JP2006322745A - フラットパネル型の放射線検出器 - Google Patents

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Abstract

【課題】フラットパネル型の放射線検出器(FPD)の側周面から放射線が漏洩するのを防止する。
【解決手段】この発明のFPDは、放射線の検出動作中、2次元放射線情報を2次元電荷情報に変換する有感半導体膜2から2次元電荷情報として電荷読み出し用基板3によって読み出された電荷をディジタル電気信号に変換してから2次元放射線情報に対応する放射線検出信号として出力する電気回路部4に放射線が入射するのを回路保護用放射線遮蔽材5が防止する。その結果、電気回路部4は入射放射線から保護され、劣化・誤動作せずに作動し続けられる。同時に、放射線の検出動作中、回路保護用放射線遮蔽材5による散乱・反射に起因して2次的に発生する放射線が、FPDの側周面から漏洩するのを漏洩防止用放射線遮蔽材8が防止する結果、漏洩放射線から技師や医師などが保護される。
【選択図】 図1

Description

この発明は、検出対象の2次元放射線情報を2次元電荷情報に変換する放射線有感薄層体が、放射線有感薄層体に生じる2次元電荷情報としての電荷を読み出す電荷読み出し用基板の放射線入射側に配設されている検出器本体と、電荷読み出し用基板から読み出された電荷を放射線の検出強度に応じた信号強度を有するディジタル電気信号に変換してから2次元放射線情報に対応する放射線検出信号として出力する電気回路部と、放射線が電気回路部に入射するのを防止する回路保護用放射線遮蔽材とを備えているフラットパネル型の放射線検出器に係り、特に放射線検出器から放射線が漏洩するのを防止するための技術に関する。
この種のフラットパネル型の放射線検出器が、最近、医用のX線透視装置などで被検体の透過放射線像(透過X線像)を検出する2次元放射線検出器として使用されている。フラットパネル型の放射線検出器(以下、適宜「FPD」と略記)には、直接変換タイプと間接変換タイプとがある。前者の直接変換タイプのFPDの場合、検出対象の入射放射線が直接電荷に変換される。前者の間接変換タイプのFPDの場合、放射線有感薄層体では検出対象の入射放射が光シンチレータで先ずいったん可視光に変換されてから光電変換膜で電荷へ変換される。
従来のFPDは、直接変換タイプと間接変換タイプのいずれであっても、図6に示すように、検出対象の透過放射線像(2次元放射線情報)を、いわば電荷イメージ(2次元電荷情報)に変換する放射線有感薄層体72が、放射線有感薄層体72に生じる電荷イメージとしての電荷を読み出す電荷読み出し用基板(アクティブマトリックス基板)73の放射線入射側に配設されている検出器本体71を備えている。
そして、検出器本体71では、放射線有感薄層体72の裏側となる電荷読み出し用基板73の(放射線入射側)表面に個別電極(図示省略)や電荷蓄積用コンデンサと電荷取り出し用のスイッチング素子などが二次元状のマトリックス配列で設けられていて、放射線有感薄層体72に生じた電荷が電荷読み出し用基板73によって個別電極ごとに読み出される構成とされている。
一方、電荷読み出し用基板73によって読み出された電荷は、信号増幅回路74Aや、AD変換および読み出し制御機能を有する信号制御回路74Bを含む電気回路部74によって、放射線の検出強度に応じた信号強度を有するディジタル電気信号に変換されてから検出対象の透過放射線像に対応する放射線検出信号として出力される。
他方、電気回路部74に入射する放射線は、放射線源(例えばX線透視装置の場合はX線管)と電気回路部74の間に介在する回路保護用放射線遮蔽材75により防止される(カットされる)。
すなわち、回路保護用放射線遮蔽材75は、放射線源と信号増幅回路74Aの間に配備されている第1回路保護用放射線遮蔽材75Aと、放射線源と信号制御回路74Bとの間に配備されている第2回路保護用放射線遮蔽材75Bとからなり、回路保護用放射線遮蔽材75によって電気回路部74に照射される入射放射線が吸収されるので、電気回路部74は入射放射線から保護される(例えば特許文献1参照。)。
