JP2006500249A - 印刷機の胴の可撓性胴巻きを締め付ける締め付け装置 - Google Patents

印刷機の胴の可撓性胴巻きを締め付ける締め付け装置 Download PDF

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Abstract

【課題】
【解決手段】 ジャケット表面上に軸線方向チャネル(6)を有する胴(1)の可撓性胴巻き(2,3)を締め付けるための締め付け装置は、
e)前記チャネル(6)の開口(7)から突き出る胴巻き(2,3)の少なくとも1つの端部に対して、対向表面(4)と共に前記チャネル(6)内に締め付けギャップを形成している表面(S)を有する締め付け体(10)と、
f)前記締め付け体(10)及び前記対向表面(4)を相互に対抗するように押圧力(F)で押圧する押圧手段(13;14;10a)と、
g)前記締め付け体(10)と接触して、該締め付け体(10)が支持される支持表面(9;14';9')を形成する取り付け手段(12;14;1,8)と、
を備え、
h)前記締め付け体(10)の重心(SP)が、締め付けギャップを維持しながら、前記胴(1)及び前記支持表面(9;14';9')に対する第1方向と前記胴(1)に対する前記第1方向とは平行ではない第2方向において該胴(1)の回転軸線(DZ)とは直角に移動可能である。

Description

本発明は印刷機胴の締め付け装置に関し、胴上に可撓性胴巻きを締め付け固定すべく使用される印刷機胴の締め付け装置に関する。
本発明が関わる締め付け装置等は、ラバー・ブランケット及び可撓性印刷組み版を固定すべく輪転印刷機のラバー・ブランケット胴及び/或は印刷胴のために特に必要とされており、それらラバー・ブランケット及び可撓性印刷組み版がそうした印刷胴上における胴のジャケット表面上に伸張させられて、張力を維持する。胴は1つ或は殆どの場合には複数の軸線方向チャネルをジャケット表面上に有し、そうしたチャネル内或は複数のチャネル内に締め付け装置がそれぞれ形成されている。
下記の特許文献1は軸方向チャネルを開示しており、それが印刷胴のジャケット表面上におけるチャネル開口まで相互に対して鋭角に傾斜して収束するチャネル壁を有する。相互に向かって延在している側面を伴う締め付け体はチャネル内に配列されてチャネル開口の方向に伸張させられて、その2つの側面は同一角度で収束するチャネル壁に押圧される。締め付けギャップはそれら2つのチャネル壁の内の一方とそれと対向する締め付け体の側面との間に胴巻きのために形成されている。締め付けギャップは、締め付け体に対して直角に調整自在に配列されている担持体によって設定されている。
EP 0 856 401 A2
印刷胴のチャネル内に旋回自在に配列された締め付けカムを有する締め付け装置は下記の特許文献2及び3で知られている。これら締め付けカムは締め付け位置及び解除位置の間で交互に旋回可能である。
DE 195 09 561 A1 DE 200 22 737 U1
先行技術に係る締め付け装置は特にそれらの取り扱いに関して未だ最適化されていない。
下記の特許文献4は、各々が印刷胴の放射方向においてバネ要素上に弾性的で非堅固に直接支持されている複数の円筒状締め付け体を備える締め付け装置を開示している。たとえそれら締め付け体が、部分的にはバネ要素の放射方向内向きのバネ偏位によって、且つ、部分的には胴の接線方向において、胴の回転軸線に対して直交する2つの非平行方向に移動可能であるにせよ、接線方向における移動はバネ要素の傾斜及び/或は屈曲と関連している。
米国特許第5,010,818号
下記の特許文献5は、押圧手段によって生成された弾性力に抗して該押圧手段の取り付け手段上に移動自在に取り付けられている締め付けシャフトを伴う締め付け装置を開示している。この締め付けシャフトはその外側周囲の一部にわたって一定の円筒形状を有し、その一定の円筒状部とは反対側に2つ或は3つの平坦領域を伴う多角形状を有する。その締め付けシャフトはその平坦領域で取り付け手段上に横たわっている。平坦領域の数に依存して、締め付けシャフトは2つ或は3つの離散回転角度位置を帯びることができる。締め付けシャフトは、その周囲の一定の円筒状部上で、胴巻きの端部の締め付け中、締め付けギャップを形成しないように形作られている。胴巻きの端部を締め付けるべく、締め付けシャフトは器具によって所定の回転角度位置に回転させられ、胴巻きの端部を締め付けギャップを形成する胴チャネルのギャップ端部の内の一方に対して押圧する。更には、締め付けシャフトが移動自在に設定される範囲であるチャネルの2つの軸線方向側壁は締め付けシャフトに対する当接部として作用している。
米国特許第5,123,353号
他の締め付け装置は、下記の特許文献6乃至14で知られている。
DE 42 38 343 A1 米国特許第2,900,904号 米国特許第5,485,785号 米国特許第5,123,353号 DE 35 35 138 A1 DE 101 08 745 C1 DE 44 15 624 A1 DE 26 20 427 B2 米国特許第4,577,560号
本発明の1つの目的は、印刷機の胴の可撓性胴巻きを締め付ける締め付け装置を提供することであり、それによって、胴巻きが確実に締め付けられると共に取り扱いが容易である締め付け装置を提供することである。
本発明は印刷機、好ましくは大きな新聞版を印刷するための印刷機の胴の締め付け装置に関する。胴はそのジャケット表面上に軸線方向チャネルを有する。締め付け装置は、少なくとも1つの締め付け体と、前記少なくとも1つの締め付け体が支持される取り付け手段と、前記締め付け体に対する押圧手段とを備える。その少なくとも1つの締め付け体は、少なくとも1つの可撓性胴巻きの少なくとも1つの端部に対して、対向表面と共に胴チャネル内に締め付けギャップを形成し、そこに前記端部がチャネル開口を通って突出する。対向表面は、好ましくは、胴自体によって形成されるか或は胴と連結されているチャネル壁である。しかしながら対向表面は、原則として、胴に対してチャネル内で移動自在でもあり、例えば同様にそれ自体が回転自在であり得て、胴巻きの自由端部の締め付けギャップ内への導入を補助し得る。押圧手段は締め付け力を生成し、その力で少なくとも1つの締め付け体及び対向表面が相互に押圧して、締め付けギャップを形成する。少なくとも1つの締め付け体及び対向表面は、好ましくは、胴巻きの前記少なくとも1つの端部が引き込まれる前に既に相互に対抗するように押圧される。しかしながら押圧力も原則として胴巻きの端部の導入によってだけもたらせられ得る。
