JP2010112122A - ドアラッチ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】開放操作時のハーフラッチ防止機能を備え、コンパクトでドア開放操作をスムーズに行えるドアラッチ装置を提供する。
【解決手段】ラッチ位置からハーフラッチ位置を経てオープン位置へと回動するフォーク29と、フォーク29がラッチ位置またはハーフラッチ位置に回動した状態でフォーク29に係合可能なクロー37と、クロー37をフォーク29との係合位置から開放位置へ移動させるオープンレバー56と、フォーク29の回動に連動して回動する連動レバー47と、オープンレバー56が開放操作されたときに係合して開放操作位置に保持することによりクロー37を開放位置に保持するとともに、フォーク29がラッチ位置からハーフラッチ位置を超えたときに、付勢部材(スプリング50)による連動レバー47の回動によってオープンレバー56との係合が解除される保持レバー66と、を備えた構成とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両のトランクドアやハッチバックドアなどを閉塞状態で係止するドアラッチ装置に関するものである。
ドアラッチ装置は、車体側に設けたストライカを保持するラッチ位置と、ストライカを開放可能なオープン位置との間を回動可能なフォークを備えている。このフォークは、ラッチ位置に回動した状態でクローが係合することにより、ラッチ位置に維持される。一方、ラッチ状態でドアに設けられた操作ハンドルが開放操作されると、クローが回動することにより、クローとフォークとの係合が解除され、フォークがオープン位置へ回動するものである。
また、ドアラッチ装置には、ラッチ状態において、何らかの原因でフォークとクローとの係合が解除されても、ドアが開放しないようにするために、ラッチ位置とオープン位置との間で一旦停止させるために、フォークとクローとが更に係合するハーフラッチ位置が設定されている。
このようなハーフラッチ位置を設定しているドアラッチ装置に関連する先行技術文献情報としては次のものがある。
特開2001−329731号公報
この特許文献1のラッチ装置は、操作ハンドルに連結されたオープレバー部材が開放操作されると、該オープンレバー部材によりポール部材(クロー)を回動させ、該ポール部材とラッチ部材(フォーク)との係合を解除する。これにより、ラッチ部材が付勢部材の付勢力でオープン位置に向けて回動する。また、オープンレバー部材が開放操作端に位置すると、該オープンレバー部材に保持レバー部材が係合する。これにより、オープンレバー部材を開放操作端に保持する。その結果、オープンレバー部材を介してポール部材をラッチ部材との非係合位置に保持する構成としている。
また、ラッチ部材には、保持レバー部材を回動させるための駆動部が設けられている。この駆動部は、ポール部材との係合が解除されることによりラッチ部材が回動し、ハーフラッチ位置を越えると、オープンレバー部材と保持レバー部材との係合を解除する。その結果、オープン操作をしたにも拘わらず、ラッチ部材がハーフラッチ位置で係合することにより、ドアを開放できない状態となることを防止している。
しかしながら、この特許文献1では、ラッチ部材をオープン位置へ回動させるための付勢部材の付勢力により、保持レバー部材を回動させてラッチ部材との係合を解除する構成としているため、ラッチ部材の開放作動の妨げとなり、ドア開放操作感が悪くなるうえ、ドアの開放不良(作動不良)の原因となる。また、保持レバー部材とオープンレバー部材とが、ラッチ部材およびポール部材と同一平面上に配設されているため、奥行き(ドア厚み方向)が長くなり、ドア内に収納することが難しい場合があった。
本発明は、従来の問題に鑑みてなされたもので、開放操作時のハーフラッチ防止機能を備え、コンパクトでドア開放操作をスムーズに行えるドアラッチ装置を提供することを課題とするものである。
