JP5935112B1 - 防犯システム - Google Patents
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Abstract
Description
図1は本発明の防犯システムをマンション・アパートの各住戸玄関に適用したレイアウト構成1を示しており、共同廊下2と各住戸玄関3とを隔てる外扉5と、玄関3の脇に設けられた下駄箱4と、玄関3から奥の部屋6に向かって延びる通路8と、通路8の途中に設けられた冷気遮断用の内扉7とを備え、内扉7と外扉5とを閉じることで玄関3を含む通路8に閉鎖可能な空間9が形成されるように構成している。ここで「閉鎖可能な空間」とは、人間がその空間から外部に抜け出すための経路がなくなる空間をいう。内扉7の玄関3に面する側とは反対側の通路8の壁面12には屋内操作盤13が、共同廊下2に面した住戸壁面14には屋外操作盤15が、内扉7の玄関3に面する側の回動軸近傍上端には内扉7を開いた際に接触圧を受け閉じた際に接触圧から開放される位置にマイクロスイッチA17が、外扉5の玄関3に面する側の回動軸近傍上端には外扉5を開いた際に接触圧を受け閉じた際に接触圧から開放される位置にマイクロスイッチB19がそれぞれ設けられている。マイクロスイッチA17及びマイクロスイッチB19は、制御ボックス20の入力端子に電気的に接続されている。
以下では、エアコンプレッサ30の吐出口31からの空気圧によるエアシリンダ16,18のロッド22a,22bの突出をロック機構の作動と称することがある。
以下、各部材について詳細に説明する。
有効無効スイッチ23は、防犯システム1の有効化(作動)、無効化(強制解錠)を切り替えるスイッチである。
作動開始時間設定スイッチ25は、有効無効スイッチ23を有効にした後に防犯システム1が実際に作動するまでの時間を有効無効スイッチ23が無効の時に設定するスイッチである。
カウント表示画面27は、有効無効スイッチ23が無効の時に作動開始時間設定スイッチ25で設定された時間を表示するとともに、有効無効スイッチ23を有効にした後に、防犯システム1が作動するまでの時間をカウントダウン表示するものである。
確定時照光押しボタン28は、有効無効スイッチ23が無効の時に作動開始時間設定スイッチ25によって設定された時間を確定するボタンであり、確定した際に点灯する。
(システムチェックモード)
図6にあるように、制御ボックス20は電源オン(S1)の後、まず有効無効スイッチ23の状態を参照し(S2)、有効である場合に、屋内キーSW52の指示値と屋外キーSW54の指示値とを比較し(S3)、指示値が一致する場合は、電磁弁34,35の上昇側ソレノイドを励磁してエアシリンダA16及びエアシリンダB18のロッドを上昇させ(S4,初期化動作)、モード値を取得(S5)し、屋内外の操作盤13,15上の警報灯55,57を点滅(S6)させたうえでシステム作動モードに移行する(S7)。なお、電源オンの後、有効無効スイッチ23の状態が無効である場合は直ちにシステム設定モードに移行し(S9)、屋内キーSW52の指示値と屋外キーSW54の指示値とを比較し指示値が一致しない場合には、電磁弁34,35の上昇側ソレノイドを励磁してエアシリンダA16及びエアシリンダB18のロッドを上昇させ(S8)、システム設定モードに移行する(S9)。システム設定モードで有効無効スイッチ23(2値)、システム作動までの時間を設定する作動開始時間設定スイッチ25、及び/または、モード設定スイッチ29の設定を終えた後、有効無効スイッチ23を有効にすると、システム作動までの時間を表示するカウント表示画面27でカウントダウンが始まり(S10)、電源オン(S1)直後のシステムチェックルーチンに復帰する。
(システム作動モード)
図7を用いて、モード値が外内モードである場合における制御フローを代表例として説明する。屋内に人がいない時(店舗では営業終了後、一般住居では外出時等)に外扉5が開かれる(S21)とマイクロスイッチB19がオフになる(S22)。オフを検知した制御ボックス20は、エアシリンダA16の電磁弁の下降側ソレノイドを励磁して(S23)、エアシリンダA16のロッドを下降させることで内扉7がロックされる(S24)。これにより内扉7より奥への進入経路8が遮断される。次いで外扉5が人為的に閉じられるかまたは内扉7に向かうまでの間に外扉5を開いた際のバネの復元力が働き外扉5が自然に閉じる際(S25)、マイクロスイッチB19がオンになる(S26)。オンを検知した制御ボックス20は、エアシリンダB18の電磁弁35の下降側ソレノイドを励磁して(S27)、エアシリンダB18のロッドを下降させることで外扉5がロックされ(S28)、同時に操作盤上の警報灯55,57を点灯させる(S29)。これにより後方への退避経路が遮断される。この2段機構によって窃盗または窃盗後の逃走が防止される。モード値が内外モードである場合、制御ボックス20は、システム作動モードにおいて、マイクロスイッチA17のオフ検知にのみ応答し、マイクロスイッチB19のオフ検知には応答しない。モード値が両動作モードである場合、制御ボックス20は、システム作動モードにおいて、マイクロスイッチA17またはマイクロスイッチB19のいずれのオフ検知にも応答する。
