JP2004192083A - 紙幣盗難防止装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】金融機関等から紙幣が強奪された場合に、その紙幣の流通を阻むとともにその紙幣を使用した場合の追跡を容易にする。
【解決手段】塗料タンク11と、紙幣を収容する紙幣収容機器4の外装板42が外力により変形された場合にその変形に従動して変位し、塗料タンク11を開栓する開栓部材12と、塗料タンク11の塗料を紙幣収容機器4に収容された紙幣に散布する散布部材13とを備え、紙幣収容機器4が破壊されると即時に、塗料タンク11を開栓し、紙幣収容機器4内の紙幣に色を付けるようにした。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動現金払出機、金庫、現金輸送用ケースなどの紙幣収納機器に利用する紙幣盗難防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近時、金融機関の自動現金払出機や金庫が破壊されたり、現金輸送車が襲撃されて現金輸送用ケースが奪われたり、現金を強奪する強盗事件が多発している。これに対して、金融機関などでは、監視カメラ、各種センサ、警報装置、通報装置などが設置され、監視カメラで監視が行われたり、各種センサで不法侵入者が検知されると警報が発せられたり、さらにこの緊急事態が警備会社や警察に通報されたりするなどのセキュリティ対策が講じられている。
【0003】
また、近時の犯行は、自動現金払出機そのものを破壊したり、金庫ごと盗み取っていったり、さらに銃器を発砲したりするなど、犯行の粗暴化、凶悪化が進み、このような犯行に歯止めをかけるために、既存のセキュリティ対策の他、自動現金払出機の破壊や金庫の盗難を積極的に防止する新たな機器が提案されている。その一つに、インキ散布方式の紙幣盗難防止装置が知られている。この方式の紙幣盗難防止装置は、自動現金払出機や金庫などに併設され、強奪犯が自動現金払出機や金庫から紙幣を取り出すために、自動現金払出機や金庫を破ろうとすると、インクが吹き出され、インクが紙幣に付着するようになっている。このようにして紙幣にインクを付けることにより、紙幣の流通を阻むとともにその紙幣を使用した場合の追跡を容易にして、その結果現金強奪を実行しようとする者の犯行意思を抑止することを期待することができる(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開平6−108741号公報(第3頁、図1)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、自動現金払出機や金庫の周囲に、既述のとおり、セキュリティ対策が採られていても、警備会社の警備員や警察が強奪現場に駆けつけたときには既に強盗犯は逃走していることが多く、現実的には、犯罪の摘発はかなり難しいと言わざるを得ない。したがって、紙幣盗難防止装置などの他の機器を複合的に活用して、犯罪の予防と摘発を効果的に行うことが重要である。
しかしながら、既述の紙幣盗難防止装置では、自動現金払出機や金庫を破壊しようとすると、これが異常検出手段に検出され、これに基いてインク散布手段が作動し、インクタンクのインクを紙幣に散布するようにしているが、言い換えれば、異常検出手段で異常を認識しなければ、インクは散布されないため、異常検出手段に(強盗犯の)手を加える余地が残されており、(強盗犯に)異常検出手段の機能が解除される虞があり、この点でこの種の紙幣盗難防止装置の信頼性は低下せざるを得ない。現に、この種の紙幣盗難防止装置が数多く提案されているが、実用化されているものは皆無に等しいと言っても過言ではない。
