JP2006338218A - 現金収納装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】噴射されたインクが紙幣に付着しやすいようにするとともに、インクを吸収するインク吸収シートを配設することによって、少量のインクであっても確実に効果的に紙幣を汚損することができるとともに、紙幣に付着しなかったインクが周囲の機器や環境を汚損することがないようにする。
【解決手段】紙幣12を押圧して整列保持する押圧板13を備え、内部に前記紙幣12を収納する紙幣収納部と、破壊行為が検知されるとインク24を噴射して、前記紙幣12を汚損する紙幣汚損手段とを有する現金収納装置であって、噴射される前記インク24の圧力によって、前記押圧板13の保持を開放する。
【選択図】図1

Description

本発明は、現金収納装置に関するものである。
従来、コンビニエンスストア、スーパーマーケット等の商店店舗内のブースや、駐車場、道路脇(わき)等に配設された無人契約機店舗、無人機コーナ等の屋外用ブースには、銀行、信用金庫、消費者金融会社、信販会社等の金融機関のATM(Automatic Teller Machine:現金自動預払機)、CD(Cash Dispenser:現金自動支払機)等の自動取引装置が配設されている。これにより、金融機関の顧客は、金融機関の支店等に出向くことなく、自宅や職場の近所等のように都合の良い場所に配設された自動取引装置を自分で操作して、入金、出金、振り込み、振り替え、通帳記帳等の金融取引を行うようになっている。
そして、前記自動取引装置は、該自動取引装置に内蔵され、顧客が入金した紙幣を受け取りカウントして収納して保管したり、保管している現金の中から顧客に払い出す紙幣を収納することが可能であるとともに、着脱可能であり、保守員、警備員等の係員が紙幣に触れることなく該紙幣の装填(てん)、補充及び回収が可能な紙幣カセット、紙幣スタッカ等を有する。
ところが、近年、ブルドーザ、パワーショベル等の重機を使用して、商店店舗や屋外用ブースごと自動取引装置を破壊して現金を盗み出したり、自動取引装置をそのまま持ち去ってしまうような盗難が増加している。そこで、紙幣カセット、紙幣スタッカ等に収納された紙幣の盗難防止として、自動取引装置等の現金収納装置への異常行為を検出して、紙幣にインクを噴射して汚損させる等の防犯対策が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
図2は従来のインク貯蔵部付き紙幣カセットの構成を示す図、図3は従来のインク貯蔵部付き紙幣カセットが自動取引装置に装填された状態を示す図である。なお、図2(a)は紙幣カセットの正面図、図2(b)は紙幣カセットの側面図、図2(c)は紙幣カセットの上面図を示している。
図2において、101は紙幣カセットであり、紙幣を収納する紙幣収納部102、施錠可能な扉103及びカバー104を有する。また、前記紙幣カセット101は、扉103の開閉を検知する扉開閉検知センサスイッチ(SW)105a及び105b、鍵(かぎ)の開閉を検知する鍵開閉検知センサスイッチ106、並びに、扉103内側にセンサシート107を備えている。前記紙幣収納部102の近傍には、インク貯蔵部108が配設されており、該インク貯蔵部108は、パイプ110によって、前記紙幣収納部102の周りに配置されたインク噴射ノズル109a及び109bに連結されている。
また、図3において、111は金融機関の支店等に配設された自動取引装置であり、紙幣入出金ユニット112、及び、該紙幣入出金ユニット112内の紙幣カセット101を収納する紙幣カセット収納部113を有する。
そして、扉開閉検知センサスイッチ105a及び105b並びに鍵開閉検知センサスイッチ106のON/OFFのパターンが一定のパターン以外のとき、すなわち、通常の運用ではあり得ないパターンのとき、又は、扉103内側のセンサシート107が破壊されたときに、インクの噴射が実行される(例えば、特許文献2参照。)。
特開平6−108741号公報 特開2000−322625号公報
