JP2011017393A - ベルト伝動システム - Google Patents

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Abstract

【課題】エンジンの始動後であっても伝達効率の低下を抑制することができるベルト伝動システムを提供する。
【解決手段】エンジン1に始動用動力を伝達するモータジェネレータ2のモータプーリ5と、モータジェネレータ2の始動用動力をエンジン1に伝達するとともにエンジン1の回転動力をモータプーリ5に伝達するクランクプーリ4と、モータプーリ5とクランクプーリ4に巻き掛けられた無端状のベルト6と、収縮と拡張に伴ってベルト6に張力を付与するベルト張力調整装置7と、を備えたベルト伝動システム10A、10Bであって、ベルト張力調整装置7は、エンジン1が駆動している際に張り側となるスパンに配置され、モータジェネレータ2を発電機として用いる際に、ベルト張力調整装置7の収縮を抑制する収縮抑制装置12を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、エンジンの始動時、及びエンジンによる補機駆動時の回転力をベルトによって伝達するベルト伝動システムに関する。
この種の従来技術として、エンジンのクランク軸に取り付けられたクランクプーリと、エンジンの周辺に配された各補機にそれぞれ取り付けられたプーリと、始動兼発電電動機(以下、モータジェネレータと呼ぶ。)に取り付けられたプーリとをベルトで連結して、このモータジェネレータによりベルトを介してエンジンを始動させるとともに、エンジン始動後はエンジンによってベルトを介して各補機を駆動するベルト伝動システムが知られている(例えば特許文献1)。
特許文献1に記載のベルト伝動システム100においては、図23に示すように、モータジェネレータによってエンジンを始動する時に、エンジンのプーリ101とモータジェネレータのプーリ102に対しベルト103に生じる緩みが最大となるベルト最緩み側のスパンにベルト張力を調整する張力調整装置104を配置し、エンジンによってその他の補機を駆動する時に、エンジンのプーリ101と張力調整装置104のプーリ105との間でベルト103の張り側となるスパンにその他の補機プーリ106を配置している。
特許第3195287号公報
しかしながら、特許文献1に記載のベルト伝動システム100は、エンジンの始動時には有効であるが、エンジンの始動後、エンジンの動力によりモータジェネレータを発電機として用いる場合には、張力調整装置104がベルト張り側に位置するため張力調整装置104がベルト103により押し縮められて伝達効率が低下するという問題があった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、エンジンの始動後であっても伝達効率の低下を抑制することができるベルト伝動システムを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、
エンジン(例えば、後述の実施形態のエンジン1)に始動用動力を伝達する電動発電機(例えば、後述の実施形態のモータジェネレータ2)の電動発電機プーリ(例えば、後述の実施形態のモータプーリ5)と、
前記電動発電機の始動用動力を前記エンジンに伝達するとともに前記エンジンの回転動力を前記電動発電機プーリに伝達するエンジンプーリ(例えば、後述の実施形態のクランクプーリ4)と、
前記電動発電機プーリと前記エンジンプーリに巻き掛けられた無端状のベルト(例えば、後述の実施形態のベルト6)と、
収縮と拡張に伴って前記ベルトに張力を付与するベルト張力調整装置(例えば、後述の実施形態のベルト張力調整装置7)と、を備えたベルト伝動システム(例えば、後述の実施形態のベルト伝動システム10A、10B)であって、
前記ベルト張力調整装置は、前記エンジンが駆動している際に張り側となるスパンに配置され、前記電動発電機を発電機として用いる際に、前記ベルト張力調整装置の収縮を抑制する収縮抑制装置(例えば、後述の実施形態の収縮抑制装置12)を備えることを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の構成に加えて、
前記ベルトを介して伝達される前記エンジンプーリからの動力を補機に伝達する補機プーリ(例えば、後述の実施形態の補機プーリ11)をさらに有し、
