JP4311184B2 - 自動取引装置用ブース - Google Patents

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本発明は、自動取引装置用ブースに関するものである。
従来、コンビニエンスストア、スーパーマーケット等の商店店舗内のブースや、駐車場、道路脇(わき)等に配設された無人契約機店舗、無人機コーナ等の屋外用ブースには、銀行、信用金庫、消費者金融会社、信販会社等の金融機関のATM(Automatic Teller Machine:現金自動預払機)、CD(Cash Dispenser:現金自動支払機)等の自動取引装置が配設されている。これにより、金融機関の顧客は、金融機関の支店等に出向くことなく、自宅や職場の近所等のように都合の良い場所に配設された自動取引装置を自分で操作して、入金、出金、振り込み、振り替え、通帳記帳等の金融取引を行うようになっている。
ところが、近年、ブルドーザ、パワーショベル等の重機を使用して、商店店舗や屋外用ブースごと自動取引装置を破壊して現金を盗み出したり、自動取引装置をそのまま持ち去ってしまうような盗難が増加している。そこで、盗難を防止するために、次の(1)〜(5)のような各種の防犯対策が講じられている(例えば、特許文献1参照。)。
(1)屋外用ブースや商店店舗のような建造物の破壊や、自動取引装置本体の破壊を検知すると、屋外用ブースや商店店舗の外部に取り付けられているスピーカから警告音を発したり、外部に取り付けられているランプを点滅させたりして、周囲に異常を知らせる。
(2)自動取引装置が衝撃を検出すると、自動取引装置内に取り付けられている現金格納庫に収納された紙幣にインクを塗布して、紙幣の使用を不可能にする。
(3)屋外用ブースや商店店舗のような建造物の破壊や、自動取引装置本体の破壊を検知すると、通報装置が、電話回線やLAN(Local Area Network)などの通信ネットワークを介して、警備会社や警察に自動的に通報する。
(4)自動取引装置本体や自動取引装置内に取り付けられている現金格納庫が持ち去られた場合を想定し、自動取引装置本体や現金格納庫にGPS(Global Positioning System)端末、PHS(Personal Handy−Phone System)端末等の位置を検知することができる機能を有する発信装置を取り付けておき、犯人を追跡したり、持ち去られた場所を検索したりする。
(5)自動取引装置の稼働時間外になると、自動取引装置を地下に収納する。
特開2002−180745号公報
しかしながら、前記従来の防犯対策では、十分な防犯効果を挙げることができず、非常に多大な金銭的被害が生じてしまう。例えば、前記(1)の場合、重機を使用した盗難では、建造物や自動取引装置本体が短時間で破壊されてしまうので、夜間のように人気のない時間帯では、周囲の人が異常に気が付くまでに、現金や自動取引装置が持ち去られてしまう。また、前記(2)の場合、盗難された紙幣を使用不能にすることはできても、現金の盗難を未然に防止することはできない。さらに、前記(3)の場合、重機を使用した盗難では、建造物や自動取引装置本体が短時間で破壊されてしまうので、警備員や警察官が現場に到着するまでに、現金や自動取引装置が持ち去られてしまう。さらに、前記(4)の場合、発信装置が破壊されたり、現金だけが持ち去られたりすると、犯人を追跡したり、持ち去られた場所を検索したりすることができない。さらに、前記(5)の場合、稼働時間中には自動取引装置が地下に収納されないので、自動取引装置の稼働時間が長く深夜に亘(わた)ったりすると、稼働時間中に盗難に遭ってしまう。
本発明は、前記従来の問題点を解決して、異常を検出すると、現金格納庫を自動取引装置本体から切り離すことによって、現金格納庫を盗難することができないように格納して、盗難を確実に防止することができる自動取引装置用ブースを提供することを目的とする。
