JP2006304962A - ミシン - Google Patents

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Abstract

【課題】 原点設定する場合等で布保持体を移動させる際に、縫製範囲におけるX方向及びY方向の移動限界位置を、エリアセンサで検出することなく、フィードバック制御を有効に活用して、低コストで、しかも簡単に検出できるようにすること。
【解決手段】 電源投入時における原点設定制御において、Xモータを1パルスずつ駆動し(S22、S23)、指令数カウント値mと信号カウント値eとの差が脱調検出偏差値dよりも大きくなった場合(S24:Yes )、Xモータを数パルス分逆回転させてその駆動を停止しする。Yモータを1パルスずつ駆動し(S27、S28)、指令数カウント値mと信号カウント値eとの差が脱調検出偏差値dよりも大きくなった場合(S29:Yes )、Yモータを数パルス分逆回転させてその駆動を停止し、通常の原点設定動作を実行する(S31〜S34)。
【選択図】 図4

Description

本発明は、ステッピングモータをフィードバック制御して布保持体を移動させる送り制御手段を有するミシンに関し、特に布保持体の縫製範囲の移動限界位置を、フィードバック制御に用いるエンコーダ信号に基づいて検知するようにしたものに関する。
従来、プログラムされた一連の模様パターンを縫製する自動模様縫いミシンにおいては、予め記憶された縫製データに基づいて、布保持体に保持された加工布が、例えば、縫針とルーパー補足器との協働により縫目を形成する縫目形成手段の縫針の上下動通路を横切るように、縫目形成手段と布保持体とを相対的に移動させている。
加工布と一体的に移動する布保持体は、X方向の移動を制御する為のXモータと、Y方向の移動を制御する為のYモータとにより、XY平面で移動が可能になっている。また、電源投入時に等における布保持体の原点設定動作を行う為に、X方向に関してX方向原点センサが設けられるとともに、Y方向に関してY方向原点センサが設けられている。
例えば、特許文献1に記載のミシンの移動制御装置は、基台上にミシン本体を設け、そのミシンの前側にY方向移動機構を設けるとともに、そのY方向移動機構上に、X方向移動機構を設けている。また、そのX方向移動機構に設けたキャリッジを介して加工布ホルダを1対のステッピングモータによりXY平面で移動するように構成し、X原点センサ及びY原点センサと、加工布ホルダの縫製範囲のX方向とY方向における最大位置を検出するX位置センサ及びY位置センサを設けている。電源投入時等において加工布ホルダを原点設定動作させる為の複数の設定経路を規定した移動経路制御プログラムをROMに予め記憶してある。
作業者は、縫製に際して使用する補助押え装置の種類に基づいて、使用する設定経路を予め選択しておくことで、特許文献1にある図7(b)、図7(c)に示すように、加工布ホルダを、先ず矢印Eで示す方向にYMAX まで移動させた位置をY位置センサで検出し、その後矢印Fで示す方向に移動させ、最終的に矢印Gに示す方向に移動させることで、縫針と補助押え装置とを何ら干渉させることなく、加工布ホルダの原点設定動作を、安全に実行できるようにしてある。
特開平6−210082号公報 (第6〜8頁、図7,図8)
特許文献1に記載されたミシンの移動制御装置においては、原点設定動作を実行するに際して、縫針と補助押え装置とを干渉させないで、加工布ホルダを迂回経路で移動させるために、X方向の最大移動位置を検出するX位置センサと、Y方向の最大移動位置を検出するY方向位置センサを設けてあるため、部品点数が増加し、コスト高になること、等の問題がある。
請求項1に係るミシンは、縫製対象の加工布を保持する布保持体を、エンコーダ手段から出力されるエンコーダ信号に基づいてステッピングモータをフィードバック制御により少なくとも互いに異なる2方向に移動させる送り制御手段を備えたミシンにおいて、布保持体の縫製範囲を越える前記方向への移動を夫々阻止する為の移動阻止部材と、ステッピングモータの駆動中に所定数の前記エンコーダ信号がエンコーダ手段から出力されない場合に、そのステッピングモータに対応する移動方向の限界位置に到達したことを検知する検知手段とを備えたものである。
