JP2009062776A - 開口部装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ハンドルによる閉操作に伴う一連の操作により施錠することができて施錠忘れを防止することができる開口部装置を提供する。
【解決手段】枠体2と、ドア本体4と、施錠可能な施錠装置6とを備え、施錠装置は、枠体に設けられた受座11と、ドア本体に設けられて受座に挿脱自在でかつ受座に挿入されるように付勢されたラッチボルト12と、ドア本体に設けられてドア本体の一方側および他方側にそれぞれ突出する第1のハンドル13および第2のハンドル14と、第1のハンドルの回動操作に基づいてラッチボルトを受座から離脱させる離脱手段と、第1のハンドルに第2のハンドルを一体的に回動可能に連結する連結手段30と、ドア本体を閉める第1のハンドルの操作に伴う一連の操作で第2のハンドルによるラッチボルトの操作を不可能にするラッチボルト操作不能手段とを備えている。
【選択図】図4

Description

本発明は、建物の開口に取り付けられる勝手口ドア等の開口部装置に係り、特に施錠装置を備えた開口部装置に関する。
一般に、ドアは、建物の開口に設けられる枠体と、この枠体内にヒンジを介して回動開閉自在に設けられるドア本体とを備えている。そして、従来、ドア本体を開閉操作するハンドルとは別個に施錠装置が設けられ、ハンドルによりドア本体を閉めた後に、別に施錠操作を行っている。また、従来、ボタン操作等を行った後にドア本体を閉めると自動施錠されるものが知られている。さらに、外側ハンドルと内側ハンドルとが各々別個に回動可能とされ、内側より扉を閉じた後、内側ハンドルを定位置より反対側に回動させると施錠状態になるように構成されたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−200667号公報
しかしながら、ハンドルと別個に施錠装置が設けられたものでは、ハンドルによる閉操作とは別に施錠操作が必要なため、施錠忘れが発生する。
また、ボタン操作等を行ってドア本体を閉めると自動施錠されるものでは、ドア本体を閉める前にボタン操作等の別の操作をする必要があるため、施錠忘れが発生する。さらに、操作者が鍵を持ち忘れて自動施錠し、締め出される虞がある。
また、外側ハンドルと内側ハンドルとを各々別個に回動可能とし、内側より扉を閉じた後に内側ハンドルを定位置より反対側に回動させると施錠状態になるように構成したものでは、通常の扉を閉める一連の操作とは別の異なる操作が必要であるため、施錠忘れが発生するという問題がある。
本発明は、このような事情に鑑みて為されたもので、ハンドルによる閉操作に伴う一連の操作により施錠することができて施錠忘れを防止することができる開口部装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、請求項1に記載の開口部装置は、建物の開口に設けられる枠体と、この枠体内に開閉自在に設けられるドア本体と、施錠可能な施錠装置とを備え、前記施錠装置は、前記枠体に設けられた受座と、前記ドア本体に設けられて前記受座に挿脱自在でかつ前記受座に挿入されるように付勢されたラッチボルトと、前記ドア本体に設けられて前記ドア本体の一方側および他方側にそれぞれ突出する第1のハンドルおよび第2のハンドルと、前記第1のハンドルの回動操作に基づいて前記ラッチボルトを前記受座から離脱させる離脱手段と、前記第1のハンドルに前記第2のハンドルを一体的に回動可能に連結する連結手段と、前記ドア本体を閉める前記第1のハンドルの操作に伴う一連の操作で前記第2のハンドルによる前記ラッチボルトの操作を不可能にするラッチボルト操作不能手段とを備えていることを特徴とする。
この請求項1に記載の発明においては、第1のハンドルを引いてドア本体を閉めると、ラッチボルトが受座に挿入され、これにより仮締りとなる。そして、第1のハンドルをさらに引くと、ラッチボルト操作不能手段により第2のハンドルによるラッチボルトの操作が不可能になり、これによりドア本体を第2のハンドル側から開けることができなくなり、本締り(施錠状態)となる。
請求項1に記載の発明によれば、ドア本体を閉める第1のハンドルの操作に伴う一連の操作により、第2のハンドルによるラッチボルトの操作を不可能にすることができ、これによりドア本体を第2のハンドル側から開けることができなくなる施錠状態(本締り状態)にすることができる。このように、第1のハンドルを持ってドア本体を閉めるという操作に伴う一連の操作により、施錠することができるので、施錠忘れを防止することができる。
請求項2に記載の開口部装置は、請求項1に記載の発明において、前記ラッチボルト操作不能手段は、前記ドア本体を閉める前記第1のハンドルの操作に伴う一連の操作で、前記連結手段による前記第1のハンドルに前記第2のハンドルを一体的に回動可能に連結した状態を解除する連結解除手段により構成されることを特徴とする。
この請求項2に記載の発明においては、第1のハンドルを引いてドア本体を閉めると、ラッチボルトが受座に挿入され、これにより仮締りとなる。そして、第1のハンドルをさらに引くと、連結手段による第1のハンドルに第2のハンドルを一体的に回動可能に連結した状態を、連結解除手段により解除されて、第2のハンドルによるラッチボルトの操作が不可能になり、これによりドア本体を第2のハンドル側から開けることができなくなり、本締り(施錠状態)となる。
