JP4017651B2 - 紙幣収納装置 - Google Patents

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本発明は、筐体内に紙幣を収納する紙幣収納装置に関するもので、特に、現金自動取引装置において使用する紙幣を繰り出しおよび取り込み可能に収納して、該現金自動取引装置に対して着脱可能に実装される紙幣収納装置に関するものである。
現金自動取引装置は、銀行の機械化コーナ等に設置されて、カードあるいは通帳等の取引媒体を用いて自動的に紙幣等の現金を引き出す出金取引、あるいは現金を預け入れる入金取引等を顧客自身の操作で行えるものであり、銀行窓口の営業終了後も時間延長して稼働しており、また、デパート、スーパー、コンビニエンスストア等の店内に設置する無人運用等の使い方もあり、今後益々設置台数が増えるものと予想される。
こうした背景において、現金自動取引装置の運用資金の効率化は、人員の効率化、合理化と共に銀行等の金融機関では重要な課題となっている。この課題の1つである運用資金の効率化を図るため、入金された紙幣を出金の紙幣に充てる紙幣自動循環式の紙幣入出金装置が開発され、現金自動取引装置に搭載されて実用化されている。
紙幣収納装置は、このような現金自動取引装置に対して着脱可能に実装されるもので、筐体内に紙幣を収納するので、この紙幣収納装置を現金自動取引装置に対して着脱して紙幣の補充や回収を行うこととすれば、行員や係員や保守員あるいは警備員は、紙幣に触れることなく補充や回収作業を行うことが可能である。そして、補充や回収作業の時に、紙幣を露出させて作業することがないので、盗難にあう危険性を減らすことができるものである。
しかし、紙幣の入った紙幣収納装置を輸送するときに盗難にあったり、係員等の不正により紙幣が奪われる危険性がある。そこで、従来の紙幣収納装置においては、盗難防止のため筐体の材質をより強固なものにして破壊による強奪を防止しており、例えば、筐体を板金にしたり、成形カバーの内側を板金で覆う等により防犯対策を施してきた。
紙幣収納装置のメリットは、紙幣収納装置のみを現金自動取引装置より取り外して運搬可能とすることにより、保守員や警備員等が直接紙幣を操作しなくてもよいところにある。しかしながら、防犯対策の強固な外装の結果、非常に重量が大きくなり、保守員や警備員等の負担となっていた。また、頑丈な見かけゆえ、紙幣収納装置の中には紙幣等、高価なものが入っていることが容易に推測され、防犯上、好ましいものではなかった。
特開平9−171573号公報
紙幣収納装置の筐体を頑丈なものとすると、外観から収納している物が類推されやすく、防犯上好ましくないので、筐体をさほど頑丈な構造とせず、筐体の破壊を検出する手段を設け、筐体の破壊を検出すると、例えば警報を発したり、紙幣を汚損して盗難された紙幣を流通させないようにするという方法が提案されている。
しかしながら、筐体の破壊を検出するためには、破壊される場所をあらかじめ設定しあらゆる場所にセンサを設置しなければならないため、センサの数が非常に多くなり、コストが高いものとなってしまうという問題があり、センサの数を少なくすると、破壊を検出できない場合が生じて、充分な防犯対策が取れないという問題がある。
上述した課題を解決するため、本発明の請求項1に係る発明は、筐体内に紙幣を収納する紙幣収納装置において、前記筐体の扉に故意な力が加わると該扉が破損するように誘導する形状を持つ破損誘導部と、前記扉の開閉を検出する扉開閉検出手段とを設け、前記扉開閉検出手段により、前記破損誘導部近傍における扉の破損を検出するようにしたものである。
また、本発明の請求項2に係る発明は、 筐体内に紙幣を収納する紙幣収納装置において、前記筐体の扉に故意な力が加わると該扉が破損するように誘導する形状を持つ破損誘導部と、光の入射を検出する光検出手段とを設け、前記光検出手段により、前記破損誘導部近傍における扉の破損を検出するようにしたものである。
また、本発明の請求項3に係る発明は、上記請求項1または2に係る発明において、前記扉がロック状態にあるとき、前記扉の破損を検出するようにしたものである。
