JP2016024525A - 自動取引装置 - Google Patents

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Kazunori Yokoyama
和則 横山
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Abstract

【課題】磁気カードからのデータの不正な読み取りを防止することが可能な自動取引装置を提供する。
【解決手段】カードが挿入され、前記カードの挿入方向と反対方向に突出して形成されるカード挿入部と、前記カード挿入部に挿入される前記カードを吸入するローラと、を備え、前記カード挿入部は、前記挿入方向と反対方向に凹となるように形成される切り欠き部を有し、前記切り欠き部の前記挿入方向の端部におけるカード挿入口から吸入開始位置までの長さは、前記カードの前記挿入方向の長さよりも短い、自動取引装置。
【選択図】図4

Description

本発明は、自動取引装置に関する。
近年、ATM(Automated Teller Machine)等の自動取引装置が普及し、銀行、駅構内またはコンビニエンスストア等の様々な場所に設置されるようになってきている。一般的に、自動取引装置においては、カードが挿入されると、当該カードの吸入が開始され装置内部に取り込まれる。
例えば、特許文献1では、カードおよび切符等の大きさの異なる2種類の媒体を吸入する装置であって、切符の挿入位置を誘導する形状を備える装置が開示されている。
特許3370516
しかし、特許文献1で開示される発明では、挿入される磁気カードからのデータの不正な読み取りを防止することが困難であるという問題があった。そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、磁気カードからのデータの不正な読み取りを防止することが可能な、新規かつ改良された自動取引装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、カードが挿入され、前記カードの挿入方向と反対方向に突出して形成されるカード挿入部と、前記カード挿入部に挿入される前記カードを吸入するローラと、を備え、前記カード挿入部は、前記挿入方向と反対方向に凹となるように形成される切り欠き部を有し、前記切り欠き部の前記挿入方向の端部におけるカード挿入口から吸入開始位置までの長さは、前記カードの前記挿入方向の長さよりも短い、自動取引装置が提供される。
また、検出位置における前記カードの有無を検出する検出部と、前記検出部によって検出される前記カードの有無に応じてローラの吸入動作を制御する制御部と、をさらに備え、 前記吸入開始位置は、前記検出位置であってもよい。
また、前記カードの情報を読み取る読取部をさらに備え、前記検出位置は、前記カードの搬送経路における、前記カード挿入部よりも前記挿入方向で、かつ前記読取部よりも前記挿入方向と反対の方向のいずれかの位置であってもよい。
また、前記検出位置は、前記カードの搬送経路における、第1のローラの組と挿入される前記カードとが接触する位置を通る、前記挿入方向と直交する方向のいずれかの位置であり、前記第1のローラの組は、前記カード挿入部よりも前記挿入方向で、かつ前記読取部よりも前記挿入方向と反対の方向に設けられてもよい。
また、前記検出位置は、前記カードの搬送経路における、前記第1のローラの組を構成する各ローラが前記接触する位置のうちのいずれの他の位置よりも互いに近接する位置を通る、前記挿入方向と直交する方向のいずれかの位置であってもよい。
また、前記切り欠き部は、前記読取部を通る、前記挿入方向と平行な直線が通る位置に形成されてもよい。
また、前記吸入開始位置から前記カード挿入部の前記挿入方向と反対方向の端部までの長さは、前記カードの前記挿入方向の長さよりも長くてもよい。
また、前記カード挿入部の前記挿入方向と反対方向の端部は、カード挿入口の長辺の一側にのみ接する部分が突出して形成されてもよい。
以上説明したように本発明によれば、磁気カードからのデータの不正な読み取りを防止することが可能な自動取引装置が提供される。
従来の自動取引装置の斜視図である。 従来の自動取引装置に係るカード取扱部の側面から見た内部構造を示す図である。 従来の自動取引装置に係るカード取扱部の上面から見た内部構造を示す図である。 本発明の一実施形態に係る自動取引装置の斜視図である。 本実施形態に係る自動取引装置の機能および関連する外部機能の概略的な構成を示すブロック図である。 本実施形態に係る自動取引装置のカード・明細票取扱部の概略的な機能構成を示すブロック図である。 本実施形態に係る自動取引装置のカード取扱部の側面から見た内部構造を示す図である。 本実施形態に係る自動取引装置のカード取扱部の上面から見た内部構造を示す図である。 本実施形態における自動取引装置の処理を概念的に示すフローチャートである。 本実施形態の第1の変形例に係る自動取引装置のカード取扱部の側面から見た内部構造を示す図である。 本実施形態の第1の変形例に係る自動取引装置のカード取扱部の上面から見た内部構造を示す図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