請求項2に記載の発明によれば、ドア本体を閉める第1のハンドルの操作に伴う一連の操作により、連結手段による第1のハンドルに対する第2のハンドルの一体的に回動可能な連結状態を、連結解除手段により解除することができて、第2のハンドルによるラッチボルトの操作を不可能にすることができ、これによりドア本体を第2のハンドル側から開けることができなくなる施錠状態(本締り状態)にすることができる。このように、第1のハンドルを持ってドア本体を閉めるという操作に伴う一連の操作により、施錠することができるので、施錠忘れを防止することができる。
請求項3に記載の開口部装置は、請求項1に記載の発明において、前記ラッチボルト操作不能手段は、前記ドア本体を閉める前記第1のハンドルの操作に伴う一連の操作で、前記ラッチボルトを前記受座から離脱させる前記第1のハンドルの回動操作を不可能にするハンドル回動不能手段により構成されることを特徴とする。
この請求項3に記載の発明においては、第1のハンドルを引いてドア本体を閉めると、ラッチボルトが受座に挿入されるとともに、ハンドル回動不能手段によりラッチボルトを受座から離脱させる第1のハンドルの回動操作が不可能になり、このため第1のハンドルと一体的に回動可能に連結された第2のハンドルによるラッチボルトの操作が不可能になり、これによりドア本体を第2のハンドル側から開けることができなくなり、本締り(施錠状態)となる。
請求項3に記載の発明によれば、ドア本体を閉める第1のハンドルの操作に伴う一連の操作により、ハンドル回動不能手段によりラッチボルトを受座から離脱させる第1のハンドルの回動操作を不可能にすることにより、第1のハンドルと一体的に回動可能に連結された第2のハンドルによるラッチボルトの操作が不可能にすることができ、これによりドア本体を第2のハンドル側から開けることができなくなる施錠状態(本締り状態)にすることができる。このように、第1のハンドルを持ってドア本体を閉めるという操作に伴う一連の操作により、施錠することができるので、施錠忘れを防止することができる。
請求項4に記載の開口部装置は、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の発明において、前記ドア本体の閉時のみに、前記ラッチボルト操作不能手段の作動を可能にする作動制限手段を備えていることを特徴とする。
この請求項4に記載の発明によれば、ドア本体の閉時のみにラッチボルト操作不能手段の作動を可能にする作動制限手段を備えているので、ドア本体の閉時のみに、ラッチボルト操作不能手段により第2のハンドルによるラッチボルトの操作を不可能にすることができて、ドア本体を第2のハンドル側から開けることができなくなる本締り状態(施錠状態)とすることができ、それ以外のときには、第2のハンドルによるラッチボルトの操作を不可能にすることができない。したがって、ドア本体を閉めた後に第1のハンドル側からのみ、本締り状態(施錠状態)とすることができるのであり、ドア本体が開いている状態で第2のハンドル側から第1のハンドルを操作して、第2のハンドルによるラッチボルトの操作が不可能になるようにし、ドア本体を閉めることはできない。よって、第2のハンドル側に居る状態でドア本体を閉めて施錠状態になり、第2のハンドル側から解錠できなくなるのを防止することができる。このように、自動施錠されて締め出されるいわゆる締め出しの防止を図ることができる。
請求項5に記載の開口部装置は、建物の開口に設けられる枠体と、この枠体内に開閉自在に設けられるドア本体と、施錠可能な施錠装置とを備え、前記施錠装置は、前記枠体に設けられた受座と、前記ドア本体に設けられて前記受座に挿脱されるデッドボルトと、前記ドア本体に設けられて前記受座に挿脱自在でかつ前記受座に挿入されるように付勢されたラッチボルトと、前記ドア本体に設けられて前記ドア本体の一方側および他方側にそれぞれ突出する第1のハンドルおよび第2のハンドルと、前記第1のハンドルの回動操作に基づいて前記ラッチボルトを前記受座から離脱させる離脱手段と、前記ドア本体を閉める前記第1のハンドルの操作に伴う一連の操作で前記デッドボルトを前記受座に挿入させるデッドボルト挿入連動手段とを備えていることを特徴とする。
この請求項5に記載の発明においては、第1のハンドルを引いてドア本体を閉めると、ラッチボルトが受座に挿入され、これにより仮締りとなる。そして、第1のハンドルをさらに引くと、デッドボルト挿入連動手段によりデッドボルトが受座に挿入され、本締り(施錠状態)となる。
請求項5に記載の発明によれば、ドア本体を閉める第1のハンドルの操作に伴う一連の操作により、デッドボルトを受座に挿入させることができて、施錠状態(本締り状態)にすることができる。このように、第1のハンドルを持ってドア本体を閉めるという操作に伴う一連の操作により、施錠することができるので、施錠忘れを防止することができる。
本発明の開口部装置によれば、第1のハンドルを持ってドア本体を閉めるという操作に伴う一連の操作により施錠することができるので、施錠忘れを防止することができる。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態を説明する。
