JP5217943B2 - 自動取引装置 - Google Patents
自動取引装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5217943B2 JP5217943B2 JP2008294961A JP2008294961A JP5217943B2 JP 5217943 B2 JP5217943 B2 JP 5217943B2 JP 2008294961 A JP2008294961 A JP 2008294961A JP 2008294961 A JP2008294961 A JP 2008294961A JP 5217943 B2 JP5217943 B2 JP 5217943B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- card
- transaction
- medium
- customer
- data
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G07—CHECKING-DEVICES
- G07D—HANDLING OF COINS OR VALUABLE PAPERS, e.g. TESTING, SORTING BY DENOMINATIONS, COUNTING, DISPENSING, CHANGING OR DEPOSITING
- G07D11/00—Devices accepting coins; Devices accepting, dispensing, sorting or counting valuable papers
- G07D11/10—Mechanical details
- G07D11/14—Inlet or outlet ports
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
Description
このような自動取引装置は、取引に際して顧客にカードを挿入させ、その取引カードを搬送しつつ、カードに設けられている磁気ストライプから口座番号や支店番号等のカードデータをカードリーダで読取り、取引終了時にカードを排出して顧客に返却するようにしているが、近年この自動取引装置におけるカードリーダのカード挿入排出口にスキミング装置を取付け、取引を行う顧客のカードからカードデータを読取って不正利用する犯罪が増加してきている。
そこで、金融機関においてはスキミング装置による口座データの不正取得を防止する対策として、付勢に取り付けられるスキミング装置を検出する手段を講じている。
本発明は、このような問題を解決することを課題とする。
図において1は金融機関の営業店等に設置された自動取引装置(以下、ATM)で、カード処理部(読取り部)2、音声案内部3、通帳処理部(読取り部)4、紙幣入出金部5、硬貨入出金部6、操作表示部8、メモリ部(記憶部)9、インターフェース10、及びこれらを制御する制御部7を備えている。
また、紙幣入出金部5は顧客により紙幣入出金口5aに投入される入金紙幣を鑑別、計数して紙幣収納部に収納する入金処理及び顧客が指定した金種、金額の紙幣を紙幣収納部から繰り出して鑑別、計数した後、紙幣入出金口5aから出金する出金処理を行い、硬貨入出金部6は顧客により硬貨入出金口6aに投入される入金硬貨を鑑別、計数して硬貨収納部に収納する入金処理及び顧客が指定した金種、金額の硬貨を硬貨収納部から繰り出して鑑別、計数した後、硬貨入出金口6aから出金する出金処理を行うものとなっている。
操作表示部8は顧客の操作を誘導するメッセージを配した画面や各種の入力キーを表示し、その入力キーをタッチパネル上から指で押下することにより、入力キーに定義された情報を入力できるものとなっていて、入力された情報の表示等も行うようになっている。
制御部7は、メモリ部9に格納されている制御プログラムに基づいてカード処理部2、音声案内部3、通帳処理部4、紙幣入出金部5、硬貨入出金部6、操作表示部8等を制御すると共に、メモリ部9に格納されている画面を随時操作表示部8に表示して各種の取引を遂行する機能を有しており、その遂行に当たっては、インターフェース10を介して上位装置であるホストコンピュータと通信を行い、必要な情報の授受を行うものとなっている。
図3はカード処理部2の内部構造を示す側面図で、図示したようにカード挿入排出口2aから奥(装置内部)に向かって直線状の搬送路10が設けられており、この搬送路10は上下一対のガイド板に挟まれた空間として形成されている。
12a〜12dと13a〜13dは搬送路10に沿って設けられた搬送手段を成す複数対の搬送ローラとプレッシャローラで、各対毎に上下に対向するように設けられている。
14は後述するカードの磁気ストライプに記録された磁気データの読取り処理等を行う磁気ヘッドで、搬送路3の所定の位置、例えば搬送ローラ12bと12cの間の位置に設けられ、その上方にカードを磁気ヘッド14に押付けるプレッシャローラ15が配置されている。
次に上述した構成の作用について説明する。
尚、以下に説明する各部の動作は、メモリ部9に格納されたプログラム(ソフトウェア)に基づいて制御部7により制御されるものとする。
