JPH1091857A - 自動販売機等の盗難防止装置 - Google Patents

自動販売機等の盗難防止装置

Info

Publication number
JPH1091857A
JPH1091857A JP28455396A JP28455396A JPH1091857A JP H1091857 A JPH1091857 A JP H1091857A JP 28455396 A JP28455396 A JP 28455396A JP 28455396 A JP28455396 A JP 28455396A JP H1091857 A JPH1091857 A JP H1091857A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vending machine
special ink
securities
ink
flowing down
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28455396A
Other languages
English (en)
Inventor
Motoo Okamoto
源生 岡本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON HARUKON KK
Original Assignee
NIPPON HARUKON KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NIPPON HARUKON KK filed Critical NIPPON HARUKON KK
Priority to JP28455396A priority Critical patent/JPH1091857A/ja
Publication of JPH1091857A publication Critical patent/JPH1091857A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】自動販売機等から盗もうとする紙幣などの価値
をなくして、自動販売機等の盗難を防止すると共に、そ
の機能を一般に周知して犯罪を未然に防ぐ。 【構成】スイッチと、特殊なインクを噴出させる駆動機
構、インク容器を備え、正規の鍵を使用しない不正な搬
出やこじ開けなどを検知したら、紙幣などにインクを塗
布し、不正に入手した金品であることを顕示する。積み
重ねた紙幣などのすべてにインクが識別可能な程度に塗
布されるよう、噴射や流下などの方向や位置を任意に設
定可能にし、紙幣などの空隙にインクを浸透し易くす
る。インクは着色や発光により目立たせ、紙幣などには
よく染み込み、金属などには固着しないようにする。イ
ンクを塗布する前に、警報ブザーを強く鳴らし、その合
間に音声ICなどによる警告を反復して、犯罪行為を未
遂に終わらせるようにする。異常な状態が中断されれ
ば、スイッチは自動的に復元する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動販売機等の
盗難を防止する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動販売機等の中身商品あるいは現金の
盗難防止方法としては、扉や鍵の構造を機械的に頑丈に
するか、あるいは、扉を異常な手段で開けると警報信号
を発生するなどがあった。しかし、より強力な機械や工
具を使用するか、自動販売機等の全体を持ち去るなどの
手段に対しては、犯行を防ぎきれなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】自動販売機等を盗む目
的のほとんどは、商品よりも換金性の高い有価証券など
や、機内に蓄積された現金それも低額な硬貨よりも高額
な紙幣である。盗もうとする紙幣や有価証券などの価値
をなくすことによって、盗難を完全に防止すると共に、
その機能を広く一般に周知することにより、犯罪を未然
に防止したい。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明を図によって説
明すると、正規の鍵を使用しない不正な取扱、例えば自
動販売機等の犯罪的な搬出や、こじ開けなどの異常をキ
ャッチして作動するスイッチ(1)と、特殊なインクを
噴出させる駆動機構(2)、及び特殊なインクの容器
(3)を備えた本装置を自動販売機等の内部に装着して
おき、正規の鍵を使用しない不正な取扱を検知したら、
紙幣や有価証券又は商品などに、特殊なインクを噴射又
は流下などにより塗布し、不正に入手した金品であるこ
とを顕示する。
【0005】自動販売機等の内部に蓄積された紙幣や有
価証券など(4)が、乱雑又は揃えて積み重ねた状態で
あっても、そのすべてに特殊なインクが識別可能な程度
に塗布されるよう、噴射又は流下などの方向や位置をス
プレーチューブ(6)などによって任意に設定可能にす
ると共に、積み重なった紙幣や有価証券など(4)を振
動又は空圧などにより浮かせて、その空隙にインクを浸
透し易くする。
【0006】特殊なインクとして、着色や発光により目
立たせる例えば赤色の発光性または蛍光性のある溶剤と
共に、紙幣や有価証券などにはよく染み込む浸透性と、
金属又はプラスチック製などである紙幣や有価証券など
の容器(5)には固着しないよう、蒸発やゲル化などに
よる固化速度が遅い性質を兼ね備えた例えばエチレング
リコールなどの溶媒を用いるとよい。
【0007】異常をキャッチしたとき、特殊なインクを
塗布する前に、例えば間欠的に警報ブザーを強く鳴ら
し、その合間に「盗難防止のため特殊インクを発射しま
す」など、音声ICなどによる警告を反復して、犯罪行
為を未逐に終わらせるようにする。異常な状態が中断さ
れれば、スイッチ(1)は自動的に復元する。
【0008】
【実施の形態】自動販売機等の扉を解錠せずにこじ開け
たり不正搬出など、外部からの大きな衝撃や傾斜など異
常事態をスイッチ(1)がキャッチして作動すると、特
殊なインクを噴出させる馴動機構(2)として、例えば
モーター(21)が回転し、減速機(22)を介して接
続してある偏心カム(23)の高い部分が特殊なインク
の容器(3)、例えばスプレー缶(31)の押しボタン
(32)を押し、特殊なインクを噴射又は流下などし
て、紙幣や有価証券又は商品などに塗布する。
【0009】偏心カム(23)を引き続き回転させる
と、噴射又は流下などを断続的に繰り返す。十分に特殊
なインクを塗布したい場合には、偏心カム(23)の高
い部分が押しボタン(32)を乗り越えられないように
しておくと、噴射又は流下などが連続する。モーターが
小さければ過負荷で停止したままとなるが、電源が小さ
い乾電池(12)などであれば、過熱の心配はない。
【0010】また例えば上記以外の具体的手段として、
駆動機構(2)をソレノイド(24)とし、連動するカ
ッター(25)を駆動させて、インク袋(33)の下部
に穴をあけ、特殊なインクを流出させ、必要により漏斗
(34)を経て、紙幣や有価証券など(4)の側面又は
その容器(5)の内側を流下させてもよい。この場合、
確実に穴をあけたり、特殊なインクを強く噴射させるた
めには、インク袋(33)の上部にウエイト(35)を
載せるなどして、インク袋(33)を加圧しておくとよ
い。
【0011】紙幣や有価証券など(4)が積み重なった
状態であっても、噴射又は流下などの方向を上下又は側
面など、紙幣や有価証券などの容器(5)の形状や構造
に合わせて任意に設定したり、浮かせながら噴射又は流
下などすれば、紙幣や有価証券などの空隙に毛細管現象
も働いて、ある程度のインクは浸透する。
【0012】また、特殊なインクが浸透性と固化速度が
遅い性質を兼ね備えていれば、紙幣や有価証券などの空
隙へのインクの浸透はより多くなる。しかも、紙幣や有
価証券などには十分にインクが浸透しても、その容器
(5)に付着したインクは、簡単に拭き取れる。
【0013】特殊なインクが塗布され、不正に入手した
金品であることが簡単に識別できれば、交換や流通が不
能となって罪を犯しても何らの利得もなく、またそれを
周知徹底することによって、未然に犯行を思いとどまら
せるようにすることができる。
【0014】警報ブザーや音声の警告によって、異常事
態を周囲にも知らせながら犯人をあわてさせると、犯行
を断念させ犯罪行為を未遂に終わらせることができる。
【0015】特殊なインクを塗布する前に異常な状態が
中断されれば、スイッチ(1)が復元し、紙幣や有価証
券などやその容器(5)も汚さず、自動販売機等の平常
的使用を継続できる。
【0016】
【効果】この発明によって、盗んだ金品の価値をなくし
て、無人であっても自動販売機等の盗難を完全に防止で
きると共に、犯罪を未然に防いで社会に貢献できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】は、この発明の1例としてスプレー缶を使用し
た場合を示す側面図と、紙幣や有価証券などとその容器
の斜視図である。
【図2】は、スプレー缶に代えて袋入りインクを使用し
た場合を示す側面図と、紙幣や有価証券などとその容器
の斜視図である。
【符号の説明】
1 スイッチ 2 特殊なインクを噴出させる駆動機構 3 特殊なインクの容器 4 紙幣や有価証券など 5 紙幣や有価証券などの容器 6 スプレーチューブ 7 特殊なインクの吐出口 8 駆動機構とインクの容器とのアジャスト機構 9 振動又は空圧などの発生器 11 コード 12 乾電池 20 取付ネジ 21 モーター 22 減速機 23 偏心カム 24 ソレノイド 25 カッター 30 インク容器の保持部 31 スプレー缶 32 押しボタン 33 インク袋 34 漏斗 35 ウエイト