(システム解除モード)
図8を用いて、システム解除(S40)の際の制御フローについて説明する。制御ボックス20は、有効無効スイッチが有効無効を判断することで(S41)、空間9に閉じ込められた人間による解除操作か、空間9外の人間による解除操作かを判断する。有効のままの場合、空間外の解除操作であるとみなして、屋内キーSW52と屋外キーSW54との値の不一致を監視し(S42)、不一致になったときに操作盤警報ランプ55,57の状態が点灯か点滅かを確認する(S43)。点灯している場合、状態強制変更ボタン56,58の所定時間の押下を監視し(S44)、所定時間の押下が確認された際に強制解錠を行い(S45)、操作盤警報ランプ55,57を消灯し(S46)、システム設定モード(S9)に移行する。点滅している場合は、状態強制変更ボタン56,58の押下の有無によらず無条件で強制解錠を行い(S45)、操作盤警報ランプ55,57を消灯し(S46)、システム設定モード(S9)に移行する。また有効無効スイッチが無効である場合、空間9内での解除操作であるとみなして、直ちに強制解錠し(S45)、操作盤警報ランプ55,57を消灯し(S46)、システム設定モード(S9)に移行する。
図9は、本発明の防犯システムを階段付き一般家屋の階段68に適用したレイアウト例60を示している。本実施形態では、階段68の最上部と最下部に階上扉67と階下扉65とを設け、これらを閉じることで階段68に閉鎖可能な空間69が形成されるように構成している。制御ボックス20及びエアコンプレッサ30は階下の踊り場63に配置している。階上操作盤73、階下操作盤75、エアシリンダA76、エアシリンダB78、マイクロスイッチA77、マイクロスイッチB79といった各構成要素の機能、作用等は、第1の実施態様で述べた通りであるので説明を割愛する。本構成は、2階から侵入して1階を物色するために階段68を下りる強窃盗、1階から侵入して2階を物色するために階段68を上がる強窃盗犯のいずれの捕獲にも適している。
図10は、本発明の防犯システムを屋外102と店舗屋内106との間に風除室108を有する店舗に適用したレイアウト例100を示している。以下、第1及び第2の実施形態と同一名称の構成要素の機能等は、特に断らない限り上述した通りであるので説明を割愛する。
まず、平時、例えば店舗内清掃を終えて営業を開始する時に、店員がレジ123脇の操作ボックス125のキースイッチ126を「入」にする(第1段階のオン)。これにより、制御ボックス120は、外扉105及び内扉107のシリンダ81のロッドを突出させるとともに、外扉105及び内扉107のノックシリンダ83のノック部84を突出させる。このとき、外扉105及び内扉107が開きっぱなしであると、ノックの切り欠かれた先端部が外扉105及び内扉107の戸先下端縁に接触して内側に押す力を加えて、外扉105及び内扉107の閉鎖をアシストする。外扉105は屋外102から風除室108に入ろうとする人が引き開きでしか入室できなくなる状態となるとともに、引き開きによる開きっぱなしも不可能となる。また内扉107は、風除室108から店舗屋内106に入ろうとする人が引き開きでしか入ることができなくなる状態となるとともに、引き開きによる開きっぱなしも不可能となる。
次に、強盗が店舗屋内106に侵入し、店員を脅迫する等してレジ123から金銭を奪い取る緊急事態が発生したとする。このとき店員は、強盗が逃走しようとする瞬間を見極めて、操作ボックス125の作動ボタン128を押す(第2段階のオン)。これにより、制御ボックス120は、外扉105の上下一対のシリンダ85のロッド88a,88bを全て突出させ、同時にシリンダ81に付された近接センサー82がオン状態かオフ状態かを確認し、近接センサー82がオン状態である場合に限り、外扉105の上下一対のシリンダ87のロッド92a,92bを全て突出させる。この時点で外扉105は、屋外102から風除室108内に入ることができなくなる。
次に、強盗が逃走のため、内扉107を押して風除室108内に入り、外扉105手前のマットスイッチ141を踏む。このとき、制御ボックス120は、強盗の背後にある内扉107の上下一対のシリンダ89及びシリンダ91のロッド93a,93b,96a,96bを全て突出させる。
