JPH0744633A - 自動取引装置 - Google Patents

自動取引装置

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Publication number
JPH0744633A
JPH0744633A JP18387893A JP18387893A JPH0744633A JP H0744633 A JPH0744633 A JP H0744633A JP 18387893 A JP18387893 A JP 18387893A JP 18387893 A JP18387893 A JP 18387893A JP H0744633 A JPH0744633 A JP H0744633A
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JP
Japan
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transaction
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power
time
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JP18387893A
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English (en)
Inventor
Kunihide Koga
国秀 古賀
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】電源断が発生した際、顧客を待たせることなく
係員の手を煩わすこともなく、迅速に対応する。 【構成】取引中に電源部23の電源断が発生した場合、
切換部25は、直ちに補助バッテリ24に切換える。主
制御部11は、補助バッテリ24により電源部23の電
源断で中断している取引を再開し、ホストコンピュータ
20からの下り電文受信前ならば記憶部22に記憶され
ている電源断時の処理方法で、下り電文受信後ならば記
憶部22に記憶されている下り電文に書かれている電源
断時の処理方法に従って電源断により中断している取引
の処理を実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、たとえば銀行の機械
化コーナなどに設置され、紙幣の入金、出金を自動的に
行なう現金自動取引装置等の自動取引装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、利用者の差出すカードを受入れ、
ホストコンピュータ(センタ)と交信することにより、
利用者の要求する現金を自動的に支払う現金自動支払
機、あるいは通帳を受入れ、ホストコンピュータと交信
することにより利用者の要求する現金を自動的に支払う
現金自動支払機、あるいは通帳を用いて、現金を自動的
に受入れる現金自動預出金機(入出金装置)などの自動
取引装置が、銀行窓口の自動化機器として急速に発達
し、各銀行に導入されて利用者に迅速なサービスを展開
している。
【0003】しかしながら、このような自動取引装置に
おいて電源断が発生し、取引中で装置内に顧客に返すべ
き媒体(カード、通帳、振込券、現金等)が存在する場
合、電源が断たれているために自動で媒体を排出するこ
とができず、係員が手動によって媒体の排出を行ってい
た。その際、係員はその時の取引内容を確認した上で顧
客に返すべき媒体を返却していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、自動
取引装置において取引中に電源断が発生した場合、顧客
は係員が来るまで待たされ、係員は手動によって媒体の
排出及び取引内容を確認して媒体を返却するので、迅速
な対応ができないという問題があった。
【0005】そこで、この発明は、電源断が発生した
際、顧客を待たせることなく係員の手を煩わすこともな
く、迅速に対応することのできる自動取引装置を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の自動取引装置
は、利用者の操作で所定の取引を実行する自動取引装置
において、上記自動取引装置の電源断時の処理方法情報
を記憶する記憶手段と、上記自動取引装置の電源断時に
補助電源に切換える切換手段と、この切換手段で補助電
源に切換えられた際、上記記憶手段に記憶されている電
源断時の処理方法情報を読出す読出手段と、この読出手
段で読出された電源断時の処理方法情報に従って、電源
断で中断された取引を処理する処理手段とから構成され