少なくとも1つの締め付け体は、締め付けギャップが維持されながら、その重心が胴に関して2つの非平行方向における該胴の長手軸線に対して直角に移動可能であるように且つそれら方向の内の1つにおける前記取り付け手段に関して移動可能であるように、本発明に従って取り付けられている。こうして少なくとも1つの締め付け体は胴の断面である平面内に2自由度を有すると共に、対向表面を恒久的に押圧する。締め付け体の重心移動の2つの方向と胴の回転軸線とは、好ましくは、相互に直角を形成する。もし胴巻きの少なくとも1つの端部が締め付けギャップ内に押し込められるか又は引き込まれれば、胴巻きの端部の厚みだけ、少なくとも1つの締め付け体が締め付け力に抗して対向表面から遠ざかるように移動させられるか、或は、弾性的に圧縮されるか、或は、組み合わせで遠ざかるように移動して圧縮される。その重心の変位中、少なくとも1つの締め付け体は支持表面上で恒久的に支持されると共にこのようにして保持される。締め付けギャップをも形成する対向表面はそれら支持表面の内の1つを形成する。少なくとも2つ以上の支持表面はある角度をもって対向表面を目指すと共に相互にある角度を持って目指す。少なくとも1つの締め付け体は、好ましくは、3つの支持表面で支持されると共にセンタリングされる。本発明に従った少なくとも1つの締め付け体の構成における1つの長所は、締め付けギャップを用意するために設定作業が何等必要とされないことである。少なくとも1つの締め付け体は解除位置から締め付け位置まで先ず移動させる必要性がなく、常に締め付け位置にある。胴巻きの少なくとも1つの端部は締め付け位置に押し込まれるか又は引き込まれる。同じ胴巻きの2つの端部或は2つの胴巻き各々の1つの端部は締め付けギャップ内に好ましくは締め付けられる。
好適実施例において、取り付け手段は押圧手段によって少なくとも1つの締め付け体に対して付勢される力に抗して胴の回転軸線に直角に移動可能である。取り付け手段は、ここでは、少なくとも1つの締め付け体の移動の2つの方向の内の一方に移動させられ得る。取付手段は少なくとも一つの締め付け体をその2つの移動の方向のうちの一方において支持し、それを他方の方向にガイドする。それに対応して取り付け手段はガイド路を形成し、それに沿って少なくとも1つの締め付け体はガイドされ、好ましくは該ガイド路上での転がり及び/或は摺動によってガイドされる。
対向表面と締め付けギャップを形成する少なくとも1つの締め付け体の表面は、それ自体がガイド路上でガイドされ得る。しかしながら締め付け体は、好ましくは、別の方法でガイド路上をガイドされ、好ましくは少なくとも1つの締め付け体と堅固に或は任意選択的には回転自在に連結されている噛み合い部材によってガイドされる。噛み合い部材の周囲は対向表面を押圧し、噛み合い部材は好ましくは取り付け手段のみを押圧する。それは締め付け体からピンとして即ち担持軸頚として突出する。噛み合い部材は締め付け体に属するものと考えられ、その理由は2つの方向にその移動を追従させるためである。
少なくとも1つの締め付け体は、胴のチャネル内に好ましくは形成されている支持表面上に支持されている。これら支持表面の内の1つは好ましくは取り付け手段によって形成され、それは好適実施例においてチャネル内に移動自在に配列されている。その他の支持表面は特に胴自体及び/或は該胴と堅固に連結された充填材によって形成され得る。
好適な第1実施例において、締め付け体は2つの非平行方向に全体的に移動自在に取り付けられる。取り付けは特に浮遊マウントであり得て、それは移動自在に配列された取り付け手段によって好ましくは形成されている。少なくとも1つの締め付け体はこの実施例では一体物として、鋼或は比較的硬く重い材料等の単一材料から均質的に形成され得る。
代替的な第2実施例において、少なくとも1つの締め付け体は相互に関して移動自在ではない支持表面の間でセンタリングされている。それら支持表面の内の1つは、再度、締め付けギャップの形成に参加する対向表面によって形成されている。少なくとも2つの、好ましくは正確に2つの他の支持表面は、好ましくは、胴によって直接的に形成されるか、或は、該胴と堅固に連結される。この例示実施例において、少なくとも1つの締め付け体は弾性的で非堅固な材料で形成された円筒状ジャケットを有し得て、そのジャケットは別の材料から形成された硬いコアを包囲する。そうした締め付け体も、原則的に、弾性的で非堅固な材料から全体的に形成され得る。しかしながらジャケットの材料のものよりも高い密度を伴う材料から形成された硬いコアが、特に胴の回転移動によってもたらされた遠心力が締め付け力を増大すべく利用され得る場合により好ましい。少なくとも1つの締め付け体がチャネル内で全体的に移動可能に配列されているとは、もはやこの第2実施例を考慮した場合には云うことができない。しかしながら少なくともその重心は2つの非平行方向において依然として移動自在である。締め付け体はこれら実施例においてそれ自体で押圧手段を形成する。もし弾性的で非堅固なコーティングを伴う硬いコアが被覆されれば、そのコーティングは、少なくとも胴巻きの1つの端部の厚みだけ、そして好ましくは少なくとも胴巻きの2つの端部の厚みだけ、その周囲にわたって見た場合、内向きバネ偏位を遂行し得るように相当に厚い。
締め付けギャップの形成に参加する少なくとも1つの締め付け体の表面は、対向表面と共に、胴の断面の平面内に開口漏斗を形成するように好ましくは形作られて、その開口漏斗はチャネルの開口まで広がって、胴巻きの少なくとも1つの端部の押し込み或は引き込みを補助する。
締め付けギャップの形成に参加する少なくとも1つの締め付け体の表面は、弾性的で非堅固な表面及び/或は対向表面の場合でさえ、狭小な軸線方向に延在する領域に沿ってだけ締め付け力が作用するように好ましくは形作られる。こうして高い特定表面圧力が締め付けギャップ内で達成され得る。
少なくとも1つの締め付け体は三角形或は四角形の断面を有し得るか或は別の多角形形状を有し得て、その多角形縁の内の1つによって締め付けギャップの形成に参加する。多角形縁は好ましくは結果として多角形であるという性質を喪失しない程度に僅かに丸まっている。更にはこの構成は、好ましくは、直線的な締め付け力及び開口漏斗が形成されるようになっている。
