JPH02216598A - 自動取引装置の取引処理方法 - Google Patents

自動取引装置の取引処理方法

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JPH02216598A
JPH02216598A JP1036308A JP3630889A JPH02216598A JP H02216598 A JPH02216598 A JP H02216598A JP 1036308 A JP1036308 A JP 1036308A JP 3630889 A JP3630889 A JP 3630889A JP H02216598 A JPH02216598 A JP H02216598A
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JP
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cash
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JP1036308A
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English (en)
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Ichiro Yokoyama
一郎 横山
Kazuhiko Tsumura
津村 和彦
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野 〕 本発明は金融機関に設置される自動取引装置において、
取引中に停電等による不慮の電源切断が発生した場合の
当該取引の処理方法に関するものである。
〔従来の技術 〕
銀行等の金融機関に設置される自動取引装置として、例
えば特開昭61−120203号公報に示されるものが
あり、この装置は顧客が力、−ドや通帳等の媒体を挿入
した後、接客部に設けられているキーを操作して取引に
必要な情報を入力することにより現金の入出金を含む各
種の金融取引処理を自動的に行うことができる。
ところで、従来のこの種の自動取引装置において、取引
処理中に例えば停電が発生じて装置の電源(AC電源)
が切断された場合、通常その後の対応は係員により行わ
れるものとなっており、この場合、係員は復電後に前記
取引のデータ上の成立/不成立をセンタに問い合わせ、
それに応じて装置内に滞留している入金用現金の返却や
入金処理、あるいは出金用現金の回収や支払い処理を行
うと共に、カードや通帳等の媒体を顧客に返却する等の
作業を行う。
〔発明が解決しようとする課題 〕
以上のように従来の自動取引装置においては、取引処理
中に停電等による不慮の電源切断が発生した場合、その
後の処理をすべて係員がセンタからの回答結果に応じて
手作業で行うため、係員に多大の負担がかかるばかりで
なく、処理に時間がかかると共に、処理時も装置の誤操
作によるトラブルを発生するおそれもあり、顧客に対し
ても長時間待たせる等の迷惑をかけるという問題があっ
た。
また、磁気ストライプ付きの媒体のデータ読み取り中や
書き込み中に電源切断が発生すると、データ抜は等のデ
ータ破壊が生じるという問題もあった。
尚、一部の装置においては、無停電電源装置と称して、
不慮の電源切断が発生すると媒体の返却動作を行うもの
もあるが、現金の処理についてはやはり係員が行わなけ
ればならないので、同様の問題をかかえている。
更に、この他の従来の自動取引装置として、停電時等に
も取引を行えるようにした装置も提案されているが、こ
の場合相当大きなバッテリーが必要であるため、装置が
大型化すると共に、極めて高価なものになってしまうと
いう問題がある。
また、窓口の係員(テラー)の操作により取引を行う自
動取引装置についても同様の問題があった。
本発明はこれらの実杖を考慮してなされたもので、小型
のバッテリを使用し、取引処理中に停電等による不慮の
電源切断が発生した場合、その取引処理の段階に応じて
現金の返却、収納、支払いを遂行させると共に、カード
や通帳等の媒体を排出、返却させることにより、前記の
諸問題を解決することのできる自動取引装置を実現する
ことを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段 〕
上述した目的を達成するため、本発明は取引に必要なデ
ータを入力する入力手段と、磁気ストライプ付きの媒体
を処理する媒体処理機と、現金の入金及び支払い処理を
行う現金処理機と、これらを所定のプログラムに基づい
て制御しかつセンタとの通信を行う制御手段とを備え、
入金取引の際は、媒体処理機に挿入された媒体の磁気ス
トライプから顧客のデータを読み取ると共に、現金処理
機に投入された現金を計数して、これらのデータを制御
手段によりセンタへ送り、センタにより取引が承認され
た場合は前記現金を金庫に収納すると共に、前記媒体の
磁気ストライプのデータの一部を更新して返却し、支払
い取引の際は、媒体処理機に挿入された媒体の磁気スト
ライプから顧客のデータを読み取ると共に、このデータ
と入力手段により入力された金額データ等を制御手段に
よりセンタへ送り、センタにより取引成立が承認された
場合は前記現金処理機の金庫から現金を繰り出して計数
することにより前記の入力された金額データ分の現金を
揃えて支払うと共に、前記媒体の磁気ストライプのデー
タの一部を更新して返却する自動取引装置において、通
常のAC電源の他にバッテリを設けると共に、このAC
電源とバッテリとの切り替えを行う切り替え手段と、A
C電源が切断された場合にそれを認識して前記制御手段
及び切り替え手段に信号を出力する切断認識回路とを備
えたものである。
〔作用〕
上述した構成を有する本発明は、取引中にAC電源が切
断されると切断認識回路の信号によりリレーが動作して
電源をAC電源から通常電源に即座に切り替えると共に
、制御手段が取引の種類及び処理段階を判断する。
