JP2008233385A - ぶれ防止装置、レンズ鏡筒および光学機器 - Google Patents

ぶれ防止装置、レンズ鏡筒および光学機器 Download PDF

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Abstract

【課題】レンズ等の光学要素を保持する光学要素保持体の移動の応答性の向上が図られたぶれ防止装置、レンズ鏡筒および光学機器を提供すること。
【解決手段】光学像のぶれを防止するぶれ防止装置3は、第4群レンズ7を保持し、光軸Mに対して直交する方向に移動する移動レンズ保持枠28と、この移動レンズ保持枠28の移動に対して定位置に位置する第4群枠12と、第4群レンズ7と第4群枠12との間に配設されるボール35と、第4群レンズ7をボール35との間に挟むボール37、第4群枠12に配設され、ボール37をボール35の方向に付勢する付勢手段44とを有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、ぶれ防止装置、レンズ鏡筒および光学機器に関するものである。
撮影時において、手ぶれ等に起因してカメラが被写体に対してぶれて(移動して)しまうことがある。このような場合には、撮影フィルムあるいはCCD(Charge Coupled Device)等の撮像素子等により構成される撮像面に結像する光学像が、撮像面に対して移動してしまう。そのため、撮像画像がぶれ画像となってしまう。
そこで、手ぶれ等によるカメラのぶれに応じて、撮影レンズを構成する複数のレンズの内の一部のレンズを撮影光軸に対して直交する方向に移動可能とすることで、撮像面に結像する光学像の移動を抑え、撮像画像がぶれないように構成した、いわゆるぶれ防止装置を備える光学系が提案されている。かかるぶれ防止装置においては、該移動がされる移動レンズを、レンズ鏡筒に対してスムーズに移動することができ、かつ、撮影光軸に対してレンズ面が直交するように支持することが要求される。そして、該移動レンズの支持構造に関しては、例えば、特許文献1,2,3の構成が開示されている。
特許文献1には、光軸方向に沿って間隔を開けて配設されレンズ鏡筒に対して固定されるヨークの間に移動レンズを保持する移動レンズ枠を配設し、この移動レンズ枠をヨークに対して付勢部材により挟み込むことで、移動レンズの倒れを抑えると共に、移動レンズの移動を可能としている構成が開示されている。また、特許文献2には、ガイド板とリテーナー(ボール保持体)との間に移動レンズを保持する移動レンズ枠を配設し、リテーナが移動レンズ枠をガイド板に対して押圧することで、移動レンズの倒れを抑え、また、ガイド板と移動レンズ枠の間、およびリテーナと移動レンズ枠の間にボールが備えられることより、移動レンズの移動を可能としている構成が開示されている。
ところで、移動レンズの移動は、露光のタイミングと合致するように、手ぶれ等によるカメラのぶれに対して素早く反応させる必要がある。すなわち、カメラのぶれに対する移動レンズの移動の応答性を高くすることが要求される。この点に関し、特許文献1の構成の場合には、移動レンズ枠が移動する際、付勢部材に対して摺動しているため、移動レンズ枠と付勢部材との間の摺動摩擦により、移動レンズの移動をスムーズに行えないという問題がある。また、特許文献2の構成の場合には、ボールとこのボールを保持しているリテーナとの間の摩擦力がボールの回転に制動を掛け、移動レンズの移動をスムーズに行えないという問題がある。
かかる点に鑑み、特許文献3では、光軸方向に沿って間隔を開けて配設されレンズ鏡筒に対して固定されるヨークの間に移動レンズを保持する移動レンズ枠を配設し、この移動レンズ枠とヨークの間にボールを配設することで移動レンズの移動を可能としている。また、ボールを、移動レンズ枠に備えられるボール保持部材に保持し、このボール保持部材を移動レンズ枠の側に備えられるコイルバネによりヨークに対して付勢することで、移動レンズの倒れを抑えるように構成されている。
特開平10−26738号公報(図29等を参照) 特開平11−64916号公報(図2等を参照) 特開2002−196383号公報(図1等を参照)
しかしながら、特許文献3に開示される構成は、ボールをヨークに対して付勢するコイルばね等の付勢手段が移動レンズ枠の側に備えられている。そのため、移動レンズ枠の重さが増え、移動レンズ枠の移動の応答性が損なわれるという問題がある。
