JP2006319921A - 演算増幅器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 簡単な回路構成で、オフセット電圧による影響が少ない演算増幅器を提供するものである。
【解決手段】 演算増幅器は、差動対部と、第1スイッチ部と、カレントミラー回路部と、第2スイッチ部とを具備し、第1スイッチ部と第2スイッチ部の各々を切り替えて、オフセット電圧をキャンセルする。第1スイッチ部は、差動対部の入力端子に入力する信号を切り替える。カレントミラー回路部は、差動対部の能動負荷になる。第2スイッチ部は、差動対部とカレントミラー回路部との間に接続され、差動対部とカレントミラー回路部との接続を入れ替える。このカレントミラー回路部は、負荷トランジスタ群とバイアストランジスタ群とがフォールデッドカスコード接続され、第3スイッチ部を具備する。負荷トランジスタ群は、フォールデッドカスコード接続の能動負荷として機能する。バイアストランジスタ群は、バイアス電圧がゲートに印加される。第3スイッチ部は、負荷トランジスタ群とバイアストランジスタ群との接続を切り替える。
【選択図】 図3

Description

本発明は、演算増幅器に関し、特にオフセット電圧による影響が少ない演算増幅器に関する。
従来、演算増幅器はバイポーラトランジスタで構成されるものが一般的であった。しかし、昨今はMOS(Metal Oxide Semiconductor)回路と同居させる必要性やローパワーの要求から演算増幅器もMOSトランジスタで構成することが多くなってきている。MOSトランジスタで演算増幅器を構成するには、MOSトランジスタ特有のアナログ特性を使うことにより、バイポーラトランジスタで構成する演算増幅器とは違った回路構成をとることがある。MOSトランジスタで構成された演算増幅器の応用分野の一つとしてTFT_LCD(Thin Film Transistor Liquid Crystal Display)ドライバLSI(Large Scale Integrated Circuit)がある。このLCDドライバLSIは、出力バッファ回路やγ補正用の階調電源としてボルテージフォロワ構成の演算増幅器を複数個内蔵している。特に、この複数個の演算増幅器間のオフセット電圧差の小さなものが要求される。これは、TFT_LCDの特性上、10mVの電圧差でも人間の目には異なった階調として認識するからである。したがって、この分野では、非常に小さなオフセット電圧のMOS演算増幅器が要求される。
図1は、従来の映像表示装置の駆動に適用された演算増幅器の構成例を示す回路図である。この従来の演算増幅器は、特許文献1に開示されている増幅器である。この演算増幅器は、差動対を構成する2つのPチャンネルMOSトランジスタMP11/MP12と、定電流源I11と、カレントミラー回路を構成するNチャンネルMOSトランジスタMN11/MN12と、NチャンネルMOSトランジスタMN13と、定電流源I12と、位相補償容量C11と、ブレーク型のスイッチS11、S14、S16、S18と、メーク型スイッチS12、S13、S15、S17とを具備する。
差動対を構成する一方のPチャンネルMOSトランジスタMP11のドレインは、NチャンネルMOSトランジスタMN11のドレインに接続される。また、差動対を構成する他方のPチャンネルMOSトランジスタMP12のドレインは、NチャンネルMOSトランジスタMN12のドレインに接続されている。
定電流源I11は、PチャンネルMOSトランジスタMP11/MP12の共通に接続されるソースと正電源VDDとの間に挿入され、この差動対をバイアスする。カレントミラー構成のNチャンネルMOSトランジスタMN11/MN12は、差動対の能動負荷として機能し、入力される差動信号をシングルエンド信号に変換する。NチャンネルMOSトランジスタMN13は、2段目の増幅回路を構成する。定電流源I12は、正電源VDDとNチャンネルMOSトランジスタMN13のドレインとの間に挿入され、このNチャンネルMOSトランジスタMN13の能動負荷の働きをする。位相補償容量C11は、NチャンネルMOSトランジスタMN13のゲート・ドレイン間に接続される。
ブレーク型スイッチS11は、NチャンネルMOSトランジスタMN11のゲートとドレインとの間に接続される。メーク型スイッチS12は、NチャンネルMOSトランジスタMN12のゲートとドレインとの間に接続される。メーク型スイッチS13は、NチャンネルMOSトランジスタMN11のドレインとNチャンネルMOSトランジスタMN13のゲート間に接続される。ブレーク型スイッチS14は、NチャンネルMOSトランジスタMN12のドレインとNチャンネルMOSトランジスタMN13のゲート間に接続される。メーク型スイッチS15は、PチャンネルMOSトランジスタMP12のゲートと出力端子Vout間に接続される。ブレーク型スイッチS16は、PチャンネルMOSトランジスタMP11のゲートと出力端子Vout間に接続される。メーク型スイッチS17は、PチャンネルMOSトランジスタMP11のゲートと入力端子Vin間に接続される。ブレーク型スイッチS18は、PチャンネルMOSトランジスタMP2のゲートと入力端子Vin間に接続される。
これらスイッチ群S1〜S8は、全て連動して制御され、奇数フレームと偶数フレームで切り替えられる。図1(a)が奇数フレーム時、図1(b)が偶数フレーム時の各スイッチの状態を示したものである。