<1.従来技術の課題>
まず、従来の自動取引装置における課題を説明する。図1は、従来の自動取引装置200の斜視図である。
従来の自動取引装置200は、図1に示したように、カード・明細票取扱部202、通帳取扱部203、紙幣取扱部204、硬貨取扱部205および表示・入力部206を備える。
カード・明細票取扱部202は、カードおよび明細票の吸入、排出および発行等の処理を行い、通帳取扱部203は、通帳の吸入および排出ならびに記帳等の処理を行う。紙幣取扱部204は、紙幣の入出金処理を行い、硬貨取扱部205は、硬貨の入出金処理を行う。表示・入力部206は、取引内容の表示および取引の際の入力操作の受付け等を行う。さらに、カード・明細票取扱部202を構成するカード取扱部210について、図2および図3を参照して説明する。図2は、従来の自動取引装置200に係るカード取扱部210の側面から見た内部構造を示す図であり、図3は、従来の自動取引装置200に係るカード取扱部210の上面から見た内部構造を示す図である。
カード取扱部210は、図2および図3に示したように、カード挿入部211、シャッタ212、搬送ローラ対213〜215、磁気ヘッド対216、挿入検出センサ217ならびに位置検出センサ218および219を備える。
カード挿入部211に近接して配置される挿入検出センサ217により磁気カード10の挿入が検出されると、搬送ローラ対213〜215により磁気カード10がカード取扱部210の本体部に引き込まれる。そして、カード取扱部210の本体部に配置される磁気ヘッド対216により磁気カード10からデータが読み取られる。
しかし、従来の自動取引装置200においては、カード挿入部211付近に磁気ヘッド等のカード情報読取装置(以下、スキミング装置とも称する。)が取り付けられ、磁気カード10から不正にデータが読み取られる場合があった。そこで、本発明では、磁気カード10からのデータの不正な読み取り(以下、スキミングとも称する。)を防止することが可能な自動取引装置を提供する。以下、本発明の一実施形態に係る自動取引装置の構成および処理について順次説明する。
<2.本発明の一実施形態>
以上、従来の自動取引装置200の課題について説明した。次に、本発明の一実施形態に係る自動取引装置100について説明する。
[2−1.装置の構成]
まず、図4および図5を参照して、本発明の一実施形態に係る自動取引装置100の構成について説明する。図4は、本発明の一実施形態に係る自動取引装置100の斜視図であり、図5は、本実施形態に係る自動取引装置100の機能および関連する外部機能の概略的な構成を示すブロック図である。
自動取引装置100は、図4および図5に示したように、制御部101、カード・明細票取扱部102、通帳取扱部103、紙幣取扱部104、硬貨取扱部105、表示・入力部106および電源部107を備える。また、自動取引装置100は、ホストコンピュータ300および外部の電源400と接続される。
制御部101は、自動取引装置100の動作全体を制御する。具体的には、制御部101は、上述したカード・明細票取扱部102等の各機能の動作を制御する。また、制御部101は、外部装置であるホストコンピュータ300との間で通信を行う。例えば、制御部101は、取引処理の際にホストコンピュータ300との間でデータの送受信を行い、自動取引装置100の各機能に受信されるデータを提供する。
カード・明細票取扱部102は、カードの吸入および排出、吸入されるカードについてのデータの読み書き、ならびにカードの管理等を行う。例えば、カード・明細票取扱部102は、挿入される磁気カード、IC(integrated circuit)カードまたは振込カード等のカードのデータを読み取り、もしくは当該カードにデータを書き込む。また、カード・明細票取扱部102は、明細票の印字、発行および回収等を行う。なお、カード・明細票取扱部102の詳細については後述する。
通帳取扱部103は、通帳の吸入および排出、ならびに吸入される通帳についてデータ読み書きおよび印字等を行う。例えば、通帳取扱部103は、通帳入出口を通じて通帳を吸入し、吸入される通帳の持ち主を判別して、判別される持ち主のデータに基づく記帳等を行う。
紙幣取扱部104は、紙幣の入出金処理を行う。例えば、紙幣取扱部104は、紙幣の預け入れ、払い出し、計数、真偽認識および回収等を行う。また、硬貨取扱部105は、硬貨の入出金処理を行う。例えば、硬貨取扱部105は、硬貨の預け入れ、払い出し、計数、真偽認識および回収等を行う。
表示・入力部106は、取引に関する情報を顧客に向けて表示し、顧客によって行われる入力操作を受け付ける。例えば、表示・入力部106は、LCD(Liquid Crystal Display)等のディスプレイを用いたタッチパネル等であり得る。
電源部107は、外部の電源400から供給される電力を自動取引装置100の各部に提供する。例えば、電源部107は、制御部101の指示に基づいて、外部の電源400から供給される電力に基づく自動取引装置100の各部に向けた電力供給の開始および停止を行う。
(カード・明細票取扱部の詳細)
次に、図6を参照してカード・明細票取扱部102の構成の詳細について説明する。図6は、本実施形態に係る自動取引装置100のカード・明細票取扱部102の概略的な機能構成を示すブロック図である。
カード・明細票取扱部102は、図6に示したように、制御部111、カード取扱部112、カード印字部113、カード発行部114、カード取込部115、明細票印字部116、明細票供給部117および明細票取込部118を備える。
制御部111は、カード・明細票取扱部102の動作全体を制御する。例えば、制御部111は、上述したカード取扱部112等の各機能の動作を制御する。
カード取扱部112は、カードの吸入および排出、ならびに吸入されるカードについてデータの読み書きを行う。例えば、カード取扱部112は、自動取引装置100の内部に吸入される磁気カードもしくはICカードについてデータの読み取りおよび書き込み、または吸入されるカードの表面に形成されるエンボス等の読み取り等を行う。
カード印字部113は、カードの券面への印字を行う。例えば、カード印字部113は、振込カード等の券面に取引結果等の情報を印字する。
カード発行部114は、カードを新たに発行する。例えば、自動取引装置100は新規カードが装填される装填部を備え、カード発行部114は装填部から新規カードを繰り出してカードを発行する。
カード取込部115は、排出されるカードを回収する。例えば、カード取込部115は、取引後に排出されるカードを顧客が取り忘れた場合等に、一定時間放置されたカードを取り込んで収納する。
明細票印字部116は、明細票を発行する。例えば、明細票印字部116は、取引結果等を用紙に印字し、当該用紙を切断して明細票を発行する。
明細票供給部117は、明細票となる用紙を供給する。例えば、明細票供給部117は、明細票印字部116の動作に合わせて、明細票となる用紙を明細票印字部116に供給する。
明細票取込部118は、排出される明細票を回収する。例えば、明細票取込部118は、明細票印字部116により発行され、排出された明細票が顧客により受け取られないまま一定期間が経過した場合、当該明細票を回収し収納する。なお、明細票取込部118は、自動取引装置100の障害情報が記載された帳票、精査票および保守履歴票等も明細票と同様に回収する。
(カード取扱部112の詳細)
さらに、図7および図8を参照してカード取扱部112の構成の詳細について説明する。図7は、本実施形態に係る自動取引装置100のカード取扱部112の側面から見た内部構造を示す図であり、図8は、本実施形態に係る自動取引装置100のカード取扱部112の上面から見た内部構造を示す図である。
カード取扱部112は、図7および図8に示したように、カード挿入部121、シャッタ122、搬送ローラ対123〜125、磁気ヘッド対126、挿入検出センサ127ならびに位置検出センサ128〜130を備える。また、カード取扱部112は動作制御部(図示せず。)を備える。
カード挿入部121は、磁気カード10の挿入を受け付ける。具体的には、カード挿入部121は、カード挿入口を有し、カード挿入口に挿入される1種類の磁気カード10を自動取引装置100の内部に誘導する。また、カード挿入部121は、磁気カード10の挿入方向(以下、挿入方向とも称する。)と反対方向に突出して形成される。例えば、図7に示したように、磁気カード10は、カード挿入口(図示せず。)を介してカード挿入部121内部を通過し、カード取扱部112の本体部、すなわち自動取引装置100の内部に誘導される。ここで、1種類のカードには、挿入方向と水平に直交する方向の長さが同じであるカードが含まれる。なお、カード挿入部121は、自動取引装置100の筐体と一体として形成されてもよく、当該筐体に取り付けられてもよい。
また、カード挿入部121は、磁気カード10の挿入方向と反対方向に凹となるように形成される切り欠き部を有する。具体的には、カード挿入部121には、切り欠き部の挿入方向の端部におけるカード挿入口から磁気カード10の吸入開始位置までの長さが磁気カード10の挿入方向の長さよりも短くなるように、切り欠き部が形成される。
例えば、図8に示したように、切り欠き部はカード挿入部121の挿入方向と反対方向の端部に設けられ、挿入方向と反対方向に凹となるように形成される。さらに、切り欠き部は、図8に示したように、切り欠き部の挿入方向の端部におけるカード挿入口から磁気カード10の吸入開始位置までの長さD2が磁気カード10の挿入方向の長さD1よりも短くなるように形成される。なお、吸入開始位置は、磁気カード10の挿入方向の先端が当該吸入開始位置に到達した際に、磁気カード10を吸入する動作が開始される位置である。当該吸入開始位置は、後述する位置検出センサ128の検出位置によって実質的に決定される。