ている。
【0007】この発明の自動取引装置は、回線を介して
接続されるホストコンピュータと情報を送受信すること
により、利用者の操作で所定の取引を実行する自動取引
装置において、上記ホストコンピュータへ取引情報を送
信する送信手段と、この送信手段で送信された取引情報
に対応するホストコンピュータからの電源断時の処理方
法情報を含む情報を受信する受信手段と、この受信手段
で受信された電源断時の処理方法情報を含む情報を記憶
する記憶手段と、上記自動取引装置の電源断時に補助電
源に切換える切換手段と、この切換手段で補助電源に切
換えられた際、上記記憶手段に記憶されている電源断時
の処理方法情報を含む情報を読出す読出手段と、この読
出手段で読出された情報に含まれる電源断時の処理方法
情報に従って、電源断で中断された取引を処理する処理
手段とから構成されている。
【0008】この発明の自動取引装置は、回線を介して
接続されるホストコンピュータと情報を送受信すること
により、利用者の操作で所定の取引を実行する自動取引
装置において、上記自動取引装置の電源断時の処理方法
情報を記憶する記憶手段と、上記ホストコンピュータへ
取引情報を送信する送信手段と、この送信手段で送信さ
れた取引情報に対応するホストコンピュータからの電源
断時の処理方法情報を含む情報を受信して記憶する受信
記憶手段と、上記自動取引装置の電源断時に補助電源に
切換える切換手段と、この切換手段で補助電源に切換え
られた際、上記記憶手段に記憶されている電源断時の処
理方法情報か、または上記受信記憶手段に電源断時の処
理方法情報を含む情報が受信して記憶されている場合は
これを優先にして電源断時の処理方法情報を選択して読
出す読出手段と、この読出手段で読出された電源断時の
処理方法情報に従って、電源断で中断された取引を処理
する処理手段とから構成されている。
【0009】この発明の自動取引装置は、回線を介して
接続されるホストコンピュータと情報を送受信すること
により、利用者の操作で所定の取引を実行する自動取引
装置において、上記自動取引装置の電源断時の処理方法
情報を記憶する記憶手段と、上記ホストコンピュータへ
取引情報を送信する送信手段と、この送信手段で送信さ
れた取引情報に対応するホストコンピュータからの電源
断時の処理方法情報を含む情報を受信して記憶する受信
記憶手段と、上記自動取引装置の電源断時に補助電源に
切換える切換手段と、この切換手段で補助電源に切換え
られた際、上記記憶手段に記憶されている電源断時の処
理方法情報か、または上記受信記憶手段に電源断時の処
理方法情報を含む情報が受信して記憶されている場合は
これを優先にして電源断時の処理方法情報を選択して読
出す読出手段と、この読出手段で読出された電源断時の
処理方法情報に従って、電源断で中断された取引を処理
する処理手段と、この処理手段で処理された処理内容を
記録する記録手段とから構成されている。
【0010】
【作用】この発明は、利用者の操作で所定の取引を実行
する自動取引装置において、上記自動取引装置の電源断
時の処理方法情報を記憶手段に記憶し、上記自動取引装
置の電源断時に補助電源に切換えられた際、上記記憶手
段に記憶されている電源断時の処理方法情報を読出し、
読出された電源断時の処理方法情報に従って、電源断で
中断された取引を処理するようにしたものである。
【0011】この発明は、回線を介して接続されるホス
トコンピュータと情報を送受信することにより、利用者
の操作で所定の取引を実行する自動取引装置において、
上記ホストコンピュータへ取引情報を送信し、送信され
た取引情報に対応するホストコンピュータからの電源断
時の処理方法情報を含む情報を受信し、受信された電源
断時の処理方法情報を含む情報を記憶手段に記憶し、上
記自動取引装置の電源断時に補助電源に切換えられた
際、上記記憶手段に記憶されている電源断時の処理方法
情報を含む情報を読出し、読出された情報に含まれる電
源断時の処理方法情報に従って、電源断で中断された取
引を処理するようにしたものである。
【0012】この発明は、回線を介して接続されるホス
トコンピュータと情報を送受信することにより、利用者
の操作で所定の取引を実行する自動取引装置において、
上記自動取引装置の電源断時の処理方法情報を記憶手段
に記憶し、上記ホストコンピュータへ取引情報を送信
し、送信された取引情報に対応するホストコンピュータ
からの電源断時の処理方法情報を含む情報を受信記憶手
段で受信して記憶し、上記自動取引装置の電源断時に補
助電源に切換えられた際、上記記憶手段に記憶されてい
る電源断時の処理方法情報か、または上記受信記憶手段