内扉107の上下一対のシリンダ89及びシリンダ91が作動したのを確認した店員は、店内に残っている客を誘導して勝手口から逃がす。
もし、上下一対のシリンダ85のロッド88a,88bを全て突出させた時点で近接センサー82がオン状態であれば、外扉105は、シリンダ87のロッド92a,92bの突出により、風除室108から屋外102への押し開きも不可能となっているはずであり、犯人は、捕獲されている。一方、近接センサー82がオフ状態であれば、上下一対のシリンダ87のロッド92a,92bを突出させても空振りとなるため、突出させておらず、風除室108から屋外102への犯人の逃走を許容するので徒に犯人を刺激することもない。いずれの状態であるかを勝手口から風除室108側に回って確認し、警備会社または警察に通報すればよい。
2,102 共同廊下(屋外)
3 玄関
4 下駄箱
5,105 外扉
6,106 部屋(店舗屋内)
7,107 内扉
8 通路
9,69,109 空間
11 ヒンジ
12 壁面
13 屋内操作盤
14 住戸壁面
15 屋外操作盤
16,76 エアシリンダA
17,77 マイクロスイッチA
18,78 エアシリンダB
19,79 マイクロスイッチB
20,120 制御ボックス
21 電源スイッチ
22a,22b,81b,88a,88b,92a,92b,93a,93b,96a,96b ロッド部
23 有効無効スイッチ
24,124 鍵
25 作動開始時間設定スイッチ
26 鍵孔
27 カウント表示画面
28 確定時照光押しボタン
29 モード設定スイッチ
30 エアコンプレッサ
31 吐出口
32 エアホース
34,35 電磁弁
52 屋内キーSW
54 屋外キーSW
55,57 警報灯
56,58 状態強制変更ボタン
63 踊り場
65 階下扉
67 階上扉
68 階段
73 階上操作盤
75 階下操作盤
81,85,87,89,91 シリンダ
82 近接センサー
83 ノックシリンダ
84 ノック部
81a,86,90a,90b,94a,94b,95a,95b,98a,98b 本体部
108 風除室
112,116 上枠
113,115,117,119 上枠の側面
121 カウンター
123 レジ
125 操作ボックス
126 キースイッチ
128 作動ボタン
Claims (6)
- 第1扉と第2扉とを閉じることで閉鎖可能な空間を利用した防犯システムであって、
第1扉の開放状態の維持を防止するための閉鎖強制機構と、
第1扉の開動作及び/または閉鎖強制機構の作動による閉鎖完了を感知するセンサー機構と、
第1扉及び第2扉の開動作を規制するロック機構と、
第1扉の開動作感知に応答して第2扉のロック機構に開動作を規制する信号を送り、その後の前記空間に入った者の動作または第1扉の閉鎖完了の感知に応答して第1扉のロック機構に第1扉の開動作を規制するための信号を送る制御機構と
第1扉を挟んで前記空間とは反対側に第1のキースイッチ、第2扉を挟んで前記空間とは反対側に第2のキースイッチとを備え、
前記制御機構が、第1のキースイッチの指示値と第2のキースイッチの指示値とを比較し、指示値が一致する場合または一致しない場合に、第1扉の開動作の感知に応答しないように構成した防犯システム。 - 第1扉と第2扉とを閉じることで閉鎖可能な空間を利用した防犯システムであって、
開き戸である第1扉の開放状態の維持を防止するための閉鎖強制機構と、
第1扉の開動作及び/または閉鎖強制機構の作動による閉鎖完了を感知するセンサー機構と、
第1扉及び第2扉の開動作を規制するロック機構と、
前記空間への侵入を感知する第2のセンサー機構と、
前記空間の外側に設置されたトリガースイッチの第1段階のオン動作で、第1扉の閉鎖強制機構を始動するとともに第1扉のロック機構に第1扉の前記空間から外側への開動作を規制するための信号を送り、第2段階のオン動作で、第2扉のロック機構に開動作を規制する信号を送る一方、前記第2のセンサー機構による前記空間への侵入感知に応答して第1扉のロック機構に第1扉の開動作を規制するための信号を送るように構成した制御機構とを備えた防犯システム。 - 第1扉と第2扉とを閉じることで閉鎖可能な空間を利用した防犯システムであって、
第1扉及び第2扉の開放状態の維持を防止するための閉鎖強制機構と、
第1扉及び第2扉の開動作及び/または閉鎖強制機構の作動による閉鎖完了を感知するセンサー機構と、
第1扉及び第2扉の開動作を規制するロック機構と、
モードスイッチを備えた制御機構であって、システム作動時にモードスイッチの指示値を参照し、該指示値に応じて、第1扉及び第2扉の開動作の感知の各々に応答するか否かを切り替える制御機構とを備え、