そこで、本発明は、レンズ等の光学要素を保持する光学要素保持体の移動の応答性の向上が図られたぶれ防止装置、レンズ鏡筒および光学機器を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、ぶれ防止装置は、光学像のぶれを防止するぶれ防止装置において、光学要素を保持し、光軸に対して直交する方向に移動する光学要素保持体と、この光学要素保持体の移動に対して定位置に位置する固定部材と、光学要素保持体と固定部材との間に配設される第1の回転体と、光学要素保持体を第1の回転体との間に挟む第2の回転体と、固定部材に配設され、第2の回転体を第1の回転体の方向に付勢する付勢手段とを有することとする。
ぶれ防止装置をこのように構成することにより、光学要素保持体の軽量化を図ることができ、光学要素保持体の移動の応答性を向上させることができる。
また、他の発明は、上記発明に加えて、光学要素保持体または固定部材の少なくとも一方には、第1の回転体および第2の回転体の移動範囲を規制する規制手段が設けられていることとする。ぶれ防止装置をこのように構成することにより、第1の回転体と第2の回転体が光学要素保持体と固定部材との間から外れてしまうことを防止することができる。
また、他の発明は、上記発明に加えて、規制手段は、少なくとも光学要素保持体と固定部材とを組み上げる方向の上側に設けられていることとする。ぶれ防止装置をこのように構成することにより、光学要素保持体と固定部材とを組み上げる際に、規制手段により回転体の位置決めを行うことができる。そのため、組み上げ作業が容易になる。
また、他の発明は、上記発明に加えて、付勢手段は、第2の回転体に対して当接する当接体と、この当接体を回転体に対して付勢する弾性手段とを有し、当接体は、固定部材に形成され、当接体を光軸方向に移動可能にガイドするガイド孔に保持されていることとする。ぶれ防止装置をこのように構成することにより、付勢手段がスムーズに光軸方向に移動することができ、第2の回転体を第1の回転体の方向に確実に付勢することができる。
また、他の発明は、上記発明に加えて、ガイド孔には、固定部材を貫通する貫通孔が設けられ、当接体の第2の回転体と当接する側と反対側の端部は、貫通孔の開口部の周縁に係合する係合部を有することとする。ぶれ防止装置をこのように構成することにより、当接体の係合部が貫通孔の周縁に係合するため、当接体は貫通孔から落下しない。そのため、ぶれ防止装置の組み立てが容易となる。
また、他の発明は、上記発明に加えて、固定部材は、光学要素保持体、第1の回転体および第2の回転体を光軸方向の両側から挟み込む2つの側板から形成され、被写体側に配置される側板に前記付勢手段を配設することとする。ぶれ防止装置をこのように構成することにより、光学要素の位置出しを光学像の結像位置を基準にして行う場合に、この位置出しの精度を高くすることができる。
上記課題を解決するために、レンズ鏡筒は、上述のぶれ防止装置を備えることとする。レンズ鏡筒をこのように構成することにより、光学要素保持体の移動の応答性が高いレンズ鏡筒となる。
上記課題を解決するために、光学機器は、上述のぶれ防止装置を備えることとする。光学機器をこのように構成することにより、光学要素保持体の移動の応答性が高い光学機器となる。
本発明によれば、ぶれ防止装置、レンズ鏡筒および光学機器の光学要素保持体の移動の応答性を高くすることができる。
図1は、本発明に係る実施の形態に係るレンズ鏡筒1を備える光学機器としてのカメラ2の概略構成を示す斜視図である。図2は、本発明に係る実施の形態に係るぶれ防止装置3を備えるレンズ鏡筒1の概略断面図である。各図において、X1方向を前方、X2方向を後方とし、また、Y1方向を上方、Y2方向を下方とし、そして、後方から前方を見て右手側を右方、左手側を左方として、説明を行うこととする。
レンズ鏡筒1は、前方から順に、第1群レンズ4、第2群レンズ5、第3群レンズ6、第4群レンズ7、第5群レンズ8の全5群の構成となっている。レンズ鏡筒1は、いわゆるズームレンズ鏡筒であり、第1群レンズ4から第4群レンズ7によりズームレンズ光学系を構成し、第5群レンズ8は、合焦レンズを構成している。第1群レンズ4から第5群レンズ8はそれぞれ、第1群枠9、第2群枠10、第3群枠11、第4群枠12、第5群枠13に保持されている。第5群レンズ8の後方には、赤外線カットフィルタ14を介して撮像面15を有するCCD16が配設されている。
第1群枠9の内側には、カム筒17が備えられている。このカム筒17は、レンズ鏡筒1のベース部18に対して固定状態で取り付けられている直進ガイド筒19に外挿されている。そして、このカム筒17は、図示を省略するモータにより、直進ガイド筒19の周り、すなわち、光軸Mの周りに回動することができるように構成されている。直進ガイド筒19の内側には、第2群レンズ5から第5群レンズ8が配設されている。
