JPH07306975A - 自動取引装置 - Google Patents

自動取引装置

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JPH07306975A
JPH07306975A JP9859094A JP9859094A JPH07306975A JP H07306975 A JPH07306975 A JP H07306975A JP 9859094 A JP9859094 A JP 9859094A JP 9859094 A JP9859094 A JP 9859094A JP H07306975 A JPH07306975 A JP H07306975A
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JP
Japan
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transaction
cash
user
cash cassette
card
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Application number
JP9859094A
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English (en)
Inventor
Fumio Ishida
文男 石田
Tomio Kobayashi
十三男 小林
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】装置全体の取扱いを休止せずに現金カセットに
貨幣を補充する際、顧客の利便性を優先して取引内容の
制限を極力少なくする。 【構成】顧客検出部10が顧客を検出した際、CRT表
示部5がオンされて取引種別およびカードの挿入案内の
表示がCRT表示部5上になされ、顧客の磁気カードが
カード挿入口6に挿入されると主制御部は、記憶部に記
憶されている複数の現金カセットの状態情報をチェック
し、チェックの結果によって、通常モード、あるいは各
種の縮退モードで運用するかを決定する。CRT表示部
5上の図示しない内蔵タッチセンサから入力される取引
種別が「出金取引」の場合は顧客の利便性を優先するた
めに待機中の現金カセットの切離しを禁止するととも
に、上記チェック結果、あるいは取引の種別に応じて取
引開始後であっても装置全体の取扱いを休止せずに現金
カセットに貨幣を補充するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば、銀行などの
金融機関において、利用者の操作により紙幣あるいは硬
貨の入出金取引を自動的に行なう自動取引装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、利用者の差出すカードを受入れ、
ホストコンピュータ(センタ)とオンライン交信するこ
とにより、利用者の要求する支払金額に相当する現金を
自動的に支払う現金自動支払機、あるいは、通帳を受入
れ、ホストコンピュータとオンライン交信することによ
り、利用者の要求する支払金額に相当する現金を自動的
に支払う現金自動支払機、あるいは、通帳を用いて、現
金を自動的に受入れたり、現金を自動的に支払う現金自
動預出金機(入出金装置)などの自動取引装置が、銀行
窓口の自動化機器として急速に発達し、各銀行などの金
融機関に導入されて利用者に迅速なサービスを展開して
いる。
【0003】通常、このような自動取引装置では、着脱
可能な複数の現金カセットを備えていて、これら現金カ
セットから利用者の操作に伴って所定金額の紙幣を取出
し、利用者に対して払出したり、あるいは、受入れた紙
幣を上記現金カセットに収納するようになっている。
【0004】ところが、各現金カセット内の紙幣は支払
取引ごとに減少して行くので、所定量以下になった際に
は現金カセットに紙幣を補充する必要がある。このよう
な場合、現金カセットを金庫部から抜き取る必要がある
ため、その都度、自動取引装置の取扱いを休止する必要
がある。
【0005】そこで、現金カセットを金庫部から抜き取
る際、取扱いを休止せずに紙幣を補充する自動取引装置
が提案されている。しかしながら、このような自動取引
装置における紙幣補充の際は、顧客(利用者)の取引内
容を著しく制限するため、顧客の利便性を損ねるという
欠点があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、取扱
いを休止せずに紙幣を補充する自動取引装置おいて、現
金カセットを金庫部から抜き取る紙幣補充の際、顧客
(利用者)の取引内容を著しく制限するため、顧客の利
便性を損ねるという問題があった。
【0007】そこで、本発明は、装置全体の取扱いを休
止せずに現金カセットに貨幣を補充する際、顧客の利便
性を優先して取引内容の制限を極力少なくすることので
きる自動取引装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の自動取引装置