図1〜図9は、本発明の第1の実施の形態に係るドアを示す図であって、図1はドアを室内側から見た図であり、図2は開状態のドアの要部を示す図であり、図3は閉状態のドアの要部を示す図であり、図4は施錠状態のドアの要部を示す図であり、図5は内側ハンドルを回動させた状態のドアの要部を示す図であり、図6は内側ハンドルを示す図であり、図7は外側ハンドルを示す図であり、図8は内側ハンドルと外側ハンドルとの連結手段を示す図であり、図9は作動制限手段を示す図である。なお、これらの図において、隠れ線で表示する部分も実線で表示している場合もある。
図1において、符号1は、室内と室外の遮蔽に用いられる建具の一つであるドア(開口部装置)で、勝手口、テラス、玄関等に設けられる。このドア1は、建物の躯体の開口に設けられる方形枠状の枠体2と、この枠体2内に丁番(ヒンジ)3を介して回動開閉可能に支持された方形の戸体(ドア本体)4とから主に構成されている。
前記枠体2は、アルミニウム合金の押出形材等から成る中空の上下左右の枠材、すなわち上枠2a、下枠2bおよび左右両側の縦枠2c,2dにより組み立てられている。なお、枠体2としては、場合によって、下枠2bを有していないものもある。
前記戸体4は、アルミニウム合金の押出形材等から成る中空の上框4a、下框4bおよび左右の縦框4c,4dにより矩形枠状に組み立てられた框組体の内側にパネル体4eが組み込まれて構成されている。
戸体4の一側である吊り元側(基部側)の縦框4cが、これと対応する吊り元側の縦枠2cに丁番3を介して取り付けられている。
戸体4の他側である戸先側(自由端側)の上下方向中央部には、施錠装置6が設けられている。
図1および図2〜図5に示すように、施錠装置6は、枠体2に設けられた受座(ストライク)11と、戸体4に設けられたラッチボルト12と、戸体4に設けられた内側ハンドル13および外側ハンドル14とを備えている。
受座11は、枠体2の戸先側の縦枠2dの上下方向ほぼ中央部に設けられている。なお、各図において、受座11を縦枠2dの先端面(見込み面)として表示しているが、この受座11はこの先端面に直接形成することもできるが、通常は別部材とし縦枠2dの前記先端面にねじ等により固定される。
ラッチボルト12は、戸体4の戸先側の縦框4d内の中空空間の上下方向中央部に配置された錠ケース15内に設けられている。錠ケース15は、縦框4dの先端面(見込み面)にフロント裏板16およびフロント17を重ねてねじ止めすることにより、縦框4dに固定されている。ラッチボルト12は、縦框4dの見付け面に平行でかつ水平方向に移動自在に構成され、かつフロント17から突出するようにばね(図示せず)により付勢されており、これによりラッチボルト12は、受座11の受穴に挿脱自在でかつこの受穴に挿入されるように付勢されている。
内側ハンドル13および外側ハンドル14はそれぞれ、戸体4の縦框4dに、この戸体4の室内側(一方側)および室外側(他方側)に突出するように設けられている。内側ハンドル13および外側ハンドル14は、平面視において、略L状に形成され、互い線対象になるように配置されている。内側ハンドル13および外側ハンドル14の基端部にはそれぞれ、小径の嵌入部18,19が形成されており、各嵌入部18,19はそれぞれ、内側台座21および外側台座22に回動自在に嵌入されている。内側台座21および外側台座22はそれぞれ、室内側および室外側から縦框4dの外表面に当接され、そしてねじを室内側から内側台座21の貫通孔23、錠ケース15を挿通されて外側台座22の雌ねじ24にねじ込まれることにより、縦框4dの室内側表面および室外側表面に固定されている(図6および図7も参照)。
図6〜図8に示すように、これらの内側ハンドル13と外側ハンドル14とは、連結手段30により一体的に回動可能な状態と別々に回動可能な状態とに変更可能に連結されている。この連結手段30は次のように構成されている。すなわち、内側ハンドル13の基端部の端面の中央には、角軸(角芯)31がピン32により固定されている。ピン32は、嵌入部18の端面近くに設けられており、嵌入部18の外周面から外方に突出している。角軸31の先端部分には、角軸本体33よりも小径の円柱状の小径軸部34が設けられている。一方、外側ハンドル14の基端部の端面の中央には、内側ハンドル13の角軸31の角軸本体33が嵌入・離脱可能な角穴36が形成されている。そして、内側ハンドル13の角軸31は、錠ケース15を挿通されて外側ハンドル14の角穴36に角軸本体33まで嵌入されており、これにより内側ハンドル13と外側ハンドル14とが一体的に回動するようになっている。また、内側ハンドル13の角軸31が外側ハンドル14の角穴36から少し引き抜かれて、角穴36から角軸31の角軸本体33が離脱すると、内側ハンドル13と外側ハンドル14とが別々に回動可能となるようになっている。
また、錠ケース15内には、内側ハンドル13の回動動作に基づいてラッチボルト12を受座11の受穴から離脱させる離脱手段が設けられている。すなわち、この離脱手段は例えば内側ハンドル13の角軸31の角軸本体33とラッチボルト12との間に図示しないカム等の回転運動・直線運動変換手段を介在させて、角軸本体33の回動動作をラッチボルト12の直線的な後退動作に変換することなどにより構成される。