さらに、切り欠き部は、後述する磁気ヘッド対126と対応する位置に形成される。具体的には、切り欠き部は、磁気ヘッド対126を通る、挿入方向と平行な直線が通る位置に形成される。例えば、図8に示したように、切り欠き部は、磁気ヘッド対126、すなわち磁気カード10の磁気ストライプを通る挿入方向の直線が通るカード挿入部121の端部に形成される。
なお、切り欠き部の形成される位置は、磁気ヘッド対126を通る、挿入方向と平行な直線のすべてが通る位置に形成され、切り欠き部の水平方向の幅は、磁気ヘッド対126の水平方向の幅、すなわち磁気カード10の磁気ストライプの幅と同程度の長さであることが望ましい。この場合、切り欠き部にスキミング装置の磁気ヘッドが設置されても、磁気ヘッドと切り欠き部との水平方向の間に隙間が生じないため、磁気カード10を押し込むことが困難となる。その結果、磁気カード10が吸入されず、磁気カード10のデータが読み取られることがないので、スキミングのより確実な防止が可能となる。
なお、切り欠き部の形状は、図8に示した形状に限定されない。例えば、図8に示した切り欠き部の形状は磁気カード10の表面に対して垂直方向に貫通されているが、切り欠き部の形状は貫通されずに、カード挿入口の周辺のカード挿入部121の一部が切り取られたような形状であってもよい。また、挿入方向と直交する方向の幅は、指の幅程度の長さであってもよく、指の幅よりも長くてもよい。
シャッタ122は、磁気カード10の挿入に応じて開閉される。具体的には、シャッタ122は、磁気カード10が挿入された際に開けられ、磁気カード10の吸入が完了した際に閉められる。例えば、自動取引装置100は、シャッタ122の開閉動作を制御する駆動装置を備え、駆動装置は動作制御部の指示に従ってシャッタ122の開閉を行う。
搬送ローラ対123〜125は、挿入される磁気カード10を搬送する。具体的には、搬送ローラ対123〜125は、それぞれ対抗する複数の搬送ローラの組で構成され、磁気カード10は、当該複数の搬送ローラの間に挟まれ、各搬送ローラが挿入方向に回転することによって挿入方向に搬送される。例えば、図7に示したように、搬送ローラ対123〜125は、それぞれ2つの搬送ローラの組で構成される。例えば、搬送ローラ対123は、2つの搬送ローラが互いに近接する位置付近まで磁気カード10が挿入された際に、挿入方向にそれぞれ回転する各搬送ローラと磁気カード10との摩擦力によって磁気カード10は挿入方向に搬送される。
また、搬送ローラ対123〜125は、動作制御部の指示に基づいて動作する。具体的には、搬送ローラ対123〜125の各搬送ローラは、動作制御部による指示に基づいて回転を開始し、および停止する。例えば、自動取引装置100は、搬送ローラ対123〜125の各搬送ローラの回転を制御する駆動装置を備え、動作制御部は当該駆動装置に動作を指示する。例えば、駆動装置は、DC(Direct Current)サーボモータまたはパルスモータ等の駆動モータを有し、当該駆動モータの回転を動力源として搬送ローラ対123〜125を回転させる。なお、駆動装置により回転させられていない状態の各搬送ローラは挿入される磁気カード10との摩擦によっても回転され得る。
磁気ヘッド対126は、読取部として、磁気カード10の有する情報を読み取る。例えば、磁気ヘッド対126は、接触する磁気カード10が搬送されてスライドされることにより、磁気カード10の磁気ストライプに記憶される情報を読み取る。なお、磁気カード10はカードの一面に磁気層が付されたカードであってもよい。
挿入検出センサ127は、挿入される磁気カード10を検出する。具体的には、挿入検出センサ127は、カード挿入部121よりも挿入方向であって、シャッタ122よりも挿入方向と反対方向に配置され、磁気カード10の有無を検出する。そして、動作制御部は、挿入検出センサ127の検出結果を用いて磁気カード10の挿入を検出する。例えば、挿入検出センサ127は、発光センサおよび受光センサで構成される光学センサ等であり得る。図7に示したように、挿入検出センサ127を構成する発光センサおよび受光センサが垂直方向に対となるように配置され、磁気カード10が検出位置に到達した際に、発光センサの受光センサに向けて発する光が遮られて挿入検出センサ127は磁気カード10を検出する。すなわち、検出位置は、挿入される磁気カード10の挿入経路と挿入検出センサ127の光路との交点である。なお、挿入検出センサ127は、磁気カード10を検出することが可能なセンサであれば、センサの種類は限定されない。例えば、挿入検出センサ127は、発光センサおよび受光センサを一体として備え、発光センサが発する光の反射光を受光センサが受光し、受光レベルに基づいて挿入検出センサ127は磁気カード10の有無を検出してもよい。
位置検出センサ128〜130は、磁気カード10を検出する。具体的には、位置検出センサ128〜130は、固定的に配置され、検出位置における磁気カード10の有無を検出する。動作制御部は、位置検出センサ128〜130の検出結果を用いて磁気カード10の位置を検出する。例えば、位置検出センサ128〜130は、挿入検出センサ127と同様に、発光センサおよび受光センサで構成される光学センサ等であり得る。
また、位置検出センサ128は、磁気カード10の搬送経路における、カード挿入部121よりも挿入方向で、かつ磁気ヘッド対126よりも挿入方向と反対の方向のいずれかの位置を検出位置とする。例えば、位置検出センサ128は、磁気カード10の搬送経路における、搬送ローラ対123と挿入される磁気カード10とが接触する位置を通る、挿入方向と直交する方向のいずれかの位置を検出位置とする。なお、搬送ローラ対123は、カード挿入部121よりも挿入方向で、かつ磁気ヘッド対126よりも挿入方向と反対の方向に設けられる。
より具体的には、位置検出センサ128は、磁気カード10の搬送経路における、搬送ローラ対123を構成する各搬送ローラが、搬送ローラ対123と磁気カード10とが接触する位置のうちのいずれの他の位置よりも互いに近接する位置を通る、挿入方向と直交する方向のいずれかの位置を検出位置とする。例えば、図8に示したように、搬送ローラ対123は、カード挿入部121よりも挿入方向で、かつ磁気ヘッド対126よりも挿入方向と反対の方向に設けられる。そして、位置検出センサ128は、磁気カード10の搬送経路上であって、搬送ローラ対123の中心、すなわち各搬送ローラが最も接近する位置を通る直線上に配置される。
なお、図8に示したように、位置検出センサ129は、搬送ローラ対124の中心を通る直線上に配置され、位置検出センサ130は、搬送ローラ対125の中心よりも挿入方向の位置を通る直線上に配置される。
また、上記では、挿入検出センサ127および位置検出センサ128〜130は、発光センサおよび受光センサが垂直方向に対向するように配置される例を説明したが、発光センサおよび受光センサが水平方向に対向するように配置されてもよい。
動作制御部は、カード取扱部112の動作全体を制御する。具体的には、動作制御部は、搬送ローラ対123〜125の動作を制御する。より具体的には、動作制御部は、位置検出センサ128〜130によって検出される磁気カード10の有無に応じて搬送ローラ対123〜125の各搬送ローラの吸入動作を制御する。例えば、動作制御部は、位置検出センサ128によって磁気カード10が検出された際に、搬送ローラ対123〜125の駆動装置に回転開始指示を行う。そして、当該指示を受ける駆動装置が駆動モータの回転を開始させることによって搬送ローラ対123〜125の各搬送ローラが回転され、磁気カード10が吸入される。また、動作制御部は、位置検出センサ130によって磁気カード10が検出された際に、搬送ローラ対123〜125の駆動装置に回転停止指示を行う。そして、当該指示を受ける駆動装置が駆動モータの回転を停止させることによって搬送ローラ対123〜125の各搬送ローラの回転が停止され、磁気カード10の吸入が停止される。
また、動作制御部は、シャッタ122の開閉動作を制御する。具体的には、動作制御部は、挿入検出センサ127によって検出される磁気カード10の有無に応じてシャッタ122の開閉動作を制御する。例えば、動作制御部は、挿入検出センサ127によって磁気カード10が検出された際に、シャッタ122の開閉を制御する駆動装置にシャッタの開放指示を行う。そして、当該指示を受ける駆動装置によって、図7に示したように、磁気カード10が通過可能なようにシャッタ122が上方に移動される。また、動作制御部は、位置検出センサ129によって磁気カード10が検出された際に、シャッタ122の駆動装置にシャッタの閉鎖指示を行う。そして、当該指示を受ける駆動装置によって、シャッタ122が元の位置に下ろされる。
[2−2.装置の処理]
次に、本実施形態における自動取引装置100の処理について図9を参照して説明する。図9は、本実施形態における自動取引装置100の処理を概念的に示すフローチャートである。
まず、自動取引装置100は、磁気カード10の挿入を検出するまで待機する(ステップS502)。具体的には、挿入検出センサ127は、カード挿入部121を通過して挿入される磁気カード10を検出する。そして、動作制御部は、挿入検出センサ127の検出結果に基づいて磁気カード10の挿入を検出する。
磁気カード10の挿入が検出された際に、自動取引装置100は、シャッタ122を開ける(ステップS504)。具体的には、挿入検出センサ127によって磁気カード10が検出された際に、動作制御部はシャッタ122の駆動装置に向けてシャッタ開放指示を行う。そして、当該指示を受ける駆動装置はシャッタ122を開放させる。
次に、自動取引装置100は、磁気カード10の先端が吸入開始位置に到達するまで待機する(ステップS506)。具体的には、位置検出センサ128は、シャッタ122を通過して吸入開始位置に到達する磁気カード10を検出する。
磁気カード10の先端が吸入開始位置に到達した際に、自動取引装置100は、磁気カード10の吸入を開始する(ステップS508)。具体的には、位置検出センサ128によって磁気カード10が検出された際に、動作制御部は搬送ローラ対123〜125の駆動装置に回転開始指示を行う。そして、当該指示を受ける駆動装置は駆動モータの回転を開始させることにより、搬送ローラ対123〜125の各搬送ローラの回転が開始され、磁気カード10の吸入が開始される。
次に、自動取引装置100は、磁気カード10の先端がシャッタ閉位置に到達するまで待機する(ステップS510)。具体的には、位置検出センサ129は、搬送ローラ対123を通過して搬送される磁気カード10を検出する。
磁気カード10の先端がシャッタ閉位置に到達した際に、自動取引装置100は、シャッタ122を閉じる(ステップS512)。具体的には、位置検出センサ129によって磁気カード10が検出された際に、動作制御部はシャッタ122の駆動装置に向けてシャッタ閉鎖指示を行う。そして、当該指示を受ける駆動装置はシャッタ122を閉鎖させる。
次に、自動取引装置100は、磁気カード10の先端が吸入完了位置に到達するまで待機する(ステップS514)。具体的には、位置検出センサ130は、搬送ローラ対124を通過して搬送される磁気カード10を検出する。
磁気カード10の先端が吸入完了位置に到達した際に、自動取引装置100は、磁気カード10の吸入を停止する(ステップS516)。具体的には、位置検出センサ130によって磁気カード10が検出された際に、動作制御部は搬送ローラ対123〜125の駆動装置に回転停止指示を行う。そして、当該指示を受ける駆動装置は駆動モータの回転を停止させることにより、搬送ローラ対123〜125の各搬送ローラの回転が停止され、磁気カード10の吸入が停止される。
なお、ステップS512〜S516の間に、自動取引装置100は、磁気カード10から情報を読み取る。具体的には、磁気ヘッド対126は、搬送される磁気カード10の磁気ストライプから情報を読み取る。また、磁気ヘッド対126による情報の読み取りのほか、別途エンボスの読み取り等が行われてもよい。
このように、本発明の一実施形態によれば、自動取引装置100は、1種類の磁気カード10が挿入され、挿入方向と反対方向に突出して形成されるカード挿入部121と、カード挿入部121に挿入される磁気カード10を吸入する搬送ローラ対123〜125と、を備える。そして、カード挿入部121は、挿入方向と反対方向に凹となるように形成される切り欠き部を有し、切り欠き部の挿入方向の端部におけるカード挿入口から吸入開始位置までの長さは、磁気カード10の挿入方向の長さよりも短い。このため、磁気カード10の後端が切り欠き部の挿入方向の端部まで押し込まれた際に、磁気カード10の先端が吸入開始位置に到達することとなる。したがって、カード挿入部121にスキミング装置が取り付けられた状態では、磁気カード10の後端を切り欠き部の挿入方向の端部まで押し込むことができない。そのため、磁気カード10の吸入が開始されないことにより、スキミング装置が取り付けられていることが発見され、磁気カード10の情報の不正な読み取りを防止することが可能となる。
また、自動取引装置100は、検出位置における磁気カード10の有無を検出する位置検出センサ128と、位置検出センサ128によって検出される磁気カード10の有無に応じて搬送ローラ対123〜125の吸入動作を制御する動作制御部と、を備える。そして、吸入開始位置は、位置検出センサ128の検出位置である。このため、吸入開始位置まで磁気カード10が挿入されないと吸入が開始されないことにより、スキミング装置が取り付けられた状態で偶然に磁気カード10が吸入され、磁気カード10の情報が不正に読み取られる可能性を低下させることが可能となる。
また、自動取引装置100は、磁気カード10の情報を読み取る磁気ヘッド対126を備える。そして、位置検出センサ128の検出位置は、磁気カード10の搬送経路における、カード挿入部121よりも挿入方向で、かつ磁気ヘッド対126よりも挿入方向と反対の方向のいずれかの位置である。このため、吸入開始位置についてある程度の自由度を持たせることにより、切り欠き部の挿入方向の長さ、またはカード挿入部121の突出方向の長さ等に応じて吸入開始位置を決めることができ、カード挿入部121の形状について選択の幅を広げることが可能となる。
また、位置検出センサ128の検出位置は、磁気カード10の搬送経路における、搬送ローラ対123と磁気カード10とが接触する位置を通る、挿入方向と直交する方向のいずれかの位置である。そして、搬送ローラ対123は、カード挿入部121よりも挿入方向で、かつ磁気ヘッド対126よりも挿入方向と反対の方向に設けられる。このため、搬送ローラ対123と磁気カード10とが接触するまで、搬送ローラが回転されないことにより、スキミング装置が取り付けられた状態で挿入される磁気カード10が偶然に吸入される可能性をより低下させることが可能となる。
また、位置検出センサ128の検出位置は、磁気カード10の搬送経路における、搬送ローラ対123を構成する各搬送ローラが、搬送ローラ対123と磁気カード10とが接触する位置のうちのいずれの他の位置よりも互いに近接する位置を通る、挿入方向と直交する方向のいずれかの位置である。このため、スキミング装置が取り付けられた状態で偶然に磁気カード10が搬送ローラ対123と接触する場合であっても、さらに磁気カード10が奥に押し込まれない場合には搬送ローラが回転されない。これにより、スキミング装置が取り付けられた状態で挿入される磁気カード10が偶然に吸入される可能性をさらに低下させることが可能となる。
また、切り欠き部は、磁気ヘッド対126を通る、挿入方向と平行な直線が通る位置に形成される。このため、吸入される磁気カード10の磁気ストライプが切り欠き部を通ることになる。そのため、水平方向の幅がカード挿入部121の幅よりも短いスキミング装置が取り付けられる場合であっても、スキミング装置の磁気ヘッドを切り欠き部に設置しなければ磁気カード10のデータを読み取ることは困難である。しかし、切り欠き部に磁気ヘッドを設置すると、磁気カード10を押し込むことが難しくなるため、磁気カード10が吸入されず、ユーザはスキミング装置に気付くことができ、データの不正な読み取りの防止が可能となる。
[2−3.変形例]
以上、本発明の一実施形態について説明した。なお、本実施形態は、上述の例に限定されない。以下に、本実施形態の第1、第2の変形例について説明する。
(第1の変形例)
本実施形態の第1の変形例として、カード挿入口に隣接するカード挿入部121の一部は自動取引装置100の外部に突出するように形成されてもよい。具体的には、カード挿入部121の挿入方向と反対方向の端部は、カード挿入口の長辺の一側にのみ接する部分が突出して形成される。以下、当該突出部分をステージ部とも称する。さらに、本変形例のカード挿入部121の形状について、図10および図11を参照して詳細に説明する。図10は、本実施形態の第1の変形例に係る自動取引装置100のカード取扱部112の側面から見た内部構造を示す図であり、図11は、本実施形態の第1の変形例に係る自動取引装置100のカード取扱部112の上面から見た内部構造を示す図である。
カード取扱部112は、第1の実施形態と同様、図10および図11に示したように、カード挿入部121、シャッタ122、搬送ローラ対123〜125、磁気ヘッド対126、挿入検出センサ127ならびに位置検出センサ128〜130を備える。
カード挿入部121の挿入方向と反対方向の端部は、カード挿入口の長辺の一側にのみ接する部分が突出して形成される。例えば、図10に示したように、カード挿入部121の挿入方向と反対方向の端部のうち、カード挿入口よりも下方部分が他の部分よりも挿入方向と反対方向に長さD3だけ突出され得る。そのため、顧客が磁気カード10を挿入する際に、顧客が磁気カード10の先端をステージ部に当て、ステージ部上を滑らせることにより、磁気カード10をカード挿入口に挿入し易くなる。
このように、本実施形態の第1の変形例によれば、カード挿入部121の挿入方向と反対方向の端部は、カード挿入口の長辺の一側にのみ接する部分が突出して形成される。このため、カード挿入部121にステージ部が設けられることにより、スキミングを防止しながら顧客の操作性を向上させることが可能となる。
なお、上記では、ステージ部はカード挿入部121のカード挿入口よりも下方部分に設けられる例を説明したが、ステージ部はカード挿入部121のカード挿入口よりも上方部分に設けられてもよい。また、図11では、カード挿入口よりも下方部分の全範囲が突出される例を示したが、カード挿入口の下辺のみに接する、カード挿入口よりも下方部分の一部のみが突出されてもよい。また、ステージ部はカード挿入部121の一部を突出させることによって形成される例を説明したが、ステージ部はカード挿入部121の一部と切り取ることによって形成されてもよい。
(第2の変形例)
本実施形態の第2の変形例として、カード取扱部112は、磁気カード10の後端まで磁気カード10がカード挿入部121内に挿入されないと、磁気カード10の吸入が開始されないように形成されてもよい。具体的には、カード取扱部112は、吸入開始位置からカード挿入部121の挿入方向と反対方向の端部までの長さが、磁気カード10の挿入方向の長さよりも長くなるように形成される。
例えば、カード取扱部112は、図7に示したように、位置検出センサ128の検出位置である搬送ローラ対123の各搬送ローラの接点からカード挿入部121の挿入方向と反対方向の端部までの長さが、磁気カード10の挿入方向の長さD1よりも長くなるように形成される。
このように、本実施形態の第2の変形例によれば、吸入開始位置からカード挿入部121の挿入方向と反対方向の端部までの長さが、磁気カード10の挿入方向の長さよりも長い。このため、スキミング装置が取り付けられた状態では磁気カード10の後端をカード挿入部121の端部よりも挿入方向に押し込むことが困難になり、スキミングをより確実に防止することが可能となる。
