JP2006328024A - 皮膚用外用剤 - Google Patents

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Abstract

【課題】安定性や安全性上の問題がなく、かつ、肌荒れや皮膚老化の防止または改善効果に優れた皮膚外用剤を提供する。
【解決手段】加水分解シルク蛋白質およびユビキノンを含有することを特徴とする皮膚外用剤。またさらに、甘草抽出物、大豆発酵抽出物、大豆抽出物、豆乳発酵抽出物、酵母抽出物、タイム抽出物、オタネニンジン抽出物、マジョラム抽出物、ツボクサ抽出物から選択される1種以上の成分を併用することにより、さらなる細胞賦活作用を付与することができる。

Description

本発明は、皮膚外用剤に関する。詳しくは、本発明は、加水分解シルク蛋白質とユビキノンを併用することにより、細胞賦活作用を相乗的に向上させ、肌荒れや皮膚老化の防止または改善効果が相乗的に向上した皮膚外用剤に関するものである。
皮膚は紫外線や乾燥、活性酸素等による酸化的ストレス、加齢、種々の薬物のアレルゲンとの接触等によりバリア機能が低下し、炎症反応による肌荒れや、シワの発生などの皮膚老化が進行する。かかる肌荒れや皮膚老化を防止するため、従来、保湿剤や抗酸化剤、抗炎症剤等を皮膚外用剤に配合することが試みられてきた。また、さまざまなストレスや加齢によって起こるシワの発生や弾力性の低下をつかさどる真皮マトリックス成分であるコラーゲン産生促進物質の検討もなされている。さらに、近年は、消費者の天然志向を反映して、かかる成分を天然物に求める傾向が強くなっている。
しかしながら、すでに報告されている天然起源の成分の中には、活性が低いため、皮膚外用剤に配合して十分な作用効果を得るにはかなりの高濃度を要したり、安定性や安全性上問題があったり、皮膚外用剤に好ましくない色や臭いを付与してしまうものがあるなど、皮膚外用剤に配合した際に、製剤安定性及び安全性と、作用効果のすべての面で満足できるものは少ないという問題があった。また、肌荒れや皮膚老化は種々の要因が複雑に関与しあって進行するため、皮膚外用剤成分が単独で配合されることはほとんどなく、種々の成分と組み合わされるのが常であるが、特定の要因に寄与するのみで、全体として充分な効果は得られていない。
ユビキノンは、化粧品として老化皮膚の保護に有用であることが知られているが(特許文献1)、加水分解シルク蛋白質と併用することにより得られる本発明の効果は、これまで知られていない。
本出願人は、これまで、加水分解シルク蛋白質の皮膚への作用として、抗酸化作用、皮膚炎症防止作用、チロシナーゼ活性阻害作用、界面活性能、コラーゲン産生促進作用、単糖類および/またはオリゴ糖類との併用による保湿性向上等を見出し、特許出願している。加水分解シルク蛋白質を含有する皮膚外用剤は、肌荒れや皮膚老化に対し一応の効果を発揮するものの、満足のいく効果は得られておらず、より優れた皮膚外用剤が求められているのが現状である。
特開昭58−180410号公報
本発明はこのような現状に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、安定性や安全性上の問題がなく、かつ、肌荒れや皮膚老化の防止または改善効果に優れた皮膚外用剤を提供することである。
本発明者らは上記課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、加水分解シルク蛋白質とユビキノンを併用して皮膚外用剤に配合させることにより、加水分解シルク蛋白質が備える細胞賦活作用、抗酸化作用、保湿作用、炎症反応抑制作用が有効に引き出され、さらにユビキノンの作用と相俟って、肌荒れや皮膚老化の防止または改善効果が相乗的に向上することを見出し、この知見に基づいて本発明を完成させたものである。