に電源断時の処理方法情報を含む情報が受信して記憶さ
れている場合はこれを優先にして電源断時の処理方法情
報を選択して読出し、読出された電源断時の処理方法情
報に従って、電源断で中断された取引を処理するように
したものである。
【0013】この発明は、回線を介して接続されるホス
トコンピュータと情報を送受信することにより、利用者
の操作で所定の取引を実行する自動取引装置において、
上記自動取引装置の電源断時の処理方法情報を記憶手段
に記憶し、上記ホストコンピュータへ取引情報を送信
し、送信された取引情報に対応するホストコンピュータ
からの電源断時の処理方法情報を含む情報を受信記憶手
段で受信して記憶し、上記自動取引装置の電源断時に補
助電源に切換えられた際、上記記憶手段に記憶されてい
る電源断時の処理方法情報か、または上記受信記憶手段
に電源断時の処理方法情報を含む情報が受信して記憶さ
れている場合はこれを優先にして電源断時の処理方法情
報を選択して読出し、読出された電源断時の処理方法情
報に従って、電源断で中断された取引を処理し、処理さ
れた処理内容を記録するようにしたものである。
【0014】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して説明する。図2はこの発明に係る自動取引装置を
示すものである。すなわち、筐体1の前面には略L字形
状の操作部2が形成されている。この操作部2の水平面
には、振替、振込すべき紙幣(紙葉類)を多数枚一括し
て投入し得るとともに、利用者に対し支払うおよび釣銭
紙幣を放出する紙幣挿入口3が設けられていて、この紙
幣挿入口3には開閉自在な扉4が設けられている。ま
た、操作部2の水平面には、タッチセンサ内蔵のカラー
CRT表示部5が設けられている。
【0015】このCRT表示部5は操作手順、その他の
情報をイラスト、文字あるいは文言によってCRT画面
に表示し、利用者を誘導するとともに、その表示によっ
て暗証番号、金額、口座番号、取引の承認、確認あるい
は取消などに応じた表示部分を押圧することによりタッ
チセンサ(図示しない)がそれを検知し、後述する主制
御部への対応する信号を出力するいわゆるキー操作が行
われるものである。すなわち、たとえば「お振込人名を
押してください」という文言を表示するとともに、振込
人名を投入するカタカナキー、英数指定キー、および振
込先の事業所形態を支持するキーの表示を行うようにな
っている。そして、機械の操作やステップの状態が変化
するごとに内容と表示を変化させていくようになってい
る。
【0016】また、操作部2の垂直面には、暗証番号お
よび口座情報が記録されている取引媒体としての磁気カ
ードCを挿入するカード挿入口6、通帳を挿入する通帳
挿入口7、硬貨を投入する硬貨投入口8、硬貨の釣銭を
受取る硬貨釣銭受取口9が設けられている。
【0017】ところで、筐体1内には、図1に示すよう
に、全体を制御する主制御部11、上記カード挿入口6
から挿入されたカードを受入れ、カード上の磁気ストラ
イプ部から暗証番号、口座番号などの口座情報を受取る
磁気カードリード部12、上記通帳挿入口7から挿入さ
れた通帳の磁気ストライプ部を読取るとともに通帳およ
び図示しないジャーナル用紙に取引内容を記録する通帳
プリント部13、上記紙幣挿入口3に挿入された紙幣を
受入れ、指定された金額の紙幣を上記紙幣挿入口3に払
出す入出金ユニット14、上記硬貨挿入口8に投入され
た硬貨を受入れ、指定された金額の硬貨を上記硬貨受取
口9に払出す硬貨入出金ユニット15、上記CRT表示
部5によって構成される接客ユニット16、図示しない
スピーカにより顧客に音声案内を行う音声案内ユニット
17、係員用の内部モニタ18、振込取引に必要な金融
機関の情報たとえば銀行名、支店名が50音順に記録さ
れたデータファイルとしてのフロッピーディスク19、
上記主制御部11とホストコンピュータ(センタ)20
との間のデータ伝送を制御する伝送制御部21、ホスト
コンピュータ20からの下り電文等を記憶する記憶部2
2、電源部23と電源断時に補助バッテリ24に切換え
る切換部25、および取引の処理内容を記録する記録装
置(ジャーナル、レシート)26が設けられている。
【0018】また、上記主制御部11には、外部に設け
られた係員用のリモートモニタ27が接続されている。
上記記憶部22は、不揮発性のメモリで構成され、電源
断時も記憶内容を保持している。さらに、記憶部22
は、取引途中における電源部23の電源断時の際の処理
方法(制御プログラム)も記憶している。
【0019】この処理方法は、設定されている処理方法
に従って主制御部11により処理される。例えば、処理