縫製対象の加工布を保持する布保持体は、送り制御手段により、ステッピングモータをエンコーダ手段から出力されるエンコーダ信号を用いてフィードバック制御することにより、互いに異なる2方向へ夫々移動される。しかし、各ステッピングモータの駆動中に、布保持体の縫製範囲を越える方向への移動が移動阻止部材で阻止された場合、布保持体が移動できない為、ステッピングモータが回転できず、所定数のエンコーダ信号が対応するエンコーダから出力されない場合に、そのステッピングモータに対応する移動方向の限界位置に達したことが検知手段により検知される。
請求項2に係るミシンは、縫製対象の加工布を保持する布保持体を、エンコーダ手段から出力されるエンコーダ信号に基づいてステッピングモータをフィードバック制御により互いに交差する第1方向と第2方向に移動させる送り制御手段を備えたミシンにおいて、布保持体と一体的に設けられ布保持体の縫製範囲内に突出した布押え部材と、布押え部材と縫針との干渉を避けつつ、布保持体を原点設定する為の複数とおりの原点設定制御の制御プログラムを予め設定して記憶した原点設定制御記憶手段と、布保持体の縫製範囲を越える第1方向と第2方向への移動を夫々阻止する為の移動阻止部材と、原点設定制御記憶手段に記憶された複数とおりの原点設定制御のうちから選択された原点設定制御の制御プログラムに基づいて布保持体を原点設定する際に、各ステッピングモータの駆動中に所定数のエンコーダ信号が対応するエンコーダ手段から出力されない場合に、そのステッピングモータに対応する移動方向の限界位置に達したことを検知する検知手段とを備えたものである。
縫製対象の加工布を保持する布保持体は、送り制御手段により、予め選択された原点設定制御の制御プログラムに基づいてステッピングモータをエンコーダ手段から出力されるエンコーダ信号を用いてフィードバック制御することにより、布保持体と一体的にその縫製範囲内に突出した布押え部材と縫針との干渉を避けつつ、原点設定される。
しかし、ステッピングモータを原点設定のための駆動中に、布保持体の縫製範囲を越える第1方向と第2方向への移動が移動阻止部材で阻止された場合、布保持体が移動できない為、ステッピングモータが回転できず、所定数のエンコーダ信号が対応するエンコーダから出力されない場合に、そのステッピングモータに対応する移動方向の限界位置に達したことが検知手段により検知される。
請求項3に係るミシンは、請求項1又は2において、前記移動阻止部材は、ミシン機枠の一部からなる当接壁部又はミシン側に設けられた当接部材で構成したものである。
請求項1の発明によれば、縫製対象の加工布を保持する布保持体を、エンコーダ手段から出力されるエンコーダ信号に基づいてステッピングモータをフィードバック制御により互いに異なる2方向に移動させる送り制御手段を備えたミシンにおいて、移動阻止部材と、検知手段とを設けたので、布保持体を互いに異なる方向に移動させる際に、布保持体の縫製範囲における方向への移動限界位置を、エリアセンサで検出することなく、フィードバック制御を有効に活用して、低コストで、しかも簡単に検出することができる。
請求項2の発明によれば、縫製対象の加工布を保持する布保持体を、エンコーダ手段から出力されるエンコーダ信号に基づいてステッピングモータをフィードバック制御により互いに交差する第1方向と第2方向に移動させる送り制御手段を備えたミシンにおいて、布押え部材と、原点設定制御記憶手段と、移動阻止部材と、検知手段とを設けたので、選択した原点設定制御の制御プログラムに基づいて布保持体を原点設定させる際に、布保持体の縫製範囲における第1方向及び第2方向への移動限界位置を、エリアセンサで検出することなく、フィードバック制御を有効に活用して、低コストで、しかも簡単に検出することができる。
請求項3の発明によれば、前記移動阻止部材は、ミシン機枠の一部からなる当接壁部又はミシン側に設けられた当接部材で構成したものである。この場合、移動阻止部材として、ミシン機枠の一部、或いはミシン側に別途設けた当接部材等を適用でき、移動阻止部材の小型化且つ低コスト化を図ることができる。その他請求項1又は2と同様の効果を奏する。
