JP2006320918A - 3ピース角形缶及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】3ピース缶が有する缶胴接合部の問題点(接合欠陥)を解消し、さらに2ピース缶が有す缶体強度不足を解消した新しいタイプの缶で、電池や電気機器用ケースとしても、耐漏液性、缶体強度、放熱性などに優れた3ピース角形缶を提供する。
【解決方法】少なくとも片面に有機被膜12を形成したアルミニウム板10からなる円形ブランクを、有機被膜12が缶の内側になるように深絞り成形し有底円形缶Kを形成し、有底円形缶Kの缶底1aを切断して側面無継目の円筒D2としたのち、円筒D2を角形に変形して側面無継目の角形胴部1を形成し、両端開口部に、ネッキング加工を施してネック部1nを形成し、両端開口部に有機コンパウンドを介して天蓋2と底蓋3を二重巻締めして取り付けた3ピース角形缶。
【選択図】 図1

Description

本発明は、缶胴接合部の接合欠陥を解消し、缶体強度の優れた新しいタイプの角形缶に関し、電池ケースや電気などの各種の電気機器用ケースにも適用可能な3ピース角形缶及びその製造方法に関する。
近年電気技術の進歩により電子機器の高性能化、小型化、高エネルギー化、ポータブル化の進展や、電気駆動自動車(例えば、所謂ハイブリッド車とよばれているもの)の高性能化が進み、それらの駆動用の電源である各種の電池ケース、特に電気二重層キャパシタ用のケースには、缶体強度、耐漏液性、気密性、熱放散性などに優れていることが要求されている。
電池ケースや各種の電気機器用ケースにおける、耐内容物漏洩性や気密性は、発電要素を充填した後に内容物が長期間にわたり漏れず高い気密性を保つことが要求されており、缶の胴部における接合状態や、缶の胴部と蓋との封口状態などにより左右されることが多い。
一般に、3ピース缶としての金属缶は、缶の胴部の側面を、溶接や接着、カシメなどにより接合して形成され(側面継目)、缶胴部の両端開口部に、天蓋や底蓋を取り付けた接合部を有する。
3ピース缶では、缶胴部の側面継目や蓋との接合部を有するので、接合欠陥に起因する漏洩が生じ易いという問題点もあるが、缶胴部の両端開口部に接合する天蓋や底蓋により缶胴形状が補強され、缶体の変形強度が向上するという利点も有している。
また、缶体強度をさらに高めるために、缶胴部を周回してビードと呼ばれる凹凸を形成させることが知られているが、このビードを形成させることで前記缶胴部の側面継目でのシール性が低下し易いという問題を抱えていた。
金属缶のもう一つのタイプとして、平板ブランクを深絞りあるいは絞りシゴキ成形した円形や角形の有底缶の開口部に、天蓋を取り付けた2つの部材で構成される2ピース缶が知られている。2ピース缶においては、絞り成形の開口部のみに天蓋を取り付けるので、絞り時に形成した缶底側の形状は、金型設計や絞り用材質等の条件による制約を受け、底側の剛性の向上には限界があることも知られている。
また、3ピース缶や2ピース缶においては、開口部に蓋を取り付ける封口方法として、レーザー溶接、カシメ、二重巻締めなどの方法が一般に適用されている。
さらに、多数個の電池を連結して用いる場合の電池ケースは、円筒形状よりも角形状の方が電池ケースを隙間なく配置でき体積効率を高めるという観点から、電池ケースの外観形状を角形とすることも行われている。
上記の金属缶を電気機器用ケースに用いた例としては、下記の特許文献1において、ケース本体および蓋材の間に絶縁体をはさみ、その開口部を二重巻締めして封口した2ピース缶が提案されている。
また、特許文献2には、予め金属板にポリプロピレンフィルムなどの樹脂皮膜コーティングして封口時にガスケットとして機能させた電池ケースが提案されている。
特開2002−343310号公報 特許第3427216号公報
特許文献1や特許文献2で提案されている2ピース缶は開口部を二重巻締め封口方式の缶としているので耐漏液性は向上しているが、電池ケースや電気機器用ケースに要求される特性は、缶体の耐漏液性や体積効率ばかりでない。
本発明は、収納ケースに求められる特性である缶体強度をさらに高めた缶を提供すると共に、近時の電池の高エネルギー化にともなう発熱の増大に対処するための高い熱放散性なども併せ持つ缶を提供することを目的とする。
また、本発明の他の目的は、3ピース缶が有する長所を生かしつつ、缶胴接合部(側面継目)の問題点(接合欠陥)を解消した3ピース缶を提供することである。
さらに本発明の他の目的は、2ピース缶が有する有底部の構造的制約からくる缶体強度不足を解消した新しいタイプの3ピース角形缶を提供することである。
そして、各種電池ケースや電気機器ケースなどの収納ケースとしても、耐漏液性や缶体強度、放熱性などに優れた3ピース角形缶を提供することも、本発明の他の目的である。
請求項1に記載の3ピース角形缶は、側面無継目の角形胴部の両端開口部に、ネッキング加工を施してネック部を形成し、該角形胴部の両端開口部に有機コンパウンドを介して天蓋と底蓋を二重巻締めした角形缶であって、該角形胴部、天蓋及び底蓋の少なくとも内面に有機被膜を形成したアルミニウム板からなることを特徴とする。
請求項2に記載の3ピース角形缶は、請求項1において、前記側面無継目の角形胴部は、円形ブランクを深絞り成形した有底円形缶の底部を切断した側面無継目の円筒を角形に変形して両端に開口部を設け、該開口部にネッキング加工を施してネック部を形成したものであることを特徴とする。
請求項3に記載の3ピース角形缶は、請求項1において、前記側面無継目の角形胴部は、円形ブランクを深絞り成形した有底円形缶の底部を切断した側面無継目の円筒を角形に変形して両端に開口部を設け、該開口部にネッキング加工を施してネック部を形成した後、該角形胴部を周回するように複数本のビードが形成されていることを特徴とする。
請求項4に記載の3ピース角形缶は、請求項1〜3のいずれかにおいて、前記側面無継目の角形胴部の両端開口部に二重巻締め取り付けされた天蓋及び底蓋の中央部に貫通孔を設け、該貫通孔に絶縁体を介して電極が取り付けられていることを特徴とする。
請求項5に記載の3ピース角形缶の製造方法は、少なくとも片面に有機被膜を形成したアルミニウム板からなる円形ブランクを、該有機被膜が缶の内側になるように深絞り成形し有底円形缶を形成し、該有底円形缶の底部を切断して側面無継目の円筒としたのち、該円筒を角形に変形して側面無継目の角形胴部を形成し、該両端開口部に、ネッキング加工を施してネック部を形成し、該両端開口部に有機コンパウンドを介して天蓋と底蓋を二重巻締めして取り付けた、ことを特徴とする。
請求項1の3ピース角形缶は、アルミニウム板にポリエステルフィルムなどの有機被膜を形成した角形胴部と天蓋、底蓋は有機コンパウンドを介しての二重巻締めにより耐漏液性に優れるとともに、従来の3ピース缶が持つ継目が缶側面にないので、継目部に生じやすい樹脂コーティング膜などの不良欠陥を起点とする腐食が生じない。
請求項2の3ピース角形缶は、円形ブランクを深絞り成形した有底円形缶の底部を切断した底なし円筒を角形に変形したもので、複雑な角形絞り金型を使用していないから胴部に絞りシワなど絞り不良に由来する欠陥部がない。
請求項3の3ピース角形缶は、角形胴部を周回するように複数本のビードが形成されているから、ビードにより缶壁の剛性が増し、缶体強度(内圧、外圧形の変形、落下強度など)が向上しているばかりでなく、電池ケースなどに使用された場合、ビードは缶壁の表面積を増大し熱放散性を高め、電池寿命、缶体樹脂フィルム密着などの劣化を抑制することができる。
また、電池ケースを多数配置した場合、隣接するビードの谷の部位では非接触の空隙が出来、空気の対流が可能となるので熱放散が効率的に行われる。
請求項4の3ピース角形缶は、角形胴部の両端開口部に、二重巻締めした天蓋及び底蓋の双方への電極の取り付けにおいて、中央部に貫通孔に絶縁体を介しているから、電極を缶体と確実に絶縁することができる。
請求項5の3ピース角形缶の製造方法は、一般に、角形缶が矩形ブランクを丸めて接合し円筒とした後に角形に順次変形するか、角形の絞り金型を使用して形成されるのに対し、深絞り成形し有底円形缶底部を切断して底なし円筒としたのち角形に変形して側面無継目の角形胴部を形成し、両端開口部に、ネッキング加工を施し、天蓋と底蓋を二重巻締めして取り付けたので、縦・横・高さ寸法が自在の角形缶を容易に形成することができる。
以下、本発明の3ピース角形缶について詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態1の3ピース角形缶の斜視図である。図2は、本発明の実施形態2の、角形胴部を周回するビードが加工された側面無継目の胴部の両開口端に、天蓋及び底蓋を二重巻締めして取り付けた3ピース角形缶の斜視図である。図3は、本発明の実施形態3の3ピース角形缶であり、図2の3ピース角形缶を電気二重層キャパシタ用ケースとして適用した斜視図である。
図1〜図3の実施形態において、3ピース角形缶は、側面無継目の角形胴部1の両開口端に、天蓋2及び底蓋3を、天蓋二重巻締め部2a及び底蓋二重巻締め部3aで取り付けられている。また、図2の3ピース角形缶においては、ビード1bが、角形胴部1を周回するように形成されている。さらに、図3の電気二重層キャパシタ用ケースである3ピース角形缶においては、天蓋2、底蓋3の平板中央部に貫通孔6(底蓋3については図示せず)を設け絶縁体4を介して上電極5aが取り付けられている。
図4は、本発明の3ピース角形缶を形成する素材を説明する断面図である。樹脂被覆アルミニウム板には、図4(a)に示すように、基材であるアルミニウム板10の両面に、ポリエステルフィルムなどの有機被膜を形成したときの密着性を向上させるために後述する表面処理層11を施されており、その表面処理層11の上に図4(b)に示すように後述する樹脂フィルム(有機被膜)12が積層されている。
以下、基材アルミニウム板、表面処理層、樹脂フィルム、フィルム積層法等について詳しく説明する。
(アルミニウム板)
本発明の3ピース角形缶の基材となるアルミニウム板としては、各種アルミ材、例えばJIS4000に記載されている3000番台、5000番台、6000番台のアルミニウム合金が挙げられるが、中でも3000番台のものが好ましく用いられる。本発明の角形胴部1の形成において、缶体強度、フランジ成形性などの点から、Mn、Cuは次のような成分が好ましく適用される。
Mnはアルミニウムの再結晶温度を高め、アルミニウム中のFe化合物として晶出状態を変化させて缶の耐食性などを向上させることから、1.0〜1.5%(%は重量基準、以下同様)の範囲で添加することができる。Cuは缶の強度を向上させることから、0.05〜0.20%の範囲で添加することが望ましい。
なお、それ以外の元素は、缶の強度、成形性、耐食性などを向上させる観点から所定の範囲で添加することができる。
角形胴部1に成形された後の、板厚みは缶体強度やフランジ成形性などの観点から、一般に0.1〜1.0mmの範囲内にあるのが好ましいが、角形胴部側壁の板厚(被覆樹脂を除いたアルミニウム板の最小板厚)は0.3mm以上であることが好ましい。
(表面処理)
基材であるアルミニウム板10には、被覆する樹脂フィルム12との加工密着性を高めるため、その表面に表面処理層11を形成することが好ましい。このような表面処理層11としては、アルミニウム板10を冷間圧延した後に、リン酸クロム処理、その他の有機・無機系の表面処理層を浸漬またはスプレー処理等で形成することができる。また、塗布型の表面処理層も形成することができる。
(樹脂フィルム)
3ピース角形缶の少なくとも缶内面側には、表面処理層11が形成されたアルミニウム板10の表面上に、樹脂フィルム12が積層されている。樹脂フィルム12としては、2〜50μm厚さの、ポリエステルフィルム、ナイロンフィルム、ポリプロピレンフィルム、ポリカーボネートフィルムなど、耐熱性に優れた熱可塑性樹脂フィルムが挙げられる。また、ポリエステルフィルムとしては、エチレンテレフタレート、エチレンブチレート、エチレンイソフタレートを主成分としたものが好適に挙げられる。
熱可塑性樹脂フィルムとして、ポリエステルフィルムを使用する場合において、他の成分を共重合することもできる。例えば、共重合するジカルボン酸成分としては、ナフタレンジカルボン酸、ジフェニルジカルボン酸、ジフェニルスルホンジカルボン酸、ジフェノキシエタンジカルボン酸、5−ナトリウムスルホイソフタル酸、フタル酸等の芳香族ジカルボン酸、シュウ酸、コハク酸、アジピン酸、セバシン酸、ダイマー酸、マレイン酸、フマル酸等の脂肪族ジカルボン酸、シクロヘキサンジカルボン酸等の脂環族ジカルボン酸、p−オキシ安息香酸等のオキシカルボン酸等が挙げられる。
また、共重合するグリコール成分としては、プロパンジオール、ブタンジオール、ペンタンジオール、ネオペンチルグリコール等の脂肪族グリコール、シクロヘキサンジメタノール等の脂環族グリコール、ビスフェノールA、ビスフェノールS等の芳香族グリコール、ジエチレングリコール、ポリエチレングリコールなどのポリオキシエチレングリコール等が挙げられる。上記のジカルボン酸成分およびグリコール成分については、2種以上を併用することもできる。
熱可塑性樹脂フィルムとしてナイロンフィルムを使用する場合には、ナイロン66、ナイロン610、ナイロン612等のジアミンとジカルボン酸との縮重合物、あるいは、ナイロン6、ナイロン11、ナイロン12のようなラクタムの開環重合物も用いることができる。
このような熱可塑性樹脂フィルムの製造は、公知の方法によって行うことができ、T−ダイ法やインフレーション製膜法で無延伸フィルムに成形して、所望によりさらに1軸延伸、2軸延伸等の延伸処理を行って製造することが出来る。これらの樹脂フィルムの表面に公知のプラズマ処理、火炎処理等を施しアルミニウム板表面への密着性の向上処理を施すことも出来る。
なお、上記の樹脂フィルムを積層する方法に替えて、表面処理したアルミニウム板上へ有機樹脂塗料などを塗装などの公知の手段で有機被膜として形成することもできる。
(樹脂被覆アルミニウム板の製造)
アルミニウム板上への樹脂フィルムなどの有機被膜を形成する方法としては、公知の方法として、加熱したアルミニウム板面へ樹脂フィルムを加圧積層する方法や、加熱したアルミニウム板面上に溶融樹脂を押出しコートして形成する方法などを適用することができる。
(缶体の製造)
次に、本発明の3ピース角形缶の製造方法について説明する。
先ず、図5及び図6において、前記に述べた樹脂被覆アルミニウム板を3ピース角形缶へ成形する工程を説明する。なお、図5、図6の各工程図には、上側に平面図、下側に縦断面図を示す。
第1工程は、円形のブランクを深絞りする工程であり、缶底1a、缶胴D1を有する有底円形缶Kに成形する。有底円形缶Kの上端開口部には、円形ブランク外縁が開口部周縁1cとして残っている。本工程での深絞りは、1回で絞る方法のみでなく、絞り−再絞り法など連続して絞り成形を行う方法も適用できる。
第2工程は、トリミング工程であり、有底円形缶Kの上端の開口部周縁1cと缶底1aとを切断し、缶胴D1から切り離す。缶胴D1は両端が完全に開口した側面無継目の円筒D2となる。
第3工程は、リフォーム工程であり、側面無継目の円筒D2を、円筒状の胴断面から角形状の胴断面に変形する工程である。角形へのリフォームする機構の原理を図7に示す。図7(a)は、円筒D2の内面周囲に等間隔に接触するように配設された4本のリフォーム用丸ロッド20を、図7(b)に示すように対角線方向(矢印Aの4方向)に拡大移動させて、側面無継目の円筒D2を角形をした角形胴部1にリフォームする。
尚、図7に示したリフォーム機構は4本の丸ロッドを用いて拡大する一例であるが、その他の方法として、円筒D2内に分割金型を配置し拡大する機構とすることもでき、本発明ではその方式を限定するものではない。
第4工程は、ネッキング工程であり、角形胴部1の両端外部に金型を押し当て両端開口部の周囲を狭めて角形胴部1の内側に変形させたネック部1nを形成する。
このように角形胴部1の開口部を狭める目的は、最終工程で天蓋、底蓋を二重巻締めしたときの二重巻締め部外寸法を、角形胴部1の外寸法と同一か、やや小さめにするためである。二重巻締め部の外寸法を角形胴部1の外寸法と同一かやや小さめにすることにより、3ピース角形缶を多数個並置したときに、隣り合う角形缶の間で無駄な空隙を作らないで済み配置における体積効率を高めることができる。
次に、図6に示す第5工程は、フランジング工程であり、ネッキング工程で狭められた両端ネック部1nを、開口部全周にわたり外方に広げてフランジ1fを形成する。このフランジ1fは、天蓋及び底蓋を取り付ける二重巻締めにおいて角形胴部1の端部巻締め代となる。
第6工程は、ビード加工工程であり、角形胴部1を周回するように凹凸のあるビード1bを形成する。ビード1bは角形胴部1の変形強度を著しく高め、さらに胴部外表面積を広くする効果があり電気二重層キャパシタ用ケース内で発生する熱を外部に放散しやすくする効果もある。また、電気二重層キャパシタケースとして水平方向に多数個並置したときに、隣り合う缶の間でビード1bの凹凸により空隙ができるため空気の対流が生じ、熱の放散を促進する効果がある。
電気二重層キャパシタは、クリーンエネルギー車の回生/加速アシスト駆動用として、パワー増大化(大電流)が進んでおり、適用されるケースに対しても放熱に対する要求が高まっている。缶体の温度の上昇は、アルミニウム板に積層した樹脂フィルムの軟化および密着性劣化を促進する。したがって、このように放熱効率を高めることは、電気二重層キャパシタに限らず各種の電気機器用ケースとしての要求を満たすものである。
第7工程は、本発明の3ピース角形缶に天蓋及び底蓋を取り付ける工程である。
図7の第7工程では、電気二重層キャパシタ用ケースなどに使用する場合、底蓋を二重巻締めして発電要素を充填した後に、天蓋を二重巻締めして封口する場合を示している。図8に二重巻締め前後の二重巻締め部の断面構造を拡大して示す。まず、図8(a)のように角形胴部1の開口部フランジ1fに天蓋2のカーリング部2cを合致させて配置する。なお、カーリング部2cの内面全周には、封口部の密封性及び絶縁性を確保するため有機コンパウンド2bが塗布されている。
図8(b)に示す二重巻締め工程では、角形胴部1に天蓋2を被せた状態で、回転ロール40aで缶体を回転させながらカーリング部2cの外周から巻締めロール40bにより加圧して、天蓋カーリング部2cとフランジ1fを重ねた状態で内方に巻締めて二重巻締め部2a,3aを形成する。
有機コンパウンド2bは、ゴム状の弾力を有する絶縁性の材料で、従来から二重巻締め部などの密封性を向上させるために使用されている公知の材料が用いられる。例えば、スチレンブタジエンゴム、エチレンプロピレンゴム、ポリイソプレンゴムやポリアミド系樹脂、ポリオレフィン系樹脂の一種あるいは所要の希釈剤、硬化剤などをブレンドしたものが用いられる。
図9は、上記のようにして形成された3ピース角形缶を電気二重層キャパシタ用ケースとして適用した場合の概略断面図である。3ピース角形缶内部に充填された発電要素30の上下部からリード線(30a、30b)が、天蓋及び底蓋に設けられた上下の電極5a、5bにそれぞれ導かれている。上下の電極5a、5bは、天蓋2及び底蓋3の中央部に貫通孔を設け、缶体と電気絶縁するためその貫通孔に嵌入された環状の絶縁体4を介して天蓋2及び底蓋3に取り付けられている。
なお、図9の波線で示すように、電気二重層キャパシタケースを縦方向に直列して連結できるように、上部の電極5aの外形は雌型、下部の電極bの外形は雄型としている。
以上説明したように、従来の天蓋、底蓋を有する3ピース缶においては缶胴部に接合による継目があったが、本発明の角形胴部と天蓋、底蓋を有する3ピース角形缶は、胴部には接合による継目がなく、ビード加工時などに生じやすい接合部欠陥に基づく亀裂発生のおそれがない。
また、電気二重層キャパシタなどのケースに適用した場合には、表面積の増大が熱放散性を高め電池性能、缶体の劣化防止効果をもたらし、近時の電気機器、電池の各種ケースに要求される高性能化に対応できるものである。
本発明の実施形態1の3ピース角形缶の斜視図である。 実施形態2の、角形胴部を周回するビードが加工された側面無継目の胴部の両開口端に、天蓋及び底蓋を二重巻締めして取り付けた3ピース角形缶の斜視図である。 実施形態3の、3ピース角形缶を電気二重層キャパシタ用ケースとして適用した斜視図である。 本発明の3ピース角形缶を形成する素材を説明する断面図である。 本発明の3ピース角形缶の製造工程を示す説明図である(第1〜4工程)。 本発明の3ピース角形缶の製造工程を示す説明図である(第5〜7工程)。 角形へのリフォームする機構の原理を示す説明図である。 二重巻締め工程の説明図である。 実施形態3の電気二重層キャパシタ用ケースとして適用した場合の概略断面図である。
符号の説明
1 ・・・ 角形胴部
1a ・・・ 缶底
1b ・・・ ビード
1c ・・・ 開口部周縁
1f ・・・ フランジ
1n ・・・ ネック部
2 ・・・ 天蓋
2a ・・・ 二重巻締め部(天蓋)
2b ・・・ 有機コンパウンド
2c ・・・ カーリング部
3 ・・・ 底蓋
3a ・・・ 二重巻締め部(底蓋)
4 ・・・ 絶縁体
5a、5b・・ 電極(上、下)
6 ・・・ 貫通孔
10 ・・・ アルミニウム板
11 ・・・ 表面処理層
12 ・・・ 樹脂フィルム(有機被膜)
20 ・・・ リフォーム用丸ロッド
30 ・・・ 発電要素
30a、30b ・・・ リード線
40a ・・・ 回転ロール
40b ・・・ 巻締めロール
D1 ・・・ 缶胴
D2 ・・・ 側面無継目の円筒
K ・・・ 有底円形缶

Claims (5)

  1. 側面無継目の角形胴部の両端開口部に、ネッキング加工を施してネック部を形成し、該角形胴部の両端開口部に有機コンパウンドを介して天蓋と底蓋を二重巻締めした角形缶であって、該角形胴部、天蓋及び底蓋の少なくとも内面に有機被膜を形成したアルミニウム板からなることを特徴とする3ピース角形缶。
  2. 前記側面無継目の角形胴部は、円形ブランクを深絞り成形した有底円形缶の底部を切断した側面無継目の円筒を角形に変形して両端に開口部を設け、該開口部にネッキング加工を施してネック部を形成したものであることを特徴とする請求項1に記載の3ピース角形缶。
  3. 前記側面無継目の角形胴部は、円形ブランクを深絞り成形した有底円形缶の底部を切断した側面無継目の円筒を角形に変形して両端に開口部を設け、該開口部にネッキング加工を施してネック部を形成した後、該角形胴部を周回するように複数本のビードが形成されていることを特徴とする請求項1に記載の3ピース角形缶。
  4. 前記側面無継目の角形胴部の両端開口部に二重巻締め取り付けされた天蓋及び底蓋の中央部に貫通孔を設け、該貫通孔に絶縁体を介して電極が取り付けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の3ピース角形缶。
  5. 少なくとも片面に有機被膜を形成したアルミニウム板からなる円形ブランクを、該有機被膜が缶の内側になるように深絞り成形し有底円形缶を形成し、該有底円形缶の底部を切断して側面無継目の円筒としたのち、該円筒を角形に変形して側面無継目の角形胴部を形成し、該両端開口部に、ネッキング加工を施してネック部を形成し、該両端開口部に有機コンパウンドを介して天蓋と底蓋を二重巻締めして取り付けた、ことを特徴とする3ピース角形缶の製造方法。
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