しかしながら、前記従来の現金収納装置においては、自動取引装置111の小型化、紙幣カセット101の軽量化及び小型化、更に、紙幣カセット101の内部容量増などの要求に応じるために、インク貯蔵部108を小型化する必要があり、少ないインク量で効果的に紙幣を汚損させることが求められている。しかし、噴射されるインク量が少ないと、紙幣に付着したインクの範囲が小さくなるので、見た目の判断が困難になり、また、自動取引装置111の紙幣鑑別部によるインクの検出が困難になってしまう。
また、噴射されたインクが紙幣に浸透せずに垂れ流れてしまい、結果として、紙幣に付着したインクの範囲が小さくなるという問題もあった。
さらに、インクを誤噴射した場合、紙幣カセット101のカバー104の底面の穴などからインクが漏れ出し、自動取引装置111の設置された店舗等の床面を汚してしまったり、自動取引装置111内の機体、紙幣カセット収納部113等を汚してしまったりすることがある。
本発明は、前記従来の現金収納装置の問題点を解決して、噴射されたインクが紙幣に付着しやすいようにするとともに、インクを吸収するインク吸収シートを配設することによって、少量のインクであっても確実に効果的に紙幣を汚損することができるとともに、紙幣に付着しなかったインクが周囲の機器や環境を汚損することがない現金収納装置を提供することを目的とする。
そのために、本発明の現金収納装置においては、紙幣を押圧して整列保持する押圧板を備え、内部に前記紙幣を収納する紙幣収納部と、破壊行為が検知されるとインクを噴射して、前記紙幣を汚損する紙幣汚損手段とを有する現金収納装置であって、噴射される前記インクの圧力によって、前記押圧板の保持を開放する。
本発明の他の現金収納装置においては、さらに、前記インクにはカーボン粒子が混入され、前記紙幣汚損手段は前記インクとともにカーボン粒子を紙幣に付着させる。
本発明の更に他の現金収納装置においては、さらに、前記インクには磁性体粒子が混入され、前記紙幣汚損手段は前記インクとともに磁性体粒子を紙幣に付着させる。
本発明の更に他の現金収納装置においては、さらに、前記インクには界面活性剤が混入され、前記紙幣汚損手段は、開口が網目状の噴射孔(こう)を備え、泡状のインクを紙幣に付着させる。
本発明の更に他の現金収納装置においては、内部に紙幣を収納する紙幣収納部と、破壊行為が検知されるとインクを噴射して、前記紙幣を汚損する紙幣汚損手段とを有する現金収納装置であって、内部に敷設されたインク吸収シートを有する。
本発明の更に他の現金収納装置においては、さらに、前記インク吸収シートは高分子吸収材を含むポリマーシートである。
本発明の紙幣入出金ユニットにおいては、内部に紙幣を収納する紙幣収納部、及び、破壊行為が検知されるとインクを噴射して、前記紙幣を汚損する紙幣汚損手段を備える現金収納装置が着脱可能に装着される紙幣入出金ユニットであって、内部の底面に敷設されたインク吸収シートを有する。
本発明の自動取引装置においては、内部に紙幣を収納する紙幣収納部、及び、破壊行為が検知されるとインクを噴射して、前記紙幣を汚損する紙幣汚損手段を備える現金収納装置が着脱可能に装着される自動取引装置であって、内部の底面に敷設されたインク吸収シートを有する。
本発明によれば、噴射されたインクが紙幣に付着しやすいようにするとともに、インクを吸収するインク吸収シートを配設するようになっている。そのため、少量のインクであっても確実に効果的に紙幣を汚損することができるとともに、紙幣に付着しなかったインクが周囲の機器や環境を汚損することがない。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態における現金収納庫の概略を示す図、図4は本発明の第1の実施の形態における押圧板保持機構の構成を示す図、図5は本発明の第1の実施の形態における現金収納庫の構成を示す図である。
図5において、11は現金を収納するための現金収納装置としての現金収納庫であり、銀行、信用金庫、消費者金融会社、信販会社等の金融機関のATM、CD等の後述される自動取引装置61内における紙幣入出金ユニット62の下部に着脱可能に装着されている。そして、前記自動取引装置61は、図示されない自動取引装置用ブース内に配設されている。ここで、前記自動取引装置61は、前記金融機関の顧客が自分で操作して入金、出金、通帳記帳、残高照会、振り込み、振り替え、送金、定期性預金設定等の金融取引を行うための装置である。なお、前記自動取引装置61は、他の機能、例えば、チケット予約機能、商品購入申し込み機能、クレジットカードの与信確認機能、施設情報案内機能等を有するキオスク端末のような多機能端末であってもよいし、無担保ローン契約、無人カードローン契約等の無人契約端末としての機能を有するものであってもよい。