例えば、出金取引が選択された場合、カードの挿入を促す画面を操作部表示部8に表示させ、これに従って図3(a)に示すように顧客がカード処理部2のカード挿入排出口2aにカード16を挿入し、そのカード16の先端が検知センサ11により検知されると、図示しないステッピングモータ(駆動源)により図示しないギアやベルト等を介して搬送ローラ12a〜12dが駆動され、これにより搬送ローラ12a〜12dはカード取込み方向に回転する。
カードデータが読取られたカード16は磁気ヘッド14とプレッシャローラ15との間を通過するまで搬送ローラ12b、12cとプレッシャローラ13b、13cに挟持されて更に送られ、そしてカード16が搬送ローラ12c、12dとプレッシャローラ13c、13dに挟持されると、制御部7はステッピングモータを停止させ、搬送ローラ12a〜12dの回転が停止される。
その後、操作表示部8に表示される画面に従って顧客により暗証番号の入力、出金金額の入力が行われると、制御部7はその入力された暗証番号と出金金額及びカードデータをインターフェース10を介してホストコンピュータに送信し、そしてホストコンピュータから取引を許可する旨の情報を受信すると、制御部7は紙幣入出金部5や硬貨入出金部6により出金金額分の出金を行い、紙幣入出金口5aや硬貨入出金口6aから顧客に現金を支払う。
これによりカード16はカード挿入排出口2aに向かって搬送され、そしてカード16の先端が検知センサ11により検知されると、制御部7は検知センサ11によるカード検知時点からステッピングモータを所定パルス分駆動してから、ステッピングモータを停止することで、図3(c)に示すようにカード16の先端がカード挿入排出口2aから所定長突出して停止するように制御する。
一般に、カード排出時におけるカード挿入排出口2aからのカード先端の突出長は顧客がカード16を指先で摘んで引抜く操作を容易に行えるように28mm程度の長さに設定されている。
図4はカード挿入排出口2aにスキミング装置が取付けられた例を示す側面図である。
図において17はスキミング装置で、カード挿入排出口2aに連通する透孔17aを有している。
このようなスキミング装置17は、取付けたことが気付かれないように精巧に、あるいはカード挿入排出口2aの一部であるかのように作られ、厚さも10mm程度に抑えられている。
それに対して、本実施例では、カード16の先端がカード挿入排出口2aから突出する長さを、顧客がカード16を指先で摘んで引抜くために必要な最低限の長さ以上で、スキミング装置17の厚さ以下の長さになるように制御するため、図4に実線で示したようにカード16の先端はスキミング装置17の透孔17aに留まり、顧客がカード16を引き抜くことが不可能になり、これにより顧客はスキミング装置17の存在を認識することができる。
図5はカード排出時に操作表示部8に表示するカード抜取りを促す画面例を示す図で、この図に示したように、カード排出時に「カードを抜取ってください。」というカード抜取りを促すメッセージと共に、「抜取れない場合は、スキミング装置が不正に取付けられている可能性があるので近くの係員にご通報ください。」等の警告のメッセージを配した画面を表示し、音声案内部3により同様のメッセージをスピーカ3aから音声出力することで顧客に知らせれば、顧客はカード16の引抜ができないことを近くの係員に知らせることができる。
その際、画面上に表示された確認ボタン18を押すことで、スキミング装置17の取外し処理を行ったことを入力し、取引を終了させるようにする。
この場合、カードデータはカード挿入時に読取られて外部に送信されている可能性もあるので、スキミング装置17を取外した場合、カード16を引抜いた後,顧客の口座番号を変更し、カードデータを書換えるようにする。
尚、ATM1の近くに係員が常駐していない場合や、ATM1が無人店舗等に設置されている場合は、ATM1に備えられて係員通報用のハンドセット等で係員等に通報できるようにすることも可能である。
また、上述した実施例では、カード排出時にカード16の先端をカード挿入排出口2aから突出させる長さ(突出長)を、顧客がカード16を指先で摘んで引抜くために必要な最低限の長さ以上で、かつスキミング装置17の厚さ以下の長さになるように制御するものとしたが、本発明はこれに限られるものではく、以下のようにすることも可能である。
そして、その画面に表示される「はい」、「いいえ」ボタンの押下によりカード16の先端が出ている、出ていない入力させ、出ていることを示す「はい」ボタンが押下された場合、更にカード16の先端が引抜き易い長さ(例えば20mm)になるまでカード挿入排出口2aから突出させて顧客に引抜きを行わせ、出ていないことを示す「いいえ」ボタンが押下された場合は、前記図5のカード抜取りを促す画面を表示して、前記と同様の処理を行う。
また、前記のように操作表示部8にカード16の先端が出ているか否かを確認させる確認画面を表示し、出ていることを示す「はい」ボタンが押下された場合に、更にカード16の先端のカード挿入排出口2aからの突出長さを顧客の希望に応じて決めることも可能である。
更に、操作表示部8に、突出長を選択する突出長選択画面を表示して、顧客に選択させることも可能である。
2 カード処理部
2a カード挿入排出口
3 音声案内部
3a スピーカ
4 通帳処理部
4a 通帳挿入排出口
5 紙幣入出金部
5a 紙幣入出金口
6 硬貨入出金部
6a 硬貨入出金口
7 制御部
8 操作表示部
9 メモリ部(記憶部)
10 インターフェース
11 検知センサ
12a〜12d 搬送ローラ
13a〜13d プレッシャローラ