は、利用者が持参する情報記憶媒体を用いて操作するこ
とにより貨幣の支払取引を自動的に行なう自動取引装置
において、支払うべき貨幣が収納され、それぞれ着脱可
能な複数の現金カセットと、上記利用者の情報記憶媒体
を受入れる受入手段と、この受入手段で情報記憶媒体を
受入れた際、上記複数の現金カセットの着脱状態を確認
する確認手段と、この確認手段で確認された着脱状態に
対応した取引を実行する実行手段とから構成されてい
る。
【0009】この発明の自動取引装置は、利用者が持参
するカードを用いて操作することにより貨幣の支払取引
を自動的に行なう自動取引装置において、支払うべき貨
幣が収納され、それぞれ着脱可能な複数の現金カセット
と、これら各現金カセットを貨幣取出し動作の対象から
切り離す切離し手段と、この切離し手段で上記現金カセ
ットが切り離されているか否かの状態情報を記憶する記
憶手段と、上記利用者のカードを受入れる受入手段と、
この受入手段でカードを受入れた際、上記記憶手段に記
憶されている状態情報を確認する確認手段と、この確認
手段で確認された結果に対応した取引を実行する実行手
段とから構成されている。
【0010】この発明の自動取引装置は、利用者が持参
するカードを用いて操作することにより貨幣の支払取引
を自動的に行なう自動取引装置において、支払うべき貨
幣が収納され、それぞれ着脱可能な複数の現金カセット
と、これら各現金カセットを貨幣取出し動作の対象から
切り離す切離し手段と、この切離し手段で上記現金カセ
ットが切り離されているか否かの状態情報を記憶する記
憶手段と、上記利用者が持参するカードを受入れる受入
手段と、この受入手段でカードを受入れた際、上記記憶
手段に記憶されている状態情報を確認する確認手段と、
この確認手段で確認された結果、切り離された現金カセ
ットがあった場合は通常モードから取引を制限する縮退
モードに切替える切替手段と、この切替手段で切替えら
れた縮退モードの取引案内を表示する表示手段と、この
表示手段に表示された取引案内に導かれた上記利用者の
操作に基づく所定金額の貨幣を上記切離し手段で切り離
されていない現金カセットから取出し、上記利用者に対
して払出す払出手段とから構成されている。
【0011】この発明の自動取引装置は、利用者が持参
するカードを用いて操作することにより貨幣の支払取引
を自動的に行なう自動取引装置において、支払うべき貨
幣が収納され、それぞれ着脱可能な複数の現金カセット
と、これら各現金カセットを貨幣取出し動作の対象から
切り離す切離し手段と、この切離し手段で上記現金カセ
ットが切り離されているか否かの状態情報を記憶する記
憶手段と、上記利用者が持参するカードを受入れる受入
手段と、この受入手段でカードを受入れた際、上記記憶
手段に記憶されている状態情報を確認し、取引の運用モ
ードを決定する決定手段と、上記利用者の操作で出金取
引が選択された場合、上記切離し手段の切り離し動作を
禁止する禁止手段と、上記決定手段で決定された運用モ
ードに基づいて取引案内を表示する表示手段と、この表
示手段に表示された取引案内に導かれた上記利用者の操
作に基づく所定金額の貨幣を上記切離し手段で切り離さ
れていない現金カセットから取出し、上記利用者に対し
て払出す払出手段とから構成されている。
【0012】
【作用】この発明は、利用者が持参する情報記憶媒体を
用いて操作することにより貨幣の支払取引を自動的に行
なう自動取引装置において、上記利用者の情報記憶媒体
を受入れ、この情報記憶媒体を受入れた際、支払うべき
貨幣が収納され、それぞれ着脱可能な複数の現金カセッ
トの着脱状態を確認し、確認された着脱状態に対応した
取引を実行するようにしたものである。
【0013】この発明は、利用者が持参するカードを用
いて操作することにより貨幣の支払取引を自動的に行な
う自動取引装置において、支払うべき貨幣が収納され、
それぞれ着脱可能な複数の現金カセットを貨幣取出し動
作の対象から切離し手段で切り離し、この切離し手段で
上記現金カセットが切り離されているか否かの状態情報
を記憶手段に記憶し、上記利用者のカードを受入れ、こ
のカードを受入れた際、上記記憶手段に記憶されている
状態情報を確認し、確認された結果に対応した取引を実
行するようにしたものである。
【0014】この発明は、利用者が持参するカードを用
いて操作することにより貨幣の支払取引を自動的に行な
う自動取引装置において、支払うべき貨幣が収納され、
それぞれ着脱可能な複数の現金カセットを貨幣取出し動
作の対象から切離し手段で切り離し、この切離し手段で
上記現金カセットが切り離されているか否かの状態情報
を記憶手段に記憶し、上記利用者が持参するカードを受
入れ、このカードを受入れた際、上記記憶手段に記憶さ
れている状態情報を確認し、この確認された結果、切り
離された現金カセットがあった場合は通常モードから取
引を制限する縮退モードに切替え、切替えられた縮退モ
ードの取引案内を表示し、表示された取引案内に導かれ
た上記利用者の操作に基づく所定金額の貨幣を上記切離
し手段で切り離されていない現金カセットから取出し、