内側ハンドル13の嵌入部18のピン32と内側台座21との間には、ねじりコイルばね(付勢部材)41が設けられており、このねじりコイルばね41により内側ハンドル13が角軸31側に付勢されているとともに、図6において矢印方向に回動された内側ハンドル13を通常に状態に復帰させるように矢印方向と反対方向に内側ハンドルが回動するように付勢されている。
図6(b)に示すように、内側ハンドル13の嵌入部18の外周面には凹部42が形成されており、一方内側台座21には嵌入部18の外周面に向けて進退自在に係止ピン44が設けられており、この係止ピン44が圧縮コイルばね(付勢部材)43により嵌入部18の外周面に向けて付勢されている。通常は、係止ピン44の先端部が内側台座21の凹部42に嵌入され、圧縮コイルばね43により凹部42に向けて付勢されることにより、内側ハンドル13が位置決めされかつ位置固定されている。そして、図6(c)に示すように、内側ハンドル13をねじりコイルばね41および圧縮コイルばね43の付勢力に抗して矢印方向に回動されると、係止ピン44が凹部42から離脱し、係止ピン44の先端が嵌入部18の外周面に突き当たるようになっている。
また、嵌入部18の外周面には、角軸31の軸方向に沿って凹部42と所定間隔をおいた角軸31側に凹部45が形成されており、内側ハンドル13がねじりコイルばね41および圧縮コイルばね43の付勢力に抗して角軸31の基端部側(角軸本体33側)に移動されると、係止ピン44が凹部42から離脱し、係止ピン44の先端が嵌入部18の外周面に突き当たりながら移動して先端部が凹部45に嵌入し、これにより内側ハンドル13が位置決めされかつ位置固定されるようになっている。内側ハンドル13がこの位置に位置するときには、角軸31の角軸本体33が外側ハンドル14の角穴36から引き出されて、離脱しており、内側ハンドル13と外側ハンドル14とが別々に回動可能となっている。
このような構成は、ドア本体4を閉める内側ハンドル13の操作に伴う一連の操作で、前記連結手段30による内側ハンドル13に外側ハンドル14を一体的に回動可能に連結した状態を解除する連結解除手段(ラッチボルト操作不能手段)として機能する。すなわち、ドア本体4を閉める際に、施錠まで行う場合には、内側ハンドル13を引いてドア本体4が閉まってからさらに内側ハンドル13を引き続けると、角軸31の角軸本体33が角穴36から引き出され、角穴36から離脱して、連結手段30による内側ハンドル13に外側ハンドル14を一体的に回動可能に連結した状態が解除されるようになっている。
そして、係止ピン44の先端部が凹部45に嵌入した状態から、内側ハンドル13を少し回動させてから手を離すと、係止ピン44が凹部45から離脱し、ねじりコイルばね41の付勢力により付勢されて、内側ハンドル13が前記回動操作方向と反対方向に回動するとともに、角軸31の先端部側(小径軸部34側)に移動し、係止ピン44の先端が凹部42に嵌入し、これにより内側ハンドル13が通常の位置に位置決めされかつ位置固定されるようになっている。内側ハンドル13がこの位置に位置するときには、角軸31の角軸本体33が外側ハンドル14の角穴36に嵌入されており、これにより内側ハンドル13と外側ハンドル14とが一体的に回動するようになっている。
なお、係止ピン44の先端部が嵌入されてハンドル13を通常の状態に位置固定する凹部42を設けずに、係止ピン44の先端を嵌入部18の外周面に突き当てておくようにしてもよい。
また、角軸31の角軸本体33の小径軸部34側の端部には、上下方向に延びる溝46が形成されている。
外側ハンドル14の嵌入部19の外周面には外側に突出するストッパ47が形成されており、一方外側台座22の内側面にはストッパ47を挟むようにかつ間隔をおいて係止部48,49が設けられており、ストッパ47が係止部48,49に係止されることにより、外側ハンドル14の回動範囲が規制されている。また、嵌入部19の外周面にはばね係止部51が設けられており、このばね係止部51と外側台座22の内周面に設けられたばね係止部との間には、引張りコイルばね(付勢部材)53が設けられている。この引張りコイルばね53により外側ハンドル14が図7(b)において時計方向に付勢されており、これによりストッパ47が係止部48に突き当たるまで外側ハンドル14が回動され、外側ハンドル14が通常の位置に位置決めされかつ位置固定されるようになっている。
そして、外側ハンドル14が図7(c)において反時計方向に回動すると、ストッパ47が係止部49に突き当たり、外側ハンドル14の回動が制限させる。この外側ハンドルが回動した状態で外側ハンドルから手を離すと、引張りコイルばね53の付勢力により付勢されて、外側ハンドル14が前記回動操作方向と反対方向に回動し、ストッパ47が係止部48に突き当たり、外側ハンドル14が通常の位置に戻るようになっている。
また、図9に示すように、施錠装置6には、ドア本体4の閉時のみに連結解除手段の作動を可能にする作動制限手段60が設けられている。すなわち、この作動制限手段60により、ドア本体4の閉時のみに、外側ハンドル14によるラッチボルト12の操作を不可能にすることができ、それ以外のときには、外側ハンドル14によるラッチボルト12の操作を不可能にすることができないようになっている。
作動制限手段60は次のように構成されている。
すなわち、図9に示すように、錠ケース15には、内側ハンドル13の角軸31の角軸本体33が嵌入される角穴61が形成されている。また、錠ケース15の下側には、操作部材としての操作板62が配置されており、この操作板62の先端部は三角形に形成されているとともに、ラッチボルト12が延びる方向と同じ方向に長く延びる2つの長穴63が形成されている。各長穴63にはそれぞれ、錠ケース15の下面から下方に突出するピン64が挿入され、操作板62がラッチボルト12の軸方向と同じ方向に往復移動するように案内しているとともに、操作板62の移動範囲を規制している。操作板62とフロント17との間には、引張りコイルばね(付勢部材)65が設けられており、この引張りコイルばね65により操作板62がフロント17から前方に突出するように付勢されている。
操作板62の後端部には、邪魔板66が設けられている。この邪魔板66は、錠ケース17の外側ハンドル14側の側面に沿って上方に向かって立ち上がり、錠ケース15の角穴61の外側ハンドル14側の開口部の奥側の一部を覆っている。邪魔板66のフロント17側の側端部は、角軸31の角軸本体33の小径軸部34側の端部に上下方向に延びる溝46に奥側から嵌入されており、これにより角軸31の軸方向の移動が規制されて、角軸31の角軸本体33が角穴36から引き出され、角穴36から離脱して、連結手段30による内側ハンドル13に外側ハンドル14を一体的に回動可能に連結した状態が解除されるのを制限されている。このように、邪魔板66は、角軸31の軸方向の移動を規制する移動規制部材として機能する。
そして、ドア本体4が閉められると、受座11の前面により操作板62が引張りコイルばね65の付勢力に抗して奥側に押されて移動し、この操作板62の移動に伴って邪魔板66が奥側に移動して、邪魔板66が角軸31の溝46から離脱するとともに、錠ケース15の角穴61の開口部から外れる。これにより、内側ハンドル13を引くことにより、角軸31の角軸本体33を外側ハンドル14の角穴36から引き出し、離脱することができるようになり、その結果内側ハンドル13に外側ハンドル14を一体的に回動可能に連結した状態が解除されて、内側ハンドル13と外側ハンドル14とが別々に回動するようになり、外側ハンドル14を回動しても、角軸31が回転せず、ラッチボルト12の引き込み操作ができなくなるようになっている。また、ドア本体4が閉状態のときには、邪魔板66が錠ケース15の角穴61の開口部から外れているので、外側ハンドル14の角穴36から離脱している角軸31の角軸本体33を、角穴36に嵌入することができるようになっている。
このドア1においては、図2に示すように、ドア本体4が開状態のときには、角軸31の溝46に邪魔板66が嵌入されており、これにより角軸31の軸方向の移動が規制されて、角軸31の角軸本体33が角穴36から引き出され、角穴36から離脱して、連結手段30による内側ハンドル13に外側ハンドル14を一体的に回動可能に連結した状態が解除されるのを規制されている。
図3に示すように、内側ハンドル13を引いてドア本体4を閉めると、ラッチボルト12が受座11に挿入され、これにより仮締りとなる。
また、受座11の前面により操作板62が引張りコイルばね65の付勢力に抗して奥側に押されて移動し、この操作板62の移動に伴って邪魔板66が奥側に移動して、邪魔板66が角軸31の溝61から離脱するとともに、錠ケース15の角穴61の開口部から外れる。これにより、角軸31の角軸本体33を外側ハンドル14の角穴36から引き出し、離脱することが可能な状態になる。
図4に示すように、ドア本体4が閉まってからさらに内側ハンドル13を引くと、内側ハンドル13がねじりコイルばね41および圧縮コイルばね43の付勢力に抗して係止ピン44が凹部42から離脱し、係止ピン44の先端が嵌入部18の外周面に突き当たりながら移動して先端部が凹部45に嵌入し、これにより内側ハンドル13が引き出された状態で位置固定される。このとき、角軸31の角軸本体33が外側ハンドル14の角穴36から引き出されて、離脱し、内側ハンドル13と外側ハンドル14とが別々に回動するようになる。このため、外側ハンドル14を回動しても、角軸31が回転せず、ラッチボルト12の引き込み操作ができなくなるので、ドア本体4を外側ハンドル14で開けることができなくなり、本締り(施錠状態)となる。
本締り状態(施錠状態)のドア本体4を開ける(解錠する)場合には、図5に示すように、内側ハンドル13を回動させる。そうすると、係止ピン44が凹部45から離脱し、ねじりコイルばね41の付勢力により付勢されて、内側ハンドル13が角軸31の先端部側(小径軸部34側)に移動し、この内側ハンドル13の移動に伴って角軸31の角軸本体33が外側ハンドル14の角穴36に嵌入し、内側ハンドル13と外側ハンドル14とが一体的に回動するようになり、外側ハンドル14に回動操作によってもラッチボルト12の引き込み操作ができるようになる。また、内側ハンドル13の前記回動操作によりラッチボルト12が引き込まれ、受座11から離脱されて解錠されるので、この状態で内側ハンドル13(ドア本体4)を押す。
このように構成されたドア1にあっては、ドア本体4を閉める内側ハンドル13の引く操作に引き続いてさらに引くという一連の操作により、連結手段30による内側ハンドル13に対する外側ハンドル14の一体的に回動可能な連結状態を解除することができて、外側ハンドルによるラッチボルト12の操作を不可能にすることができ、これによりドア本体4を外側ハンドル14側から開けることができなくなる施錠状態(本締り状態)にすることができる。このように、内側ハンドル13を引いてドア本体4を閉めるという操作に引き続いて引くという一連の操作により、施錠することができるので、施錠忘れを防止することができる。
また、ドア本体4の閉時のみに、連結手段30による内側ハンドル13に外側ハンドル14を一体的に回動可能に連結した状態を解除する連結解除手段の作動を可能にする作動制限手段60を設けたので、ドア本体4の閉時のみに、外側ハンドル14によるラッチボルト12の操作を不可能にすることができて、ドア本体4を外側ハンドル側から開けることができなくなる本締り状態(施錠状態)とすることができ、それ以外のときには、外側ハンドル14によるラッチボルト12の操作を不可能にすることができない。したがって、ドア本体4を閉めた後に内側ハンドル13側からのみ、本締り状態(施錠状態)とすることができるが、ドア本体4が開いている状態で外側ハンドル14側から内側ハンドル13を操作して、外側ハンドル14によるラッチボルト12の操作が不可能になるようにし、ドア本体を閉めることはできない。よって、外側ハンドル14側に居る状態でドア本体4を閉めて施錠状態になってしまい、外側ハンドル14側から解錠できなくなるのを防止することができる。このように、自動施錠されて締め出されるいわゆる締め出しの防止を図ることができる。
図10および図11は、本発明の第2の実施の形態に係るドアを示す図であって、図10は施錠状態のドアの要部を示す図であり、図11は閉状態(仮閉め状態)のドアの要部を示す図である。なお、図10および図11において、前述の図1〜図9と同一構成要素には同一符号を付してその説明を省略または簡略化する。なお、図10および図11において、隠れ線で表示する部分も実線で表示している場合もある。
本実施の形態のドア(開口部装置)では、ラッチボルト操作不能手段として、第1の実施の形態の連結解除手段に代えて、ドア本体を閉める内側ハンドル13の操作に伴う一連の操作で、ラッチボルト12を受座11から離脱させる前記第1のハンドルの回動操作を不可能にするハンドル回動不能手段を用いている。
このハンドル回動不能手段70は次のように構成されている。
すなわち、内側台座21には、室内側に向けてL字状に突出するハンドル回動規制部材71が設けられている。一方、内側ハンドル13Aは、内側に直線的に延びる基部72と、この基部72の先端部に、垂直方向に延びるピン73により水平回動可能に連結された把持部74とを備えている。内側ハンドル13Aは、把持部74を引くと、把持部74の端面が基部72のストッパ75に係止されて、把持部74が少し引き起こされた状態になり、(図10参照)。把持部74を押すと、把持部74の端面が基部72のストッパ76に係止されて、基部72と把持部74とでほぼL字状の通常の状態になるようになっている。図11参照)。図10に示すように、把持部74が引き起こされた状態では、平面視において把持部74の一部とハンドル回動規制部材71の一部とが重なり、これにより内側ハンドル13Aが回動できないようになっている。内側ハンドル13Aが回動できないと、これに一体的に回動するように連結されている外側ハンドル14も回動できない。
このドアにおいては、図10に示すように、内側ハンドル13を引いてドア本体4を閉めると、ラッチボルト12が受座11に挿入されるとともに、ハンドル回動規制部材71によって内側ハンドル13の回動操作が規制されるので、内側ハンドル13の回動によってラッチボルト12を受座11から離脱させることができなくなる。このため、内側ハンドル13と一体的に回動可能に連結された外側ハンドル14によるラッチボルト12の操作が不可能になり、その結果ドア本体4を外側ハンドル14側から開けることができなくなり、本締りとなる。仮締めの状態にしたい場合には、図11に示すように、内側ハンドル13を押して通常の位置に戻すと、内側ハンドル13が回動可能な状態になる。本締り状態(施錠状態)のドア本体4を開ける(解錠する)場合には、内側ハンドル13を押して通常の位置に戻し、内側ハンドル13を回動可能な状態にしてから、内側ハンドル13を回動させる。これにより、ラッチボルト12が受座11から離脱されて解錠されるので、この状態で内側ハンドル13(ドア本体4)を押す。
このように構成されたドアによれば、ドア本体4を閉める内側ハンドル13の引くという一連の操作により、内側ハンドル13の把持部74が回動して、内側ハンドル13の回動操作がハンドル回動規制部材71によって規制されるので、内側ハンドル13と一体的に回動可能に連結された外側ハンドル14によるラッチボルト12の操作を不可能にすることができ、これによりドア本体4を外側ハンドル14側から開けることができなくなる施錠状態(本締り状態)にすることができる。このように、内側ハンドル13を引いてドア本体4を閉めるという一連の操作により、施錠することができるので、施錠忘れを防止することができる。
なお、本実施の形態において、ドア本体の閉時のみにハンドル回動不能手段70の作動を可能にする作動制限手段を設けるようにしてもよい。このようにすると、自動施錠されて締め出されるいわゆる締め出しの防止を図ることができる
図12および図13は、本発明の第3の実施の形態に係るドアを示す図であって、図12は閉状態のドアの要部を示す図であり、図13は施錠状態のドアの要部を示す図である。なお、図12および図13において、前述の図1〜図9と同一構成要素には同一符号を付してその説明を省略または簡略化する。なお、図12および図13において、隠れ線で表示する部分も実線で表示している場合もある。
本実施の形態のドア(開口部装置)では、第1の実施の形態のように室外ハンドル12によりラッチボルト12の操作をできなくして施錠状態にするのではなく、デッドボルト挿入連動手段を設けて、ドア本体を閉める内側ハンドルの操作に伴う一連の操作でデッドボルトを受座に挿入させるようにして、デッドボルトによる施錠を行うようにしている。
このデッドボルト連動手段80は次にように構成されている。
すなわち、内側ハンドル13は、第1の実施の形態の連結解除手段と同様の構成により角軸31の軸方向に移動可能に形成されているが、第1の実施の形態と異なり本実施の形態では、角軸31の角軸本体33が外側ハンドル14の角穴36から離脱せず、常に内側ハンドル13と外側ハンドル14とが一体的に回動するようになっている。また、本実施の形態では、ラッチボルト12の他にデッドボルト81が錠ケース15内に設けられている。そして、このデッドボルト81を操作するサムターン82と内側ハンドル13とがリンク83を介して連結されている。すなわち、サムターン82にはワイヤー84の一端が連結され、このワイヤー84の他端がく字状のリンク83の一端にピン85を介して回動自在に連結されている。このリンク83の他端には、棒状の係合部材86が固定されており、この係合部材86の先端部が内側ハンドル13に設けられた2つの係合穴87,88に係脱自在に係合するようになっている。係合穴87,88は、内側ハンドル13の角軸31の軸方向に沿って間隔をおいて形成されている。リンク83は中央部に位置するピン89を中心に回動自在に設けられている。ピン89は、錠ケース15に固定されている。
そして、図13(b)に示すように、内側ハンドル13が引かれて手前側に移動すると、リンク83がピン89を中心に回動して、ワイヤー84が下方に引かれ、これによりサムターン82が回動して、デッドボルト81を突出させて受座11に挿入させ、施錠状態にする。このとき、係合部材86は内側ハンドル13の奥側の係合穴87に係合している。
この施錠状態のとき、内側ハンドル13を押して奥側に移動させると、係合部材86が係合穴87から離脱し、係合穴88に係合し、これによりワイヤー84は下方に引かれたままとなり、デッドボルト81が元に戻らない(解錠されない)ようになっている。デッドボルト81を元の位置(後退した位置)に戻すには、サムターン82を回動操作する。
なお、ラッチボルト12はばね91により錠ケース15から突出するように常時付勢されている。また、ラッチボルト12には操作部材92が係合しており、内側ハンドル13が回動されて角軸31の回動すると操作部材92がラッチボルト12の後端側に(図12(a)において右側に)移動し、ラッチボルト12をばね91の付勢力に抗して後退させるようになっている。
このドアにおいては、図12に示すように、内側ハンドル13を引いてドア本体4を閉めると、ラッチボルト12が受座11に挿入され、これにより仮締りとなる。このとき、係合部材86は内側ハンドル13の奥側の係合穴87に係合している。
そして、図13(a)、(b)に示すように、内側ハンドル13をさらに引くと、内側ハンドル13が手前側に移動し、これによりリンク83がピン89を中心に回動して、ワイヤー84が下方に引かれ、その結果サムターン82が回動して、デッドボルト81が突出して受座11に挿入され、本締り(施錠状態)になる。なお、この施錠状態のとき、内側ハンドル13を押して奥側に移動させても、係合部材86が係合穴87から離脱し、係合穴88に係合するので、ワイヤー84は下方に引かれたままとなり、デッドボルト81が元に戻らない(解錠されない)。
本締り状態(施錠状態)から解錠する場合には、サムターン82によりデッドボルト81を受座11から離脱させる。その後、ドア本体4を開ける場合には、内側ハンドル13を回動させてラッチボルト12を受座11から離脱させ、内側ハンドル13(ドア本体4)を押す。
このように構成されたドアによれば、ドア本体4を閉める内側ハンドル13の引く操作に引き続いてさらに引くという一連の操作により、デッドボルト81を受座11に挿入させることができて、施錠状態(本締り状態)にすることができる。このように、内側ハンドル13を引いてドア本体4を閉めるという操作に引き続いて引くという一連の操作により、施錠することができるので、施錠忘れを防止することができる。
なお、本発明は、前述の実施の形態に限定されるものではなく、種々変更可能である。
例えば、前述の各実施の形態では、第1のハンドルおよび第2のハンドルとしてそれぞれ、室内の内側ハンドル13および室外ハンドル14としたが、室外ハンドルおよび室内ハンドルとしたり、あるいは共に室内のハンドルなどとしてもよい。
また、前述の第3の実施の形態において、デッドボルト81をサムターン82により操作するようにしたが、これに代えてまたはこれに加えてキーにより操作されるシリンダ等により操作するようにしてもよい。
また、前述の第3の実施の形態において、内側ハンドル(第1のハンドル)と外側ハンドル(第2のハンドル)とは一体的に回動可能に連結されていてもよいし、あるいは外側ハンドルと内側ハンドルとが別々に回動可能とされて、ラッチボルトの解除を行うことができるようになっていてもよい。
本発明の第1の実施の形態に係るドアを示す図であって、ドアを室内側から見た図である。 開状態のドアの要部を示す図であって、(a)は横断面図であり、(b)は室内側から見た図である。 同、(a)は閉状態のドアの要部を示す横断面図であり、(b)は室内側から見た図である。 同、(a)は施錠状態のドアの要部を示す横断面図であり、(b)は室内側から見た図である。 同、(a)は内側ハンドルを回動させた状態のドアの要部を示す横断面図であり、(b)は室内側から見た図である。 同、(a)は内側ハンドルを示す横断面図であり、(b)は(a)のA方向矢視図であり、(c)は内側ハンドルが回動した状態の図である。 同、(a)は外側ハンドルを示す横断面図であり、(b)は(a)のB方向矢視図であり、(c)は外側ハンドルが回動した状態の図である。 内側ハンドルと外側ハンドルとの連結手段を示す図であって、(a)は連結状態を示す図であり、(b)は連結が解除された状態を示す図である。 作動制限手段を示す図であって、(a)は室外側から見た図であり、(b)は(a)のC方向矢視図である。 本発明の第2の実施の形態に係るドアを示す図であって、(a)は施錠状態のドアの要部を示す横断面図であり、(b)は室内側から見た図である。 同、(a)は閉状態(仮閉め状態)のドアの要部を示す横断面図であり、(b)は室内側から見た図である。 本発明の第3の実施の形態に係るドアを示す図であって、(a)は閉状態のドアの要部を示す側面図であり、(b)は(a)のD方向矢視図である。 同、(a)は施錠状態のドアの要部を示す側面図であり、(b)は(a)のE方向矢視図であり、(c)はハンドルが戻ったときのリンクの状態を示す図である。
符号の説明
1 ドア(開口部装置)
2 枠体
4 戸体(ドア本体)
6 施錠装置
11 受座
12 ラッチボルト
13 内側ハンドル(第1のハンドル)
14 外側ハンドル(第2のハンドル)
60 作動制限手段60
70 ハンドル回動不能手段
80 デッドボルト連動手段
81 デッドボルト

Claims (5)

  1. 建物の開口に設けられる枠体と、この枠体内に開閉自在に設けられるドア本体と、施錠可能な施錠装置とを備え、
    前記施錠装置は、前記枠体に設けられた受座と、前記ドア本体に設けられて前記受座に挿脱自在でかつ前記受座に挿入されるように付勢されたラッチボルトと、前記ドア本体に設けられて前記ドア本体の一方側および他方側にそれぞれ突出する第1のハンドルおよび第2のハンドルと、前記第1のハンドルの回動操作に基づいて前記ラッチボルトを前記受座から離脱させる離脱手段と、前記第1のハンドルに前記第2のハンドルを一体的に回動可能に連結する連結手段と、前記ドア本体を閉める前記第1のハンドルの操作に伴う一連の操作で前記第2のハンドルによる前記ラッチボルトの操作を不可能にするラッチボルト操作不能手段とを備えていることを特徴とする開口部装置。
  2. 前記ラッチボルト操作不能手段は、前記ドア本体を閉める前記第1のハンドルの操作に伴う一連の操作で、前記連結手段による前記第1のハンドルに前記第2のハンドルを一体的に回動可能に連結した状態を解除する連結解除手段により構成されることを特徴とする請求項1に記載の開口部装置。
  3. 前記ラッチボルト操作不能手段は、前記ドア本体を閉める前記第1のハンドルの操作に伴う一連の操作で、前記ラッチボルトを前記受座から離脱させる前記第1のハンドルの回動操作を不可能にするハンドル回動不能手段により構成されることを特徴とする請求項1に記載の開口部装置。
  4. 前記ドア本体の閉時のみに、前記ラッチボルト操作不能手段の作動を可能にする作動制限手段を備えていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の開口部装置。
  5. 建物の開口に設けられる枠体と、この枠体内に開閉自在に設けられるドア本体と、施錠可能な施錠装置とを備え、
    前記施錠装置は、前記枠体に設けられた受座と、前記ドア本体に設けられて前記受座に挿脱されるデッドボルトと、前記ドア本体に設けられて前記受座に挿脱自在でかつ前記受座に挿入されるように付勢されたラッチボルトと、前記ドア本体に設けられて前記ドア本体の一方側および他方側にそれぞれ突出する第1のハンドルおよび第2のハンドルと、前記第1のハンドルの回動操作に基づいて前記ラッチボルトを前記受座から離脱させる離脱手段と、前記ドア本体を閉める前記第1のハンドルの操作に伴う一連の操作で前記デッドボルトを前記受座に挿入させるデッドボルト挿入連動手段とを備えていることを特徴とする開口部装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN109356452A (zh) * 2018-10-26 2019-02-19 广东樱花智能科技有限公司 一种可左右换向的面板离合机构
CN109356452B (zh) * 2018-10-26 2024-05-10 广东樱花智能科技有限公司 一种可左右换向的面板离合机构

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