そこで、本発明は、このような従来の課題を解決し、この種の紙幣盗難防止装置において、自動現金払出機や金庫などの紙幣収容機器が破壊されると即時に、塗料を紙幣に散布して、紙幣の流通を阻むとともにその紙幣を使用した場合の追跡を容易にし、その効果の反射的効果として現金強奪を実行しようとする者の犯行意思を抑止することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の紙幣盗難防止装置は、塗料を収容する塗料タンクと、紙幣を収容する紙幣収容機器の外装が外力により変形されるとその変形に従動して変位し、塗料タンクを開栓する開栓部材と、塗料タンクの塗料を紙幣収容機器に収容された紙幣に散布する散布部材とを備え、紙幣収容機器が破壊されると即時に、塗料タンクを開栓し、散布部材を通じて紙幣収容機器内の紙幣に色を付けるようにしたものである。
この構成により、自動現金払出機や金庫などの紙幣収容機器を破壊すると即時に、塗料を紙幣に散布することができ、現金強奪犯は自動現金払出機や金庫に収容された紙幣を塗料の色を付けることなしに取り出すことができない。
この場合、散布部材は紙幣の縁部側に塗料を染み出す複数の散布口を形成された管体を具備することが好ましい。
これにより、塗料を紙幣の縁部から確実に染み込ませて、色を付けることができる。
【0007】
また、本発明の紙幣盗難防止装置は、塗料を収容する塗料タンクと、紙幣を収容する紙幣収容機器の外装が外力により変形されるとその変形に従動して変位し、塗料タンクを破壊する衝打部材と、破壊された塗料タンクの塗料を受け、紙幣収容機器に収容された紙幣に散布する散布部材とを備え、紙幣収容機器が破壊されると即時に、塗料タンクを破壊し、散布部材を通じて紙幣収容機器内の紙幣に色を付けるようにしたものである。
この構成により、自動現金払出機や金庫などの紙幣収容機器を破壊すると即時に、塗料を紙幣に散布することができ、現金強奪犯は自動現金払出機や金庫に収容された紙幣を塗料の色を付けることなしに取り出すことができない。
この場合、散布部材は紙幣の縁部側に塗料を染み出す複数の散布口を形成された管体を具備することが好ましい。
これにより、塗料を紙幣の縁部から確実に染み込ませて、色を付けることができる。
【0008】
また、本発明の紙幣盗難防止装置は、塗料を収容する塗料タンクと、紙幣を収容する紙幣収容機器の外装が外力により変形されるとその変形に従動して変位し、塗料タンクを破壊する衝打部材とを備え、紙幣収容機器が破壊されると即時に、塗料タンクを破壊して、直接、紙幣収容機器内の紙幣に色を付けるようにしたものである。
この構成により、自動現金払出機や金庫などの紙幣収容機器を破壊すると即時に、塗料を紙幣に散布することができ、現金強奪犯は自動現金払出機や金庫に収容された紙幣を塗料の色を付けることなしに取り出すことができない。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図を用いて本発明の実施の形態について説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明の第1の実施の形態を示している。図1において、紙幣盗難防止装置1は、塗料を収容する塗料タンク11と、塗料タンク11を開栓する開栓部材12と、塗料タンク11の塗料を散布する散布部材13とを備え、これらが自動現金払出機や金庫などの紙幣収容機器4において、紙幣収納部41の周囲に近接して組み立てられる。
【0010】
ここで塗料タンク11は、金属製又はプラスチック製のボトル形に形成されていて、その先端に栓110が装着されている。この塗料タンク11の場合、プッシュボタン式の栓110が採用され、栓110端面のプッシュボタン111の押圧により栓110周面に形成された注入口112から塗料タンク11内部の塗料が注出可能になっている。また、この栓110にはプッシュボタン111を押圧する押圧駆動装置113が併設されている。押圧駆動装置113は、プッシュボタン111に当接可能な筒形の押圧部材114と、この押圧部材114をプッシュボタン111に向けて直進的に案内する図示されないガイドと、押圧部材114をプッシュボタン111に向けて押圧付勢するコイルスプリング115と、押圧部材114をコイルスプリング115の圧縮によりプッシュボタン111に対する押圧係合位置から後退された停止位置に止める平板状のストッパ部材116とを具備し、押圧部材114をプッシュボタン111に対向して配置されている。