上記利用者に対して払出すようにしたものである。
【0015】この発明は、利用者が持参するカードを用
いて操作することにより貨幣の支払取引を自動的に行な
う自動取引装置において、支払うべき貨幣が収納され、
それぞれ着脱可能な複数の現金カセットを貨幣取出し動
作の対象から切離し手段で切り離し、この切離し手段で
上記現金カセットが切り離されているか否かの状態情報
を記憶手段で記憶し、上記利用者が持参するカードを受
入れ、このカードを受入れた際、上記記憶手段に記憶さ
れている状態情報を確認し、取引の運用モードを決定手
段で決定し、上記利用者の操作で出金取引が選択された
場合、上記切離し手段の切り離し動作を禁止し、上記決
定手段で決定された運用モードに基づいて取引案内を表
示し、表示された取引案内に導かれた上記利用者の操作
に基づく所定金額の貨幣を上記切離し手段で切り離され
ていない現金カセットから取出し、上記利用者に対して
払出すようにしたものである。
【0016】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。図1は、本実施例に係る自動取引装置
(たとえば、現金自動預出金機)の外観を示すものであ
る。図において、筐体1の前面には、略L字形状の操作
部2が形成されている。操作部2の水平面には、預入、
振替え、振込みすべき紙幣(貨幣)を多数枚一括して投
入し得るとともに、利用者に対し支払う紙幣および釣銭
紙幣を放出する紙幣投入口3が設けられていて、この紙
幣投入口3には開閉自在な扉4が設けられている。
【0017】また、操作部2の水平面には、タッチセン
サ内蔵のカラーCRT表示部5が設けられている。CR
T表示部5は、操作手順、その他の情報をイラスト、文
字、あるいは文言によってCRT画面に表示し、利用者
を誘導するとともに、その表示によって暗証番号、金
額、口座番号、取引の承認、確認、あるいは取消しなど
に応じた表示部分を押圧することにより、タッチセンサ
(図示しない)がそれを検知し、後述する主制御部11
へ対応する信号を出力する、いわゆるキー操作が行なわ
れるものである。すなわち、たとえば、「暗証番号を押
してください」という文言を表示するとともに、暗証番
号を入力するためのテンキーなどの表示を行なうように
なっている。そして、機械の操作やステップの状態が変
化するごとに内容と表示を変化させていくようになって
いる。
【0018】一方、操作部2の垂直面には、口座情報が
記録されている取引媒体としての磁気カード(情報記憶
媒体、カード)を挿入するカード挿入口6、同じく口座
情報などが記録されている磁気通帳を挿入する通帳挿入
口7、硬貨を投入する硬貨投入口8、硬貨の釣銭を受取
る硬貨釣銭受取口9が設けられている。
【0019】筐体1の前面下部には、顧客(利用者)が
操作部2の前に居ることを検出する顧客検出部10が設
けられている。顧客検出部10は、たとえば、赤外線セ
ンサ、あるいは、超音波センサなどが用いられる。
【0020】筐体1内には、図2に示すように、前記カ
ード挿入口6から挿入された磁気カードを受入れて、そ
の磁気カード上の磁気ストライプから口座番号などの口
座情報を読取るとともに、取引内容を印字したレシート
を発行し、前記カード挿入口6から排出するカードリー
ダ・レシートプリンタユニット11、前記通帳挿入口7
から挿入された通帳を受入れて、その通帳の磁気ストラ
イプに対してデータの書込みや読取りを行なうととも
に、該通帳に対して取引内容を印字する通帳プリンタユ
ニット12、前記紙幣投入口3に投入された紙幣を受入
れたり、指定された金額の紙幣を現金カセットから取出
して前記紙幣投入口3に払出す紙幣入出金ユニット1
3、前記硬貨投入口8に投入された硬貨を受入れたり、
指定された金額の硬貨を前記硬貨受取口9に払出す硬貨
入出金ユニット14、前記CRT表示部5によって構成
される接客ユニット15、図示しないスピーカにより顧
客に音声案内を行なう音声案内ユニット16、係員用の
内部モニタ17、各種データの記憶に用いられる記憶部
18、振込取引に必要な金融機関の情報(たとえば、銀
行名、支店名など)が50音順に記録されたデータファ
イルとしてのフロッピィディスク装置19、図示しない
ホストコンピュータ(センタ)との間のデータ伝送を制
御する伝送制御部20、これら全体の制御を司る主制御
部21、および、電源部22が設けられている。
【0021】また、主制御部21には、外部に設けられ
た係員用のリモートモニタ23が接続されている。さら
に、主制御部21には、前記顧客検出部10が接続され
ている。
【0022】図3は、前記紙幣入出金ユニット13の構
成を示すものである。図において、34はユニット本体
であり、このユニット本体34内の前側(接客面方向)
上部には、前記紙幣投入口3に対応して紙幣取込み・取
出し装置35が設けられている。また、ユニット本体3
4内の後側(反接客面方向)には、下から上に向かって
第1,第2,第3の現金カセット36,37,38が着
脱可能に配設されていて、第1の万円紙幣収納部40、
第2の万円紙幣収納部41、千円紙幣収納部42を構成