またさらに甘草抽出物、大豆発酵抽出物、大豆抽出物、豆乳発酵抽出物、酵母抽出物、タイム抽出物、オタネニンジン抽出物、マジョラム抽出物、ツボクサ抽出物から選択される1種以上を併用することにより、さらなる細胞賦活作用が発揮されることを見いだした。
すなわち、本発明は、第1に、加水分解シルク蛋白質およびユビキノンを含有することを特徴とする皮膚外用剤である。
本発明は、第2に、加水分解シルク蛋白質が、加水分解セリシンであることを特徴とする、上記の皮膚外用剤である。
本発明は、第3に、加水分解セリシンの平均分子量が10,000〜200,000であり、かつ加水分解セリシンがアミノ酸組成としてセリンを20〜40モル%含有することを特徴とする、上記の皮膚外用剤である。
本発明は、第4に、皮膚外用剤全量に対する加水分解シルク蛋白質の含有量が0.0001〜20重量%であることを特徴とする、上記の皮膚外用剤である。
本発明は、第5に、ユビキノンが、コエンザイムQ10であることを特徴とする、上記の皮膚外用剤である。
本発明は、第6に、皮膚外用剤全量に対するユビキノンの含有量が0.0001〜10重量%であることを特徴とする、上記の皮膚外用剤である。
本発明は、第7に、さらに、甘草抽出物、大豆発酵抽出物、大豆抽出物、豆乳発酵抽出物、酵母抽出物、タイム抽出物、オタネニンジン抽出物、マジョラム抽出物およびツボクサ抽出物から選択される1種以上を含有する、上記の皮膚外用剤である。
本発明によれば、安定性や安全性上の問題なしに、細胞賦活作用を相乗的に向上させることにより、肌荒れや皮膚老化の防止または改善効果に優れた皮膚外用剤を得ることができる。
以下、本発明について詳細に説明する。
本発明に用いられる加水分解シルク蛋白質は、シルク蛋白質を酸又はアルカリ、もしくは酵素処理により、加水分解して得られるものである。シルク蛋白質は、フィブロイン、セリシンを主成分とする蛋白質の混合物であり、本発明においては、フィブロイン、セリシンを単独もしくは混合物の状態で加水分解したものを用いることができるが、細胞賦活作用や保湿作用が高く、肌荒れや皮膚老化の防止または改善効果の点から、セリシン単体を加水分解したものを用いることが好ましい。
本発明において加水分解セリシンは、蚕繭または生糸に含まれるセリシンを酸もしくはアルカリ水溶液中または酵素処理により部分加水分解して溶出させたものを用いることができる。また、この溶出液を有機酸あるいは無機酸によってpH3〜5に調整、もしくはメタノール、エタノール、ジオキサン等の水溶性有機溶媒を混合して、加水分解セリシンを析出させ、濾別後乾燥し粉体化したものを用いることもできる。さらに本発明で用いられる加水分解セリシンは、平均分子量約10,000〜200,000であることが好ましく、アミノ酸組成としてセリンを20〜40モル%含有するものが特に好ましい。
本発明で用いられる加水分解セリシンは、易水溶性であり、通常の皮膚外用剤成分との混和性に優れ、また、水溶液として安定な性状を維持し、皮膚に対する刺激性および感作性がなく安全性に優れている。
本発明における加水分解シルク蛋白質の皮膚外用剤への配合量は、皮膚外用剤の剤型や目的等によって調整することができるが、一般的には、好ましくは皮膚外用剤全量に対して、0.0001〜20重量%であり、さらに好ましくは0.1〜10重量%である。
本発明において上記加水分解シルク蛋白質と併用するユビキノン(ユビデカレノン、補酵素Q10と称されることもある)は、下記式で示される化合物であり、生合成または化学合成によって得られる。ユビキノンは呼吸連鎖において天然に生じる水素キャリアであり、その構造はポリイソブレン鎖を有する2,3−ジメトキシ−5−メチル−1,4−ベンゾキノンであり、還元形態のユビキノールおよび各種誘導体を含んでいても構わない。また、ポリイソブレン鎖の繰り返し数は下式に示される合計10の物が必須であるが、1〜9または11以上の物を含んでいても構わない。
Figure 2006328024