そのために、本発明の自動取引装置用ブースにおいては、自動取引装置が配設される自動取引装置用ブースであって、前記自動取引装置の直下に配設され、該自動取引装置から切り離された現金格納庫をその内部に格納する現金格納庫格納ユニットを有し、該現金格納庫格納ユニットは、その天井に形成された開口を開閉可能なシャッタと、その底面から浮遊する底板と、該底板と底面との間に配設され、前記底板を上方に付勢する付勢部材と、前記底板と係合して該底板の上方への移動を阻止する底板係止部材とを備え、前記現金格納庫は、前記自動取引装置から切り離されると自重によって下方に移動し、前記シャッタを変位させて前記開口を開放させ、前記現金格納庫が前記底板の上に落下すると、前記底板掛止部材と底板との係合が解除され、該底板は前記付勢部材によって前記現金格納庫とともに上方へ移動し、該現金格納庫は、前記シャッタを変位させて前記開口を閉止させる
本発明によれば、異常を検出すると、現金格納庫を自動取引装置本体から切り離すようになっている。これにより、現金格納庫を盗難することができないように格納して、盗難を確実に防止することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態における自動取引装置用ブースを示す斜視図、図2は本発明の第1の実施の形態における自動取引装置用ブースの主要構成を示す斜視図、図3は本発明の第1の実施の形態における自動取引装置用ブースの現金格納庫格納ユニットを示す斜視図、図4は本発明の第1の実施の形態における自動取引装置用ブースの現金格納庫格納ユニットの他の例を示す斜視図、図5は本発明の第1の実施の形態における自動取引装置を示す斜視図、図6は本発明の第1の実施の形態における自動取引装置の現金格納庫保持装置を示す図である。なお、図6(a)は現金格納庫保持装置の正面図、図6(b)は現金格納庫保持装置の側面図、図6(c)は現金格納庫保持装置の下面図である。
図1において、11は銀行、信用金庫、消費者金融会社、信販会社等の金融機関のATM、CD等の自動取引装置であり、自動取引装置用ブース10の内部に配設されている。ここで、前記自動取引装置11は、前記金融機関の顧客Aが自分で操作して入金、出金、通帳記帳、残高照会、振り込み、振り替え、送金、定期性預金設定等の金融取引を行うための装置である。なお、前記自動取引装置11は、他の機能、例えば、チケット予約機能、商品購入申し込み機能、クレジットカードの与信確認機能、施設情報案内機能等を有するキオスク端末のような多機能端末であってもよいし、無担保ローン契約、無人カードローン契約等の無人契約端末としての機能を有するものであってもよい。
また、前記自動取引装置用ブース10は、自動取引装置11が配設される区画であり、前記金融機関の本店、支店等、コンビニエンスストア、スーパーマーケット、デパート等の商店店舗、駅の構内、地下街、市役所、病院等の公共施設、工場、事務所等の私企業、駐車場、道路脇等の屋外等、いかなる場所に配設されていてもよい。ここで、前記自動取引装置用ブース10は、周囲が側壁で取り囲まれ、開閉可能な扉を備える出入口を有するものであることが望ましいが、必要に応じて、扉を省略することもできるし、側壁の一部又は全部を省略することもできる。例えば、前記自動取引装置用ブース10が金融機関の本店、支店等に配設される場合、通常、自動取引装置11の正面には側壁がなく、両側に背の低い側壁が配設されるようになっている。また、例えば、前記自動取引装置用ブース10がコンビニエンスストアのような狭い店舗内に配設される場合、一切の側壁が省略されることがある。さらに、例えば、前記自動取引装置用ブース10が公共施設に配設される場合、自動取引装置11の正面の側壁だけが省略されることがある。なお、前記自動取引装置用ブース10が屋外に配設される場合には、雨風を防ぐために、前記自動取引装置用ブース10は、通常、周囲が側壁で取り囲まれ、開閉可能な扉を備える出入口を有し、更に天井も有する。
そして、前記自動取引装置用ブース10は、図2に示されるように、異常を検出する検出器としての振動センサ13を有する。ここで、異常とは、衝撃、熱、振動等であるが、本実施の形態においては、説明の都合上、衝撃であるものとして説明する。前記振動センサ13は、前記自動取引装置用ブース10が破壊されるほどの衝撃を受け、検出した振動がある一定の閾(しきい)値を超えると、自動取引装置11に有線又は無線によってアラーム信号を送信するようになっている。なお、前記振動センサ13は、単数であっても複数であってもよく、また、いかなる位置に配設されていてもよいが、図2に示される例においては、四つの側壁に、それぞれ、取り付けられている。