図1に示される演算増幅器は、スイッチS11が閉じた時はNチャンネルMOSトランジスタMN12のドレインがそのシングルエンド出力となり、スイッチS12が閉じた時はNチャンネルMOSトランジスタMN11のドレインがシングルエンド出力となる。このようにシングルエンド出力のノードがスイッチS11とスイッチS12の状態で入れ替わるため、スイッチS13とスイッチS14は、その出力ノードの選択を行う。このスイッチS13とスイッチS14を介して選択されるシングルエンド変換された信号は、出力トランジスタであるNチャンネルMOSトランジスタMN13のゲートに入力される。この時、定電流源I12がNチャンネルMOSトランジスタMN13の能動負荷として働く。NチャンネルMOSトランジスタMN13のドレインが出力端子Voutとなる。位相補償容量C11は、ミラー容量として位相補償の働きをする。
この演算増幅器は、バッファアンプとして使われるため、反転入力端子と出力端子を共通接続する、いわゆる電圧フォロワ接続になっている。スイッチS11〜S14を切り替えると、反転入力端子がPチャンネルMOSトランジスタMP11のゲートになったりPチャンネルMOSトランジスタMP12のゲートになったりする。スイッチS15とスイッチS16はこれを切り替える。これに伴い、正転入力端子も入れ替わるため、スイッチS17とスイッチS18はこれを切り替える。
すなわち、スイッチS11とスイッチS14が閉じた時、反転入力端子はPチャンネルMOSトランジスタMP11のゲートになる。従ってこの時、スイッチS16は閉じられ、反転入力端子であるPチャンネルMOSトランジスタMP11のゲートと出力端子Voutが共通接続されて電圧フォロワ接続となる。正転入力端子は、PチャンネルMOSトランジスタMP12のゲートになるので、スイッチS18を閉じて入力端子Vinに接続する。
逆にスイッチS12とスイッチS13が閉じた時、反転入力端子はPチャンネルMOSトランジスタMP12のゲートになる。従ってこの時、スイッチS15が閉じられ、反転入力端子であるPチャンネルMOSトランジスタMP12のゲートと出力端子Voutが共通接続されて電圧フォロワ接続となる。正転入力端子は、PチャンネルMOSトランジスタMP11のゲートになるので、スイッチS17を閉じて入力端子Vinに接続する。
このように、スイッチS11〜S18の切り替えにより2つの状態が存在することになる。この2つの状態を奇数フレームと偶数フレーム(または1水平期間)で切り替える。実際には1水平期間毎に切り替わる極性反転信号を用いてスイッチS11〜S18が切り替えられることが多い。
図1(a)に示されるスイッチの状態において、仮にオフセット電圧(+Vos)が発生したと仮定する。スイッチS11〜S18が切り替えられて図1(b)に示されるスイッチの状態になると、今度はオフセット電圧が−Vosになる。従って、これらスイッチS11〜S18を奇数フレームと偶数フレーム(または1水平期間)で切り替えることにより空間的にオフセットを分散させることになり、平均するとオフセット電圧が零になる。したがって、人間の目には平均化された電圧、すなわちオフセット電圧が零として認識されるのである。言い換えれば、これは人間の目をごまかす手法である。
図2に、特開平6−326529号公報に開示されている典型的な増幅器の回路図が示される。この増幅器は、図1に示される増幅器のようにスイッチを切り替えてオフセットキャンセルするタイプではないが、比較対象として説明する。図2を参照すると、増幅器は、入力段21、中間段22、最終段23に分けて考えることができる。入力段21は、PチャンネルMOSトランジスタMP20、MP21、MP22と、NチャンネルMOSトランジスタMN20、MN21、MN22とを具備する。中間段22は、PチャンネルMOSトランジスタMP23、MP24、MP25、MP26、MP27、MP28と、NチャンネルMOSトランジスタMN23、MN24、MN25、MN26、MN27、MN28とを具備する。最終段23は、PチャンネルMOSトランジスタMP29と、NチャンネルMOSトランジスタMN29とを具備する。増幅器は、さらに、中間段22と最終段23との間に位相補償容量C21、C22を具備する。
PチャンネルMOSトランジスタMP21、MP22は、ソースが共通接続され、Pチャンネル受け差動対を構成する。このPチャンネル受け差動対と正電源VDD2との間に、PチャンネルMOSトランジスタMP20が接続される。PチャンネルMOSトランジスタMP20は、ソースを正電源VDD2に接続され、ドレインをPチャンネルMOSトランジスタMP21/MP22の共通接続されたソースに接続され、ゲートを定電圧源端子BP21に接続される。PチャンネルMOSトランジスタMP20は、定電流源の働きをする。
NチャンネルMOSトランジスタMN21、MN22は、ソースが共通接続され、Nチャンネル受け差動対を構成する。このNチャンネル受け差動対と負電源VSS2との間にNチャンネルMOSトランジスタMN20が接続される。NチャンネルMOSトランジスタMN20は、ソースを負電源VSS2に接続され、ドレインをNチャンネルMOSトランジスタMN21/MN22の共通接続されたソースに接続され、ゲートを定電圧源端子BN21に接続される。NチャンネルMOSトランジスタMN20は、定電流源の働きをする。
PチャンネルMOSトランジスタMP21のゲートとNチャンネルMOSトランジスタMN21のゲートは、入力端子INNに接続される。PチャンネルMOSトランジスタMP22のゲートとNチャンネルMOSトランジスタMN22のゲートは、入力端子INPに接続される。PチャンネルMOSトランジスタMP21のドレインは、中間段22のNチャンネルMOSトランジスタMN23のドレインとNチャンネルMOSトランジスタMN25のソースとの接続ノードCに接続される。PチャンネルMOSトランジスタMP22のドレインは、NチャンネルMOSトランジスタMN24のドレインとNチャンネルMOSトランジスタMN26のソースとの接続ノードDに接続される。NチャンネルMOSトランジスタMN21のドレインは、PチャンネルMOSトランジスタMP23のドレインとPチャンネルMOSトランジスタMP25のソースとの接続ノードAに接続される。NチャンネルMOSトランジスタMN22のドレインは、PチャンネルMOSトランジスタMP24のドレインとPチャンネルMOSトランジスタMP26のソースとの接続ノードBに接続される。
PチャンネルMOSトランジスタMP23、MP24は、ソース同士、ゲート同士が互いに共通接続される。その共通接続されたソースは、正電源VDD2に接続される。PチャンネルMOSトランジスタMP23のドレインは、ノードAに接続される。PチャンネルMOSトランジスタMP24のドレインは、ノードBに接続される。
PチャンネルMOSトランジスタMP25は、ソースをノードAに接続され、ドレインをPチャンネルMOSトランジスタMP23、MP24の共通接続されたゲート、PチャンネルMOSトランジスタMP27のソース、NチャンネルMOSトランジスタMN27のドレインに接続される。PチャンネルMOSトランジスタMP26は、ソースをノードBに接続され、ドレインをPチャンネルMOSトランジスタMP28のソース、NチャンネルMOSトランジスタMN28のドレイン、PチャンネルMOSトランジスタMP29のゲートに接続される。PチャンネルMOSトランジスタMP25、MP26のゲートは共通接続され、かつ定電圧源端子BP2に接続される。
NチャンネルMOSトランジスタMN23、MN24は、ソース同士、ゲート同士が互いに共通接続される。その共通接続されたソースは、負電源VSS2に接続される。NチャンネルMOSトランジスタMN23のドレインは、ノードCに接続される。NチャンネルMOSトランジスタMN24のドレインは、ノードDに接続される。
NチャンネルMOSトランジスタMN25は、ソースをノードCに接続され、ドレインをNチャンネルMOSトランジスタMN23、MN24の共通接続されたゲート、NチャンネルMOSトランジスタMN27のソース、PチャンネルMOSトランジスタMP27のドレインに接続される。NチャンネルMOSトランジスタMN26は、ソースをノードDに接続され、ドレインをNチャンネルMOSトランジスタMN28のソース、PチャンネルMOSトランジスタMP28のドレイン、NチャンネルMOSトランジスタMN29のゲートに接続される。NチャンネルMOSトランジスタMN25、MN26のゲートは共通接続され、かつ定電圧源端子BN22に接続される。
PチャンネルMOSトランジスタMP27は、ゲートを定電圧源端子BP23に接続され、ソースをPチャンネルMOSトランジスタMP25のドレインに接続され、ドレインをNチャンネルMOSトランジスタMN25のドレインに接続される。NチャンネルMOSトランジスタMN27は、ゲートを定電圧源端子BN23に接続され、ソースをNチャンネルMOSトランジスタMN25のドレインに接続され、ドレインをPチャンネルMOSトランジスタMP25のドレインに接続される。PチャンネルMOSトランジスタMP27とNチャンネルMOSトランジスタMN27は、浮遊定電流源の働きをする。
PチャンネルMOSトランジスタMP28は、ゲートを定電圧源端子BP24に接続され、ソースをPチャンネルMOSトランジスタMP26のドレインに接続され、ドレインをNチャンネルMOSトランジスタMN26のドレインに接続される。NチャンネルMOSトランジスタMN28は、ゲートを定電圧源端子BN24に接続され、ソースをNチャンネルMOSトランジスタMN26のドレインに接続され、ドレインをPチャンネルMOSトランジスタMP26のドレインに接続される。PチャンネルMOSトランジスタMP28とNチャンネルMOSトランジスタMN28は、浮遊定電流源の働きをする。
PチャンネルMOSトランジスタMP29は、ソースを正電源VDD2に接続され、ゲートをPチャンネルMOSトランジスタMP28のソースに接続され、ドレインを出力端子OUTに接続される出力トランジスタである。NチャンネルMOSトランジスタMN29は、ソースを負電源VSS2に接続され、ゲートをNチャンネルMOSトランジスタMN28のソースに接続され、ドレインを出力端子OUTに接続される出力トランジスタである。
位相補償容量C21は、一端をノードBに接続され、他端を出力端子OUTに接続される。位相補償容量C22は、一端をノードDに接続され、他端を出力端子OUTに接続される。
図2に示される差動増幅器は、いわゆるRail−to−Railアンプである。入力段21は、Rail−to−Railを実現するために、PチャンネルMOSトランジスタの差動対とNチャンネルMOSトランジスタの差動対を抱き合わせにした差動段構成となっている。したがって、PチャンネルMOSトランジスタの差動対の出力とNチャンネルMOSトランジスタの差動対の出力を加算する必要がある。そのため、いわゆるフォールデッドカスコード接続のノードAとノードBとノードCとノードDの各々に差動段出力が接続されている。このように接続することによりPチャンネルMOSトランジスタの差動対とNチャンネルMOSトランジスタの差動対の出力を電流加算している。このような構成により、PチャンネルMOSトランジスタの差動対が動作しない入力信号の範囲では、NチャンネルMOSトランジスタの差動対が動作する。逆にNチャンネルMOSトランジスタの差動対が動作しない入力信号の範囲では、PチャンネルMOSトランジスタの差動対が動作する。結果として、全電源電圧の入力範囲で動作する入力段を得ることが可能となる。
特開平11−249623号公報 特開平6−326529号公報
上述したようにオフセットキャンセルするPチャンネル受け差動増幅器は、図1に示される回路により対応でき、この通りに設計すれば問題ない。また、Nチャンネル受け差動増幅器の場合も図1のトランジスタの極性を逆にするだけで可能である。しかし、これ以外の差動増幅器では、図1と同様の考え方が適用できない場合がある。例えば、図2に示されるような差動増幅器において、図1と同じような原理を導入しようとすると回路が非常に複雑になる。図1のように単純に、能動負荷として働くトランジスタの入れ替えだけでは所望の動作をしない。即ち、PチャンネルMOSトランジスタMP23〜MP26、及びNチャンネルMOSトランジスタMN23〜MN26のカレントミラー回路の入力と出力を入れ替え、かつ出力トランジスタMP29、MN29のゲートへの接続を変更するだけでは所望の動作をしない。中間段22のアイドリング電流を決めているトランジスタMP27/MN27と能動負荷への接続と、出力段23のアイドリング電流を決めているトランジスタMP28/MN28と出力トランジスタMP29/MN29との接続を全て切り替える必要がある。これらを実現しようとすると、切り替えに必要なスイッチの数が膨大になるという問題があった。
本発明は、簡単な回路構成で、オフセット電圧による影響が少ない演算増幅器を提供するものである。
以下に、[発明を実施するための最良の形態]で使用される番号・符号を用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号・符号は、[特許請求の範囲]の記載と[発明を実施するための最良の形態]との対応関係を明らかにするために付加されたものである。ただし、それらの番号・符号を、[特許請求の範囲]に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
本発明の観点では、演算増幅器は、差動対部(MN1/MN2、MP1/MP2)と、第1スイッチ部(S5/S6、S7/S8)と、カレントミラー回路部(MP3〜MP6、MN3〜MN6)と、第2スイッチ部(S1、S2)とを具備し、第1スイッチ部(S5/S6、S7/S8)と第2スイッチ部(S1、S2)の各々を切り替えて、オフセット電圧をキャンセルする。第1スイッチ部(S5/S6、S7/S8)は、差動対部(MN1/MN2、MP1/MP2)の入力端子に入力する信号を切り替える。カレントミラー回路部(MP3〜MP6、MN3〜MN6)は、差動対部(MN1/MN2、MP1/MP2)の能動負荷になる。第2スイッチ部(S1、S2)は、差動対部(MN1/MN2、MP1/MP2)とカレントミラー回路部(MP3〜MP6、MN3〜MN6)との間に接続され、差動対部(MN1/MN2、MP1/MP2)とカレントミラー回路部(MP3〜MP6、MN3〜MN6)との接続を入れ替える。
このカレントミラー回路部(MP3〜MP6、MN3〜MN6)はフォールデッドカスコード接続され、負荷トランジスタ群(MP5/MP6、MN5/MN6)と、バイアストランジスタ群(MP3/MP4、MN3/MN4)と、第3スイッチ部(S3、S4)とを具備する。負荷トランジスタ群(MP5/MP6、MN5/MN6)は、フォールデッドカスコード接続の能動負荷として機能する。バイアストランジスタ群(MP3/MP4、MN3/MN4)は、バイアス電圧がゲートに印加される。第3スイッチ部(S3、S4)は、負荷トランジスタ群(MP5/MP6、MN5/MN6)とバイアストランジスタ群(MP3/MP4、MN3/MN4)との接続を切り替える。
本発明によれば、簡単な回路構成で、オフセット電圧による影響が少ない演算増幅器を提供することができる。特に、この演算増幅器は、映像分野の代表的な回路であるLCDドライバに適する。
(第1の実施の形態)
図3は本発明を実施するための最良の形態に係る差動増幅器回路の等価回路である。以下、この図面に基づき説明する。
本発明の差動増幅器回路は、Nチャンネル受け差動対を構成するNチャンネルMOSトランジスタMN1/MN2と、Pチャンネル受け差動対を構成するPチャンネルMOSトランジスタMP1/MP2と、スイッチS1〜S8と、PチャンネルMOSトランジスタMP3〜MP6と、NチャンネルMOSトランジスタMN3〜MN6と、定電流源I1〜I3と、定電圧源V1、V2と、出力バッファアンプ2とを具備する。
Nチャンネル受け差動対を構成するNチャンネルMOSトランジスタMN1/MN2は、正転入力端子および出力端子に接続された反転入力端子に差動入力対を接続される。Pチャンネル受け差動対を構成するPチャンネルMOSトランジスタMP1/MP2は、正転入力端子および出力端子に接続された反転入力端子に差動入力対が接続される。
スイッチS1は、NチャンネルMOSトランジスタMN1/MN2の各々のドレインの接続を切り替える。スイッチS2は、PチャンネルMOSトランジスタMP1/MP2の各々のドレインの接続を切り替える。
PチャンネルMOSトランジスタMP5/MP6は、ソース同士、及びゲート同士が互いに共通接続され、そのソースを正電源VDDに接続される。PチャンネルMOSトランジスタMP5/MP6は、フォールデッドカスコード接続の能動負荷として働く。
NチャンネルMOSトランジスタMN5/MN6は、同じくソース同士、及びゲート同士が互いに共通接続され、そのソースを負電源VSSに接続される。NチャンネルMOSトランジスタMN5/MN6は、フォールデッドカスコード接続の能動負荷として働く。
PチャンネルMOSトランジスタMP3/MP4は、各々のゲートが互いに共通接続され、定電圧源V1が接続される。PチャンネルMOSトランジスタMP3/MP4のソースは、スイッチS3を介してPチャンネルMOSトランジスタMP5/MP6のドレインに接続される。PチャンネルMOSトランジスタMP3のドレインは、PチャンネルMOSトランジスタMP5/MP6の共通接続されるゲートに接続される。
NチャンネルMOSトランジスタMN3/MN4は、各々のゲートが互いに共通接続され、定電圧源V2が接続される。NチャンネルMOSトランジスタMN3/MN4のソースは、スイッチS4を介してNチャンネルMOSトランジスタMN5/MN6のドレインに接続される。NチャンネルMOSトランジスタMN3のドレインは、NチャンネルMOSトランジスタMN5/MN6の共通接続されるゲートに接続される。
スイッチS3は、PチャンネルMOSトランジスタMP5/MP6の各ドレインと、PチャンネルMOSトランジスタMP3/MP4の各ソースとの間に接続される。即ち、スイッチS3は、PチャンネルMOSトランジスタMP5のドレインとPチャンネルMOSトランジスタMP3/MP4の各ソースとの間の接続を切り替える。また、スイッチS3は、PチャンネルMOSトランジスタMP6のドレインとPチャンネルMOSトランジスタMP3/MP4の各ソースとの間の接続を切り替える。
スイッチS4は、NチャンネルMOSトランジスタMN5/MN6の各ドレインと、NチャンネルMOSトランジスタMN3/MN4の各ソースとの間に接続される。即ち、スイッチS4は、NチャンネルMOSトランジスタMN5のドレインとNチャンネルMOSトランジスタMN3/MN4の各ソースとの間の接続を切り替える。また、スイッチS4は、NチャンネルMOSトランジスタMN6のドレインとNチャンネルMOSトランジスタMN3/MN4の各ソースとの間の接続を切り替える。
スイッチS5は、その共通端子を入力端子In+に接続される。スイッチS5のメーク端子はNチャンネルMOSトランジスタMN1のゲートに、ブレーク端子はNチャンネルMOSトランジスタMN2のゲートにそれぞれ接続されている。スイッチS6は、その共通端子を出力端子Voutに接続される。スイッチS6のブレーク端子はNチャンネルMOSトランジスタMN1のゲートに接続され、メーク端子はNチャンネルMOSトランジスタMN2のゲートに接続されている。即ち、スイッチS5は、Nチャンネル受け差動対の正転入力信号を切り替え、スイッチS6は、Nチャンネル受け差動対の反転入力信号を切り替える。
スイッチS7は、その共通端子を入力端子IN+に接続される。スイッチS7のメーク端子はPチャンネルMOSトランジスタMP1のゲートに接続され、ブレーク端子はPチャンネルMOSトランジスタMP2のゲートに接続されている。スイッチS8は、その共通端子を出力端子Voutに接続される。スイッチS8のブレーク端子はPチャンネルMOSトランジスタMP1のゲートに接続され、メーク端子はPチャンネルMOSトランジスタMP2のゲートに接続されている。即ち、スイッチS7は、Pチャンネル受け差動対の正転入力信号を切り替え、スイッチS8は、Pチャンネル受け差動対の反転入力信号を切り替える。
定電流源I1は、共通に接続されるNチャンネルMOSトランジスタMN1/MN2のソースと負電源VSSとの間に接続される。定電流源I2は、共通に接続されるPチャンネルMOSトランジスタMP1/MP2のソースと正電源VDDとの間に接続される。
定電流源I3は、浮遊電流源である。定電流源I3の一端は、PチャンネルMOSトランジスタMP3のドレインとPチャンネルMOSトランジスタMP5/MP6のゲートとが接続されるノードに共通接続される。他端は、NチャンネルMOSトランジスタMN3のドレインとNチャンネルMOSトランジスタMN5/MN6のゲートとが接続されるノードに共通接続される。
定電圧源V1は、PチャンネルMOSトランジスタMP3/MP4の共通接続されるゲートと正電源VDDとの間に接続される。定電圧源V2は、NチャンネルMOSトランジスタMN3/MN4の共通接続されるゲートと負電源VSS間に接続される。
出力バッファアンプ2は、2つの入力を各々PチャンネルMOSトランジスタMP4のドレインと、NチャンネルMOSトランジスタMN4のドレインとに接続され、出力バッファとして機能する。出力バッファアンプ2の出力は、出力端子Voutに接続され、反転入力端子にフィードバックされる。
次に図3を参照して、本演算増幅器の動作を説明する。スイッチS1とスイッチS5とスイッチS6は、スイッチ群SW1として連動し、同時に駆動される。また、スイッチS2とスイッチS7とスイッチS8は、スイッチ群SW2として連動し、同時に駆動される。スイッチS3とスイッチS4は、それぞれ独立に駆動される。即ち、駆動パターンは、4つのスイッチ群の場合分けになる。
(1)スイッチ群SW1(S1、S5、S6)
(2)スイッチ群SW2(S2、S7、S8)
(3)スイッチ群SW3(S3)
(4)スイッチ群SW4(S4)
これらのスイッチ群SW1〜SW4はそれぞれ独立に駆動することが可能である。例えば、スイッチ群SW1をスイッチングさせる場合を説明する。ここで、差動対を構成するNチャンネルMOSトランジスタMN1/MN2の不整合要因で発生するオフセット電圧をVos(N差動)とし、それ以外で生じるオフセット電圧のトータルをVOS(N差動以外)とする。入力電圧をVINとすると、出力電圧Voは次式で示される。
Vo=VIN+VOS(N差動以外)±Vos(N差動)
ここで“±”はスイッチ群SW1を切り替えることにより極性が入れ替わって出力されるためである。したがって、スイッチ群SW1を切り替えて時間平均を求めると、±Vos(N差動)の項は零になる。即ち、スイッチ群SW1をスイッチングすることによりNチャンネルMOSトランジスタMN1/MN2の不整合要因で発生するオフセット電圧の影響が無くなる。
同様に、スイッチ群SW2を切り替える場合は、差動対を構成するPチャンネルMOSトランジスタMP1/MP2の不整合要因で発生するオフセット電圧をVos(P差動)とし、それ以外で生じるオフセット電圧のトータルをVOS(P差動以外)とし、入力電圧をVINとすると、出力電圧Voは次式で示される。
Vo=VIN+VOS(P差動以外)±Vos(P差動)
スイッチ群SW3、スイッチ群SW4の切り替えに関しても同様の考え方でオフセット電圧がスイッチの状態によって極性が入れ替わって出力される。このオフセット電圧は、スイッチ群SW1〜SW4をON/OFFさせて(切り替えて)平均化することによりそれぞれの素子群によるオフセット電圧は零となる。従って全体として全スイッチをON/OFFさせることで全部のオフセット電圧は平均化されて零になる。したがって、オフセット電圧の影響は小さくなる。
これら4つのスイッチ群に関し、それぞれON/OFFの2つの状態が存在するので、取り得る状態数は2の4乗で16通りがある。しかし、この全ての状態を作り出す必要はない。例えば、スイッチ群SW1とスイッチ群SW2を連動させ、(SW1+SW2)、SW3、SW4の3つのスイッチ群とすると、合計8通りの状態になる。さらに、全部のスイッチ群を連動させてON/OFFの2つの状態で切り替えても良い。このように、各スイッチ群は、どのように組み合せて連動させてもよい。
(第2の実施の形態)
図3における出力バッファアンプ2を具体化した演算増幅器の構成例を図4に示す。尚、図3と同じところは、その説明を省略する。図4を参照すると、出力バッファアンプ2は、PチャンネルMOSトランジスタMP8と、NチャンネルMOSトランジスタMN8と、PチャンネルMOSトランジスタMP7と、NチャンネルMOSトランジスタMN7と、容量C1と、容量C2とを具備する。なお、定電圧源V1、V2は、それぞれ定電圧端子BP2、BN2に接続されるものとして省略されている。
PチャンネルMOSトランジスタMP8は、ゲートをPチャンネルMOSトランジスタMP4のドレインに接続され、ソースを正電源VDDに接続され、ドレインを出力バッファアンプ2の出力Voutに接続される。NチャンネルMOSトランジスタMN8は、ゲートをNチャンネルMOSトランジスタMN4のドレインに接続され、ソースを負電源VSSに接続され、ドレインを出力バッファアンプ2の出力Voutに接続される。
PチャンネルMOSトランジスタMP7は、ソースをPチャンネルMOSトランジスタMP8のゲートに接続され、ゲートを定電圧源端子BP1に接続され、ドレインをNチャンネルMOSトランジスタMN8のゲートに接続される。PチャンネルMOSトランジスタMP7は、PチャンネルMOSトランジスタMP8のアイドリング電流を決定する。
NチャンネルMOSトランジスタMN7は、ソースをNチャンネルMOSトランジスタMN8のゲートに接続され、ゲートを定電圧源端子BN1に接続され、ドレインをPチャンネルMOSトランジスタMP8のゲートに接続される。NチャンネルMOSトランジスタMN7は、NチャンネルMOSトランジスタMN8のアイドリング電流を決定する。
容量C1は、位相補償容量として働き、一端をPチャンネルMOSトランジスタMP4のソースに接続され、他端を出力端子Voutに接続される。容量C2は、同じく位相補償容量として働き、一端をNチャンネルMOSトランジスタMN4のソースに接続され、他端を出力端子Voutに接続される。
このNチャンネルMOSトランジスタMN8とPチャンネルMOSトランジスタMP8は、いわゆる浮遊定電流源として機能する。以下にこの浮遊定電流源の設定方法を説明する。まず、端子BP1に接続されている定電圧源の電圧V(BP1)は、PチャンネルMOSトランジスタMP7のゲート・ソース間電圧VGS(MP7)とPチャンネルMOSトランジスタMP8のゲート・ソース間電圧VGS(MP8)の和に等しいことから式(1)が成立する。
(BP1)=VGS(MP7)+VGS(MP8) ……(1)
ここで、Wをゲート幅とし、Lをゲート長とし、μを移動度とし、Cを単位当たりのゲート酸化膜容量とし、Vを閾値電圧とし、Iをドレイン電流とすると、ゲート・ソース間電圧VGSは次式で示される。
Figure 2006319921
差動対を構成するNチャンネルMOSトランジスタMN1/MN2がアンプ動作している場合は両方のトランジスタのドレイン電流が等しい。従って、電流源I3の電流をIとすると、その各々のドレイン電流は、I3/2となる。一般的には浮遊電流源を構成しているPチャンネルMOSトランジスタMP7とNチャンネルMOSトランジスタMN7のドレイン電流が等しくなるように端子BP1と端子BN1のバイアス電圧を決定する。このとき、出力段PチャンネルMOSトランジスタMP8のアイドリング電流Iidle(MP8)と端子BP1のバイアス電圧の関係は、次式となる。ここで、β(MP7)はPチャンネルMOSトランジスタMP7のβを示し、β(MP8)はNチャンネルMOSトランジスタMP8のβを示す。
Figure 2006319921
ここではバイアス電圧V(BP1)を生成する定電圧源の具体的な回路は示さないが、この式(3)をIidle(MP8)について解くことは可能である。実際の式は非常に複雑な式となるので、ここではその式を省略する。
同様にして、端子BN1に接続されている定電圧源の電圧V(BN1)は、NチャンネルMOSトランジスタMN7のドレイン電流とPチャンネルMOSトランジスタMP7のドレイン電流とが等しくなるように設定される。
以上のようにして、浮遊定電流源を設定する。ここで、端子BN1に接続される定電圧源(電圧V(BN1))と端子BP1に接続される定電圧源(電圧V(BP1))は、2個のMOSトランジスタと定電流源を使って構成することにより、素子バラツキによる変動に強くなる。その構成によるとV(BP1)を回路に沿って展開した式に“2V”という項が現れる。したがって、上述した式(3)の左辺(V(BP1))は、右辺と同じ“2V”という項を含み、この項が左辺と右辺で相殺されるためである。なお、定電圧源の具体的回路例は図示しない。
(第3の実施の形態)