方法として、以下の2つの方法が選択設定される。 1.支払取引、残高照会、記帳取引の場合には、取引を
中止して取込んだ媒体(カード、通帳)を排出する。ま
た、入金取引の場合には、取引を中止して取込んだ媒体
(カード、通帳、現金)を排出する。 2.支払取引、残高照会、記帳取引、入金取引のいずれ
の場合にも媒体を排出せずに回収する。
【0020】また、記憶部22にホストコンピュータ2
2からの下り電文が受信されて記憶されている場合、主
制御部11は、この下り電文に常に書かれている電源断
時の処理内容に従って処理を実行する。なお、この下り
電文とは、主制御部11から伝送制御部21を介してホ
ストコンピュータ22へ送信された取引情報に対応する
ホストコンピュータ22から送信された情報を受信した
電文のことである。
【0021】ホストコンピュータ22からの下り電文に
書かれる電源断時の処理内容は、下記の処理方法があ
る。 1.支払取引の場合、取引を成立させて支払うべき金額
を実際に支払うか、あるいはその取引を不成立として取
り消して、取込んだ媒体(カード、通帳)を排出する。 2.残高照会の場合、取引は成立し、残高を照会したう
えで取込んだ媒体(カード、通帳)を排出する。 3.記帳取引の場合、取引は成立し、通帳に記帳したう
えで取込んだ媒体(カード、通帳)を排出する。 4.入金取引の場合、取引は成立し、取込んだ媒体(カ
ード、通帳)を排出する。 5.支払取引、残高照会、記帳取引、入金取引のいずれ
の場合も媒体を排出せずに回収してしまう。
【0022】なお、上記下り電文に書かれる処理方法
は、ホストコンピュータ22から送る度に変更が可能で
ある。上記補助バッテリ24は、電源部23の電源断時
に切換部25により、自動的に切換えられる。
【0023】次に、図3を参照して入出金ユニット14
の構成を説明する。図中34はユニット本体であり、こ
のユニット本体34内の前側(接客面方向)上部には前
記紙幣挿入口3に対応して紙幣取込、取出し装置35が
設けられている。また、上記ユニット本体34内の後側
(反接客面方向)には下から上に第1、第2、第3の金
庫カセット36、37、38が配置されていて、出金不
適合紙幣収納部としての5千円/排除紙幣収納部40、
千円紙幣収納部41、および万円紙幣収納部42を構成
している。また、第1〜第3の金庫カセット36、3
7、38は前記筐体1の後扉(図示しない)を開くこと
により本体の後方に引出せるようになっている。
【0024】上記5千円/排除紙幣収納部40の下部に
は、出金時に出金不適当と判定された紙幣が集積される
リジェクト庫39が設けられている。さらに、ユニット
本体34内の前後(図中左右方向)ほぼ中央部には上記
紙幣収納部40、41、42に対向して第1、第2、第
3集積、取出し装置44、45、46が配設されている
とともに、各紙幣収納部40、41、42には当該取引
と前回までの取引とを分離区分する仕切手段としてのセ
パレータ機構(図示しない)が設けられていて、各集
積、取出し装置44、45、46との間に一時集積部5
2、53、54を形成し得る構成となっている。
【0025】また、ユニット本体34内の前後ほぼ中央
部に紙幣Aの金種、表裏、正損、スキュー等を判定する
鑑査部56が配置されているとともに、この下方には表
裏反転部57、上方には出金時に支払適当と判定された
紙幣Aが一時集積され、また入金時に大きなスキュー
(斜め搬送)により入金不適当と判定された紙幣Aが一
時集積される一時集積部55が設けられている。
【0026】また、上記ユニット本体14内には紙幣搬
送路Rが形成されていて、紙幣Aを各部に搬送し得るよ
うになっているとともに、分岐部には図示しないロータ
リーソレノイドを駆動源とする振分ゲート59b、59
c、…が配設されている。さらに、紙幣搬送路Rの途中
には各所に紙幣通過検知器60a、60b、…が配置さ
れた構成となっており、発光素子と受光素子とからなる
周知の構成である。
【0027】次に、このような構成において図4、図
5、図6に示すフローチャートを参照しつつ電源断時の
動作を説明する。まず、顧客は、CRT表示部5に表示
されている取引選択リストから所望する取引を、その表
示部分のタッチパネルを押圧することにより選択する。
【0028】例えば、支払取引が選択された場合、CR
T表示部5にカードまたは通帳挿入を促す案内が表示さ
れる。ここで、顧客がカードをカード挿入口6、または
通帳を通帳挿入口7に挿入すると、カードを挿入された
場合は磁気カードリード部12、通帳を挿入された場合
は通帳の磁気ストライプ部を通帳プリント部13が磁気
情報を読取る。
【0029】主制御部11は、磁気カードリード部12