本実施例における自動模様縫いミシンは、布保持枠をX方向とY方向とに移動させるXモータとYモータを、これに設けたXエンコーダとYエンコーダから出力されるエンコーダ信号を用いてフィードバック制御により駆動し、布保持枠の縫製範囲内に突出状の布押えを回避させながら布保持枠の原点設定をする際に、布保持枠の縫製範囲における移動方向の限界位置を、エンコーダ信号に基づいて検出できるようにしてある。
自動模様縫いミシンMについて説明する。図1に示すように、機台1上にミシン本体2が配置され、その機台1の前端部に針板4が配設されるとともに、操作パネル8が設けられている。ミシン本体2の頭部3には、縫針5を上下駆動する針棒駆動機構が設けられている。この針棒駆動機構は、ミシンモータ6で回転駆動されるミシン上軸(図示略)により上下駆動されるように構成されている。
また、ミシン本体2のアーム部には、天秤7が上下動可能に支持され、天秤7はミシン上軸の回転に同期して天秤駆動機構により駆動される。そして、図示しない糸駒から繰り出された上糸が、糸調子機構(図示略)で上糸に糸張力が付与され、天秤7や糸案内体をへて縫針5の目孔に通されている。
更に、縫針5の下方に配置された針板4の下側には、図示しないルーパ捕捉器が配置され、このルーパ捕捉器は、縫針5の上下動により形成される上糸ループを捕捉して、下糸とにより縫目を形成する。
先ず、Y方向駆動機構10について説明する。ミシン本体2の前側で且つ機台1の左右両側に、前後方向(Y方向であり、これが第2方向に相当する)に延びる1対の支持レール11が所定間隔空けて平行に配設されている。各支持レール11の上側に、左右方向(X方向であり、これが第1方向に相当する)へ延びる案内レール12を上面に設けたY移動フレーム13が、Y方向へ移動可能に支持され、支持レール11上のラック14と、Y移動フレーム13側の回転軸15の左右両端に固着したギヤ16との歯合により、Y方向に案内移動されるようになっている。
ところで、支持レール11の前端部で且つ支持レール11のX方向中央部にYモータ17が配設され、このYモータ17の回転に伴い、ギヤ18及びY移動フレーム13の前方に突出するラック19を介して、Y移動フレーム13がY方向へ移動され、同時に布保持体22がY方向に布送りされる。
次に、X方向駆動機構20について説明する。Y移動フレーム13上の案内レール12にはキャリッジ21がX方向へ移動可能に支持され、その上面に布保持体22が左右1対のクランプ23により着脱可能に装着されている。そして、この布保持体22上には加工布(図示略)が保持枠(図示略)等によって張った状態で着脱可能に保持されている。また、布保持体22には、加工布の一部を部分的に保持する為の布押え部材24が脱着自在に取り付けられている。
Y移動フレーム13の前側の機台1上にXモータ25が配設されている。このXモータ25の回転に伴ってギヤ26,27、スプライン軸28、そのスプライン軸28に沿って移動可能な図示しないギヤ、及びキャリッジ21の前縁に沿って延びるラック29を介して、キャリッジ21が案内レール12上をX方向へ移動され、同時に布保持体22がX方向に布送りされる。
ここで、これらXモータ25とYモータ17は、夫々ステッピングモータからなり、その分解能は、例えば800パルスである。
案内レール12上には、図1,図5に示すように、布保持体22の矩形状の縫製範囲Eの+X方向への移動を限界位置で阻止する+Xストッパ31と、その縫製範囲Eの−X方向への移動を限界位置で阻止する−Xストッパ32とが、夫々取付け位置をX方向に調節可能に固着されている。
また、支持レール11には、図1に示すように、布保持体22の矩形状の縫製範囲Eの+Y方向への移動を限界位置で阻止する+Yストッパ33と、その縫製範囲Eの−Y方向への移動を限界位置で阻止する−Yストッパ34とが、夫々取付け位置をY方向に調節可能に固着されている。ここで、これらストッパ31〜34が移動阻止部材に相当する。
次に、自動模様縫いミシンMの制御系について、図2のブロック図に基づいて説明しておく。制御装置40は、入出力インターフェース41と、CPU42とROM43及びRAM44等を含むコンピュータと、駆動回路46〜48等を有する。