しかしながら、締め付けギャップの形成に参加する少なくとも1つの締め付け体の表面における丸い形状は多角形形状よりも著しく好ましい。それは好ましくは円形である。
締め付けギャップ或は締め付けギャップ内で作用している締め付け力が維持されながら、開口漏斗の形成が少なくとも1つの締め付け体の2つの非平行方向における移動性と特に有益に協働するとしても、そうした移動性無しでさえ開口漏斗の形成は利益をもたらし、そのことはこの出願の主題を形成する。開口漏斗の有益な変形例において、少なくとも1つの締め付け体は回転軸線周りに回転自在に配列され、好ましくは回転軸線周りで締め付けギャップの形成に参加する丸い表面を有する。
締め付け体の丸い表面は、胴巻きの締め付け及び解除のために締め付け体によって行われる回転移動中に締め付けギャップが維持される程度まで、締め付け体の回転軸線周りの周囲方向に延在するように形作られている。締め付け力は、締め付けギャップの不変な厚みを伴ってこの回転移動中に好ましくは大きさ及び方向に関して、少なくとも実質的に同一に維持される。締め付け体は、この場合、締め付けギャップの形成に参加しているその丸い表面が延在する回転角度の全範囲にわたって締め付け位置にある。これは胴巻きの自由端部の締め付けギャップ内への導入を補助する。もし締め付けギャップの形成に参加する少なくとも1つの締め付け体の表面が延在する回転角度の範囲が充分に大きければ、可撓性胴巻きも、有益な変形例において、少なくとも1つの締め付け体の対応する回転移動によって伸張され得る。締め付け体と共に締め付けギャップを形成する丸い表面は特に好ましくは360°にわたって延在する。締め付け体は、好ましくは、その回転軸線周りに360°まで回転自在である。
好適実施例において、締め付けギャップの形成に参加する締め付け体の丸い表面は、該締め付け体の回転軸線に対して回転対称である。締め付け体は一定の円筒として特に好ましくは設計され、丸い表面はそれに対応してその一定の円筒のジャケット表面である。回転対称設計の場合、少なくとも1つの締め付け体は、もし点状締め付け力が締め付けギャップ内で充分であるか或は所望通りであれば、基本的にはその一定の円筒とは異なる形の回転体でもあり得る。回転対称設計の場合、少なくとも1つの締め付け体は全回転にわたる回転位置の各角度で締め付けギャップを有益には形成し、それによって動作誤差が特別な信頼性をもって相殺される。
押圧手段は好ましくはバネ手段であり、少なくとも1つの締め付け体とその対向表面とを相互が対抗するように押圧する。押圧手段は好ましくはチャネル内に配列されている。バネ手段としての設計において、それはチャネル内に配列され且つ胴で支持されている少なくとも1つのバネ要素を備える。もし少なくとも1つの締め付け体が回転自在に配列されていれば、それは押圧手段に対してその回転軸線周りに好ましくは回転自在である。
先に記載されたタイプの複数の締め付け体は、好適実施例において、相互に軸線方向に離間された箇所にシャフト或は軸に沿って配列され得る。これら締め付け体は、シャフト或は軸によって一体物として形成され得るか若しくはシャフト或は軸に固定され、そして好ましくはシャフト上の回転に抗するように且つ、便宜上、シャフト或は軸上での変位に抗するようにこの設計では固定される。複数のバネ要素はシャフト或は軸に沿って相互に隣接した離間箇所に好ましくは配列されて、複数の締め付け体をシャフトの全長にわたって対向表面に対抗して押圧する。もし締め付け体が回転自在であれば、軸上への回転的取り付けも好適なシャフトの形成の代替として可能である。2つの隣接締め付け体の間におけるシャフト或は軸の部分は、好ましくは、先に述べたピンを形成し、該ピンを介して締め付け体が取り付け手段上に支持される。
相互に連結されていない先に記載されたタイプの複数の締め付け体は他の好適実施例では相互に隣接して軸線方向に配列され、1つの締め付け体に基づき記載されたように、締め付け力はそれらの各々に付与されている。締め付け体の各々はそれら締め付け体相互から分離して取り付けられ得る。複数の締め付け体、好ましくは2つの締め付け体は相互に好ましくは連結されて締め付け体グループを形成し、それが1つのグループの隣接締め付け体を相互に連結する好ましくはピンによって独立して取り付けられている。
少なくとも1つの締め付け体及びそれと一緒に締め付けギャップを形成している対向表面は好ましくは相互に関係して配列されて、締め付け力が胴の回転移動中に作用する遠心力の方向を目指す方向成分を有するように為す。全体としての少なくとも1つの締め付け体にとって、或は、少なくとも1つの締め付け体の少なくとも重心にとって更に好ましいことは、胴の回転軸線に関して移動可能であることである。動作中に生ずる胴の最大速度での遠心力によって引き起こされる締め付け力の成分は、押圧手段によって発生させられた締め付け力成分よりも有益には実質上大きい。
少なくとも1つの締め付け体がチャネル内に回転自在に配列されている実施例において、阻止手段が設けられ、それが締め付け体を胴に阻止係合状態で連結して、締め付け体の逆回転移動が生ずることを防止し得る。この阻止係合は、可撓性胴巻きの締め付け端部を締め付けギャップから引き出すことを可能とすべく解除され得る。そうした阻止手段は特に解除可能自由ランニング機構によって形成され得て、締め付け回転方向における締め付け体の回転移動を妨害することがないが、締め付け体の逆回転移動を阻止する。阻止手段は係合及び解除が可能な摩擦ブレーキによっても形成され得る。しかしながら阻止手段は好ましくは使用されない。そのことは特に遠心力が締め付けを支持する場合には可能である。
本発明に従った設計に基づき、胴巻きの自由端部が締め付けギャップ内に押し込められる際、締め付け体は締め付け回転方向に回転し、締め付け体は自由端部上での締め付けギャップの形成に参加するその丸い表面によって回転する。少なくとも1つの締め付け体の回転駆動が必要ではなくとも、回転駆動は除外されない。締め付けギャップが回転角度範囲にわたって維持されると云う事実のため、回転駆動される締め付け体が可撓性胴巻きの自由端部の締め付けギャップ内への引き込み及び/或は該締め付けギャップからの押し出しを為すべく使用可能である。また回転駆動は同時に、例えば、回転駆動の自己ロッキングによって阻止手段を形成する。自己ロッキングは、例えば、ウォーム歯車機構の使用によって達成され得る。