前記課題を解決するため、本発明のドアラッチ装置は、ストライカを係脱可能な係止溝を有し、前記ストライカに対してドアが全閉状態で係止するラッチ位置と、前記ストライカに対する係止を解除するオープン位置との間を回動可能に配設され、これらラッチ位置およびオープン位置の間に、前記ストライカに対してドアの半閉状態で係止するハーフラッチ位置が設定され、前記ラッチ位置から前記ハーフラッチ位置を経て前記オープン位置へと回動する方向に付勢されたフォークと、前記フォークに向けて移動可能に付勢され、前記フォークがラッチ位置またはハーフラッチ位置に回動した状態で該フォークに係合可能なクローと、前記クローをフォークとの係合位置から係合が解除される開放位置へ移動させるオープンレバーと、前記フォークの外周部に当接方向に付勢部材で付勢され、前記フォークの回動に連動して回動する連動レバーと、前記オープンレバーが開放操作されたときに、該オープンレバーに係合して開放操作位置に保持することにより前記クローを開放位置に保持するとともに、前記フォークがラッチ位置からハーフラッチ位置を超えたときに、前記付勢部材の付勢力による前記連動レバーの回動によって前記オープンレバーとの係合が解除される保持レバーと、を備えた構成としている。
このドアラッチ装置では、前記フォーク、クローおよび連動レバーを配設するベース部材と、前記オープンレバーおよび保持レバーを配設するセットプレートとを有し、これらベース部材とセットプレートとを交差するように配設することが好ましい。
また、前記クローは回動可能に配設されたもので、その回転軸芯に沿って延びる取付軸を設けるとともに、該取付軸にクローレバーを配設し、このクローレバーを介して前記オープンレバーでクローを開放位置に回動させることが好ましい。
本発明のドアラッチ装置では、一旦、オープンレバーが開放操作されると、フォークがラッチ位置からハーフラッチ位置を越えるまでの間、保持レバーがオープンレバーに係合することによりオープンレバーを開放操作位置に保持する。そのため、オープンレバーを介してクローをフォークと係合しない開放位置に保持しておくことができる。よって、オープンレバーを開放操作したときに、フォークがハーフラッチ位置でクローと係合することを阻止でき、ハーフラッチ状態となることを防止できる。
また、保持レバーは、連動レバーを付勢する付勢部材の付勢力によりオープンレバーとの係合が解除されるうえ、連動レバーはフォークに当接する方向に付勢されているため、フォークの開放作動を連動レバーが妨げることはない。よって、フォークをオープン位置ヘスムーズに移動させることができる。その結果、ドア開放操作をスムーズに行わせることができる。
さらに、連動レバーおよび保持レバーの2つの部品を用いて開放状態を保持する構成としたため、オープンレバーをフォークおよびクローと同一平面上に設ける必要はない。そのため、ハーフラッチ防止機能を備えたコンパクトなドアラッチ装置を提供できる。
以下、本発明の実施の形態を図面に従って説明する。
図1(A),(B)および図2(A),(B)は、本発明の実施形態に係るドアラッチ装置を示す。このドアラッチ装置は、トランクドアやハッチバックドアなどの開閉体および車体のうち一方に装着され、他方に配設されたストライカ1を離脱可能に係止することにより、ドアの閉塞状態を維持するものである。
このドアラッチ装置は、図1(A),(B)に示すように、ベースプレート10と、該ベースプレート10に対して斜めに交差するように配設されたセットプレート17と、ベースプレート10に対して所定間隔をもって略平行に配設されたカバープレート22とを備えている。そして、ベースプレート10とカバープレート22の間には、フェンスブロック26が更に配設されている。
そして、本実施形態では、図2(A),(B)に示すように、ベースプレート10に金属製のフォーク29、クロー37および連動レバー47が回動可能に配設され、セットプレート17に金属製のオープンレバー56および保持レバー66が配設されている。また、カバープレート22の表面に、オープンレバー56の回動に連動してクロー37を回動させるためのクローレバー43が配設されている。
前記ベースプレート10は、フォーク29を軸着するための第1取付孔(図示せず)、クロー37を軸着するための第2取付孔11、および、連動レバー47を軸着するための第3取付孔12を備えている。このベースプレート10には、車両に固定するためのブラケット部13が両側に逆L字形状をなすように屈曲して設けられている。また、このベースプレート10には、ストライカ1を挿通するための挿通溝14が設けられている。さらに、ベースプレート10には、カバープレート22を所定間隔をもって固定するための第1固定孔15が設けられている。さらにまた、第3取付孔12の近傍には、連動レバー47の回動を規制するストッパ部16が突設されている。なお、フォーク29を軸着する第1取付孔は、カバープレート22を固定するための第2固定孔の役割もなす。