入出力インターフェース41には、操作パネル8と、ミシンモータ6の為の駆動回路46と、X方向駆動機構20を駆動させるXモータ25の為の駆動回路47と、Y方向駆動機構10を駆動させるYモータ17の為の駆動回路48と、X方向駆動機構20に設けられた原点設定用のX方向原点センサ35と、Y方向駆動機構10に設けられた原点設定用のY方向原点センサ36等が接続されている。
但し、これらX方向及びY方向原点センサ35,36は、夫々近接センサからなっている。そこで、図5に示すように、縫製範囲Eのうちの右半部分に対応するようにX側近接板(図示略)が設けられているので、X方向原点センサ35からは、X側近接板に接近しない縫製範囲Eの左半分の縫製領域において「Lレベル」の原点信号が出力され、X側近接板に接近する縫製範囲Eの右半分の縫製領域において「Hレベル」の原点信号が出力される。
また、図5に示すように、縫製範囲Eのうちの前端側部分以外の殆どに対応するようにY側近接板(図示略)が設けられているので、Y方向原点センサ36からは、Y側近接板に接近する縫製範囲Eの後側大部分の縫製領域において「Hレベル」の原点信号が出力され、Y側近接板に接近しない縫製範囲Eの前端側小部分の縫製領域において「Lレベル」の原点信号が出力される。
ところで、Xモータ25の駆動軸に、ロータリエンコーダであるXエンコーダ25Eが付設されている。このXエンコーダ25Eは、Xモータ25の実際の回転量を検出する為のもので、駆動軸と共に回転可能に固定され周方向適当間隔にスリットが形成されたディスクと、発光部と受光部とを有する検出器とを備えている。
それ故、Xエンコーダ25Eにおいて、発光部で発光された光をディスクのスリットを通過して受光部で検出されると、X方向移動に関するエンコーダ信号が入出力インターフェース41に出力され、Xモータ25の駆動軸の回転角度が検出される。Yモータ17の駆動軸にもXエンコーダ25Eと同様に構成されたロータリエンコーダであるYエンコーダ17Eが付設されており、このYエンコーダ17EからもY方向移動に関するエンコーダ信号が入出力インターフェース41に出力されるようになっている。
この場合、Xエンコーダ25Eからは、Xモータ25の1回転で800個のエンコーダ信号が出力され、Yエンコーダ17Eからも同様に、Yモータ17の1回転で800個のエンコーダ信号が出力される。ここで、これらXエンコーダ25EとYエンコーダ17Eとがエンコーダ手段に相当する。
ROM43には、各種の駆動機構を駆動制御するとともに、各種の模様の縫製制御プログラム、後述する本願特有の原点設定制御の制御プログラム等が予め格納されている。ROM43の原点設定制御メモリ43a(これが原点設定制御記憶手段に相当する)には、布押え部材24と縫針5との干渉を避けつつ、布保持体22を原点設定する為の複数とおり(例えば、第1〜第3原点設定制御の3とおり)の原点設定制御の制御プログラムが予め設定して記憶されている。
第1原点設定制御は、図5に示すように、右方向きに延びて縫製範囲E内に突出している布押え部材24を回避しながら原点設定を行う原点設定制御であり、第2原点設定制御は、図6に示すように、左方向きに延びて縫製範囲E内に突出している布押え部材24Aを回避しながら原点設定を行う原点設定制御であり、第3原点設定制御は、図7に示すように、前方向きに延びて縫製範囲E内に突出している布押え部材24Bを回避しながら原点設定を行う原点設定制御である。
RAM44には、縫製に供する縫製データを記憶する縫製データメモリだけでなく、X,Yモータ25,17に対する駆動パルスの数を計数する指令数カウンタ44aと、X,Yエンコーダ25E,17Eから出力されるエンコーダ信号数を計数する信号カウンタ44bと、CPU42で演算処理した演算結果を収容する各種メモリ、ポインタ、カウンタ等が必要に応じて設けられている。
次に、自動模様縫いミシンMの制御装置40で実行される原点設定制御のルーチンについて、図4のフローチャートに基づいて説明する。但し、図中の符号Si(i=11、12、13・・・)は各ステップである。また、この制御の開始に先立って、作業者は、操作パネル8により、原点設定制御の為の原点設定モードを、3つの原点設定モード(第1〜第3原点設定モード)のうちから択一的に予め選択しているものとする。
