JP2007004653A - 現金自動取引装置 - Google Patents
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Abstract
手挟み防止シャッタの開閉に伴う利用者の手挟みを防止し、安全性を確保する。
【解決手段】
利用者に対する取引のための表示及び取引のための入力を行なう操作部と、取引のためのカードの情報を読み取るカード読取機構と、紙幣の入金又は出金を行う紙幣入出金機構と、利用者を検知する顧客センサと、これらの構成部位を制御する制御部とを有し、少なくとも紙幣入出金機構が有する機構部を装置の後方に引き出して作業を行なう現金自動取引装置であって、装置の後側に表示又はスピーカ等の警報手段を備え、顧客センサが利用者を検知した時に、制御部は警報手段を駆動するように制御する。
【選択図】 図2
Description
図1はATMの外観図である。
ATMにおいて、通帳出入口1は利用者が通帳を挿入し、印字結果を受取る口である。装置の内部には、通帳に貼付された磁気ストライプの磁気情報の読み取り、及び通帳への印字を施す通帳出入機構を備えている。カード出入口2は利用者が使用するカード(例えば磁気カード又はICカード)の挿入口兼受取り口であり、その内部にはカードの記録情報の読み取り等を行うカード読取り機構を備えている。紙幣入出金口3は、利用者が紙幣を入金する時の受入口であり、また紙幣の出金及びお釣返却時の渡し口である。この内部には、紙幣の搬送、鑑別、収納などを行う紙幣入出金機構(単に紙幣取扱装置とも言う)が備えられている。
制御部201は各ユニット(各部、各機構)を全体的に制御する機能を有し、主にCPU、メモリ等を有して構成される。顧客操作部204は図1の顧客操作パネル5と同様の機能であり、液晶表示パネルおよびタッチパネルで構成される。顧客操作部204は、制御部201の制御に従って取引のための案内情報を液晶表示パネルに表示するとともに、利用者の選択指示によって入力される取引情報を検出し、その検出情報を制御部201へ送る。インタフェース(I/F)部202は、制御部201と上位装置203との電気的な接続を行い、両者の通信を司る。
紙幣入出金機構207及び硬貨入出金機構208のいずれも同様の手挟み防止シャッタを実装している。ここでは、硬貨入出金機構208を例に用いて説明する。
図6は顧客検知センサと連動した警告ランプ、警告スピーカと用いて手挟みを防止するようにした実施例の説明図である。
装置電源209からIOMC基板215には常にDC電圧が供給されている。接客中継基板214はIOMC基板215よりDC電圧が供給されている。顧客センサ7は接客中継基板214よりスタンバイ電圧として5Vが供給され、常にセンサ監視状態としている。また、IOMC基板215より警告ランプ216にスタンバイ電圧として12V電圧が常に供給されている。
また、スタンバイ電圧によりセンサ監視、警告ランプ点灯が可能である為、ブレーカへ電力供給されている状態であれば装置として起動していない場合でも、顧客センサ7による人の検知が可能となる。
図7はATMを後面から見た図であり、後扉702を開いてた状態である。この例では、警告ランプ216と警告スピーカ217は中間棚701に実装されている。尚、警告ランプ216や警告スピーカ217の実装の場所は、紙幣入出金機構207、硬貨入出金機構208を押込む時に認識できる場所であればよく、例えば後扉702に実装しても良い。
電源ブレーカON状態であれば、電源OFF状態にならない限り、常に顧客センサ監視状態となる。顧客センサ7が反応すると接客中継基板214のCOSLEDフラグがON状態となり、続いてIOMC基板215のCOSLEDフラグもONとなり、警告ランプ215が点灯する。顧客検知が無くなると接客中継基板214のCOSLEDフラグがOFFとなり、続いてIOMC基板215のCOSLEDフラグもOFFとなり、警告ランプ215が消灯する。この監視を常に続けることになる。
この例では、バックアップ電池210により常にIOMC基板215、接客中継基板214に電圧供給される為、ブレーカON/OFFにかかわらず、顧客センサ監視を続けることができる。
尚、図8、図9では警告ランプ215の実施例についての動作フローを示しているが、警告スピーカ217にしても同様の動作フローとなる。
210:バックアップ電池 211:商用電源, 212:視覚障害者入出力機構、 213:顧客センサ, 214:接客中継基板,
215:IOMC基板 216:警告ランプ,217:警告スピーカ
301:手挟み防止シャッタ 701:中間棚,702:後扉
Claims (3)
- 利用者に対する取引のための表示及び取引のための入力を行なう操作部と、取引のためのカードの情報を読み取るカード読取機構と、紙幣の入金又は出金を行う紙幣入出金機構と、利用者を検知する顧客センサと、これらの構成部位を制御する制御部とを有し、少なくとも該紙幣入出金機構が有する機構部を装置の後方に引き出して作業を行なう現金自動取引装置であって、装置の後側に警報手段を備え、該顧客センサが利用者を検知した時に、制御部は該警報手段を駆動するように制御することを特徴とする現金自動取引装置。
- 装置の電源ブレーカへ電力供給状態であれば、装置電源が入力されていない状態でもスタンバイ電源により、該顧客センサが利用者を検知した時に該警報手段を駆動することを特徴とする請求項1の現金自動取引装置。
- 装置のバックアップ電池からの電源供給により、常時、該顧客センサが利用者を検知した時に、該警報手段を駆動できることを特徴とする請求項1又は2の現金自動取引装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005186046A JP2007004653A (ja) | 2005-06-27 | 2005-06-27 | 現金自動取引装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005186046A JP2007004653A (ja) | 2005-06-27 | 2005-06-27 | 現金自動取引装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2007004653A true JP2007004653A (ja) | 2007-01-11 |
Family
ID=37690191
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005186046A Pending JP2007004653A (ja) | 2005-06-27 | 2005-06-27 | 現金自動取引装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007004653A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103871158A (zh) * | 2010-11-19 | 2014-06-18 | 日立欧姆龙金融系统有限公司 | 纸币出入币装置 |
JP2014149629A (ja) * | 2013-01-31 | 2014-08-21 | Fujitsu Frontech Ltd | 自動機指令監視システム、自動機指令監視装置および自動機指令監視方法 |
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JPH0478678U (ja) * | 1990-11-16 | 1992-07-09 |
-
2005
- 2005-06-27 JP JP2005186046A patent/JP2007004653A/ja active Pending
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