JP2006343539A - レンズ駆動装置 - Google Patents

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【課題】 撮影時に定めたレンズホルダの位置が変わるのを防止でき、且つ電力の消費を低減できるレンズ駆動装置を提供する。
【解決手段】 本発明のレンズ駆動装置1において、レンズホルダ3、5が光軸方向の所定位置に移動したときにその位置を保持する位置保持機構11を備え、位置保持機構11はレンズホルダ3、5に設けた位置保持用マグネット37と、可動磁性体31、及び可動磁性体ホルダ33と、可動磁性体ホルダに設けた位置保持用電磁石35とを備えており、可動磁性体33はレンズホルダ3、5の移動寸法分以上の長さに亘って光軸方向に沿って設けてあり、位置保持用電磁石35の励磁により可動磁性体31をレンズホルダ3、5から離れた位置に保持し、電磁石35の励磁を停止することにより可動磁性体33が位置保持用マグネット37の磁力に引寄せられてレンズホルダ3、5に当接する摩擦力でレンズホルダを保持する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、携帯型小型カメラ等に用いられ、光軸方向にレンズを駆動するレンズ駆動装置に関する。
特許文献1には、筐体に固定した駆動用ヨークと駆動用マグネットと、レンズホルダに固定した駆動用コイルとを設け、コイルに通電して生じる電磁力によりレンズホルダをレンズの光軸方向に移動し、レンズホルダの光軸方向前側と後側とに設けたスプリングの付勢力との釣り合いにより、レンズホルダを光軸方向の所定位置に保持することが開示されている。
特開2004−280031号公報
しかしながら、上述した従来技術では、駆動用コイルに通電することにより生じる力と、スプリングの付勢力との釣り合いを図って、レンズホルダを光軸方向の所定位置に保持しているために、レンズホルダを所定位置に保持している間にも電力を消費するという問題がある。
また、レンズホルダはスプリングとコイルに生じる電磁力との釣り合いにより所定位置を保持するものであるから、携帯電話やカメラの揺れや振動に伴ってレンズホルダが揺れ易く、撮影時に定めたレンズの位置を保持し難いという問題がある。
そこで、本発明は、撮影時に定めたレンズホルダの位置が変わるのを防止でき、且つ電力の消費を低減できるレンズ駆動装置の提供を目的とする。
請求項1に記載の発明は、駆動用ヨークと、駆動用マグネットと、駆動用コイルと、駆動用コイル又は駆動用ヨークが固定されたレンズホルダを備え、駆動用コイルに通電して生じる電磁力によりレンズホルダをレンズの光軸方向に移動するレンズ駆動装置であって、レンズホルダが光軸方向の所定位置に移動したときにその位置を保持する位置保持機構を備え、位置保持機構はレンズホルダに設けた位置保持用マグネットと、レンズホルダの移動軌跡から間隔をあけて設けた可動磁性体及び可動磁性体をレンズホルダに向けて移動自在に保持した可動磁性体ホルダと、可動磁性体ホルダに設けた位置保持用電磁石とを備え、可動磁性体はレンズホルダの移動寸法分以上の長さに亘って光軸方向に沿って設けてあり、位置保持用電磁石の励磁により可動磁性体をレンズホルダから離れた位置に保持し、電磁石の励磁を停止することにより可動磁性体が位置保持用マグネットの磁力に引寄せられてレンズホルダに当接すると共に可動磁性体とレンズホルダとの間の摩擦力でレンズホルダを所定位置に保持することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、位置保持用電磁石は駆動用コイルが通電されるときに同時に通電して励磁し、駆動用コイルの通電を停止したときに同時に通電を停止して電磁力を消失することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、レンズホルダの外周には、可動磁性体が嵌合する凹部が設けてあることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載の発明において、レンズホルダは2つの案内軸に挿通して光軸方向の移動が案内されており、位置保持機構は、レンズホルダの外周において2つの案内軸間に設けてあることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか一項に記載の発明において、二つのレンズホルダと、各レンズホルダを駆動する駆動用ヨークと駆動用マグネットと駆動用コイルとを備え、2つのレンズホルダの一方はズームレンズ用のレンズホルダであり、他方はオートフォーカス用のレンズホルダであり、各レンズホルダに位置保持用マグネットが設けてあり、位置保持機構は一つの可動磁性体が2つのレンズホルダに同時に当接して2つのレンズホルダを所定位置で保持することを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、レンズホルダを所定位置に移動させる場合には、駆動用コイルに通電して生じる電磁力により駆動し、レンズホルダが移動しているときには位置保持用電磁石に通電して可動磁性体を可動磁性体ホルダ側に引き寄せて、レンズホルダから離しておく。