また、前記自動取引装置用ブースは、自動取引装置61が配設される区画であり、前記金融機関の本店、支店等、コンビニエンスストア、スーパーマーケット、デパート等の商店店舗、駅の構内、地下街、市役所、病院等の公共施設、工場、事務所等の私企業、駐車場、道路脇等の屋外等、いかなる場所に配設されていてもよい。ここで、前記自動取引装置用ブースは、周囲が側壁で取り囲まれ、開閉可能な扉を備える出入口を有するものであることが望ましいが、必要に応じて、扉を省略することもできるし、側壁の一部又は全部を省略することもできる。例えば、前記自動取引装置用ブースが金融機関の本店、支店等に配設される場合、通常、自動取引装置61の正面には側壁がなく、両側に背の低い側壁が配設されるようになっている。また、例えば、前記自動取引装置用ブースがコンビニエンスストアのような狭い店舗内に配設される場合、一切の側壁が省略されることがある。さらに、例えば、前記自動取引装置用ブースが公共施設に配設される場合、自動取引装置61の正面の側壁だけが省略されることがある。なお、前記自動取引装置用ブースが屋外に配設される場合には、雨風を防ぐために、前記自動取引装置用ブースは、通常、周囲が側壁で取り囲まれ、開閉可能な扉を備える出入口を有し、更に天井も有する。
そして、前記自動取引装置61は、CPU、MPU等の演算手段、半導体メモリ、磁気ディスク等の記憶手段、通信インターフェイス等を備える制御手段を有する一種のコンピュータである。そして、図示されないタッチパネル等の表示入力兼用手段、顧客の音声を入力するためのマイクロホン等の音声入力手段、音声案内のためのスピーカ等の音声出力手段等を備える顧客操作部、キャッシュカード等のカードを取り扱うカード処理部、紙幣や硬貨の入金及び出金を行う貨幣入出金部等を有し、前記顧客が自分で操作して入金、出金、通帳記帳、残高照会、振り込み、振り替え、送金、定期性預金設定等の金融取引を行うことができるようになっている。
そして、前記現金収納庫11は、収納された紙幣12を図示されない天板に下方から押し付けて整列保持する押圧板13、後述される噴射孔18aを備えるインク噴射ノズル18、該インク噴射ノズル18の噴射孔18aより噴射するインク24を貯蔵するインク貯蔵部17、外部からの異常行為としての破壊行為を検知する破壊検知センサ26、及び、前記インク貯蔵部17と破壊検知センサ26とに接続されインク噴射を制御する制御部25を有する。前記破壊検知センサ26は、自動取引装置61が破壊されるほどの衝撃を受け、検知した振動がある一定の閾(しきい)値を超えると、自動取引装置61に有線又は無線によってアラーム信号を送信するようになっている。ここでは、説明の都合上、異常行為が衝撃による破壊行為であるものとして説明しているが、熱、振動等であってもよい。なお、前記破壊検知センサ26は、単数であっても複数であってもよく、また、いかなる位置に配設されていてもよいが、本実施の形態においては、図5に示されるように、前記現金収納庫11の周囲を取り囲むように取り付けられている。
また、前記現金収納庫11は、図1に示されるように、前記押圧板13に接続され、該押圧板13を上下方向に案内する左右のベルト14と、該左右のベルト14に接続されてその動作を同期させるシャフト15と、該シャフト15に固定されたギヤ16と、該ギヤ16の回転を停止させる押圧板保持板21と、前記インク貯蔵部17とインク噴射ノズル18とを連結するインクパイプ19と、該インクパイプ19の途中に接続された液圧シリンダ装置20とを更に有する。なお、前記左右のベルト14、ギヤ16、液圧シリンダ装置20及び押圧板保持板21は、押圧板13を所定位置に保持する押圧板保持機構として機能する。また、前記インク貯蔵部17、インク噴射ノズル18及びインクパイプ19は紙幣汚損手段として機能する。
そして、前記インク貯蔵部17は、その内部に、カーボン粒子を混入したインク24と、該インク24を押し出すためのインク押し出し板23と、該インク押し出し板23を移動させるガス発生部22とを有する。