以上説明したように、本発明は、筐体内に紙幣を収納する紙幣収納装置において、筐体に故意な力が加わると、該筐体の特定の箇所が破損するように誘導する形状を持つ破損誘導部を備え、この破損誘導部近傍の筐体が破損したことを検出することで、筐体の破壊を検出することとしたので、紙幣収納装置を破壊しようとした時に、筐体のどこが破損するかがあらかじめ推測でき、これに合わせて破壊を検出するためのセンサを備えればよいので、少ない数のセンサで、筐体の破壊を確実に検出することができるようになる。筐体の破壊を確実に検出できれば、警報を発する等で、紙幣の盗難を防ぐことができ、十分な防犯性を持たせることが可能となる。そして、筐体を強固なものとしなくても、防犯上、十分な効果が得られるので、装置の見かけから、収納物を容易に推測されることを防ぐことができ、防犯性をより高めることができる。
このように、筐体を強固なものとしなくても、少ないセンサの数で紙幣収納装置の破壊を確実に検出できるようにしたので、十分な防犯性を持つ紙幣収納装置を安価に提供できる。
以下に本発明の最良の実施の形態である第1乃至6の実施の形態について説明する。
図1は本発明の紙幣収納装置の第1の実施の形態を示す斜視図である。本発明の紙幣収納装置を説明するにあたり、まず、紙幣収納装置が実装される現金自動取引装置の概略について、図2〜5を用いて説明する。図2は現金自動取引装置の一部破断斜視図、図3は現金自動取引装置に実装される紙幣入出金装置の外観斜視図、図4は紙幣入出金装置に実装される紙幣収納装置の外観斜視図、図5は紙幣収納装置の内部構成図である。図2〜図5において、21は現金自動取引装置で、この現金自動取引装置21は、接客側となるその正面に、カード挿入排出口22、通帳挿入排出口23、顧客操作部24、紙幣入出金口25等が設けてある。
そして、現金自動取引装置21の内部には、紙幣の入出金を行う紙幣入出金装置26が引き出し可能に実装される。この紙幣入出金装置26は、現金自動取引装置21の正面もしくは背面に設けた保守扉を開けることで、該現金自動取引装置21から引き出し可能となっている。紙幣入出金装置26は、その内部に紙幣の搬送路、鑑別部等を備えるとともに、その下部にカセット収納部27を設けて、ここに、紙幣の収納部、収納している紙幣の分離繰り出しや紙幣の収納を行う機構等を設けた紙幣収納装置1を、1つ、あるいは2つ以上着脱可能に実装している。
この紙幣収納装置1は、その内部に紙幣の収納部28、収納している紙幣の分離繰り出しや紙幣の収納を行う分離繰り出し集積機構29等を設けるとともに、紙幣入出金装置26のカセット収納部27に実装された時に、紙幣入出金装置26の搬送路との間で紙幣の授受を行う受渡し口30が設けてある。以下、図1を用いて第1の実施の形態の紙幣収納装置1の詳細を説明する。図において、1aは紙幣収納装置1の筐体、2は筐体1a内の図5で説明した収納部28に対して紙幣を出し入れするために、紙幣収納装置1の側面に開閉可能に設けられる扉である。3はこの扉2を紙幣収納装置1に開閉可能に支持する蝶番である。
4a〜4dは前記扉2の開閉を検出する開閉検出センサである。この開閉検出センサ4a〜4dは、例えばマイクロスイッチ等で構成され、扉2が閉じている時にはOFF、開くとONを出力するもので、紙幣収納装置1の扉2が開閉する開口部の、例えば、上辺に2か所、下辺に2か所設けられている。5a,5bは扉2に設けられている破損誘導部である。この破損誘導部5a,5bは、扉2に強い力が加わった時、この破損誘導部5a,5bの部分で扉2が変形や破損するように設けたもので、例えば、扉2の裏側に、その上下方向に延びる1本もしくは複数本、第1の実施の形態では2本の溝を設けることで、扉2に肉薄の部分を形成したものである。
このように、破損誘導部5a,5bは、扉2に弱い部分ができるような構成であればよいので、溝の他、例えば、ミシン目のような形状の部分を設けてもよい。ここで、前記開閉検出センサ4a〜4dの配置は、次のようになっている。すなわち、扉2が閉じた状態において、開閉検出センサ4aは扉2の裏面上側の破損誘導部5aより内側の部分に接する位置に設けられ、開閉検出センサ4bは扉2の裏面上側の破損誘導部5bより外側の部分に接する位置に設けられ、開閉検出センサ4cは扉2の裏面下側の破損誘導部5aより内側の部分に接する位置に設けられ、開閉検出センサ4dは扉2の裏面下側の破損誘導部5bより外側の部分に接する位置に設けられる。