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動販売機等の内部に装着し、正規の鍵を
    使用しない不正な取扱、例えば自動販売機等の犯罪的な
    搬出やこじ開けなどの異常を検知したら、紙幣や有価証
    券又は商品などに、特殊なインクを噴射又は流下などに
    より塗布し、不正に入手した金品であることを顕示する
    自動販売機等の盗難防止装置。
  2. 【請求項2】自動販売機等の内部に蓄積された紙幣や有
    価証券などに、特殊なインクが識別可能な程度に塗布さ
    れるよう、噴射又は流下などの方向や位置を任意に設定
    可能にすると共に、積み重なった紙幣や有価証券などを
    浮かせて、その空隙にインクを浸透し易くした請求項1
    記載の自動販売機等の盗難防止装置。
  3. 【請求項3】特殊なインクとして、着色や発光により目
    立たせる溶剤と共に、紙幣や有価証券などにはよく染み
    込む浸透性と、その容器の金属又はプラスチックには固
    着しないよう、蒸発やゲル化などによる固化速度が遅い
    性質を兼ね備えた溶媒を用いた請求項1又は2記載の自
    動販売機等の盗難防止装置。
  4. 【請求項4】異常をキャッチしたとき、特殊なインクを
    塗布する前に、音声による警告を発して、犯罪行為を未
    遂に終わらせるようにした請求項1ないし3記載の自動
    販売機等の盗難防止装置。
JP28455396A 1996-09-18 1996-09-18 自動販売機等の盗難防止装置 Pending JPH1091857A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28455396A JPH1091857A (ja) 1996-09-18 1996-09-18 自動販売機等の盗難防止装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28455396A JPH1091857A (ja) 1996-09-18 1996-09-18 自動販売機等の盗難防止装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1091857A true JPH1091857A (ja) 1998-04-10