そして、取引が入金でその処理がセンタによる取引承認
以降の段階であれば現金処理機に投入されて計数後の状
態にある現金を金庫に収納すると共に、媒体の磁気スト
ライプのデータの一部を更新して返却することにより取
引を成立させ、それ以外のときは現金と媒体をそれぞれ
返却することにより取引を成立させないように処理する
また、取引が支払いでその処理が入力金額データ分の現
金の計数終了後であれば、その現金を支払うと共に媒体
の磁気ストライプのデータの一部を更新して返却するこ
とにより取引を成立させ、それ以外の2きは計数中の現
金があればそれを回収して媒体を返却することにより取
引を成立させないように処理し、更にこれらの処理後、
AC電源が回復していなければバッテリをOFFにして
取引の取り扱いを中止する。
(実施例〕 以下図面を参照して実施例を説明する。
第1図(a)〜(ト)は本発明による取引処理方法の一
実施例を示すフローチャートで、これを説明する前に本
実施例で使用する自動取引装置の構成とその機能を第2
図〜第5図により説明する。
まず、第2図は本実施例で使用する自動取引装置の外観
を示す斜視図で、図において1は当該装置で取り扱う取
引科目を表示する取り扱い科目表示部、2は取引に用い
る通帳を挿入及び排出する通帳挿入排出口、3は取引に
用いるカードを挿入及び排出するためのカード挿入排出
口である。
4は顧客が取引に必要なデータの入力操作を行う透明ま
たは半透明のタッチキーから成る入力手段としてのタッ
チパネルで、操作案内や入力データ等を表示するCRT
デイスプレィ等の表示手段上にかさねて設けられている
5は硬貨を入金及び出金するための硬貨入出金口、6は
紙幣を入金及び出金するための紙幣入出金口であり、こ
れらは装置正面に設けられた接客部に配置されている。
第3図は前記自動取引装置を成す機器のブロック図で、
図において7は媒体処理機としてのカード処理機で、こ
のカード処理機7は前記カード挿入排出口3から顧客に
より挿入されたカード上の磁気ストライプに対するデー
タの読み取り及び書き込みと、カード上のエンボスデー
タをレシート等に印字する機能を有すると共に、カード
返却時に顧客が取り忘れたカードを取り込んで保管する
機能も有している。
8は現金処理機としての硬貨入出金機で、この硬貨入出
金機8は入金取引時に顧客により前記硬貨入出金口5か
らWit内に投入された硬貨の真偽及び金種鑑別等を行
って収納処理すると共に、出金取引時には顧客によって
タッチパネル4により指定された金額のうち硬貨で支払
う分の出金を硬貨入出金口5から行い、かつ紙幣の入金
に対して釣り銭を放出する機能を有している。
9は同じく現金処理機としての紙幣入出金機で、この紙
幣入出金機9は入金取引時に顧客により前記紙幣入出金
口6から投入された紙幣の真偽及び金種鑑別等を行って
収納処理すると共に、出金取弓r時には顧客によってタ
ッチパネル4により指定された金額のうち硬貨で支払う
分の出金を前記紙幣入出金口6から行う機能を有してい
る。
10は媒体処理機としての通帳記帳機で、この通帳記帳
機lOは顧客により通帳挿入排出口2より挿入された通
帳を取り込み、日付、取引金額。
残高等を印字して前記通帳挿入排出口2より排出する機
能を有している。
11はタッチパネル4により顧客が入力したデータやオ
ンラインでセンタとの送受信を行うことにより受は取っ
たデータ及び後述する切断認識回路からの出力に基づい
て前記の各構成機器及び図示しない他構成機器(レシー
トプリンタ等)の動作を制御する制御手段としての共通
制御回路、12はこの共通制御回路11の支配下に置か
れたFDDあるいはHDD等の記憶手段としての記憶部
であり、この記憶部12は前記共通制御回路11による
制御プログラムを格納している他、必要に応じて取引デ
ータ等を書き込むために用いられる。
13は停電時に使用する小型のバックアップ用のバッテ
リ、14は装置のAC電源(以下通常電源)、15は停
電等による不慮の電源切断時に供給電力を通常電源14
からバッテリ13に自動的に切り替える切り替え手段と
してのリレー 16は前記通常電源14の電源切断を認
識して前記リレー15を動作させる切断認識回路、17
は前記共通制御回路11をセンタと通信させるための送
受信回路である。
第4図は不慮の電源切断時における電力切り替えのタイ
ミングを示すタイムチャートで、停電等によって第3図
に示した通常電源14が切断された場合、第4図(a)
に示すように入力電圧が下がると、切断認識回路16が
これを検知して同図(ロ)に示す停電検知信号を共通制
御回路11及びリレー15に送り、これによりリレー1
5が直ちに切り替え動作して同図(C)に示すように通
常電源14の出力が消える前にバッテリ13の出力を共
通制御回路11を介して各構成機器の電源に供給するよ
うになっている。
第5図は前記第3図に示した紙幣入出金機9の概略構成
図で、図において18は紙幣入出金口3を開閉する図示
しないシャッタの内側に設けられた取り込み排出ドラム
であり、この取り込み排出ドラム18は紙幣入出金口3
より一括して投入された紙幣及び後述する真券−時貯留
部や偽券−時貯留部から一括して送られてくる紙幣を取
り込んで挟持し、後述する分離給送部19に送り渡した
り前記紙幣入出金口3から排出する他、支払い紙幣等を
顧客が取り忘れた場合、その紙幣を後述する保管部に送
り込むようになっている。
19は分離給送部で、この分離給送部19には紙幣を1
枚づつ分離して送り出す図示しない吸引ドラムが設けら
れている。
20は入金及び出金紙幣の真偽や正損及び金種等の鑑別
と計数を行う鑑別部、21は入金取引時に前記鑑別部2
0で真券と鑑別された紙幣及び出金取引時に支払い紙幣
が図示しない集積手段により集積貯留される真券−時貯
留部、22は入金取引時に前記鑑別部19で偽券と鑑別
された返却紙幣が図示しない集積手段により集積貯留さ
れる偽券−時貯留部である。
23と24は予め出金用として用意される紙幣及び入金
取引時に出金用として再利用可能な正券と鑑別・された
紙幣を金種別に収納する金種別金庫で、ここでは23を
千円紙幣を収納する千円用金庫、24を万円紙幣を収納
する万・日用金庫としている。
25は入金取引時に千円用金庫23及び万円用金庫24
が満杯のとき金種に拘わらず紙幣を収納する共用金庫、
26は入金取引時に真券ではあるが出金用としては不適
な損券と鑑別された紙幣や出金取引時に異金種や異常搬
送等と鑑別された紙幣を収納するりジエクト金庫、27
は前記分離給送部19に隣接して配置された保管部であ
る。
尚、図示していないが、前記千円用金庫23及び万円用
金庫24に各々対応するように紙幣の収納手段と繰り出
し手段が設けられており、また共用金庫25とリジェク
ト金庫26の各々対応するように紙幣の収納手段が設け
られていて、これらの手段と前記保管部27を除く各構
成要素が紙幣を挟持して矢印で示したように搬送する搬
送ベルトや搬送ローラ等からなる搬送手段により結ばれ
ている。
次に、第1図の実施例について、前記第2図〜第5図を
参照して説明する。
尚、ここでは磁気ストライプ付きの媒体としてカードを
用い、取引として紙幣による入金と支払いの場合を説明
し、この取引時において停電が発生したものとする。
まず、第1図(a)及び(b)に示す入金取引について
記号“S”で示した処理ステップ順に説明する。
まず、取引に際して顧客がタッチパネル4により入金取
引を指定した後、カード挿入排出口3からカードに挿入
すると、そのカードはカード処理機7内に取り込まれ、
磁気ストライプのデータが読み取られる(5101)。
この読み取り結果に基づいて共通制御回路11はカード
の有効性を判断しく5102) 、無効と判断するとカ
ードはカード処理機7によりカード挿入排出口3に戻さ
れて顧客に返却され(S103) 、装置はアイドル状
態となるが、カードが有効と判断すると、記憶部12に
格納されている入金取引のプログラムに基づいて以下の
(S104)〜(S122)の動作が行われる。
すなわち図示しないシャッタが開き、これにより顧客が
紙幣入出金口3から紙幣を一括投入すると、その紙幣が
取り込み排出ドラム18により取り込まれた後、前記シ
ャッタが閉じる(S104)。
その後、前記紙幣は取り込み排出ドラム18によって紙
幣が分離給送部5に送りわたされ、この分離給送部19
に設けられている図示しない吸引ドラムにより紙幣は一
枚づつ分離されて搬送路へ送り込まれる。そしてこの搬
送路により紙幣は順次鑑別部20へ搬送されて、該鑑別
部20により真偽、金種等の鑑別が行われ、ここで真券
と鑑別された紙幣は計数され、更に計数された金額が予
め定められた1取引の入金限度額を越えているか否かが
判断される。その結果真券と鑑別されかつ入金限度額を
越えていない場合、その紙幣は搬送路を経て図示しない
集積手段により真券−時貯留部21に順次集積され、ま
た偽券や判読不能と鑑別された紙幣及び入金限度額を越
えた紙幣は搬送路を経て図示しない集積手段により偽券
−時貯留部22に順次集積される。
このようにして、顧客により投入された紙幣の鑑別、集
積が行われ、その間前記分離給送部19に紙幣が有るか
否かが共通制御回路11により判断されて、分離給送部
19に紙幣が有る場合は引き続き前記の動作が繰り返さ
れる(S105) 。
そして、分離給送部19に紙幣がなくなると、次に共通
制御回路11は前記偽券−時貯留部22に紙幣が有るか
否かを判断し、有る場合はその紙幣が搬送路により一括
して取り込み排出ドラム18へ搬送され、該取り込み排
出ドラム18に取り込まれた後、シャッタが開いて紙幣
入出金口6から顧客に返却される(S106)。
この紙幣を顧客が抜き取るとシャッタが閉じ、続いて共
通制御回路11の指示によりタッチパネル4の下側に設
けられているCRTデイスプレィに入金確認を促すメツ
セージと共に「確認」及び「取り消しjのキーが表示さ
れ、そして顧客がタッチパネル4上から「確認」のキー
を押下したか否か、「取り消し」のキーを押下したか否
か、及び予め設定された限度時間(例えば10秒)のタ
イムアウト(T、0)か否かを共通制御回路11が順次
判断する(5107)。
その結果、「取り消し」のキーが押下された場合あるい
はタイムアウトになった場合、共通制御回路11の指示
により、真券−時貯留部21の紙幣が搬送路により一括
して取り込み排出ドラム18へ搬送されて取り込まれ(
S108) 、その後シャッタが開いて紙幣入出金口6
から紙幣が顧客に返却される(S109)。
この紙幣返却後シャッタが閉じ、続いて共通制御回路1
1の指示によりカード処理機7内のカ−ドがカード挿入
排出口3に戻され、顧客に返却されて(Silo)アイ
ドル状態となる。
一方、前記(S10B)において「確認」のキーが押下
された場合、共通制御回路11の指示によりカード上の
エンボスデータがレシートに印字される(Sill) 
続いて共通制御回路11は送受信回路17を介してセン
タと通信して、カード処理機17でカードから読み取っ
たデータ及び紙幣入出金機9により計数された入金金額
データ等を前記センタに送信しく5112) 、そして
センタから応答データが送られてくると、共通制御回路
11はその応答データの内容から取引が承認されたか否
かを判断する(S113)。
ここで取引が承認されたと判断した場合、前記紙幣の収
納が行われる。すなわち、真券−時貯留部21に集積さ
れている紙幣が取り込み排出ドラム18及び分離給送部
19を経て鑑別部20に送られ、この鑑別部20で金種
及び正損等の鑑別が行われて、その結果再利用に適さな
い損券と鑑別された紙幣は金種に拘わらずリジェクト金
庫26内に収納され、また出金用として再利用に適する
と正券と鑑別された紙幣は金種別に振り分けられて千円
用金庫23と万円用金庫24内に収納されるが、このと
きこの千円用金庫23及び万円用金庫24の一方または
双方が満杯の場合は、その紙幣は共用金庫25に収納さ
れる(S114)。
そして、共通制御回路11の指示により図示しないレシ
ートプリンタにより前記エンボスデータが印字されたレ
シートに取引の内容が印字され、取り込み排出ドラム1
8に送られた後、シャッタが開いて顧客に発行される(
S115)。
続いて、共通制御回路11の指示によりカード処理機7
内でカードの磁気ストライプに更新残高等のデータが書
き込まれ(S116) 、書き込み終了後カードはカー
ド挿入排出口3に戻されて顧客に返却される(5117
)。
そして共通制御回路11はその取引終了を送受信回路1
7を介してセンタに通知し、これによりセンタファイル
で当該顧客のデータが更新されて(511B) 、装置
は次の取引に備えてアイドル状態となる。
一方、前記(S112)において通信エラー等が生じ、
その結果前記(5113)で共通制御回路11が取引が
承認されていないと判断した場合は、取引不成立のデー
タが前記エンボスデータが印字されたレシートに図示し
ないレシートプリンタにより印字され(S119) 、
前記真券−時貯留部21の紙幣上に送られる。
その後、共通制御回路11の指示により前記真券−時貯
留部21の紙幣がレシートと共に搬送路により一括して
取り込み排出ドラム18へ搬送されて取り込まれ(S1
20) 、シャッタが開いて紙幣入出金口6から前記レ
シートと共に紙幣が顧客に返却される(S121)。
更にその後、カードがカード挿入排出口3に戻されて顧
客に返却され(S122) 、装置はアイドル状態とな
る。
以上のようにして入金取引処理が行われるが、前記(S
106)、  (S109)、  (S115)及び(
5121)において、共通制御回路11は紙幣入出金口
6に設けられている図示しないセンサの出力に基づいて
顧客が紙幣やレシートを受は取ったか否か、及び予め定
められた制限時間のタイムアウトになったか否かを判断
する。そして、顧客が紙幣やレシートを取り忘れてタイ
ムアウトになった場合、共通制御回路11の指示により
取り込み排出ドラム18によって前記紙幣やレシートが
取り込まれ、シャッタが閉じた後、取り込み排出ドラム
18により紙幣やレシートが保管部27に送り込まれて
保管されると共に、共通制御回路11により記憶部12
の所定のエリアに前記紙幣やレシートの取り込み保管デ
ータが書き込まれる。
同様に、前記(SIIO)、  (S117)及び(S
122)において、共通制御回路11はカード挿入排出
口3に設けられている図示しないセンサの出力に基づい
て顧客がカードを受は取ったか否か、及びタイムアウト
になったか否かを判断する。そして、顧客がカードを取
り忘れてタイムアウトになった場合、共通制御回路11
の指示によりカード処理機7内の所定の部位に前記カー
ドが取り込まれ保管されると共に、共通制御回路11に
より記憶部12の所定のエリアに前記カードの取り込み
保管データが書き込まれる。
次に、第1図(C)及び同に示す支払い取引について説
明する。
まず、顧客がタッチパネル4により支払い取引を指定し
た後、カード挿入排出口3からカードに挿入すると、そ
のカードはカード処理機7内に取り込まれ、磁気ストラ
イプのデータが読み取られる(S201)。
この読み取り結果に基づいて共通制御回路11はカード
の有効性を判断しく5202) 、無効と判断するとカ
ードはカード処理機7によりカード挿入排出口3に戻さ
れて顧客に返却され(S203) 、装置はアイドル状
態となるが、カードが有効と判断すると、記憶部12に
格納されている入金取引のプログラムに基づいて以下の
(S204)〜(S216)の動作が行われる。
すなわち共通制御回路11の指示によりCRTデイスプ
レィに暗証番号の入力を促すメツセージと共に数字キー
(テンキー)が表示され、それを見て顧客がタッチパネ
ル4上から前記数字キーを操作して暗証番号を入力する
と、共通制御回路11はその入力された暗証番号と前記
カード処理機7がカードの磁気ストライプから読み取っ
たデータのうちの暗証番号を比較して正しいが否かを判
断する。そして入力された暗証番号が正しくなければ(
NG) 、続いて共通制御回路11は予め定められたN
G連続回数か否か及びタイムアウトになったか否かを順
次判断し、その結果予め定められたNG連続回数でなく
かつタイムアウトでなければ再び顧客に暗証番号を入力
させるが、予め定められたNG連続回数に達した場合や
、タイムアウトになった場合はカードはカード処理機7
によりカード挿入排出口3に戻されて顧客に返却され、
装置はアイドル状態となる。一方、入力された暗証番号
が正しい場合は、共通制御回路11の指示により支払い
金額の入力を促すメツセージと共に、前記数字キー、金
額キー、確認キー及び取り消しキー等が表示され、それ
をみて顧客がこれらのキーをタッチパネル4上から操作
して金額を入力する(S204) 。
この金額入力が終了すると共通制御回路11の指示によ
りカード上のエンボスデータがレシートに印字され(S
205) 、続いて共通制御回路11は送受信回路17
を介してセンタと通信して、カード処理機7でカードか
ら読み取ったデータ及び顧客により入力された大支払い
金額データ等を前記センタに送信しく5206) 、そ
してセンタから応答データが送られてくると、共通制御
回路11はその応答データの内容から取引が承認された
か否かを判断する(S20?)。
その結果前記(S206)において通信エラー等が生じ
たり、あるいは顧客の口座の残高が入力支払い金額に満
たない等の理由により前記(S20?)で共通制御回路
11が取引が承認されていないと判断した場合は、取引
不成立のデータが前記エンボスデータが印字されたレシ
ートに図示しないレシートプリンタにより印字され(S
208) 、前記真券−時貯留部21に送られる。
そして更にレシートは搬送路により取り込み排出ドラム
18へ搬送されて取り込まれた後、シャックが開いて紙
幣入出金口6から顧客に発行され(S201)、続いて
カードがカード挿入排出口3に戻されて顧客に返却され
て(S209) 、装置はアイドル状態となる。
一方、前記(S20?)において取引が承認されたと判
断された場合は、共通制御回路11から紙幣入出金機9
に紙幣支払いの指示が送られる。
これにより顧客が入力した支払い金額に対応する金種1
枚数の紙幣が千円用金庫23及び万円用金庫23から順
次繰り出され、搬送路により鑑別部20に搬送されて、
この鑑別部20により紙幣の金種鑑別、及び重送や斜行
あるいは異金種検出等による正常か否かの鑑別が行われ
る。その結果正常と鑑別された紙幣は計数が行われた後
、搬送路を経て真券−時貯留部21に順次集積されるが
、異常有りと鑑別された紙幣は搬送路によりリジェクト
金庫26に送られて回収される。そしてこの真券−時貯
留部21に入力金額骨の紙幣が集積されたか否かが共通
制御回路11により判断され、入力金額分未満の場合は
前記動作が繰り返される(S210) 。
こうして、入力金額骨の紙幣が真券−時貯留部21に集
積されると、共通制御回路11の指示により図示しない
レシートプリンタにより前記エンボスデータが印字され
たレシートに当該取引の内容が印字され、前記の如く真
券−時貯留部21に集積された紙幣上に送られてくる(
5211)。
その後、真券−時貯留部21の紙幣はレシートと共に一
括して搬送路により取り込み排出ドラム18へ搬送され
て取り込まれ(S212) 、更にシャッタが開いてレ
シートと共に紙幣が顧客に支払われる(S213) 。
続いて、共通制御回路11の指示によりカード処理機7
内でカードの磁気ストライブにデータに更新残高等のデ
ータが書き込まれ(S214) 、書き込み終了後カー
ドはカード挿入排出口3に戻されて顧客に返却される(
S215) 。
そして共通制御回路11はその取引終了を送受信回路1
7を介してセンタに通知し、これによりセンタファイル
で当該顧客のデータが更新されて(S216) 、装置
は次の取引に備えてアイドル状態となる。
以上、支払い取引処理について説明したが、この支払い
取引処理の場合もへ前述した入金取引と同様に支払い紙
幣やレシート、あるいはカードを顧客が受は取ったか否
かを共通制御回路11がセンサの出力により監視1判断
し、顧客が取り忘れた場合はその紙幣やレシート、ある
いはカードをを取り込んで保管すると共に、そのデータ
を記憶部12に記憶することが行われる。
次に、停電が発生した場合の処理を第1図(e)〜(9
)により説明する。
まず、第1図(e)に示すように停電が発生して通常電
源14が切断されると、これを停電認識回路16が認識
し、そのデータをリレー15と共通制御回路11にそれ
ぞれ信号として出力する。
この出力を受けたリレー15は装置の電源を通常電源1
4からバッテリー13に即座に切り替えて、共通制御回
路11を介して各構成機器へ供給する電力がすべてバッ
テリー13から与えられるようにする(S301) 。
尚、このときのバッテリー13への出力の切り替えは前
述した第4図のタイミングで行われる。
ここで、共通制御回路11は停電発生時に装置が取引中
であるか否かを判断しく5302) 、取引中でなけれ
ば続いて停電認識回路16の出力から停電が瞬時に終わ
って通常電源14が回復(復電)したか否かを判断する
(S303) 。
そして、通常電源14が復電していれば共通制御回路1
1の指示によりリレー15が装置の電源をバッテリー1
3から通常電源14に切り替えて(S304) 、これ
により装置はアイドル状態になるが、通常電源14が復
電していなければバッテリー13をOFFにしく530
5) 、装置の取り扱いを中止する。
一方、前記(S302)において取引中と判断された場
合は、続いてその取引が入金取引か否かが判断され(S
306) 、入金取引の場合は第1図(f)の処理へ、
また出金取引の場合は第1図(6)の処理へ移行する。
すなわち、入金取引中の停電発生では第1図(a)及び
(ロ)に示した各処理ステップに応じて以下に説明する
第1図(f)の処理が行われる。
この場合、停電発生の処理ステップは共通制御回路11
が制御プログラムに基づいて判断し、認識する。
まず(Slot) 、  (S102) 、  (S1
03) 、  (Silo)または(5120)におい
て停電が発生した場合は、共通制御回路11の指示によ
りカードはカード処理機7によりカード挿入排出口3に
戻されて顧客に返却される(S312)。
その後、共通制御回路11は停電認識回路16の出力か
ら通常電源14が回復(復電)したか否かを判断しく5
313)、通常電源14が復電していれば共通制御回路
11の指示によりリレー15が装置の電源をバッテリー
13から通常電源14に切り替え(5314) 、更に
装置がイニシャル動作を行い(S315) 、これによ
り装置はアイドル状態になるが、通常電源14が復電し
ていければバッテリー13をOFFにしく5316) 
、装置の取り扱いを中止する。
次に、(S104)、  (S109)または(S12
1)において停電が発生した場合は、共通制御回路11
の指示により紙幣入出金口6のシャッタが開いた状態に
あればそのまま、またシャッタが閉じた状態にあれば開
いた後、取り込み排出ドラム18によって紙幣が顧客に
返却される(S311)。
その後、前記(S312)及び(S313)の処理を経
て(5314)及び(S315)の処理終了後、アイド
ル状態になるか、または(S316)の処理終了後、装
置の取り扱い中止となる。
次に、(S105)において停電が発生した場合は、共
通制御回路11の指示により既に真券−時貯留部21に
集積されている紙幣を除いて処理途中のすべての紙幣が
偽券−時貯留部22に搬送されて集積され(S307)
 、集積後偽券−時貯留部22の紙幣が搬送路により一
括して取り込み排出ドラム18へ搬送され、該取り込み
排出ドラム18に取り込まれた後、シャッタが開いて紙
幣入出金口6から顧客に返却される(830B)。
この紙幣を顧客が抜き取るとシャッタが閉じ、続いて真
券−時貯留部21の紙幣が搬送路により一括して取り込
み排出ドラム18へ搬送されて取り込まれ(S310)
 、そしてシャッタが開いて紙幣入出金口6から紙幣が
顧客に返却される(5311)。
以後、前記(5312)及び(S313)の処理を経て
(S314)及び(S315)の処理終了後、アイドル
状態になるか、または(5316)の処理終了後、装置
の取り扱い中止となる。
次に、(5106)において停電が発生した場合は、前
記(3308”)〜(S313)の処理を経て(S31
4)及び(S315)の処理終了後、アイドル状態にな
るか、または(S316)の処理終了後、装置の取り扱
い中止となる。
次に、(S107)及び(8108)において停電が発
生した場合は、前記(5310)〜(S313)の処理
を経て(3314)及び(3315)の処理終了後、ア
イドル状態になるか、または(3316)の処理終了後
、装置の取り扱い中止となる。
次に、(Sill)において停電が発生した場合は、共
通制御回路11の指示によりレシートへのエンボスデー
タの印字が中止され(Sill) 、その後前記(S3
10)〜(3313)の処理を経て(S314)及び(
S315)の処理終了後、アイドル状態になるか、また
は(S316)の処理終了後、装置の取り扱い中止とな
る。
尚、印字中止となったレシートはレシートプリンタの所
定の部位に取り込まれて回収される。
次に、(S112)において停電が発生した場合は、共
通制御回路11がセンタとの通信を中止しく531B)
、続いて既にエンボスデータが印字されているレシート
に取引不成立のデータがレシートプリンタにより印字さ
れ(S319) 、真券−時貯留部21に集積されてい
る紙幣上に送られる。
その後、前記(S310)〜(S313)の処理を経て
(8314)及び(S315)の処理終了後、アイドル
状態になるか、または(S316)の処理終了後、装置
の取り扱い中止となる。
次に、(S113)において停電が発生した場合は、ま
ず共通制御回路11がセンタから送られてきた応答デー
タに取引成立を承認するデータが含まれているか否かを
判断しく5320) 、そして取引成立が承認されてい
た場合、既に真券−時貯留部21に集積されている紙幣
の収納が行われる。すなわち、真券−時貯留部21の紙
幣が取り込み排出ドラム18及び分離給送部19を経て
鑑別部20に送られ、この鑑別部20で金種及び正損等
の鑑別が行われて、その結果再利用に適さない損券と鑑
別された紙幣は金種に拘わらずリジェクト金庫26内に
収納され、また出金用として再利用に適すると正券と鑑
別された紙幣は金種別に振り分けられて千円用金庫23
と万円用金庫24内に収納されるが、このときこの千円
用金庫23及び万円用金庫24の一方または双方が満杯
の場合は、その紙幣は共用金庫25に収納される(S3
21)。
そして、共通制御回路11の指示によりレシートプリン
タが既にエンボスデータが印字されているレシートに取
引の内容を印字し、このレシートが取り込み排出ドラム
18に送られた後、シャッタが開いて顧客に発行される
(S322)。
続いて、共通制御回路工1の指示によりカード処理機7
内でカードの磁気ストライブに更新残高等のデータが書
き込まれ(S323) 、書き込み終了後カードはカー
ド挿入排出口3に戻されて顧客に返却される(S324
) 。
そして共通制御回路11はその取引終了を送受信回路1
7を介してセンタに通知し、これによりセンタファイル
で当該顧客のデータが更新された後(S325) 、前
記(S313)、の処理を経て(S314)及び(S3
15)の処理終了後、アイドル状態になるか、または(
S316)の処理終了後、装置の取り扱い中止となる。
一方、センタからの応答データに取引成立を承認するデ
ータが含まれておらず、これにより前記(S320)で
共通制御回路11が取引不成立と判断した場合は、前記
(S319)、  (S310)〜(S313)の処理
を経て(5314)及び(S315)の処理終了後、ア
イドル状態になるか、または(S316)の処理終了後
、装置の取り扱い中止となる。
次に、(S114)において停電が発生した場合は前記
(S321)から、(S115)において停電が発生し
た場合は前記(S322)から、(S116)において
停電が発生した場合は前記(5323)から、(311
7)において停電が発生した場合は前記(S324)か
ら、また(S11B)において停電が発生した場合は前
記(S325)からそれぞれ前記(S313)までの処
理を経て(S314)及び(5315)の処理終了後、
アイドル状態になるか、または(S316)の処理終了
後、装置の取り扱い中止となる。
次に、(S119)において停電が発生した場合は、前
記(S319)、  (S310)〜(S313)の処
理を経て、更に(S120>において停電が発生した場
合は、前記(S310)〜(S313)の処理を経て(
5314)及び(S315)の処理終了後、アイドル状
態になるが、または(S316)の処理終了後、装置の
取り扱い中止となる。
以上が入金取引中における停電発生時の処理であるが、
前記第1図(e)の(5306)で出金取引と判断され
た場合は、共通制御回路11が制御プログラムに基づい
て認識した処理ステップに応じて以下に説明する第1図
(6)の処理が行われる。
まず(S201) 、  (3202) 、  (S2
03) 、  (S204)または(5209)におい
て停電が発生した場合は、共通制御回路11の指示によ
りカードはカード処理機7によりカード挿入排出口3に
戻されて顧客に返却される(S330) 。
その後、共通制御回路11は停電認識回路16の出力か
ら通常電源14が回復(復電)したか否かを判断しく5
331) 、通常電源14が復電していれば共通制御回
路11の指示によりリレー15が装置の電源をバッテリ
ー13から通常電源14に切り替え(S332) 、更
に装置がイニシャル動作を行い(S333) 、これに
より装置はアイドル状態になるが、通常電源14が復電
していければバッテリー13をOFFにしく5334)
 、装置の取り扱いを中止する。
次に、(5205)において停電が発生した場合は、共
通制御回路Ifの指示によりレシートへのエンボスデー
タの印字が中止され(S335) 、その後前記(83
30)、  (S331)の処理を経て(S332)及
び(5333)の処理終了後、アイドル状態になるか、
または(S334)の処理終了後、装置の取り扱い中止
となる。
尚、印字中止となったレシートはレシートプリンタの所
定の部位に取り込まれて回収される。
次に、(S206)において停電が発生した場合は、共
通制御回路11がセンタとの通信を中止しく5328)
、そして共通制御回路11の指示により既にエンボスデ
ータが印字されているレシートに取引中止のデータがレ
シートプリンタによって印字され、このレシートが真券
−時貯留部21を経て取り込み排出ドラム18に送られ
た後、シャッタが開いて顧客に発行される(S329)
 。
その後、前記(S330)、  (S331)の処理を
経て(S332)及び(S333)の処理終了後、アイ
ドル状態になるか、または(S334)の処理終了後、
装置の取り扱い中止となる。
次に、(520?)において停電が発生した場合は、共
通制御回路11が既にセンタから送られてきている応答
データに取引成立を承認するデータが含まれているか否
かを判断する(S326)。
そして取引成立が承認されていた場合には送受信回路1
7を介してセンタに取引中止を通知した後(3327a
 ) 、前記(5329)の処理が行われるが、前記(
3326)で共通制御回路11が取引不成立と判断した
場合は、続いて共通制御回路11の指示により既にエン
ボスデータが印字されているレシートに取引不成立のデ
ータがレシートプリンタにより印字され、このレシート
が真券−時貯留部21を経て取り込み排出ドラム18に
送られた後、シャンクが開いて顧客に発行される(S3
27 b ’)。
その後、前記(S330)、  (S331)の処理を
経て(5332)及び(5333)の処理終了後、アイ
ドル状態になるか、または(5334)の処理終了後、
装置の取り扱い中止となる。
また、(S20B)において停電が発生した場合は、前
記(S327b ) 、  (S330) 、  (S
331)の処理を経て(S332)及び(5333)の
処理終了後、アイドル状態になるか、または(S334
)の処理終了後、装置の取り扱い中止となる。
次に、(S210)において停電が発生した一場合は、
共通制御回路11の指示により紙幣入出金機9内の千円
用金庫23または万円用金庫24からの紙幣の繰り出し
が中止され(S336) 、そして既に真券−時貯留部
21に集積されている紙幣が搬送路により取り込み排出
ドラム18に送られて取り込まれた後、この取り込み排
出ドラム18により保管部27に送り込まれて回収され
る(S337)。
その後、前記(S329) 、  (S330) 、 
 (S331)の処理を経て(S332)及び(S33
3)の処理終了後、アイドル状態になるか、または(S
334)の処理終了後、装置の取り扱い中止となる。
次に、(S211)において停電が発生した場合は、共
通制御回路11の指示により図示しない既にエンボスデ
ータが印字されたレシートに当該取引の内容がレシート
プリンタにより印字され、真券−時貯留部21に集積さ
れている紙幣上に送られる(S339) 。
その後、真券−時貯留部21の紙幣はレシートと共に一
括して搬送路により取り込み排出ドラム18へ搬送され
て取り込まれ(S340) 、更にシャッタが開いてレ
シートと共に紙幣が顧客に支払われる(S341) 。
続いて、共通制御回路11の指示によりカード処理機7
内でカードの磁気ストライプに更新残高等のデータが書
き込まれ(3341) 、書き込み終了後カードはカー
ド挿入排出口3に戻されて顧客に返却される(S342
) 。
そして共通制御回路11はその取引終了を送受信回路1
7を介してセンタに通知し、これによりセンタファイル
で当該顧客のデータが更新される(S343)。
その後、前記(5331)の処理を経て(S332)及
び(5333)の処理終了後、アイドル状態になるか、
または(S334)の処理終了後、装置の取り扱い中止
となる。
次に、(S212”)において停電が発生した場合は前
記(S339)から、(S213)において停電が発生
した場合は前記(S340)から、(S214)におい
て停電が発生した場合は前記(S341)から、(52
15)において停電が発生した場合は前記(S342)
から、また(S216)において停電が発生した場合は
前記(S343)からそれぞれ前記(S331)までの
処理を経て(5332)及び(S333)の処理終了後
、アイドル状態になるか、または(S334)の処理終
了後、装置の取り扱い中止となる。
尚、上述した停電発生時の取引処理についても通常の取
引処理の場合と同様に、返却紙幣や支払い紙幣とレシー
ト、あるいはカードを顧客が受は取ったか否かを共通制
御回路itがセンサの出力により監視9判断し、顧客が
取り忘れた場合はその紙幣やレシート、あるいはカード
を取り込んで保管すると共に、そのデータを記憶部12
に記憶することが行われる。
以上本発明の一実施例について説明したが一1本発明は
これに限られるものではなく、細部においては種々の変
更が可能である。
例えば、上述した実施例では支払い取引時に停電が発生
したときの(S337)で、回収すべき紙幣を取り込み
排出ドラム18により保管部27に送り込んで回収する
ものとして説明したが、取り込み排出ドラム1Bから分
離給送部19に渡し、鑑別部を経て千円用金庫23.万
円用金庫24に金種別に収納するようにしてもよい。
また、上述した実施例では、磁気ストライプ付の媒体と
してカードを用いた場合について説明したが、磁気スト
ライブ付の媒体として通帳を用いる場合にも同様の処理
が可能であり、かつ現金処理機も前記紙幣入出金機8に
限らず、硬貨入出金機9で取引を行う場合も同様に処理
することができる。
更に、上述した実施例では停電により通常電源14が切
断された場合を例にして説明したが、装置外に引き出さ
れている通常電源14のケーブルが事故等によって切断
されたり、あるいはケーブルコネクタ等が外れたりする
ことにより通常電源14が切断されたような場合にも適
用可能であることは言うまでもないし、更にまた自動取
引装置は顧客の操作により取引を行うATVの他、窓口
においてテラーにより操作される装置にも適用可能であ
る。
〔発明の効果 〕
以上のように本発明は、磁気ストライプ付きの媒体を用
いて入金5支払い取引を行う自動取引装置において、通
常のAC電源の他にバッテリを設けると共に、このAC
電源とバッテリとの切り替えを行う切り替え手段と、A
C電源が切断された場合にそれを認識して前記制御手段
及び切り替え手段に信号を出力する切断認識回路とを設
けておき、取引中にAc1源が切断されると切断認識回
路の信号によりリレーが動作して電源をAC電源から通
常電源に切り替えると共に、制御手段が取引の種類及び
処理段階を判断して、取引が入金でその処理がセンタに
よる取引承認以降の段階であれば現金処理機に投入され
て計数後の状態にある現金を金庫に収納すると共に、媒
体の磁気ストライプのデータの一部を更新して返却する
ことにより取引を成立させ、それ以外のときは現金と媒
体をそれぞれ返却することにより取引を成立させないよ
うに処理し、また、取引が支払いでその処理が入力金額
データ分の現金の計数終了後であれば、その現金を支払
うと共に媒体の磁気ストライプのデータの一部を更新し
て返却することにより取引を成立させ、それ以外のとき
は計数中の現金があればそれを回収して媒体を返却する
ことにより取引を成立させないように処理し、そしてこ
れらの処理後、AC電源が回復していなければバッテリ
をOFFにして取引の取り扱いを中止するようにしてい
る。
従って、これによれば取引中に不慮の電源切断が発生し
ても、その取引の以後の処理を自動的に行うことができ
、従来のように係員による処理を行う必要がなくなるの
で、係員の負担を軽減できるだけでなく、係員の誤処理
による二次的なトラブルの発生もなくすことができると
共に、顧客を長時間待たせる等の迷惑をかけることもな
くなるという効果が得られる。
また、磁気ストライプ付きの媒体の処理中に不慮の電源
切断が発生しても即座に電源がバッテリに切り替えられ
るので、磁気ストライプのデータの破壊を防止すること
ができ、しかもバッテリは不慮の電源切断発生の取引を
処理できる容量があれば良く、小型のものを用いること
ができるので、装置の大型化や高価格化を招かないと言
う効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による自動取引装置の取引処理方法の一
実施例を示すフローチャート、第2図は第1図の実施例
で用いる自動取引装置の外観を示す斜視図、第3図はそ
の装置を成す機器のブロック図、第4図は停電時に置け
る電源切り替えのタイミングを示すタイムチャート、第
5図は紙幣入出金機の概略構成図である。 2:通帳挿入排出口 3:カード挿入排出口 4;タッチパネル 5:硬貨人出金口 :紙幣入出金口 カード処理機 硬貨入出金機 紙幣入出金機 通帳記帳機 共通制御回路 記憶部 バッテリ 通常電源 リレー 切断認識回路 取り込み排出ドラム 分離給送部 鑑別部 真券−時貯留部 偽券一時貯留部 千円用金庫 万円用金庫 保管部 (b) 弓 国 (d) 本発明の一実施例を示すフローチャート(停電発生)弗 = (e) 1取シ扱い科目表示部 り 実施例で用いる装置の外観を示す斜視図停電時の電力切
り替えを示すタイムチャート紬4声

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)取引に必要なデータを入力する入力手段と、磁気
    ストライプ付きの媒体を処理する媒体処理機と、現金の
    入金及び支払い処理を行う現金処理機と、これらを所定
    のプログラムに基づいて制御しかつセンタとの通信を行
    う制御手段とを備え、入金取引の際は、媒体処理機に挿
    入された媒体の磁気ストライプから顧客のデータを読み
    取ると共に、現金処理機に投入された現金を計数して、
    これらのデータを制御手段によりセンタに送り、センタ
    により取引が承認された場合は前記現金を金庫に収納す
    ると共に、前記媒体の磁気ストライプのデータの一部を
    更新して返却し、 支払い取引の際は、媒体処理機に挿入された媒体の磁気
    ストライプから顧客のデータを読み取ると共に、このデ
    ータと入力手段により入力された金額データ等を制御手
    段によりセンタに送り、センタにより取引成立が承認さ
    れた場合は前記現金処理機の金庫から現金を繰り出して
    計数することにより前記の入力された金額データ分の現
    金を揃えて支払うと共に、前記媒体の磁気ストライプの
    データの一部を更新して返却する自動取引装置の取引処
    理方法において、 通常のAC電源の他にバッテリを設けると共に、このA
    C電源とバッテリとの切り替えを行う切り替え手段と、
    AC電源が切断された場合にそれを認識して前記制御手
    段及び切り替え手段に信号を出力する切断認識回路とを
    備え、 取引中にAC電源が切断されると切断認識回路の信号に
    よりリレーが動作して電源をAC電源から通常電源に切
    り替えると共に、制御手段が取引の種類及び処理段階を
    判断し、 取引が入金でその処理がセンタによる取引承認以降の段
    階であれば現金処理機に投入されて計数後の状態にある
    現金を金庫に収納すると共に、媒体の磁気ストライプの
    データの一部を更新して返却することにより取引を成立
    させ、それ以外のときは現金と媒体をそれぞれ返却する
    ことにより取引を成立させないように処理し、 かつ、取引が支払いでその処理が入力金額データ分の現
    金の計数終了後であれば、その現金を支払うと共に媒体
    の磁気ストライプのデータの一部を更新して返却するこ
    とにより取引を成立させ、それ以外のときは計数中の現
    金があればそれを回収して媒体を返却することにより取
    引を成立させないように処理し、 これらの処理後、AC電源が回復していなければバッテ
    リをOFFにして取引の取り扱いを中止することを特徴
    とする自動取引装置の取引処理方法。
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