本発明におけるユビキノンの皮膚外用剤への配合量は、皮膚外用剤の剤型や目的等によって調整することができるが、一般的には、好ましくは皮膚外用剤全量に対して、0.0001〜10重量%であり、さらに好ましくは0.01〜1重量%である。0.0001重量%以下の場合は、本発明の効果が充分に発現されないおそれがあり、また10重量%以上では配合量の増大に伴う効果が期待できない。
本発明においては、加水分解シルク蛋白質およびユビキノンと共に、甘草抽出物、大豆発酵抽出物、大豆抽出物、豆乳発酵抽出物、酵母抽出物、タイム抽出物、オタネニンジン抽出物、マジョラム抽出物およびツボクサ抽出物から選択される1種以上を併用することが好ましい。これらの成分を併用することにより、さらなる細胞賦活作用を発揮することができる。
本発明において用いる甘草抽出物は、カンゾウ属植物より抽出して得られる成分である。カンゾウ属植物は、マメ科(Leguminosae)に属する双子葉植物であり、特にその種類は問わないが、スペインカンゾウ(Glycyrrhiza glabra L)、キカンゾウ(Glycyrrhiza kansuensis Chang et peng)、カンゾウ(Glycyrrhiza urarensis Fisch.)を用いることが好ましい。カンゾウ属植物から抽出物を得る際の使用部位は特に限定されないが、肌に透明感を付与する効果の点から根を用いることが好ましい。また、抽出物から精製した、グラブリジンやヒスパグラブリジン、リクイリチン等を用いることもできる。
カンゾウ属植物は、生のまま抽出に供してもよいが、抽出効率を考えると、細切,乾燥,粉砕等の処理を行った後に抽出を行うことが好ましい。抽出は、抽出溶媒に浸漬して行う。抽出効率を上げるため撹拌を行ったり、抽出溶媒中でホモジナイズしたり、酵素処理等により加水分解してもよい。抽出温度としては、5℃程度から抽出溶媒の沸点以下の温度とするのが適切である。抽出時間は抽出溶媒の種類や抽出温度によっても異なるが、4時間〜14日間程度とするのが適切である。
抽出溶媒としては、水の他、メタノール、エタノール、プロパノール、イソプロパノール等の低級アルコール、1,3−ブチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、グリセリン等の多価アルコール、ジエチルエーテル、ジプロピルエーテル等のエーテル類、酢酸エチル、酢酸ブチル等のエステル類、アセトン、エチルメチルケトン等のケトン類等の極性有機溶媒を用いることができる。また、生理食塩水、リン酸緩衝液、リン酸緩衝生理食塩水等を用いてもよい。
カンゾウ属植物の上記溶媒による抽出物は、そのままでも本発明の皮膚外用剤に含有させることができるが、濃縮、乾固したものを水や極性溶媒に再度溶解したり、あるいはこれらの生理作用を損なわない範囲で脱色、脱臭、脱塩等の精製処理を行ったり、カラムクロマトグラフィー等による分画処理を行った後に用いてもよい。抽出物をさらに発酵させたり、加水分解処理を行った後に用いることもできる。海藻の前記抽出物やその処理物および分画物は、各処理および分画の後凍結乾燥し、用時に溶媒に溶解して用いることもできる。また、リポソーム等のベシクルやマイクロカプセル等に内包させて用いることもできる。
本発明における甘草抽出物の皮膚外用剤への配合量は、皮膚外用剤の剤型や目的等によって調整することができるが、好適な配合量は、皮膚外用剤全量に対して、0.001〜5重量%である。
本発明において用いる大豆発酵抽出物は、大豆(Glycine max Merrill)の種子を納豆菌(Bacillus natto sawamura)で発酵させて得た大豆発酵物を溶媒で抽出したものが用いられる。