図6は扉のロック機構を示す一部透視斜視図で、上述した紙幣収納装置1の扉2を閉じた状態でロックするために設けるロック機構の一例を示す。6は鍵、7はこの鍵6により回転するシリンダである。8はリンク群、9はロック爪部で、シリンダ7の回転動作が、リンク群8を介して各ロック爪部9に伝達される。10は扉2の裏側に設けた切り欠き部で、扉2が閉じた状態において、前記ロック爪部9がこの切り欠き部10に嵌まることで、扉2を開けることができない状態を保持する。
この状態から、鍵6によりシリンダ7を矢印a方向に回転させることで、このシリンダ7の矢印a方向の回転がリンク群8と各ロック爪部9により該ロック爪部9の矢印b方向の回転に変換され、ロック爪部9が切り欠き部10から外れることで、扉2を開けることができるようになる。これをロック解除状態と呼ぶ。扉2を閉じる場合は、鍵6によりシリンダ7を矢印c方向に回転させることで、このシリンダ7の矢印c方向の回転がリンク群8と各ロック爪部9により該ロック爪部9の矢印d方向の回転に変換され、ロック爪部9が切り欠き部10に嵌まることで、扉2を開けることができないようになる。これをロック状態と呼ぶ。
ここで、紙幣収納装置1の図示しない制御部は、シリンダ7の状態と開閉検出センサ4a〜4dからの出力に応じて、警報を出すようになっている。すなわち、シリンダ7の状態から扉2が閉じていなければならないロック状態にあると判断している時に、開閉検出センサ4a〜4dのいずれかの出力がONすると、警報を出し、シリンダ7の状態から扉2が開いていてもよいロック解除状態にあると判断している時には、各開閉検出センサ4a〜4dの出力によらず、警報を出さないようになっている。
以下に警報出力に至る動作の詳細を説明する。図7は第1の実施の形態の動作を示す斜視図で、扉2に故意な力を加えて破壊しようとする場合の動作を示す。なお、図7は扉2が閉じた状態を示している。図8は第1の実施の形態の処理の流れを示すフローチャートである。扉2がロック状態にあり(SA1)、開閉検出センサ4a〜4dが全てOFFであると(SA2)、扉2は正常に閉じていると判断でき、紙幣収納装置1の図示しない制御部は、警報を出すことはない。
この扉2がロック状態でかつ閉じている状態から、該扉2を故意な力で開こうとすると、扉2の肉薄の部分である破損誘導部5aあるいは5b、もしくはその両方の部分で変形や亀裂等が生じることで、扉2と開閉検出センサ4a〜4dの少なくとも1つが離れて該開閉検出センサ4a〜4dの少なくとも1つの出力でもONすると(SA2)、紙幣収納装置1の図示しない制御部は警報を出す(SA3)。前記SA1で扉2がロック状態にない場合は、紙幣収納装置1の図示しない制御部は、破壊検出を停止し、各開閉検出センサ4a〜4dの出力によらず、警報を出さない(SA4)。
以下に、不正な力が加わった場合の扉2の破損例を示す。例えば、扉2の蝶番3に支持される側と反対側の上方の辺2aもしくは2b、あるいはその両方の部分に力を加えると、肉薄である破損誘導部5bの部分で扉2が曲がり、よって、開閉検出センサ4bから扉2が離れることで該開閉検出センサ4bがONとなり、紙幣収納装置1の図示しない制御部は、ロック状態にあると判断している時に、開閉検出センサ4bの出力がONしたので、警報を出す。また、扉2の蝶番3に支持される側と反対側の下方の辺2cもしくは2d、あるいはその両方の部分に力を加えると、肉薄である破損誘導部5bの部分で扉2が曲がり、よって、開閉検出センサ4dから扉2が離れることで該開閉検出センサ4dがONとなり、紙幣収納装置1の図示しない制御部は、ロック状態にあると判断している時に、開閉検出センサ4dの出力がONしたので、警報を出す。
さらに、扉2の上方の辺で切り欠き部10が設けられている部分2eおよび下方の辺で切り欠き部10が設けられている部分2fに力を加えると、肉薄である破損誘導部5aおよび破損誘導部5bの部分に亀裂が入る等して扉2の破損誘導部5aと破損誘導部5bの間の部分が剥がれ、切り欠き部10がロック爪部9から外れ、扉2が開く。
しかし、扉2が開くと同時に開閉検出センサ4aおよび開閉検出センサ4cから扉2が離れることで該開閉検出センサ4aおよび4cがONとなり、紙幣収納装置1の図示しない制御部は、ロック状態にあると判断している時に、開閉検出センサ4aおよび4cの出力がONしたので、警報を出す。また、扉2の蝶番3に支持される側の上方の辺2gもしくは2h、あるいはその両方の部分に力を加えると、肉薄である破損誘導部5aの部分で扉2が曲がり、よって、開閉検出センサ4aから扉2が離れることで該開閉検出センサ4aがONとなり、紙幣収納装置1の図示しない制御部は、ロック状態にあると判断している時に、開閉検出センサ4aの出力がONしたので、警報を出す。
