JP5291738B2 - 扉用ロックハンドル装置 - Google Patents
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Description
上記課題を解決するための、この出願に係る発明の扉用ロックハンドル装置は、固定枠体側に設けられるストライク1,2と、扉Dを閉鎖したときストライク1,2の前方に対面する位置において当該扉Dに固着されるハンドルベース3と、扉Dの前面と平行な第1固定枢軸4によって基端側においてハンドルベース3に起伏自在に枢着されるレバーハンドル5と、基端部が第1固定枢軸4と平行な第2固定枢軸7によってハンドルベース3に枢着されるクランプ体8,21と、倒伏したレバーハンドル5に対面する位置においてこれを拘束するためにハンドルベース3に設けられる施錠ユニット27とを具備する。レバーハンドル5は、倒伏したロック位置と起立した非ロック位置との間を回転自在で、ロック位置において基端から先端へ上下方向に延び、第1固定枢軸4よりも先端側の部位においてロック位置における後方へ延出する駆動アーム6を有する。クランプ体8,21は、基端部9,22と、基端部からハンドルベース3の背面側に突出するフック部10,23と、基端部9,22からフック部10,23と反対方向へ延出する受動肩部11,24とを有する。基端部9、22は、第2固定枢軸7によってハンドルベースに枢着される。受動肩部11,24は、連結リンク14を介してレバーハンドル5に連結され、レバーハンドル5に連動してロック位置と非ロック位置との間を正逆回転する。ロック位置においてフック部10,23がストライク1,2に係合し、非ロック位置においてフック部10,23がストライク1,2から離脱する。さらに、レバーハンドル5は、ロック位置において施錠ユニット27に拘束される係合部26を具備する。施錠ユニット27は、ラッチレバー28と、錠前ユニット29と、ソレノイドユニット30とを具備する。ラッチレバー28は、第1固定枢軸4と平行なラッチ軸33によりハンドルベース3に枢支され、ロック位置にあるレバーハンドル5の係合部26に係合する係合位置と、それから離脱する非係合位置との間を正逆回転自在であり、常時は係合位置に回転付勢される。錠前ユニット29は、ハンドルベース3に固着され、キー操作によりラッチレバー28を非係合位置へ回転操作可能である。ラッチレバー28は、ロック位置へ倒伏回動するレバーハンドル5の係合部26に押されていったん非係合位置へ回転した後、係合位置へ回転復元する。ソレノイドユニット30は、ハンドルベース3に固着され、通電時にラッチレバー28を非係合位置に保持し、常時はラッチレバー28を解放する。
図1ないし図3は、本発明のロックハンドル装置を扉Dに取り付けた状態を示す縦断側面図であって、図1は非ロック状態、図2は操作途上状態、図3は錠止状態を示している。図において1は第1ストライク、2は第2ストライクであり、上下方向に所要間隔を置いて、キャビネット等の本体である固定枠体Bにおける開口部の周囲フランジ部B1に固着される。
2 第2ストライク
3 ハンドルベース
4 第1固定枢軸
5 レバーハンドル
6 駆動アーム
7 第2固定枢軸
8 第1クランプ体
9 基端部
10 フック部
11 受動肩部
12 ばね受け突起
13 第1可動枢軸
14 連結リンク
15 ばね受け突起
16 第2可動枢軸
17 第2連結リンク
18 第3可動枢軸
19 反転ばね
20 第3固定枢軸
21 第2クランプ体
22 基端部
23 フック部
24 受動肩部
25 第3可動枢軸
26 係合部
27 施錠ユニット
28 ラッチレバー
29 錠前ユニット
30 ソレノイドユニット
31 ラッチ収納空間
32 錠前収納空間
33 ラッチ軸
34 シリンダケース
35 ばね
36 スライドプレート
37 支持板
38 ソレノイド本体
39 接続金具
40 フック部
41 操作部
42 リミットスイッチ
43 LEDランプ
44 ランプ表示用開口
45 スイッチ押圧用突起
46 キー挿通用開口
B 固定枠体
B1 囲壁部
D 扉
L 基準直線
L1 第1、第2枢支点間を結ぶ直線
Claims (3)
- 固定枠体側に設けられるストライクと;固定枠体側に枢支される扉を閉鎖したとき前記ストライクの前方に対面する位置において当該扉に固着されるハンドルベースと;扉の前面と平行な第1固定枢軸によって基端側においてハンドルベースに起伏自在に枢着されることによって、倒伏したロック位置と起立した非ロック位置との間を回転自在で、ロック位置において基端から先端へ上下方向に延びるように配置されると共に、前記第1固定枢軸よりも先端側の部位においてロック位置における後方へ延出する駆動アームを有するレバーハンドルと、
基端部と;基端部から前記ハンドルベースの背面側に突出するフック部と;基端部からフック部と反対方向へ延出する受動肩部とを有し;基端部が前記第1固定枢軸と平行な第2固定枢軸によってハンドルベースに枢着されると共に、受動肩部が連結リンクを介して前記レバーハンドルに連結されことによって当該レバーハンドル連動してロック位置と非ロック位置との間を正逆回転し、ロック位置においてフック部が前記ストライクに係合し、非ロック位置においてフック部がストライクから離脱するクランプ体と、
ロック位置における前記レバーハンドルに対面する位置において前記ハンドルベースに設けられる施錠ユニットと、を具備し、
前記レバーハンドルは、ロック位置において前記施錠ユニットに拘束される係合部を具備し、
前記施錠ユニットは、前記第1固定枢軸と平行なラッチ軸により前記ハンドルベースに枢支されることによりロック位置にある前記レバーハンドルの係合部に係合する係合位置と離脱する非係合位置との間を正逆回転自在で、常時は係合位置に回転付勢され、ロック位置へ倒伏回動する前記レバーハンドルの係合部に押されていったん非係合位置へ回転した後係合位置へ回転復元するラッチレバーと;前記ハンドルベースに固着され、キー操作により前記ラッチレバーを非係合位置へ回転操作可能な錠前ユニットと;前記ハンドルベースに固着され、通電時に前記ラッチレバーを非係合位置に保持し、常時はラッチレバーを解放するソレノイドユニットとを具備することを特徴とする扉用ロックハンドル装置。 - 前記施錠ユニットは、前記ハンドルベース上に前方へ露出するように固着され、前記ソレノイドユニットの通電時に点灯するLEDランプと;前記ハンドルベースに固着され、前記レバーハンドルがロック位置にあることを検知して前記LEDランプへの通電を絶つリミットスイッチと;をさらに具備し、
前記レバーハンドルは、ロック位置における前記LEDランプに対面する位置に、当該LEDランプを前方へ露出させる表示窓をさらに具備することを特徴とする請求項1に記載の扉用ロックハンドル装置。 - 前記ラッチレバーは、基端側に前記ハンドルベースの後方へ延出する操作部を有し、先端側には、ロック位置へ倒伏回動する前記レバーハンドルの係合部に摺接してラッチレバーをいったん非係合位置へ回転させた後、ロック位置において当該係合部に係合するフック部を具備し、
前記施錠ユニットは、前記ラッチレバーの操作部に連結される接続部を具備することを特徴とする請求項1又は2に記載の扉用ロックハンドル装置。
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