本発明において用いる大豆抽出物としては、大豆(Glycine max Merrill)の子実を溶媒で抽出したものが好ましく用いられる。大豆の子実は、生の大豆をそのまま使用しても、加熱処理したものを使用してもよい。さらに、大豆油を絞った大豆滓や豆腐を調製した後のおからから抽出して得られる大豆抽出物を使用してもよい。また、抽出操作および抽出溶媒は、通常皮膚外用剤に用いられる植物抽出物の抽出方法および溶媒であれば特に限定されないが、抽出物中にイソフラボン類が多く含まれるような抽出方法を選択することが好ましい。
また、大豆粉砕物を石油エーテルに浸漬し、環流下に加温して、含有される脂質および植物ステロール等の脂溶性成分を抽出した後、濾過して残さを取り、再びメタノールにて環流下に加温抽出し、その濾液を大豆抽出物として使用することもできる。
本発明において、大豆抽出物は、そのまま使用することができ、また脱色、分画等の精製処理を行ったものを用いることもでき、さらには、抽出物からイソフラボン類を単離して用いてもよい。また、市販の単離されたイソフラボン類をそのまま用いることもできる。
本発明において、イソフラボン類は、1種類を単独で用いることもできるが、2種以上を併用して用いることもでき、イソフラボン類を含有する植物抽出物の形態で使用することもできる。
本発明において使用されるイソフラボン類としては、大豆抽出物に含まれるイソフラボンであれば特に限定されず、ダイゼイン(4,7’−ジヒドロキシイソフボン)、ダイジン(ダイゼイン−7−グルコシド)、マロニルダイジン(6”−0−マロニル−ダイジン)、アセチルダイジン(6”−0−アセチル−ダイジン)、ゲニスチン(4’,5,7−トリヒドロキシイソフラボン−7−グルコシド)、マロニルゲニスチン(6”−0−マロニル-ゲニスチン)、アセチルゲニスチン(6”−0−アセチル−ゲニスチン)、グリシテイン(7,4’−ジヒドロキシ−6−メトキシイソフラボン)、グリシチン(グリシテイン−7−グルコシド)、マロニルグリシチン(6”−0−マロニル-グリシチン)、アセチルグリシチン(6”−0−アセチル-グリシチン)等が例示される。
本発明において用いる酵母抽出物は、酵母の極性溶媒による抽出物、酵母を自己消化,酸加水分解または酵素分解等により溶菌させた後ろ過したもの、あるいは前記溶菌液を乾燥し、それより極性溶媒で抽出したものを用いることができる。抽出には、特に限定されないが、サッカロミセス(Saccharomyces)属に属する酵母などが用いられる。また、酵母の起源は陸上、海洋の別を問わない。
本発明において用いるタイム抽出物は、タイム類ハーブ(麝香草:wild thyme)より抽出して得られる成分である。その種類は特に限定されないが、イブキジャコウソウ(Thymus serpyllum linne)またはタチジャコウソウ(Thymus vulgaria linne)を用いるのが好ましい。抽出物を得る際の使用部位としては、地上部を使用するのが好ましい。
本発明において用いるオタネニンジン抽出物は、オタネニンジンから抽出して得られる成分である。オタネニンジン(Panax ginseng C.A.Meyer)は、ウコギ科(Araliaceae)に属する多年草で、生薬「ニンジン(Ginseng Radix)」の基原植物である。花、茎、葉、根等の適宜の部位を用いることができるが、根を用いることが好ましい。
本発明において用いるマジョラム抽出物は、スイートマヨナラから抽出して得られる成分である。マヨナラ(Origanum majorana L)のエキス(Sweet Marjoram Extract)としては、地中海地域で生育するスイートマヨナラの葉を用いることが好ましい。
本発明において用いるツボクサ抽出物は、ツボクサから抽出して得られる成分である。ツボクサ(Centella asiatica Linne)はセリ科に属する多年草である。抽出物を得る際の使用部位としては、花、茎、葉、根等各部位を使用でき、特に限定されないが、地上部を用いることが好ましい。
なお、これらの抽出物を得る際の抽出方法および抽出溶媒は、上記の甘草抽出物と同様である。
また、これらの抽出物の皮膚外用剤への配合量は、皮膚外用剤の剤型や目的等によって調整することができるが、好適な配合量は、上記の甘草抽出物と同様、皮膚外用剤全量に対して、0.001〜5重量%である。
本発明の皮膚外用剤は、細胞賦活作用を相乗的に向上させ、肌荒れや皮膚老化の防止または改善効果が相乗的に向上させるという本発明の作用効果を示しうる適宜の剤型で用いることができ、通常は皮膚用の化粧料や医薬品と同様、ローション剤、乳剤、ゲル剤、クリーム剤、軟膏剤、粉末剤等、種々の剤型で提供することができる。
なお、本発明に係る皮膚外用剤には、加水分解シルク蛋白質およびユビキノン、甘草抽出物、大豆発酵抽出物、大豆抽出物、豆乳発酵抽出物、酵母抽出物、タイム抽出物、オタネニンジン抽出物、マジョラム抽出物、ツボクサ抽出物の他に、剤型等に応じ、水、油性成分、界面活性剤、保湿剤、顔料、紫外線吸収剤、抗酸化剤、香料、防菌防黴剤等の一般的な医薬品及び化粧料用原料や、皮膚細胞賦活剤、抗炎症剤、美白剤等の生理活性成分を含有させることができる。
さらに本発明の特徴について、実施例により詳細に説明する。
まず、本発明に係る皮膚外用剤に含有させる加水分解シルク蛋白質及びその水溶液、甘草抽出物、大豆発酵抽出物、大豆抽出物、豆乳発酵抽出物、酵母抽出物、タイム抽出物、オタネニンジン抽出物、マジョラム抽出物、ツボクサ抽出物の調製について示す。
[加水分解シルク蛋白質]蚕繭をバシルス属酵母(Bacillus licheniformis)由来の細菌性アルカリプロテアーゼを用い、pH8.0、55℃で1時間処理し、加水分解セリシンを溶出させる。溶出液を減圧濃縮し、2倍容量のエタノールを添加して、加水分解セリシンを析出させ、濾別後乾燥し、加水分解セリシンを主成分とする加水分解シルク蛋白質を得た。なお、この加水分解シルク蛋白質の平均分子量は約13,000で、セリンを35モル%含有していた。
[加水分解シルク蛋白質水溶液]前記加水分解シルク蛋白質5gを、精製水95gに溶解させ、加水分解シルク蛋白質水溶液とした。
[甘草抽出物]スペインカンゾウ(Glycyrrhiza glabra L.)の根及び根茎500gを乾燥、粉砕し、無水エタノール水溶液1,000mL中にて25℃で24時間撹拌抽出した。抽出液をろ過してろ液を回収し、減圧濃縮した後、凍結乾燥により乾固させる。乾固物を酢酸エチル1,000mL中にて20℃で2日間撹拌抽出した。抽出後、減圧乾燥した後、得られた抽出物5gを500mLの95容量%エタノール水溶液に溶解し、甘草抽出物とした。
[大豆発酵抽出物]大豆(Glycine max Merrill)の種子を納豆菌(Bacillus natto sawamura)で発酵させて得た大豆発酵物の20%エタノール溶液エキスに、無水エタノールを加え、塊状粘質物を析出させる。析出物を10容量%エタノール水溶液に分散し、大豆発酵抽出物とした。
[大豆抽出物]大豆(Glycine max Merrill)の種子100gを粉砕し、水10Lに分散させ、50℃にて30分間、超音波処理を行う。処理後、ろ過したろ液を、100mLに減圧濃縮し、大豆抽出物とした。
[豆乳発酵抽出物]化粧料用として市販されている豆乳発酵抽出物を用いた。
[酵母抽出物]酵母(Saccharomyces cerevisiae)を培養タンクに投入し、至適培地にて35℃で3日間培養する。285nmの紫外線を2時間照射した後、さらに24時間培養し、酵母を自己消化させる。遠心分離により不溶性の細胞壁成分(β−グルカン)を採取し、酵母抽出物とした。
[タイム抽出物]イブキジャコウソウ(Thymus serpyllum linne)の地上部の乾燥物100gに1,000mLの精製水および1,000mLの1,3−ブチレングリコールを加え、常温にて7日間抽出した。抽出液をろ過してろ液を回収し、タイム抽出物とした。
[オタネニンジン抽出物]オタネニンジン(Panax ginseng C.A. Meyer)の乾燥根1,000gを、50容量%エタノール1.5L中に浸漬し、15℃にて10日間静置して抽出した。抽出液をろ過してろ液を回収し、オタネニンジン抽出物とした。
[マジョラム抽出物]マヨナラ(Sweet Majoram)の乾燥葉1,000gを、50容量%エタノール1.5L中に浸漬し、25℃にて10日間静置して抽出した。抽出液をろ過してろ液を回収し、マジョラム抽出物とした。
[ツボクサ抽出物]ツボクサ(Centella asiatica Linne)の地上部1,000gに50容量%エタノール5,000mLを加え、3時間加熱還流を行う。処理後、ろ過したろ液を、100mLに減圧濃縮し、ツボクサ抽出物とした。
また、ユビキノンは、日本薬局方ユビデカレノン(旭化成ファーマ株式会社製)を用いた。
次に、本発明の実施例の処方を示す。
表1に示した処方にて、実施例1〜実施例10の本発明にかかる皮膚用美容液を調製した。また同時に加水分解シルク蛋白質およびユビキノンのどちらか一方若しくは両成分を共に配合していない、比較例1〜比較例3を表2に示した処方で調製した。なお、皮膚用美容液は、以下の方法により調製した。(1)〜(7)の水相成分および(8)〜(10)の油相成分をそれぞれ85℃に加熱溶解する。水相成分に油相成分を添加し、ホモミキサーを用いて乳化する。50℃まで冷却し(11)〜(25)の成分を順次添加して混合、均質化する。
Figure 2006328024
Figure 2006328024
表1及び表2に示した皮膚用美容液について、使用試験を行い、本発明の効果を確認した。使用試験は、乾燥や肌荒れ、シワ、キメ、皮膚弾力等の皮膚老化症状が認められる25歳〜60歳の女性パネラー30名を一群とし、各群に実施例1〜10および比較例1〜3をそれぞれブラインドにて1日2回、2ヶ月間連続して使用させて評価した。
使用試験開始前および終了後の皮膚の水分量、経皮水分蒸散量(TEWL)で肌荒れ症状の改善効果と、シワ、キメの程度、皮膚弾性、ターンオーバー速度の状況を比較し、これらの改善状況について「改善」、「やや改善」、「変化無し」の3段階にて評価し、改善と評価されたパネラーの数が15名以上の場合を「◎」、10〜14名の場合を「○」、5〜9名の場合を「△」、0〜4名の場合を「×」として表3に示した。なお、皮膚の水分量は、皮膚水分測定器(SKICON−200、IBS社製)、TEWLは、テヴァメーター(TEWAMETER TM210、日本代理店株式会社インテグラル)を、皮膚弾性については、キュートメーター(MPA580、日本代理店株式会社インテグラル)をそれぞれ用いて、室温23℃、湿度55%の恒温恒湿室内にて測定した。ターンオーバー速度は、ダンシルクロライド法を用いて測定した。また、シワ、キメは、肉眼観察及び使用前後の肌状態を画像としてコンピュータに取り込み、目視により比較することにより評価を行った。
Figure 2006328024
表3より明らかなように、本発明の実施例においては、乾燥や肌荒れの指標となる肌の水分量やTEWLの改善が認められた。さらに、皮膚の老化程度を示す指標となるシワ、キメ、皮膚弾性にも改善効果が認められた。また加水分解シルク蛋白質水溶液とユビキノンに加えて、甘草抽出物、大豆発酵抽出物、大豆抽出物、豆乳発酵抽出物、酵母抽出物、タイム抽出物、オタネニンジン抽出物、マジョラム抽出物、ツボクサ抽出物をそれぞれ添加した実施例2〜実施例10においては、細胞賦活作用(ターンオーバー速度の改善)も認められていた。これに対し、加水分解シルク蛋白質水溶液およびユビキノンのどちらか一方を含有していない比較例1および比較例2においては、改善傾向は認められるものの、その程度は加水分解シルク蛋白質水溶液とユビキノンを併用した実施例よりも著しく低かった。
本発明の他の実施例を示す。
[実施例11]美容液
(1)精製水 残量(重量%)
(2)グリセリン 8.0
(3)ジプロピレングリコール 6.0
(4)1,3−ブチレングリコール 10.0
(5)ポリクオタニウム−51 0.8
(6)キサンタンガム 0.05
(7)(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10−30))
クロスポリマー 0.05
(8)カルボキシビニルポリマー 0.3
(9)水酸化カリウム 0.1
(10)テトラヘキシルデカン酸アスコルビル 0.2
(11)ミリスチン酸ポリグリセリル 0.15
(12)トリエチルヘキサノイン 0.05
(13)ジフェニルポリシロキサン・ジメチルポリシロキサン共重合体 0.3
(14)水酸化レシチン 0.05
(15)トコフェロール 0.01
(16)モノオレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン 0.5
(17)トリ(カプリル/カプリン酸)グリセリル 0.25
(18)大豆リン脂質 0.4
(19)加水分解シルク蛋白質水溶液 5.0
(20)ユビキノン 2.0
(21)ヒアルロン酸ナトリウム 0.5
(22)水溶性コラーゲン 0.5
(23)甘草抽出物 0.1
(24)ワイルドタイム抽出物 0.1
(25)オタネニンジン抽出物 0.1
(26)マジョラム抽出物 0.1
(27)ツボクサ抽出物 0.1
(28)クエン酸 0.1
(29)マルチトール 0.8
(30)エタノール 2.0
(31)ベルガモット果実油 0.025
(32)ローズマリー油 0.025
(33)パラオキシ安息香酸メチル 0.15
(34)パラオキシ安息香酸プロピル 0.05
製法:(1)〜(9)の水相成分および(10)〜(18)の油相成分をそれぞれ85℃に加熱溶解する。水相成分に油相成分を添加し、ホモミキサーを用いて乳化する。50℃まで冷却し(19)〜(34)の成分を順次添加して混合,均質化する。
[実施例12]クリーム
(1)精製水 残量(重量%)
(2)1,3−ブチレングリコール 8.0
(3)グリセリン 6.0
(4)キサンタンガム 0.1
(5)ポリクオタニウム−51 0.2
(6)ポリアクリル酸アミド 0.5
(7)スクワラン 5.0
(8)トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル 4.5
(9)軽質流動イソパラフィン 3.0
(10)ポリオキシエチレンラウリルエーテル 1.5
(11)高重合メチルポリシロキサン 2.0
(12)トコフェロール 0.05
(13)マカデミアンナッツ油 0.3
(14)ホホバ油 0.3
(15)オリーブ油 0.3
(16)ローズヒップ油 0.3
(17)テトラヒドロキシルデカン酸アスコルビル 0.2
(18)水酸化レシチン 0.8
(19)大豆リン脂質 0.3
(20)トリ(カプリル/カプリン酸)グリセリル 0.3
(21)加水分解シルク蛋白質水溶液 5.0
(22)ユビキノン 2.0
(23)ヒアルロン酸ナトリウム 0.1
(24)マルチトール 0.9
(25)グリチルリチン酸ジカリウム 0.1
(26)甘草抽出物 0.1
(27)ツボクサ抽出物 0.1
(28)タイム抽出物 0.1
(29)ポリソルベート80 0.5
(30)オタネニンジン抽出物 0.1
(31)マジョラム抽出物 0.1
(32)酵母抽出物 0.1
(33)オウレン抽出物 0.1
(34)フェノキシエタノール 0.2
(35)パラオキシ安息香酸メチル 0.2
(36)パラオキシ安息香酸メチル 0.2
(37)ローズマリー油 0.05
(38)ベルガモット果実油 0.05
(39)クエン酸 0.02
製法:(1)〜(6)の水相成分および(7)〜(20)の油相成分をそれぞれ85℃に加熱溶解する。水相成分に油相成分を添加し、ホモミキサーを用いて乳化する。50℃まで冷却し(21)〜(39)の成分を順次添加して混合、均質化する。
[実施例13]クレンジング料
(1)精製水 残量(重量%)
(2)ジプロピレングリコール 18.0
(3)トリイソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル 5.5
(4)イソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル 5.0
(5)1,3−ブチレングリコール 5.0
(6)ペンチレングリコール 0.8
(7)ポリオキシエチレン(カプリル/カプリン酸)グリセリル 3.0
(8)パンテノール 0.2
(9)モノオレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン 0.5
(10)トリ(カプリル/カプリン酸)グリセリル 0.25
(11)大豆リン脂質 0.4
(12)トコフェロール 0.01
(13)グリチルリチン酸ジカリウム 0.1
(14)加水分解シルク蛋白質水溶液 5.0
(15)ユビキノン 2.0
(16)大豆発酵抽出物 0.1
(17)水溶性コラーゲン 0.5
(18)甘草抽出物 0.05
(19)リン酸ナトリウム 0.0025
(20)リン酸ニナトリウム 0.005
(21)クエン酸 0.01
(22)エデト酸ニナトリウム 0.05
(23)パラオキシ安息香酸メチル 0.2
製法:(1)〜(6)の水相成分および(7)〜(12)の油相成分をそれぞれ50℃に加熱溶解する。水相成分に油相成分を添加して混合、均質化する。35℃まで冷却し(13)〜(23)の成分を順次添加して混合、均質化する。
本発明の実施例11〜実施例13について、実施例1〜実施例10と同様に使用試験を行った。その際、実施例11〜実施例13において、それぞれに含有させた加水分解シルク蛋白質水溶液を精製水に代替して比較例4〜6とし、同時に評価を行った。結果を表4に示す。
Figure 2006328024
表4より明らかなように、本発明の実施例においては、乾燥や肌荒れの指標となる肌の水分量やTEWLの改善が認められた。さらに、皮膚の老化程度を示す指標となるシワ、キメ、皮膚弾性にも改善効果が認められた。また、加水分解シルク蛋白質水溶液とユビキノンを含有する実施例11〜13においては、すべての項目において改善効果が認められた。これに対し、加水分解シルク蛋白質水溶液を含有しない比較例4〜6においては、改善傾向はみられるものの、その程度は加水分解シルク蛋白質水溶液とユビキノンの双方を含有する実施例よりも低かった。
なお、実施例1〜13については、上記使用試験期間中に皮膚刺激性を訴えたパネラーはいなかった。また、分離や凝集などの状態変化は見られず、安全性、安定性が良いことが示された。

Claims (7)

  1. 加水分解シルク蛋白質およびユビキノンを含有することを特徴とする、皮膚外用剤。
  2. 加水分解シルク蛋白質が、加水分解セリシンであることを特徴とする、請求項1記載の皮膚外用剤。
  3. 加水分解セリシンの平均分子量が10,000〜200,000であり、かつ加水分解セリシンがアミノ酸組成としてセリンを20〜40モル%含有することを特徴とする、請求項2記載の皮膚外用剤。
  4. 皮膚外用剤全量に対する加水分解シルク蛋白質の含有量が0.0001〜20重量%であることを特徴とする、請求項1〜3いずれか一項に記載の皮膚外用剤。
  5. ユビキノンが、コエンザイムQ10であることを特徴とする、請求項1〜4いずれか一項に記載の皮膚外用剤。
  6. 皮膚外用剤全量に対するユビキノンの含有量が0.0001〜10重量%であることを特徴とする、請求項1〜5いずれか一項に記載の皮膚外用剤。
  7. さらに、甘草抽出物、大豆発酵抽出物、大豆抽出物、豆乳発酵抽出物、酵母抽出物、タイム抽出物、オタネニンジン抽出物、マジョラム抽出物およびツボクサ抽出物から選択される1種以上を含有する、請求項1〜6いずれか一項に記載の皮膚外用剤。
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