前記セットプレート17は、カバープレート22と一体的に形成され、カバープレート22に対して鈍角な所定角度をなすように折り曲げられて形成されている。従って、カバープレート22がベースプレート10に対して略平行に配置されることで、セットプレート17は、ベースプレート10に対して交差するように配置される。また、このセットプレート17は、オープンレバー56を軸着する第4取付孔18と、保持レバー66を軸着する第5取付孔19とを備えている。そして、第4取付孔18の側方に位置するように、セットプレート17の側縁には、オープンレバー56を付勢するためのオープンレバー付勢スプリング59の端部を係着するためのスプリング受部20が設けられている。また、セットプレート17には、連動レバー47の押圧部55と対応する位置に切欠部21が設けられている。
前記カバープレート22は、図1(A),(B)に示すように、第1固定孔15に対応する第3固定孔23と、第1取付孔に対応する第4固定孔24とを備えた略矩形状のものである。このカバープレート22には、第2取付孔11に対応する挿通孔25が設けられている。
前記フェンスブロック26は、挿通溝14の開放端であるベースプレート10とカバープレート22の間に嵌合されるものである。このフェンスブロック26には、挿通溝14に対応する挿通部27が設けられている。また、この挿通部27には、フォーク29を挿通可能に露出させるための露出部28が設けられている。
前記フォーク29は、図2(A),(B)および図3に示すように、ベースプレート10の第1取付孔に対応する軸孔30を備えている。そして、ベースプレート10の第1取付孔からカバープレート22の第4固定孔24にかけて第1軸部材31が貫通され、該第1軸部材31が第1取付孔および第4固定孔24の外面で加締め圧着される。これにより、ラッチ位置からハーフラッチ位置を経てオープン位置にかけて回転可能に軸着されるものである。このフォーク29には、ストライカ1を係脱可能に挿通するU字形状の係止溝32が設けられている。この係止溝32は、図示のようにフォーク29が反時計回りに回転し、係止溝32の先端開口部が挿通溝14に一致する状態が、ストライカ1の係止を解除したオープン位置となる。この状態から時計回りに回動し、挿通溝14に対して略直交方向に延びるように回転した状態(図5(B)参照)が、ドアが全閉状態でストライカ1を係止したラッチ位置となる。また、これらの間に回動した状態(図4(B)参照)が、ドアの半閉状態でストライカ1を係止したハーフラッチ位置となる。なお、フォーク29は、係止溝32を境界として、オープン位置に向けた回動方向の前側部29aと後側部29bとが形成される。そして、前側部29aの軸孔30側の位置には、該フォーク29をオープン位置に向けて付勢するフォーク付勢スプリング(図示せず)の一旦を係着するスプリング係着部33が設けられている。また、前側部29aには、オープン位置へ向けた回動方向前側に位置する先端外側縁にラッチ係合段部34が設けられている。さらに、後側部29bには、オープン位置へ向けた回動方向前側に位置する先端内側縁にハーフラッチ係合段部35が設けられている。そして、フォーク29には、連動レバー47が位置する後側部29bの外側縁に、連動レバー47を作動させるための作動突部36が設けられている。
前記クロー37は、図1(B)および図3に示すように、ベースプレート10の第2取付孔11に対応する回転軸である軸部38を備えている。また、クロー37には、回転軸芯の軸方向に沿って突出し、カバープレート22の挿通孔25から外方に突出する取付軸39が設けられている。そして、これら軸部38および取付軸39により、ベースプレート10とカバープレート22との間に移動(回動)可能に配設されるものである。このクロー37には、軸部38から径方向外向きに突出するようにラッチ係合段部34およびハーフラッチ係合段部35に係合する係合部40aが設けられている。なお、下側に突出する係合部40bは、フェンスブロック26の図示しない壁部に当接し、クロー37が所定位置(係合位置)を越えて時計回り方向に回転するのを阻止するものである。また、クロー37の係合部40aの側面には、取付軸39に外嵌して配設し、該クロー37の係合部40aをフォーク29に向けて時計回りに付勢するクロー付勢スプリング41を係着するスプリング係着凹部42(図2(B)参照)が設けられている。これにより、係合部40aは、フォーク29がラッチ位置またはハーフラッチ位置に回動すると、ラッチ係合段部34またはハーフラッチ係合段部35に係合する。