さらに、扉2の蝶番3に支持される側の下方の辺2iもしくは2j、あるいはその両方の部分に力を加えると、肉薄である破損誘導部5aの部分で扉2が曲がり、よって、開閉検出センサ4cから扉2が離れることで該開閉検出センサ4cがONとなり、紙幣収納装置1の図示しない制御部は、ロック状態にあると判断している時に、開閉検出センサ4cの出力がONしたので、警報を出す。また、扉2の蝶番3に支持される側の側辺2kの部分に力を加えて該蝶番3が破壊されたとすると、肉薄である破損誘導部5aの部分で扉2が曲がり、よって、開閉検出センサ4aおよび4cから扉2が離れることで該開閉検出センサ4aおよび4cがONとなり、紙幣収納装置1の図示しない制御部は、ロック状態にあると判断している時に、開閉検出センサ4aおよび4cの出力がONしたので、警報を出す。
なお、扉2の破損例は、以上に挙げた例以外にも考えられる。また、開閉検出センサの数、破損誘導部の形状や数は、検出の精度、扉の形状等に合わせて自由に設定可能である。以上説明したように、本発明の第1の実施の形態では、紙幣収納装置の扉に破壊を誘導する部分として例えば肉薄の破損誘導部を設けることで、扉を故意に開けようとした時に、破壊する部分を推測でき、これに合わせて扉の開閉を検出する開閉検出センサを配置すれば、少ない数の開閉検出センサで、紙幣収納装置の破壊を検出できる。よって、紙幣収納装置の破壊を確実に検出できる手段を安価に提供できるとともに、十分な防犯性を持たせることができる。
なお、破損誘導部は、扉ではなく、筐体本体側に設けてもよいが、紙幣を盗難しようとする場合に、扉を破壊しようとする可能性が高いので、扉に破損誘導部を設ける。また、扉に破損誘導部を設けることで、扉の開閉を検出するセンサと、破壊を検出するセンサを共用できるので、センサの数を少なく済ませることができる。また、紙幣収納装置の筐体を強固にしなくとも、防犯上、十分な効果が得られるので、外板に成形品等の材料を採用でき、紙幣収納装置およびこの紙幣収納装置が実装される装置の重量を減らし、係員の負担を軽減することができる。
図9は本発明の紙幣収納装置の第2の実施の形態を示す斜視図である。なお、この第2の実施の形態の紙幣収納装置の内部構造およびこの紙幣収納装置が実装される紙幣入出金装置およびこの紙幣入出金装置が実装される現金自動取引装置は、図2〜図5で説明したものと同じとする。図において、31は紙幣収納装置1の筐体1aを構成する外板32と扉2に張り巡らせた導体線である。この導体線31は、一本の導体線31で1つの閉回路を形成するように筐体1の全面に張り巡らせるか、複数本の導体線31がそれぞれ閉回路を形成するようにして筐体1の全面に張り巡らせる。
図10は導体線の固定構造を示す説明図である。例えば扉2に導体線31を張り巡らせる場合、図10(a)に示すような導体線31のパターンを印刷したフィルム33を扉2の内側に接着剤等により貼り付けて図10(b)に示すように一体化する。
外板32に導体線31を張り巡らせる場合も、この導体線31のパターンを印刷したフィルム33を外板32の内側に貼り付けることで実現できる。なお、扉2のように平面の場合は、直接、導体線31のパターンをシルク印刷等により印刷してもよい。さらに、導体線31を貼り巡らせる部分の形状が複雑な場合、成形と同時に導体線31のパターンをインサート成形してもよい。
図11は導体線断線検出回路のブロック図である。34は電源で、導体線31に電流を供給する。35は電源34から導体線31への電流の供給および切断を行うタイマスイッチ(SW)で、電源34から導体線31へ一定時間毎に周期的に電流を流す。36は断線検出部で、タイマSW35により電源34から導体線31へ電流が供給されている時に該導体線31が断線すると、これを検出する。断線検出部36の出力は図示しない制御部により監視されており、導体線31の断線を検出すると、警報を出すようになっている。
なお、複数本の導体線31がそれぞれ閉回路を形成するようにして筐体1の全面に張り巡らせる場合は、導体線31の本数に合わせてタイマSW35および断線検出部36を設ける。37は電源監視部で、電源34の電圧降下、容量降下等を監視し、電圧や容量が減ると、電源34の交換を促すメッセージを出したり、電圧や容量が一定以下となると警報を出す。