図5は、図4におけるPチャンネル受け差動段を省略した回路である。Rail−to−Rail特性が必要でない場合で、かつ入力電圧がVss+1ボルト程度〜VDDの範囲であれば、図4におけるPチャンネル受け差動段は不要である。したがって、この場合、図4におけるPチャンネル受け差動対を構成するPチャンネルMOSトランジスタMP1/MP2と、定電流源I2とを省略することが可能である。これらの素子を省略しても正常なアンプ動作は可能である。回路動作は、基本的には上述した図3、図4における回路と同じである。したがってその動作説明を省略する。
(第4の実施の形態)
図6は、図4におけるNチャンネル受け差動段を省略した回路である。Rail−to−Rail特性が必要でない場合で、かつ入力電圧がVss〜VDD−1ボルト程度の範囲であれば、図4におけるNチャンネル受け差動段は不要である。したがって、この場合、図4におけるNチャンネル受け差動対を構成するNチャンネルMOSトランジスタMN1/MN2と、定電流源I1とを省略することが可能である。これらの素子を省略しても正常なアンプ動作は可能である。回路動作は、基本的には上述した図3、図4における回路と同じである。したがってその動作説明を省略する。
LCDソースドライバーの出力アンプ、又はγ補正を決定する階調電源回路に用いる演算増幅器は、オフセット電圧が極力小さい回路が要求され、何らかの手段でオフセットキャンセルが必要である。本発明は、上述のように、簡単な回路構成で空間オフセットキャンセル回路を実現するものである。したがって、本発明によれば、演算増幅器は、オフセット電圧を空間的にばらまいて見かけ上のオフセット電圧による影響を小さくすることができ、例えば液晶パネルなどの容量性負荷を駆動するために用いられるLCDドライバー用増幅回路やγ補正を決定する階調電源回路に適する。
従来の従来の空間オフセットキャンセル付き演算増幅器の構成例を示す回路図である。 従来の増幅器の構成例を示す回路図である。 本発明を実施するための最良の形態に係る差動増幅器の構成を示す回路図である。 図3における出力バッファアンプ2を具体化した例を示す回路図である。 本発明の演算増幅器の構成例を示す他の回路図である。 本発明の演算増幅器の構成例を示す他の回路図である。
符号の説明
MP11、MP12 PチャンネルMOSトランジスタ
MN11〜MN13 NチャンネルMOSトランジスタ
S11〜S18 スイッチ
I11、I12 電流源
VDD 正電源
DSS 負電源
21 入力段
22 中間段
23 最終段
MP20〜MP29 PチャンネルMOSトランジスタ
MN20〜MN29 NチャンネルMOSトランジスタ
C21、C22 位相補償容量
BP21〜BP24、BN21〜BN24 定電圧源端子
INN、INP 入力端子
OUT 出力端子
VDD2 正電源
VSS2 負電源
2 出力バッファアンプ
MP1〜MP8 PチャンネルMOSトランジスタ
MN1〜MN8 NチャンネルMOSトランジスタ
I1〜I3 定電流源
BP1、BP2、BN1、BN2 定電圧源端子
C1、C2 位相補償容量
S1〜S8 スイッチ
SW1〜SW4 スイッチ群
In+ 入力端子
Vout 出力端子
VDD 正電源
VSS 負電源

Claims (12)

  1. 差動対部と、
    前記差動対部の入力端子に入力される信号を切り替える第1スイッチ部と、
    前記差動対部の能動負荷になるカレントミラー回路部と、
    前記差動対部と前記カレントミラー回路部との間に接続され、前記差動対部と前記カレントミラー回路部との接続を入れ替える第2スイッチ部と
    を具備し、
    前記第1スイッチ部と前記第2スイッチ部の各々を切り替えてオフセット電圧をキャンセルする演算増幅器。
  2. 前記第1スイッチ部と前記第2スイッチ部とは連動する
    請求項1に記載の演算増幅器。
  3. 前記カレントミラー回路部はフォールデッドカスコード接続され、
    フォールデッドカスコード接続の能動負荷として機能する負荷トランジスタ群と、
    バイアス電圧がゲートに印加されるバイアストランジスタ群と、
    前記負荷トランジスタ群と前記バイアストランジスタ群との接続を切り替える第3スイッチ部と
    を具備する
    請求項1または請求項2に記載の演算増幅器。
  4. 前記第1スイッチ部と前記第2スイッチ部と前記第3スイッチ部のうち少なくとも1つは、1行分の画素を表示する1水平期間毎に切り替わる極性反転信号により駆動される
    請求項3に記載の演算増幅器。
  5. 前記差動対部は、
    2つのNチャンネルMOSトランジスタを備えるNチャンネル受け差動対と、
    2つのPチャンネルMOSトランジスタを備えるPチャンネル受け差動対と
    を備え、
    前記第1スイッチ部は、
    前記Nチャンネル受け差動対の入力端子に入力する信号を切り替える第11スイッチ部と、
    前記Pチャンネル受け差動対の入力端子に入力する信号を切り替える第12スイッチ部と
    を備え、
    前記カレントミラー回路部は、
    前記Nチャンネル受け差動対の能動負荷になる第1カレントミラー回路と、
    前記Pチャンネル受け差動対の能動負荷になる第2カレントミラー回路と
    を備え、
    前記第2スイッチ部は、
    前記Nチャンネル受け差動対と前記第1カレントミラー回路との間に接続され、前記Nチャンネル差動対と前記第1カレントミラー回路との接続を入れ替える第21スイッチ部と、
    前記Pチャンネル受け差動対と前記第1カレントミラー回路との間に接続され、前記Pチャンネル差動対と前記第2カレントミラー回路との接続を入れ替える第22スイッチ部と
    を備える
    請求項1に記載の演算増幅器。
  6. 前記第1カレントミラー回路はフォールデッドカスコード接続され、
    フォールデッドカスコード接続の能動負荷として機能する第1負荷トランジスタ群と、
    バイアス電圧がゲートに印加される第1バイアストランジスタ群と、
    前記第1負荷トランジスタ群と前記第1バイアストランジスタ群との接続を切り替える第31スイッチ部と
    を具備し、
    前記第2カレントミラー回路はフォールデッドカスコード接続され、
    フォールデッドカスコード接続の能動負荷として機能する第2負荷トランジスタ群と、
    バイアス電圧がゲートに印加される第2バイアストランジスタ群と、
    前記第2負荷トランジスタ群と前記第2バイアストランジスタ群との接続を切り替える第32スイッチ部と
    を具備する
    請求項5に記載の演算増幅器。
  7. 前記第11スイッチ部と前記第12スイッチ部、前記第21スイッチ部と前記第22スイッチ部、前記第31スイッチ部と前記第32スイッチ部のうち少なくとも1組は、1行分の画素を表示する1水平期間毎に切り替わる極性反転信号により駆動される
    請求項6に記載の演算増幅器。
  8. 前記第11スイッチ部と前記第21スイッチ部とは連動し、
    前記第12スイッチ部と前記第22スイッチ部とは連動する
    請求項5から請求項7のいずれかに記載の演算増幅器。
  9. 正転入力端子および出力端子に接続される反転入力端子に差動入力対を接続したNチャンネル受け差動対トランジスタと、
    前記正転入力端子および前記反転入力端子に差動入力対を接続したPチャンネル受け差動対トランジスタと、
    前記Nチャンネル受け差動対トランジスタの各々のドレインの接続先を切り替える第1のスイッチと、
    前記Pチャンネル受け差動対トランジスタの各々のドレインの接続先を切り替える第2のスイッチと、
    ソース同士が共通接続されて正電源に接続され、ゲート同士が共通接続され、フォールデッドカスコード接続の能動負荷として働く第1のPチャンネルMOSトランジスタ群と、
    ソース同士が共通接続されて負電源に接続され、ゲート同士が共通接続され、フォールデッドカスコード接続の能動負荷として働く第1のNチャンネルMOSトランジスタ群と、
    各々のゲートが互いに共通接続される第2のPチャンネルMOSトランジスタ群と、
    各々のゲートが互いに共通接続される第2のNチャンネルMOSトランジスタ群と、
    前記第1のPチャンネルMOSトランジスタ群の各ドレインと前記第2のPチャンネルMOSトランジスタ群の各ソースとの間に接続され、前記第1のPチャンネルMOSトランジスタ群の各ドレインと前記第2のPチャンネルMOSトランジスタ群の各ソースとの接続を入れ替える第3のスイッチと、
    前記第1のNチャンネルMOSトランジスタ群の各ドレインと前記第2のNチャンネルMOSトランジスタ群の各ソースとの間に接続され、前記第1のNチャンネルMOSトランジスタ群の各ドレインと前記第2のNチャンネルMOSトランジスタ群の各ソースとの接続を入れ替える第4のスイッチと、
    共通端子が入力端子に接続され、ブレーク端子とメーク端子の各々が前記Nチャンネル受け差動対トランジスタの各々のゲートに接続される第5のスイッチと、
    共通端子が出力端子に接続され、ブレーク端子とメーク端子の各々が前記Nチャンネル受け差動対トランジスタの各々のゲートに接続される第6のスイッチと、
    共通端子が入力端子に接続され、ブレーク端子とメーク端子の各々が前記Pチャンネル受け差動対トランジスタの各々のゲートに接続される第7のスイッチと、
    共通端子が出力端子に接続され、ブレーク端子とメーク端子の各々が前記Pチャンネル受け差動対トランジスタの各々のゲートに接続される第8のスイッチと、
    前記Nチャンネル受け差動対トランジスタの共通に接続されるソースと負電源との間に接続される第1の定電流源と、
    前記Pチャンネル受け差動対トランジスタの共通に接続されるソースと正電源との間に接続される第2の定電流源と、
    一端が前記第2のPチャンネルMOSトランジスタ群の一方のPチャンネルMOSトランジスタのドレインと前記第1のPチャンネルMOSトランジスタ群のゲートとに共通接続され、他端が前記第2のNチャンネルMOSトランジスタ群の一方のNチャンネルMOSトランジスタのドレインと前記第1のNチャンネルMOSトランジスタ群のゲートとに共通接続される浮遊電流源である第3の定電流源I3と、
    前記第2のPチャンネルMOSトランジスタ群の共通接続されるゲートと正電源間に接続される第1の定電圧源と、
    前記第2のNチャンネルMOSトランジスタ群の共通接続されるゲートと負電源間に接続される第2の定電圧源と、
    前記第2のPチャンネルMOSトランジスタ群の他方のPチャンネルMOSトランジスタのドレインと、前記第2のNチャンネルMOSトランジスタ群の他方のNチャンネルMOSトランジスタのドレインとに入力端子を接続され、出力バッファを構成する出力バッファアンプと
    を具備する演算増幅器。
  10. 請求項9に記載の演算増幅器において、
    前記第1のスイッチと前記第5のスイッチと前記第6のスイッチとは、連動する第1スイッチ群をなし、同時に動作する演算増幅器。
  11. 請求項9または請求項10に記載の演算増幅器において、
    前記第2のスイッチと前記第7のスイッチと前記第8のスイッチとは、連動する第2スイッチ群をなし、同時に動作する演算増幅器。
  12. 請求項9から請求項11のいずれかに記載の演算増幅器において、
    連動する前記第1のスイッチと前記第5のスイッチと前記第6のスイッチとを含むスイッチ群と、
    連動する前記第2のスイッチと前記第7のスイッチと前記第8のスイッチとを含むスイッチ群と、
    前記第3のスイッチと、
    前記第4のスイッチと
    の切替の組み合わせによりスイッチ動作させる演算増幅器。
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