第1群枠9には、直進ガイド筒19の内周に後方に向かって伸び、第2群枠10から第4群枠12の枠部を貫通する2本の直進ガイドポール20が設けられている。この直進ガイドポール20は、その一端(図2で左端)が第1群枠9に対して嵌入固定されることにより固定状態で取り付けられている。一方、この直進ガイドポール20は、第2群枠10から第4群枠12に対しては、光軸Mと直交する方向についての移動を規制するが、前後方向への移動は許容するように、第2群枠10から第4群枠12を貫通している。
カム筒17の外周面には、第1群レンズ4の移動を制御する不図示の外周カム溝が形成されている。そして、第1群枠9の後方部分には、この外周カム溝(不図示)に係合するカムピン21が設けられている。
また、カム筒17の内周面には、第2群レンズ5から第4群レンズ7の移動を制御する不図示の内周カム溝が、各レンズ群毎に形成されている。そして、第2群枠10から第4群枠12にも、それぞれ、対応する内周カム溝(不図示)に係合するカムピン22,23,24が設けられている。
なお、直進ガイド筒19には、上下に貫通する光軸Mに平行な貫通溝である不図示の直進ガイド溝が形成され、カムピン22,23,24は、この直進ガイド溝を通ってカム筒17の内周カム溝(不図示)に係合している。第2群枠10から第4群枠12は、カムピン22,23,24が、直進ガイド溝(不図示)に通されているため、光軸Mの周りへの回動が阻止される。また、第1群枠9は、これに固定されている直進ガイドポール20が第2群枠10から第4群枠12に通されている。そのため、第1群枠9も光軸Mの周りへの回動が阻止される。
上述のように構成されるレンズ鏡筒1は、カム筒17が光軸Mの周りに回転することで、カムピン22,23,24と直進ガイド溝(不図示)と内周カム溝(不図示)の作用により、第2群レンズ5から第4群レンズ7が、内周カム溝(不図示)の形状に応じて前後方向に移動する。また、第1群レンズ4も、直進ガイドポール20および外周カム溝(不図示)の作用により、外周カム溝の形状に応じて前後方向に移動する。すなわち、カム筒17を回転することにより、第1群レンズ4から第4群レンズ7が所定のズーム動作を行う。また、第1群枠9から第4群枠12は、直進ガイド筒19により、光軸Mと直交する方向についての移動が規制されている。
第5群レンズ8は、カム筒17を回転させるモータ(不図示)とは異なる他の不図示のモータにより回転させられる不図示のリードスクリューを介して前後方向に移動可能な構成となっている。この第5群レンズ8を被写体距離に対応した所定位置に移動することで、第1群レンズ4から第4群レンズ7で捉えた光学像を撮像面15に合焦状態で結像させることができる。
なお、第3群枠11には、シャッタ装置25が備えられ、シャッタ釦26(図1参照)の押下に対応して、第3群レンズ6の前方に配設されるシャッタブレード27を開閉可能としている。また、本実施の形態に係るカメラ2においては、撮像面15は、CCD16により構成するものとしているが、C−MOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の撮像素子の他、感光フィルムであってもよい。
ところで、カメラ2により撮影を行う際に、露光時間中、すなわち、シャッタ装置25が開放状態にあるときに、カメラ2が手ぶれ等により被写体に対してぶれてしまう(移動してしまう)ことがある。このような場合には、撮像面15に結像する光学像が露光時間中、撮像面15上を移動してしまうことになり、その結果、撮像面15で捉えられる撮像画像がぶれ画像となってしまう。
かかる撮影時のぶれによる光学像の移動を防止するため、後述するぶれ防止装置3により、光学要素としての第4群レンズ7を、カメラのぶれに対応させて光軸Mと直交する方向に移動させ、カメラ2が被写体に対してぶれてしまった場合でも、撮像面15における光学像の結像位置が移動しないように構成している。
以下に、図3および図4を参照しながら、ぶれ防止装置3の構成について説明する。この図3は、本発明の実施の形態に係るぶれ防止装置3の断面の構成を示す断面図である。また、図4は、図3の点線で囲った部分の部分拡大図である。
ぶれ防止装置3は、第4群レンズ7を保持する光学要素保持体としての移動レンズ保持枠28と、この移動レンズ保持枠28を光軸Mと直交する方向に対して移動可能に保持する固定部材としての第4群枠12とを有する。
移動レンズ保持枠28は、第4群レンズ7を保持する保持部29とその周囲に設けられるフランジ部30を有し、保持部29は、光軸Mの方向から見たときの形状が全体として円筒形を呈している。また、フランジ部30は、その外周部の輪郭において、光軸Mの方向から見た形状が全体として円輪形を呈している。
第4群枠12は、光軸Mの方向から見たときに、全体として円筒形を呈している。第4群枠12は、前後方向に配設される側板31,32を有し、上下方向両端には、直進ガイドポール20が貫通するスリーブ33が設けられている。このスリーブ33は、側板31,32の一部として設けられている。そして、移動レンズ保持枠28は、フランジ部30が、側板31と側板32の間に位置するように配設されている。
移動レンズ保持枠28には、フランジ部30にコイル34が設けられている。このコイル34は、第4群レンズ7の上方と左方の2方向の2箇所に、すなわち、光軸Mの周りに90度の間隔を隔てて、それぞれの方向に備えられている。図3では、上方に配設されるコイル34のみが示され、左方、すなわち紙面手前側に配設されるコイル34については、図示を省略している。
また、移動レンズ保持枠28のフランジ部30の外周の後側の面と前側の面には、それぞれ、第1の回転体としてのボール35が収容される凹部36と、第2の回転体としてのボール37が収容される凹部38が設けられている。凹部36,38およびボール35,37は、前後方向で互いに対向する位置に配設され、また、光軸Mの周りに120度の間隔で3箇所に設けられている。図3では、下方に配設される凹部36,38およびボール35,37のみが示され、図3に示される凹部36,38およびボール35,37に対して左右方向に120度の間隔で2箇所に配設される凹部36,38およびボール35,37については、図示を省略している。
凹部36,38は、フランジ部30の前後面にそれぞれ立設される凸条部36A,38Aにより形成される。この凸条部36A,38Aは、前後方向から見たときに、環状を呈している。したがって、凹部36,38は前後方向から見た形状において円形の凹部となっている。
第4群枠12の側板31には、コイル34と前側で対向する位置に、ヨーク39が備えられている。また、側板32にも、コイル34と後側で対向する位置に、ヨーク40が備えられている。また、コイル34の後方に配設されるヨーク40にはその前面にマグネット41が取り付けられている。すなわち、コイル34は、第4群枠12に備えられるヨーク39とマグネット41との間に配設される。なお、ヨーク39,40およびマグネット41は、コイル34と同様に、第4群レンズ7の上方と左方の2方向、すなわち、光軸Mの周りに90度の間隔を隔てて2箇所に配設されている。
第4群枠12の側板31には、移動レンズ保持枠28側の凹部38に対向する位置に、凹部38と共にボール37を収容する凹部42が設けられている。また、側板32には、移動レンズ保持枠28側の凹部36に対向する位置に、凹部36と共にボール35を収容する凹部43が設けられている。
凹部42,43は、それぞれ、側板31と側板32に立設される凸条部42A,43Aにより形成される。この凸条部42A,43Aは、前後方向から見たときに、凸条部36A,38Aと同様に環状を呈し、凹部42,43は前後方向から見た形状において円形の凹部となっている。なお、凹部36,38と凹部42,43の円形の大きさは、同じ大きさとされている。
凹部42の内側には、付勢手段44が配設されている。この付勢手段44は、当接体45とこの当接体45を後方に向けて付勢する弾性手段としてのコイルばね46を有する。当接体45は、ボール37に当接するボール当接部45Aと、このボール当接部45Aの前方に形成される円柱部45Bとこの円柱部45Bの前方に形成される円柱部45Cを有し、これらが一体的に形成されている。
ボール当接部45Aは、凹部42の内径よりも若干小さな外径の円盤状を呈している。円柱部45Bは、ボール当接部45Aに比べて小径の円柱部であり、また、円柱部45Cは、円柱部45Bに対してさらに小径の円柱部となっている。円柱部45Cは、円柱部45Bより小径であるため、円柱部45Bと円柱部45Cとの間には、前方に向いた面であるリング状の段面45Dが形成される。
凹部42の前方には、凹部42の内径よりも小さな内径で、側板31を貫通するガイド孔としての孔部47が形成されている。孔部47は、内径が大きな大径部分47Aと、この大径部分47Aに比べて内径が小さな小径部分47Bを有し、凹部42から前方に向かって順に大径部分47Aと小径部分47Bが形成されている。大径部分47Aは、当接体45が前後方向へスムーズに移動することができる状態で、かつ、光軸Mと直交する方向にがたつくことなく円柱部45Bが内挿される大きさの内径に形成されている。一方、小径部分47Bは、当接体45の円柱部45Cが内接するか、あるいは円柱部45Cとの間に若干の隙間ができる程度の大きさの内径に形成されている。孔部47は、大径部分47Aと小径部分47Bとを有するため、大径部分47Aと小径部分47Bとの間に後方に向いた面であるリング状の段面47Cが形成される。また、側板31の前面部31Aには、孔部47の小径部分47Bが貫通した開口部48が形成される。
当接体45は、円柱部45Cを孔部47の小径部分47Bに、また、円柱部45Bを大径部分47Aに、そして、ボール当接部45Aを凹部42の内部にそれぞれ内挿させた状態で、側板31に配設される。そして、孔部47の大径部分47Aには、当接体45の段面45Dと孔部47の段面47Cとの間にコイルばね46が内挿されている。当接体45は、円柱部45Cをコイルばね46の巻の内側に挿通した状態で側板31に配設されている。このように、当接体45と側板31との間にコイルばね46が配設されることで、当接体45は、前方に対して、コイルばね46により弾性的に支持可能となっている。
上述のように側板31に配設された当接体45の円柱部45Cの前端部は、側板31の前面から前方に突出する。そして、この突出した部分には、孔部47の小径部分47Bより外径が僅かに大きな膨出部45Eが形成されている。そのため、当接体45は、この膨出部45Eが開口部48の周縁に係合する係合部となり、孔部47から後方に抜けてしまわないように構成されている。また、当接体45は、膨出部45Eとボール当接部45Aにより前後方向への移動を規制される範囲で、円柱部45Bが孔部47の大径部分47Aにより光軸Mの方向にガイドされる状態で前後方向に移動可能となっている。
以上のように構成されるぶれ防止装置3においては、移動レンズ保持枠28は、第4群枠12の側板32に対してボール35を介して、光軸Mの方向の位置を位置決めされている。また、コイルばね46は、圧縮変形された状態で、当接体45の段面45Dと孔部47の段面47Cの間に配設されている。そのため、ボール37に当接する当接体45のボール当接部45Aは、ボール37を介して、移動レンズ保持枠28を後方に押圧する。したがって、移動レンズ保持枠28は、側板32を基準に、光軸Mの方向への倒れ(光軸Mに対する傾斜)を防止された状態で、第4群枠12に対して保持されている。
当接体45は、円柱部45Bが大径部分47Aに対して前後方向にスムーズに移動可能に内挿されている。したがって、当接体45は、コイルばね46の付勢力により、移動レンズ保持枠28を、ボール37を介して後方に確実に付勢することができる。そのため、移動レンズ保持枠28の側板32を基準にして光軸Mの方向の位置決めを確実に行うことができる。
第4群枠12は、直進ガイド筒19により光軸Mと直交する方向については移動が規制されているため光軸Mと直交する方向に対しては定位置に固定的となっている。これに対し、移動レンズ保持枠28は、凹部36,38の底面部36B,38Bをボール35,37を介して、側板31と側板32に対して光軸Mと直交する方向に移動可能に保持されている。すなわち、移動レンズ保持枠28は、この移動レンズ保持枠28に光軸Mと直交する方向に移動する駆動力が作用したときに、ボール35,37が転動することにより、第4群枠12に対してスムーズに光軸Mと直交する方向に移動することができるように構成されている。
ところで、第4群レンズ7の上方に備えられるコイル34および第4群レンズ7の左方に備えられる不図示のコイルは、不図示の駆動回路に電気的に接続されている。したがって、第4群レンズ7の上方に備えられるコイル34が通電されることにより、ヨーク39,40およびマグネット41との電磁作用により、移動レンズ保持枠28には上下方向への駆動力が作用する。また、第4群レンズ7の左方に備えられるコイル(不図示)に通電されることにより、同様に、移動レンズ保持枠28には左右方向への駆動力が作用する。カメラ2に備えられる角度センサ等により構成される不図示のぶれ検出センサからの出力に基づいて、駆動回路(不図示)は、手ぶれ等に起因する光学像の撮像面15における結像位置の移動を抑えるように、移動レンズ保持枠28を駆動する。これにより、手ぶれ等により撮像画像がぶれることを防止することができる。
上述したように、移動レンズ保持枠28は、ボール35,37を介して第4群枠12に保持されている。すなわち、移動レンズ保持枠28と第4群枠12との間でボール35,37が転動するため、移動レンズ保持枠28と第4群枠12との間には摺動が生じない。そのため、コイル34への通電により移動レンズ保持枠28を光軸Mと直交する方向に移動するときに、移動レンズ保持枠28を第4群枠12に対してスムーズに移動することができる。したがって、小さな駆動力で移動レンズ保持枠28を移動することができ、コイル34への通電に対する移動レンズ保持枠28の移動の応答性を高くすることができる。加えて、コイル34への通電のための消費電力を小さくすることができる。
さらに、本実施の形態におけるぶれ防止装置3においては、当接体45とコイルばね46が、第4群枠12の側に備えられている。したがって、移動レンズ保持枠28の軽量化を図ることができる。そのため、より一層、移動レンズ保持枠28の移動がスムーズになり、また、コイル34への通電に対する移動レンズ保持枠28の移動の応答性を高くすることができる。また、コイル34への通電のための消費電力も小さくなる。
ボール35は凹部36と凹部43の内部に、また、ボール37は凹部38と凹部42の内部に、それぞれ収容されている。そのため、ボール35,37が転動して移動する範囲は、それぞれ凹部36,43と凹部38,42により規制される。具体的には、ボール35は凹部36,43を形成する凸条部36A,43Aにより移動範囲が規制され、また、ボール37は凹部38,42を形成する凸条部38A,42Aにより移動範囲が規制される。そのため、移動レンズ保持枠28の移動が繰り返される等し、ボール35,37が偏った方向に移動し続けた場合でも、移動レンズ保持枠28と第4群枠12との間から脱落してしまうことがない。
なお、本実施の形態では、凹部36,38,42,43は、凸条部36A,38A,42A,43Aにより形成しているが、フランジ部30および側板31,32の表面を凹状に形成することで、凹部を形成してもよい。この場合には、この凹部の内側面によりボール35,37の移動範囲を規制することになる。
ボール35に対しては、凹部36,43の少なくとも一方、すなわち、いずれか一方の凹部を備えることで、ボール35の移動範囲を規制することができる。また、ボール37に対しても、凹部38,42の少なくとも一方、すなわち、いずれか一方の凹部を備えることで、ボール37の移動範囲を規制することができる。
例えば、図5に示すように、移動レンズ保持枠28の側に凹部36,38を設けることなく、側板31と側板32の側にそれぞれ凹部42,43を設ける構成としてもよい。このように構成した場合であっても、ボール35,37の移動範囲は、凹部42,43により規制される。そして、このように、ボール35,37の移動範囲を凹部42,43により規制するように構成した場合には、ボール35,37が、偏った方向に移動しても、移動レンズ保持枠28に対して、光軸Mと直交する方向で当接することがない。そのため、移動レンズ保持枠28の移動をよりスムーズなものとすることができる。また、ボール35,37が下方に偏倚した位置にある場合であってボール35,37の自重が移動レンズ保持枠28に懸かることがないので、移動レンズ保持枠28の移動をスムーズなものとすることができる。
また、図6に示すように、凹部36,38の内径を、凹部42,43の内径よりも大きくし、移動レンズ保持枠28が最大に移動した場合であっても、凹部42,43の内径部分が、凹部36,38の内径部分の内側に位置するように、凹部36,38,42,43を構成してもよい。このように構成した場合にも、ボール35,37は凹部42,43により移動範囲を規制されることになる。そのため、ボール35,37が、偏った方向に移動しても、移動レンズ保持枠28に対して、光軸Mと直交する方向で当接することがない。
ところで、ぶれ防止装置3は、光軸Mの一方の側から組み上げていく。例えば、側板32を下側にして、凹部43内にボール35を収容し、ヨーク40とマグネット41を所定位置に配設する。そして、その上に、移動レンズ保持枠28を、凹部36が側板32の凹部43に対向すると共に、コイル34がマグネット41と対向する状態で配設する。そうして、ボール37を凹部38に収容する。そして、その上に、側板31を、凹部42が移動レンズ保持枠28の凹部38に対向すると共に、ヨーク39がコイル34を挟んでマグネット41と対向する状態で配設する。側板31と側板32は、接合部12A(図3参照)において、接着あるいはねじ等で互いに固定される。
なお、側板31には、移動レンズ保持枠28の上側に配設するのに先立ち、側板31からヨーク39が脱落しないように、ヨーク39を側板31に対して接着あるいはねじ等で固定しておく。また、コイルばね46および当接体45についても予め組み込みを完了させておく。
コイルばね46および当接体45の側板31への組み込みは次のように行う。先ず、孔部47の大径部分47Aにコイルばね46を収容する。そして、凹部42側から、当接体45を孔部47内に挿入する。当接体45は、円柱部45Cをコイルばね46の巻きの内側に通し、そして、円柱部45Cを小径部分47Bに挿通する。円柱部45Cの前端部には、小径部分47Bの内径よりやや大きな外径の膨出部45Eが形成されている。そのため、円柱部45Cを孔部47の小径部分47Bに挿通させる際には、膨出部45Eを小径部分47Bに圧入することになる。そして、この圧入によって膨出部45Eが小径部分47Bを通って側板31の開口部48から突出するまで、当接体45を孔部47内に挿入する。なお、当接体45は、膨出部45Eを含め金属から形成されている。一方、側板部31は、側板部32と共にABSやポリカーボネイト等の樹脂材から形成されている。したがって、膨出部45Eを小径部分47Bに圧入するとABS等の樹脂材にて形成される小径部分47Bの内径が若干大きくなるように弾性変形し、膨出部45Eが側板31の開口部48から突出したところで元の内径に復元する。小径部分47Bが元の内径に復元すると、膨出部45Eが開口部48の周縁に係合可能な状態となる。また、当接体45を側板部31(側板部32)と同じABS等の樹脂材により形成してもよい。この場合には、膨出部45Eを小径部分47Bに圧入する際には、膨出部45Eと小径部分47Bとが共に若干の弾性変形をし、膨出部45Eが側板31の開口部48から突出したところで共に元の形状に復元する。そして、膨出部45Eと小径部分47Bとが元の形状に復元すると、膨出部45Eが開口部48の周縁に係合可能な状態となる。
膨出部45Eが、開口部48から突出した状態で、円柱部45Bは、孔部47の大径部分47Aに内挿され、またボール当接部45Aも、凹部42内に内挿される。そして、このように当接体45が側板31に組み込まれた状態で、円柱部45Cと小径部分47Bとの間には若干のクリアランスが形成されている。また、円柱部45Bと大径部分47Aとは、当接体45が前後方向に移動できるように円柱部45Bの外径と大径部分47Aの内径の大きさが構成されている。そのため、当接体45は前後方向に移動できる状態となる。しかしながら、膨出部45Eが開口部48の周縁に係止されるため、当接体45の後方への移動は規制される。そのため、側板31の凹部42側を下方に向けたときに、当接体45が孔部47から抜け落ちてしまうことを防止することができる。したがって、側板31を移動レンズ保持枠28の上に組み上げる際に、当接体45が孔部47からの抜け落ちることがないため、組み上げ作業の効率を向上させることができる。
ぶれ防止装置3の組み上げに際して、ボール35は、凹部43に収容された状態で、また、ボール37は、凹部38に収容された状態で、作業が行われる。このように、凹部43,38が、それぞれ側板32と移動レンズ保持枠28の上面部、すなわち、ぶれ防止装置3を組み上げる方向の上側に設けられることで、ぶれ防止装置3の組み上げの際にボール35,37の位置決めが行われるので、組み上げ作業の効率を向上させることができる。なお、ぶれ防止装置3の組み上げを側板31の側から行う場合には、凹部42,凹部36が、組み上げ時のボール35,37の位置決めの機能を果たすことになる。
上述したぶれ防止装置3においては、付勢手段44は、側板31の側に配設されているが、側板32の側に配設するようにしてもよい。この場合には、移動レンズ保持枠28は、側板31に対してボール37を介して、光軸Mの方向の位置を位置決めされることになる。
また、ぶれ防止装置3においては、凹部36,38,42,43、ボール35,37、および付勢手段44等は、移動レンズ保持枠28を、第4群枠12に対して位置決めすると共に保持する機構である。したがって、凹部36,38,42,43、ボール35,37、および付勢手段44等を、光軸Mの周りに120度の間隔で配設することで、移動レンズ保持枠28の光軸Mと直交する面に対する位置出し精度を向上させることができる。
しかしながら、凹部36,38,42,43、ボール35,37、および付勢手段44等を、180度の間隔で2箇所に配設するようにしてもよい。特に、上下方向、あるいは左右方向等の1方向にのみぶれが生ずる場合には、凹部36,38,42,43、ボール35,37、および付勢手段44等を、ぶれの方向に沿って光軸Mを挟む2箇所に配設すれば足りる。そして、この場合には、移動レンズ保持枠28は、ぶれ方向の1方向に沿って移動すれば足りる。そのため、ボール35,37の替わりに、ぶれ方向に回転する円柱体(コロ)を回転体として用いてもよい。また、付勢手段44に用いたコイルばね46は、ゴムなどのばね以外の弾性部材を使用してもよい。
本実施の形態におけるぶれ防止装置3は、レンズ鏡筒1の第4群レンズ7を光軸Mと直交する方向に移動するように構成したが、他のレンズ群を移動するように構成してもよい。また、固定部材は、上述のぶれ防止装置3では、第4群枠12としているが、移動するレンズの場所等に応じて適宜な構成となる。例えば、光軸Mの方向に移動しないレンズを設けこのレンズを光軸Mと直交する方向に移動するように構成した場合には、レンズ鏡筒1あるいはカメラ2に直接設けられる構造物を固定部材とし、この固定部材に対してレンズを移動するようにしてもよい。また、レンズを移動する他、CCD16を移動したり、あるいは、屈折ガラスを移動するようにしてもよい。
また、ボール35,37は、金属球が好ましいが、セラミックやABS等の硬質の樹脂材から形成してもよい。
なお、上述のぶれ防止装置3は、レンズ鏡筒1やカメラ2の他、ビデオカメラ等の動画撮影装置や、双眼鏡・望遠鏡等の観察装置その他の光学機器に搭載されるものでもある。
本発明の実施の形態に係るレンズ鏡筒を備えカメラの概略構成を示す斜視図である。 図1に示すレンズ鏡筒の構成を示す概略側面図である。 図1に示すレンズ鏡筒に使用されるぶれ防止機構の構成を示す概略断面図である。 図3の部分拡大図である。 図3に示すぶれ防止機構の変形例を示す概略断面図である。 図3に示すぶれ防止機構の他の変形例を示す概略断面図である。
符号の説明
1 … レンズ鏡筒
3 … ぶれ防止装置
7 … 第4群レンズ(光学要素)
12 … 第4群枠(固定部材)
28 … 移動レンズ保持枠(光学要素保持体)
35 … ボール(第1の回転体)
37 … ボール(第2の回転体)
36,38,42,43 … 凹部(規制手段)
44 … 付勢手段
45 … 当接体
45E … 膨出部(係合部)
46 … コイルばね(弾性手段)
47 … 孔部(ガイド孔)
47B … 小径部分(貫通孔)
48 … 開口部
M … 光軸

Claims (8)

  1. 光学像のぶれを防止するぶれ防止装置において、
    光学要素を保持し、光軸に対して直交する方向に移動する光学要素保持体と、
    この光学要素保持体の上記移動に対して定位置に位置する固定部材と、
    上記光学要素保持体と上記固定部材との間に配設される第1の回転体と、
    上記光学要素保持体を上記第1の回転体との間に挟む第2の回転体と、
    上記固定部材に配設され、上記第2の回転体を上記第1の回転体の方向に付勢する付勢手段と、
    を有するぶれ防止装置。
  2. 前記光学要素保持体または前記固定部材の少なくとも一方には、前記第1の回転体および前記第2の回転体の移動範囲を規制する規制手段が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のぶれ防止装置。
  3. 前記規制手段は、少なくとも前記光学要素保持体と前記固定部材とを組み上げる方向の上側に設けられていることを特徴とする請求項2に記載のぶれ防止装置。
  4. 前記付勢手段は、前記第2の回転体に対して当接する当接体と、この当接体を前記回転体に対して付勢する弾性手段とを有し、
    上記当接体は、前記固定部材に形成され、上記当接体を光軸方向に移動可能にガイドするガイド孔に保持さていることを特長とする請求項1から3のいずれか1項に記載のぶれ防止装置。
  5. 前記ガイド孔には、前記固定部材を貫通する貫通孔が設けられ、前記当接体の前記第2の回転体と当接する側と反対側の端部には、上記貫通孔の開口部の周縁に係合する係合部が設けられていることを特徴とする請求項4に記載のぶれ防止装置。
  6. 前記固定部材は、前記光学要素保持体、前記第1の回転体および前記第2の回転体を光軸方向の両側から挟み込む2つの側板から形成され、被写体側の側板に前記付勢手段を配置したことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のぶれ防止装置。
  7. 請求項1から6のいずれか1項に記載のぶれ防止装置を備えることを特徴とするレンズ鏡筒。
  8. 請求項1から7のいずれか1項に記載のぶれ防止装置を備えることを特徴とする光学機器。
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