図12は第2の実施の形態の処理の流れを示すフローチャートである。なお、この第2の実施の形態の紙幣収納装置1においても、図6に示す扉のロック機構が備えられている。扉2がロック状態にあり(SB1)、導体線31の断線を検出していない状態では(SB2)、紙幣収納装置1は筐体1aを構成する外板32や扉2が破壊されていない正常な状態であると判断でき、紙幣収納装置1の図示しない制御部は、警報を出すことはない。この扉2がロック状態にある場合から、扉2や外板32を故意に破壊しようとすると、その部分に張り巡らしてある導体線31が断線する(SB2)。
導体線31が断線すると、断線検出部36がこれを検出し、紙幣収納装置1の図示しない制御部がこれを受けて警報を出す(SB3)。ここで、タイマSW35により電源34から導体線31へ一定時間毎に周期的に電流を流すようにすることで、常時電流を供給する場合と比較して、電源34の寿命を長くすることができる。なお、周期の間隔は、例えば数秒であっても、内部の紙幣が取り出せる程、扉2や外板32が破壊される前に十分断線を検出できる。また、電源監視部37を設けて、電源34の電圧降下、容量降下等を監視し、電圧や容量が減ると、電源34の交換を促すメッセージを出したり、電圧や容量が一定以下となると警報を出すことで、電源34が切れてしまうことで断線検出部36が働かず、扉2や外板32の破壊を検出できない、ということが無いようにしてある。
ここで、前記SB1で扉2がロック状態にない場合は、紙幣収納装置1の図示しない制御部は、破壊検出を停止し、断線検出部36の出力によらず、警報を出さない(SB4)。上述した第2の実施の形態の紙幣収納装置1に、第1の実施の形態で説明した破損誘導部5a,5bを設け、この破損誘導部5a,5bのところに導体線31が通るようにパターンを配置すれば、故意に力を加えたとき、破壊する場所を誘導し、断線を起こりやすくすることができ、紙幣収納装置1の破壊をより確実に検出できるようになる。
以上説明したように、本発明の第2の実施の形態では、紙幣収納装置の扉や外板に導体線を張り巡らせておき、扉や外板を故意に破壊すると、導体線が断線することで紙幣収納装置の破壊を検出することとしたので、紙幣収納装置の破壊を確実に検出できる手段を安価に提供できるとともに、十分な防犯性を持たせることができる。また、紙幣収納装置の筐体を強固にしなくとも、防犯上、十分な効果が得られるので、外板に成形品等の材料を採用でき、紙幣収納装置およびこの紙幣収納装置が実装される装置の重量を減らし、係員の負担を軽減することができる。
図13は本発明の紙幣収納装置の第3の実施の形態を示す斜視図、図14は第3の実施の形態の紙幣収納装置の側断面図である。なお、この第3の実施の形態の紙幣収納装置の紙幣の収納に関する内部構造およびこの紙幣収納装置が実装される紙幣入出金装置およびこの紙幣入出金装置が実装される現金自動取引装置は、図2〜図5で説明したものと同じとする。図において、41は紙幣収納装置1の筐体1a内に張り巡らしたワイヤである。このワイヤ41は、筐体1aを構成する外板42の内面に沿って、例えば、紙幣収納装置1の両側面側に1本ずつと、扉2がある部分で水平方向に1本、それぞれループ状に配置する。このワイヤ41は、ナイロン等の樹脂ワイヤでも、凧糸等の繊維系の糸でも、外板42や扉2が破壊された時に切断するものであればよい。
そして、ワイヤ41は、図14に示すように固定部43によりガイドされてループ状となり、断線検出部44につながっている。なお、図13に示すようにワイヤ41を複数本設ける場合は、それぞれのワイヤ41が、固定部43によりガイドされてループ状となり、断線検出部44につながっている。図15は固定部の一例を示す斜視図で、この固定部43は、滑らかにワイヤ41をガイドして該ワイヤ41がしゅう動し易い形状とする。
例えば、図15に示すように、ワイヤ41が接触する部分をR形状としてもよいし、ローラ、プーリ、シャフト等を利用してもよい。図16は断線検出部の一例を示す構成図で、45,46はループ状にしたワイヤ41の両端に取り付けられた接点、47は接点45を接点46方向に引っ張る力を与えているスプリング、48は接点45と接点46の間に接続した電源である。以下に第3の実施の形態の動作を説明する。通常、断線検出部44において、接点45と接点46は、ワイヤ41によりスプリング47に抗して引っ張られているため、接触していない。紙幣収納装置1の扉2や外板42に故意に力を加えて破壊すると、破壊した部分の内側にあるワイヤ41が切断する。