前記クローレバー43は、図1(A),(B)および図3に示すように、カバープレート22の表面において、クロー37の取付軸39に取り付けられることにより、該クロー37と一体的に回動するものである。このクローレバー43には、クロー37に対して相対的に移動不可能に取り付けるために矩形状をなすクロー取付孔44が設けられている。また、クローレバー43には、クロー取付孔44を設けた部分から円弧状をなすアーム部45が延設され、このアーム部45の先端に上向きに突出する操作受部46が設けられている。なお、この操作受部46は、アーム部45の先端を上向きに屈曲させることにより当接面積を大としたものである。しかも、平面視U字形状をなすように屈曲させることにより、剛性の向上を図ったものである。
前記連動レバー47は、図2(A),(B)および図3に示すように、フォーク29の回動に連動して回動するもので、円筒状をなす筒状軸部48を備えている。そして、この筒状軸部48の上端開口からベースプレート10の第3取付孔12にかけて第2軸部材49が貫通され、該第2軸部材49がベースプレート10の第3取付孔12の外面で加締め圧着され、ベースプレート10とカバープレート22との間に固定されることにより、フォーク29の外周部である作動突部36に当接するように回動可能に配設されるものである。この連動レバー47は、筒状軸部48に付勢部材である連動レバー付勢スプリング50が配設され、この連動レバー付勢スプリング50によってフォーク29の側に向けて時計回りに付勢されている。そして、連動レバー47には、筒状軸部48の下部からフォーク29に向けて突出する作動受部51が設けられている。この作動受部51は、付勢による回転方向前側の縁である作動突部36が摺接する縁が円弧状をなすように形成されている。また、この作動受部51において、筒状軸部48に連続する根元部分は、ベースプレート10のストッパ部16に当接する段部52とされている。また、この作動受部51には、連動レバー付勢スプリング50の一端を係着するスプリング係着部53が設けられている。また、連動レバー47には、筒状軸部48の上部にセットプレート17の切欠部21に向けて突出するアーム部54が設けられ、このアーム部54の先端に上向きに突出する押圧部55が設けられている。
前記オープンレバー56は、クローレバー43を介してクロー37をフォーク29との係合位置から係合が解除される開放位置へ移動させるもので、図1(A),(B)および図3に示すように、セットプレート17の第4取付孔18に対応する軸孔57を備えている。そして、この軸孔57から第4取付孔18にかけて第3軸部材58が貫通されることにより、セットプレート17上に回動可能に配設されるものである。このオープンレバー56は、第3軸部材58にオープンレバー付勢スプリング59が装着され、このオープンレバー付勢スプリング59によって図1(A)に示す非操作位置(反時計回り)に付勢される。このオープンレバー56には、セットプレート17の上方から突出するように、図示しないドアハンドルと連結する連結部材を連結する連結部60が設けられている。この連結部60と軸孔57との間には、オープンレバー付勢スプリング59の端部を係着するために、段状に突出する第1スプリング係着部61が設けられている。また、オープンレバー56には、カバープレート22に向けて突出するアーム部62が設けられ、このアーム部62の先端にクローレバー43の操作受部46を押圧する操作部63が設けられている。この操作部63は、オープンレバー56が回動することによる時計回りの回動軌跡上に、クローレバー43の操作受部46が位置するように設けられている。また、この操作部63は、略U字形状に湾曲して形成され、操作受部46との当接面積が増大するように構成されている。さらに、オープンレバー56には、第5取付孔19の側に位置する縁に、保持レバー66を係合する係合溝64が円周の一部を切り欠くことにより設けられている。さらにまた、オープンレバー56には、アーム部62の縁に連動スプリング70の一端を係着する第2スプリング係着部65が設けられている。
前記保持レバー66は、オープンレバー56が開放操作されたときに、該オープンレバー56に係合して開放操作位置に保持することにより、該オープンレバー56およびクローレバー43を介してクロー37を開放位置に保持する。また、保持レバー66は、オープンレバー56の開放操作によりフォーク29がラッチ位置からハーフラッチ位置を越えて回動すると、連動レバー付勢スプリング50の付勢力で連動レバー47を介してオープンレバー56との係合が解除されるものである。具体的には、この保持レバー66は、セットプレート17の第5取付孔19に対応する軸孔67を備えている。そして、この軸孔67から第5取付孔19にかけて第4軸部材68が貫通されることにより、セットプレート17上に回動可能に配設される。