FPDがX線透視装置に装備されている場合であれば、FPDから出力される放射線検出信号に基づいてX線透視用X線画像が取得されて表示モニタの画面に映し出され、医師の診断・治療などに供される。したがって、放射線有感薄層体72の裏側となる電荷読み出し用基板73の表面に二次元状のマトリックス配列で設けられている個別電極は、X線画像用の画素電極ということになる。
特開2003−75545号公報(第2頁〜第3頁,図1〜図5)
しかしながら、本願出願人は、上記従来のFPDにおいて、放射線検出面の更なる大面積化を進める過程で、放射線の漏洩が起こる事実を見出すに至った。発明者らは、放射線検出面の大面積化によるFPDへの入射放射線の増加に伴って,回路保護用放射線遮蔽材75による散乱・反射に起因して発生する放射線は、かなりの線量となってFPDの側周面から漏れ出すという知見を得たのである。
特に、FPDがX線透視装置に装備されている場合だと、被検体の透過放射線像の検出が一定期間にわたって連続して行なわれるので、医師や技師が浴びる放射線の線量は決して無視できないことが、発明者らにより解明されたのである。
この発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、放射線検出器の側周面から放射線が漏洩するのを防止することができるフラットパネル型の放射線検出器を提供することを目的とする。
この発明は、上記の目的を達成するために、次のような構成をとる。
即ち、請求項1に記載の発明に係るフラットパネル型の放射線検出器は、検出対象の2次元放射線情報を2次元電荷情報に変換する放射線有感薄層体が、放射線有感薄層体に生じる2次元電荷情報としての電荷を読み出す電荷読み出し用基板の放射線入射側に配設されている検出器本体と、電荷読み出し用基板から読み出された電荷を放射線の検出強度に応じた信号強度を有するディジタル電気信号に変換してから2次元放射線情報に対応する放射線検出信号として出力する電気回路部と、放射線が電気回路部に入射するのを防止する回路保護用放射線遮蔽材とを備えているフラットパネル型の放射線検出器において、放射線検出器の側周面から放射線が漏洩するのを防止する漏洩防止用放射線遮蔽材を備えていることを特徴とするものである。
[作用・効果]請求項1の発明のフラットパネル型の放射線検出器(以下、適宜「放射線検出器」と略記)の場合、放射線の検出動作中、検出器本体の放射線有感薄層体により検出対象の2次元放射線情報が2次元電荷情報に変換される。放射線有感薄層体に生じる2次元電荷情報としての電荷は、電荷読み出し用基板によって読み出された後、電気回路部により、放射線の検出強度に応じた信号強度を有するディジタル電気信号に変換されてから2次元放射線情報に対応する放射線検出信号として出力される。
一方、請求項1の発明の放射線検出器による放射線の検出動作中、電気回路部に入射放射線が照射されるのを回路保護用放射線遮蔽材が防止するので、入射放射線から電気回路部が保護される。
他方、請求項1の発明の放射線検出器による放射線の検出動作中、回路保護用放射線遮蔽材による散乱・反射に起因して2次的に発生する放射線が放射線検出器の側周面から漏洩するのを漏洩防止用放射線遮蔽材が防止するので、漏洩放射線から技師や医師などが保護される。
即ち、請求項1の発明の放射線検出器の場合、放射線の検出動作中、検出対象の2次元放射線情報を2次元電荷情報に変換する放射線有感薄層体から電荷読み出し用基板により2次元電荷情報として読み出された電荷を、放射線の検出強度に応じた信号強度を有するディジタル電気信号に変換してから2次元放射線情報に対応する放射線検出信号として出力する電気回路部に入射放射線が照射されるのを回路保護用放射線遮蔽材が防止するので、入射放射線から電気回路部が保護されるのと同時に、回路保護用放射線遮蔽材による散乱・反射に起因して2次的に発生する放射線が放射線検出器の側周面から漏洩するのを漏洩防止用放射線遮蔽材が防止するので、漏洩放射線から技師や医師などが保護される。