ここで、前記押圧板保持板21は、図4に示されるように、支点21aを中心として回転可能に取り付けられ、前記押圧板保持板21の一端21bは前記ギヤ16と係合し、該ギヤ16を停止させた状態で保持する形状となっている。また、前記押圧板保持板21の他端は、液圧シリンダ装置20のピストンに接続されたピストンロッド20aと係合している。
次に、前記構成の現金収納庫11が装着されている自動取引装置61に対して破壊行為があったときの動作について説明する。
図6は本発明の第1の実施の形態における押圧板の保持を解除する動作を示す図、図7は本発明の第1の実施の形態における噴射されたインクが紙幣に付着する状態を説明する図である。
まず、現金収納庫11が装着されている自動取引装置61に対して外部より破壊行為があった場合、例えば、ブルドーザ、パワーショベル等の重機によって、自動取引装置61が破壊されるほどの衝撃が加えられた場合、前記現金収納庫11に取り付けられた破壊検知センサ26が振動を検知する。すると、前記破壊検知センサ26は、制御部25にアラーム信号を送信する。なお、前記衝撃は、重機でなく、トラック等の乗り物の衝突によって加えられてもよいし、金槌(づち)、バール、ドリル等の道具の使用によって加えられてもよい。
そして、前記制御部25は、前記アラーム信号を受信すると、あらかじめ決められた値を超えているか否かを判断し、超えている場合には、インク貯蔵部17のガス発生部22に対して、起動信号を送信する。続いて、前記ガス発生部22は、制御部25からの起動信号を受けて、化学反応によってガスを発生させる。すると、発生したガスの圧力によって、インク押し出し板23を介して、インク24がインク貯蔵部17より押し出される。そして、インク貯蔵部17より押し出されたインク24は、インクパイプ19を通って液圧シリンダ装置20のピストンを作動させるとともに、インク噴射ノズル18の噴射孔18aより、紙幣12に対して噴射される。
ここで、前記液圧シリンダ装置20のピストンは、図6に示されるように、インク24によって上昇させられるので、ピストンロッド20aを介して押圧板保持板21の他端が上昇させられる。すると、前記押圧板保持板21が反時計回り方向に回転させられ、押圧板保持板21の一端21bとギヤ16との係合が解除される。これにより、ギヤ16、シャフト15及びベルト14が回転可能となるので、押圧板13は、自重及び紙幣12の重量によって下方向に移動する。そのため、押圧板13によって紙幣12に加わえられる圧力が小さくなり、紙幣12と紙幣12との間に隙(すき)間が生じる。
すると、インク噴射ノズル18の噴射孔18aより噴射されたインク24は、図7(b)に示されるように、紙幣12と紙幣12との間に生じた隙間に入り込み、紙幣12に対してより広範囲に付着する。これに対し、押圧板13が下方向に移動せず、紙幣12が押圧板13によって整列保持された状態にある場合には、図7(a)に示されるように、紙幣12と紙幣12との間に隙間が生じないので、インク噴射ノズル18の噴射孔18aより噴射されたインク24は、付着する範囲が狭くなってしまう。
このように、本実施の形態においては、現金収納庫11に対して破壊行為が行われると、インク貯蔵部17より押し出されたインク24の圧力によって、押圧板13の保持が解除されるようになっている。そのため、収納されている紙幣12と紙幣12との隙間が広がるので、インク噴射ノズル18の噴射孔18aより噴射されたインク24が毛細管現象によって紙幣12と紙幣12との隙間に広がり、より広い範囲に付着することができる。これにより、盗難された紙幣12であることを目視によって、容易に認識することができるようになる。その結果、破壊行為による紙幣12の盗難を抑止することができる。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略する。また、前記第1の実施の形態と同じ動作及び同じ効果についても、その説明を省略する。
図8は本発明の第2の実施の形態におけるインク貯蔵部の構成を示す図である。
インク24は、該インク24が付着した紙幣12が盗難された紙幣12であると判断しやすくするために、紙幣12の流通過程で付着することが考えにくい色にする場合が多い。そのため、インク24の色によっては、自動取引装置61、自動販売機等の自動機が内蔵する紙幣鑑別部で鑑別することができないことがある。