また、前記自動取引装置用ブース10は、床部に形成された現金格納庫格納ユニット12を有する。該現金格納庫格納ユニット12は、後述される現金格納庫14を格納するためのものであり、本実施の形態においては、図3に示されるように、前記自動取引装置用ブース10の床部に形成された縦長の孔(あな)である。なお、前記現金格納庫格納ユニット12は、現金格納庫14の真下に位置する。この場合、現金格納庫格納ユニット12は、略直方体状の形状を有し、内部に格納した現金格納庫14を容易に取り出すことができないようにするために、例えば、約3〔m〕の深さを有する。これにより、バール等の道具を使用しても、現金格納庫格納ユニット12の底部に格納された現金格納庫14を奪取することが困難である。
なお、前記現金格納庫格納ユニット12に代えて、図4に示されるような略L字状の形状を有する現金格納庫格納ユニット12aを使用することもできる。この場合、内部に格納した現金格納庫14を奪取することがより困難になる。
そして、前記自動取引装置11は、CPU、MPU等の演算手段、半導体メモリ、磁気ディスク等の記憶手段、通信インターフェイス等を備える制御部を有する一種のコンピュータである。そして、図5に示されるように、正面にタッチパネル等の表示入力兼用手段、顧客の音声を入力するためのマイクロフォン等の音声入力手段、音声案内のためのスピーカ等の音声出力手段等を備える顧客操作部11a、キャッシュカード等のカードを取り扱うカード処理部11b、紙幣や硬貨の入金及び出金を行う貨幣入出金部11c等を有し、前記顧客Aが自分で操作して入金、出金、通帳記帳、残高照会、振り込み、振り替え、送金、定期性預金設定等の金融取引を行うことができるようになっている。また、前記自動取引装置11の下部には、現金を格納するための現金格納庫14が着脱可能に収納されている。該現金格納庫14の数はいくつであってもよいが、図5に示される例においては、前面パネル11d内に二つの現金格納庫14が収納されている。
さらに、前記自動取引装置11は、衝撃を検出する検出器としての振動センサ15を有する。該振動センサ15は、前記振動センサ13と同様のセンサであり、前記自動取引装置11が破壊されるほどの衝撃を受け、検出した振動がある一定の閾値を超えると、自動取引装置11の制御部に有線又は無線によってアラーム信号を送信するようになっている。なお、前記振動センサ15は、単数であっても複数であってもよく、また、いかなる位置に配設されていてもよいが、図5に示される例においては、片側の側壁に取り付けられている。
ここで、前記現金格納庫14は、図6に示されるような現金格納庫保持装置によって、前記自動取引装置11内に収納されている。なお、前記現金格納庫保持装置は、衝撃が検出されると前記現金格納庫14を切り離すようになっている。この場合、前記現金格納庫14が略直方体状の形状を有しているので、前記現金格納庫保持装置は、前記現金格納庫14を収納する略直方体状のケーシング20を有する。なお、該ケーシング20は自動取引装置11に固定されている。また、前記ケーシング20は、底板を有しておらず、長方形状の底部が開放されている。そして、前記長方形状の底部における両側の長辺に沿って、前記現金格納庫14の底面を支持するレール部材21が配設されている。
本実施の形態において、該レール部材21は、電磁ロック装置22を介して、前記ケーシング20の底部の両側に、それぞれ、回動可能に取り付けられている。前記レール部材21は、前記ケーシング20の底部における両側の長辺に沿った回動軸を中心に回動するようになっている。そして、前記レール部材21は、前記電磁ロック装置22が作動してロックされている状態においては、図6に示されるように、前記ケーシング20の開放された底部の長辺近傍を塞(ふさ)ぎ、前記現金格納庫14の底面の長辺近傍を下方から支持するようになっている。これにより、前記現金格納庫14は、レール部材21によって下方から支持されて、自動取引装置11内に収納される。なお、前記電磁ロック装置22のロックが、自動取引装置11の制御部からの指令によって解除されると、レール部材21は、自重及び現金格納庫14の重量によって、回動軸を中心に回動する。これにより、前記現金格納庫14は、自動取引装置11から切り離される。
次に、前記構成の自動取引装置11及び自動取引装置用ブース10の動作について説明する。