レンズホルダが所定位置に移動したところで、位置保持用電磁石の通電を停止する。これにより、可動磁性体はレンズホルダに設けた位置保持用マグネットの磁力に引き寄せられ、レンズホルダに圧接する。そして、位置保持用マグネットとレンズホルダとの摩擦力が作用してレンズホルダを所定位置で保持する。
このように、レンズホルダは光軸方向の所定位置で保持されるので、撮影時に揺れや振動があっても撮影時に定めたレンズホルダの位置が変化するのを防止できる。
また、位置保持機構は、位置保持用コイルに通電を停止したときにレンズホルダの位置保持用マグネットに可動磁性体が引寄せられ、レンズホルダと可動磁性体との摩擦力によりレンズホルダの位置を保持する為、位置保持機構が作動しているときに電力を必要としないので、電力の消費を低減できる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の作用効果を得ることができるとともに、位置保持用電磁石の通電と駆動用コイルとの通電及び通電の停止とを同時期に行うものであるから、例えば、これらを直列に接続することにより両者の制御を簡単にでき、しかも構成が簡易である。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は2に記載の作用効果を奏すると共に、レンズホルダに可動磁性体が嵌合する凹部を形成することにより、位置保持機構が作動しているときの可動磁性体とレンズホルダとの摩擦力を簡易な構成で容易に高めることができる。
請求項4に記載の発明によれば、請求項1〜3のいずれか一項に記載の作用効果を奏すると共に、位置保持機構を作動させ、レンズホルダに可動磁性体が圧接すると、レンズホルダは可動磁性体に押されて案内軸にも当接するので、2つの案内軸と可動磁性体との3点で保持される。特に、撮影時のみならず携帯時においても、レンズホルダが3点に圧接して保持されるので、携帯時等におけるレンズホルダのガタツキを防止できる。
請求項5に記載の発明によれば、請求項1〜4のいずれか一項に記載の作用効果を奏すると共に、ズームレンズとフォーカスレンズとの2種類のレンズを各レンズホルダで保持している場合でも、各レンズホルダの位置を一つの位置保持機構で同時に保持することができる。
以下に、添付図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。図1の(a)は本発明の実施の形態にかかるレンズ駆動装置の概略的構成を示す縦断面図であり、(b)は(a)のA―A断面図であり、図2は図1に示すレンズ駆動装置のレンズホルダと位置保持機構とを抜き出して示す斜視図であり、図3は図2の縦断面図であり、(a)はレンズホルダが移動している状態を示し、(b)はレンズホルダが位置を保持している状態を示す図である。
本実施の形態にかかるレンズ駆動装置1は、携帯電話に組み込まれる光学ズーム付きオートフォーカスカメラのレンズ駆動装置である。
このレンズ駆動装置1は、電磁力により駆動する第1レンズホルダ3及び第2レンズホルダ5と、第1レンズホルダ3を駆動する第1駆動機構7と、第2レンズホルダ5を駆動する第2駆動機構9と、各レンズホルダ3、5を任意の位置で保持する位置保持機構11とを備えている。
第1レンズホルダ3は、本実施の形態ではフォーカス用レンズ15を保持しており、対向して設けた一対の案内軸13、13により光軸方向にスライド自在に設けてある。
第2レンズホルダ5は、ズーム用レンズ17を保持しており、第1レンズホルダ3と同じ一対の案内軸13、13により光軸方向にスライド自在に設けてある。尚、ズーム用レンズとフォーカス用レンズとは光軸を同一にしてある。
第1駆動機構7と第2駆動機構9とは略同じ構成であるから、第1駆動機構7を説明して第2駆動機構9には同一作用効果を奏する部分には同一の符号を付することによりその部分の説明を省略する。
第1駆動機構7は、筐体19に固定された筒状の駆動用コイル21と、駆動用ヨーク23と、駆動用マグネット25とを備えている。駆動用ヨーク23は断面略コ字状を成しており、コ字の一側部27をコイル21に挿通してあり、他側部29に第1レンズホルダ3が固定されている。また、駆動用マグネット25は駆動用ヨーク23のコ字状の内側に固定されている。そして、駆動用コイル21に通電することにより、駆動用マグネット25との間に磁力が作用して、駆動用ヨーク23が光軸方向の前方又は後方に移動する。
位置保持機構11は、可動磁性体31と、可動磁性体ホルダ33と、位置保持用電磁石35と、位置保持用マグネット37と、位置保持用ヨーク39とから構成されている。