そのため、本実施の形態においては、図8に示されるように、インク貯蔵部17内のインク24にカーボン粒子31が混入されている。なお、該カーボン粒子31に代えて、磁性体粒子をインク24に混入することもできる。
次に、本実施の形態におけるインク24によって汚損された紙幣12を鑑別する動作について説明する。なお、現金収納庫11に対して破壊行為が行われ、インク噴射ノズル18の噴射孔18aより噴射されたインク24が紙幣12に付着して、該紙幣12が汚損されるまでの動作については、前記第1の実施の形態と同様であるので説明を省略する。
図9は本発明の第2の実施の形態におけるカーボン粒子を含むインクによって汚損された紙幣を示す図、図10は本発明の第2の実施の形態におけるインクによって汚損された紙幣を鑑別する動作を示す図である。
本実施の形態において、インク噴射ノズル18の噴射孔18aより噴射されたインク24によって汚損された紙幣12には、図9に示されるように、カーボン粒子31がインク24とともに付着している。なお、カーボン粒子31に代えて、磁性体粒子をインク24に混入した場合には、磁性体粒子がインク24とともに紙幣12に付着している。
そして、前記インク24によって汚損された紙幣12が、自動取引装置61、自動販売機等の自動機に投入されると、自動取引装置61が内蔵する紙幣鑑別部が前記紙幣12を鑑別する。前記紙幣鑑別部は、紙幣12が偽造券であるか否かを鑑別するために、可視光、赤外線、紫外線等の光出力又は磁気出力を利用している。
ここで、自動機に投入された紙幣12が真正なものであり、かつ、カーボン粒子31又は磁性体粒子を含むインク24によって汚損されたものでない場合、光出力又は磁気出力の波形は、図10(a)に示されるようなものになる。このような波形が検出されると、紙幣鑑別部は、投入された紙幣12を正常な紙幣として鑑別する。
一方、自動機に投入された紙幣12がカーボン粒子31又は磁性体粒子を含むインク24によって汚損されたものである場合、光出力又は磁気出力の波形は、図10(b)に示されるようなものになる。この場合、投入された紙幣12にインク24による汚損部分が存在するので、正常な紙幣である場合の出力波形、すなわち、正常紙幣の出力と相違する波形としてのインク24による異常出力が検出される。該インク24による異常出力が検出されると、紙幣鑑別部は、投入された紙幣12を異常な紙幣として鑑別する。
そして、前記紙幣鑑別部は、投入された紙幣12を異常な紙幣として鑑別した場合、その結果を自動取引装置61、自動販売機等の自動機の状態を監視する図示されない監視モニタに送信する。そのため、該監視モニタの管理者は、警察へ通報する等のように、適切な対応をすることができる。
このように、本実施の形態においては、インク24にカーボン粒子31又は磁性体粒子を混入させるようになっている。そのため、現金収納庫11に対して破壊行為が行われると、紙幣12にインク24とともにカーボン粒子31又は磁性体粒子が付着するので、前記紙幣12が自動取引装置61、自動販売機等の自動機に投入された場合、自動機が内蔵する紙幣鑑別部が前記紙幣12を確実に検出することができる。したがって、管理者は、警察へ通報する等のように、適切な対応をすることができる。
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。なお、第1及び第2の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略する。また、前記第1及び第2の実施の形態と同じ動作及び同じ効果についても、その説明を省略する。
図11は本発明の第3の実施の形態におけるインク噴射ノズルの噴射孔の構成を示す図である。
本実施の形態においては、インク噴射ノズル18の噴射孔18aの開口が、図11に示されるように、網目状に形成されている。また、インク貯蔵部17内のインク24に界面活性剤が混入されている。
次に、本実施の形態における現金収納庫11の動作について説明する。なお、該現金収納庫11に対して破壊行為が行われ、インク噴射ノズル18の噴射孔18aからインク24を噴射するまでの動作については、前記第1の実施の形態と同様であるので説明を省略する。