または通帳プリント部13で読取られた磁気情報を記憶
部22に記憶するとともに、伝送制御部21を介してホ
ストコンピュータ20に送信する。
【0030】この時点、つまり、ホストコンピュータ2
0からの下り電文受信前に電源部23の電源断が発生し
た場合について説明する。切換部25は、直ちに補助バ
ッテリ24に切換える。
【0031】主制御部11は、補助バッテリ24により
電源部23の電源断で中断している取引を再開する。ま
ず、主制御部11は、記憶部22に記憶されている電源
断直前までの取引記録とともに、設定されている電源断
時の処理方法を読出す。
【0032】読出した処理方法が、例えば、「支払取引
の場合には、取引を中止して取込んだ媒体(カード、通
帳)を排出する」とする。主制御部11は、直ちに取引
を中止して、磁気カードリード部12または通帳プリン
ト部13に取込んであるカードまたは通帳を排出する。
【0033】また、読出した処理方法が、例えば、「支
払取引、残高照会、記帳取引、入金取引のいずれ場合に
も媒体を排出せずに回収する」であれば、主制御部11
は、磁気カードリード部12または通帳プリント部13
に取込んであるカードまたは通帳、および現金等の媒体
を回収する。
【0034】続いて、主制御部11は、記録装置26に
電源断時刻と電源断時処理内容を記録し、取扱いを中止
して電源断の復帰を待つ。次に、ホストコンピュータ2
0からの下り電文が受信されて記憶部22に記憶された
後に、電源部23の電源断が発生した場合について説明
する。
【0035】切換部25は、直ちに補助バッテリ24に
切換える。主制御部11は、補助バッテリ24により電
源部23の電源断で中断している取引を再開する。
【0036】ここで主制御部11は、記憶部22に記憶
されているホストコンピュータ20からの下り電文を読
出し、この下り電文に常に書かれている電源断時の処理
方法に従って電源断により中断している取引の処理を実
行する。
【0037】例えば、ホストコンピュータ20からの下
り電文に書かれている電源断時の処理方法が、「取引を
不成立として取り消して、取込んだ媒体(カード、通
帳)を排出する」とする。
【0038】主制御部11は、直ちに取引を取消して、
磁気カードリード部12または通帳プリンと部13に取
込んであるカードまたは通帳を排出する。また、例え
ば、ホストコンピュータ20からの下り電文に書かれて
いる電源断時の処理方法が、「支払取引、残高照会、記
帳取引、入金取引のいずれの場合も媒体を排出せずに回
収してしまう」であれば、 主制御部11は、直ちに取
引を取消して、磁気カードリード部12または通帳プリ
ンと部13に取込んであるカードまたは通帳、および現
金等の媒体を回収する。
【0039】続いて、主制御部11は、記録装置26に
電源断時刻と電源断時処理内容を記録し、取扱いを中止
して電源断の復帰を待つ。なお、電源断が発生しない場
合は、主制御部11は、取引を実行して媒体(カード、
通帳、現金等)を排出した後、処理内容を記録装置26
に記録して取引を終了する。
【0040】上記したように主制御部11は、電源断時
に取引中だった場合、切換部25により切換えられた補
助バッテリ24により、上記記憶部22に記憶されてい
る電源断時の処理方法、あるいはホストコンピュータ2
2から送られて記憶部22に記憶されている下り電文に
書かれている電源断時の処理方法に基づいて、中断して
いる取引の処理を終了する。
【0041】以上説明したように上記実施例によれば、
自動取引装置の取引中における電源断時の処理方法を設
定しておくことにより、該装置の判断による該装置内の
媒体処理が可能となる。また、センター(ホストコンピ
ュータ)から送られてくる下り電文受信後では、下り電
文に書かれているセンターの指示に従って該装置内の媒
体処理を行うことができる。この際、センターに取引内
容を確認する必要もなく、従来不可能であった電源断時
の処理内容を記録することができる。
【0042】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
電源断が発生した際、顧客を待たせることなく係員の手
を煩わすこともなく、迅速に対応することのできる自動
取引装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例における自動取引装置の電
気回路を示すブロック図。
【図2】自動取引装置の全体の外観を示す斜視図。
【図3】入出金ユニットの構成を概略的に示す断面図。
【図4】電源断の発生時の対応動作を説明するためのフ
ローチャート。
【図5】下り電文受信前の電源断の発生時の処理動作を
説明するためのフローチャート。