可動磁性体31は、例えばSUS材でできており且つ光軸方向に沿って長く設けてあり、第1及び第2レンズホルダ3、5の移動範囲の長手寸法を有している。可動磁性体31の先端(第1及び第2レンズホルダ3、5側端)は楔形状になっており、第1及び第2レンズホルダ3、5には、外周に楔形状の可動磁性体31が嵌合する断面略三角形状の凹部34が形成されている。
図3に示すように、可動磁性体31には、鍔(頭)36が形成されており、可動磁性体31は鍔36により可動磁性体ホルダ37内に保持されており、可動磁性体ホルダ33内をレンズホルダ3、5に接近する方向と離れる方向とに移動自在になっている。
可動磁性体ホルダ33は例えばステンレス製であり、可動磁性体31の長手方向に沿って可動磁性体31と略同じ長手寸法で、第1及び第2レンズホルダ3、5の移動軌跡から離れた位置に配置されている。
可動磁性体ホルダ33には、可動磁性体31の外周側にヨーク39及び位置保持用電磁石35が設けてある。位置保持用ヨーク39は可動磁性体ホルダ33の長手方向に沿って且つ略同じ寸法に設けてあり、位置保持用電磁石35は可動磁性体ホルダ33の長手方向略中央に設けてある。
位置保持用電磁石35のコイルは、各駆動用コイル21に各々直列に接続されており、各駆動用コイル21に通電されると同時に通電し、両方の駆動用コイル21、21の通電が停止すると、同時に通電が停止するようになっている。
位置保持用マグネット37は各第1及び第2レンズホルダ3、5において、可動磁性体ホルダ33と対向する位置に埋め込まれている。
尚、位置保持用電磁石35の磁力をF1とし、可動磁性体31の質量をMとし、位置保持用マグネット37の磁力をF2としたときに、F1>F2+Mで且つF2>Mの関係を満たすように設定されている。
次に、本発明にかかるレンズ駆動装置1の作用及び効果について説明する。
レンズ駆動装置1を搭載したカメラ(携帯電話)で撮影する場合において、ズームを用いる場合には、まず、第2レンズホルダ5側の駆動用コイル21に通電してズームレンズを所定の位置に移動する。即ち、駆動用コイル21に通電すると、駆動用ヨーク23が光軸方向に所定量移動し、駆動用ヨーク23に固定されている第2レンズホルダ5が移動する。一方、駆動用コイル21が通電されると、同時に位置保持用電磁石35のコイルにも通電されるので、位置保持用電磁石35が励磁して、可動磁性体31を磁力により引き付ける。これにより、可動磁性体31は第2レンズホルダ5から離れた位置にあり、第1レンズホルダ3及び第2レンズホルダ5は移動自在になる。
一方、第1レンズホルダ3を駆動する場合には、第1レンズホルダ3は第2レンズホルダ5と同時に駆動してもよいし、第2レンズホルダ5の位置を定めた後に駆動するものであってもよい。第1レンズホルダ3を駆動する場合には、第1レンズホルダ3側の駆動用コイル21に通電することにより、第2レンズホルダ5と同様に移動して焦点を合わせた位置で、駆動用コイル21への通電を停止する。
第1及び第2レンズホルダ3、5の移動が共に所定位置で停止すると、駆動用コイル21への通電が停止し、同時に位置保持用電磁石35への通電が停止するので、位置保持用電磁石35は電磁力を消失すると、可動磁性体31は第1及び第2レンズホルダ3、5に各々埋め込まれたマグネット37の磁力に引寄せられて先端部が第1及び第2レンズホルダ3、5の凹部34に嵌合する。そうすると、各レンズホルダ3、5は可動磁性体31との摩擦力により光軸方向への移動が阻止される。
更に、被撮影時やカメラの携帯時においては、駆動用コイル21への通電がないので、位置保持用電磁石35が励磁せず、可動磁性体31は位置保持用マグネット37に引寄せられて第1及び第2レンズホルダ3、5に嵌合した状態を保持する。
本実施の形態によれば、第1及び第2レンズホルダ3、5は、光軸方向の所定位置で保持されるので、撮影時に揺れや振動があっても第1及び第2レンズホルダ3、5の位置が変化するのを防止できる。
また、位置保持機構11は、位置保持用電磁石35のコイルに通電を停止したときに位置保持用マグネット37に引寄せられて、第1及び第2レンズホルダ3、5を可動磁性体31との摩擦力により保持するものであるから、位置を保持する為に電力を必要とせず、電力の消費を低減できる(省エネルギに寄与できる)。
位置保持用電磁石35のコイルと駆動用コイル21との通電及び通電の停止とを同時期に行うものであるから、これらを各々直列に接続することにより両者の制御を簡単にでき、しかも構成が簡易である。尚、位置保持用電磁石35のコイルと駆動用コイル21とを直列に接続しないで、位置保持用電磁石35のコイルへの通電と、各駆動用コイル21との通電時期をコンピュータ制御するものであってもよい。
第1及び第2レンズホルダ3、5に可動磁性体31が嵌合する凹部34を形成することにより、可動磁性体とレンズホルダとの摩擦力を、簡易な構成で容易に高めることができる。