しており、それぞれに第1〜第3の現金カセット36,
37,38が着脱される。第1の万円紙幣収納部40の
下部には、出金時に出金不適当と判定された紙幣が集積
されるリジェクト庫39が設けられている。なお、現金
カセットの着脱機構については後で詳細に述べる。
【0023】ユニット本体34内の前後(図中の左右方
向)ほぼ中央部には、紙幣収納部40,41,42にそ
れぞれ対向して第1,第2,第3の集積・取出し装置4
4,45,46が配設されているとともに、各紙幣収納
部40,41,42には当該取引と前回までの取引とを
分離区分する仕切手段としてのセパレータ機構(図示し
ない)が設けられていて、各集積・取出し装置44,4
5,46との間に一時集積部52,53,54を形成し
得る構成となっている。
【0024】また、ユニット本体34内の前後ほぼ中央
部には、紙幣Pの真偽、金種、表裏、正損、スキューな
どを判定する監査部56が配設されているとともに、こ
の下方には表裏反転部57、上方には出金時に支払い適
当と判定された紙弊Pが一時集積され、また、入金時に
は大きなスキュー(斜め搬送)により入金不適当と判定
された紙弊Pが一時集積される一時集積部55が設けら
れている。
【0025】ユニット本体34内には、紙幣搬送路58
が形成されていて、紙幣Pを各部に搬送し得るようにな
っているとともに、各分岐部には図示しないロータリソ
レノイドを駆動源とする振分ゲート59b,59c,…
が配設されている。紙幣搬送路58の各所定部位には、
それぞれ紙幣通過検知器60a,60b,…が配設され
ている。紙幣通過検知器60a,60b,…は、たとえ
ば、発光素子と受光素子とからなる周知の光学的な検知
器を用いている。
【0026】各紙幣収納部40,41,42には、各現
金カセット36,37,38内の紙幣の残量をそれぞれ
検知する残量検知部S11〜S15,S21〜S25,
S31〜S35が設けられていて、これらにより、それ
ぞれ残量を5段階に検知するようになっている。残量検
知部S11〜S15,S21〜S25,S31〜S35
は、たとえば、発光素子と受光素子とからなる周知の光
学的な検知器を用いている。なお、残量検知部S11,
S21,S31は、各現金カセット36,37,38に
おいて、紙幣エンド(紙幣が所定量以下になったこと)
を検知する紙幣エンド検知部も兼ねている。
【0027】ユニット本体34の前方(図中左側)部に
は、入出金ユニット制御部66が設けられている。入出
金ユニット制御部66は、主制御部21の指示により現
金カセット36,37.38から指定枚数の紙幣Pを取
出して紙幣投入口3に放出し、その処理結果を主制御部
21に報告したり、主制御部21の指示により紙幣投入
口3に投入された紙幣Pを取込み、監査部56により金
種、表裏などを判定して正券のみを金種別に分類して一
時集積部52,53,54に集積するとともに、入金に
不適当な紙幣を一時集積部55に返却し、鑑査計数結果
を認識し、主制御部21に処理結果を報告するなどの制
御を行なう。
【0028】また、入出金ユニット制御部66は、紙幣
入出金ユニット13の状態を常に監視しており、残量検
知部S11〜S15,S21〜S25,S31〜S35
によって検知した各現金カセット36,37,38の紙
幣の残量や、紙幣通過検知器60a,60b,…の各出
力などによるユニット各部の異常を検知し、主制御部2
1にその検知結果を報告する。
【0029】図4は、紙幣入出金ユニット13における
現金カセット36,37,38、および、リジェクト庫
39を示すものである。すなわち、筐体1の後面には、
開閉自在な扉(図示しない)が設けられていて、この扉
を開放することにより、図1に示す紙幣入出金ユニット
13の後面部が操作可能となっている。現金カセット3
6,37,38、および、リジェクト庫39は、紙幣入
出金ユニット13の後面部から着脱可能に装着されてお
り、それぞれ、ユニット本体34にヒンジ62a,62
b,62c,62dを介して装着されたカセット保護扉
63a,63b,63c,63dにより保護されてい
る。カセット保護扉63a〜63dは、ユニット本体3
4に保護扉錠64a,64b,64c,64dで固定す
ることができ、現金カセット36,37,38、およ
び、リジェクト庫39が鍵なしでは容易に抜き取れない
構造になっている。
【0030】各紙幣収納部40,41,42の近傍に
は、それぞれ押釦内にランプを内蔵した赤色照光式押釦
スイッチ65b,65c,65dが設けられている。こ
れら押釦スイッチ65b〜65dは、それぞれ入出金ユ
ニット制御部66を介して主制御部21に押下されたこ
とが通知されるとともに、押釦内のランプが主制御部2
1からの制御によって消灯、点灯、および、複数種の周
期の点減動作が行なわれるようになっている。
【0031】次に、このような構成において動作を説明
する。本装置は、顧客の取引操作に基づき、必要に応じ
て、主制御部21からの制御により第1の万円紙幣収納
部40または第2の万円紙幣収納部41の現金カセット
36,37から万円紙幣を、千円紙幣収納部42の現金
カセット38から千円紙幣を取出す。