前記ベルト張力調整装置は、前記電動発電機プーリと前記補機プーリとの間に配置されていることを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の構成に加えて、
前記収縮抑制装置は、前記電動発電機による発電負荷トルクに応じて作動することを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の構成に加えて、
前記電動発電機の発電が、前記収縮抑制装置の収縮抑制実施から所定時間を経過した後に行なわれることを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、請求項3に記載の構成に加えて、
前記収縮抑制装置は、前記電動発電機による発電負荷トルクが所定負荷トルク(例えば、後述の実施形態の閾値、閾値1)より低い場合は作動せず、前記所定負荷トルクより高い場合に作動するように構成され、
前記電動発電機への発電要求が、前記所定負荷トルクより低い負荷トルクから高い負荷トルクへ変更された場合は、前記収縮抑制装置の収縮抑制実施から所定時間は負荷トルクをキャンセルし、前記所定時間経過後前記電動発電機による発電を高い負荷トルクへ変更させることを特徴とする。
また、請求項6に記載の発明は、請求項3に記載の構成に加えて、
前記収縮抑制装置は、前記電動発電機による発電負荷トルクが所定負荷トルクより低い場合は作動せず、前記所定負荷トルクより高い場合に作動するように構成され、
前記電動発電機への発電要求が、前記所定負荷トルクより低い負荷トルクから高い負荷トルクへ変更された場合は、前記収縮抑制装置の収縮抑制実施から所定時間は前記電動発電機を力行駆動させ、前記所定時間経過後に前記電動発電機による発電を高い負荷トルクへ変更させることを特徴とする。
また、請求項7に記載の発明は、請求項3〜6のいずれか1項に記載の構成に加えて、
前記収縮抑制装置は、前記電動発電機による発電負荷トルクが所定負荷トルクより低い場合は作動せず、前記所定負荷トルクより高い場合に作動するように構成され、
前記所定負荷トルクにヒステリシスを設けたことを特徴とする。
また、請求項8に記載の発明は、請求項4〜6のいずれか1項に記載の構成に加えて、
前記電動発電機は該電動発電機のコイル温度を検出するコイル温度検出部を有し、
前記所定時間は、前記コイル温度に応じて補正されることを特徴とする。
請求項1及び2に記載の発明によれば、ベルト張力調整装置は、エンジンが駆動している際に張り側となるスパン、即ち電動発電機によるエンジン始動時の緩み側となるスパンに配置されるので、ベルト張力調整装置を低い張力に設定することができ、各軸の軸受やベルトに掛かる負荷を小さくすることができる。
また、電動発電機を発電機として用いる際に、ベルト張力調整装置が配置されている側が張り側になるが、ベルト張力調整装置の収縮を抑制する収縮抑制装置を備えるので、電動発電機が発電するときベルトが張ることによりベルト張力調整装置が押し縮められて伝達効率が低下することを抑制することができる。
また、請求項3に記載の発明によれば、収縮抑制装置の作動時間を短縮することができ、省電力化を図ることができる。
また、請求項4に記載の発明によれば、電動発電機の発電は、収縮抑制装置の収縮抑制実施から所定時間を経過した後に行なわれるので、収縮抑制装置が開弁状態から閉弁状態に移行する間に発電が開始するのを防止することができ、ベルトに適切な張力が付与された状態で発電することで発電効率を向上させることができる。
さらに、請求項5に記載の発明によれば、電動発電機への発電要求が、所定負荷トルクより低い負荷トルクから高い負荷トルクへ変更された場合は、収縮抑制装置の収縮抑制実施から所定時間は負荷トルクをキャンセルするので、発電負荷による張力増加に起因するベルト張力調整装置の収縮を復元させベルト張力を回復させることができる。そして、所定時間経過後に電動発電機による発電を高い負荷トルクへ変更させるので、ベルト張力が高まった後に発電負荷が加わり動力伝達がより確実に行なわれる。
さらに、請求項6に記載の発明によれば、電動発電機への発電要求が、所定負荷トルクより低い負荷トルクから高い負荷トルクへ変更された場合は、収縮抑制装置の収縮抑制実施から所定時間は電動発電機を力行駆動させるので、発電負荷による張力低下に起因するベルト張力調整装置の収縮が復元し、さらに力行駆動により積極的にベルト張力調整装置が伸張されベルト張力を高くすることができる。そして、所定時間経過後に電動発電機による発電を高い負荷トルクへ変更させるので、ベルト張力が高まった後に発電負荷が加わり動力伝達がより確実に行なわれる。