自動模様縫いミシンMに電源が投入されてこの制御が開始されると、先ず予め設定された原点設定制御を行う為の原点設定モードが読み込まれる(S11)。次に、その読み込まれた原点設定モードが「第1原点設定モード」の場合には(S12)、第1原点設定モードによる原点設定制御(図4参照)が実行され(S13)、この制御を終了する。
しかし、読み込まれた原点設定モードが「第2原点設定モード」の場合には(S12)、第2原点設定モードによる原点設定制御が実行され(S14)、この制御を終了する。また、読み込まれた原点設定モードが「第3原点設定モード」の場合には(S12)、第3原点設定モードによる原点設定制御が実行され(S15)、この制御を終了する。
図4に基づいて、第1原点設定モードによる原点設定制御について説明する。但し、Xモータ25やYモータ17の駆動によりXエンコーダ25EとYエンコーダ17Eから出力されるエンコーダ信号を受ける毎に、信号カウンタ44bの信号カウント値eをインクリメントさせる制御は、図示外の割込み処理により実行されるものとする。
この制御が開始されると、先ず、Xモータ25に指令される駆動パルスの数を計数する指令数カウンタ44aの指令数カウント値mがクリアされるとともに、Xエンコーダ25Eから出力されるエンコーダ信号の数を計数する信号カウンタ44bの信号カウント値eがクリアされる(S21)。
次に、Xモータ25が1パルスだけ駆動され、布保持体22が左方へ微小距離だけ移動され(S22)、指令数カウント値mが1つインクリメントされる(S23)。このとき、指令数カウント値mから信号カウント値eを差し引いた差の値が、脱調検出偏差値d(脱調判定用しきい値であって、例えば、「6」)よりも小さい場合には(S24:No)、布保持体22が+Xストッパ31に当接せず、Xエンコーダ25Eからエンコーダ信号が出力されているため、S22〜S24が繰返して実行される。
しかし、布保持体22が+Xストッパ31に当接し、Xエンコーダ25Eからエンコーダ信号が出力されない場合には、指令数カウント値mから信号カウント値eを差し引いた差の値が大きくなり、脱調検出偏差値d以上に達した場合には(S24:Yes )、Xモータ25が所定パルス数だけ駆動され、布保持体22が所定距離だけ右方に移動する(S25)。即ち、布保持体22が+Xストッパ31から離れることになる。但し、この時点では、X方向原点センサ35のセンサ信号は「H」レベルになっている。
次に、Yモータ17に指令される駆動パルスの数を計数する指令数カウント値nがクリアされるとともに、Yエンコーダ17Eから出力されるエンコーダ信号の数を計数する信号カウント値eがクリアされる(S26)。
次に、Yモータ17が1パルスだけ駆動され、布保持体22が後方へ微小距離だけ移動され(S27)、指令数カウント値nが1つインクリメントされる(S28)。このとき、指令数カウント値nから信号カウント値eを差し引いた差の値が、脱調検出偏差値d(脱調判定用しきい値であって、例えば、「6」)よりも小さい場合には(S29:No)、布保持体22が+Yストッパ33に当接せず、Yエンコーダ17Eからエンコーダ信号が出力されているため、S27〜S29が繰返して実行される。
しかし、布保持体22が+Yストッパ33に当接し、Yエンコーダ17Eからエンコーダ信号が出力されない場合には、指令数カウント値nから信号カウント値eを差し引いた差の値が大きくなり、脱調検出偏差値d以上に達した場合には(S29:Yes )、Yモータ17が所定パルス数だけ駆動され、布保持体22が所定距離だけ前方に移動する(S30)。即ち、布保持体22が+Yストッパ33から離れることになる。
但し、この時点では、Y方向原点センサ36のセンサ信号は「H」レベルになっている。更に、Yモータ17が1パルスだけ駆動されて、布保持体22が後方に移動され(S31)、Y方向原点センサ36のセンサ信号が「H」レベルの場合には(S32:No)、S31〜S32が繰返して実行される。
そして、Y方向原点センサ36のセンサ信号が「L」レベルになった場合(S32:Yes )、Xモータ25が1パルスだけ駆動されて、布保持体22が右方向に移動され(S33)、X方向原点センサ35のセンサ信号が「H」レベルの場合には(S34:No)、S33〜S34が繰返して実行される。そして、X方向原点センサ35のセンサ信号が「L」レベルになったとき、縫針5が原点位置Gに位置するので(S34:Yes )、原点設定が完了しこの制御を終了する。