また、請求項2の発明は、請求項1に記載のフラットパネル型の放射線検出器において、検出器本体および電気回路部と回路保護用放射線遮蔽材が内側に納められている筐体を備えていて、筐体の側周面に筐体とは別体の部材として漏洩防止用放射線遮蔽材が取り付けられているものである。
[作用・効果]請求項2の発明の放射線検出器の場合、漏洩防止用放射線遮蔽材は放射線検出器の筐体の側周面だけに筐体とは別体の部材として取り付けられていて、漏洩防止用放射線遮蔽材は漏洩放射線の防止の上で必要な筐体の側周面だけに取り付けられているので、漏洩防止用放射線遮蔽材の配備に伴う重量増を抑制できるうえ、別体の部材である漏洩防止用放射線遮蔽材を筐体の側周面に取り付けるだけで済むので、漏洩防止用放射線遮蔽材を筐体に取り付けるのに特に困難はない。
また、請求項3の発明は、請求項1または2に記載のフラットパネル型の放射線検出器において、漏洩防止用放射線遮蔽材は、0.5mm以上〜2.0mm以下の範囲の厚みの鉛と等価な放射線遮蔽機能を発揮するものである。
[作用・効果]請求項3の発明の放射線検出器の場合、漏洩防止用放射線遮蔽材が十分な放射線遮蔽機能を発揮すると同時に、漏洩防止用放射線遮蔽材の配備に伴う重量増が過大になることを抑えられる。漏洩防止用放射線遮蔽材が0.5mm未満の鉛と等価な放射線遮蔽機能しか発揮できない場合、漏洩防止用放射線遮蔽材の放射線遮蔽機能が不足する傾向がみられる。漏洩防止用放射線遮蔽材が2.0mm以上の鉛と等価な放射線遮蔽機能を発揮する場合、漏洩防止用放射線遮蔽材の重量が過大となる傾向がみられる。
また、請求項4の発明は、請求項1から3のいずれかに記載のフラットパネル型の放射線検出器において、漏洩防止用放射線遮蔽材は、鉛やタングステン等の高比重金属、または高比重金属の合金からなるあるものである。
[作用・効果]請求項4の発明の放射線検出器の場合、漏洩防止用放射線遮蔽材が放射線遮蔽機能に優れた鉛あるいはタングステン等の高比重金属、または高比重金属の合金であるので、漏洩防止用放射線遮蔽材を厚みの薄いもので済ませることができる。
また、請求項5の発明は、請求項1から3のいずれかに記載のフラットパネル型の放射線検出器において、漏洩防止用放射線遮蔽材は、タングステン等の放射線遮蔽を発揮する高比重金属粒子が分散混合されている樹脂シートであるものである。
[作用・効果]請求項5の発明の放射線検出器の場合、漏洩防止用放射線遮蔽材である樹脂シートに分散混合されている高比重金属粒子が十分な放射線遮蔽を発揮するのに加え、漏洩防止用放射線遮蔽材に屈曲性が付与されるので、漏洩防止用放射線遮蔽材の取り付けが容易となる。
また、請求項6の発明は、請求項1から5のいずれかに記載のフラットパネル型の放射線検出器において、電気回路部と回路保護用放射線遮蔽材が、検出器本体の側方と裏側とに別れて配備されていて、検出器本体の側方の回路部分に入射する放射線は検出器本体の側方の遮蔽材部分によりカットされ、検出器本体の裏側の回路部分に入射する放射線は検出器本体の裏側の遮蔽材部分によりカットされるものである。
[作用・効果]請求項6の発明の放射線検出器の場合、検出器本体の側方の回路部分に入射する放射線は検出器本体の側方でカットされ、検出器本体の裏側の回路部分に入射する放射線は検出器本体の裏側でカットされるので、放射線有感薄層体に入射する入射放射線をカットすることなく、入射放射線から電気回路部を保護することができる。
また、請求項7の発明は、請求項1から6のいずれかに記載のフラットパネル型の放射線検出器において、放射線有感膜が2次元放射線情報を直接に2次元電荷情報へ変換するものである。