さらに、請求項7に記載の発明によれば、所定負荷トルクにヒステリシスを設けたので、発電要求が閾値付近にあるときに車体電装負荷変化などに伴って収縮抑制装置の作動が繰り返し行なわれることを防止することができる。これにより、各軸の軸受やベルトに掛かる負荷を小さくし、且つ、ドライバビリティの悪化を最低限に抑えることができる。
さらに、請求項8に記載の発明によれば、電動発電機は電動発電機のコイル温度を検出するコイル温度検出部を有し、所定時間がコイル温度に応じて補正されるので、電動発電機の応答遅れによる影響を最小限に留めることができる。これにより、回生をとりきることができ、また、空走時間も最低限にすることによりドライバビリティへの影響を抑えることができる。
本発明のベルト伝動システムの一例を示す模式図である。 本発明のベルト伝動システムの他の例を示す模式図である。 ベルト張力調整装置の作動を説明するベルト張力調整装置の断面図である。 発電負荷トルクの水準分けを説明するグラフである。 ベルト張力調整装置と電動発電機の制御の一例を説明するグラフである。 ベルト張力調整装置と電動発電機の制御の一例を説明するグラフである。 ベルト張力調整装置と電動発電機の制御の一例を説明するグラフである。 ベルト張力調整装置と電動発電機の制御の一例を説明するグラフである。 ベルト張力調整装置と電動発電機の制御の一例を説明するグラフである。 ヒステリシスを説明するグラフである。 なまし制御を説明するグラフである。 ベルト張力調整装置と電動発電機の制御の一例を説明するグラフである。 ベルト張力調整装置と電動発電機の制御の一例を説明するグラフである。 ベルト張力調整装置と電動発電機の制御の一例を説明するグラフである。 コイル温度と、遅れ時間、ゼロ発電時間、力行駆動時間との関係を示すグラフである。 コイル温度と、遅れ時間、ゼロ発電時間、力行駆動時間との関係を示すグラフである。 図5における制御において、(a)はコイル温度が高い場合を示すグラフであり、(b)はコイル温度が低い場合を示すグラフである。 図6における制御において、(a)はコイル温度が高い場合を示すグラフであり、(b)はコイル温度が低い場合を示すグラフである。 図7における制御において、(a)はコイル温度が高い場合を示すグラフであり、(b)はコイル温度が低い場合を示すグラフである。 図8における制御において、(a)はコイル温度が高い場合を示すグラフであり、(b)はコイル温度が低い場合を示すグラフである。 ベルト張力調整装置と電動発電機の制御フローを示すフロー図である。 目標発電トルク演算のフロー図である。 特許文献1のベルト伝動システムの一例を示す模式図である。
以下、本発明のベルト伝動システムの一実施形態について図面に基づいて説明する。
図1は本発明のベルト伝動システムの一例を示す模式図である。
本実施形態のベルト伝動システム10Aは、エンジン1と、エンジン1に始動用動力を伝達するモータジェネレータ2を備える動力伝達装置3Aに用いられ、エンジン1のクランク軸に取り付けられたクランクプーリ4とモータジェネレータ2に取り付けられたモータプーリ5に無端状のベルト6が巻き掛けられてクランクプーリ4とモータプーリ5との間にベルト張力調整装置7(図中、テンショナと呼ぶ。)のテンショナプーリ8が設けられている。ベルト張力調整装置7は、モータジェネレータ2がエンジン1を始動する際の緩み側となるスパン、言い換えると、エンジン1が駆動してモータジェネレータ2が発電する際の張り側となるスパンに配設されている。
図2は本発明のベルト伝動システムの他の例を示す模式図である。
本実施形態のベルト伝動システム10Bは、エンジン1と、エンジン1に始動用動力を伝達するモータジェネレータ2と、少なくとも1つ以上の補機9(例えば、オイルポンプ、空調装置のコンプレッサなど)を備える動力伝達装置3Bに用いられ、エンジン1のクランク軸に取り付けられたクランクプーリ4とモータジェネレータ2に取り付けられたモータプーリ5と補機9に取り付けられた補機プーリ11に無端状のベルト6が巻き掛けられてモータプーリ5と補機プーリ11の間にベルト張力調整装置7のテンショナプーリ8が設けられている。ベルト張力調整装置7は、モータジェネレータ2がエンジン1を始動する際に緩み側となるスパン、言い換えると、エンジン1が駆動してモータジェネレータ2が発電する際の張り側となるスパンに配設されている。なお、ベルト伝動システム10A,10Bが用いられる動力伝達装置3A、3Bは、電子制御ユニットを備えており、ベルト張力調整装置7の作動を制御するとともに、モータコントローラおよびインバータを介してモータジェネレータ2の作動を制御している。
次にこのベルト伝動システム10A、10Bのベルト張力調整装置7について説明する。
図3に示すように、ベルト張力調整装置7の本体70は、互いに対向配置された第1ハウジング71と第2ハウジング72とを伸縮自在なベローズ73で直列に接続したもので、第1ハウジング71の中心に一体又は別体に形成されたピストン74が第2ハウジング72の中心に一体又は別体で形成されたシリンダ75に摺動自在に嵌合する。ピストン74には軸方向に貫通する第1連通路P1が形成されており、この第1連通路P1の下端に絞り74aが形成される。
第1ハウジング71および第2ハウジング72は、その内部に収納したスプリング76によって相互に離反する方向、つまり本体70が伸長する方向に付勢されており、本体70の伸長によりテンショナプーリ8がベルト6に張力を付与するようになっている
ピストン74およびシリンダ75間に区画された第1液室77と、第1ハウジング71、第2ハウジング72およびベローズ73間に区画された第2液室78とが、ピストン74内を軸方向に貫通する第1連通路P1と第2ハウジング72に形成した第2連通路P2を介して接続されており、第1液室77の全部および第2液室78の下部に液体が封入される。本体70が収縮すると第1液室77の容積が縮小し、本体70が伸長すると第1液室77の容積が拡大する。
第1液室77が第2連通路P2に連通する部分にチェックバルブ79が設けられる。チェックバルブ79は、シリンダ75の下端に固定された弁座80と、この弁座80に上方から着座可能なボールよりなる弁体81とで構成されるもので、第1液室77から第2液室78への液体の移動を阻止し、第2液室78から第1液室77への液体の移動を許容するように機能する。
図3から明らかなように、第1ハウジング71の側面にはアクチュエータ9が設けられており、このアクチュエータ9によって第1ハウジング71の内部に設けた制御バルブ84が開閉制御される。このアクチュエータ9と制御バルブ84により収縮抑制装置12が構成される。アクチュエータ9はアクチュエータハウジング92の内部に収納されたソレノイド93と、ソレノイド93により作動するアマチュア94と、アマチュア94を右向きに付勢するスプリング95とからなる。アマチュア94に固定された弁体85が弁座86に着座可能に対向する。この弁体85および弁座86によって制御バルブ84が構成される。
次に、上記構成を備えた本発明のベルト張力調整装置7の作用を説明する。
先ず、車両の停止時は、収縮抑制装置12のアクチュエータ9のソレノイド93は消磁状態にあり、アマチュア94がスプリング95の弾発力で右動して弁体85が弁座86から離反することで、制御バルブ84は開弁状態となっている。この状態から、エンジン1を始動すべくモータジェネレータ2を駆動してモータプーリ5をクランクプーリ4が図中矢印で示す方向に回転するように回転させると(図1、2参照)、ベルト張力調整装置7の位置でベルト6の張力が急減するが、チェックバルブ79が第2液室78から第1液室77への液体の移動を許容するので第2連通路P2を介して第1液室77の容積が拡大しベルト張力調整装置7が伸長する。これによりベルト6に張力が付与され、エンジン1を始動することができる。
そして、エンジン1の通常の運転時にも収縮抑制装置12のアクチュエータ9のソレノイド93は消磁状態にあり、制御バルブ84は開弁状態となっている。従って、車両の加減速に応じてベルト張力調整装置7は、ベルト6の張力が減少するとチェックバルブ79が第2液室78から第1液室77への液体の移動を許容するので、スプリング76の付勢力で第1液室77の容積が拡大し第2連通路P2を介して第2液室78から第1液室77に液体が移動する。このときベルト張力調整装置7が伸長し、ベルト6に張力が付与される。一方、ベルト6の張力が増加するとチェックバルブ79が第1液室77から第2液室78への液体の移動を遮断するが、制御バルブ84が第2液室78から第1液室77への液体の移動を許容するので、スプリング76の付勢力に抗して第1液室77の容積が縮小する。このとき、第1液室77の液体はピストン74の絞り74a、第2連通路P2、開弁した制御バルブ84を介して第2液室78に流入し、ベルト6の張力の増加が抑制される。その際に液体がピストン74の絞り74aを通過することで減衰力が発生する。
このように、ベルト6の張力が増減すると、それを補償するようにベルト張力調整装置7の本体70が伸縮することにより、ベルト6の張力を略一定に保持して安定した動力伝達を可能にすることができる。
ところで、ベルト張力調整装置7の本体70が伸縮してベルト6の張力調整機能を発揮しているとき、モータジェネレータ2を発電機として駆動すると、ベルト張力調整装置7の位置でベルト6の張力が急増する。このとき、その絞り74aにおいて発生する液体の流通抵抗だけでは本体70が容易に収縮してしまい、モータジェネレータ2の発電に伴う大きな負荷でベルト6にスリップが発生する虞がある。
ここで、本実施形態では、モータジェネレータ2の負荷トルクに応じて収縮抑制装置12のアクチュエータ9のソレノイド93を励磁させて制御バルブ84を閉弁状態にする。これにより、モータジェネレータ2の発電に伴ってベルト6の張力が一時的に増加しても、本体70を一時的に収縮抑制することでベルト張力調整装置7が押し縮められることがなく、ベルト6の張力を維持してスリップを未然に防止することができ、エンジン1からモータジェネレータ2への動力伝達を安定させることができる。
このとき、図4に示すように、発電負荷トルクに閾値を設けて高水準側と低水準側に分けて、モータジェネレータ2の発電負荷トルクが低水準側にあるときには、制御バルブ84の開弁状態を維持し、モータジェネレータ2の発電負荷トルクが閾値を越えて低水準側から高水準側に移行すると同時にアクチュエータ9のソレノイド93を励磁させて制御バルブ84を閉弁状態にしてもよい。モータジェネレータ2の発電負荷トルクが低水準側ではベルト6の張力増加が比較的少なくスリップの発生が少ないため、モータジェネレータ2の発電時にも本体70が押し縮められることなくベルト張力が維持される。これにより、発電時の駆動力伝達が確実に行なわれるとともに、ソレノイド93の省電力化を図ることができる。
図5〜図9、12〜14は、本体70の収縮抑制とモータジェネレータ2の発電を発電要求に応じて制御する制御方法を示している。
図5は、電子制御ユニットからの発電要求から所定の時間遅れを設け、電子制御ユニットからの発電要求から所定時間経過後にモータジェネレータ2の発電を開始する場合を示している。このとき収縮抑制装置12は、発電要求と同時に発電開始に先行して流路を遮断(収縮抑制実施)する。これにより、アクチュエータ9のソレノイド93を励磁させて制御バルブ84が開弁状態から閉弁状態に移行する間に発電を開始するのを防止することができ、本体70の収縮を防止しベルト6に適切な張力が付与された状態で発電を行なうことで発電効率を向上させることができる。
図6は、発電負荷トルクが閾値より低い低水準側で発電している最中に電子制御ユニットから低水準側から高水準側に閾値を跨ぐ発電要求があったときに、発電要求から所定時間経過後にモータジェネレータ2の発電を高水準側に移行する場合を示している。このとき収縮抑制装置12は、発電要求と同時に流路を遮断(収縮抑制実施)する。これにより、本体70が押し縮められることを防止しベルト6に適切な張力が付与された状態で発電を行なうことで発電効率を向上させるとともにソレノイド93の省電力化を図ることができる。
図7は、発電負荷トルクが閾値より低い低水準側で発電している最中に電子制御ユニットから低水準側から高水準側に閾値を跨ぐ発電要求があったときに、発電要求から所定時間は、発電負荷トルクをキャンセル(ゼロ発電)し、所定時間経過後にモータジェネレータ2の発電を高水準側に移行する場合を示している。このとき収縮抑制装置12は、発電要求と同時に流路を遮断(収縮抑制実施)する。発電負荷トルクを一度キャンセルすることで、ベルト張力調整装置7の位置でベルト6の張力が低減し、それにより本体70が伸長する。そして制御バルブ84を予め閉弁状態にしておくことでさらに本体70の伸張が維持され、この状態でモータジェネレータ2が発電することで発電効率を向上させることができる。
図8は、発電負荷トルクが閾値より低い低水準側で発電している最中に電子制御ユニットから低水準側から高水準側に閾値を跨ぐ発電要求があったときに、発電要求から所定時間は、モータジェネレータ2を力行駆動し、所定時間経過後にモータジェネレータ2の発電を高水準側に移行する場合を示している。このとき収縮抑制装置12は、発電要求と同時に流路を遮断(収縮抑制実施)する。モータジェネレータ2を一度力行駆動することで、ベルト張力調整装置7の位置でベルト6の張力がさらに低減し、それにより本体70が伸張する。そして制御バルブ84を予め閉弁状態にしておくことでさらに本体70の伸張が維持され、この状態でモータジェネレータ2が発電することで発電効率を向上させることができる。