該制御機構は、前記センサー機構による第1扉の開動作の感知に応答する場合には第2扉のロック機構に開動作を規制する信号を送り、その後の前記空間に入った者の動作または前記センサー機構による第1扉の閉鎖完了の感知に応答して第1扉のロック機構に第1扉の開動作を規制するための信号を送る一方、第1扉の開動作の感知に応答しない場合には第2扉のロック機構に開動作を規制する信号を送らず、その後の前記空間に入った者の動作または前記センサー機構による第1扉の閉鎖完了の感知にも応答せず、
前記センサー機構による第2扉の開動作の感知に応答する場合には第1扉のロック機構に開動作を規制する信号を送り、その後の前記空間に入った者の動作または前記センサー機構による第2扉の閉鎖完了の感知に応答して第2扉のロック機構に第2扉の開動作を規制するための信号を送る一方、第2扉の開動作の感知に応答しない場合には第1扉のロック機構に開動作を規制する信号を送らず、その後の前記空間に入った者の動作または前記センサー機構による第2扉の閉鎖完了の感知にも応答しないように構成した、防犯システム。 - さらに第2扉の開動作及び/または閉鎖強制機構の作動による閉鎖完了を感知する第2のセンサー機構を備え、
前記制御機構は、モードスイッチをさらに備え、システム作動時にモードスイッチの指示値を参照し、該指示値に応じて、第1扉及び第2扉の開動作の感知の各々に応答するか否かを切り替えるように構成され、
前記センサー機構による第1扉の開動作の感知に応答する場合には第2扉のロック機構に開動作を規制する信号を送り、その後の前記空間に入った者の動作または前記センサー機構による第1扉の閉鎖完了の感知に応答して第1扉のロック機構に第1扉の開動作を規制するための信号を送る一方、第1扉の開動作の感知に応答しない場合には第2扉のロック機構に開動作を規制する信号を送らず、その後の前記空間に入った者の動作または前記センサー機構による第1扉の閉鎖完了の感知にも応答せず、
前記第2のセンサー機構による第2扉の開動作の感知に応答する場合には第1扉のロック機構に開動作を規制する信号を送り、その後の前記空間に入った者の動作または前記第2のセンサー機構による第2扉の閉鎖完了の感知に応答して第2扉のロック機構に第2扉の開動作を規制するための信号を送る一方、第2扉の開動作の感知に応答しない場合には第1扉のロック機構に開動作を規制する信号を送らず、その後の前記空間に入った者の動作または前記第2のセンサー機構による第2扉の閉鎖完了の感知にも応答しないように構成した、請求項1に記載の防犯システム。 - 前記ロック機構は、エアコンプレッサと、前記制御機構の出力に応じて前記エアコンプレッサの空気の流通方向を切り替える電磁弁と、前記電磁弁を経由した空気によって往復作動する複動シリンダとの組み合わせである、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の防犯システム。
- 前記空間内に防犯カメラを備え、該防犯カメラは、第1扉の開動作が前記ロック機構により規制されたことに応答して作動するように構成した請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の防犯システム。
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|---|---|---|---|
| JP2015097880A JP5935112B1 (ja) | 2015-05-13 | 2015-05-13 | 防犯システム |
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|---|---|---|---|
| JP2015097880A JP5935112B1 (ja) | 2015-05-13 | 2015-05-13 | 防犯システム |
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|---|---|
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2015097880A Active JP5935112B1 (ja) | 2015-05-13 | 2015-05-13 | 防犯システム |
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Cited By (1)
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-
2015
- 2015-05-13 JP JP2015097880A patent/JP5935112B1/ja active Active
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