ワイヤ41が切断すると、スプリング47により接点45が引っ張られ、互いが接触する。これにより、電気的導通が図られ、紙幣収納装置1の図示しない制御部はこれを検出して警報を出す。なお、ワイヤ41が切断した際、スプリング47の力でワイヤ41を引っ張るため、固定部43ではワイヤ41がなめらかにしゅう動するようにしてある。以上説明したように、本発明の第3の実施の形態では、紙幣収納装置の筐体内にワイヤを張り巡らせておき、扉や外板を故意に破壊すると、ワイヤが切断することで紙幣収納装置の破壊を検出することとしたので、紙幣収納装置の破壊を確実に検出できる手段を安価に提供できるとともに、十分な防犯性を持たせることができる。
また、第3の実施の形態では、通常は無通電状態のため電源容量が少ないものとなり経年に対する信頼性が高いものである。さらに、紙幣収納装置の筐体を強固にしなくとも、防犯上、十分な効果が得られるので、外板に成形品等の材料を採用でき、紙幣収納装置およびこの紙幣収納装置が実装される装置の重量を減らし、係員の負担を軽減することができる。
図17は本発明の紙幣収納装置の第4の実施の形態を示す斜視図である。なお、この第4の実施の形態の紙幣収納装置の紙幣の収納に関する内部構造およびこの紙幣収納装置が実装される紙幣入出金装置およびこの紙幣入出金装置が実装される現金自動取引装置は、図2〜図5で説明したものと同じとする。
図において、51は紙幣収納装置1の筐体1aを構成する扉2や外板52に設けた破損誘導部である。この破損誘導部51は、第1の実施の形態で説明したように、扉2や外板52に溝を形成して肉薄の部分を設ける等して、故意に力が加わった時、この肉薄の部分が変形することで、容易に扉2や外板52が変形したり破壊したりするようにしたものである。53は外光センサである。この外光センサ53は、受光ダイオード、受光トランジスタ等で構成され、破損誘導部51の近くで、かつ、通常は外光を受けることがない位置に配置する。
以下に第4の実施の形態の動作を説明する。なお、この第4の実施の形態の紙幣収納装置1においても、図6に示す扉のロック機構が備えられている。扉2がロック状態にあるときに扉2や外板53に故意に力を加えて破壊しようとすると、構造上弱くなっている破損誘導部51の部分で扉2や外板52が変形し、扉2とこの扉2が開閉する開口部との間に隙間が生じる。よって、外部から光が筐体1a内に入り、これを外光センサ53が検出する。そして、紙幣収納装置1の図示しない制御部はこれを検出して警報を出す。
なお、扉2がロック状態でないときは、扉2を開けることで外光が入るが、この場合には警報を出さないようにする。以上説明したように、本発明の第4の実施の形態では、紙幣収納装置の筐体に構造弱い破損誘導部を設けておき、故意に力が加わったとき、この破損誘導部で扉や外板を変形させることにし、かつ、この破損誘導部の近くで通常は光が入らない位置に外光センサを設けて、故意に力が加わったとき、この破損誘導部で扉や外板が変形することで外光を取り込み、これを外光センサで検出することで紙幣収納装置の破壊を検出することとしたので、紙幣収納装置の破壊を確実に検出できる手段を安価に提供できるとともに、十分な防犯性を持たせることができる。
また、第4の実施の形態では、通常は無通電状態のため電源容量が少ないものとなり経年に対する信頼性が高いものである。さらに、第4の実施の形態では、扉や外板が破壊に至らなくても、歪みや欠けでも十分検出が可能で、確実に検出が行える。また、紙幣収納装置の筐体を強固にしなくとも、防犯上、十分な効果が得られるので、外板に成形品等の材料を採用でき、紙幣収納装置およびこの紙幣収納装置が実装される装置の重量を減らし、係員の負担を軽減することができる。
図18は本発明の紙幣収納装置の第5の実施の形態を示す斜視図である。なお、この第5の実施の形態の紙幣収納装置の紙幣の収納に関する内部構造およびこの紙幣収納装置が実装される紙幣入出金装置およびこの紙幣入出金装置が実装される現金自動取引装置は、図2〜図5で説明したものと同じとする。