図9は、ゼロから高水準側に閾値1を跨ぐ発電要求があったときに、所定時間経過後にモータジェネレータ2の発電を開始し、以降発電負荷トルクを発電要求に追従させる場合を示している。
ここで、図9、図12〜14において、閾値1は図4で説明した発電負荷トルクが低水準側から高水準側に移行する際の閾値であり、閾値2は反対に発電負荷トルクが高水準側から低水準側に移行する際の閾値であり、閾値1と閾値2にはヒステリシスが設けてある。そして、収縮抑制装置12は、発電要求が閾値1を低水準側から高水準側に跨ぐと同時に本体10の収縮を抑制するため流路を遮断(収縮抑制実施)し、発電要求2を高水準側から低水準側に跨ぐと同時に本体10の収縮を許容するため流路を開放している。
ここで、図10を参照してヒステリシスを設ける意義について説明すると、発電要求が閾値1を低水準側から高水準側に跨いだ後、閾値2を高水準側から低水準側に跨ぐ間に、閾値1を高水準側から低水準側に跨ぐが閾値2を跨がずに再度閾値1を低水準側から高水準側に跨ぐ場合、ヒステリシスがなければ、収縮抑制装置12は遮断・開放を2度繰り返すことになる。しかしながら、閾値1と閾値2との間にヒステリシスを設けることで、発電要求が閾値1を跨いでから閾値2を跨ぐまでの間、収縮抑制装置12は収縮を抑制し続ける。これにより、発電要求が閾値付近にあるときの車体電装負荷変化などに伴って収縮抑制装置12の遮断・開放が繰り返し行なわれることを防止することができる。これにより、各軸の軸受やベルト6に掛かる負荷を小さくし、且つ、ドライバビリティの悪化を最低限に抑えることができる。
また、図9においては、発電負荷トルクが負荷されていない状態から所定の時間遅れ後にモータジェネレータ2の発電を発電要求まで上げる際に、発電指令に対しなまし制御を行って実発電指令を発している。
図11は、なまし制御を説明するグラフである。
図11に示すように、発電指令がステップ状に変化したとき、これに即座に追従するように制御するとドライバビリティーが悪化する。このため、モータジェネレータ2の発電負荷トルクを発電要求まで上げる際及び発電要求まで下げる際に、発電要求にゆっくり追従するようになまし制御を行なうことにより、乗員に不快な慣性力がかかるのを抑制し、ドライバビリティを向上させることができる。
図12は、発電要求がゼロから高水準側に閾値1を跨ぐときに、モータジェネレータ2の発電負荷トルクを閾値1までは発電要求に追従させ、閾値1で所定時間発電負荷トルクを維持し、所定時間経過後にモータジェネレータ2の発電を高水準側に移行し、以降発電負荷トルクを発電要求に追従させる場合を示している。この場合にも、閾値1で所定時間だけ発電負荷トルクを維持することで、アクチュエータ9のソレノイド93を励磁させて制御バルブ84が開弁状態から閉弁状態に移行する間に高水準側で発電を開始するのを防止することができ、本体70の収縮を防止しベルト6に適切な張力が付与された状態で高水準側の発電を行なうことで発電効率を向上させることができる。なお、高水準側への移行時には、上述のなまし制御を行なっている。
図13は、発電要求がゼロから高水準側に閾値1を跨ぐときに、モータジェネレータ2の発電負荷トルクが閾値1までは発電要求に追従させ、閾値1に到達後、発電負荷トルクを所定時間キャンセル(ゼロ発電)し、所定時間経過後にモータジェネレータ2の発電を高水準に移行し、以降発電負荷トルクを発電要求に追従させる場合を示している。この場合にも、図7で説明したように、閾値1に到達後、発電負荷トルクを一度キャンセルすることで、より大きなベルト張力が付与される。この状態で制御バルブ84を閉弁状態にしてモータジェネレータ2で発電することで、発電効率を向上させることができる。なお、閾値1に到達後、発電負荷トルクを一度キャンセルする時及びキャンセル後発電負荷トルクを高水準側へ移行する時には、上述のなまし制御を行なっている。
図14は、発電要求がゼロから高水準側に閾値1を跨ぐときに、モータジェネレータ2の発電負荷トルクが閾値1までは発電要求に追従させ、閾値1に到達後、モータジェネレータ2を力行駆動し、所定時間経過後にモータジェネレータ2の発電を高水準に移行し、以降発電負荷トルクを発電要求に追従させる場合を示している。この場合にも、図8で説明したように、閾値1に到達後、モータジェネレータ2を力行駆動することで、さらに大きなベルト張力が付与される。この状態で制御バルブ84を閉弁状態にしてモータジェネレータ2で発電することで、発電効率をさらに向上させることができる。なお、閾値1に到達後、モータジェネレータ2を力行駆動する時及び力行駆動後発電負荷トルクを高水準側へ移行する時には、上述のなまし制御を行なっている。