図12は本発明の第3の実施の形態における泡状のインクを紙幣に噴射した状態を示す図である。
本実施の形態においては、インク貯蔵部17より押し出されたインク24は、図12に示されるように、混入された界面活性剤の作用で、インク噴射ノズル18の噴射孔18aの網目状の開口を通過する際に、泡状となって紙幣12に噴射される。そして、噴射された泡状のインク24は、長時間に亘(わた)って紙幣12の周辺に留まるので、該紙幣12に浸透して付着する。
このように、本実施の形態においては、インク24に界面活性剤が混入されているとともに、インク噴射ノズル18の噴射孔18aの開口が網目状に形成されている。そのため、インク噴射ノズル18の噴射孔18aから噴射されたインク24は、泡状となり、長時間に亘って紙幣12の周辺に留まるので、垂れ流れることがなく、紙幣12に浸透し、該紙幣12の広い範囲に付着することができる。これにより、盗難された紙幣12であることを目視によって、容易に認識することができるようになる。その結果、破壊行為による紙幣12の盗難を抑止することができる。
次に、本発明の第4の実施の形態について説明する。なお、第1〜第3の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略する。また、前記第1〜第3の実施の形態と同じ動作及び同じ効果についても、その説明を省略する。
図13は本発明の第4の実施の形態における紙幣カセットの詳細な構成を示す図である。なお、図13(a)は紙幣カセットの正面図、図13(b)は紙幣カセットの側面図、図13(c)は紙幣カセットの上面図を示している。
図13において、41は自動取引装置61内における紙幣入出金ユニット62の下部に着脱自在に装着される現金収納装置としての紙幣カセットであり、紙幣12を収納する紙幣収納部42、施錠可能な扉43及びカバー44を有する。また、前記紙幣カセット41は、扉43の開閉を検知する扉開閉検知センサスイッチ45a及び45b、鍵の開閉を検知する鍵開閉検知センサスイッチ46、並びに、扉43内側に配設されたセンサシート47を備えている。前記紙幣収納部42の近傍にはインク貯蔵部17が配設され、前記紙幣収納部42の周りには複数のインク噴射ノズル18が配設されている。そして、前記インク貯蔵部17とインク噴射ノズル18とはインクパイプ19とによって連結されている。
また、前記紙幣カセット41は、インク24を吸収するインク吸収シート51を備える。該インク吸収シート51は前記紙幣カセット41の底面に敷設されている。なお、前記インク吸収シート51は、ポリマーシート等であるが、高分子吸収材を挟み込んだシートであればいかなる材質のものであってもよい。また、インク吸収シート51の吸収容量は、インク貯蔵部17のインク24の容量以上であることが望ましい。
次に、本実施の形態における紙幣カセット41の動作について説明する。まず、自動取引装置61に対して破壊行為があったときの動作について説明する。
前記紙幣カセット41が装着されている自動取引装置61に対して外部より破壊行為があり、自動取引装置61が破壊されるほどの衝撃が加えられた場合、前記紙幣カセット41に取り付けられた扉開閉検知センサスイッチ45a及び45b並びに鍵開閉検知センサスイッチ46のON/OFFのパターンが一定のパターン以外のもの、すなわち、通常の運用ではあり得ないパターンとなるので、インク24がインク貯蔵部17より押し出され、インク噴射ノズル18より、紙幣収納部42に収納されている紙幣12に対して噴射される。また、扉43内側のセンサシート47が破壊されたときにも、同様に、インク24が紙幣収納部42に収納されている紙幣12に対して噴射される。
次に、紙幣カセット41が自動取引装置61に装着されていない場合について説明する。
前記紙幣カセット41が、店舗の床上などに置かれた状態で誤って強い衝撃を受けたような場合、扉開閉検知センサスイッチ45a及び45b並びに鍵開閉検知センサスイッチ46のON/OFFのパターンが通常の運用ではあり得ないパターンとなり、インク噴射ノズル18よりインク24が噴射されることがある。すなわち、インク24の誤噴射が起きることがある。この場合、噴射されたインク24の一部は、紙幣収納部42内の紙幣12に付着するが、余剰のインク24が垂れ流れて、紙幣カセット41の底面上に流下する。しかし、インク吸収シート51が紙幣カセット41の底面に敷設されているので、紙幣カセット41の底面上に流下したインク24は、すべてインク吸収シート51に吸収され、隙間等から紙幣カセット41の外部に漏れ出すことがない。