また、この保持レバー66には、オープンレバー56に対して逆側に位置する縁に、連動スプリング70の端部を係着するためのスプリング係着部69が設けられている。そして、この連動スプリング70により、オープレバーが開放操作位置に向けて回動されると、その回動に連動して時計回りに回動するように構成されている。この保持レバー66には、オープンレバー56に向けて突出し、オープンレバー56が開放操作位置に回動した際に連動して回動することにより、係合溝64に係合する係合突部71が設けられている。また、保持レバー66には、連動レバー47の押圧部55に向けて突出する被当接部72が設けられている。この被当接部72は、フォーク29の回動に連動して回動する連動レバー47の押圧部55による係合解除方向である時計回りの回動軌跡上に位置するように設けられている。また、この被当接部72は、フォーク29がラッチ位置からハーフラッチ位置を超えた後に連動レバー47の押圧部55が当接するように、該押圧部55との隙間が設定されている。
次に、このように構成したドアラッチ装置の動作について説明する。
まず、ドアを開放した状態では、図2(A),(B)に示すように、フォーク29がフォーク付勢スプリングの付勢力でオープン位置に回動している。また、クロー37は、クロー付勢スプリング41の付勢力により係合位置に回動している。さらに、連動レバー47は、フォーク29の作動突部36が作動受部51から離反し、連動レバー付勢スプリング50の付勢力で係合解除位置に回動している。そして、オープンレバー56は、ドアハンドルが操作されていない場合、オープンレバー付勢スプリング59の付勢力で図示の非操作位置に付勢されている。また、保持レバー66は、連動レバー付勢スプリング50の付勢力で、連動レバー47を介して係合解除位置に回動されている。
このオープン状態でドアを閉じると、ストライカ1がフォーク29の係止溝32内に進入し、ドアの閉じ動作力によるストライカ1の押圧力で、フォーク29が時計回りに回動する。そして、図4(A),(B)に示すように、係止溝32が挿通溝14に対して交差し、ハーフラッチ位置まで回動すると、フォーク29のハーフラッチ係合段部35にクロー37の係合部40aが係合する。この際、クロー37は、後側部29bの先端で押圧されることにより反時計回りに回動し、後側部29bが係合部40aを越えると、クロー付勢スプリング41の付勢力で係合位置に復帰することにより、フォーク29のハーフラッチ係合段部35に係合する。このハーフラッチ状態では、係止溝32の先端開口部が挿通溝14の縁を向き、ストライカ1が係止溝32と挿通溝14とで囲まれて離脱不可能な状態をなす。また、連動レバー47は、その作動受部51にフォーク29の作動突部36が当接して押圧されることにより、連動して反時計回りに回動する。その結果、保持レバー66は、連動レバー47を介して連動レバー付勢スプリング50による付勢力での付勢が解除される。そして、保持レバー66は、係合突部71がオープンレバー56の軸部57近傍の側面縁部に当接し、連動スプリング70の付勢力に抗して時計回り方向への回転が阻止されている。
そして、ドアが全閉状態まで閉じられると、図5(A),(B)に示すように、ストライカ1による押圧でフォーク29が更に時計回りに回動してラッチ位置に至る。そうすると、フォーク29のラッチ係合段部34にクロー37の係合部40aが係合する。この際、クロー37は、前記と同様に、前側部29aの先端で押圧されることにより反時計回りに回動し、前側部29aが係合部40aを越えると、クロー付勢スプリング41の付勢力で係合位置に復帰することにより、フォーク29のラッチ係合段部34に係合する。このラッチ状態では、連動レバー47がフォーク29の回動に連動して更に反時計回りに回動した状態をなす。なお、オープンレバー56および保持レバー66は、ハーフラッチ状態での姿勢を維持する。
このラッチ状態で、何らかの原因でフォーク29のラッチ係合段部34とクロー37の係合部40aとの係合が解除されると、フォーク付勢スプリングの付勢力でフォーク29がオープン位置に向けて反時計回りに回動する。しかし、クロー37がクロー付勢スプリング41の付勢力で係合位置まで復帰するため、係合部40aがハーフラッチ係合段部35に係合することにより、図2(A),(B)に示すオープン状態になることはない。
一方、ラッチ状態でドアハンドルが操作されると、図6(A),(B)に示すように、オープンレバー56が時計回りに回動する。これにより、保持レバー66の係合突部71がオープンレバー56の側面縁部を越えて係合溝64に対応する位置となると、保持レバー66は連動スプリング70の付勢力により時計回りに回動し、保持レバー66の係合突部71がオープンレバー56の係合溝64に係合する。その結果、ドアハンドルの開放操作が止められても、オープンレバー56が開放操作位置に保持される。また、オープンレバー56が開放操作位置に回動すると、操作部63がクローレバー43の操作受部46を押圧し、クローレバー43を反時計回りに回動させる。よって、クローレバー43に対して相対移動不可能に連結されたクロー37が連動して反時計回りに回動し、係合部40aとラッチ係合段部34との係合が解除される。その結果、フォーク付勢スプリングの付勢力でフォーク29がオープン位置に向けて反時計回りに回動する。また、クローレバー43およびクロー37は、オープンレバー56が保持レバー66によって開放操作位置に保持されているため、図6(A),(B)に示す開放位置に保持される。
このようにしてフォーク29がオープン位置に向けて回動すると、図7(A),(B)に示すように、作動突部36が連動レバー47の作動受部51から離れる方向に移動することにより、徐々に押圧が解除される。その結果、連動レバー47が連動レバー付勢スプリング50の付勢力で時計回りに回動する。そして、フォーク29がハーフラッチ位置を越えてオープン位置の側まで回動すると、連動レバー47の押圧部55が保持レバー66の被当接部72に当接する。そして、連動レバー付勢スプリング50の付勢力で、連動レバー47を介して保持レバー66が連動スプリング70の付勢力に抗して反時計回りに回動される。その結果、保持レバー66の係合突部71とオープンレバー56の係合溝64との係合が解除される。これにより、オープンレバー56がオープンレバー付勢スプリング59の付勢力で非操作位置に復帰する。そうすると、オープンレバー56の操作部63によるクローレバー43の操作受部46の押圧が解除されるため、クロー付勢スプリング41の付勢力でクロー37およびクローレバー43が係合位置に回動する。その結果、図1(A),(B)および図2(A),(B)に示すオープン状態となる。
また、ハーフラッチ状態でドアハンドルが操作されると、前記と同様に、オープンレバー56が時計回りに回動し、保持レバー66を時計回りに回動させることにより、保持レバー66がオープンレバー56に係合する。また、オープンレバー56がクローレバー43を押圧し、クローレバー43を反時計回りに回動させる。よって、クローレバー43と一体的にクロー37が反時計回りに回動し、フォーク29との係合が解除される。その結果、フォーク29がオープン位置に向けて反時計回りに回動する。
なお、オープン状態で、ドアハンドルが操作された場合には、オープンレバー56が時計回りに回動することによりクローレバー43を反時計回りに回動させる。よって、クローレバー43と一体的にクロー37が反時計回りに回動する。しかし、クロー37とフォーク29との係合は既に解除されているため、フォーク29は何ら回動しない。また、連動レバー47が既に係合解除位置に付勢され、保持レバー66を解除位置に付勢しているため、オープンレバー56が開放操作位置に回動しても、連動スプリング70が伸張するだけで保持レバー66は回動しない。そのため、保持レバー66とオープンレバー56とは係合しない。
このように、本発明のドアラッチ装置では、一旦、オープンレバー56が開放操作されると、フォーク29がラッチ位置からハーフラッチ位置を越えるまでの間、保持レバー66がオープンレバー56に係合することによりオープンレバー56を開放操作位置に保持する。そのため、オープンレバー56を介してクロー37をフォーク29と係合しない開放位置に保持しておくことができる。よって、オープンレバー56を開放操作したときに、フォーク29がハーフラッチ位置でクロー37と係合することを阻止でき、ハーフラッチ状態となることを防止できる。
また、保持レバー66は、連動レバー47を付勢する連動レバー付勢スプリング50の付勢力により行われる構成としている。しかも、連動レバー47はフォーク29に当接する方向に付勢されている。そのため、フォーク29の開放作動を連動レバー47が妨げることはない。よって、フォーク29をオープン位置ヘスムーズに移動させることができる。その結果、ドア開放操作をスムーズに行わせることができる。また、連動レバー47および保持レバー66の2つの部品を用いて開放状態を保持する構成としたため、オープンレバーをフォーク29およびクロー37と同一平面上に配置する必要がない。そのため、ハーフラッチ防止機能を備えたコンパクトなドアラッチ装置を提供できる。