ここで、図5〜図9、図12〜図14における時間遅れ、ゼロ発電時間、力行駆動時間は、モータジェネレータ2のコイル温度を検出するコイル温度検出部(不図示)からの検出値に応じて補正することが好ましい。例えば、図15に示すようにコイル温度に所定の閾値を設け、閾値より低温側であればこれら時間遅れ、ゼロ発電時間、力行駆動時間を長い所定時間を割り当て、閾値より高温側であれば短い所定時間を割り当てたり、図16に示すように、予めマップを用意しておいて、検出値に応じてこれらの時間遅れ、ゼロ発電時間、力行駆動時間を設定してもよい。
図17(a)及び(b)は、図5の場合の時間遅れをコイル温度に応じて補正したものであり、コイル温度が高ければ図17(a)に示すように時間遅れを短くし、コイル温度が低ければ図17(b)に示すように時間遅れを長く設定している。同様に、図18(a)及び(b)は図6の場合の時間遅れをコイル温度に応じて補正したものであり、図19(a)及び(b)は図7の場合のゼロ発電時間をコイル温度に応じて補正したものであり、図20(a)及び(b)は図8の場合の力行駆動時間をコイル温度に応じて補正したものである。このようにコイル温度に応じて発電するタイミングをずらすことで回生をとりきることができ、また、空走時間も最低限にすることによりドライバビリティへの影響を抑えることができる。
次に、上記構成を備えた本発明のベルト張力調整装置7の図9、図12〜14における発電時制御フローについて図21及び図22を参照して説明する。なお、図21及び22においては、図15及び図16で説明したコイル温度に応じた時間補正を加味している。
先ず、図21に示すステップS101においては、収縮抑制装置12の流路遮断状態を確認する。ステップS101の結果、流路が遮断されていない、即ち制御バルブ84が開弁状態であれば、ステップS102において指示発電トルクが閾値1より大きいか否かを検出する。その結果、指示発電トルクが閾値1以下であれば収縮抑制装置12の流路遮断の禁止を継続し制御バルブ84の開弁を維持する(ステップS103)。一方、ステップS101の結果、流路が遮断されている、即ち制御バルブ84が閉弁状態であれば、指示発電トルクが閾値2より小さい否かを検出し(ステップS104)、指示発電トルクが閾値2より小さい場合、収縮抑制装置12の流路遮断を禁止し制御バルブ84を開弁させる(ステップS103)。一方、指示発電トルクが閾値2以上の場合には、収縮抑制装置12の流路遮断を継続(ステップS105)し、目標発電トルクの演算を行なう(ステップS106)。また、ステップS102において指示発電トルクが閾値1より大きい場合にも、収縮抑制装置12の流路を遮断し(ステップS107)、目標発電トルクの演算を行なう(ステップS108)。ステップS103において、収縮抑制装置12の流路遮断を禁止し制御バルブ84を開弁させる又は収縮抑制装置12の流路遮断を禁止を継続し制御バルブ84の開弁を維持する場合には、目標発電トルクを発電指示トルクに設定する(ステップS109)。
続いて、ステップS106、及びステップS108における目標発電トルクの演算は、図22に示すように、先ず時間遅れ、ゼロ発電時間、力行駆動時間を決定するタイマ設定値をコイル温度にて検索する(ステップS201)。続いてタイマ設定値に基づいてタイマカウントし(ステップS202)、所定時間経過したかどうかを検出する(ステップS203)。ステップS203において所定時間が経過していれば発電指示トルクを目標発電トルクに設定する(ステップS204)。ステップS203において所定時間が経過していなければ時間遅れのみか否かを検出し(ステップS205)、時間遅れのみであれば直前の発電トルクを目標発電トルクに設定し(ステップS206)、ゼロ発電モードであれば(ステップS207)、ゼロトルクを目標発電トルクに設定し(ステップS208)、力行モードであれば駆動トルクを目標発電トルクに設定する(ステップS209)。
そして、図21に戻って、ステップ106、108によって目標発電トルクを演算後、若しくは、ステップS109において発電指示トルクを目標発電トルクに設定した後、目標発電トルクになまし処理を行い発電トルク指令値(実発電指令)に設定する(ステップS110)。
以上、説明したように本実施形態のベルト伝動システム10A、10Bによれば、ベルト張力調整装置7が、エンジン1が駆動している際に張り側となるスパン、即ちモータジェネレータ2によるエンジン始動時の緩み側となるスパンに位置するので、ベルト張力調整装置7を低い張力に設定することができ、各軸の軸受やベルト6に掛かる負荷を小さくすることができる。
また、モータジェネレータ2を発電機として用いる際に、ベルト張力調整装置7が配置されている側が張り側になるが、ベルト張力調整装置7の収縮を抑制する収縮抑制装置12を備えるので、モータジェネレータ2が発電するときベルト6が張ることによりベルト張力調整装置7が押し縮められて伝達効率が低下することを抑制することができる。
尚、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。
1 エンジン
2 モータジェネレータ(電動発電機)
4 クランクプーリ(エンジンプーリ)
5 モータプーリ(電動発電機プーリ)
6 ベルト
7 ベルト張力調整装置
10A、10B ベルト伝動システム
11 補機プーリ
12 収縮抑制装置

Claims (8)

  1. エンジンに始動用動力を伝達する電動発電機の電動発電機プーリと、
    前記電動発電機の始動用動力を前記エンジンに伝達するとともに前記エンジンの回転動力を前記電動発電機プーリに伝達するエンジンプーリと、
    前記電動発電機プーリと前記エンジンプーリに巻き掛けられた無端状のベルトと、
    収縮と拡張に伴って前記ベルトに張力を付与するベルト張力調整装置と、を備えたベルト伝動システムであって、
    前記ベルト張力調整装置は、前記エンジンが駆動している際に張り側となるスパンに配置され、前記電動発電機を発電機として用いる際に、前記ベルト張力調整装置の収縮を抑制する収縮抑制装置を備えることを特徴とするベルト伝動システム。
  2. 前記ベルトを介して伝達される前記エンジンプーリからの動力を補機に伝達する補機プーリをさらに有し、
    前記ベルト張力調整装置は、前記電動発電機プーリと前記補機プーリとの間に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のベルト伝動システム。
  3. 前記収縮抑制装置は、前記電動発電機による発電負荷トルクに応じて作動することを特徴とする請求項1又は2に記載のベルト伝動システム。
  4. 前記電動発電機の発電は、前記収縮抑制装置の収縮抑制実施から所定時間を経過した後に行なわれることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のベルト伝動システム。
  5. 前記収縮抑制装置は、前記電動発電機による発電負荷トルクが所定負荷トルクより低い場合は作動せず、前記所定負荷トルクより高い場合に作動するように構成され、
    前記電動発電機への発電要求が、前記所定負荷トルクより低い負荷トルクから高い負荷トルクへ変更された場合は、前記収縮抑制装置の収縮抑制実施から所定時間は負荷トルクをキャンセルし、前記所定時間経過後に前記電動発電機による発電を高い負荷トルクへ変更させることを特徴とする請求項3に記載のベルト伝動システム。
  6. 前記収縮抑制装置は、前記電動発電機による発電負荷トルクが所定負荷トルクより低い場合は作動せず、前記所定負荷トルクより高い場合に作動するように構成され、
    前記電動発電機への発電要求が、前記所定負荷トルクより低い負荷トルクから高い負荷トルクへ変更された場合は、前記収縮抑制装置の収縮抑制実施から所定時間は前記電動発電機を力行駆動させ、前記所定時間経過後に前記電動発電機による発電を高い負荷トルクへ変更させることを特徴とする請求項3に記載のベルト伝動システム。
  7. 前記収縮抑制装置は、前記電動発電機による発電負荷トルクが所定負荷トルクより低い場合は作動せず、前記所定負荷トルクより高い場合に作動するように構成され、
    前記所定負荷トルクにヒステリシスを設けたことを特徴とする請求項3〜6のいずれか1項に記載のベルト伝動システム。
  8. 前記電動発電機は該電動発電機のコイル温度を検出するコイル温度検出部を有し、
    前記所定時間は、前記コイル温度に応じて補正されることを特徴とする請求項4〜6のいずれか1項に記載のベルト伝動システム。
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