【0032】主制御部21は、各現金カセット36,3
7,38の有無、各現金カセット36,37,38の紙
幣残量、各現金カセット36,37,38の異常の有無
や、あらかじめ記憶している優先順位などの条件によ
り、取引の際にどの現金カセットを使用するかを記憶し
ている。すなわち、使用しない現金カセット36,3
7,38は紙幣取出し動作から切り離したことを記憶し
ている。また、主制御部21は、入出金ユニット制御部
66に対して出金や入金の処理を指示するときに、切り
離した現金カセット36,37,38を指定しない制御
を行なっている。
【0033】ところで、現金カセットが切り離されると
本装置は、取扱う取引種目や取引の内容を制限するいわ
ゆる縮退モードに切替える。たとえば、千円紙幣収納部
42の現金カセット38が切り離されると、支払い取引
では万円単位の入力しかできないように制限し、さら
に、釣銭の発生する取引種目を禁止する。また、全ての
各紙幣収納部40,41,42の現金カセット36,3
7,38が切り離されると、紙幣Pを取扱う取引種目を
禁止する。
【0034】したがって、顧客が取引種目を選択して取
引を開始した後、当該取引が完了するまでの間は、現金
カセットの新たな切り離しが発生すると、顧客が選択し
た取引が実行できなくなるなど、顧客に迷惑を及ぼす可
能性がある。顧客が取引種目を選択して取引を開始した
後、当該取引が完了するまでの間に現金カセット36,
37,38が切り離される要因としては、係員による現
金カセット36,37,38の取り外しなどが考えられ
る。
【0035】さらに、主制御部21からの制御によって
各現金カセット36,37,38から紙幣Pを取出して
いる最中に、当該現金カセット36,37,38が取外
されると、入出金ユニット制御部66は、異常を検出
し、主制御部21に対して異常終了の処理結果を応答す
るため、顧客が選択した取引が実行できなくなり、顧客
に迷惑を及ぼす。
【0036】そこで、係員が誤って現金カセット36,
37,38を取外すことを防止するために、主制御部2
1は、押釦スイッチ65b〜65dの各押釦内のランプ
によって、現金カセット36,37,38の各状態を下
記表1に示すようにそれぞれ表示する。
【0037】
【表1】
【0038】すなわち、たとえば、現金カセットが切離
し中の場合はランプを消灯させ、現金カセットの動作中
には点灯させる。また、現金カセットが待機中であれば
1秒周期でランプを点滅させ、切り離し指定受付中であ
ればランプを0.5秒周期で点滅させる。
【0039】現金カセットが切離し中というのは、顧客
待ちの状態または取引中で、顧客の出金取引が実行され
た場合でも、紙幣の取出しが行なわれる可能性のない状
態である。
【0040】たとえば、同一金種(1万円)の紙幣が現
金カセット36,37に収納されており、現金カセット
38には他の金種(千円)の紙幣が収納されている場
合、1万円については現金カセット36を優先的に使用
すると定めておくことにより、現金カセット37は紙幣
の取出しが行なわれる可能性がない状態であり、切離し
状態とすることができ、押釦スイッチ65cのランプを
消灯させる。
【0041】また、現金カセット36,37,38に収
納されている紙幣が全て出金されて、空の状態となった
場合には、この空の現金カセットは使用されないため、
自動的に切離し状態となり、該当する押釦スイッチのラ
ンプが消灯される。さらに、押釦スイッチにより操作さ
れて切離し済みの現金カセットについても、該当する押
釦スイッチのランプが消灯される。
【0042】したがって、このランプが消灯しているこ
とにより、現金カセット36,37,38のうちいずれ
の現金カセットが切離し中であるかを知ることができ、
係員はランプが消灯している現金カセットを抜き取るこ
とができる。
【0043】逆に、出金取引処理によって、現金カセッ
トから紙幣の取出動作が実行中であるものは、この現金
カセットが抜き取られると取引が中断してしまうため、
現金カセットが動作中であることを示すために、押釦ス
イッチ65b〜65dの各ランプのうち該当する現金カ
セットのランプを点灯し、現金カセット動作中であるこ
とを知らせる。
【0044】また、顧客待ちの状態あるいは取引中で、
顧客の出金取引が実行された場合に、紙幣の取出しが行
なわれる可能性のある現金カセットは待機中であること
を示すために、その現金カセットに対応する押釦スイッ
チのランプにて1秒周期の点滅表示を行う。
【0045】たとえば、上述したように、同一金種(1
万円)の紙幣が現金カセット36,37に収納され、他
の金種(千円)の紙幣が現金カセット38に収納されて
いる場合で、1万円については現金カセット36を優先
的に使用することになっている場合には、この現金カセ
ット36から紙幣(万円)が取出される可能性がある。
したがって、この現金カセット36が顧客待ちの状態、
または、取引中に抜き取られることを防止する必要があ
り、現金カセット36に対応するランプを1秒周期で点
滅させる。
【0046】上述した待機中または動作中の現金カセッ
トは取り外すことはできないが、押釦スイッチにより切
離し指定を行なうことができる。この場合は、即座に切
離しはできないものの、顧客が取引種目を選択して取引
を開始してから当該取引が完了した後には切離しが可能
であるため、待機中または動作中の現金カセットに対し
て、押釦スイッチによって切離し指定がなされた場合
は、その押釦スイッチのランプを0.5秒周期で点滅動
作させることにより、切離し指定受付中であることを表
示する。
【0047】ただし、待機中であっても、取引が開始さ
れていない顧客待ちの状態であれば、切離し指定を受付
けて切離しを行なっても問題がないため、この場合は即
座に切り離され、1秒周期の点滅表示から0.5秒周期
の点滅表示へ変更される。
【0048】現金カセット36,37,38の各状態
は、たとえば、図5に示すような状態情報としてテーブ
ル形式で記憶部18に記憶されている。すなわち、収納
紙幣の金種、収納枚数、現金カセット動作中,現金カセ
ット待機中,現金カセット切離し中,切離し指定受付中
を示す切離し状態情報、および、現金カセットの収納状
態が紙幣エンドになったか否かを示すエンドフラグが、
各現金カセット36,37,38ごとに記憶されてい
る。
【0049】取引が開始された場合、主制御部21は、
記憶部18に記憶されている現金カセット状態情報を参
照することにより、待機中の現金カセットから紙幣を取
出すように指示する。したがって、現金カセット38が
切離し状態である場合は、千円の出金はできず、万円単
位でのみ支払取引を行なうことになる。
【0050】また、前記紙幣エンド検知部S11,S2
1,S31によって紙幣エンド(所定量以下になったこ
と)が検知された場合、主制御部21は、現金カセット
状態情報の対応するエンドフラグに「1」を書込み、対
応する現金カセットを切離し状態とする。さらに、主制
御部21は、押釦スイッチ65b〜65dの操作に基づ
いて、現金カセット状態情報の切離し状態情報の内容を
書換える。
【0051】次に、上述した押釦スイッチ65b〜65
dの各ランプの制御について、図6に示すフローチャー
トを参照して説明する。まず、押釦スイッチ65b〜6
5dが押下されたか否かが常に監視されており(ST
1)、押釦スイッチ65b〜65dのいずれかが押下さ
れた場合には、対応する現金カセットが動作中であるか
否かが確認される(ST2)。指定された現金カセット
が動作中でない場合は、次にその現金カセットが待機中
であるか否かが確認される(ST3)。現金カセットが
動作中および待機中でない場合には、現金カセットが切
離し中であるか、切離し指定受付中であるので、その押
釦スイッチのランプの点灯状態を変更することなく維持
する(ST4)。
【0052】ステップST2において、指定された現金
カセットが動作中であると確認されると、切離し指定が
受付けられ(ST5)、その押釦スイッチのランプを
0.5秒周期で点滅させる(ST6)。そして、現在実
行中の取引が終了した時点で(ST7)、0.5秒周期
で点滅していたランプを消灯し、現金カセットの切離し
を行なう(ST8)。
【0053】また、ステップST3において、指定され
た現金カセットが待機中であると確認されると、本装置
が顧客待ちの状態であるかどうかが確認される(ST
9)。顧客待ちの状態であれば、現金カセットの切離し
を行なっても問題ないため、切離し指定を受付けて切離
しを行ない、ランプを消灯させる(ST8)。
【0054】ステップST9において、顧客待ちの状態
でない場合は、既に取引が開始されている。従って、切
離し指示を受付けて切離しを行った場合、顧客に指定さ
れた支払い金額を出金できなくなるおそれがある。この
ため、顧客による磁気カードが挿入前であるかどうかが
判定される(ST10)。そして、磁気カードが挿入前
であることが確認されると、切離し指示を受付けて切離
しを行い、ランプを消灯させる(ST8)。
【0055】ここで、切離した現金カセットが現金カセ
ット38である場合には、千円紙幣の出金が行えなくな
るので、切離した現金カセットが現金カセット38であ
るか否かが確認される(ST11)。そして、切離した
現金カセットが現金カセット38である場合には、以降
の取引を万円単位で行うように縮退モードへ切替えられ
る(ST12)。
【0056】この縮退モードにおいては、顧客に対し
て、「万円単位で出金金額を投入してください」とCR
T表示部5に案内表示するとともに「テンキー」、
「万」、「円」のキーのみを表示する。つまり、CRT
表示部5に内蔵されているタッチセンサから千円単位の
キー入力がされないように、「千」のキーの表示を行わ
ないようする。
【0057】次に、顧客の取引および押釦スイッチ65
b〜65dのランプの動作状態について図7、図8を用
いて説明する。顧客が近付くと顧客検出部10がオンと
なり(ST13)、CRT表示部5がオンされて取引種
別およびカードの挿入案内の表示がCRT表示部5上に
なされる(ST14)。
【0058】顧客の磁気カードがカード挿入口6に挿入
される(ST15)と主制御部21は、記憶部18に記
憶されている現金カセット36〜38の状態情報をチェ
ックし、チェックの結果によって、通常モード、あるい
は各種の縮退モードで運用するかを決定する(ST1
6)。
【0059】例えば、現金カセット36〜38が待機中
であれば通常モードとする。第1の万円紙幣収納部40
の現金カセット36または第2の万円紙幣収納部41の
現金カセット37が切離し中であれば、この場合も万円
紙幣の取出しは可能なので通常モードとする。
【0060】千円紙幣収納部42の現金カセット38が
切離し中であれば、千円紙幣の取出しが不可能なので縮
退モードとし、この場合のCRT表示部5への金額入力
画面には「万円単位で出金金額を入力してください」と
CRT表示部5に案内表示するとともに、CRT表示部
5の内蔵タッチセンサから入力される表示キーは、「テ
ンキー」、「万」、「円」のキーのみ表示する。
【0061】また、現金カセット36、37が切離し中
であれば、万円紙幣の取出しが不可能なので縮退モード
とし、出金取引は中止とする。運用のモードを決定して
主制御部21は、CRT表示部5上の内蔵されるタッチ
センサによる取引種別の表示キー入力が「出金取引」で
あるか否かを確認する(ST17)。出金取引の入力で
あれば主制御部21は、この出金取引が終了するまで、
顧客の利便性を優先するために待機中の現金カセットの
切離しを禁止とする(ST18)。この結果、顧客の利
便性に反する縮退モードでの運用を極力少なくすること
ができる。
【0062】ここで、主制御部21はステップST16
での運用モードの決定が縮退モードであるか否かを確認
し、縮退モードでなければCRT表示部5の表示を通常
の金額入力の画面(通常モード)へ切替え、顧客によっ
て金額が入力される(ST21)。
【0063】金額が入力されると紙幣の取出しが開始さ
れ、万円、千円紙幣が取出される場合、現金カセット3
6、38が動作中となって図8に示すように押釦スイッ
チ65b、65dのランプが1秒周期の点滅状態とな
る。
【0064】そして、現金カセット36、38から取出
された紙幣が顧客により受取られて(ST23)取引が
終了する。ステップST19において、現金カセット3
8が切り離されていて縮退モードであると確認された場
合、主制御部21は確認した縮退モードに対応した金額
入力の画面をCRT表示部5に表示する(ST20)。
【0065】例えば、千円紙幣収納部42の現金カセッ
ト38が切り離されていて縮退モードと確認されている
場合、「万円単位で出金金額を入力してください」とC
RT表示部5に案内表示するとともに、CRT表示部5
の内蔵タッチセンサから入力される表示キーは、「テン
キー」、「万」、「円」のキーのみ表示される。
【0066】また、ステップST17において、出金取
引でないと確認された場合は、残高照会であるか否かが
確認され(ST24)、残高照会であれば残高照会が実
行される(ST25)。この場合、現金カセット36〜
38の切離しは許可される。
【0067】以上説明したように上記実施例によれば、
磁気カード挿入時に現金カセットの状態情報をチェック
して通常モード、縮退モードでの運用が決定されるとと
もに、出金取引、残高照会等の取引種別に応じて現金カ
セットの切離しを制御することにより、顧客の利便性を
優先した取引を行うことができる。
【0068】また、これによって顧客の利便性に反する
縮退モードでの運用を極力少なくすることができる。ま
た、顧客の利便性を優先しつつも、顧客の磁気カード挿
入時における現金カセットの状態情報により、あるいは
取引の種別により、取引開始後であっても現金カセット
の切離しを可能とすることができる。
【0069】なお、上記実施例では、現金カセットの切
離し制御、押釦スイッチのスイッチ制御およびランプ制
御は、主制御部において実施したが、これらの制御を入
出金ユニット制御部にて実行し、主制御部には切離し結
果を通知するのみとすることも考えられる。
【0070】また、上記実施例では、現金カセットの状
態を表示する手段として、照光式押釦スイッチのランプ
を用いたが、たとえば、液晶表示器などを用いて文字や
イラストによって分かりやすく表示するようにしてもよ
い。
【0071】さらに、上記実施例では、紙幣入出金ユニ
ットにおいて、紙幣を収納する現金カセットに適用した
場合について説明したが、硬貨入出金ユニットにおい
て、硬貨を収納する現金カセットにも同様に適用でき
る。
【0072】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、装
置全体の取扱いを休止せずに現金カセットに貨幣を補充
する際、顧客の利便性を優先して取引内容の制限を極力
少なくすることのできる自動取引装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る自動取引装置の外観を
示す斜視図。
【図2】自動取引装置の構成を概略的に示すブロック
図。
【図3】紙幣入出金ユニットの構成を概略的に示す側面
図。
【図4】入出金ユニットの現金カセットの着脱機構を概
略的に示す図。
【図5】現金カセット状態情報の内容を示す図。
【図6】押釦スイッチのランプの制御について説明する
フローチャート。
【図7】顧客の取引および押釦スイッチのランプの動作
状態について説明するフローチャート。
【図8】顧客の取引および押釦スイッチのランプの動作
状態について説明するタイムチャート。
【符号の説明】
1……筐体 2……操作部 3……紙幣投入口 5……CRT表示部 6……カード挿入口 10…顧客検出部 21……主制御部 36,37,38…現金カセット 65b,65c,65d……赤色照光式押釦スイッチ 66……入出金ユニット制御部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 利用者が持参する情報記憶媒体を用いて
    操作することにより貨幣の支払取引を自動的に行なう自
    動取引装置において、 支払うべき貨幣が収納され、それぞれ着脱可能な複数の
    現金カセットと、 上記利用者の情報記憶媒体を受入れる受入手段と、 この受入手段で情報記憶媒体を受入れた際、上記複数の
    現金カセットの着脱状態を確認する確認手段と、 この確認手段で確認された着脱状態に対応した取引を実
    行する実行手段と、 を具備したことを特徴とする自動取引装置。
  2. 【請求項2】 利用者が持参するカードを用いて操作す
    ることにより貨幣の支払取引を自動的に行なう自動取引
    装置において、 支払うべき貨幣が収納され、それぞれ着脱可能な複数の
    現金カセットと、 これら各現金カセットを貨幣取出し動作の対象から切り
    離す切離し手段と、 この切離し手段で上記現金カセットが切り離されている
    か否かの状態情報を記憶する記憶手段と、 上記利用者のカードを受入れる受入手段と、 この受入手段でカードを受入れた際、上記記憶手段に記
    憶されている状態情報を確認する確認手段と、 この確認手段で確認された結果に対応した取引を実行す
    る実行手段と、 を具備したことを特徴とする自動取引装置。
  3. 【請求項3】 利用者が持参するカードを用いて操作す
    ることにより貨幣の支払取引を自動的に行なう自動取引
    装置において、 支払うべき貨幣が収納され、それぞれ着脱可能な複数の
    現金カセットと、 これら各現金カセットを貨幣取出し動作の対象から切り
    離す切離し手段と、 この切離し手段で上記現金カセットが切り離されている
    か否かの状態情報を記憶する記憶手段と、 上記利用者が持参するカードを受入れる受入手段と、 この受入手段でカードを受入れた際、上記記憶手段に記
    憶されている状態情報を確認する確認手段と、 この確認手段で確認された結果、切り離された現金カセ
    ットがあった場合は通常モードから取引を制限する縮退
    モードに切替える切替手段と、 この切替手段で切替えられた縮退モードの取引案内を表
    示する表示手段と、 この表示手段に表示された取引案内に導かれた上記利用
    者の操作に基づく所定金額の貨幣を上記切離し手段で切
    り離されていない現金カセットから取出し、上記利用者
    に対して払出す払出手段と、 を具備したことを特徴とする自動取引装置。
  4. 【請求項4】 利用者が持参するカードを用いて操作す
    ることにより貨幣の支払取引を自動的に行なう自動取引
    装置において、 支払うべき貨幣が収納され、それぞれ着脱可能な複数の
    現金カセットと、 これら各現金カセットを貨幣取出し動作の対象から切り
    離す切離し手段と、 この切離し手段で上記現金カセットが切り離されている
    か否かの状態情報を記憶する記憶手段と、 上記利用者が持参するカードを受入れる受入手段と、 この受入手段でカードを受入れた際、上記記憶手段に記
    憶されている状態情報を確認し、取引の運用モードを決
    定する決定手段と、 上記利用者の操作で出金取引が選択された場合、上記切
    離し手段の切り離し動作を禁止する禁止手段と、 上記決定手段で決定された運用モードに基づいて取引案
    内を表示する表示手段と、 この表示手段に表示された取引案内に導かれた上記利用
    者の操作に基づく所定金額の貨幣を上記切離し手段で切
    り離されていない現金カセットから取出し、上記利用者
    に対して払出す払出手段と、 を具備したことを特徴とする自動取引装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012108690A (ja) * 2010-11-17 2012-06-07 Hitachi Omron Terminal Solutions Corp 現金取引装置
JP2016206738A (ja) * 2015-04-16 2016-12-08 東芝テック株式会社 取引装置および操作ガイド方法
JP2021005431A (ja) * 2018-11-05 2021-01-14 東芝テック株式会社 取引装置および操作ガイド方法

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