なお、本発明のドアラッチ装置は、前記実施形態の構成に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。
例えば、前記実施形態では、ドアハンドルの操作によってオープンレバー56を開放操作するようにしたが、これに限定されるものではなく、キーシリンダまたは電動アクチュエータによって作動させるようにしてもよい。ここで、前記実施形態では、オープンレバー56を開放操作位置まで作動させるだけで、ドアの開放時にハーフラッチ状態となることを防止できるようにしているため、オープンレバー56を電動アクチュエータで作動させる場合には、オープンレバー56を開放操作位置まで作動させる短い時間だけ、電動アクチュエータを作動させるようにすればよい。即ち、ハーフラッチ状態となることを回避すべく、ある程度の時間、電動アクチュエータの作動を維持してオープンレバー56を開放操作位置に保持しておく必要がないため、消費電力を小さくすることが可能になる。
本発明に係る実施形態のドアラッチ装置を示し、(A)は正面図、(B)は要部断面図である。 オープン状態を示し、(A)はカバープレートを外した状態を示す正面図、(B)はフォークとクローと連動レバーの関係を示す平面図である。 各組付部品の構成を示す分解斜視図である。 ハーフラッチ状態を示し、(A)は正面図、(B)はフォークとクローと連動レバーの関係を示す平面図である。 ラッチ状態を示し、(A)は正面図、(B)はフォークとクローと連動レバーの関係を示す平面図である。 ラッチ位置でドア開放操作を行った状態を示し、(A)は正面図、(B)はフォークとクローと連動レバーの関係を示す平面図である。 ドア開放操作後の状態を示し、(A)は正面図、(B)はフォークとクローと連動レバーの関係を示す平面図である。
符号の説明
1…ストライカ
10…ベースプレート
17…セットプレート
22…カバープレート
26…フェンスブロック
29…フォーク
32…係止溝
34…ラッチ係合段部
35…ハーフラッチ係合段部
36…作動突部
37…クロー
40a,40b…係合部
43…クローレバー
46…操作受部
47…連動レバー
50…連動レバー付勢スプリング(付勢部材)
51…作動受部
55…押圧部
56…オープンレバー
63…操作部
64…係合溝
66…保持レバー
71…係合突部
72…被当接部

Claims (3)

  1. ストライカを係脱可能な係止溝を有し、前記ストライカに対してドアが全閉状態で係止するラッチ位置と、前記ストライカに対する係止を解除するオープン位置との間を回動可能に配設され、これらラッチ位置およびオープン位置の間に、前記ストライカに対してドアの半閉状態で係止するハーフラッチ位置が設定され、前記ラッチ位置から前記ハーフラッチ位置を経て前記オープン位置へと回動する方向に付勢されたフォークと、
    前記フォークに向けて移動可能に付勢され、前記フォークがラッチ位置またはハーフラッチ位置に回動した状態で該フォークに係合可能なクローと、
    前記クローをフォークとの係合位置から係合が解除される開放位置へ移動させるオープンレバーと、
    前記フォークの外周部に当接方向に付勢部材で付勢され、前記フォークの回動に連動して回動する連動レバーと、
    前記オープンレバーが開放操作されたときに、該オープンレバーに係合して開放操作位置に保持することにより前記クローを開放位置に保持するとともに、前記フォークがラッチ位置からハーフラッチ位置を超えたときに、前記付勢部材の付勢力による前記連動レバーの回動によって前記オープンレバーとの係合が解除される保持レバーと、
    を備えたことを特徴とするドアラッチ装置。
  2. 前記フォーク、クローおよび連動レバーを配設するベース部材と、前記オープンレバーおよび保持レバーを配設するセットプレートとを有し、これらベース部材とセットプレートとを交差するように配設したことを特徴とする請求項1に記載のドアラッチ装置。
  3. 前記クローは回動可能に配設されたもので、その回転軸芯に沿って延びる取付軸を設けるとともに、該取付軸にクローレバーを配設し、このクローレバーを介して前記オープンレバーでクローを開放位置に回動させるようにしたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のドアラッチ装置。
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