[作用・効果]請求項7の発明の放射線検出器の場合、2次元放射線情報が放射線有感膜により直接に2次元電荷情報へ変換されるので、2次元放射線情報をいったん光に変換する必要がない。
請求項1の発明の放射線検出器の場合、放射線の検出動作中、検出対象の2次元放射線情報を2次元電荷情報に変換する放射線有感薄層体から電荷読み出し用基板により2次元電荷情報として読み出された電荷を、放射線の検出強度に応じた信号強度を有するディジタル電気信号に変換してから2次元放射線情報に対応する放射線検出信号として出力する電気回路部に入射放射線が照射されるのを、回路保護用放射線遮蔽材が防止するので、入射放射線から電気回路部が保護される。
加えて、請求項1の発明の放射線検出器によれば、放射線の検出動作中、回路保護用放射線遮蔽材による散乱・反射に起因して2次的に発生する放射線が放射線検出器の側周面から漏洩するのを、漏洩防止用放射線遮蔽材が防止するので、漏洩放射線から技師や医師などが保護される。
この発明のフラットパネル型の放射線検出器(以下、適宜「FPD」と略記)の実施例を図面を参照しながら説明する。図1は実施例1に係る直接変換タイプのFPDの要部構成を示す断面図、図2は実施例1のFPDにおける放射線有感薄層体としての有感半導体膜と電荷読み出し用基板を示す平面図、図3は実施例1のFPDにおける有感半導体膜と電荷読み出し用基板まわりの詳細構成を示す模式的断面図、図4は実施例1のFPDの外観を示す斜視図である。
実施例1のFPDは、医用のX線透視装置において被検体の透過放射線像(透過X線像)を検出する2次元X線検出器として使用できるものであり、以下、適宜、X線透視装置に装備されている場合に即して説明する。
実施例1のFPDは、図1および図2に示すように、検出対象の透過放射線像(2次元放射線情報)を、いわば電荷イメージ(2次元電荷情報)に直接変換する直接変換タイプの有感半導体膜(放射線有感薄層体)2が、有感半導体膜2に生じる電荷イメージとしての電荷を読み出す電荷読み出し用基板(アクティブマトリックス基板)3の放射線入射側に配設されている検出器本体1を備えていて、入射放射線により有感半導体膜2に生じた電荷が電荷読み出し用基板3により読み出される。
有感半導体膜2の具体的なものとしては、例えばSeまたはSe化合物等のアモルファスSe系半導体膜やCdTe等の化合物半導体膜などが挙げられる。直接変換タイプの有感半導体膜2の場合、図3に示すように、放射線入射側の表面に金属薄膜等のバイアス電圧印加用の共通電極2aが積層形成されている。また直接変換タイプの有感半導体膜2の場合、間接変換タイプのように入射放射線をいったん光に変換しなくてすむ。
有感半導体膜2の裏側の電荷読み出し用基板3では、図3に示すように、個別電極3aおよび電荷蓄積用のコンデンサ3bと電荷取り出し用のスイッチング素子3cが二次元状のマトリックス配列で透明ガラス等の絶縁基板3dの表面に設けられている。電荷読み出し用基板3においては、入射放射線により有感半導体膜2に生じた電荷が個別電極3aを介して各コンデンサ3bに蓄積されると共に、スイッチング素子3cが順番に短時間だけ導通する(閉じる)ことにより、各コンデンサ3bに蓄積された電荷が取り出される。つまり、電荷読み出し用基板3の場合、入射放射線により有感半導体膜2に生じた電荷は個別電極3aごとに取り出される。
一方、実施例1のFPDの場合、電荷読み出し用基板3により読み出される2次元電荷情報としての電荷は、図1に示すように、増幅機能を有する信号増幅回路4AおよびAD変換機能や読み出し制御機能を有する信号制御回路4Bを含む電気回路部4によって、放射線の検出強度に応じた信号強度を有するディジタル電気信号に変換されてから検出対象の透過放射線像に対応する放射線検出信号として出力される。電気回路部4の場合、信号増幅回路4Aはフレキシブル配線材4aに配設されており、信号制御回路4Bは非フレキシブル配線材4bに配設されている。