図において、61は扉2の開閉を検出する開閉検出センサ、62は紙幣収納装置1の姿勢を検出する姿勢検出センサである。ここでは図示しないが、この第5の実施の形態においても、図6に示す扉のロック機構が備えられている。図19は姿勢検出センサの一例を示す構成図で、この姿勢検出センサ62は水銀接点を用いたセンサで、姿勢の変化により、接点63と64間の接続もしくは非接続が切り替わる。接点63と接点64の間には水銀65が所定の空間とともに封入され、接点63は0Vに、接点64には電圧Vccが接続してあるとともに、出力Voutが接続してある。
例えば、図18(a)に示すように、紙幣収納装置1を立てた状態では、図19(a)に示すように、水銀により接点63と接点64が接触し、出力Voutが「0」となる。これに対して、図18(b)に示すように、紙幣収納装置1を横にした状態では、図19(b)に示すように、接点63と接点64は非接触となり、出力Voutが「Vcc」となる。以下に第5の実施の形態の動作を説明する。まず、係員は、紙幣の回収やセットを行う際、紙幣収納装置1を立てて操作を行うか、横にして操作を行うかを選択して、これを紙幣収納装置1の図示しない制御部に認識させる。
これは、例えばディップSWの設定から制御部が認識する等の方法でよい。これにより、紙幣収納装置1の図示しない制御部は、例えば、紙幣収納装置1を立てて操作を行うと選択されている場合、姿勢検出センサ62の出力が「0」ではない時に、開閉検出センサ61が扉2の開放を検出すると、警報を出す。これとは反対に、紙幣収納装置1を横にして操作を行うと選択されている場合、姿勢検出センサ62の出力が「Vcc」ではない時に、開閉検出センサ61が扉2の開放を検出すると、警報を出す。なお、扉2がロック解除状態であっても、上述したように姿勢検出センサ62の出力に応じて警報は出し、扉2がロック状態にあるときに開閉検出センサ61が扉2の開放を検出すると、扉2が破壊されたものとして姿勢検出センサ62の出力によらず警報を出す。
以上説明したように、本発明の第5の実施の形態では、鍵を用いて扉を開放した場合でも、操作する紙幣収納装置の姿勢があらかじめ定められた姿勢と異なっていれば警報を出すこととしたので、操作手順が合わなければ警報が出ることになり、非常に高い防犯性を持たせることができる。また、不正な操作を検出する手段として、姿勢検出センサを用いるので、少ないセンサの数で構成を実現できる。また、紙幣収納装置の筐体を強固にしなくとも、防犯上、十分な効果が得られるので、外板に成形品等の材料を採用でき、紙幣収納装置およびこの紙幣収納装置が実装される装置の重量を減らし、係員の負担を軽減することができる。
図20は本発明の紙幣収納装置の第6の実施の形態を示す斜視図である。なお、この第6の実施の形態の紙幣収納装置の紙幣の収納に関する内部構造およびこの紙幣収納装置が実装される紙幣入出金装置およびこの紙幣入出金装置が実装される現金自動取引装置は、図2〜図5で説明したものと同じとする。図において、71は振動センサである。この振動センサ71は、例えばピエゾセンサ等で、紙幣収納装置1に加えられた振動の大きさを電圧の変化として出力する。そして、電圧の大きさとその時間変化から衝撃の種類を判別可能である。
なお、ここでは図示しないが、この第6の実施の形態においても、図6に示す扉のロック機構が備えられている。図21は第6の実施の形態の制御ブロック図である。72は制御部で、CPU73と、振動センサ71の出力を増幅して該CPU73に入力するアンプ74等を備える。75は図6で説明したシリンダ7の状態から扉2がロック状態かロック解除状態かをCPU73に入力する検出回路、76はCPU73からの指示で警報を出力する警報装置である。以下に第6の実施の形態の動作を説明する。
図22は第6の実施の形態の処理の流れを示すフローチャートである。扉2が閉じてロック状態にある場合(SC1)、CPU73は振動センサ71の出力から振動を検出すると、振動の種類を判別する(SC2)。振動の大きさが所定レベル以上であると、警報を出し(SC3)、振動の大きさが所定レベル以下であると、ブザーの鳴動やLEDの点灯、LCDへの表示等のプレアラームを出し(SC4)、警報やプレアラームの対象外の振動および振動を検出しない場合は振動センサ71の出力の監視を続ける。そして、プレアラーム発生後、所定レベル以下の小さな振動が連続する場合は(SC5)、警報を出す(SC3)。前記SC1で扉2がロック状態にない場合は、CPU73は破壊検出を停止し、警報を出さない(SC6)。
