JP2006299844A - 動力伝達機構の制御方法 - Google Patents

動力伝達機構の制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2006299844A
JP2006299844A JP2005119322A JP2005119322A JP2006299844A JP 2006299844 A JP2006299844 A JP 2006299844A JP 2005119322 A JP2005119322 A JP 2005119322A JP 2005119322 A JP2005119322 A JP 2005119322A JP 2006299844 A JP2006299844 A JP 2006299844A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
generator
endless belt
engine
torque
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005119322A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4405424B2 (ja
Inventor
Shigeru Aoki
滋 青木
Kazuma Okuda
一眞 奥田
Yoichi Nakahara
洋一 中原
Tadashi Fujiwara
藤原  正
Yasuyuki Komatsu
康幸 小松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2005119322A priority Critical patent/JP4405424B2/ja
Publication of JP2006299844A publication Critical patent/JP2006299844A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4405424B2 publication Critical patent/JP4405424B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/40Engine management systems

Abstract

【課題】 モータ・ジェネレータで無端ベルトを介してエンジンを始動する際に、無端ベルトのスリップを阻止し、かつ始動の応答性の低下を防止する。
【解決手段】 エンジン始動指令に基づいてモータ・ジェネレータ15が逆トルクを発生してクランクシャフト下流区間28bの無端ベルト28に緩みを生じさせ、この緩みをオートテンショナ17が消滅させて無端ベルト28の張力を増加させると、モータ・ジェネレータ15が正トルクを発生してエンジンEを始動する。逆トルクの発生の終了後にトルク出力休止時間を介して正トルクを発生させることで、無端ベルト28の減衰振動的張力変動のピーク値が過大になるのを防止して無端ベルト28のスリップを抑制することができる。しかも無端ベルト28の張力変動が収まってからモータ・ジェネレータ15に正トルクを発生させる必要がないので、エンジン始動の応答性が低下することもない。
【選択図】 図4

Description

本発明は、エンジンのクランクシャフトに設けたクランクプーリとモータ・ジェネレータに設けたモータ・ジェネレータプーリとに無端ベルトを巻き掛け、この無端ベルトの張力をオートテンショナで調整してスリップの発生を防止しながら、モータ・ジェネレータをモータとして機能させてエンジンの始動を行う動力伝達機構の制御方法に関する。
モータ・ジェネレータで無端ベルトを介してエンジンのクランクシャフトをクランキングする際に、無端ベルトの張力が不足してスリップが発生するのを防止すべく、モータ・ジェネレータに所定時間逆トルクを発生させて無端ベルトの一部を緩め、その緩みをオートテンショナで消滅させて無端ベルトの張力を高めた後に、モータ・ジェネレータに正トルクを発生させてエンジンを始動するものが、下記特許文献1により公知である。
特開2003−314322号公報
ところで、無端ベルトの張力を増加させるべくモータ・ジェネレータに逆トルクを発生させると、後から実施例で詳述するように、逆トルクの発生を終了した直後に無端ベルトの張力が減衰振動的に変動するため、逆トルクの発生の終了と同時にモータ・ジェネレータに正トルクを発生させてクランクシャフトをクランキングすると、無端ベルトの張力が一時的に過大になってスリップが発生してしまい、エンジンの安定した始動が困難になる問題がある。
これを回避するには、無端ベルトの張力の減衰振動的な変動が収束した後に、モータ・ジェネレータに正トルクを発生させてクランクシャフトをクランキングすれば良いが、そのようにするとエンジンの始動に遅れが生じて応答性が低下するという新たな問題が発生してしまう。
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、モータ・ジェネレータで無端ベルトを介してクランクシャフトをクランキングする際に、無端ベルトのスリップを阻止し、かつ応答性の低下を招くことなく確実にエンジンを始動できるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明によれば、エンジンの始動時にはスタータモータとして機能してエンジンの始動後にはジェネレータとして機能するモータ・ジェネレータの回転軸に設けたモータ・ジェネレータプーリと、エンジンのクランクシャフトに設けたクランクプーリと、補機の回転軸に設けた補機プーリと、モータ・ジェネレータプーリ、クランクプーリおよび補機プーリに巻き掛けた無端ベルトと、無端ベルトに張力を付与するオートテンショナとを備え、無端ベルトは、エンジンの通常運転時における回転方向を基準にしてモータ・ジェネレータプーリの下流かつクランクプーリの上流であるモータ・ジェネレータ下流区間と、モータ・ジェネレータプーリの上流かつクランクプーリの下流であるクランクシャフト下流区間とを有し、前記クランクシャフト下流区間でオートテンショナが無端ベルトに張力を付与する動力伝達機構の制御方法であって、エンジンの停止時に停止しているクランクシャフトをモータ・ジェネレータの駆動力でクランキングして始動する始動指令を出力する第1工程と、前記始動指令に基づいてモータ・ジェネレータがエンジンのクランキング方向と逆方向のトルクを発生して前記クランクシャフト下流区間の無端ベルトに緩みを生じさせ、この緩みをオートテンショナで消滅させる第2工程と、モータ・ジェネレータがエンジンのクランキング方向のトルクを発生してエンジンを始動する第3工程とを備えたものにおいて、前記第2工程および前記第3工程の間に、モータ・ジェネレータがトルクを発生しないトルク出力休止時間を設けたことを特徴とする動力伝達機構の制御方法が提案される。
また請求項2に記載された発明によれば、請求項1の構成に加えて、前記トルク出力休止時間の終了時期は、モータ・ジェネレータが前記逆方向のトルクの発生を終了した後の無端ベルトの張力の減衰振動的変動に応じて設定されることを特徴とする動力伝達機構の制御方法が提案される。
また請求項3に記載された発明によれば、請求項2の構成に加えて、前記トルク出力休止時間の終了時期は、前記無端ベルトの張力の減衰振動的変動が極小となる時期に一致するように設定されることを特徴とする動力伝達機構の制御方法が提案される。
また請求項4に記載された発明によれば、請求項1〜請求項3の何れか1項の構成に加えて、前記第1工程と同時に、もしくは前記第1工程後で前記第2工程前に、オートテンショナの作動方向を無端ベルトの緩みを消滅させる方向にのみ限定する工程を備えたことを特徴とする動力伝達機構の制御方法が提案される。
尚、実施例の空調用コンプレッサ13およびウオータポンプ14は本発明の補機に対応し、実施例の空調用コンプレッサプーリ21およびウオータポンププーリ23は本発明の補機プーリに対応する。
請求項1の構成によれば、エンジンの停止時に停止しているクランクシャフトをモータ・ジェネレータの駆動力でクランキングしてエンジンを始動する始動指令を出力すると、その始動指令に基づいてモータ・ジェネレータがエンジンのクランキング方向と逆方向のトルクを発生してクランクシャフト下流区間の無端ベルトに緩みを生じさせ、この緩みをオートテンショナが消滅させて無端ベルトの張力を増加させると、モータ・ジェネレータがエンジンのクランキング方向のトルクを発生してエンジンを始動する。モータ・ジェネレータがエンジンのクランキング方向と逆方向のトルクの発生を終了したときにクランクシャフト下流区間の無端ベルトに減衰振動的な張力変動が発生するため、前記逆方向のトルクの発生の終了と同時にモータ・ジェネレータが正方向のトルクを発生すると、無端ベルトの減衰振動的な張力変動のピーク値が過大になって無端ベルトにスリップが発生する可能性がある。しかしながら、前記逆方向のトルクの発生の終了後にトルク出力休止時間を介してモータ・ジェネレータに正方向のトルクを発生させることで、無端ベルトの張力変動のピーク値が過大になるのを防止して無端ベルトのスリップを抑制することができる。しかも無端ベルトの張力変動が収まってからモータ・ジェネレータに正方向のトルクを発生させる必要がないので、エンジン始動の応答性が低下することもない。
請求項2の構成によれば、トルク出力休止時間が終了してモータ・ジェネレータが正トルクを発生する時期を、無端ベルトの張力の減衰振動的変動に応じて設定したので、無端ベルトの張力の減衰振動的変動のピーク値を低減して無端ベルトのスリップを確実に防止することができる。
請求項3の構成によれば、トルク出力休止時間が終了してモータ・ジェネレータが正トルクを発生する時期を、無端ベルトの張力の減衰振動的変動が極小となる時期に一致させたので、無端ベルトの張力の減衰振動的変動のピーク値を効果的に低減して無端ベルトのスリップを一層確実に防止することができる。
請求項4の構成によれば、第1工程と同時に、もしくは第1工程後および第2工程前の間に、オートテンショナの作動方向を無端ベルトの緩みを消滅させる方向にのみ限定するので、より確実に無端ベルトの緩みを消滅させて張力を増加させることで該無端ベルトの暴れを抑制することができる。
以下、本発明の実施の形態を、添付の図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
図1〜図8は本発明の一実施例を示すもので、図1はハイブリッド車両用のエンジンの正面図、図2は図1の2部拡大断面図、図3はエンジン始動時の制御を説明するタイムチャート、図4は図1に対応する模式図、図5はモータ・ジェネレータに逆トルクのみを発生させた場合のクランクシャフト下流区間の張力の振動波形を示すタイムチャート、図6はモータ・ジェネレータが逆トルクの発生を終了するのと同時に正トルクを発生させた場合のクランクシャフト下流区間の張力の振動波形を示すタイムチャート、図7はモータ・ジェネレータが逆トルクの発生を終了した後、張力の振動波形の最初のボトムに合わせて正トルクを発生させた場合のクランクシャフト下流区間の張力の振動波形を示すタイムチャート、図8はモータ・ジェネレータが逆トルクの発生を終了した後、張力の振動波形の2番目のボトムに合わせて正トルクを発生させた場合のクランクシャフト下流区間の張力の振動波形を示すタイムチャートである。
図1に示すように、ハイブリッド車両用のエンジンEはエンジンブロック11の側面に取り付けた補機ブラケット12を備えており、補機ブラケット12に空調用コンプレッサ13、ウオータポンプ14、モータ・ジェネレータ15、アイドラプーリ16およびオートテンショナ17が支持される。エンジンEのクランクシャフト18に設けたクランクプーリ19と、空調用コンプレッサ13の回転軸20に設けた空調用コンプレッサプーリ21と、ウオータポンプ14の回転軸22に設けたウオータポンププーリ23と、モータ・ジェネレータ15の回転軸24に設けたモータ・ジェネレータプーリ25と、回転軸26に設けた前記アイドラプーリ16と、オートテンショナ17に設けたテンショナプーリ27とに無端ベルト28が巻き掛けられる。クランクプーリ19、空調用コンプレッサプーリ21、ウオータポンププーリ23、モータ・ジェネレータプーリ25、アイドラプーリ16およびテンショナプーリ27の回転方法は矢印で示される。
オートテンショナ17は伸縮自在なテンショナ本体29を備えており、その上端が支点ピン30を介して補機ブラケット12に枢支される。補機ブラケット12には支点ピン31を介してベルクランク32の中間部が枢支されており、ベルクランク32の一端部がピン33を介してテンショナ本体29の下端に枢支され、ベルクランク32の他端部に回転軸34を介して前記テンショナプーリ26が枢支される。
エンジン回転数を検出するエンジン回転数センサ35と、モータ・ジェネレータ15の回転数を検出するモータ・ジェネレータ回転数センサ36と、オートテンショナ17のテンショナ本体29の伸縮位置を検出するストロークセンサ37とからの信号が入力される電子制御ユニットUは、燃料噴射弁38の燃料噴射量と、点火プラグ39の点火時期と、モータコントローラ40およびインバータ41を介してのモータ・ジェネレータ15の作動と、オートテンショナ17のテンショナ本体29の収縮のロックとを制御する。エンジンEの運転時にモータ・ジェネレータ15はジェネレータとして機能して発電あるいは回生制動を司り、エンジンEの停止後にモータ・ジェネレータ15はスタータモータとして機能してエンジンEを再始動し、車両の加速時にモータ・ジェネレータ15はアシストモータとして機能してエンジンEをアシストする。
無端ベルト28は、エンジンEの通常運転時あるいはクランキング時における回転方向を基準にして、モータ・ジェネレータプーリ25の下流かつクランクプーリ19の上流であるモータ・ジェネレータ下流区間28a(図4に鎖線で図示)と、モータ・ジェネレータプーリ25の上流かつクランクプーリ19の下流であるクランクシャフト下流区間28b(図4に破線で図示)とを有し、前記クランクシャフト下流区間28bにオートテンショナ17が配置される。
図2に示すように、オートテンショナ17のテンショナ本体29は、補機ブラケット12に接続されるアッパーハウジング51の内周面に、ベルクランク32に接続されるロアハウジング52の外周面を摺動自在に嵌合させてなり、ロアハウジング52に一体に形成したシリンダ53にアッパーハウジング51に一体に形成したピストン54が摺動自在に嵌合する。シリンダ53およびピストン54によって区画された第1液室55と、シリンダ53の外側に区画された第2液室56とがロアハウジング52に形成した第1連通路57および第2連通路58を介して接続されており、第1液室55の全部および第2液室56の一部に液体が封入される。テンショナ本体29が収縮すると第1液室55の容積が縮小し、テンショナ本体29が伸長すると第1液室55の容積が拡大する。
アッパーハウジング51およびロアハウジング52は第2液室56に収納したスプリング59で相互に離反する方向(つまりテンショナ本体29が伸長する方向)に付勢されており、このスプリング59の弾発力はテンショナプーリ27を無端ベルト28に押し付けて張力を付与する方向に作用する。
第1連通路57には円錐状の弁座60および球状の弁体61よりなるチェック弁62が設けられており、このチェック弁62によって第1液室55から第2液室56への液体の移動が阻止され、その逆方向の液体の移動が許容される。第2連通路58には、円錐状の弁座63に向けて球状の弁体64をスプリング65で付勢した制御弁66と、絞り67とが設けられる。制御弁66の開閉を制御するアクチュエータ68は、ソレノイド69と、ソレノイド69により作動するアマチュア70と、アマチュア70と一体に設けられた押圧ロッド71と、アマチュア70を付勢するスプリング72とからなる。
アクチュエータ68のソレノイド69を消磁すると、スプリング72の弾発力でアマチュア70が左動して押圧ロッド71が弁体64を弁座63から離反させ、制御弁66は強制的に開弁状態に保持される。従って、ソレノイド69の消磁状態では、開弁状態にある制御弁66を介して第1液室55および第2液室56間の双方向への液体の移動が許容される。一方、ソレノイド69を励磁すると、アマチュア70と共に押圧ロッド71が右動して弁体64が弁座63に着座し、制御弁66はチェック弁として機能する。従って、ソレノイド69の励磁状態では、第1液室55から第2液室56への液体の移動が阻止されてテンショナ本体29が収縮不能にロックされ、第2液室56から第1液室55への液体の移動が許容されてテンショナ本体29が伸長可能となる。
次に、上記構成を備えた本発明の実施例の作用を説明する。
エンジンEの通常の運転時に制御弁66のアクチュエータ68のソレノイド69は消磁状態にあり、アマチュア70および押圧ロッド71がスプリング72の弾発力で左動して弁体64が弁座63から離反することで、制御弁66は強制的に開弁状態に保持される。
オートテンショナ17の位置での無端ベルト28の張力は、エンジンEが加速すると減少し、エンジンEが減速すると増加する。また前記無端ベルト28の張力は、空調用コンプレッサ13、ウオータポンプ14あるいはモータ・ジェネレータ15の負荷が増加すると減少し、前記負荷が減少すると増加する。
このようにして無端ベルト28の張力が増加しようとすると、無端ベルト28からテンショナプーリ27に作用する荷重がベルクランク32を介してオートテンショナ17のテンショナ本体29に伝達され、テンショナ本体29を収縮させようとする。その結果、スプリング59の弾発力に抗してアッパーハウジング51の内部にロアハウジング52が押し込まれて第1液室55の容積が減少し、チェック弁62が閉弁して第1連通路57が閉塞されることから、第1液室55内の液体は第2連通路58の開弁した制御弁66および絞り67を通過して第2液室56にゆっくりと流入し、無端ベルト28の張力の増加が抑制される。その際に液体が絞り67を通過することで減衰力が発生する。
一方、無端ベルト28の張力が減少しようとすると、無端ベルト28からテンショナ本体29に伝達される荷重が減少するため、スプリング59の弾発力でアッパーハウジング51の内部からロアハウジング52が押し出されて第1油室55の容積が増加する。このとき、チェック弁62が開弁して第1連通路57が開放されるため、第2液室56内の液体が第1連通路57を経て第1液室55に流入し、テンショナ本体29が伸長して無端ベルト28の張力の減少が抑制される。その際に、第2液室56内の液体の一部が第2連通路58の絞り67を経て第1液室55に流入するが、第2液室56内の液体の大部分は絞りが設けられていない第1連通路57を経て第1液室55に速やかに移動し、テンショナ本体29が伸長する応答性が高められる。
このように、無端ベルト28の張力が増減しようとすると、それを補償するようにオートテンショナ17のテンショナ本体29が伸縮することにより、無端ベルト28の張力を略一定に保持して安定した動力伝達を可能にすることができる。
ところで、ハイブリッド車両のエンジンEの始動は、通常はジェネレータとして機能するモータ・ジェネレータ15をスタータモータとして機能させることで行われる。
エンジンEを始動すべくモータ・ジェネレータ15を駆動してモータ・ジェネレータプーリ25を矢印方向に回転させると、オートテンショナ17の位置で無端ベルト28の張力が急激に増加し、テンショナ本体29が一旦急激に収縮した後にスプリング59の弾発力で急激に伸長するため、無端ベルト28が暴れて動力伝達が不安定になる虞がある。そこで、エンジンEの始動に先立って、予め無端ベルト28の張力を増加させた状態で制御弁66のアクチュエータ68のソレノイド69を励磁して押圧ロッド71を右動させ、弁体64を弁座63着座可能にして制御弁66をチェック弁として機能させる。その結果、チェック弁62および制御弁66の両方に阻止されて第1液室55内の液体が密封されるため、テンショナ本体29は収縮不能にロックされて前記無端ベルト28の暴れが防止される。
次に、エンジンEの始動時の制御を、図3のタイムチャートに基づいて説明する。
エンジンEの始動条件が成立して始動指令が出力されると、アクチュエータ68のソレノイド69を励磁して制御弁66をチェック弁として機能可能にし、オートテンショナ17のテンショナ本体29を収縮不能にロックする。このときオートテンショナ17は自由に伸長可能な状態にある。前記始動指令の出力と同時にモータ・ジェネレータ15に所定時間だけ逆トルクを発生させると、停止したクランクプーリ19と逆トルクを発生するモータ・ジェネレータプーリ25との間に存在する無端ベルト28のクランクシャフト下流区間28b(図4に破線で図示)の張力が減少するため、そこに配置されたオートテンショナ17のテンショナ本体29がスプリング59の弾発力で伸長する。このようにして一旦伸長したテンショナ本体29は収縮不能にロックされるため、無端ベルト28の張力は増加することになる。
モータ・ジェネレータ15が逆トルクの発生を終了してから所定のトルク出力休止時間が経過したとき、今度はモータ・ジェネレータ15に正トルクを発生させると、張力を高められた無端ベルト28によってクランクシャフト18がクランキングされ、エンジンEが始動する。エンジン回転数が所定値に達して完爆が確認されると、モータ・ジェネレータ15の正トルクの出力を停止するとともに、アクチュエータ68のソレノイド69を消磁してオートテンショナ17のテンショナ本体29を伸縮可能に復帰させる。
モータ・ジェネレータ15が逆トルクの発生を終了してから正トルクの発生を開始するまでの間に、逆トルクも正トルクも発生しないトルク出力休止時間を設けることが本発明の要点であり、以下その理由を説明する。
図5において、モータ・ジェネレータ15が所定時間逆トルクを発生して無端ベルト28のクランクシャフト下流区間28b(図4に破線で図示)を緩めると、オートテンショナ17が即座に伸長することで、クランクシャフト下流区間28bの張力はオートテンショナ17のスプリング59によって決まる設定張力に維持される。その間、モータ・ジェネレータ15が発生する逆トルクにより引っ張られた無端ベルト28のモータ・ジェネレータ下流区間28a(図4に鎖線で図示)の張力は、クランクシャフト下流区間28bの張力よりも高くなる。その結果、モータ・ジェネレータ15が逆トルクの発生を終えたとき、張力が低いクランクシャフト下流区間28bと張力が高いモータ・ジェネレータ下流区間28aとの張力差によって、クランクシャフト下流区間28bの張力が一時的に跳ね上がった後に振動的に減衰し、その振動が収まったときにクランクシャフト下流区間28bの張力は設定張力よりもオートテンショナ17の伸びに相当する分だけ高くなる。
図6は、モータ・ジェネレータ15が逆トルクの発生を終えた直後に、トルク出力休止時間T1=0として正トルクを発生させた場合を示している。図中のAは、モータ・ジェネレータ15が正トルクを発生しない場合の、無端ベルト28のクランクシャフト下流区間28bのピーク張力を示している(図5参照)。モータ・ジェネレータ15が正トルクを発生すると無端ベルト28の張力が増加するため、張力の振動波形の最初のピークにおいて最大張力A+Bがクランクシャフト下流区間28bに発生することになる。このように、エンジンEを始動すべくモータ・ジェネレータ15が発生する正トルクにより張力が過剰な最大張力A+Bに達すると、その過剰な張力により無端ベルト28にスリップが発生してエンジンEのスムーズな始動が阻害される虞がある。但し、トルク出力休止時間が存在しないためにエンジンEのクランキングの開始に遅れが生じることがなく、始動の応答性は優れている。
図7は、モータ・ジェネレータ15が逆トルクの発生を終えてから、トルク出力休止時間T2を置いて正トルクを発生させた場合を示している。トルク出力休止時間T2の終了時期は、クランクシャフト下流区間28bの張力の振動波形の最初のボトムに設定しており、その具体的な長さは、例えば10msecである。この場合には、モータ・ジェネレータ15が発生する正トルクによる張力の増加分はCとなり、A+Cの最大張力がクランクシャフト下流区間28bに発生することになる。張力の増加分Cは図6における張力の増加分Bよりも大幅に小さくなるため、過剰な張力による無端ベルト28にスリップを抑制することができる。しかも、モータ・ジェネレータ15が正トルクを発生するまでのトルク出力休止時間は僅かに10msecで済むため、張力の振動が収まってからモータ・ジェネレータ15に正トルクを発生させてクランキングを開始する場合に比べて、始動の応答性は大幅に向上する。
図8は、モータ・ジェネレータ15が逆トルクの発生を終えてから、トルク出力休止時間T3を置いて正トルクを発生させた場合を示している。トルク出力休止時間T3の終了時期は、クランクシャフト下流区間28bの張力の振動波形の2番目のボトムに設定しており、その具体的な長さは、例えば20msecである。この場合には、モータ・ジェネレータ15が発生する正トルクによる張力の増加分はDとなり、A+Dの最大張力がクランクシャフト下流区間28bに発生することになる。張力の増加分Dは図7における張力の増加分Cよりも更に小さくなるため、過剰な張力による無端ベルト28にスリップを抑制することができる。しかも、モータ・ジェネレータ15が正トルクを発生するまでのトルク出力休止時間は僅かに20msecで済むため、張力の振動が収まってからモータ・ジェネレータ15に正トルクを発生させてクランキングを開始する場合に比べて、始動の応答性は大幅に向上する。
以上のように、モータ・ジェネレータ15が逆トルクの発生を終えてから正トルクの発生を開始するまでのトルク出力休止時間を長くするほど、クランクシャフト下流区間28bの最大張力が増加分が小さくなるので、無端ベルト28の滑りタフネスを向上させることができる。しかしながら、トルク出力休止時間を極端に長くするとエンジン始動の応答性が低下することになる。そこで、図8で説明したように、モータ・ジェネレータ15が正トルクを発生するタイミングを、無端ベルト28のクランクシャフト下流区間28bの張力の振動波形の2番目のボトムに設定すると、無端ベルト28のスリップの抑制とエンジン始動の応答性とを最も効果的に両立させることができる。
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である。
例えば、実施例ではエンジン始動指令の出力と同時に、ソレノイド69を励磁してオートテンショナ17を収縮不能にロックし、かつモータ・ジェネレータ15に逆トルクを発生させているが、図9に示すようにソレノイド69を励磁してオートテンショナ17を収縮不能にロックしてから、所定時間T0後にモータ・ジェネレータ15に逆トルクを発生させても良い。
この場合、エンジン始動指令の出力と同時にオートテンショナ17を収縮不能にロックする代わりに、エンジン始動指令の出力からモータ・ジェネレータ15が逆トルクを発生するまでの間の任意の時点でオートテンショナ17を収縮不能にロックしても良い。
ハイブリッド車両用のエンジンの正面図 図1の2部拡大断面図 エンジン始動時の制御を説明するタイムチャート 図1に対応する模式図 モータ・ジェネレータに逆トルクのみを発生させた場合のクランクシャフト下流区間の張力の振動波形を示すタイムチャート モータ・ジェネレータが逆トルクの発生を終了するのと同時に正トルクを発生させた場合のクランクシャフト下流区間の張力の振動波形を示すタイムチャート モータ・ジェネレータが逆トルクの発生を終了した後、張力の振動波形の最初のボトムに合わせて正トルクを発生させた場合のクランクシャフト下流区間の張力の振動波形を示すタイムチャート モータ・ジェネレータが逆トルクの発生を終了した後、張力の振動波形の2番目のボトムに合わせて正トルクを発生させた場合のクランクシャフト下流区間の張力の振動波形を示すタイムチャート オートテンショナのロック時期を異ならせた実施例を示す、前記図3に対応するタイムチャート
符号の説明
13 空調用コンプレッサ(補機)
14 ウオータポンプ(補機)
15 モータ・ジェネレータ
17 オートテンショナ
18 クランクシャフト
19 クランクプーリ
21 空調用コンプレッサプーリ(補機プーリ)
23 ウオータポンププーリ(補機プーリ)
25 モータ・ジェネレータプーリ
28 無端ベルト
28a モータ・ジェネレータ下流区間
28b クランクシャフト下流区間
E エンジン
T2 トルク出力休止時間
T3 トルク出力休止時間

Claims (4)

  1. エンジン(E)の始動時にはスタータモータとして機能してエンジン(E)の始動後にはジェネレータとして機能するモータ・ジェネレータ(15)の回転軸に設けたモータ・ジェネレータプーリ(25)と、エンジン(E)のクランクシャフト(18)に設けたクランクプーリ(19)と、補機(13,14)の回転軸に設けた補機プーリ(21,23)と、モータ・ジェネレータプーリ(25)、クランクプーリ(19)および補機プーリ(21,23)に巻き掛けた無端ベルト(28)と、無端ベルト(28)に張力を付与するオートテンショナ(17)とを備え、
    無端ベルト(28)は、エンジン(E)の通常運転時における回転方向を基準にしてモータ・ジェネレータプーリ(25)の下流かつクランクプーリ(19)の上流であるモータ・ジェネレータ下流区間(28a)と、モータ・ジェネレータプーリ(25)の上流かつクランクプーリ(19)の下流であるクランクシャフト下流区間(28b)とを有し、前記クランクシャフト下流区間(28b)でオートテンショナ(17)が無端ベルト(28)に張力を付与する動力伝達機構の制御方法であって、
    エンジン(E)の停止時に停止しているクランクシャフト(18)をモータ・ジェネレータ(15)の駆動力でクランキングして始動する始動指令を出力する第1工程と、
    前記始動指令に基づいてモータ・ジェネレータ(15)がエンジン(E)のクランキング方向と逆方向のトルクを発生して前記クランクシャフト下流区間(28b)の無端ベルト(28)に緩みを生じさせ、この緩みをオートテンショナ(17)で消滅させる第2工程と、
    モータ・ジェネレータ(15)がエンジン(E)のクランキング方向のトルクを発生してエンジン(E)を始動する第3工程とを備えたものにおいて、
    前記第2工程および前記第3工程の間に、モータ・ジェネレータ(15)がトルクを発生しないトルク出力休止時間(T2,T3)を設けたことを特徴とする動力伝達機構の制御方法。
  2. 前記トルク出力休止時間(T2,T3)の終了時期は、モータ・ジェネレータ(15)が前記逆方向のトルクの発生を終了した後の無端ベルト(28)の張力の減衰振動的変動に応じて設定されることを特徴とする、請求項1に記載の動力伝達機構の制御方法。
  3. 前記トルク出力休止時間(T2,T3)の終了時期は、前記無端ベルト(28)の張力の減衰振動的変動が極小となる時期に一致するように設定されることを特徴とする、請求項2に記載の動力伝達機構の制御方法。
  4. 前記第1工程と同時に、もしくは前記第1工程後で前記第2工程前に、オートテンショナ(17)の作動方向を無端ベルト(28)の緩みを消滅させる方向にのみ限定する工程を備えたことを特徴とする、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の動力伝達機構の制御方法。
JP2005119322A 2005-04-18 2005-04-18 動力伝達機構の制御方法 Expired - Fee Related JP4405424B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005119322A JP4405424B2 (ja) 2005-04-18 2005-04-18 動力伝達機構の制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005119322A JP4405424B2 (ja) 2005-04-18 2005-04-18 動力伝達機構の制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006299844A true JP2006299844A (ja) 2006-11-02
JP4405424B2 JP4405424B2 (ja) 2010-01-27

Family

ID=37468453

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005119322A Expired - Fee Related JP4405424B2 (ja) 2005-04-18 2005-04-18 動力伝達機構の制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4405424B2 (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100960985B1 (ko) 2008-05-02 2010-06-03 지엠대우오토앤테크놀로지주식회사 크랭크 풀리
CN102865173A (zh) * 2011-07-04 2013-01-09 现代自动车株式会社 皮带驱动的电起动机系统
JP5366834B2 (ja) * 2008-02-06 2013-12-11 武茂 下ノ原 発電装置
JP2015117588A (ja) * 2013-12-17 2015-06-25 株式会社デンソー 伝動システム
JP2015117587A (ja) * 2013-12-17 2015-06-25 株式会社デンソー 伝動システム
JP2015137587A (ja) * 2014-01-22 2015-07-30 株式会社日本自動車部品総合研究所 エンジン始動装置及びエンジン始動方法
DE102015215344A1 (de) * 2015-08-12 2017-02-16 Ford Global Technologies, Llc Spanneinrichtung für ein Umschlingungsgetriebe einer Brennkraftmaschine
US10001104B2 (en) 2014-12-05 2018-06-19 Denso Corporation Control apparatus for internal combustion engine
CN109209633A (zh) * 2017-06-30 2019-01-15 株式会社久保田 工业用混合动力发动机
WO2019053762A1 (ja) * 2017-09-12 2019-03-21 日産自動車株式会社 内燃機関の再始動スタンバイ制御方法および再始動スタンバイ制御装置

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2507985B (en) * 2012-11-15 2018-06-13 Ford Global Tech Llc A method for controlling an engine drive belt tensioner system

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5366834B2 (ja) * 2008-02-06 2013-12-11 武茂 下ノ原 発電装置
KR100960985B1 (ko) 2008-05-02 2010-06-03 지엠대우오토앤테크놀로지주식회사 크랭크 풀리
CN102865173A (zh) * 2011-07-04 2013-01-09 现代自动车株式会社 皮带驱动的电起动机系统
CN102865173B (zh) * 2011-07-04 2016-04-06 现代自动车株式会社 皮带驱动的电起动机系统
JP2015117588A (ja) * 2013-12-17 2015-06-25 株式会社デンソー 伝動システム
JP2015117587A (ja) * 2013-12-17 2015-06-25 株式会社デンソー 伝動システム
US9328806B2 (en) 2013-12-17 2016-05-03 Denso Corporation Structure of power transmission apparatus
JP2015137587A (ja) * 2014-01-22 2015-07-30 株式会社日本自動車部品総合研究所 エンジン始動装置及びエンジン始動方法
US10001104B2 (en) 2014-12-05 2018-06-19 Denso Corporation Control apparatus for internal combustion engine
DE102015215344A1 (de) * 2015-08-12 2017-02-16 Ford Global Technologies, Llc Spanneinrichtung für ein Umschlingungsgetriebe einer Brennkraftmaschine
DE102015215344B4 (de) * 2015-08-12 2020-02-13 Ford Global Technologies, Llc Spanneinrichtung für ein Umschlingungsgetriebe einer Brennkraftmaschine
CN109209633A (zh) * 2017-06-30 2019-01-15 株式会社久保田 工业用混合动力发动机
JP2019010952A (ja) * 2017-06-30 2019-01-24 株式会社クボタ 産業用ハイブリッドエンジン
US11548370B2 (en) 2017-06-30 2023-01-10 Kubota Corporation Industrial hybrid engine
WO2019053762A1 (ja) * 2017-09-12 2019-03-21 日産自動車株式会社 内燃機関の再始動スタンバイ制御方法および再始動スタンバイ制御装置
CN111065814A (zh) * 2017-09-12 2020-04-24 日产自动车株式会社 内燃机的重启待机控制方法以及重启待机控制装置
US11028769B2 (en) 2017-09-12 2021-06-08 Nissan Motor Co., Ltd. Restart standby control method and restart standby control device for internal-combustion engine
CN111065814B (zh) * 2017-09-12 2022-01-11 日产自动车株式会社 内燃机的重启待机控制方法以及重启待机控制装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4405424B2 (ja) 2010-01-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4405424B2 (ja) 動力伝達機構の制御方法
JP4451468B2 (ja) エンジンの始動方法
RU2263839C2 (ru) Система привода вспомогательных механизмов, включающая в себя мотор-генератор
JP3696571B2 (ja) オートテンショナ装置における張力制御方法
KR20130108549A (ko) 내연기관의 제어 방법 및 그 장치
JP2002227665A (ja) 内燃機関の弁停止機構の油圧制御装置
JP4712597B2 (ja) 発電機兼用電動機および液圧式テンショナを備えるエンジン
JP2016191365A (ja) 内燃機関のベルト張力調整装置
JP4479479B2 (ja) 車両のエンジンの始動装置
JP2010071362A (ja) チェーンテンショナ、並びに同チェーンテンショナを具備するチェーンの張力制御装置
JP2005282672A (ja) オートテンショナ装置
JP4187996B2 (ja) ベルト機構の異常検出装置
JP2011017393A (ja) ベルト伝動システム
JP5304703B2 (ja) 車両の制御装置
JP3669696B2 (ja) エンジンのオートテンショナ装置
JP4188001B2 (ja) エンジンのベルトテンショナ装置
JP4441311B2 (ja) オートテンショナの制御方法
JP2005320943A (ja) ベルトのスリップ防止方法
JP5263209B2 (ja) 車両の制御装置
EP3683435B1 (en) Method of controlling restart standby of internal combustion engine, and restart standby control device
JP6072668B2 (ja) 伝動システム
JP3958995B2 (ja) オートテンショナ装置における張力制御方法
JP4479480B2 (ja) 車両のエンジンの始動装置
JP2020104526A (ja) 車両
JP2003328911A (ja) エンジンの始動方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071129

TRDD Decision of grant or rejection written
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091015

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091021

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091104

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121113

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees