JP4500501B2 - 蓄電用容器とその製造方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術の分野】
本発明は、軽量化、蓋をする際の量産性、端子部の絶縁性に優れた蓄電用容器とその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
非特許文献1には、リチウムイオン二次電池ケース用としてアルミ合金板材が新たに開発され、溶接性はそのままで、強度のみを向上させる元素配合及び圧延技術が確立されたことが開示されている。リチウムイオン二次電池は、小型、高電圧で繰り返しの充電にも適していることから、主に携帯電話、ノートパソコン等のバッテリーとして用いられ、今後も使用の拡大が大いに期待されているものである。またハイブリットカーや電気自動車、燃料電池自動車等のバッテリーとしても注目されている。このようなリチウムイオン二次電池のケース(外装缶材料)としては、従来、スチール板材が主に採用されていたが、近年、軽量化ニーズから急速にアルミニウム板材への変更が進んでいる。ケース用のアルミニウム板材には成形性、溶接性(上部に蓋をし、溶接する為)が高いことに加え、電池内部の圧力上昇に耐えるため、耐ふくれ性が高いことが求められる。更に、電池の小型化によりケースの薄肉化が進み、アルミニウム板材に対する強度要求は年々増加傾向にある。前記の新アルミ合金板材は、これらのニーズに対応するため、従来の「JISA3003P(Al-Mn合金)」を改良し強度を向上させ、同時に溶接時の割れ防止を図ったものであり、「A3003P」合金と同レベルの溶接性と成形性を維持しながら、引張強度を15〜20%向上させるものであった。
【0003】
【非特許文献1】
広報・IR室、“リチウムイオン二次電池ケース用アルミニウム板拡販に注力”、[online]、平成14年11月13日、日本軽金属株式会社、Nikkeikin Group News、[平成14年12月18日検索]、インターネット<URL:http://www.nikkeikin.co.jp/pages/press/P2002/p20021113.htm>
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のリチウムイオン二次電池のケースは、アルミニウム板材であっても金属製であることにはかわりなく、軽量化に限界があった。特にハイブリットカーや電気自動車、燃料電池自動車等の用途では、電池も大きくなるため、前記問題点はより顕著となる。
【0005】
また、上記しているように上部に蓋をするために溶接が必要となるが、アルミニウムは、熱伝導度が大きい為局部的に加熱するのが困難であり、アルミニウムの溶接・接合には熟練を要する。特性的には、凝固時の体積収縮、線膨張係数が大きい為、溶接歪みが生じ易く、また合金によっては割れが生じることもある。また、表面に強固な酸化皮膜が存在するので、多量のフラックスが必要であり、酸化皮膜に共存する結晶水は、溶接部のブローホール等の溶接欠陥の原因にもなる。さらに化学的に活性な金属である為、不活性ガス等で表面を保護する必要がある。このため不活性ガスアーク溶接(TIG溶接・MIG溶接)が多用されているが、この方法は多量の不活性ガスや高価なタングステン電極もしくは消耗電極が必要な為、量産には適していない。圧接法は、高圧力を利用する為、厚板では可能であるが、薄いアルミニウム板(箔)には不向きである。その他、電子ビーム溶接やプラズマ溶接等が考えられるが、開発途上のものが多く、また装置が高価である等の理由で、工業的には普及していない。従って、溶接工程を含むことは量産に不向きである。
【0006】
また、ケース全体が導電性材料からなるため、端子部の絶縁性を図るために 絶縁性セラミックス、絶縁性樹脂・ゴム等の絶縁性部材を端子部周辺に係合又は螺合しなければならない。しかしながら、水分の付着や不用意な作業によって端子部とケースとがショートする危険性が常にある。ショートを完全に防止するには、ケース全体を絶縁性材料で被覆しなければならず、コスト、量産性の点で不利であった。
【0007】
したがって、本発明の目的は、上記の問題点を解決し、軽量化、蓋をする際の量産性、端子部の絶縁性に優れた、リチウムイオン二次電池以外の電池やキャパシタ用のケースをも含む蓄電用容器とその製造方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の蓄電用容器は、耐電解液性を有する有底筒状の複数の樹脂固型容器を開口方向を揃えて一体的に成形してなる樹脂固型容器集合体と、該樹脂固型容器集合体の外側面と外底面を覆う防湿シートとからなり、該防湿シートが外側より少なくとも防蝕性樹脂層、アルミニウム箔の順で積層してなるものであり、該外底面を覆う防湿シートと該外側面を覆う防湿シートとが別体であり、該外底面を覆う防湿シートまたは該外側面を覆う防湿シートの一方について他方との境界に臨む端部に継ぎ代部を設け、他方の防湿シートの該境界に臨む端部に二重に重ね合わせるように構成した。
【0009】
本発明の蓄電用容器の製造方法は、射出成形用の金型内壁に、金型側より少なくとも防蝕性樹脂層、アルミニウム箔の順で積層してなる防湿シートを沿わせて配置し、次いでキャビティに溶融された耐電解液性を有する樹脂を射出することにより、筒状をなす複数の樹脂固型容器を開口方向を揃えて一体的に成形してなる樹脂固型容器集合体を得ると同時に該樹脂固型容器集合体の外側面を防湿シートにて覆うように構成した。
【0010】
また、本発明の蓄電用容器の製造方法は、耐電解液性を有する有底筒状の複数の樹脂固型容器を開口方向を揃えて一体的に成形してなる樹脂固型容器集合体を予め用意し、該樹脂固型容器集合体の外側面と外底面に、外側より少なくとも防蝕性樹脂層、アルミニウム箔の順で積層してなる防湿シートを重ね合わせて接着することにより覆う蓄電用容器の製造方法であって、該外底面を覆う防湿シートと該外側面を覆う防湿シートとが別体であり、該外底面を覆う防湿シートまたは該外側面を覆う防湿シートの一方について他方との境界に臨む端部に継ぎ代部を設け、他方の防湿シートの該境界に臨む端部に二重に重ね合わせて接着するように構成した。
【0013】
また、上記各構成において、防湿シートが、アルミニウム箔の樹脂固型容器集合体側に熱接着性樹脂層を積層してなるように構成した。
【0014】
上記蓄電用容器は、その構成によって従来のアルミニウム板からなる容器では得られない、次のような特徴を有する。すなわち、材料が樹脂とアルミニウム箔とからなるため、さらなる軽量化を図ることができる。
【0015】
また、上記しているように上部に蓋をする際には、嵌合、接着剤による接着、ヒートシール、圧入、螺合等すれば済み、従来技術のように溶接は不要である。そのため、上記蓄電用容器は、蓋をする際の量産性に優れる。
【0016】
また、蓄電用容器の最も内側は樹脂材料からなるため絶縁性を有し、端子部の絶縁性を図るための複雑な部材設計の必要性がなく、電池容器と端子部のショ-トという問題は生じない。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下に、図を参照しながら本発明に係る蓄電用容器とその製造方法について詳細に説明する。
【0018】
図1に示す蓄電用容器1は、耐電解液性を有する有底筒状の3つの樹脂固型容器4を開口方向を揃えて一体的に成形してなる樹脂固型容器集合体2(図2参照)と、該樹脂固型容器集合体2の外底面2bおよび外側面2aを覆う防湿シート3とからなり、該防湿シート3が外側より少なくとも防蝕性樹脂層5、アルミニウム箔6、熱接着性樹脂層7の順で積層してなるもの(図3参照)である。また、樹脂固型容器集合体2の外底面2bを覆う防湿シート3と樹脂固型容器集合体2の外側面2aを覆う防湿シートとが別体である。
【0019】