本発明の他の好適実施例も特許請求の範囲の下位クレームに記載されている。
本発明は例示実施例に基づき以下に説明される。これら例示実施例に開示される特徴等は特許請求の範囲の主題の種々の変形を個々別々にそして幾つかの特徴の組み合わせで表している。
図1は、多数の新聞複写物のオフセット印刷用の巻取輪転印刷機の印刷胴1のジャケット表面近傍部を示す。印刷胴1のジャケット表面には可撓性胴巻きが跨っている。可撓性胴巻きはこの例示実施例においてラバー・ブランケット2であり、可撓性版3に対して加硫処理或は結着されている。それに対応して、印刷胴1はラバー・ブランケット胴である。ラバー・ブランケット2を伴う可撓性版3をジャケット表面上に跨がせるべく、可撓性版3の2つの自由端部はチャネル6内に押し込まれて、締め付け装置によって該チャネル6内に締め付け固定される。それら2つの締め付けられた端部は同一版の端部である必要性がなく、実際上それらは数多くの適用例において、たとえば印刷胴が版胴である場合などにおいて、そうではない。チャネル6は軸線方向に延在し、即ち、胴1のジャケット表面上の胴の回転軸線DZと平行して延在し、該ジャケット表面上に直に狭小なチャネル開口7を形成する。チャネル開口7は2つの限定縁1v及び8nによって限定され、それは周囲方向に平行して軸線方向に相互に対向して位置決めされている。もし胴1が矢印によって示される回転方向Dに回転駆動させられれば、限定縁1vはチャネル開口7の先導縁を形成し且つ限定縁8nはチャネル開口7の追従縁を形成する。チャネル6は、放射方向Rの両側において限定縁1v及び8nから胴1の回転軸線DZに向けてその断面において広がっている。チャネル開口7及び隣接チャネル壁4及び5は断面において放射方向Rに対して軸線方向で対称である。チャネル6内に導入される可撓性版3の端部はラバー・ブランケット2を超えて突出している。ラバー・ブランケット2自体はチャネル6内に導入されないが、チャネル開口7の所で狭小スロットを形成するか、或は、ラバー・ブランケット2の2つの端部がチャネル開口7の上方で相互に当接する。
締め付け装置はチャネル6内に形成される。この締め付け装置は複数の締め付け体10を備え、それらは回転軸線DKを有するシャフト11上に相互に隣接して軸線方向に離間された箇所に配列されている。締め付け装置は押圧手段をも備え、この押圧手段がシャフト11に沿って相互に隣接し離間された箇所に配列された複数のバネ要素13とシャフト11用の取り付け手段とをこの例示実施例において含む。取り付け手段は複数の取り付け片12によって形成され、即ち、バネ要素13毎に1つずつの取り付け片12がある。バネ要素13は、取り付け片12を介して、胴1の回転軸線DZに対して放射方向にシャフト11に作用する。こうして締め付け体10は、放射方向対称平面内の押圧手段によってチャネル壁4及び5に向かうように放射方向外側へ押圧され、それらチャネル壁4及び5は2つの限定縁1v及び8nから放射方向対称平面の各側にそれぞれ延在している。2つのチャネル壁4及び5は平坦であり且つ軸線方向に延在する。対称性のため、それらチャネル壁は放射方向Rが通る放射方向対称平面へ同一傾斜角度で目指す。
締め付け体10は、それらのジャケット表面S上に、チャネル6の先導側におけるチャネル壁4とチャネル6の追従側におけるチャネル壁5とによってそれぞれ締め付けギャップを形成する。チャネル壁4及び5は、それら2つの締め付けギャップにおいて、締め付け体10のジャケット表面Sに対する対向表面を形成する。可撓性版3の2つの自由端部は、ジャケット表面S及び先導チャネル壁4の間に形成された締め付けギャップ内に押し込められて、チャネル壁4と締め付け体10のジャケット表面Sとの間に直線的な締め付け力Fでそれぞれ締め付けされる。これら版端部の導入は、対向表面4と一緒に表面Sを形成する漏斗形状開口によって補助される。
図2は締め付け装置の長手方向略図を示しており、締め付け体10、それら締め付け体と連結するか或はそれら締め付け体と共に一体化されているシャフト11、取り付け片12、並びに、バネ要素13が示され、そして胴1が放射方向対称平面の長手方向断面で示されている。図1に示される断面A−Aは図2中に印が付けられている。(複数の)締め付け体10はシャフト11に沿って等間隔に形成されるか、或は、変位に抗してそして好ましくは回転に抗して安定された連続シャフト11上に便宜上固定されている。ピンのように締め付け体10から突出し且つバネ要素13の各々が各々の取り付け片12を介してシャフト11に作用することになる複数の細いシャフトの部分がそれら締め付け体10の間に置かれている。バネ要素13は胴1の放射方向穴内に収容される。これらの穴は、同時に、それぞれが圧縮バネとして形成されたバネ要素13に対する放射方向ガイドを形成している。これら円形穴の中央長手方向軸線は、チャネル6の放射方向対称平面内に延在する胴1の回転軸線DZに対する放射方向Rである。
シャフト11はその回転軸線DK周りをチャネル6内において回転自在であり、バネ要素13はシャフト11を取り付け片12を介して2つのチャネル壁4及び5に向けて押圧する。チャネル壁4及び5と取り付け片12とはそれらの断面において3点ベアリング及び全体として三線ベアリングを形成し、それによって締め付け体10はセンタリングされている[原文のまま‐Tr.Ed.]。締め付け体10はチャネル壁4及び5の双方の上を摺動可能であると共に、取り付け片12上にも摺動可能である。シャフト11の自由な回転は3接触点での摩擦力だけで邪魔されるが、防止されることはない。結果として生ずる摩擦力は材料と接触表面の荒さとによって決定されると共に、バネ要素13がシャフト11に対して付勢する結果として生ずる弾性力Gによって決定される。対応して、締め付け体10及びチャネル壁4の間での締め付けギャップ内において可撓性版3の端部に対して作用する締め付け力Fは、材料の慎重な選択、表面処理、並びに、バネ力によって所望に応じて設定される。回転移動中、締め付け力Fは遠心力Zから生ずる成分によって静止状態と比較して増大され、それは印刷動作中の弾性成分Gを遙かに超える。
締め付け体10はそれらの回転軸線DKに対して回転対称である。各締め付け体10はこの例示実施例において一定の円筒形である。