実施例1のFPDがX線透視装置に装備されている場合であれば、実施例1のFPDから出力される放射線検出信号(X線検出信号)に基づいてX線透視用X線画像が取得されて表示モニタ(図示省略)の画面に映し出され、医師の診断・治療などに供される。したがって、電荷読み出し用基板3に二次元状のマトリックス配列で設けられている個別電極3aは、X線画像用の画素電極ということになる。
また、実施例1のFPDは、放射線源(例えばX線透視装置の場合はX線管)と電気回路部4の間に介在して放射線が電気回路部4に入射するのを防止する回路保護用放射線遮蔽材5を備えている。回路保護用放射線遮蔽材5は、放射線源と信号増幅回路4Aの間に配備されている第1回路保護用放射線遮蔽材5Aと、放射線源と信号制御回路4Bとの間に配備されている第2回路保護用放射線遮蔽材5Bとに別れて配備されている。
他方、実施例1のFPDは、図4に示すように、筐体6を外ケースとして備えていて、検出器本体1および電気回路部4や回路保護用放射線遮蔽材5などが筐体6に納められている。
電気回路部4の場合、信号増幅回路4Aのあるフレキシブル配線材4aは検出器本体1の側方を裏側へ延びてゆく配置で筐体6に収納されていると共に、信号制御回路4Bのある非フレキシブル配線材4bが検出器本体1の裏側でフレキシブル配線材4aの端により吊り持たれる配置で筐体6に収納されている。
回路保護用放射線遮蔽材5の場合、第1回路保護用放射線遮蔽材5Aは筐体6の放射線入射側である天面の内側外寄りに取り付けられ、第2回路保護用放射線遮蔽材5Bは支持プレート7の裏面側に取り付けられた状態で筐体6に収納されている。さらに第2回路保護用放射線遮蔽材5Bは支持プレート7の裏面側に埋め込まれたかたちで取り付けられているが、第2回路保護用放射線遮蔽材5Bは支持プレート7に必ずしも埋め込まれている必要はなく、支持プレート7の裏面に重ねられているだけでもよい。
放射線の検出動作中、第1回路保護用放射線遮蔽材5Aが検出器本体1の側方の信号増幅回路4Aに入射する放射線をカットすると同時に、第2回路保護用放射線遮蔽材5Bが検出器本体1の裏側の信号制御回路4Bに入射する放射線をカットする。したがって、回路保護用放射線遮蔽材5は、有感半導体膜2に入射する入射放射線はカットすることなく、電気回路部4を入射放射線から保護することができる。したがって、電気回路部4は入射放射線により誤動作・劣化することなく正常に作動し続けられる。
また、実施例1のFPDの場合、検出器本体1の広さ(縦・横の寸法)は特定の値に限定されるものではないが、通常、数cm〜50cm程度の範囲である。筐体6は、検出器本体1よりやや大きいものとなり、通常、縦・横の寸法が数cm〜50cm程度の範囲であり、厚みが数cmから十数cm程度である。また筐体6の材料としては、通常、アルミニウムや樹脂等の軽くて丈夫な材料が用いられる。
さらに、実施例1のFPDは、図1および図4に示すように、FPDの側周面から放射線が漏洩するのを防止するベルト状の漏洩防止用放射線遮蔽材8を備えている点を、構成上の特徴としているので、以下、具体的に詳述する。
実施例1のFPDの場合、ベルト状の漏洩防止用放射線遮蔽材8は、図4に示すように、筐体6の側周面の全周にわたって全幅を覆う完全被覆状態で筐体6とは別体の部材として取り付けられている。
そして、実施例1のFPDによる放射線の検出動作中、図1の中に矢印で示すように、回路保護用放射線遮蔽材5による散乱・反射に起因して2次的に発生する放射線がFPDの側周面から漏洩するのを漏洩防止用放射線遮蔽材8が防止する。漏洩防止用放射線遮蔽材8が漏洩放射線を吸収することによりカットするのである。
実施例1のFPDの場合、漏洩防止用放射線遮蔽材8は、漏洩放射線の防止の上で必要な筐体の側周面だけに設けられているので、漏洩防止用放射線遮蔽材8の配備に伴う重量増を抑えられるうえ、漏洩防止用放射線遮蔽材8を筐体6の側周面に取り付けるだけで済むので、漏洩防止用放射線遮蔽材8を筐体6に取り付けるのに何ら困難はない。
例えば、筐体の側周面だけを選択的に漏洩防止用放射線遮蔽材で形成する場合には、筐体の製作や筐体の側周面の機械的強度の確保が困難となる等の不利益を伴う。また、筐体全体を漏洩防止用放射線遮蔽材で形成した場合、筐体の重量が過多となる等の不利益を伴う。
漏洩防止用放射線遮蔽材8は、0.5mm以上〜2.0mm以下の範囲の厚みの鉛と等価な放射線遮蔽機能を発揮するものであることが好ましい。漏洩防止用放射線遮蔽材8が0.5mm未満の鉛と等価な放射線遮蔽機能しか発揮できない場合、漏洩防止用放射線遮蔽材の放射線遮蔽機能が不足する傾向がみられ、逆に、漏洩防止用放射線遮蔽材8が2.0mm以上の鉛と等価な放射線遮蔽機能を発揮する場合、漏洩防止用放射線遮蔽材の重量が過大となる傾向がみられるからである。
また、漏洩防止用放射線遮蔽材8は、鉛やタングステン等の高比重金属、または高比重金属の合金であることが好ましい。漏洩防止用放射線遮蔽材8が放射線遮蔽機能に優れた鉛やタングステン等の高比重金属、または高比重金属の合金であると、漏洩防止用放射線遮蔽材8を厚みの薄いもので済ませられる。
一方、漏洩防止用放射線遮蔽材8は、タングステン等の放射線遮蔽を発揮する高比重金属粒子が分散混合されている樹脂シートであることも好ましい。漏洩防止用放射線遮蔽材8である樹脂シートに分散混合されている高比重金属粒子が十分な放射線遮蔽を発揮する。また、樹脂シートである漏洩防止用放射線遮蔽材8には屈曲性が付与されるので、1枚物の樹脂シートを筐体6の側周面に沿って角で折り曲げながら巻き付けることが可能となり、漏洩防止用放射線遮蔽材8を取り付ける際の作業性を向上させられる。
以上に述べたように、実施例1のFPDによれば、放射線の検出動作中、2次元放射線情報を2次元電荷情報に変換する有感半導体膜2から2次元電荷情報として電荷読み出し用基板3で読み出された電荷を、放射線の検出強度に応じた信号強度を有するディジタル電気信号に変換してから2次元放射線情報に対応する放射線検出信号として出力する電気回路部4に入射放射線が照射されるのを回路保護用放射線遮蔽材5が防止する。その結果、電気回路部4は入射放射線から保護され、劣化・誤動作せずに作動し続けられる。
加えて、実施例1のFPDによれば、放射線の検出動作中、回路保護用放射線遮蔽材5による散乱・反射に起因して2次的に発生する放射線がFPDの側周面から漏洩するのを漏洩防止用放射線遮蔽材8が防止する。その結果、漏洩放射線から技師や医師などが保護される。
続いて、この発明の実施例2に係るFPDを図面を参照しながら説明する。図5は実施例2のFPDの要部構成を示す断面図である。
実施例2のFPDは、実施例1のFPDでは、漏洩防止用放射線遮蔽材8が筐体6の側周面全体を覆っている構成であるのに対し、ベルト状の漏洩防止用放射線遮蔽材9が筐体6の側周面の放射線入射側とは反対側の周縁領域は覆っていない以外は、実施例1と同様であるので、共通点の説明は省略し、相違点のみを説明する。
ベルト状の漏洩防止用放射線遮蔽材9は、必ずしも筐体6の側周面全体を覆っている必要はなく、回路保護用放射線遮蔽材5による散乱・反射に起因して2次的に発生する放射線の漏洩状況によっては、筐体6の側周面の放射線入射側とは反対側の周縁領域は覆っていなくてもよいのである。
実施例2のFPDの場合、漏洩防止用放射線遮蔽材9が実施例1のFPDの漏洩防止用放射線遮蔽材8より狭くなっている分、漏洩防止用放射線遮蔽材9による重量増加を抑えられるし、遮蔽材の節約も図れる。
この発明は、上記実施の形態に限られることはなく、下記のように変形実施することができる。
(1)実施例1,2のFPDでは、漏洩防止用放射線遮蔽材8,9が筐体6の外側周面に取り付けられていたが、漏洩防止用放射線遮蔽材8,9は筐体6の内側周面に取り付けられていてもよいし、漏洩防止用放射線遮蔽材8,9は筐体6の外側周面と内側周面の両方に取り付けられていてもよい。
(2)実施例1,2では、漏洩防止用放射線遮蔽材8,9の素材として、鉛やタングステンが挙げられていたが、この発明のFPDの漏洩防止用放射線遮蔽材の素材は、鉛やタングステンに限られるものではない。
(3)実施例1,2のFPDは、直接変換タイプのFPDであったが、この発明のFPDは、間接変換タイプのFPDにも適用することができる。
(4)実施例1,2のFPDは、医用分野に用いられるものであったが、この発明のFPDは、医用分野だけでなく非破壊検査などの工業分野ないし原子力分野に適用することもできる。
実施例1のFPDの要部構成を示す断面図である。 実施例1のFPDの有感半導体膜と電荷読み出し用基板を示す平面図である。 実施例1のFPDにおける有感半導体膜と電荷読み出し用基板まわりの詳細構成を示す模式的断面図である。 実施例1のFPDの外観を示す斜視図である。 実施例2のFPDの要部構成を示す断面図である。 従来のFPDの概略構成を示す模式的断面図である。
符号の説明
1 …検出器本体
2 …有感半導体膜(放射線有感薄層体)
3 …電荷読み出し用基板
4 …電気回路部
4A …信号増幅回路(検出器本体の側方の回路部分)
4B …信号制御回路(検出器本体の裏側の回路部分)
5 …回路保護用放射線遮蔽材
5A …第1回路保護用放射線遮蔽材(検出器本体の側方の遮蔽材部分)
5B …第2回路保護用放射線遮蔽材(検出器本体の裏側の遮蔽材部分)
6 …筐体
8,9 …漏洩防止用放射線遮蔽材

Claims (7)

  1. 検出対象の2次元放射線情報を2次元電荷情報に変換する放射線有感薄層体が、放射線有感薄層体に生じる2次元電荷情報としての電荷を読み出す電荷読み出し用基板の放射線入射側に配設されている検出器本体と、電荷読み出し用基板から読み出された電荷を放射線の検出強度に応じた信号強度を有するディジタル電気信号に変換してから2次元放射線情報に対応する放射線検出信号として出力する電気回路部と、放射線が電気回路部に入射するのを防止する回路保護用放射線遮蔽材とを備えているフラットパネル型の放射線検出器において、放射線検出器の側周面から放射線が漏洩するのを防止する漏洩防止用放射線遮蔽材を備えていることを特徴とするフラットパネル型の放射線検出器。
  2. 請求項1に記載のフラットパネル型の放射線検出器において、検出器本体および電気回路部と回路保護用放射線遮蔽材が内側に納められている筐体を備えていて、筐体の側周面に筐体とは別体の部材として漏洩防止用放射線遮蔽材が取り付けられているフラットパネル型の放射線検出器。
  3. 請求項1または2に記載のフラットパネル型の放射線検出器において、漏洩防止用放射線遮蔽材は、0.5mm以上〜2.0mm以下の範囲の厚みの鉛と等価な放射線遮蔽機能を発揮するフラットパネル型の放射線検出器。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載のフラットパネル型の放射線検出器において、漏洩防止用放射線遮蔽材は、鉛やタングステン等の高比重金属、または高比重金属の合金からなるフラットパネル型の放射線検出器。
  5. 請求項1から3のいずれかに記載のフラットパネル型の放射線検出器において、漏洩防止用放射線遮蔽材は、タングステン等の放射線遮蔽を発揮する高比重金属粒子が分散混合されている樹脂シートであるフラットパネル型の放射線検出器。
  6. 請求項1から5のいずれかに記載のフラットパネル型の放射線検出器において、電気回路部と回路保護用放射線遮蔽材が、検出器本体の側方と裏側とに別れて配備されていて、検出器本体の側方の回路部分に入射する放射線は検出器本体の側方の遮蔽材部分によりカットされ、検出器本体の裏側の回路部分に入射する放射線は検出器本体の裏側の遮蔽材部分によりカットされるフラットパネル型の放射線検出器。
  7. 請求項1から6のいずれかに記載のフラットパネル型の放射線検出器において、放射線有感膜が2次元放射線情報を直接に2次元電荷情報へ変換するフラットパネル型の放射線検出器。
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