ここで、第1原点設定モードによる原点制御制御の特にS21〜S23、S26〜S28が送り制御手段に相当し、第1原点設定モードによる原点制御制御の特にS24、S29が検知手段に相当する。
次に、第1原点設定モードによる原点設定制御の作用について説明する。この場合、布押え部材24は右方向きに延びて縫製範囲E内に突出している。図5に示すように、電源投入時に縫針5がP0の位置に位置している場合で、第1原点設定モードが選択された場合には、先ず、Xモータ25の駆動により布保持体22が左方に移動し、布保持体22が+Xストッパ31に当接した場合、縫針5はP1に移動し、所定距離だけバックした位置P2に位置する。
次に、Yモータ17の駆動により布保持体22が後方に移動し、布保持体22が+Yストッパ33に当接した場合、縫針5はP3に移動し、所定距離だけバックした位置P4に位置する。その後、通常の原点設定制御と同様に、Yモータ17の駆動により布保持体22が後方に移動し、Y方向原点センサ36のセンサ信号が「H」レベルから「L」レベルになった位置P5のときに、その後方移動が停止される。
そして、最終的に、Xモータ25の駆動により布保持体22が右方に移動し、X方向原点センサ35のセンサ信号が「H」レベルから「L」レベルになったとき、縫針5が原点位置Gに位置するので、原点設定が完了する。
次に、第2原点設定モードによる原点設定制御については、前述した第1原点設定モードによる原点設定制御とほぼ同様なので図示を省略し、その原点設定制御の作用について説明する。
この場合、図6に示すように、布押え部材24Aは左方向きに延びて縫製範囲E内に突出している。電源投入時に縫針5がP0の位置に位置している場合で、第2原点設定モードが選択された場合には、先ず、Xモータ25の駆動により布保持体22が右方に移動し、布保持体22が−Xストッパ32に当接した場合、縫針5はP1に移動し、所定距離だけバックした位置P2に位置する。
次に、Yモータ17の駆動により布保持体22が後方に移動し、布保持体22が+Yストッパ33に当接した場合、縫針5はP3に移動し、所定距離だけバックした位置P4に位置する。その後、通常の原点設定制御と同様に、Yモータ17の駆動により布保持体22が後方に移動し、Y方向原点センサ36のセンサ信号が「H」レベルから「L」レベルになった位置P5のときに、その後方移動が停止される。
そして、最終的に、Xモータ25の駆動により布保持体22が左方に移動し、X方向原点センサ35のセンサ信号が「H」レベルから「L」レベルになったとき、縫針5が原点位置Gに位置するので、原点設定が完了する。
次に、第3原点設定モードによる原点設定制御については、前述した第1原点設定モードによる原点設定制御とほぼ同様なので図示を省略し、その原点設定制御の作用について説明する。
この場合、図7に示すように、布押え部材24Bは前方向きに延びて縫製範囲E内に突出している。電源投入時に縫針5がP0の位置に位置している場合で、第3原点設定モードが選択された場合には、先ず、Yモータ17の駆動により布保持体22が後方に移動し、布保持体22が+Yストッパ33に当接した場合、縫針5はP1に移動し、所定距離だけバックした位置P2に位置する。
その後、通常の原点設定制御と同様に、Xモータ25の駆動により布保持体22が右方に移動し、X方向原点センサ35のセンサ信号が「H」レベルから「L」レベルになったとき、縫針5が原点位置Gに位置するので、原点設定が完了する。
このように、原点設定制御メモリ43aに記憶された複数とおりの原点設定モードのうちから選択された原点設定制御の制御プログラムに基づいて布保持体22を原点設定する際に、各Xモータ25とYモータ17の駆動中に所定数のエンコーダ信号が対応するXエンコーダ25E又はYエンコーダ17Eから出力されない場合に、そのXモータ25又はYモータ17に対応する移動方向の限界位置に達したことを検知するので、布保持体22を原点設定させる際に、縫製範囲EにおけるX方向及びY方向の移動限界位置を、エリアセンサで検出することなく、フィードバック制御を有効に活用して、低コストで、しかも簡単に検出することができる。