このように、本実施の形態においては、紙幣カセット41の底面にインク24を吸収するインク吸収シート51が敷設されている。そのため、インク24が誤噴射された場合であっても、紙幣12に付着せずに紙幣カセット41の底面上に流下したインク24は、インク吸収シート51に吸収されるので、紙幣カセット41の外部に漏れ出すことがない。したがって、インク24が、店舗の床等の周囲の環境を汚損することがない。また、仮にインク24が紙幣カセット41の外部に漏れ出した場合であっても、周囲の環境の汚損を最小限に止めることができる。
なお、本実施の形態において、紙幣カセット41の底面にインク吸収シート51を敷設した例について説明したが、紙幣カセット41の6面、すなわち、上面、底面、右側面、左側面、前面及び後面にインク吸収シート51を敷設すれば、紙幣カセット41がどのような姿勢であっても、インク24を吸収することが可能になる。
次に、本発明の第5の実施の形態について説明する。なお、第1〜第4の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略する。また、前記第1〜第4の実施の形態と同じ動作及び同じ効果についても、その説明を省略する。
図14は本発明の第5の実施の形態におけるインク貯蔵部付き紙幣カセットが自動取引装置に装填された状態を示す図である。
図14において、61は自動取引装置であり、内部に紙幣入出金ユニット62を有する。該紙幣入出金ユニット62は、紙幣カセット41を収納する紙幣カセット収納部63を内部に備える。また、前記紙幣入出金ユニット62は、インク24を吸収するインク吸収シート51を備える。該インク吸収シート51は、紙幣カセット41を収納する紙幣カセット収納部63の底面に敷設されている。なお、前記インク吸収シート51は、前記第4の実施の形態と同様に、ポリマーシート等であるが、高分子吸収材を挟み込んだシートであればいかなる材質のものであってもよい。また、インク吸収シート51の吸収容量は、インク貯蔵部17のインク24の容量以上であることが望ましい。
次に、本実施の形態における紙幣入出金ユニット62の動作について説明する。なお、自動取引装置61に対して破壊行為があったときの動作については、前記第4の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
次に、インク24の誤噴射が起きた場合について説明する。
図14に示されるように、紙幣カセット41が、紙幣カセット収納部63に収納された状態でインク24の誤噴射が起きた場合、噴射されたインク24の一部は、紙幣カセット41の紙幣収納部42内の紙幣12に付着するが、余剰のインク24が垂れ流れて、紙幣カセット41の底面上に流下する。そして、インク24は、隙間等から紙幣カセット41の外部に漏れ出すが、インク吸収シート51が紙幣カセット収納部63の底面に敷設されているので、紙幣カセット41の外部に漏れ出したインク24は、すべてインク吸収シート51に吸収され、隙間等から紙幣カセット収納部63の外部に漏れ出すことがない。
このように、本実施の形態においては、紙幣入出金ユニット62の紙幣カセット収納部63の底面に、インク24を吸収するインク吸収シート51を敷設されている。そのため、インク24が誤噴射された場合であっても、紙幣12に付着せずに紙幣カセット41の外部に漏れ出したインク24は、インク吸収シート51に吸収されるので、紙幣カセット収納部63の外部に漏れ出すことがない。したがって、インク24が、紙幣入出金ユニット62や自動取引装置61の機体を汚損することがない。また、仮にインク24が紙幣カセット収納部63の外部に漏れ出した場合であっても、紙幣入出金ユニット62や自動取引装置61の機体の汚損を最小限に止めることができる。