印刷胴1が巻かれていない或は少なくとも可撓性胴巻き2,3が締め付け装置によって未だ締め付けられていない当該締め付け装置の初期状態において、締め付け体10の共通回転軸線DK、即ち、シャフト11の回転軸線は、チャネル6の放射方向対称平面内に延在している。バネ要素13からシャフト11に対して作用しているバネ力は、締め付け体10の回転軸線DKを通る胴1の回転軸線に対して放射方向を目指す。
締め付け体10の回転対称性に基づき、その結果としてのバネ要素13のバネ力Gとチャネル壁4及び5による2つの締め付けギャップ内における2つの結果としての締め付け力F及びPとの間の力のバランスは回転体[原文のまま‐Tr.Ed.]10の回転位置の各種角度において同一である。
もし可撓性版3の2つの端部が、先導チャネル壁4と平行するチャネル開口7を通って、締め付け装置の先に記載された初期状態における締め付け体10及びチャネル壁4の間の締め付けギャップ内に押し込まれれば、バネ要素13は僅かに圧縮され、同時にシャフト11は取り付け片12上で追従チャネル壁5の方向の側に僅かに移動させられる。取り付け片12はシャフト11各々に対する軸線方向支持表面9を形成し、シャフト11及び締め付け体10はその軸線方向支持表面9に対して平行して変位させられ得る。取り付け片12によって形成された支持表面9はこの例示実施例において平坦であり、直角方向を目指し、そして、図1で認識され得るように、この例では、放射方向R及び回転軸線DZに対して正確に直交する。支持表面9はシャフト11の横方向変位に対するガイド路である。締め付け体10間に残っているシャフト11の細い部分は支持表面9上で摺動及び/或は転がりが可能である噛み合わせ部材を形成している。支持表面9全体とチャネル壁4及び5は3つの支持表面を形成し、それらが相互に角度を成してシャフト11を三角形パターン状にそれらの間で取り囲んで、それを中心に保持する。バネ要素13による支持表面9の弾性的で非堅固な支持のため、シャフト11は全体としてチャネル6内において浮遊状態で取り付けられている。バネ要素13及び該バネ要素13上の取り付け片12の構成とは、そうした変位中の取り付け片12の傾斜移動を防止すべく充分に堅固である。可撓性胴巻き2,3が締め付け体10及びチャネル壁4の間の締め付けギャップ内に締め付けされ且つ対応してシャフト11が放射方向Rに対して直角に変位されている図1に示される締め付け状態において、締め付け体10の回転軸線DKは平行平面を通って平行オフセットを伴った状態でチャネル6の放射方向対称平面に向かって延在し、その平行平面は放射方向Rと平行な直線Pによって図1における断面中に表されている。
初期状態から始まって、鋭角で屈曲している端部を有する可撓性版3の先導端部は締め付け体10及び先導チャネル壁4の間の締め付けギャップ内に押し込まれて締め付け固定され、その結果該可撓性版3は固定される。引き続いて可撓性版3の追従端部は、追従限定縁8nを介してチャネル開口7を通ってチャネル6内に導入され、締め付け体10と可撓性版3の既に締め付けられた先導端との間に形成された締め付けギャップ内に同じように押し込められる。シャフト11はその上に着座された締め付け体10と共に双方の押し込み動作中に回転軸線DK周りを回転し、押し込まれている可撓性版3の端部上を転がり、そして、取り付け片12上及び追従チャネル壁5上を摺動する。可撓性版3の2つの端部を締め付けギャップ内に前後して押し込む代わりに、それら双方の端部は他方の上に一方を横たえるように締め付けギャップ内に同時に押し込めることも可能である。胴1の回転軸線DZに対する放射方向及び接線方向の双方における締め付け体10及びシャフト11の移動性によって、設定動作は版端部を締め付けるに際して不必要である。初期状態と締め付け状態において、特に後者の状態では胴の非動作状態と胴の回転移動の状態との間で区別が為されなければならないが、締め付け装置は版端部によって決定される厚みである締め付けギャップの厚みにそれ自体を適合させる。締め付け体10及びシャフト11に作用する力は常に相互に調和している力の三角形を形成しており、その理由は、その三角形を形成している力は種々の状態で種々の値を有するが、それらの方向は変化しないからである。締め付け体10の回転対称性の故に締め付け力Fが所与のギャップ厚みでの締め付け体10の回転位置の各角度で同一であると言う事実は、簡素化にも寄与する。特に、締め付け体10が回転位置の特定角度であることを確保する必要性はない。締め付け装置の締め付け位置及び解除位置の間の区別はこの点に関しても同様に解消される。ラバー・ブランケット2を伴った可撓性版3の除去も補助される。締め付け装置自体に対する操作は締め付け或は除去の何れにも不必要である。除去のため、可撓性版3の締め付けられた端部は先行技術に係る装置、例えば吸引装置によって締め付けギャップから引き出される。
シャフト11は回転駆動され得るが必ずしも回転駆動させられる必要がない。もしシャフト11がモータによって或は任意にはクランク・ハンドルを介して回転駆動されれば、可撓性版3の端部も締め付けギャップ内に引き込まれ得て、そして、モータ或は手動でもたらされる回転運動によって締め付けギャップから引き出される。
チャネル開口7が周囲方向において1mm〜2mm、そして典型的には1.5mmのギャップ幅を有することは、幾何形状及び寸法に関する一例として挙げることができる。締め付け体10の径は20mm及び30mmの間である。2つのチャネル壁4及び5は、少なくとも60°そしてせいぜい90°となる角度を相互で形成する。