Family

ID=17679953

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28455396A Pending JPH1091857A (ja) 1996-09-18 1996-09-18 自動販売機等の盗難防止装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1091857A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000108488A (ja) * 1998-10-07 2000-04-18 Dainippon Toryo Co Ltd 紙幣着色用インク組成物
JP2006338218A (ja) * 2005-06-01 2006-12-14 Oki Electric Ind Co Ltd 現金収納装置
JP2011224566A (ja) * 2011-05-26 2011-11-10 Oki Electric Industry Co Ltd 液体噴射装置
JP2020160825A (ja) * 2019-03-27 2020-10-01 パーク二四株式会社 紙幣保管装置、コンピュータプログラム、管理サーバ、および精算機

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000108488A (ja) * 1998-10-07 2000-04-18 Dainippon Toryo Co Ltd 紙幣着色用インク組成物
JP2006338218A (ja) * 2005-06-01 2006-12-14 Oki Electric Ind Co Ltd 現金収納装置
JP4662811B2 (ja) * 2005-06-01 2011-03-30 沖電気工業株式会社 現金収納装置
JP2011224566A (ja) * 2011-05-26 2011-11-10 Oki Electric Industry Co Ltd 液体噴射装置
JP2020160825A (ja) * 2019-03-27 2020-10-01 パーク二四株式会社 紙幣保管装置、コンピュータプログラム、管理サーバ、および精算機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7990273B2 (en) Inventory alarm and ink tag combination
US9406208B2 (en) Mobile cash transport system with tampering triggered ink deployment
DE3736884C2 (ja)
JPH1091857A (ja) 自動販売機等の盗難防止装置
JP3502779B2 (ja) 紙幣盗難防止装置におけるマーキング装置
US4340007A (en) Portable locking and alarm system
CN108961540B (zh) 一种无人售货机以及一种报警方法
US7091834B2 (en) Theft preventive device
CN111656417B (zh) 物质释放利益受拒安全装置
US8171865B2 (en) Method and device related to an alarmed value space
JPH0498387A (ja) キャッシユボックス
JP2000322625A (ja) 防犯システム内蔵の自動取引装置
JP3233524B2 (ja) 料金自動精算機用盗難防止装置
JPH11253222A (ja) 現金等盗難防止収納容器
JP2004192083A (ja) 紙幣盗難防止装置
CN200943392Y (zh) 车载智能化保险柜
CN214335845U (zh) 一种具有防盗功能的自动售货机
JP2004227443A (ja) 盗難防止装置
US6229436B1 (en) Anti-theft device for vehicles
EP2163718A2 (en) A security container
JPH10143775A (ja) 盗難未然防止装置
US20240090693A1 (en) Secured Receptacle for Delivery Packages
JPH06108741A (ja) 紙幣専用金庫
JP2003155873A (ja) 据置型金庫、貴重品の盗難予防装置
JP3001312U (ja) 現金輸送車用防犯装置