JP2004164439A - 自動取引装置の盗難防止システム - Google Patents

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JP2004164439A
JP2004164439A JP2002331357A JP2002331357A JP2004164439A JP 2004164439 A JP2004164439 A JP 2004164439A JP 2002331357 A JP2002331357 A JP 2002331357A JP 2002331357 A JP2002331357 A JP 2002331357A JP 2004164439 A JP2004164439 A JP 2004164439A
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JP2002331357A
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Katsuji Kinoshita
勝治 木下
Toshiaki Kuga
俊昭 久我
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Secom Co Ltd
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Secom Co Ltd
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Abstract

【課題】重機を使用した自動取引装置の盗難を有効に防止することができる盗難防止システムを提供する。
【解決手段】自動取引装置を載置するテーブルと、テーブルを上下させるリフターと、建物への破壊行為を検知する警報装置と、常時は前記テーブルを店舗床面と略同一面に保持し、建物の破壊を検知したときには、リフターによりテーブルを下降させ、少なくとも自動取引装置の下半分を床面の下に収容するようリフターを制御する制御部を具備する自動取引装置の盗難防止システム。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は自動取引装置の盗難防止システムに関し、特にショベルカーやブルドーザー等の重機等でCD・ATM等の自動取引装置そのものを移動させて破壊、盗難しようとする行為に対して、CD・ATM等の自動取引装置の移動を困難にさせる自動取引装置の盗難防止システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、金融機関や消費者金融、信販会社の無人店舗が著しく普及しており、盗み出した工事用の重機で現金自動預け払い機(ATM)などが設置されている無人店舗を壊し、現金を盗み出す事件が発生している。
現金自動預け払い機(ATM)は24時間取引可能で、大量の現金を収容している。そこで、従来は、これらの現金自動預け払い機(ATM)を容易に破壊されないようにプロテクター等の補強部材を取り付けたり(例えば、特許文献1参照)、また、警備装置を設置して、無人店舗の破壊や侵入、ATMの破壊等を検知すると警備会社へ自動的に通報するようにしている(例えば特許文献2参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平7−168963
【特許文献2】
特開2001−167373
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、現金自動預け払い機(ATM)にプロテクター等の補強部材を取り付けても、重機によりプロテクターごと店舗の外に引き出され破壊されてしまう。
また、警備会社が異常を受信して、警察に通報し、警察官または警備員が現場に到着するまでには少なくとも数分程度の時間を要するが、上記のように複数人で重機を使用して無人店舗を破壊し、現金自動預け払い機(ATM)そのものを店舗より引き出して破壊する犯罪は短時間で行われるため、警察官または警備員が現場に到着すると既に、犯人は窃盗行為を終えて現場より逃走しているという事案が発生している。
そこで、重機を使用して店舗を破壊して短時間で自動取引装置を盗難するという事案に対する盗難防止対策が望まれている。
本発明は、上述の従来の盗難防止対策では防止できなかった重機を使用した自動取引装置の盗難を有効に防止することができる盗難防止システムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明による無人店舗建物内に設置された自動取引装置の盗難防止システムは、自動取引装置を載置するテーブルと、このテーブルを上下させるリフターと、建物への破壊行為を検知する警報装置と、常時は前記テーブルを店舗床面と略同一面に保持し、建物の破壊を検知したときには、リフターによりテーブルを下降させて、少なくとも自動取引装置の下半分を床面の下に収容するようにリフターを制御する制御部を具備する。これにより、無人店舗が営業中であっても、店舗の破壊等を検知したときには、自動取引装置の一部を床下に収容することで、容易に店舗外に引き出されることを防止できる。
【0006】
また、自動取引装置の盗難防止システムの制御部は、閉店信号を受信したときに、リフターによりテーブルを下降させて、少なくとも自動取引装置の下半分を床面の下に収容するようにリフターを制御する。これにより、閉店中は自動取引装置の一部を床下に収容することで、盗難行為自体をあきらめさせることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、図を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本発明による盗難防止システムが適用された無人店舗の斜視図である。1は、現金自動預け払い機(ATM)が収容されたブースである。ブース1には、ATM2が設置されている他、自動ドア、空調設備、照明設備、監視カメラ、自動運行装置、警備装置、通話装置等が設置されている。
2は現金自動預け払い機(ATM)で、前面上部に操作パネル及び現金入出口を備え、前面下部には管理者が現金を内部に補給または取り出すための点検扉が設けられている。
3は盗難防止システムを構成する収容装置で、図2に示すように、ブース1の床面下部に設けられた収容ボックス31と、収容ボックス31内に設置されたリフター32、上限リミットスイッチ33、下限リミットスイッチ34及びブース内に設置された制御装置35、ブースへの破壊行為を検知するセンサー36(図2には示さず。)にて構成されている。
【0008】
制御装置35は図3に示すように上限リミットスイッチI/F351、下限リミットスイッチI/F352、リフター駆動部353、警報装置I/F354、自動運行装置I/F355及びこれら各部を制御する制御部350にて構成されている。