図7は本発明の第1の実施の形態における自動取引装置及び自動取引装置用ブースの動作を示す図である。なお、図7(a)〜(d)は自動取引装置及び自動取引装置用ブースの動作を示す第1〜第4の図である。
まず、図7(a)に示されるように、ブルドーザ、パワーショベル等の重機Bによって、自動取引装置用ブース10の、例えば、正面の側壁に破壊されるほどの衝撃が加えられると、前記側壁に取り付けられた振動センサ13が閾値を超える振動を検出する。すると、前記振動センサ13は、自動取引装置11の制御部にアラーム信号を送信する。なお、前記衝撃は、重機Bでなく、トラック等の乗り物の衝突によって加えられてもよいし、金槌(づち)、バール、ドリル等の道具の使用によって加えられてもよい。また、前記衝撃は、正面の側壁以外の部分に加えられたものであってもよく、その場合、前記衝撃が加えられた部分に近い振動センサ13が衝撃を検出して、アラーム信号を自動取引装置11の制御部に送信する。さらに、自動取引装置11の振動センサ15が衝撃を検出した場合には、該振動センサ15がアラーム信号を自動取引装置11の制御部に送信する。
続いて、自動取引装置11の制御部は、前記アラーム信号を受信すると、電磁ロック装置22に対してロックを解除する指令を送信する。すると、電磁ロック装置22のロックが解除され、レール部材21は、自重及び現金格納庫14の重量によって、図7(b)における矢印で示される方向に、回動軸を中心に回動する。これにより、前記現金格納庫14は、レール部材21によって下方から支持されなくなるので、図7(c)における矢印で示される方向に、自重によって落下する。そして、前記現金格納庫14は、図7(d)に示されるように、自動取引装置用ブース10の床部に形成された現金格納庫格納ユニット12の底面に着地して収納される。これにより、現金格納庫14は現金格納庫格納ユニット12内に格納される。なお、前記レール部材21は元の位置には戻れないようになっている。
このように、本実施の形態において、自動取引装置用ブース10や自動取引装置11が破壊されると、現金格納庫14が十分に深さのある現金格納庫格納ユニット12内に格納されるようになっている。そのため、自動取引装置用ブース10や自動取引装置11が破壊されても、現金格納庫14が奪取されることがない。
また、振動センサ13や振動センサ15が衝撃を検出した場合に、スピーカから警告音を発したり、ランプを点滅させたりして周囲に異常を知らせるようにしてもよいし、警備会社や警察に自動的に通報するようにしてもよい。これにより、防盗効果をさらに高めることができ、現金の奪取を確実に防止することができる。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略する。また、前記第1の実施の形態と同じ動作及び同じ効果についても、その説明を省略する。
図8は本発明の第2の実施の形態における自動取引装置用ブースの現金格納庫格納ユニットを示す図、図9は本発明の第2の実施の形態における自動取引装置用ブースの現金格納庫格納ユニットのシャッタの駆動機構を示す図である。なお、図8(a)は現金格納庫格納ユニットの側断面図、図8(b)は現金格納庫格納ユニットの平断面図であり図8(a)のC矢視図である。
本実施の形態において、自動取引装置用ブース10の床部に形成された現金格納庫格納ユニット30は、開閉可能なシャッタ32を有する。なお、前記現金格納庫格納ユニット30は、現金格納庫14の真下に位置する。この場合、前記現金格納庫格納ユニット30は、図8(a)に示されるように、前記シャッタ32を下方から支持するために天井近傍に配設されたシャッタ支持部材31を有する。該シャッタ支持部材31は、図8(b)に示されるように、現金格納庫14が通過する開口31bを備え、また、図8(a)に示されるように、取り付け部31aによって現金格納庫格納ユニット30の側壁に取り付けられている。なお、前記シャッタ32は、相互に回動可能に接続された複数のシャッタ板32aから成る。そして、各シャッタ板32aは長方形状の形状を有し、長辺において相互に回動可能に接続されている。そして、通常の状態において、前記シャッタ32は、その大部分がモータ支持部材35と現金格納庫格納ユニット30の側壁との間に収納されている。