【0011】
開栓部材12は金属製又は硬質のプラスチック製のアーム部材又はレバー部材又はこれらの組み合わせからなり、紙幣収容機器4の外装板42の裏面側に固着され、該外装板42に外力が加えられて変形されるとその変形方向に従動して変位されるようになっている。この開栓部材12の先端に既述のストッパ部材116が作動連結され、開栓部材12が変位された場合に、ストッパ部材116が開栓部材12に連動して、押圧部材114を止める停止位置から離脱されるようになっていて、このストッパ部材116と押圧部材114との係合が解除されることにより、押圧部材114が塗料タンク11のプッシュボタン111を押圧して開栓され、塗料タンク11の注出口112から塗料が放出される。
【0012】
散布部材13は、管組立体からなり、紙幣収容機器4内の紙幣収納部41の側面に沿って一体的に組み付けられ、その内向きの面に紙幣の縁部に向けて塗料を散布する複数の散布口130を形成された複数の散布管131と、これらの散布管131と塗料タンク11とを連結する連結管132とを具備する。
【0013】
次に、この紙幣盗難防止装置1の動作について説明する。通常、紙幣収容機器4内で、塗料タンク11は、押圧駆動装置113の押圧部材114がストッパ部材116により抑えられていて、栓110が閉止された状態になっている。非常時、すなわち強盗事件が発生したときに、強盗犯が紙幣収容機器4の外装板42をハンマー等で強打して、その外力で外装板42が変形すると、外装板42裏面の開栓部材12が外装板42の変形方向に変位される。さらにこの開栓部材12に連動して、ストッパ部材116は押圧部材114を止める停止位置から離脱され、ストッパ部材116と押圧部材114との係合が解除される。また、強盗犯が外装板42をバールなどを用いてこじ開け、引き剥がそうとしても、外装板42裏面の開栓部材12は外装板42の変形方向に変位され、さらにこの開栓部材12に連動して、ストッパ部材116が押圧部材114を止める停止位置から離脱され、ストッパ部材116と押圧部材114との係合が解除される。この解除により、押圧部材114が塗料タンク11のプッシュボタン111を押圧して、塗料タンク11が開栓される。塗料タンク11の注出口112から塗料が放出され、散布部材13を通じて散布される。すなわち、塗料タンク11内の塗料は連結管132を通じて、各散布管131に送られ、各散布口130から塗料が紙幣収納部41の紙幣の縁部に散布され、紙幣の縁部から染み込まれていく。この間、強盗犯が紙幣収容機器4の外装板42をハンマーで叩き続けあるいはバールで引き剥がし続け、外装板42が破壊されたときには既に、紙幣には塗料の色が付けられている。
【0014】
このように第1の実施の形態によれば、自動現金払出機や金庫などの紙幣収容機器4を破壊すると即時に、塗料を紙幣に散布するので、強奪犯はこの自動現金払出機や金庫に収容された紙幣を塗料の色を付けることなしに取り出すことができない。したがって、強盗犯がこの紙幣を奪っていっても、この色を付けられた紙幣を使えば、警察に追跡される証拠品となることは言うまでもなく、この紙幣の流通を阻むことができる。また、この紙幣を強行に使用すれば、警察の追跡を容易にして、犯罪の摘発に役立てることができる。そして、この効果の反射的効果として現金強奪を実行しようとする者の犯行意思を抑止することもできる。
【0015】
(実施の形態2)
図2は本発明の第2の実施の形態を示している。図2において、紙幣盗難防止装置2は、塗料を収容する塗料タンク21と、塗料タンク21を破壊する衝打部材22と、塗料タンク21の塗料を散布する散布部材23とを備え、これらが自動現金払出機や金庫などの紙幣収容機器4において、紙幣収納部41の周囲に近接して組み立てられる。
【0016】