14 磁気ヘッド
15 プレッシャローラ
16 カード
17 スキミング装置
18 確認ボタン
19a〜19c 選択ボタン
Claims (6)
- 取引の選択や取引に必要な顧客の操作の誘導を行う画面などを表示する操作表示部と、媒体挿入排出口から挿入された顧客の取引媒体を取込んで該取引媒体に設けられている磁気ストライプからデータを読取るデータ読取り部を備えた自動取引装置において、
取引媒体排出時に、取引媒体の先端が前記媒体挿入排出口から突出する長さを、10mm程度以下となるように制御することを特徴とする自動取引装置。 - 請求項1記載の自動取引装置において、
前記取引媒体の先端を前記媒体挿入排出口から突出させたとき、取引媒体の先端が見えるか否かを確認する確認画面を表示し、該確認画面で取引媒体の先端が見える旨の入力が行われた場合、前記取引媒体の先端を更に突出させることを特徴とする自動取引装置。 - 請求項2記載の自動取引装置において、
前記取引媒体の先端を更に突出させる場合の突出長のデータを前記取引媒体の磁気ストライプに記録し、この突出長のデータに基づいて前記取引媒体の先端を突出させることを特徴とする自動取引装置。 - 請求項2記載の自動取引装置において、
前記取引媒体の先端を更に突出させる場合の突出長のデータを上位装置に登録しておき、突出長のデータを上位装置から取得して前記取引媒体の先端を突出させることを特徴とする自動取引装置。 - 請求項2記載の自動取引装置において、
前記取引媒体の先端を更に突出させる場合の突出長を選択する突出長選択画面を前記操作表示部に表示し、この突出長選択画面上で顧客が選択した突出長に基づいて前記取引媒体の先端を突出させることを特徴とする自動取引装置。 - 請求項1記載の自動取引装置において、
前記取引媒体の先端を前記媒体挿入排出口から突出させたとき、取引媒体の先端が見えるか否かを確認する確認画面を表示することを特徴とする自動取引装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008294961A JP5217943B2 (ja) | 2008-11-18 | 2008-11-18 | 自動取引装置 |
CN2009801304514A CN102113029B (zh) | 2008-11-18 | 2009-07-15 | 自动交易装置 |
PCT/JP2009/062802 WO2010058623A1 (ja) | 2008-11-18 | 2009-07-15 | 自動取引装置 |
EP09827404.6A EP2333729B1 (en) | 2008-11-18 | 2009-07-15 | Automatic transaction device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008294961A JP5217943B2 (ja) | 2008-11-18 | 2008-11-18 | 自動取引装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010122833A JP2010122833A (ja) | 2010-06-03 |
JP5217943B2 true JP5217943B2 (ja) | 2013-06-19 |
Family
ID=42198064
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008294961A Expired - Fee Related JP5217943B2 (ja) | 2008-11-18 | 2008-11-18 | 自動取引装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP2333729B1 (ja) |
JP (1) | JP5217943B2 (ja) |
CN (1) | CN102113029B (ja) |
WO (1) | WO2010058623A1 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6183105B2 (ja) * | 2013-09-27 | 2017-08-23 | 沖電気工業株式会社 | 媒体処理装置および自動取引装置 |
JP6475055B2 (ja) * | 2015-03-26 | 2019-02-27 | Necプラットフォームズ株式会社 | 検出装置、検出方法、及び、プログラム |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000076390A (ja) * | 1998-09-01 | 2000-03-14 | Anritsu Corp | カード発券機 |
JP3806271B2 (ja) * | 1999-07-09 | 2006-08-09 | 日本電産サンキョー株式会社 | 磁気カード取引装置 |
JP3801976B2 (ja) * | 2002-11-19 | 2006-07-26 | 日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社 | カード処理装置 |
JP4667919B2 (ja) * | 2005-03-17 | 2011-04-13 | 日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社 | カード読取書込装置 |
JP4699265B2 (ja) * | 2006-04-04 | 2011-06-08 | 日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社 | 取引処理装置 |
JP2008225670A (ja) * | 2007-03-09 | 2008-09-25 | Takami Hasegawa | スキミング装置検出システム |
-
2008
- 2008-11-18 JP JP2008294961A patent/JP5217943B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2009
- 2009-07-15 WO PCT/JP2009/062802 patent/WO2010058623A1/ja active Application Filing
- 2009-07-15 CN CN2009801304514A patent/CN102113029B/zh active Active
- 2009-07-15 EP EP09827404.6A patent/EP2333729B1/en not_active Not-in-force
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP2333729B1 (en) | 2016-04-13 |
WO2010058623A1 (ja) | 2010-05-27 |
EP2333729A1 (en) | 2011-06-15 |
CN102113029A (zh) | 2011-06-29 |
JP2010122833A (ja) | 2010-06-03 |
CN102113029B (zh) | 2013-09-25 |
EP2333729A4 (en) | 2012-05-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPWO2003021545A1 (ja) | 自動金銭取引装置およびカメラを内蔵した紙幣ユニット | |
US9640008B2 (en) | Cash transaction machine | |
EP2226768A1 (en) | Automatic transaction device and method | |
JP2009116636A (ja) | 自動取引装置の取引監視方法 | |
US20220335402A1 (en) | Payment acceptor with a multifunction imaging sensor | |
JP5217943B2 (ja) | 自動取引装置 | |
JP5176705B2 (ja) | 自動取引装置 | |
JP4769852B2 (ja) | 自動取引装置 | |
JP5433241B2 (ja) | 自動取引装置 | |
JP5742453B2 (ja) | 自動取引装置 | |
JP2011118716A (ja) | 自動取引装置 | |
US20160371913A1 (en) | Note verify | |
JP2008165469A (ja) | 自動取引装置 | |
JP2000322632A (ja) | 貨幣等の取扱装置 | |
WO2020031512A1 (ja) | 取引装置 | |
JP2009070199A (ja) | 自動取引装置 | |
JP2016139383A (ja) | 両替機および両替システム | |
JP2016024525A (ja) | 自動取引装置 | |
JP7277406B2 (ja) | 自動取引装置、偽造カード判定方法、及び偽造カード判定プログラム | |
JP4281323B2 (ja) | 自動取引装置およびそのプログラム | |
JP2014174830A (ja) | 自動取引装置 | |
JP2011165171A (ja) | 自動取引機及び自動取引方法 | |
JP6152766B2 (ja) | 取引装置及び取引方法 | |
JP3575915B2 (ja) | 自動取引装置 | |
JP6631211B2 (ja) | 現金処理装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110215 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20121113 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130110 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130205 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130218 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160315 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5217943 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |