JP2006300746A - 信号処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 位相差を高速にかつ高精度で算出する。
【解決手段】 2つの交流信号をそれぞれ予め設定された所定の周期でサンプリングし、各サンプリングのレベル値を示す交流データに変換するA/D変換部22と、これから出力される2つの交流データからそれぞれ予め設定された所定の周波数の交流データx[k],y[k]を濾波するディジタルフィルタ23a,23bと、これから出力される所定の周波数の2つの交流データx[k],y[k]を微分した2つの交流データx’ [k],y’ [k]を演算する微分演算回路33,34と、ディジタルフィルタ23a,23bから出力される2つの交流データx[k],y[k]と、微分演算回路33,34から出力される2つの交流データx’ [k],y’ [k]を用いて、2つの交流データx[k],y[k]の位相差φを演算する位相差演算回路26とを備える。
【選択図】 図3

Description

本願発明は、入力される2つの交流信号を所定のディジタル信号処理を行って2つの交流信号の位相差を算出する信号処理装置に関するものである。
互いに位相の異なる2つの交流信号をV(θ)=sin(θ)、I(θ)=sin(θ−φ)(θ=ωt,ωは角速度、φは位相差)とすると、位相差φの関数sin(φ),cos(φ)は、三角関数の公式より、下記に示す(7)式と(8)式とによって求めることができる。なお、(7)式,(8)式において、V’(θ)、I’(θ)はそれぞれV(θ)、I(θ)の微分関数である。
Figure 2006300746
従来、ディジタル信号処理により上記の(7)式及び(8)式の演算処理を行うことにより、位相差φを算出する信号処理装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
米国特許第6657394B2号明細書
従来の信号処理回路は、図7に示す演算回路を有し、同図に示す演算回路から出力される4つの演算結果Vsin(θ)・sin(θ),Vsin(θ)・cos(θ),Isin(θ−φ)・cos(θ),Isin(θ−φ)・sin(θ)を用いて、(A1)式及び(A2)式内の各項を演算することにより、関数cos(φ),sin(φ)やこれらの関数から更にtan-1(φ)を演算して位相差φを算出している。
なお、図7に示す演算回路は、2つの基準波sin(θ),cos(θ)を出力する発振部41と、発振部41から出力される基準波sin(θ),cos(θ)と、入力信号である2つの交流信号Vsin(θ),Isin(θ−φ)とを乗算する乗算部42a,42b,42c,42dと、高調波を除去するためのディジタルローパスフィルタ43a,43b,43c,43dとを備えている。
この構成によると、発振部41から出力された基準波sin(θ)は、乗算部42aにおいて、入力された交流電圧信号Vsin(θ)と乗算され、その演算結果の信号Vsin(θ)・sin(θ)がディジタルローパスフィルタ43aを介して出力される。また、基準波sin(θ)は、乗算部42dにおいて、入力された交流電流信号Isin(θ−φ)と乗算され、その演算結果の信号Isin(θ−φ)・sin(θ)がディジタルローパスフィルタ43dを介して出力される。
一般に乗算部42aに入力される基準波sin(θ)と交流電圧信号Vsin(θ)の周波数とは正確には一致しない。交流電圧信号と基準波との微小な周波数のずれをΔωとし、基準波をsin(ωt+Δωt)、cos(ωt+Δωt)とすると、乗算部42aから出力される信号は、Vsin(ωt)・sin(ωt+Δωt)となり、乗算部42dから出力される信号は、Isin(ωt−φ)・sin(ωt+Δωt)となる。
これらの出力信号を三角関数の積和の公式により変形すると、Vsin(ωt)・sin(ωt+Δωt)=(V/2)・[sin(2ωt+Δωt)+cos(Δωt)]、Isin(ωt−φ)・sin(ωt+Δωt)=(I/2)・[sin(2ωt+Δωt−φ)+cos(Δωt+φ)]、となり、乗算部42aの出力信号に基準波の2次高調波sin(2ωt)が含まれることになるので、これを除去するため、乗算部42aの後段にディジタルローパスフィルタ43aが設けられ、乗算部42dの後段にディジタルローパスフィルタ43dが設けられている。
従って、演算回路の出力端OUT1,OUT2からはそれぞれ基準波の2次高調波を含まないVsin(θ)・sin(θ)とIsin(θ−φ)・sin(θ)とが出力される。
また、発振部41から出力された基準波cos(θ)は、乗算部42bにおいて、交流電圧信号Vsin(θ)と乗算され、その演算結果の信号Vsin(θ)・cos(θ)がディジタルローパスフィルタ43bを介して出力されるとともに、乗算部42cにおいて、交流電流信号Isin(θ−φ)と乗算され、その演算結果の信号Isin(θ−φ)・cos(θ)がディジタルローパスフィルタ43cを介して出力される。
乗算器42b,42cについても乗算器42a,42dと同様にその出力信号には基準波の2次高調波が含まれるので、乗算器42bと乗算器42cの後段にそれぞれディジタルローパスフィルタ43bとディジタルローパスフィルタ43cが設けられている。すなわち、乗算器42b,42cの出力信号は、Isin(ωt)・cos(ωt+Δωt)=(V2)・[sin(2ωt+Δωt−φ)+sin(Δωt)]、Isin(ωt−φ)・cos(ωt+Δωt)=(I/2)・[sin(2ωt+Δωt−φ)+sin(Δωt+φ)]となり、それぞれ基準波の2次高調波sin(2ωt)が含まれることになるので、その2次高調波sin(2ωt)はディジタルローパスフィルタ43b,43cによって除去される。
ところで、上記位相差演算回路では、発振部41から出力される基準波sin(θ),cos(θ)と、入力される交流電圧信号Vsin(θ),交流電流信号Isin(θ−φ)との周波数の微小誤差によって出力端OUT1〜OUT4から出力される4個の出力値が大きく影響を受け、その結果、(7)式及び(8)式によって算出される位相差φに関する値を正確に演算することができず、位相差φの検出精度が不安定であるといった問題点を有する。
また、乗算部42a〜42dの後段に基準波の2次高調波を除去するためのディジタルローパスフィルタ43a〜43dを必要とするので、これらのディジタルローパスフィルタ43a〜43dでのフィルタリング処理に時間を要し、位相差演算回路全体の演算速度の高速化が困難であるといった問題点もあった。
本願発明は、上記した事情のもとで考え出されたものであって、2つの交流信号の位相差を高速にかつ高精度で算出することのできる信号処理装置を提供することを、その課題とする。
上記の課題を解決するため、本願発明では、次の技術的手段を講じている。
本願発明によって提供される信号処理装置は、入力される2つのアナログの交流信号を所定のディジタル信号処理を行って2つの交流信号の位相差を算出する信号処理装置であって、前記2つの交流信号をそれぞれ予め設定された所定の周期でサンプリングし、各サンプリングのレベル値を示すディジタル交流データに変換する信号変換手段と、前記信号変換手段から出力される2つのディジタル交流データからそれぞれ予め設定された所定の周波数のディジタル交流データx[k],y[k]を濾波する適応型ディジタルフィルタからなる濾波手段と、前記濾波手段から出力される所定の周波数の2つのディジタル交流データx[k],y[k]を用いて下記(1)〜(4)式により前記ディジタル交流データを微分した2つのディジタル交流データx’ [k],y’ [k]を演算する微分演算手段と、前記濾波手段から出力される2つのディジタル交流データx[k],y[k]と、前記微分演算手段から出力される2つのディジタル交流データx’ [k],y’ [k]を用いて、下記(5),(6)式により前記2つのディジタル交流データx[k],y[k]の位相差φを演算する位相差演算手段と、を備えることを特徴としている(請求項1)。
Figure 2006300746
ここで、「A1」,「A2」は各交流信号の振幅値を示す。また、「ω」は角周波数を示し、「k+1」は、信号変換手段によるサンプリングデータの時間軸上の位置kに対して1つ後の時間軸上の位置を示し、「k−1」は、上記kに対して1つ前の時間軸上の位置を示す。
Figure 2006300746
この構成によれば、濾波手段から出力される2つのディジタル交流データx[k],y[k]と、微分演算手段から出力される2つのディジタル交流データx’ [k],y’ [k]を用いて位相差演算手段によって入力される交流信号の位相差を正確に求めることができる。そのため、従来のように、基準波を発生させて位相差を求めていた構成に比して、検出精度をはるかに向上させることができる。また、高調波を除去するためのディジタルローパスフィルタを用いる必要がないため、高速に位相差を演算することができる。また、発振部やディジタルローパスフィルタ等を用いる必要がない結果、回路構成が容易となる。
また、上記信号処理装置において、前記信号変換手段によって2つの交流信号を変換する前に、当該2つの交流信号を所定の増幅度で増幅する増幅手段をさらに備えるとよい(請求項2)
本願発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。
以下、本願発明の好ましい実施の形態を、添付図面を参照して具体的に説明する。
図1は、本願発明に係る信号処理装置が適用される高周波電力供給システムの一例を示す図である。この高周波電力供給システムは、半導体ウェハや液晶基板等の被加工物に対して高周波電力を供給して、例えばプラズマエッチングといった加工処理を行うものである。この高周波電力供給システムは、高周波電源装置1、インピーダンス整合装置2及び負荷としてのプラズマチャンバー3で構成され、インピーダンス整合装置2とプラズマチャンバー3との間には、プラズマチャンバー3の入力端における高周波の電圧信号と電流信号とを測定する電圧/電流測定装置4が設けられ、この電圧/電流測定装置4に本実施形態に係る信号処理装置が適用される。
電圧/電流測定装置4は、図2に示すように、主としてアナログの交流電圧信号を検出する電圧検出部11aと、アナログの交流電流信号を検出する電流検出部11bとからなるアナログ信号処理部11と、このアナログ信号処理部11から出力されるアナログ信号(交流電圧信号と交流電流信号)をディジタル信号に変換して交流電圧信号の実効値Vrms、交流電流信号の実効値Irms、及び交流電圧信号と交流電流信号の位相差φを算出するディジタル信号処理部12とで構成されている。
ディジタル信号処理部12は、図3に示すように、アナログ信号処理部11から入力される交流信号を所定の増幅度で増幅するゲイン調整回路21a,21b、ゲイン調整回路21a,21bから入力されるアナログ信号をディジタル信号に変換するA/D変換部22、A/D変換部22から出力されるディジタルの交流信号から所望の周波数の交流信号を抽出するディジタルフィルタ部23、交流電圧信号の実効値Vrmsを演算する実効値演算回路24、交流電流信号の実効値Irmsを演算する実効値演算回路25、及び交流電圧信号と交流電流信号との間の位相差φを演算する位相差演算回路26により構成されている。
ゲイン調整回路21aは、アナログ信号処理部11の電圧検出部11aで検出された交流電圧信号Vを増幅するものであり、ゲイン調整回路21bは、アナログ信号処理部11の電流検出部11bで検出された交流電流信号Iを増幅するものである。なお、ゲイン調整回路21a,21bは、アナログ信号処理部11に含まれていてもよい。
電圧/電流測定装置4では、入力される交流信号がディジタル処理されるため、交流信号の入力レベルが小さいと、ディジタル処理における演算の精度が悪化することがある。そのため、本実施形態では、ゲイン調整回路21a,21bを設けることにより、低いレベルの交流信号が入力されても安定したディジタル処理を行い得るようにしている。
A/D変換部22は、交流電圧信号に対するA/D変換回路22aと交流電流信号に対するA/D変換回路22bを有している。また、ディジタルフィルタ部23は、交流電圧信号に対して所望の周波数の交流電圧信号を抽出するための適応型ディジタルフィルタ23aと、交流電流信号に対して所望の周波数の交流電流信号を抽出するための適応型ディジタルフィルタ23bとを有している。ここに所望の周波数とは、高周波電源装置6から出力される高周波電源の周波数で、例えば高周波電力供給システムに使用される13.56Hzの周波数である。
また、適応型ディジタルフィルタ23a,23bは、いわゆるIIR(infinite impulse response)ローパスフィルタからなり、入力されるディジタルの交流信号データのうち、所定の遮断周波数以上の周波数成分を除去するものであって、例えば図4に示す構成の、共振周波数foを所望の周波数に追従させることのできるディジタルフィルタである。適応型ディジタルフィルタ23aからは、交流電圧信号データ及び余弦信号データが出力され、適応型ディジタルフィルタ23bからは、交流電流信号データが出力される。
例えば、適応型ディジタルフィルタ23a,23bは、IIRフィルタからなるディジタルフィルタ31とこのディジタルフィルタの通過帯域の中心周波数を決定する係数aを制御する係数制御回路32とで構成され、ディジタルフィルタ31にディジタルデータ(サンプリングデータ)r[n]が入力される毎に、当該ディジタルデータのレベル値r[n]とディジタルフィルタから出力されるディジタルデータのレベル値x[n]との誤差e[n]=r[n]−x[n]が最小となるように係数a[n+1]を演算し、その演算結果を次のディジタルデータr[n+1]の入力の際にディジタルフィルタ31に設定することにより、ディジタルフィルタ31に入力される信号のうち、特定の単一周波数foの信号のみを濾波するものである。なお、係数aは、周波数との関係においてa=2r・cos(ω)が成立し、この係数aは、係数信号データとして位相差演算回路26に出力される。ここで、rは極座標で表したときの極半径を示す。
位相差演算回路26は、適応型ディジタルフィルタ23a,23bから出力される交流電圧信号データ、交流電流信号データ及び係数信号データから両交流信号の位相差を演算により求めるものである。
図5は、位相差演算回路26のブロック構成図である。位相差演算回路26は、2つの微分演算回路33,34と、算出演算回路35と、数式演算回路36とによって構成されている。
微分演算回路33は、交流電圧信号データx[k]を微分して交流電圧信号データx′[k]を出力するものである。微分演算回路34は、交流電流信号データy[k]を微分して交流電圧信号データy′[k]を出力するものである。算出演算回路35は、入力される係数信号データである係数aに基づいて1/[2sin(ω) ]を演算により求め、その値を各微分演算回路33,34に出力するものである。数式演算回路36は、微分演算回路33,34からの交流電圧信号データx′[k]及び交流電流信号データy′[k]に基づいて、下記に示す(13)、(14)式を演算するものである。
この構成によれば、微分演算回路33,34には、下式に示す交流電圧信号データx[k]及び交流電流信号データy[k]が入力される。
Figure 2006300746
ここで、A1は交流電圧信号の振幅値であり、A2は交流電流信号の振幅値である。また、「ω」は角周波数であり、「k」はA/D変換部22によるサンプリングデータの時間軸上の位置を示す。
次いで、微分演算回路33,34では、交流電圧信号データx[k]及び交流電流信号データy[k]に基づいて各交流信号データにおける直交成分x′[k],y′[k]が以下の演算式(11)、(12)により求められる。このとき、算出演算回路35においては、上述した係数a=2r・cos(ω)に基づいて、cos(ω)がcos(ω)=a/2rの演算式によって求められる。そして、このcos(ω)に基づいて1/[2sin(ω) ]の値が演算により求められ、その値が各微分演算回路33,34に出力される。すなわち、sin(ω)は、√[1−cos2(ω)]によって算出することができる。
Figure 2006300746
ここで、「k+1」は、図6に示すように、A/D変換部22によるサンプリングデータの時間軸上の位置kに対して1つ後の時間軸上の位置を示し、「k−1」は、上記kに対して1つ前の時間軸上の位置を示す。
そして、各交流信号データにおける直交成分x′[k],y′[k]は、数式演算回路36に入力され、下記に示す演算式(13)、(14)に基づく演算が行われることにより、cos(φ),sin(φ)の位相差データp[k],q[k]がそれぞれ求められる。このようにして、位相差Φが求められる。なお、数式演算回路36は、tan(φ)を出力するようにして、tan(φ)から位相差φを求めるようにしてもよい。
Figure 2006300746
なお、cos(φ),sin(φ)は、以下のようにして求められる。ここでは、アナログ信号として正弦波x(θ),y(θ)を考えると、x(θ),yx(θ)は以下の(15)、(16)式で表される。
Figure 2006300746
ここで、x(θ),y(θ)を微分した値x′(θ),y′(θ)は、は、それぞれ以下の(17)、(18)式で表される。
Figure 2006300746
また、α=θ、β=θ−φとすると、α−β=φとなる。そのため、sin(φ) ,cos(φ) は、それぞれ以下の(19)、(20)式で表される。
Figure 2006300746
そして、(15)〜(18)式を変形してそれぞれ(19)式、(20)式に代入すると、sin(φ) ,cos(φ) は、それぞれ以下の(21)、(22)式で表される。
Figure 2006300746
このように、位相差演算回路26では、入力される交流電圧信号及び交流電流信号がディジタル処理され、上記した演算式を用いて交流電圧信号と交流電流信号との位相差φを求めることができるので、位相差φを正確にかつ高速に位相差を正確に求めることができる。そのため、従来のように、基準波を発生させて位相差を求めていた構成に比して、検出精度をはるかに向上させることができる。また、高調波を除去するためのディジタルローパスフィルタを用いる必要がないため、高速に位相差を演算することができる。また、位相差演算回路26において、発振部やディジタルローパスフィルタ等を用いる必要がない結果、回路構成が容易となる。
図3に示す電圧/電流測定装置4によれば、アナログ信号処理部11の電圧検出部11aによりプラズマチャンバー3の入力端における高周波電源の交流電圧信号が検出され、所定のアナログ信号処理(不要なノイズを除去するフィルタリング処理等)が行われた後、ディジタル信号処理部12に入力される。ディジタル信号処理部12では、ゲイン調整回路21aによりレベル調整が行われ、A/D変換回路22aによりアナログの電圧信号がディジタルの電圧信号(サンプリングデータ)に変換された後、適応型ディジタルフィルタ23aで所望の周波数(この例では、13.56MHz)の電圧信号が抽出され、その電圧信号が実効値演算回路24と位相差演算回路26に入力される。
また、アナログ信号処理部11の電流検出部81aによりプラズマチャンバー3の入力端における高周波電源の交流電流信号が検出され、上述と同様の所定のアナログ信号処理が行われた後、ディジタル信号処理部12に入力される。ディジタル信号処理部12では、ゲイン調整回路21bによりレベル調整が行われ、A/D変換回路22bによりアナログの電流信号がディジタルの電流信号(サンプリングデータ)に変換された後、適応型ディジタルフィルタ23bで所望の周波数(この例では、13.56MHz)の電流信号のみが抽出され、その電流信号が実効値演算回路25と位相差演算回路26に入力される。
そして、実効値演算回路24で、上述したディジタル信号処理により周波数13.56MHzの交流電圧信号Vの実効値Vrmsを示すディジタルデータが生成され、外部に出力される。同様に実効値演算回路25で、上述したディジタル信号処理により周波数13.56MHzの交流電流信号Iの実効値Irmsを示すディジタルデータが生成され、外部に出力される。また、位相差演算回路26により交流電圧信号Vと交流電流信号Iとの位相差φが演算され、その演算値を示すディジタルデータが生成され、外部に出力される。
もちろん、この発明の範囲は上述した実施の形態に限定されるものではない。
本願発明に係る信号処理装置が適用される高周波電力供給システムの構成図である。 電圧/電流測定装置の基本構成を示すブロック図である。 電圧/電流測定装置におけるディジタル信号処理部の基本構成を示すブロック図である。 ディジタルフィルタの構成の一例を示す図である。 位相差演算回路のブロック構成を示す図である。 サンプリングデータの時間軸上の位置を説明するための図である。 従来の位相差検出装置の構成を示す図である。
符号の説明
1 高周波電源装置
2 インピーダンス整合装置
3 プラズマチャンバー
4 電圧/電流測定回路
11 アナログ処理回路
12 ディジタル処理回路
21a,21b ゲイン調整回路
22 A/D変換部
23 ディジタルフィルタ部
26 位相差演算回路

Claims (2)

  1. 入力される2つのアナログの交流信号を所定のディジタル信号処理を行って2つの交流信号の位相差を算出する信号処理装置であって、
    前記2つの交流信号をそれぞれ予め設定された所定の周期でサンプリングし、各サンプリングのレベル値を示すディジタル交流データに変換する信号変換手段と、
    前記信号変換手段から出力される2つのディジタル交流データからそれぞれ予め設定された所定の周波数のディジタル交流データx[k],y[k]を濾波する適応型ディジタルフィルタからなる濾波手段と、
    前記濾波手段から出力される所定の周波数の2つのディジタル交流データx[k],y[k]を用いて下記(1)〜(4)式により前記ディジタル交流データを微分した2つのディジタル交流データx’ [k],y’ [k]を演算する微分演算手段と、
    前記濾波手段から出力される2つのディジタル交流データx[k],y[k]と、前記微分演算手段から出力される2つのディジタル交流データx’ [k],y’ [k]を用いて、下記(5),(6)式により前記2つのディジタル交流データx[k],y[k]の位相差φを演算する位相差演算手段と、
    を備えることを特徴とする、信号処理装置。
    Figure 2006300746
    ここで、「A1」,「A2」は各交流信号の振幅値を示す。また、「ω」は角周波数を示し、「k+1」は、信号変換手段によるサンプリングデータの時間軸上の位置kに対して1つ後の時間軸上の位置を示し、「k−1」は、上記kに対して1つ前の時間軸上の位置を示す。
    Figure 2006300746
  2. 前記信号変換手段によって2つの交流信号を変換する前に、当該2つの交流信号を所定の増幅度で増幅する増幅手段をさらに備える、請求項1に記載の信号処理装置。
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