上記樹脂固型容器集合体2は、蓄電用容器1について容器としての形状および強度を付与するためのものである。樹脂固型容器集合体2は、次ぎの理由から、射出成形によるのが好ましい。射出成形(Injection Molding)は、樹脂材料を加熱して流動状態にし、閉じた金型の空洞部(キャビティ)に加圧注入し金型内で固化させることにより、金型空洞部に相当する形を造る方法であるため、この方法によって得られる成形品は、形状の選択の幅が広く、図1の樹脂固型容器集合体2のように有底筒状をなす複数の樹脂固型容器4を開口方向を揃えて一体化したものとすることができる。また、この方法によって得られる成形品は、従来のアルミニウム板からなる容器と同様に、電池内部の圧力上昇にも耐え得る耐ふくれ性の高いものである。
【0020】
上記樹脂固型容器集合体2を構成する各樹脂固型容器4は、例えば口径に対し深さ方向が大きい有底筒状にその容量が50cc以上となるように成形される。また、樹脂固型容器集合体2の外底面2bおよび外側面2aを防湿シート3にて覆うため、樹脂固型容器4の筒の形は図1に示すような円筒や角筒(図4参照)とするのが好ましい。この円筒や角筒の内壁面は、開口部が裾拡がりとなるようにテーパーを持っているものでもよい。なお、図1においては、3つの樹脂固型容器4を開口方向を揃えて一体的に射出成形して樹脂固型容器集合体2としているが、本発明の樹脂固型容器集合体2を構成する樹脂固型容器4の数は2つ又は4つ以上であっても構わない。なお、樹脂固型容器集合体2及び樹脂固型容器4の肉厚は、特に制限されるものではないが、材質強度、耐ふくれ性及び設置スペ−スの点より0.5〜10mmが望ましい。
【0021】
上記樹脂固型容器集合体2の材質としては、耐電解液性・ガスバリア性・耐熱性・加工適性のあるものを用いる。例えば、ポリエチレン・ポリプロピレン・TPX等のポリオレフィン樹脂、PET・PEN・PBT等のポリエステル樹脂、PMMA・BMA・EMA等のアクリル樹脂、ABS・スチレン・AS等のスチレン系樹脂、塩化ビニル・酢酸ビニル・塩酢ビ共重合樹脂・塩酢ビマレイン酸共重合樹脂・エチレンビニルアルコール等のビニル樹脂、ナイロン6・ナイロン66等のポリアミド樹脂、フッソ系樹脂、シリコーン樹脂等の単体及びこれら複合物が使用できる。このうちポリオレフィン樹脂、特にポリプロピレン樹脂が、前記耐電解液性・ガスバリア性・耐熱性・加工適性の点で優れているため望ましい。
【0022】
上記防湿シート3に用いるアルミニウム箔6は、外部から蓄電用容器1内部に水蒸気ガスや酸素ガスが浸入することを防止するためのガスバリア層であり、ガスバリア性の確保や加工適性その他を考慮すると、その厚みは6〜200μmの範囲とするのが好ましい。アルミニウム箔6の厚みが6μmに満たないと、ピンホールの発生が極端に多くなり、ガスバリア性が低下する。また、アルミニウム箔6の厚みが200μmを超えると、熱が逃げ易く、また重量が大きくなることに加え、経済的に望ましくない。上記アルミニウム箔の成分は特に限定されるものではなく、公知の純アルミニウムまたはアルミニウム合金が使用できる。また調質は、硬質材、半硬材、軟質材等のいずれであっても良く適宜選択すれば良い。また、アルミニウム箔は、必要に応じ、公知の方法で脱脂・洗浄、アンカーコート、プライマーコート、表面処理(クロム酸処理等)等を施すこともできる。
【0023】
アルミニウム箔6の外側に積層される防蝕性樹脂層5は、他物品との機械的な接触によるアルミニウム箔6の亀裂・穴開き・剥離・破断等の発生を防止し、また水分や不用意な電解液の付着によるアルミニウム箔6の腐食を防止することを目的に設けられるものである。防蝕性樹脂層5に用いる材料としては、ポリエチレン系(HDPE、LDPE、LLDPE等)、ポリエステル系(PET、PEN、PBT等)、ポリプロピレン(延伸PP、無延伸PP)、ポリアミド系(ナイロン、MXDナイロン等)、ポリ塩化ビニリデン、塩化ビニル、フッソ系、エチレン−ビニルアルコール共重合体、ポリカーボネート等の樹脂フィルム、またはエポキシ樹脂、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂、ポリオレフィン樹脂、フッ素樹脂系の防食コ−ト剤を用いることができる。特に、フィルムではポリエチレン系(HDPE)、ポリエステル系(PET)、ポリプロピレン(延伸PP、無延伸PP)が、また柔軟性、コスト、強度等のトータルバランスの点で、またコ-ト剤としては焼き付けタイプのエポキシ樹脂、アクリル樹脂が耐食性、コストの点より好ましい。防蝕性樹脂層5に用いるフィルムの厚みとしては、12〜80μmの範囲が、コ-ト剤としては2〜30μmとするのが好ましい。フィルムでは厚みが12μmに満たないと、ピンホールの発生が多くなると共に、前記アルミニウム箔との貼り合わせが困難となり、皺等が発生する為、防蝕性が低下する。また、厚みが80μmを超えると、コストの上昇、熱接着不良の原因となる。樹脂コ−ト層の厚みとして2μm以下では耐食性が十分でなく、30μ以上では塗工乾燥が困難となるだけでなく、コスト面でも好ましくない。
【0024】
また、アルミニウム箔6にフィルム形態の防蝕性樹脂層5を積層する方法としては、周知のドライラミネート用接着剤を用いて周知のドライラミネーション法で積層することができる。また、積層方法としては、押出しラミネート、ウエットラミネート又はヒートラミネート等を採用することもできる。
【0025】
また、本発明の防湿シート3においては、外側より少なくとも防蝕性樹脂層、アルミニウム箔の順で積層していればよいが、図3に示すようにアルミニウム箔6の樹脂固型容器集合体2側に熱接着性樹脂層7が積層されている方が好ましい。この理由としては、熱接着性樹脂層7と樹脂固型容器集合体2とを熱接着させることにより、防湿シート3を樹脂固型容器集合体2に強く固着させることができるからである。接着力が弱いとそこから剥離したり、空気(水分)が侵入する恐れがある。熱接着性樹脂層7に用いる材料としては、例えば、高密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、直鎖線状ポリエチレン、飽和ポリエステル、線状飽和ポリエステル、無延伸ポリプロピレン、塩素化ポリプロピレン、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−メタアクリル酸共重合体、エチレン−エチルアクリレート共重合体、エチレン−メチルアクリレート共重合体、アイオノマー、エチレン−エチルアクリレート−無水マレイン酸三元共重合体、ポリオレフィン、カルボン酸変性ポリエチレン、カルボン酸変性ポリプロピレン、カルボン酸変性エチレン−酢酸ビニル、塩化ビニル、ポリスチレン等が挙げられる。また、製品名「ボンダイン」住友化学工業株式会社製、製品名「メルセンM」東ソー株式会社製等の市販品も使用することができる。これら熱接着性樹脂はフィルムの形態又は直接アルミニウム箔6に塗布して用いることができる。特に、接着性の点より樹脂容器に使用される同系の樹脂材料が好ましい。熱接着性樹脂層7の厚みは、1〜80μmの範囲とするのが好ましい。厚みが1μmに満たないと、熱接着強度が不十分となる恐れがある。また、厚みが80μmを超えると、端面から水分が混入する恐れがあり、バリアー性の点で好ましくない。
【0026】
また、アルミニウム箔6にフィルム形態の熱接着性樹脂層7を積層する方法としては、周知のドライラミネート用接着剤を用いて周知のドライラミネーション法で積層することができる。また、積層方法としては、押出しラミネート、ウエットラミネート、ヒートラミネート又はホットメルト等を採用することもでき、またラッカータイプの熱接着剤を塗布してもよい。なお、アルミニウム箔6と熱接着性樹脂層との間に補強樹脂フィルム等を介在させることもでき、補強樹脂フィルムとしては、厚み9〜50μmのポリエチレン系(HDPE、LDPE、LLDPE等)、ポリエステル系(PET、PEN、PBT等)、ポリプロピレン(延伸PP、無延伸PP)、ポリアミド系(ナイロン、MXDナイロン等)、ポリ塩化ビニリデン、塩化ビニル、フッソ系、エチレン−ビニルアルコール共重合体、ポリカーボネート等を介在させることができる。
【0027】
また、先に各層の厚みについて個々の好ましい理由を述べたが、防湿シート3全体の厚みとしては40〜300μmの範囲とするのが好ましい。総厚が40μmに満たないと、防湿シート3に腰がないため、樹脂固型容器集合体2を覆う際に扱いにくくなる。また、総厚が300μmを超えると、柔軟性低下、コスト上昇、熱接着不良、密着不良の原因となる。なお、上記で述べた各層以外に必要に応じて、印刷層、着色層、クッション層、オーバーコート層、接着強化層等を介在又は積層してもよく、また、任意の層に滑剤、腐食抑制剤、紫外線吸収剤等の添加剤・助剤を含ませてもよい。
【0028】
以上のような本発明の蓄電用容器1は、次に示す方法によって樹脂固型容器集合体2を防湿シート3で被覆して製造する。
【0029】
すなわち、射出成形用の金型8の内壁に、金型8側より少なくとも防蝕性樹脂層5、アルミニウム箔6の順で積層してなる防湿シート3を沿わせて配置し(図5参照)、次いでキャビティに溶融された耐電解液性を有する樹脂を射出することにより、有底筒状をなす複数の樹脂固型容器4を開口方向を揃えて一体的に成形してなる樹脂固型容器集合体2を得ると同時に該樹脂固型容器集合体2の外底面2bおよび外側面2aを防湿シート3にて覆うようにする。
【0030】
また、耐電解液性を有する有底筒状の複数の樹脂固型容器4を開口方向を揃えて一体的に射出成形してなる樹脂固型容器集合体2を予め用意し、該樹脂固型容器集合体2の外底面2bおよび外側面2aに、外側より少なくとも防蝕性樹脂層5、アルミニウム箔6の順で積層してなる防湿シート3を重ね合わせて接着することもできる(図6参照)。樹脂固型容器集合体2の外底面2bを覆う防湿シート3と樹脂固型容器集合体2の外側面2aを覆う防湿シート3とが別体である場合、上記金型8を用いる方法よりこの方法の方がより好ましい。何故なら、複数の防湿シート3を金型8内に挿入し、金型8内壁に沿わせて保持するのは手間がかかるからである。なお、防湿シート3に熱接着性樹脂層7を設けて樹脂固型容器集合体2と熱接着性樹脂層7とを熱接着する場合、その手段には外加熱による場合と内加熱による場合とがある。外加熱による熱接着方法としては、熱ローラーのついた熱転写機、アップダウン転写機などを用いて防湿シート3の外側より熱圧をかける圧着法がある。また、内加熱による熱接着方法としては、接着させる界面、すなわちここでは樹脂固型容器集合体2の外側面2aおよび外底面2bと防湿シート3の熱接着性樹脂層7とを密着させておき、その上に超音波又は高周波をかけて界面を振動させ発熱させるウェルダー加工法がある。
【0031】
また、上記熱接着工程においては、防湿シート3を所定の形状にカットしたものを一枚一枚を送り出して樹脂固型容器集合体2に熱接着させることも可能であるし、又このカットしたものを長尺の補助シートに等間隔で貼りつけておいてロール状になし、これを自動的に繰り出し、補助シート側から熱圧をかけカットした防湿シート3のみを樹脂固型容器集合体2に熱接着し、補助シートを巻き取る方法(いわゆる転写ラミネート法)をとることも可能である。
【0032】
ところで、図5および図6においては、樹脂固型容器集合体2の外底面2bを覆う防湿シート3と樹脂固型容器集合体2の外側面2aを覆う防湿シート3とが別体となっている蓄電用容器1の製造方法が示されているが、本発明は、1枚の防湿シート3を樹脂固型容器集合体2の形状に合わせて深絞り成形したものを用いて樹脂固型容器集合体2を被覆するようにしても構わない。しかし、樹脂固型容器集合体2の外底面2bを覆う防湿シート3と樹脂固型容器集合体2の外側面2aを覆う防湿シート3とが別体となる方が、アルミニウム箔6が薄くても比較的大型のものを製造できること、容器全体にわたりアルミニウム箔6が均一の厚みを有し、加工に際して水蒸気ガスの侵入するピンホール等が生成される危険が少ないという効果がある。なお、この外側面2aと外底面2bとの境界で隙間があるとガスバリア性が損なわれるため、外側面2aを覆う防湿シート3または外底面2bを覆う防湿シート3の一方についてその境界に臨む端部を継ぎ代部3aとし、他方の防湿シート3の前記境界に臨む端部に二重に重ね合わせるようにするとよい(図6参照)。また、外側面2aを覆う防湿シート3については、樹脂固型容器集合体2の外側面2aへの巻き始めの端部と巻き終わりの端部との間に隙間があるとガスバリア性が損なわれるため、両端部を二重に重ね合わせる部分(継ぎ代部3a)を設けるとよい(図6参照)。この継ぎ代部3aを設ける場合、防湿シート3の内側および外側の互いに接する層は剥離しにくいものを選択する。
【0034】
【実施例】
(実施例1) 内径40mm、肉厚4mm、長さ140mmの有底円筒状をなす6つのポリプロピレン樹脂固型容器を開口方向を揃えて一体的に射出成形してなる樹脂固型容器集合体を予め用意し、外側よりCPP(無延伸ポリプロピレン)フィルム30μm/ウレタン系ドライ接着剤4μm/アルミニウム箔(Al純度99.3重量%軟質材)30μm/ウレタン系ドライ接着剤4μm/CPPフィルム30μmの順で積層してなる防湿シートを樹脂固型容器集合体の外底面および外側面に個別に、重ね合わせて熱接着(温度:200℃、時間:3sec、圧力:3kg/cm)することにより蓄電用容器を得た。なお、樹脂固型容器集合体の外底面に熱接着した防湿シートおよび樹脂固型容器集合体の外側面に熱接着した防湿シートは、いずれも幅2mmの継ぎ代部を設けた。なお、試験用蓋材としてはOPニス1〜2μm/アルミニウム箔(Al純度99.3重量%軟質材)40μm/ウレタン系ドライ接着剤3〜4μm/CPPフィルム40μmを用い、後述の電解液等を充填後、容器開口部に熱板シール(温度:200℃、時間:3sec、圧力:3kg/cm、シール幅:容器の肉厚)した。
【0035】
(実施例2) 口寸法20mm×50mm、肉厚1mm、長さ140mmの有底角筒状をなす6つの高密度ポリエチレン樹脂固型容器を開口方向を揃えて一体的に射出成形してなる樹脂固型容器集合体を予め用意し、外側よりHDPE(高密度ポリエチレン)フィルム30μm/ウレタン系ドライ接着剤4μm/アルミニウム箔(Al純度99.3重量%軟質材)30μm/ウレタン系ドライ接着剤4μm/HDPEフィルム30μmの順で積層してなる防湿シートを樹脂固型容器集合体の外底面および外側面に個別に、重ね合わせて実施例1同様に熱接着することにより蓄電用容器を得た。なお、樹脂固型容器集合体の外底面に熱接着した防湿シートおよび樹脂固型容器集合体の外側面に熱接着した防湿シートは、いずれも幅2mmの継ぎ代部を設けた。なお、試験用蓋材としてはOPニス1〜2μm/アルミニウム箔(Al純度99.3重量%軟質材)20μm/ウレタン系ドライ接着剤3〜4μm/ナイロンフィルム15μm/ウレタン系ドライ接着剤3〜4μm/LLDPE(線状低密度ポリエチレン)フィルム40μmを用い、後述の電解液等を充填後、容器開口部に熱板シール(温度:180℃、時間:3sec、圧力:3kg/cm、シール幅:容器の肉厚)した。
【0036】
(比較例1) 実施例1でアルミ貼りしないポリプロピレン単体の樹脂固型容器集合体を用いる以外は実施例1と同じ蓋材を用い同様な評価を行った。
【0037】
(比較例2) 実施例2でアルミ貼りしない高密度ポリエチレン単体の樹脂固型容器集合体を用いる以外は実施例2と同じ蓋材を用い同様な評価を行った。
【0038】
以下に実施例1および2、比較例1および2での防水特性、及びリチウムイオン電池、有機系電気2重層コンデンサ−用の電解液に対する耐性の評価結果を示す。
【0039】
テストA:6つの樹脂固型容器内にそれぞれ塩化カルシウムを約80g充填し、試験用蓋材を容器開口部に熱板シール後、高温多湿雰囲気中(40℃×90%×20日)で経時させ重量増加分を水分透過量とした。テストB:6つの樹脂固型容器内にそれぞれ電気2重層用電解液(プロピレンカーボネートに、テトラエチルアンモニウムテトラフルオロホウ素((CNBF)1mol添加)を約100g充填し、試験用蓋材を容器開口部に熱板シール後、高温多湿雰囲気中(40℃×90%×20日)で経時させ電解液の変色及び内層材料の変化を調べた。テストC:6つの樹脂固型容器内にそれぞれリチウムイオン電池用電解液(EC/DEC=1/1のモル比の溶剤にLiPFを1mol添加)を約100g充填し、試験用蓋材を容器開口部に熱板シール後、高温多湿雰囲気中(40℃×90%×20日)で経時させ電解液の変色及び内層材料の変化を調べた。
【0040】
【表1】
Figure 0004500501
【0041】
【発明の効果】
本発明の蓄電用容器とその製造方法は、前記した構成及び作用からなるので、次の効果が奏される。
【0042】
すなわち、材料が樹脂とアルミニウム箔とからなるため、さらなる軽量化を図ることができる。
【0043】
また、上部に蓋をする際には、嵌合、接着剤による接着、ヒートシール、圧入又は螺合すれば済み、従来技術のように溶接は不要である。そのため、上記蓄電用容器は、蓋をする際の量産性に優れる。
【0044】
また、蓄電用容器の最も内側は樹脂材料からなるため絶縁性を有し、端子部の絶縁性を図るための複雑な部材設計の必要性がなく、電池容器と端子部のショ-トという問題は生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る蓄電用容器の一実施例を示す斜視図である。
【図2】本発明に係る蓄電用容器に用いる樹脂固型容器集合体の一実施例を示す部分断面斜視図である。
【図3】本発明に係る蓄電用容器に用いる防湿シートの一実施例を示す断面図である。
【図4】本発明に係る蓄電用容器の他の実施例を示す断面図である。
【図5】本発明に係る蓄電用容器の製造方法の一実施例を示す断面図である。
【図6】本発明に係る蓄電用容器の製造方法の他の実施例を示す図である。
【符号の説明】
1 蓄電用容器
2 樹脂固型容器集合体
2a 外側面
2b 外底面
3 防湿シート
3a 継ぎ代部
4 樹脂固型容器
5 防蝕性樹脂層
6 アルミニウム箔
7 熱接着性樹脂層
8 金型

Claims (7)

  1. 耐電解液性を有する有底筒状の複数の樹脂固型容器を開口方向を揃えて一体的に成形してなる樹脂固型容器集合体と、該樹脂固型容器集合体の外側面と外底面を覆う防湿シートとからなり、該防湿シートが外側より少なくとも防蝕性樹脂層、アルミニウム箔の順で積層してなるものであり、該外底面を覆う防湿シートと該外側面を覆う防湿シートとが別体であり、該外底面を覆う防湿シートまたは該外側面を覆う防湿シートの一方について他方との境界に臨む端部に継ぎ代部を設け、他方の防湿シートの該境界に臨む端部に二重に重ね合わせたことを特徴とする蓄電用容器。
  2. 外側面を覆う防湿シートの外側面への巻き始めの端部と巻き終わりの端部とを二重に重ね合わせた請求項1記載の蓄電用容器。
  3. 防湿シートが、アルミニウム箔の樹脂固型容器集合体側に熱接着性樹脂層を積層してなる請求項1または請求項2に記載の蓄電用容器。
  4. 射出成形用の金型内壁に、金型側より少なくとも防蝕性樹脂層、アルミニウム箔の順で積層してなる防湿シートを沿わせて配置し、次いでキャビティに溶融された耐電解液性を有する樹脂を射出することにより、筒状をなす複数の樹脂固型容器を開口方向を揃えて一体的に成形してなる樹脂固型容器集合体を得ると同時に該樹脂固型容器集合体の外側面を防湿シートにて覆うことを特徴とする蓄電用容器の製造方法。
  5. 耐電解液性を有する有底筒状の複数の樹脂固型容器を開口方向を揃えて一体的に成形してなる樹脂固型容器集合体を予め用意し、該樹脂固型容器集合体の外側面と外底面に、外側より少なくとも防蝕性樹脂層、アルミニウム箔の順で積層してなる防湿シートを重ね合わせて接着することにより覆う蓄電用容器の製造方法であって、該外底面を覆う防湿シートと該外側面を覆う防湿シートとが別体であり、該外底面を覆う防湿シートまたは該外側面を覆う防湿シートの一方について他方との境界に臨む端部に継ぎ代部を設け、他方の防湿シートの該境界に臨む端部に二重に重ね合わせて接着することを特徴とする蓄電用容器の製造方法。
  6. 外側面を覆う防湿シートの外側面への巻き始めの端部と巻き終わりの端部とを二重に重ね合わせた請求項記載の蓄電用容器の製造方法。
  7. 防湿シートが、アルミニウム箔の樹脂固型容器集合体側に熱接着性樹脂層を積層してなる請求項4〜6のいずれかに記載の蓄電用容器の製造方法。
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