【図6】下り電文受信後の電源断の発生時の処理動作を
説明するためのフローチャート。
【符号の説明】
1…筐体 11…主制御部 12…磁気カードリード部 13…通帳プリント部 20…ホストコンピュータ 21…伝送制御部 22…記憶部 24…補助バッテリ 25…切換部 26…記録装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 利用者の操作で所定の取引を実行する自
    動取引装置において、 上記自動取引装置の電源断時の処理方法情報を記憶する
    記憶手段と、 上記自動取引装置の電源断時に補助電源に切換える切換
    手段と、 この切換手段で補助電源に切換えられた際、上記記憶手
    段に記憶されている電源断時の処理方法情報を読出す読
    出手段と、 この読出手段で読出された電源断時の処理方法情報に従
    って、電源断で中断された取引を処理する処理手段と、 を具備したことを特徴とする自動取引装置。
  2. 【請求項2】 回線を介して接続されるホストコンピュ
    ータと情報を送受信することにより、利用者の操作で所
    定の取引を実行する自動取引装置において、 上記ホストコンピュータへ取引情報を送信する送信手段
    と、 この送信手段で送信された取引情報に対応するホストコ
    ンピュータからの電源断時の処理方法情報を含む情報を
    受信する受信手段と、 この受信手段で受信された電源断時の処理方法情報を含
    む情報を記憶する記憶手段と、 上記自動取引装置の電源断時に補助電源に切換える切換
    手段と、 この切換手段で補助電源に切換えられた際、上記記憶手
    段に記憶されている電源断時の処理方法情報を含む情報
    を読出す読出手段と、 この読出手段で読出された情報に含まれる電源断時の処
    理方法情報に従って、電源断で中断された取引を処理す
    る処理手段と、 を具備したことを特徴とする自動取引装置。
  3. 【請求項3】 回線を介して接続されるホストコンピュ
    ータと情報を送受信することにより、利用者の操作で所
    定の取引を実行する自動取引装置において、 上記自動取引装置の電源断時の処理方法情報を記憶する
    記憶手段と、 上記ホストコンピュータへ取引情報を送信する送信手段
    と、 この送信手段で送信された取引情報に対応するホストコ
    ンピュータからの電源断時の処理方法情報を含む情報を
    受信して記憶する受信記憶手段と、 上記自動取引装置の電源断時に補助電源に切換える切換
    手段と、 この切換手段で補助電源に切換えられた際、上記記憶手
    段に記憶されている電源断時の処理方法情報か、または
    上記受信記憶手段に電源断時の処理方法情報を含む情報
    が受信して記憶されている場合はこれを優先にして電源
    断時の処理方法情報を選択して読出す読出手段と、 この読出手段で読出された電源断時の処理方法情報に従
    って、電源断で中断された取引を処理する処理手段と、 を具備したことを特徴とする自動取引装置。
  4. 【請求項4】 回線を介して接続されるホストコンピュ
    ータと情報を送受信することにより、利用者の操作で所
    定の取引を実行する自動取引装置において、 上記自動取引装置の電源断時の処理方法情報を記憶する
    記憶手段と、 上記ホストコンピュータへ取引情報を送信する送信手段
    と、 この送信手段で送信された取引情報に対応するホストコ
    ンピュータからの電源断時の処理方法情報を含む情報を
    受信して記憶する受信記憶手段と、 上記自動取引装置の電源断時に補助電源に切換える切換
    手段と、 この切換手段で補助電源に切換えられた際、上記記憶手
    段に記憶されている電源断時の処理方法情報か、または
    上記受信記憶手段に電源断時の処理方法情報を含む情報
    が受信して記憶されている場合はこれを優先にして電源
    断時の処理方法情報を選択して読出す読出手段と、 この読出手段で読出された電源断時の処理方法情報に従
    って、電源断で中断された取引を処理する処理手段と、 この処理手段で処理された処理内容を記録する記録手段
    と、 を具備したことを特徴とする自動取引装置。
JP18387893A 1993-07-26 1993-07-26 自動取引装置 Pending JPH0744633A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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