なお、本実施の形態においては、紙幣入出金ユニット62における紙幣カセット収納部63の底面にインク吸収シート51を敷設した例について説明したが、紙幣入出金ユニット62又は自動取引装置61の底面にインク吸収シート51を敷設しても、インク24の漏れを防止することができる。
また、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の第1の実施の形態における現金収納庫の概略を示す図である。 従来のインク貯蔵部付き紙幣カセットの構成を示す図である。 従来のインク貯蔵部付き紙幣カセットが自動取引装置に装填された状態を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における押圧板保持機構の構成を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における現金収納庫の構成を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における押圧板の保持を解除する動作を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における噴射されたインクが紙幣に付着する状態を説明する図である。 本発明の第2の実施の形態におけるインク貯蔵部の構成を示す図である。 本発明の第2の実施の形態におけるカーボン粒子を含むインクによって汚損された紙幣を示す図である。 本発明の第2の実施の形態におけるインクによって汚損された紙幣を鑑別する動作を示す図である。 本発明の第3の実施の形態におけるインク噴射ノズルの噴射孔の構成を示す図である。 本発明の第3の実施の形態における泡状のインクを紙幣に噴射した状態を示す図である。 本発明の第4の実施の形態における紙幣カセットの詳細な構成を示す図である。 本発明の第5の実施の形態におけるインク貯蔵部付き紙幣カセットが自動取引装置に装填された状態を示す図である。
符号の説明
11 現金収納庫
12 紙幣
13 押圧板
17 インク貯蔵部
18 インク噴射ノズル
18a 噴射孔
19 インクパイプ
24 インク
31 カーボン粒子
41 紙幣カセット
42 紙幣収納部
51 インク吸収シート
61 自動取引装置
62 紙幣入出金ユニット

Claims (8)

  1. (a)紙幣を押圧して整列保持する押圧板を備え、内部に前記紙幣を収納する紙幣収納部と、
    (b)破壊行為が検知されるとインクを噴射して、前記紙幣を汚損する紙幣汚損手段とを有する現金収納装置であって、
    (c)噴射される前記インクの圧力によって、前記押圧板の保持を開放することを特徴とする現金収納装置。
  2. 前記インクにはカーボン粒子が混入され、前記紙幣汚損手段は前記インクとともにカーボン粒子を紙幣に付着させる請求項1に記載の現金収納装置。
  3. 前記インクには磁性体粒子が混入され、前記紙幣汚損手段は前記インクとともに磁性体粒子を紙幣に付着させる請求項1に記載の現金収納装置。
  4. 前記インクには界面活性剤が混入され、前記紙幣汚損手段は、開口が網目状の噴射孔を備え、泡状のインクを紙幣に付着させる請求項1に記載の現金収納装置。
  5. (a)内部に紙幣を収納する紙幣収納部と、
    (b)破壊行為が検知されるとインクを噴射して、前記紙幣を汚損する紙幣汚損手段とを有する現金収納装置であって、
    (c)内部に敷設されたインク吸収シートを有することを特徴とする現金収納装置。
  6. 前記インク吸収シートは高分子吸収材を含むポリマーシートである請求項5に記載の現金収納装置。
  7. (a)内部に紙幣を収納する紙幣収納部、及び、破壊行為が検知されるとインクを噴射して、前記紙幣を汚損する紙幣汚損手段を備える現金収納装置が着脱可能に装着される紙幣入出金ユニットであって、
    (b)内部の底面に敷設されたインク吸収シートを有することを特徴とする紙幣入出金ユニット。
  8. (a)内部に紙幣を収納する紙幣収納部、及び、破壊行為が検知されるとインクを噴射して、前記紙幣を汚損する紙幣汚損手段を備える現金収納装置が着脱可能に装着される自動取引装置であって、
    (b)内部の底面に敷設されたインク吸収シートを有することを特徴とする自動取引装置。
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