上限リミットスイッチI/F351及び下限リミットスイッチI/F352はそれぞれ上限リミットスイッチ33及び下限リミットスイッチ34と接続されている。リフター駆動部353は制御部350の制御に従ってパワーシリンダー35の可動軸の伸張、縮小動作を行う。警報装置I/F354は図示しない警報装置と接続し、警報装置によって検知されたブース1への破壊行為に基づく警報信号や遠隔の警備センターからの制御を取り込む。自動運行装置I/F355は、図示しない自動運行装置と接続し、無人店舗の開店状態を示す開店信号や閉店状態を示す閉店信号を制御部350へ取り込む。
【0009】
収容ボックス31は少なくともATM2の全長の半分以上の深さを有する金属製のボックスで、ブース1の床面に埋め込まれている。
リフター32は、ATM2を載置するテーブル321と収容ボックス31の底部との間を接続するアーム36A、アーム36BからなるX状の2個の支持部材36と、支持部材36のアーム36Aとアーム36B間を結合するパワーシリンダー35を有して構成される。アーム36Aとアーム36BはX状に組み合わされ、アーム36Bの一端はベースに回動可能に接続され、アーム36Aの一端は収容ボックス31の底部に慴動可能となっている。
上限リミットスイッチ33は、例えば、光センサーで構成され、テーブル321の上限位置を検出する。下限リミットスイッチ33は、例えば、光センサーで構成され、テーブル321の下限位置を検出する。
【0010】
次に、図2、図4及び図5を参照して、盗難防止システムの動作について説明する。
図4は盗難防止システムの動作フロー図である。図5は無人店舗の側面から見た断面図である。
リフター32のテーブル321は開店中の正常時には図2(a)に示すようにパワーシリンダー35の可動軸が伸張され収容ボックス31の底部に結合したアーム36Bの一端が左側に移動し、テーブル321を上昇させている。そして、テーブル321に載置されたATM2は図5(a)に示すようにブース1の床面位置にあり、顧客が利用可能となっている。
【0011】
図示しない警報装置がブース1への破壊行為を検知した場合または遠隔の警備センターからの起動信号を受信すると警報装置から警報装置I/F354を介して起動信号が制御部350に入力される(ステップS001)、制御部350はリフター駆動部353にてテーブル321の降下制御を行う。即ち、パワーシリンダー35の可動軸が短縮され支持部材36のアーム36Aの一端が収容ボックス31の底部に添って端部へ移動する。これによりテーブル321は下降する。そして、下限リミットスイッチ34がテーブル321を検知すると下限リミットスイッチI/Fにより制御部350に検知信号が送られ(ステップS004)、図2(b)に示すように制御部350はパワーシリンダー35の可動軸の縮短動作を停止し、テーブル321の降下動作を停止する(ステップS005)。こうして、図5(b)に示すように、ATM2の少なくとも下半分が収容ボックス31内に収納される。
【0012】
これにより、たとえ、重機を用いてブース1の前面を破壊されたとしても、ATM2の下側半分が収容部に収容されて埋没しているために、ATM2がブース1外部に引き出されることを防止できる。
【0013】
次に、警報装置からの起動信号を受信せずに閉店時間になった場合の動作を説明する。
図示しない自動運行装置により閉店状態になったことを示す閉店信号が自動運行装置I/F355を介して制御部350に入力された場合(ステップS002)には、上述ステップS003〜ステップS005と同様にテーブル321を下降させておく。
これにより、ブース1無人店舗への破壊行為そのものを諦めさせる効果がある。
【0014】
次に、下降状態のときにテーブル321を上昇させる動作について説明する。
制御部350は、警報装置からの起動信号または自動運行装置からの開店信号を警報装置I/F354又は自動運行装置I/F355を介して受信すると(ステップS006又はS007)、制御部350はリフター駆動部353にてテーブル321の上昇制御を行う。即ち、パワーシリンダー35の可動軸が伸張され支持部材36のアーム36Aの一端が収容ボックス31の底部に添って中央部へ移動する。これによりテーブル321は上昇する。そして、上限限リミットスイッチ35がテーブル321を検知すると上限リミットスイッチI/F351により制御部350に検知信号が送られ(ステップS009)、図2(a)に示すように制御部350はパワーシリンダー35の可動軸の伸張動作を停止し、テーブル321の上昇動作を停止する(ステップS010)。こうして、図5(a)に示すように、ATM2はブース1の床面位置に停止する。
【0015】
【発明の効果】
本発明によると、無人店舗の営業中であってもブース1への破壊行為が行われた場合には即座にATM等の多額の紙幣を収容した自動取引装置の一部が床下に収容されるので、建設機械などの重機を使用してブースの前面が破壊されてもATM自体が引き出されて破壊されることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される無人店舗の斜視図である。
【図2】盗難防止システムを構成するリフターの駆動状態を示す図である。
【図3】制御装置の機能ブロック図である。
【図4】盗難防止システムの動作フロー図である。
【図5】ATMの設置状態を示す図である。
【符号の説明】
1・・・ブース
2・・・ATM
3・・・収容装置

Claims (3)

  1. 無人店舗建物内に設置された自動取引装置の盗難防止システムであって、
    前記自動取引装置を載置するテーブルと、
    前記テーブルを上下させるリフターと、
    建物への破壊行為を検知する警報装置と、
    常時は前記テーブルを店舗床面と略同一面に保持し、
    前記建物の破壊を検知したときには、前記リフターにより前記テーブルを下降させて、少なくとも前記自動取引装置の下半分を床面の下に収容するように前記リフターを制御する制御部を具備することを特徴とした自動取引装置の盗難防止システム。
  2. 前記制御部は、閉店信号を受信したときに、前記リフターにより前記テーブルを下降させて、少なくとも前記自動取引装置の下半分を床面の下に収容するように前記リフターを制御することを特徴とした請求項1記載の自動取引装置の盗難防止システム。
  3. 前記制御部は、開店信号を受信したときに、前記リフターにより前記テーブルを上昇させて、前記テーブルを店舗床面と略同一面に保持するように前記リフターを制御することを特徴とした請求項1記載の自動取引装置の盗難防止システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106558151A (zh) * 2015-09-29 2017-04-05 日立金融设备系统(深圳)有限公司 自动交易装置的防御构造及自动交易装置

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