<3.むすび>
以上、本発明の一実施形態によれば、カード挿入部121にスキミング装置が取り付けられた状態では、磁気カード10の吸入が開始されないため、スキミング装置が取り付けられていることが発見され、磁気カード10の情報の不正な読み取りを防止することが可能となる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記実施形態では、磁気カード10はカードの長辺方向を挿入方向として挿入する例を説明したが、本発明はかかる例に限定されない。例えば、磁気カード10はカードの短辺方向を挿入方向として挿入されてもよい。
また、上記実施形態では、カード取扱部112は位置検出センサ128〜130を備える例を説明したが、さらに別の位置検出センサが備えられてもよい。例えば、位置検出センサ128と129との間に別途位置検出センサが設けられてもよい。
また、例えば、自動取引装置100の動作全体を制御する制御部101は、専用のハードウェアによって構成されてもよく、自動取引装置100に内蔵されたCPU(Central Processing Unit)がROM(Read Only Memory)に記憶されたプログラムをRAM(Random Access Memory)に展開して実行することにより実現されてもよい。当該プログラムが提供され得るほか、当該プログラムを記憶させた記憶媒体も提供され得る。
また、制御部111および動作制御部も制御部101と同様に、専用のハードウェアによって構成されてもよく、自動取引装置100に内蔵されたCPUがROMに記憶されたプログラムをRAMに展開して実行することにより実現されてもよい。当該プログラムが提供され得るほか、当該プログラムを記憶させた記憶媒体も提供され得る。
10 磁気カード
100 自動取引装置
101 制御部
102 カード・明細票取扱部
103 通帳取扱部
104 紙幣取扱部
105 硬貨取扱部
106 表示・入力部
107 電源部
111 制御部
112 カード取扱部
113 カード印字部
114 カード発行部
115 カード取込部
116 明細票印字部
117 明細票供給部
118 明細票取込部
121 カード挿入部
122 シャッタ
123、124、125 搬送ローラ対
126 磁気ヘッド対
127 挿入検出センサ
128、129、130 位置検出センサ
200 自動取引装置
300 ホストコンピュータ
400 電源

Claims (8)

  1. カードが挿入され、前記カードの挿入方向と反対方向に突出して形成されるカード挿入部と、
    前記カード挿入部に挿入される前記カードを吸入するローラと、
    を備え、
    前記カード挿入部は、前記挿入方向と反対方向に凹となるように形成される切り欠き部を有し、
    前記切り欠き部の前記挿入方向の端部におけるカード挿入口から吸入開始位置までの長さは、前記カードの前記挿入方向の長さよりも短い、自動取引装置。
  2. 検出位置における前記カードの有無を検出する検出部と、
    前記検出部によって検出される前記カードの有無に応じてローラの吸入動作を制御する制御部と、
    をさらに備え、
    前記吸入開始位置は、前記検出位置である、請求項1に記載の自動取引装置。
  3. 前記カードの情報を読み取る読取部をさらに備え、
    前記検出位置は、前記カードの搬送経路における、前記カード挿入部よりも前記挿入方向で、かつ前記読取部よりも前記挿入方向と反対の方向のいずれかの位置である、請求項2に記載の自動取引装置。
  4. 前記検出位置は、前記カードの搬送経路における、第1のローラの組と挿入される前記カードとが接触する位置を通る、前記挿入方向と直交する方向のいずれかの位置であり、
    前記第1のローラの組は、前記カード挿入部よりも前記挿入方向で、かつ前記読取部よりも前記挿入方向と反対の方向に設けられる、請求項3に記載の自動取引装置。
  5. 前記検出位置は、前記カードの搬送経路における、前記第1のローラの組を構成する各ローラが前記接触する位置のうちのいずれの他の位置よりも互いに近接する位置を通る、前記挿入方向と直交する方向のいずれかの位置である、請求項4に記載の自動取引装置。
  6. 前記切り欠き部は、前記読取部を通る、前記挿入方向と平行な直線が通る位置に形成される、請求項3〜5のいずれか1項に記載の自動取引装置。
  7. 前記吸入開始位置から前記カード挿入部の前記挿入方向と反対方向の端部までの長さは、前記カードの前記挿入方向の長さよりも長い、請求項1〜6のいずれか1項に記載の自動取引装置。
  8. 前記カード挿入部の前記挿入方向と反対方向の端部は、カード挿入口の長辺の一側にのみ接する部分が突出して形成される、請求項1〜7のいずれか1項に記載の自動取引装置。
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