締め付け装置の取り付けを補助すべく、チャネル6は当該チャネル6より大きな胴ジャケット表面上の胴1における軸線方向凹部に形成されている。充填材8がその凹部内に正確に嵌合するように挿入されている。充填材8はチャネル壁、特に、チャネル6の放射方向対称平面の一方側にチャネル壁5を形成している。放射方向対称平面の他方側におけるチャネル壁は胴1によって直に形成され、特にこれはこの例示実施例における締め付けギャップの形成に関与する先導チャネル壁4である。充填材8は、チャネル開口7の追従限定縁8nを含んでいる、周囲方向において短い、胴ジャケット表面の1部分を更に形成している。胴1における凹部は周囲方向において充分に大きな範囲を有して、押圧手段と締め付け体10を形成しているシャフト11との挿入を可能としている。充填材8はチャネル6内の全体的配置を確保する。充填材に関して云わなければならない1つの特色は、凹部と当該充填材8との簡素化された形成である。凹部は真っ直ぐな矩形溝としてフライス加工等で形作られている。この矩形溝の2つの平行する側壁の内の一方は対向表面4を形成している。充填材8も簡素な方法で形作られ得る矩形縁によって特徴付けられる。特に内側縁が形成され、それが2つの方向に開口しており、その2つの方向において充填材8の2つの側壁は直角に収束している。これら2つの側壁の内、放射方向内側へ目指すものは対向表面5を形成している。充填材8は、他方の放射方向外側を目指す内側縁の側壁を介してネジによって胴1に固定されている。こうして胴1の非穿孔で平滑なジャケット表面は充填材8の領域内でも獲得され得る。
締め付け体10がここで1つの締め付け体10としてのみ記載される場合、その記載は対応して複数の締め付け体10の実施例にも同様にして適用される。
図3は第2例示実施例に従った締め付け装置を示す。第1例示実施例の対応パーツと同一機能を有する締め付け装置のパーツは同一参照番号によって示されている。第2例示実施例に従った締め付け装置は複数の締め付け体10をも備え、該締め付け装置は複数のそうした円筒状締め付け体10を伴ってシャフト上に或は軸上に回転自在に配列され得るか、或は、それは均一厚みのシャフトを形成する。もし複数の胴巻き2,3が軸線方向に胴1周りに相互に隣接して跨れば、複数の個別の締め付け体10もチャネル6内に相互に隣接して軸線方向に配列され得て、その場合にそれら締め付け体10の軸線長さが軸線方向で測定した胴巻き2,3の長さとそれぞれ対応している。断面及び好ましくは長さで同等である複数の締め付け体10は、同様の好適実施例では胴1周りに相互に隣接して跨っている胴巻き2,3の数よりも多い数だけ配列される。
この第2例示実施例に従った締め付け体10或は複数の締め付け体10は一定の円筒形状である。締め付け体10或は複数の締め付け体10は、鋼或は比較的高い比重の材料等の好適には硬い材料で構成されている。締め付け体10は2つの弾性担持体14上に支持されている。これら担持体14は次いで支持表面9'上に支持され、該担持体14がチャネル6が形成されている特定の内側縁内に配列されることによって、一方の担持体14は対向表面4を形成するチャネル壁に付加的に支持され、他方の担持体14は対向表面5を形成するチャネル壁に支持されている。
胴巻き2,3の端部の導入前に、担持体14は対向表面4及び対向表面5に対する弾性力で締め付け体10を押圧する。担持体14は、胴巻き2,3の2つの端部が締め付けギャップ内に導入され得る程度までそれら担持体の組み合わせで内向きバネ偏位を遂行できる。担持体14の弾性降伏中、締め付け体10は、好ましくは該対向表面4と直角に、該対向表面4と対向して配列された担持体14の弾性的な復帰力に抗して、対向表面4から遠ざかるように変位する。もし締め付けギャップが対向表面5によって形成されれば、対応する記述が該対向表面5と対向して配列された担持体14に関して為され得る。更には締め付け体10はそれ自体の回転軸線DK周りに回転自在である。この回転は必ずしも必要ではないが、胴が動かない状態での胴巻き2,3の引き込み及び除去を補助するものである。
第2例示実施例に従った担持体14はその材料に関して弾性であり、好ましくは70ショア±10ショアのショア硬度を有する。それらは中実な円筒状である。しかしながら、中空円筒状の設計も同様に想定可能である。弾性材料の代わりに、バネ鋼等の硬質材料も中空円筒状設計での担持体14を形成し得るが、これら担持体14はこの場合においてはそれらの形状のために弾性でなければならない。形状弾性設計において、担持体はそれぞれ特に螺旋バネによって形成され得て、それらが、第2例示実施例に従った担持体14のように、チャネル6の内側縁内にゆるく挿入される。対向表面4及び5は2つの担持体14と一緒となって締め付け体10に対する4点支持を形成する。
図4は第3例示実施例に従った締め付け装置を示す。当該締め付け装置の各種パーツが第1例示実施例に従った対応パーツと同一機能を有すれば、第1例示実施例の参照番号はこの第3例示実施例においても使用される。第3例示実施例に関して異なるように指摘されていなければ、第1例示実施例に関連して為された記述はこの第3例示実施例にも適用される。
第3例示実施例に従った締め付け装置は、第1例示実施例におけるように、チャネル6内において、シャフトと一体的となっているか、或は、個々別々に軸線方向に相互に離間した箇所に配列され得る複数の締め付け体10を同じように備える。その全長にわたって同一径である連続シャフトは、第1例示実施例においても、そして第2例示実施例においても同じように述べたように可能である単一支持体10を形成し得る。しかしながら第1例示実施例や第2例示実施例と逆に、締め付け体10は版端部が締め付けられる際に全体しては変位されず、その理由は、複数の締め付け体10或は単一の締め付け体10が胴1に対して何れも移動できない支持表面4,5,9'の間でセンタリングされると共に保持されているからである。対向表面4及び5は第1例示実施例に従ったものと対応している。対向表面9'は充填材8によって形成されている。これら支持表面4,5,9'は相互に対してそれら自体の位置を変更することができない。以下に一例として仮定されることは、締め付け装置が相互に連結されていない複数の締め付け体10を有することである。
版端部を締め付け体10の各々と対向表面4とによって形成される締め付けギャップ内に導入することを可能とすべく、締め付け体10の各々は締め付けギャップの形成に参加する表面S上で弾性的であって非堅固である。これら締め付け体10は対応する材料で全体が構成され得る。しかしながら締め付け体10の各々は、この例示実施例では複合体として設計されており、弾性的で非堅固な材料から成るジャケット10aと、該ジャケットから密に離間した箇所で重心軸線SPに対して同心円状に該ジャケット10aを包囲するコア10iとを備える。コア10iの材料は硬く、ジャケット10aの弾性的で非堅固な材料よりも高密度を有することが有益であって、その場合締め付け体10の密度が全体的に弾性的である設計と比較して増大され得る。遠心力から由来する締め付け力の成分はその結果として増大される。ジャケット10aの弾性的で非堅固な材料とチャネル6の幾何形状とは、表面S上で測定された締め付け体10の径と共に、版端部が締め付けギャップ内に導入される際に締め付け体10が重心軸線SP周りを回転できるように為されると共に寸法付けられている。しかしながらこれは必ずしも必要ではない。