次に、振動の分類について説明する。図23は振動の例を示すグラフである。図23(a)に示すように、電圧が低い、すなわち、小さな振動が長い時間振動が続くような場合は、運送中の振動と判断して、プレアラームを発生しない。これに対して、図23(b)に示すように、電圧の変化が大きい、すなわち、大きな振動が短い時間であるなら、ハンマー等による破壊、投げつけ等による衝撃と判断する。この場合、電圧があるしきい値より小さい場合、破壊に至らない程度の衝撃であり、プレアラームを出す。これに対して、電圧があるしきい値より大きい場合、破壊に至る衝撃であるとして警報を出す。
図23(c)に示すように、低い電圧が一定時間毎に繰り返し続くようであれば、ノコギリ等による破壊と判断し、プレアラームを出す。また、図23(d)に示すように、破壊となる衝撃を示す電圧のしきい値までは至らないが、ある電圧が繰り返し続くようであれば、破壊のためにハンマー等で衝撃を繰り返し与えていると判断してプレアラームを出す。そして、プレアラームを出した後、さらに一定時間以上上述したプレアラームを発生する状態が続くと、本警報を出す。なお、プレアラームを出すことなく、警報を出すこととしてもよいが、プレアラームを出すこととすると、正当な係員が操作をしている場合で、プレアラームに該当するような振動を与えてしまった場合、鍵により扉をロック解除状態とするか、振動の発生を止めることでプレアラームを停止させ、作業を続行することが可能となる。
これに対して、紙幣収納装置1に破壊行為を行っている場合、プレアラーム発生後もその行為を続けるので、本警報を出すことが可能となる。また、振動の例は、図23に示すものだけでなく、各種衝撃のデータをあらかじめサンプリングしておき、加えられた衝撃パターンとの比較を行うことにより、衝撃の種類を細かく限定することも可能である。以上説明したように、本発明の第6の実施の形態では、紙幣収納装置に与えられた振動から破壊行為を検出するので、安価の構成で十分な防犯性を持たせることができる。
また、紙幣収納装置の筐体を強固にしなくとも、防犯上、十分な効果が得られるので、外板に成形品等の材料を採用でき、紙幣収納装置およびこの紙幣収納装置が実装される装置の重量を減らし、係員の負担を軽減することができる。
以上説明した本発明は、紙幣収納装置の発明であるが、紙幣以外に、硬貨や有価証券を収納する装置にも適用可能な発明である。
本発明の紙幣収納装置の第1の実施の形態を示す斜視図 現金自動取引装置の一部破断斜視図 紙幣入出金装置の外観斜視図 紙幣収納装置の外観斜視図 紙幣収納装置の内部構成図 扉のロック機構を示す一部透視斜視図 第1の実施の形態の動作を示す斜視図 第1の実施の形態の処理の流れを示すフローチャート 本発明の紙幣収納装置の第2の実施の形態を示す斜視図 導体線の固定構造を示す説明図 導体線断線検出回路のブロック図 第2の実施の形態の処理の流れを示すフローチャート 本発明の紙幣収納装置の第3の実施の形態を示す斜視図 第3の実施の形態の紙幣収納装置の側断面図 固定部の一例を示す斜視図 断線検出部の一例を示す構成図。 本発明の紙幣収納装置の第4の実施の形態を示す斜視図 本発明の紙幣収納装置の第5の実施の形態を示す斜視図 姿勢検出センサの一例を示す構成図 本発明の紙幣収納装置の第6の実施の形態を示す斜視図 第6の実施の形態の制御ブロック図 第6の実施の形態の処理の流れを示すフローチャート 振動の例を示すグラフ
符号の説明
1 紙幣収納装置
1a 筐体
2 扉
4a〜4d 開閉検出センサ
5a,5b 破損誘導部

Claims (3)

  1. 筐体内に紙幣を収納する紙幣収納装置において、
    前記筐体の扉に故意な力が加わると該扉が破損するように誘導する形状を持つ破損誘導部と、
    前記扉の開閉を検出する扉開閉検出手段とを設け、
    前記扉開閉検出手段により、前記破損誘導部近傍における扉の破損を検出することを特徴とする紙幣収納装置。
  2. 筐体内に紙幣を収納する紙幣収納装置において、
    前記筐体の扉に故意な力が加わると該扉が破損するように誘導する形状を持つ破損誘導部と、
    光の入射を検出する光検出手段とを設け、
    前記光検出手段により、前記破損誘導部近傍における扉の破損を検出することを特徴とする紙幣収納装置。
  3. 前記扉がロック状態にあるとき、前記扉の破損を検出することを特徴とする請求項1または2記載の紙幣収納装置。
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