本実施の形態では、第1及び第2レンズホルダ3、5には2つの案内軸13、13が挿通してあるので、第1及び第2レンズホルダ3、5が可動磁性体に押されると各ホルダ3、5は案内軸13、13にも圧接されるので、2つの案内軸13、13と可動磁性体31との3点で保持され、撮影時のみならず携帯時においても、各レンズホルダ3、5のガタツキが防止できる。
更に、本実施の形態によれば、ズームレンズとフォーカスレンズとの2種類のレンズを各レンズホルダ3、5で保持している場合でも、各レンズホルダ3、5の位置を一つの位置保持機構11で同時に保持することができる。
可動磁性体31の光軸方向の寸法は任意にできるから、各種のレンズやズームの倍率設計に合わせて各レンズホルダ3、5の移動距離が異なる場合でも、可動磁性体31の寸法を変更するだけで済み、製造が容易である。
本発明は、上述した実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能である。
例えば、レンズ駆動装置1は、フォーカス用レンズのみでズームレンズを搭載しないものであってもよい。この場合には、上述した実施の形態において第1レンズホルダ3及び第1駆動機構7のみとし第2レンズホルダ5及び第2駆動機構9を有しない構成になる。
駆動用ヨーク23を筐体19に固定し、駆動用コイル21を駆動用ヨーク23に対して移動自在にして、駆動用ヨーク23に各レンズホルダ3、5を固定するものであってもよい。
図4に示すように、位置保持用マグネット37は各レンズホルダ3、5に埋め込むことに限らず、各レンズホルダに設けた凹部34をマグネット37で構成するものであってもよい。
(a)は本発明の実施の形態にかかるレンズ駆動装置の概略的構成を示す縦断面図であり、(b)は(a)のA―A断面図である。 図1に示すレンズ駆動装置のレンズホルダと位置保持機構とを抜き出して示す斜視図である。 図2の縦断面図であり、(a)はレンズホルダが移動している状態を示し、(b)はレンズホルダが位置を保持している状態を示す図である。 本発明の変形例を図3(b)と同じ位置で切断した縦断面図である。
1 レンズ駆動装置
3 第1レンズホルダ
5 第2レンズホルダ
11 位置保持機構
13 案内軸
21 駆動用コイル
23 駆動用ヨーク
25 駆動用マグネット
31 可動磁性体
33 可動磁性体ホルダ
34 凹部
35 位置保持用電磁石
37 位置保持用マグネット
39 位置保持用ヨーク

Claims (5)

  1. 駆動用ヨークと、駆動用マグネットと、駆動用コイルと、駆動用コイル又は駆動用ヨークが固定されたレンズホルダを備え、駆動用コイルに通電して生じる電磁力によりレンズホルダをレンズの光軸方向に移動するレンズ駆動装置であって、レンズホルダが光軸方向の所定位置に移動したときにその位置を保持する位置保持機構を備え、位置保持機構はレンズホルダに設けた位置保持用マグネットと、レンズホルダの移動軌跡から間隔をあけて設けた可動磁性体及び可動磁性体をレンズホルダに向けて移動自在に保持した可動磁性体ホルダと、可動磁性体ホルダに設けた位置保持用電磁石とを備え、可動磁性体はレンズホルダの移動寸法分以上の長さに亘って光軸方向に沿って設けてあり、位置保持用電磁石の励磁により可動磁性体をレンズホルダから離れた位置に保持し、電磁石の励磁を停止することにより可動磁性体が位置保持用マグネットの磁力に引寄せられてレンズホルダに当接すると共に可動磁性体とレンズホルダとの間の摩擦力でレンズホルダを所定位置に保持することを特徴とするレンズ駆動装置。
  2. 位置保持用電磁石は駆動用コイルが通電されるときに同時に通電して励磁し、駆動用コイルの通電を停止したときに同時に通電を停止して電磁力を消失することを特徴とする請求項1に記載のレンズ駆動装置。
  3. レンズホルダの外周には、可動磁性体が嵌合する凹部が設けてあることを特徴とする請求項1又は2に記載のレンズ駆動装置。
  4. レンズホルダは2つの案内軸に挿通して光軸方向の移動が案内されており、位置保持機構は、レンズホルダの外周において2つの案内軸間に設けてあることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のレンズ駆動装置。
  5. 二つのレンズホルダと、各レンズホルダを駆動する駆動用ヨークと駆動用マグネットと駆動用コイルとを備え、2つのレンズホルダの一方はズームレンズ用のレンズホルダであり、他方はオートフォーカス用のレンズホルダであり、各レンズホルダに位置保持用マグネットが設けてあり、位置保持機構は一つの可動磁性体が2つのレンズホルダに同時に当接して2つのレンズホルダを所定位置で保持することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のレンズ駆動装置。

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