なお、前記モータ支持部材35の上面には、図9に示されるようなモータとしてのシャッタ駆動用モータ33が配設されている。そして、該シャッタ駆動用モータ33の回転軸には、シャッタ駆動用ピニオンギヤ33aが取り付けられ、各シャッタ板32aに取り付けられたラックギヤ32bと噛(か)み合うようになっている。これにより、前記シャッタ駆動用モータ33が作動して、シャッタ駆動用ピニオンギヤ33aが回転すると、シャッタ32を開閉させることができる。
また、前記現金格納庫格納ユニット30の下部の側壁には、現金格納庫14が通過したことを検出するための現金格納庫検出センサ34が配設される。該現金格納庫検出センサ34は、前記現金格納庫14の底面が現金格納庫検出センサ34の位置を通過することを検出するものであれば、光センサから成るものであっても、近接スイッチから成るものであっても、いかなる種類のものであってもよい。そして、前記現金格納庫検出センサ34が現金格納庫14の底面が通過したことを検出すると、シャッタ駆動用モータ33が作動して、シャッタ32が開口31bを閉じるようになっている。なお、その他の点の構成については、前記第1の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
次に、本実施の形態における自動取引装置11及び自動取引装置用ブース10の動作について説明する。
図10は本発明の第2の実施の形態における自動取引装置及び自動取引装置用ブースの動作を示す図、図11は本発明の第2の実施の形態における自動取引装置及び自動取引装置用ブースの動作を示すフローチャートである。なお、図10(a)〜(f)は自動取引装置及び自動取引装置用ブースの動作を示す第1〜第6の図である。
まず、図10(a)に示されるように、ブルドーザ、パワーショベル等の重機Bによって、自動取引装置用ブース10の、例えば、正面の側壁に破壊されるほどの衝撃が加えられると、前記側壁に取り付けられた振動センサ13が閾値を超える振動を検出する。すると、前記振動センサ13は、自動取引装置11の制御部にアラーム信号を送信する。なお、前記衝撃は、重機Bでなく、トラック等の乗り物の衝突によって加えられてもよいし、金槌、バール、ドリル等の道具の使用によって加えられてもよい。また、前記衝撃は、正面の側壁以外の部分に加えられたものであってもよく、その場合、前記衝撃が加えられた部分に近い振動センサ13が衝撃を検出して、アラーム信号を自動取引装置11の制御部に送信する。さらに、自動取引装置11の振動センサ15が衝撃を検出した場合には、該振動センサ15がアラーム信号を自動取引装置11の制御部に送信する。
続いて、自動取引装置11の制御部は、前記アラーム信号を受信すると、電磁ロック装置22に対してロックを解除する指令を送信する。すると、電磁ロック装置22のロックが解除され、レール部材21は、自重及び現金格納庫14の重量によって、図10(b)における矢印で示される方向に、回動軸を中心に回動する。これにより、前記現金格納庫14は、レール部材21によって下方から支持されなくなるので、図10(c)における矢印で示される方向に、自重によって落下する。
そして、図10(d)に示されるように、現金格納庫検出センサ34が現金格納庫14の底面が通過したことを検出すると、シャッタ駆動用モータ33が作動を開始して、シャッタ駆動用ピニオンギヤ33aが矢印で示される方向に回転する。これにより、図10(e)に示されるように、シャッタ32がシャッタ支持部材31上を移動して、開口31bを閉じる。そして、図10(f)に示されるように、前記シャッタ32が開口31bを完全に閉じると、シャッタ駆動用モータ33は動作を停止し、続いて、動作がロックされる。これにより、現金格納庫格納ユニット30内に格納された現金格納庫14を奪取することが困難になる。
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS1 自動取引装置用ブース10又は自動取引装置11に強い衝撃が加えられる。
ステップS2 自動取引装置用ブース10又は自動取引装置11の振動センサ13又は振動センサ15がアラーム信号を送信する。
ステップS3 現金格納庫14のレール部材21の電磁ロック装置22のロックが解除される。
ステップS4 現金格納庫14が、自重によって、自動取引装置11から落下する。
ステップS5 現金格納庫検出センサ34が現金格納庫14の底面が通過したことを検出すると、シャッタ駆動用モータ33が作動を開始する。
ステップS6 シャッタ32が開口31bを閉じ、シャッタ駆動用モータ33の動作がロックされる。
ステップS7 シャッタ32が開口31bを塞ぐ。
このように、本実施の形態において、現金格納庫14が現金格納庫格納ユニット30に格納されると、シャッタ32が開口31bを完全に閉じるようになっている。そのため、自動取引装置用ブース10や自動取引装置11が破壊されても、現金格納庫14が奪取されることがない。
また、振動センサ13や振動センサ15が衝撃を検出した場合に、スピーカから警告音を発したり、ランプを点滅させたりして周囲に異常を知らせるようにしてもよいし、警備会社や警察に自動的に通報するようにしてもよい。これにより、防盗効果をさらに高めることができ、現金の奪取を確実に防止することができる。
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。なお、第1及び第2の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略する。また、前記第1及び第2の実施の形態と同じ動作及び同じ効果についても、その説明を省略する。
図12は本発明の第3の実施の形態における自動取引装置用ブースの現金格納庫格納ユニットを示す図である。なお、図12(a)は現金格納庫格納ユニットの側断面図、図12(b)は現金格納庫格納ユニットの平面図である。
本実施の形態において、自動取引装置用ブース10の床部に形成された現金格納庫格納ユニット40は、開閉可能なシャッタ41を有する。なお、前記現金格納庫格納ユニット40は、現金格納庫14の真下に位置する。この場合、前記現金格納庫格納ユニット40は、図12(a)に示されるように、天井に現金格納庫14が通過する開口45aを備える天井フレーム45を有する。そして、該天井フレーム45の下面にシャッタ支持軸46が取り付けられている。なお、該シャッタ支持軸46は、長方形状の開口の対向する二辺に沿って、それぞれ、取り付けられている。そして、前記シャッタ支持軸46に二枚のシャッタ41の端部が回動可能に取り付けられている。
ここで、前記シャッタ支持軸46には、螺(ら)旋状のトーションスプリング等から成るシャッタばね部材41aが取り付けられ、前記シャッタ41を付勢して、天井フレーム45の下面に押し付けるようになっている。これにより、図12(b)に示されるように、開口45aは、二枚のシャッタ41によって閉じられている。なお、図12において、二枚のシャッタ41同士の間には、隙(すき)間が存在するが、隙間がないようにすることもできる。
また、前記現金格納庫格納ユニット40の下部には、底板42が現金格納庫格納ユニット40の底面から浮上した状態で配設されている。前記底板42と現金格納庫格納ユニット40の底面との間には、コイルスプリング等から成る底板ばね部材44が配設され、前記底板42を上方に付勢し、底板係止部材43の下面に押し付けるようになっている。ここで、該底板係止部材43は、現金格納庫格納ユニット40の側面に配設された支持部材48に取り付けられた水平方向に延在する係止部材支持軸47に回動可能に取り付けられている。しかし、底板係止部材43の上面は、支持部材48の係合部48aの下面に係合し、図12(a)に示される状態より上方には回動不能となっている。そのため、前記底板42は、底板ばね部材44によって上方に付勢されていても、上方に移動することなく、図12(a)に示される位置で停止している。なお、その他の点の構成については、前記第1の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
次に、本実施の形態における自動取引装置11及び自動取引装置用ブース10の動作について説明する。
図13は本発明の第3の実施の形態における自動取引装置及び自動取引装置用ブースの動作を示す図、図14は本発明の第3の実施の形態における自動取引装置及び自動取引装置用ブースの動作を示すフローチャートである。なお、図13(a)〜(f)は自動取引装置及び自動取引装置用ブースの動作を示す第1〜第6の図である。
まず、図13(a)に示されるように、ブルドーザ、パワーショベル等の重機Bによって、自動取引装置用ブース10の、例えば、正面の側壁に破壊されるほどの衝撃が加えられると、前記側壁に取り付けられた振動センサ13が閾値を超える振動を検出する。すると、前記振動センサ13は、自動取引装置11の制御部にアラーム信号を送信する。なお、前記衝撃は、重機Bでなく、トラック等の乗り物の衝突によって加えられてもよいし、金槌、バール、ドリル等の道具の使用によって加えられてもよい。また、前記衝撃は、正面の側壁以外の部分に加えられたものであってもよく、その場合、前記衝撃が加えられた部分に近い振動センサ13が衝撃を検出して、アラーム信号を自動取引装置11の制御部に送信する。さらに、自動取引装置11の振動センサ15が衝撃を検出した場合には、該振動センサ15がアラーム信号を自動取引装置11の制御部に送信する。
続いて、自動取引装置11の制御部は、前記アラーム信号を受信すると、電磁ロック装置22に対してロックを解除する指令を送信する。すると、電磁ロック装置22のロックが解除され、レール部材21は、自重及び現金格納庫14の重量によって、図13(b)における矢印で示される方向に、回動軸を中心に回動する。これにより、前記現金格納庫14は、レール部材21によって下方から支持されなくなるので、図13(c)における矢印で示される方向に、自重によって落下する。
そして、図13(d)に示されるように、落下する現金格納庫14の底面がシャッタ41を下方に押し下げる。これにより、シャッタ41は、図13(d)における矢印で示される方向に、シャッタ支持軸46を中心に回動する。そして、図13(e)に示されるように、現金格納庫14がシャッタ41を通り過ぎると、シャッタばね部材41aの付勢力によって、シャッタ41は、矢印で示される方向に回動し、天井フレーム45の下面に押し付けられ、開口45aを再び閉じる。
一方、前記現金格納庫14が底板42上に着地すると、着地の衝撃荷重を受けて、図13(e)に示されるように、底板ばね部材44が収縮するので、前記底板42が下方に移動する。これにより、底板係止部材43は、底板42によって押し上げられることがなくなり、自重によって下方に回動し、前記底板42との係合が解除される。
続いて、前記底板ばね部材44が伸長し、図13(f)における矢印で示されるように、底板42を現金格納庫14とともに上方に移動させる。この場合、前記底板係止部材43が自重によって下方に回動して前記底板42との係合が解除されているので、前記底板42は、底板係止部材43よりも上方に移動することができる。そして、前記現金格納庫14の上面が開口45aを閉じているシャッタ41の下面に押し付けられる。これにより、前記底板42及び現金格納庫14は停止する。また、前記シャッタ41は、前記底板42及び現金格納庫14を介して、底板ばね部材44の付勢力を受け、天井フレーム45の下面に押し付けられて、動作がロックされる。そのため、現金格納庫格納ユニット40内に格納された現金格納庫14を奪取することが困難になる。
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS11 自動取引装置用ブース10又は自動取引装置11に強い衝撃が加えられる。
ステップS12 自動取引装置用ブース10又は自動取引装置11の振動センサ13又は振動センサ15がアラーム信号を送信する。
ステップS13 現金格納庫14の電磁ロック装置22のロックが解除される。
ステップS14 現金格納庫14が、自重によって、自動取引装置11から落下する。
ステップS15 現金格納庫14がシャッタ41を押し下げ、現金格納庫格納ユニット40の中に入る。
ステップS16 現金格納庫14が底板42に着地すると、底板ばね部材44が収縮し、底板係止部材43と底板42との係合が解除される。また、シャッタ41は、シャッタばね部材41aの付勢力によって、開口45aを再び閉じる。
ステップS17 底板ばね部材44が伸長し、現金格納庫14が持ち上げられ、シャッタ41の下面に押し付けられて停止する。
ステップS18 シャッタ41は、底板ばね部材44の付勢力を受けて動作がロックされる。
このように、本実施の形態において、現金格納庫14が現金格納庫格納ユニット40に格納されると、シャッタ41は、開口45aを閉じ、底板ばね部材44の付勢力を受け、動作がロックされるようになっている。そのため、外部からシャッタ41を開放することが難しく、自動取引装置用ブース10や自動取引装置11が破壊されても、現金格納庫14が奪取されることがない。
また、振動センサ13や振動センサ15が衝撃を検出した場合に、スピーカから警告音を発したり、ランプを点滅させたりして周囲に異常を知らせるようにしてもよいし、警備会社や警察に自動的に通報するようにしてもよい。これにより、防盗効果をさらに高めることができ、現金の奪取を確実に防止することができる。
ところで、前記第2の実施の形態においては、現金格納庫検出センサ34が現金格納庫14の底面が通過したことを検出すると、シャッタ駆動用モータ33によってシャッタ32を移動させて開口31bを閉じるようになっている。そのため、自動取引装置用ブース10や自動取引装置11が破壊されたときに、現金格納庫検出センサ34やシャッタ駆動用モータ33の電源ラインが切断されると、開口31bを閉じることができなくなってしまう。これに対して、本実施の形態においては、機械的な構成によって、現金格納庫格納ユニット40の開口45aを閉じるようになっているので、自動取引装置用ブース10や自動取引装置11が破壊されたときに電源ラインが切断されても、確実に現金格納庫格納ユニット40の開口45aを閉じることができる。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の第1の実施の形態における自動取引装置用ブースを示す斜視図である。 本発明の第1の実施の形態における自動取引装置用ブースの主要構成を示す斜視図である。 本発明の第1の実施の形態における自動取引装置用ブースの現金格納庫格納ユニットを示す斜視図である。 本発明の第1の実施の形態における自動取引装置用ブースの現金格納庫格納ユニットの他の例を示す斜視図である。 本発明の第1の実施の形態における自動取引装置を示す斜視図である。 本発明の第1の実施の形態における自動取引装置の現金格納庫保持装置を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における自動取引装置及び自動取引装置用ブースの動作を示す図である。 本発明の第2の実施の形態における自動取引装置用ブースの現金格納庫格納ユニットを示す図である。 本発明の第2の実施の形態における自動取引装置用ブースの現金格納庫格納ユニットのシャッタの駆動機構を示す図である。 本発明の第2の実施の形態における自動取引装置及び自動取引装置用ブースの動作を示す図である。 本発明の第2の実施の形態における自動取引装置及び自動取引装置用ブースの動作を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態における自動取引装置用ブースの現金格納庫格納ユニットを示す図である。 本発明の第3の実施の形態における自動取引装置及び自動取引装置用ブースの動作を示す図である。 本発明の第3の実施の形態における自動取引装置及び自動取引装置用ブースの動作を示すフローチャートである。
符号の説明
10 自動取引装置用ブース
11 自動取引装置
12、12a、30、40 現金格納庫格納ユニット
14 現金格納庫
21 レール部材
22 電磁ロック装置
31b、45a 開口
32、41 シャッタ
33 シャッタ駆動用モータ

Claims (1)

  1. (a)自動取引装置が配設される自動取引装置用ブースであって、
    (b)前記自動取引装置の直下に配設され、該自動取引装置から切り離された現金格納庫をその内部に格納する現金格納庫格納ユニットを有し、
    (c)該現金格納庫格納ユニットは、その天井に形成された開口を開閉可能なシャッタと、その底面から浮遊する底板と、該底板と底面との間に配設され、前記底板を上方に付勢する付勢部材と、前記底板と係合して該底板の上方への移動を阻止する底板係止部材とを備え、
    (d)前記現金格納庫は、前記自動取引装置から切り離されると自重によって下方に移動し、前記シャッタを変位させて前記開口を開放させ、前記現金格納庫が前記底板の上に落下すると、前記底板掛止部材と底板との係合が解除され、該底板は前記付勢部材によって前記現金格納庫とともに上方へ移動し、該現金格納庫は、前記シャッタを変位させて前記開口を閉止させることを特徴とする自動取引装置用ブース。
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