図1及び図4から既に明らかに明白であるが、第1例示実施例及び第3例示実施例に従った締め付け装置に関連しても述べたように、それら装置が対向して配列された対向表面4及び対向表面5の双方によって同一締め付けギャップを形成している。可撓性胴巻き2,3或は2つの相互に異なる可撓性胴巻き2,3の版端部は、所望に応じて、対向表面4によって形成された締め付けギャップ内に導入され得るか、或は、対向表面5によって形成された締め付けギャップ内に導入され得て且つそこに締め付けられる。締め付け装置の作用は、胴1の回転方向とは独立している。
図1は、第1例示実施例に従った締め付け装置が形成されている軸線方向チャネルを伴った、ジャケット表面近傍の印刷胴の一部を示す。 図2は、図1に従った締め付け装置の長手方向図を示す。 図3は、第2例示実施例に従った締め付け装置が形成されている軸線方向チャネルを伴った、ジャケット表面近傍の印刷胴の一部を示す。 図4は、第3例示実施例に従った締め付け装置が形成されている軸線方向チャネルを伴った、ジャケット表面近傍の印刷胴の一部を示す。
符号の説明
1 印刷胴
2 ラバー・ブランケット(可撓性胴巻き)
3 可撓性版(可撓性胴巻き)
4,5 チャネル壁
6 締め付けチャネル
7 チャネル開口
8 充填材
9,9',14' 支持表面
10 締め付け体
11 シャフト
12 取り付け片
13 バネ要素
14 担持体

Claims (32)

  1. ジャケット表面上に軸線方向チャネル(6)を有する胴(1)の可撓性胴巻き(2,3)を締め付けるための締め付け装置であって、
    a)前記チャネル(6)の開口(7)を突き出る胴巻き(2,3)の少なくとも1つの端部に対して、対向表面(4)によって前記チャネル(6)内に締め付けギャップを形成している表面(S)を有する締め付け体(10)と、
    b)前記締め付け体(10)及び前記対向表面(4)を相互に対抗するように押圧力(F)で押圧する押圧手段(13;14;10a)と、
    c)前記締め付け体(10)と接触して、該締め付け体(10)が支持される支持表面(9;14';9')を形成する取り付け手段(12;14;1,8)と、
    を備え、
    d)前記締め付け体(10)の重心(SP)が、締め付けギャップを維持しながら、前記胴(1)及び前記支持表面(9;14';9')に対する第1方向と前記胴(1)に対する前記第1方向とは平行ではない第2方向において該胴(1)の回転軸線(DZ)とは直角に移動可能である締め付け装置。
  2. 前記取り付け手段(12)が前記胴(1)に対する前記第2方向に移動可能であり、前記締め付け体(10)を前記第1方向に向かってそして該第1方向とは反対方向にガイドすることを特徴とする、請求項1に記載の締め付け装置。
  3. 前記取り付け手段(12;1,8)が前記胴(1)の回転軸線(DZ)とは直角に前記締め付け体(10)をガイドすることを特徴とする、請求項1及び2の内の何れか一項に記載の締め付け装置。
  4. 前記締め付け体(10)をセンタリングすると共にそれを前記胴(1)の回転軸線(DZ)とは直角に移動自在に取り付ける少なくとも3つの前記支持表面(4,5,9;4,5,14';4,5,9')が前記チャネル(6)内に形成さていることを特徴とする、請求項1乃至3の内の何れか一項に記載の締め付け装置。
  5. 前記締め付け体(10)が前記チャネル(6)に回転自在に配列され、前記支持表面(9;14';9')と接触する前記締め付け体(10)の表面が丸くなって、前記少なくとも1つの締め付け体(10)が前記支持表面(9;14';9')上での転がり及び/或は摺動を為し得ることを特徴とする、請求項1乃至4の内の何れか一項に記載の締め付け装置。
  6. 前記締め付けギャップを形成している前記締め付け体(10)の前記表面(S)が丸くなっていることを特徴とする、請求項1乃至5の内の何れか一項に記載の締め付け装置。
  7. 前記締め付け体(10)が回転軸線(DK)周りに回転自在に取り付けられ、前記丸い表面(S)が、前記締め付け体(10)の回転軸線(DK)周りの周囲方向において前記締め付けギャップが前記締め付け体(10)の回転軸線(DK)周りの回転移動中に維持される程度に形作られていることを特徴とする、請求項6に記載の締め付け装置。
  8. 前記締め付け体(10)の前記丸い表面(S)が当該締め付け体(10)の回転軸線(DK)に対して回転対称であることを特徴とする、請求項5乃至7の内の何れか一項に記載の締め付け装置。
  9. 前記締め付け体(10)が回転軸線(DK)周りに前記押圧手段(13;14)に対して回転自在であることを特徴とする、請求項1乃至8の内の何れか一項に記載の締め付け装置。
  10. 前記押圧手段(13;14)がバネ手段であり、それが弾性力(G)で前記締め付け体(10)に作用することを特徴とする、請求項9に記載の締め付け装置。
  11. 前記押圧手段(13;14;10a)が前記締め付け体(10)に対して弾性力を付勢し、その力が前記胴(1)の回転軸線(DZ)に向かって放射方向を目指すか或は少なくとも放射方向成分を有することを特徴とする、請求項1乃至10の内の何れか一項に記載の締め付け装置。
  12. 前記押圧手段(14)が、前記チャネル(6)内に横たわるように配列されて、その材料に関して弾性及び/或はその形状によって弾性であって、前記支持表面(14')を形成している少なくとも1つの前記円筒状担持体(14)を備えることを特徴とする、請求項1乃至11の内の何れか一項に記載の締め付け装置。
  13. 前記担持体(14)が、前記チャネル(6)内に形成されて、前記締め付けギャップを形成している前記対向表面(4)に向かって開口する内側縁(5,13)内に配列されていることを特徴とする、請求項1乃至12の内の何れか一項に記載の締め付け装置。
  14. 付加的な担持体(14)が前記チャネル(6)の内側縁(4,13)における前記チャネル(6)内に配列され、前記内側縁が前記周囲方向において前記対向表面(4)と対向するように位置決められたチャネル壁に向かって開口していることを特徴とする、請求項12及び13の内の何れか一項に記載の締め付け装置。
