラッチ機構を駆動する。そして、ハンドルグリップ3が所定角度回動すると、ドアロック機構のロックが解除される。これにより、車両ドア1を開状態とし、車両ドア1の開方向への作動が可能となる。
上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)上記実施形態では、固定ピース5がナット15及びボルト16によってフレーム4に固定される締結状態において、固定ピース5の支持部5a、5bは、ハンドルグリップ3の回動軸3aが長手方向へ動くことを規制する。このため、車両用ドアハンドル装置11の組立完成時には、ハンドルグリップ3の長手方向におけるガタつきを抑制することができる。
(2)上記実施形態では、固定ピース5は、回動軸3aがフレーム4から着脱可能となる仮組み状態において、フレーム4により保持される。このため、ハンドルグリップ3の組み付け前に固定ピース5とフレーム4とをユニット化して扱うことができる。従って、車両用ドアハンドル装置11の組立工程において、ハンドルグリップ3を組み付けた後にボルト16を締結するだけでハンドルグリップ3を支持することができ、組立作業性が向上する。
(3)上記実施形態では、固定ピース5は、フレーム4の突起部4i、4jと固定ピース5の凹部5f、5gとの係合により、フレーム4に対して仮組み状態に保持される。このため、新たな部材を用いることなく固定ピース5をフレーム4に対して仮組み状態に保持することができる。
(4)上記実施形態では、フレーム4の突起部4i、4jと係合する固定ピース5の凹部5f、5gは弾性変形容易に構成されている。このため、大きな負荷を与えることなく固定ピース5を仮組み状態に保持又は仮組み状態から解除することができる。
(5)上記実施形態では、締結状態にある固定ピース5を移動させるときに、ボルト16を緩み方向に回転してボルト16をフレーム4から離反する方向に移動させ、ボルト16の当接面16aを固定ピース5の係合部5j、5kに当接させることで固定ピース5を締結状態から仮組み状態に移動させている。このため、ボルト16を緩み方向に回転するだけで、固定ピース5を締結状態から仮組み状態に移動させることができるので、組立作業性が向上する。
(6)上記実施形態では、ボルト16を緩み方向に回転して固定ピース5を締結状態から仮組み状態に移動させるときに、固定ピース5の仮組み状態においてナット15とボルト16との螺合が外れる。このため、ボルト16を緩めすぎて固定ピース5がフレーム4から脱落する位置まで移動してしまうことを防止することができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、本発明に係る車両用ドアハンドル装置を車両の側部に設けられた車両ドア1に適用したが、車両の後部に設けられるバックドアに適用してもよい。
・上記実施形態では、固定ピース5の2箇所の支持部5a、5bによって、長手方向への回動軸3aの動きを規制しているが、固定ピース5の支持部をいずれか一方だけにし、他方をフレーム4に設けるようにしてもよい。
・上記実施形態では、固定ピース5は、フレーム4の突起部4i、4jと固定ピース5の凹部5f、5gとの係合により、フレーム4に対して仮組み状態に保持されているが、別設の部材により固定ピース5を仮組み状態に保持してもよい。
・上記実施形態では、固定ピース5の締結状態において、固定ピース5がナット15及びボルト16によってフレーム4に固定されるようにしているが、固定ピース5に設けた係止爪をフレーム4に対して係合させる等、別の締結方法で固定されるようにしてもよい。
・上記実施形態では、ナット15をフレーム4に対して固定しているが、ナット15に対応する雌螺子部をフレーム4に直接設けてもよい。
車両ドアを示す斜視図である。 図1におけるA−A線に沿う断面図である。 固定ピースの斜視図である。 (a)、(b)は固定ピースによるハンドルグリップの回動軸の支持構造を示す断面図である。 仮組み状態における、フレームによる固定ピースの保持構造を示す断面図である。 締結状態における固定ピースの固定部の断面図である。 仮組み状態における固定ピースの固定部の断面図である。 仮組み状態における固定ピースの固定部の断面図である。
符号の説明
1…車両ドア、2…ドアパネル、3…ハンドルグリップ、3a…回動軸、3b…連動部、4…フレーム、4i,4j…突起部、5…固定ピース(支持部材)、5a,5b…支持部、5f,5g…凹部、5j,5k…係合部、11…車両用ドアハンドル装置、15…ナット、16…ボルト(締結部材)、16a…当接面。

Claims (5)

  1. 車両ドアのドアパネルに固定されるフレームと、同フレームに対して回動自在に支持され前記車両ドアの開操作時の把持部となるハンドルグリップと、前記車両ドアを閉位置にロックするドアロック機構とを備え、前記車両ドアの開操作時に前記車両ドアの閉状態から前記ハンドルグリップを回動させることで前記ドアロック機構によるロックを解除して前記車両ドアを開状態とする車両用ドアハンドル装置において、
    前記ハンドルグリップの長手方向に対して略垂直に設けられる回動軸と、前記ハンドルグリップの長手方向への前記回動軸の動きを規制する支持部材と、同支持部材を前記フレームに固定する締結部材とを備え、前記支持部材は、前記締結部材により固定される締結状態において前記長手方向への前記回動軸の動きを規制し、前記締結状態から離間した位置で前記フレームにより保持される仮組み状態において前記回動軸を前記フレームから着脱可能とする
    ことを特徴とする車両用ドアハンドル装置。
  2. 請求項1に記載の車両用ドアハンドル装置において、
    前記支持部材は、前記フレーム及び前記支持部材のいずれか一方に形成される突起部並びに前記フレーム及び前記支持部材のいずれか他方に弾性変形可能に形成され前記突起部が係合可能な凹部からなる保持構造によって、仮組み状態に保持される
    ことを特徴とする車両用ドアハンドル装置。
  3. 請求項1または2に記載の車両用ドアハンドル装置において、
    前記支持部材は係合部を有し、前記締結部材による前記支持部材の固定を解除する際に、前記締結部材を前記係合部に当接させて前記支持部材を前記締結状態から前記仮組み状態に移動させる
    ことを特徴とする車両用ドアハンドル装置。
  4. 請求項3に記載の車両用ドアハンドル装置において、
    前記締結部材は雄螺子部材であり、前記雄螺子部材と螺合する雌螺子部を前記フレームに形成するとともに、前記雄螺子部材を緩み方向に回転させて前記支持部材の固定を解除する
    ことを特徴とする車両用ドアハンドル装置。
  5. 請求項4に記載の車両用ドアハンドル装置において、
    前記雄螺子部材による前記支持部材の固定を解除する際に、前記支持部材の前記仮組み状態において前記雄螺子部材と前記雌螺子部との螺合が外れる
    ことを特徴とする車両用ドアハンドル装置。
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