ここで塗料タンク21にガラス製の容器が用いられている。衝打部材22は金属製又は硬質のプラスチック製の平板部材又はブロック部材又はこれらの組み合わせからなり、少なくとも2つの衝打部221を有している。この衝打部材22は紙幣収容機器4の外装板42の裏面側に固着され、2つの衝打部221が塗料タンク21の上下に配置される。散布部材23は、管組立体からなり、塗料タンク21の下方に配置されて塗料を受ける皿状又はトレー状に形成され、フィルタ付きの塗料の排出口230を有する塗料収容部231と、紙幣収容機器4内の紙幣収納部41の側面に沿って一体的に組み付けられ、その内向きの面に紙幣の縁部に向けて塗料を散布する複数の散布口232を形成された複数の散布管233と、塗料収容部231と各散布管233とを連結する連結管234とを有している。なお、この散布部材23の場合、塗料収容部231を漏斗構造に代え、塗料の流路上に網などのフィルタを介在してもよい。
【0017】
次に、この紙幣盗難防止装置2の動作について説明する。通常、紙幣収容機器4内で、塗料タンク21に塗料が封入された状態になっている。非常時、すなわち強盗事件が発生したときに、強盗犯が紙幣収容機器4の外装板42をハンマー等で強打して、その外力で外装板42が変形すると、外装板42裏面の衝打部材22が外装板42の変形方向に変位されて、上方の衝打部221によりタンク部材21が衝打され、破壊される。また、強盗犯が外装板42をバールなどを用いてこじ開け、引き剥がそうとしても、外装板42裏面の衝打部材22は外装板42の変形方向に変位され、下方の衝打部221によりタンク部材21が衝打され、破壊される。なお、タンク部材21の破片は塗料収容部231上で受け、破片が塗料とともに流されても排出口230のフィルタ上に収集される。これにより、塗料タンク21内の塗料が飛散し、これが塗料収容部231で受けられる。塗料は連結管234を通じて、各散布管233に送られ、各散布口233から紙幣収納部41の紙幣の縁部に散布されて、塗料が紙幣の縁部から染み込まれていく。この間、強盗犯が紙幣収容機器4の外装板42をハンマーで叩き続けあるいはバールで引き剥がし続け、外装板42が破壊されたときには既に、紙幣には塗料の色が付けられている。
【0018】
このようにしても、上記第1の実施の形態と同様の作用効果を奏することができる。
【0019】
(実施の形態3)
図3は本発明の第3の実施の形態を示している。図3において、紙幣盗難防止装置3は、塗料を収容する塗料タンク31と、塗料タンク31を破壊する衝打部材32とを備え、これらが自動現金払出機や金庫などの紙幣収容機器4において、紙幣収納部41の周囲に近接して組み立てられる。
【0020】
ここで塗料タンク31にガラス製の容器が用いられている点、衝打部材32は金属製又は硬質のプラスチック製の平板部材又はブロック部材又はこれらの組み合わせからなり、少なくとも2つの衝打部321を有していて、この衝打部材32は紙幣収容機器4の外装板の裏面側に固着され、2つの衝打部321が塗料タンク31の上下に配置される点は第2の実施の形態と同様である。また、この実施の形態では、塗料タンク31が紙幣収容機器4内の紙幣収納部41の紙幣の上方に配置されるだけで、特に散布部材は用いていない。
【0021】
次に、この紙幣盗難防止装置3の動作について説明する。通常、紙幣収容機器4内で、塗料タンク31に塗料が封入された状態になっている。非常時、すなわち強盗事件が発生したときに、強盗犯が紙幣収容機器4の外装板42をハンマー等で強打して、その外力で外装板42が変形すると、外装板42裏面の衝打部材32が外装板42の変形方向に変位されて、上方の衝打部321によりタンク部材31が衝打され、破壊される。また、強盗犯が外装板42をバールなどを用いてこじ開け、引き剥がそうとしても、外装板42裏面の衝打部材32は外装板42の変形方向に変位され、下方の衝打部321により塗料タンク31が衝打され、破壊される。この塗料タンク31の破壊により、塗料は飛散し、これが紙幣収納部41の紙幣に上方から散布されて、塗料が紙幣の縁部から染み込まれていく。この間、強盗犯が紙幣収容機器4の外装板42をハンマーで叩き続けあるいはバールで引き剥がし続け、外装板42が破壊されたときには既に、紙幣には塗料の色が付けられている。
【0022】
このようにしても、上記第1、第2の実施の形態と同様の作用効果を奏することができる。
【0023】
なお、上記各実施の形態では、紙幣盗難防止装置1、2、3として、一つの装置構成のみを例示しているが、紙幣収容機器4内部に複数の紙幣盗難防止装置を設置してもよく、この場合、紙幣収容機器4の外装板42のうち、ハンマーやバールなどで破壊されやすい外装板42に対応して紙幣盗難防止装置を設置する。また、一つの塗料タンクに対して複数の開栓部材や衝打部材をリンクさせてもよい。
【0024】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の紙幣盗難防止装置によれば、自動現金払出機や金庫などの紙幣収容機器を破壊すると即時に、塗料を紙幣に散布するので、現金強奪犯は自動現金払出機や金庫などに収容された紙幣を塗料の色を付けることなしに取り出すことができない。したがって、強奪された紙幣の流通を確実に阻むことができるとともに、その紙幣を使用した場合の追跡を容易にして犯罪の摘発に役立てることができ、さらにその効果の反射的効果として現金強奪を実行しようとする者の犯行意思を抑止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における紙幣盗難防止装置の概略構成を示す斜視図
【図2】本発明の第2の実施の形態における紙幣盗難防止装置の概略構成を示す斜視図
【図3】本発明の第3の実施の形態における紙幣盗難防止装置の概略構成を示す斜視図
【符号の説明】
(実施の形態1)
1 紙幣盗難防止装置
11 塗料タンク
110 栓
111 プッシュボタン
112 注入口
113 押圧駆動装置
114 押圧部材
115 コイルスプリング
116 のストッパ部材
12 開栓部材
13 散布部材
130 散布口
131 散布管
132 連結管
4 紙幣収容機器
41 紙幣収納部
42 外装板
(実施の形態2)
2 紙幣盗難防止装置
21 塗料タンク
22 衝打部材
221 衝打部
23 散布部材
230 フィルタ付きの塗料の排出口
231 塗料収容部
232 散布口
233 散布管
234 連結管
4 紙幣収容機器
41 紙幣収納部
42 外装板
(実施の形態3)
3 紙幣盗難防止装置
31 塗料タンク
32 衝打部材
321 衝打部
4 紙幣収容機器
41 紙幣収納部
42 外装板

Claims (4)

  1. 塗料を収容する塗料タンクと、
    紙幣を収容する紙幣収容機器の外装が外力により変形されるとその変形に従動して変位し、塗料タンクを開栓する開栓部材と、
    塗料タンクの塗料を紙幣収容機器に収容された紙幣に散布する散布部材とを備え、
    紙幣収容機器が破壊されると即時に、塗料タンクを開栓し、散布部材を通じて紙幣収容機器内の紙幣に色を付けることを特徴とする紙幣盗難防止装置。
  2. 塗料を収容する塗料タンクと、
    紙幣を収容する紙幣収容機器の外装が外力により変形されるとその変形に従動して変位し、塗料タンクを破壊する衝打部材と、
    破壊された塗料タンクの塗料を受け、紙幣収容機器に収容された紙幣に散布する散布部材とを備え、
    紙幣収容機器が破壊されると即時に、塗料タンクを破壊し、散布部材を通じて紙幣収容機器内の紙幣に色を付けることを特徴とする紙幣盗難防止装置。
  3. 散布部材は紙幣の縁部側に塗料を染み出す複数の散布口を形成された管体を具備する請求項1又は2に記載の紙幣盗難防止装置。
  4. 塗料を収容する塗料タンクと、
    紙幣を収容する紙幣収容機器の外装が外力により変形されるとその変形に従動して変位し、塗料タンクを破壊する衝打部材とを備え、
    紙幣収容機器が破壊されると即時に、塗料タンクを破壊して、直接、紙幣収容機器内の紙幣に色を付けることを特徴とする紙幣盗難防止装置。
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JP2011224566A (ja) * 2011-05-26 2011-11-10 Oki Electric Industry Co Ltd 液体噴射装置

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