  15. 前記少なくとも1つの締め付け体(10)からピン(11)が突出しており、該ピン(11)を介して前記少なくとも1つの締め付け体(10)が前記支持表面(9;14';9')上に支持されることを特徴とする、請求項1乃至14の内の何れか一項に記載の締め付け装置。
  16. 前記ピン(11)が前記少なくとも1つの締め付け体(10)を少なくとも1つの付加的な前記締め付け体(10)と連結して、締め付け体グループを形成し、前記締め付け体グループのそれら締め付け体(10)が前記ピン(11)を介して前記支持表面(9;14';9')上に一体的に支持されていることを特徴とする、請求項15に記載の締め付け装置。
  17. 前記チャネル(6)が相互に隣接して軸線方向に配列された複数の前記胴巻き(2,3)用に設けられ、僅か1つだけの締め付け体(10)が胴巻き毎に設けられていることを特徴とする、請求項1乃至14の内の何れか一項に記載の締め付け装置。
  18. 単一締め付け体(10)が前記チャネル(6)内に配列されていることを特徴とする、請求項1乃至14の内の何れか一項に記載の締め付け装置。
  19. 前記締め付け体(10)の重心が、前記押圧手段(13;14)によって付勢される力(G,Z)に対して直角に前記取り付け手段(12;14;1,8)と関連して移動自在であることを特徴とする、請求項1乃至18の内の何れか一項に記載の締め付け装置。
  20. 対向表面(4,5)各々が、前記回転胴(1)に対して、前記チャネル(6)の先導側と該チャネル(6)の追従側とに前記締め付け体(10)のために形成されていることを特徴とする、請求項1乃至19の内の何れか一項に記載の締め付け装置。
  21. 前記締め付けギャップが、所望に応じて、胴(1)の回転方向に依存して、前記対向表面(4,5)の一方或は他方によって形成され得ることを特徴とする、請求項20に記載の締め付け装置。
  22. 前記押圧手段(13;14)が、前記チャネルの前記先導側に形成された前記対向表面(4)に対する前記押圧力(F)と前記チャネルの前記追従側に形成された前記対向表面(5)に対する前記押圧力(P)とで前記締め付け体(10)を押圧し、前記押圧手段(13;14)によって前記締め付け体(10)に対して付勢される力(G,Z)が前記締め付け力(F)及び前記押圧力(F)によって力の三角形を形成することを特徴とする、請求項21に記載の締め付け装置[原文のまま−Tr.Ed.]。
  23. 前記チャネルの前記先導側に形成された前記対向表面(4)と前記チャネルの前記追従側に形成された前記対向表面(5)とが、前記胴(1)の回転軸線(DZ)に対して放射方向(R)と関連して配向されるように形作られて、前記少なくとも1つの締め付け体(10)が本質的に同等である力(F,P)で前記対向表面(4,5)に対して押圧されるように為していることを特徴とする、請求項22に記載の締め付け装置。
  24. 複数の前記締め付け体(10)が軸線方向における相互に離間した箇所に配列され、前記押圧手段(13;14)が前記締め付け体(10)の共通長手方向軸線(DK)に沿って前記チャネル(6)内において軸線方向における相互に隣接した離間した箇所に配列されている複数の前記バネ要素(13;14)を有し且つ前記締め付け力(F)を発生すべく前記締め付け体(10)に作用することを特徴とする、請求項1乃至23の内の何れか一項に記載の締め付け装置。
  25. 前記締め付け体(10)が軸上或は好ましくはシャフト(11)上に着座するか、或は、シャフト(11)と一体化されて形成され、前記バネ要素(13)が前記シャフト(11)に作用して、均一な締め付け力(F)が該シャフト(11)の長手方向にわたって発生させられるように為すことを特徴とする、請求項24に記載の締め付け装置。
  26. 前記胴(1)の前記ジャケット表面上に形成されている前記凹部と、該凹部内に挿入された少なくとも1つの前記充填材(8)とが、前記チャネル(6)と該チャネル(6)の前記開口(7)における前記限定縁(1v,8n)とを形成していることを特徴とする、請求項1乃至25の内の何れか一項に記載の締め付け装置。
  27. 前記凹部が好ましくは平行平坦側壁を伴う直線状軸線方向溝であり、それら側壁が前記胴(1)の前記回転軸線(DZ)に対して放射方向(R)と関連したある角度を目指し、前記少なくとも1つの締め付け体(10)に対して、それら側壁の内の一方が前記対向表面(4)を形成するか或は別の前記対向表面を形成することを特徴とする、請求項26に記載の締め付け装置。
  28. 前記充填材(8)が当該充填材(8)の2つの長手方向側面に向かって開口する内側縁を有し、それが前記少なくとも1つの締め付け体(10)に対して対向表面或は別の前記対向表面(5)を形成し、前記内側縁が好ましくは前記充填材(8)の2つの平坦表面の間に形成され、それらの表面が相互に向かって直角を成すように目指していることを特徴とする、請求項26及び27の内の何れか一項に記載の締め付け装置。
  29. 前記チャネル(6)がその断面において前記チャネル開口(7)の両側における該チャネル開口(7)から広がって、前記チャネル開口(7)が鋭角な断面を有する2つの前記限定縁(1v,8n)の間に形成されていることを特徴とする、請求項1乃至28の内の何れか一項に記載の締め付け装置。
  30. 前記締め付け体(10)が、前記可撓性胴巻き(2,3)が前記締め付けギャップ内に引き込まれるか又は押し込まれる際に締め付け回転方向に回転移動を為し、前記胴(1)と前記締め付け体(10)とに結合されている阻止手段が設けられて、解除可能な阻止係合によって締め付け回転方向と逆への前記締め付け体(10)の回転移動を防止することを特徴とする、請求項1乃至29の内の何れか一項に記載の締め付け装置。
  31. 前記阻止手段が、前記締め付け方向への回転を阻止する摩擦ブレーキ或は自由ランニング機構によって形成されていることを特徴とする、請求項30に記載の締め付け装置。
  32. 前記締め付け体(10)が回転駆動されていることを特徴とする、請求項1乃至31の内の何れか一項に記載の締め付け装置。
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