次に、前記実施の形態の変更形態について説明する。
1〕ROM43の原点設定制御メモリ43aに、布押え部材24の取付け位置と形状と大きさに応じて、複数の原点設定制御の制御プログラムを適宜追加して記憶させることが可能である。
2〕第1原点設定モードによる原点設定制御のS24、S29で判定する脱調検出偏差値dは、使用するXモータ25とYモータ17の分解能やトルクの大きさ、更には駆動速度に応じて、適宜変更するようにしてもよい。
3〕布保持体のX方向とY方向への移動を阻止するストッパ31〜34に代えて、自動模様縫いミシンMの機枠の一部を当接壁部として有効利用するようにしてもよい。
4〕本発明は、電源投入時における布保持体22の原点設定制御に限られるものではなく、原点設定後に布保持体22を縫製開始位置に移動させる場合や、縫製途中に発生した糸切れ等で布保持体22を原点復帰させる場合、更には、縫製終了後に原点位置に復帰移動させる場合等に本発明を適用することが可能である。
5〕本発明は以上説明した実施の形態に限定されるものではなく、当業者でれば、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、前記実施例に種々の変更を付加して実施することができ、本発明はそれらの変更形態をも包含するものである。
本発明の実施例に係る自動模様縫いミシンの斜視図である。 自動模様縫いミシンの制御系のブロック図である。 原点設定制御のフローチャートである。 第1原点設定モードによる原点設定制御のフローチャートである。 右方向きに延びる布保持体を回避させて原点設定する説明図である。 左方向きに延びる布保持体を回避させて原点設定する説明図である。 前方向きに延びる布保持体を回避させて原点設定する説明図である。
符号の説明
M 自動模様縫いミシン
22 布保持体
25E Xエンコーダ
17E Yエンコーダ
31 +Xストッパ
32 −Xストッパ
33 +Yストッパ
34 −Yストッパ
40 制御装置
43 ROM
43a 原点設定制御メモリ
25 Xモータ(ステッピングモータ)
17 Yモータ(ステッピングモータ)

Claims (3)

  1. 縫製対象の加工布を保持する布保持体を、エンコーダ手段から出力されるエンコーダ信号に基づいてステッピングモータをフィードバック制御により少なくとも互いに異なる2方向に移動させる送り制御手段を備えたミシンにおいて、
    前記布保持体の縫製範囲を越える前記各方向への移動を夫々阻止する為の移動阻止部材と、
    前記ステッピングモータの駆動中に所定数の前記エンコーダ信号がエンコーダ手段から出力されない場合に、そのステッピングモータに対応する移動方向の限界位置に到達したことを検知する検知手段と
    を備えたことを特徴とするミシン。
  2. 縫製対象の加工布を保持する布保持体を、エンコーダ手段から出力されるエンコーダ信号に基づいてステッピングモータをフィードバック制御により互いに交差する第1方向と第2方向に移動させる送り制御手段を備えたミシンにおいて、
    前記布保持体と一体的に設けられ布保持体の縫製範囲内に突出した布押え部材と、
    前記布押え部材と縫針との干渉を避けつつ、布保持体を原点設定する為の複数とおりの原点設定制御の制御プログラムを予め設定して記憶した原点設定制御記憶手段と、
    前記布保持体の縫製範囲を越える前記第1方向と第2方向への移動を夫々阻止する為の移動阻止部材と、
    前記原点設定制御記憶手段に記憶された複数とおりの原点設定制御のうちから選択された原点設定制御の制御プログラムに基づいて布保持体を原点設定する際に、各ステッピングモータの駆動中に所定数の前記エンコーダ信号が対応するエンコーダ手段から出力されない場合に、そのステッピングモータに対応する移動方向の限界位置に達したことを検知する検知手段と、
    を備えたことを特徴とするミシン。
  3. 前記移動阻止部材は、ミシン機枠の一部からなる当接壁部又はミシン側に設けられた当接部材であることを特徴とする請求項1又は2に記載のミシン。
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