JP2006298053A - 車両用空調装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 エバポレータ側コネクタと配管側コネクタと接続部位における断熱シール部材の組付け作業性を向上するとともに、確実な結露防止を行なうことが可能な車両用空調装置を提供すること。
【解決手段】 エバポレータ側コネクタ30と配管側コネクタ60との接続部位を、両コネクタ30、60の外形に沿って比較的小さく形成された略長円形状の周状壁部110が取り囲んでいる。そして、シールパッキン80が、この周状壁部110と導入配管51および導出配管52の外周面511、521との間の全域を覆っている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、車両用空調装置に関し、特に、空調ケース内のエバポレータと空調ケース外の冷媒配管との接続部における結露防止構造に関する。
従来技術として、下記特許文献1に開示された車両用空調装置がある。この車両用空調装置では、空調ケースの外側において、エバポレータ側コネクタと配管側コネクタとの間に膨張弁を配設している。
そして、膨張弁の比較的形状がシンプルな部位(ダイヤフラム部を除く部位)を囲むように空調ケースから突出するリブを設け、膨張弁の全面を覆うようにリブの先端近傍に断熱シール部材を直接取り付けて、結露水が生成することを防止している。
また、膨張弁の周囲を完全にリブで囲んで、断熱シール部材で蓋をしたものであってもよいことも開示されている。
特開2001−150941号公報
しかしながら、上記従来技術の車両用空調装置では、膨張弁の比較的形状がシンプルな部位のみをリブで囲んだ場合には、膨張弁の全面を覆うためのシール部材が大型化し、シール部材の組付け作業も煩雑であるとともに、シール部材が覆う部分の形状が複雑であるため、確実な断熱シールによる結露防止が行ない難いという問題がある。
また、膨張弁の周囲を完全にリブで囲んでシール部材で蓋をする場合には、リブが大きく異型(複雑な形状)になり、搭載のためのスペースが大きくなり、シール部材も比較的大きくなるという問題がある。また、リブが異型となるとシール部材を組み付けたときに隙間ができ易く、確実な断熱シールによる結露防止が行ない難いという問題もある。
また、いずれの場合も、エバポレータ側コネクタと配管側コネクタと接続部位に膨張弁を配設して接続部位が大型化しているので、空調ケース外側の前記接続部位の周囲に他の機器(例えばケース内部のドア手段を駆動するためのサーボモータやリンク機構等)が搭載されているとき等には、シール部材を組み付けるスペースが得難く、組付け作業性が悪いという問題もある。
本発明は、上記点に鑑みてなされたものであり、エバポレータ側コネクタと配管側コネクタと接続部位における断熱シール部材の組付け作業性を向上するとともに、確実な結露防止を行なうことが可能な車両用空調装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、
内部を空気が流通する空調ケース(11)と、
空調ケース(11)内に設けられ、空調ケース(11)内を流通する空気を冷却するためのエバポレータ(12)と、
空調ケース(11)の外側にエバポレータ(12)から突設され、エバポレータ(12)に冷媒を導入するための冷媒導入通路(31)とエバポレータ(12)から冷媒を導出するための冷媒導出通路(32)とを有するエバポレータ側コネクタ(30)と、
エバポレータ(12)に対して離設された冷媒減圧手段(40)により減圧された冷媒を冷媒導入通路(31)に導く導入配管(51)と、冷媒導出通路(32)から導出された冷媒を導く導出配管(52)とからなる配管群(50)と、
この配管群(50)の冷媒減圧手段(40)の反対側端部に設けられ、両配管(51、52)内と前記両通路(31、32)とをそれぞれ連通するようにエバポレータ側コネクタ(30)に接続する配管側コネクタ(60)とを備える車両用空調装置であって、
エバポレータ側コネクタ(30)を取り囲み、周状の先端部(111)がエバポレータ側コネクタ(30)の突出側の端面(33)より突出するように空調ケース(11)から立設された周状壁部(110)と、
周状壁部(110)と配管群(50)の外周面(511、521)との間の全域を覆うように配置された断熱シール部材(80)とを備えることを特徴としている。
これによると、配管側コネクタ(60)が直接接続したエバポレータ側コネクタ(30)を空調ケース(11)から立設した周状壁部(110)が取り囲んでおり、周状壁部(110)の周状の先端部(111)はエバポレータ側コネクタ(30)の突出側の端面(33)より突出している。すなわち、エバポレータ側コネクタ(30)と配管側コネクタ(60)との接続部位を、周状壁部(110)が取り囲んでいる。
そして、断熱シール部材(80)が、この周状壁部(110)と配管側コネクタ(60)が端部に設けられた配管群(50)の外周面(511、521)との間の全域を覆っている。
したがって、エバポレータ側コネクタ(30)と配管側コネクタ(60)との接続部位を比較的小型化することができるとともに、このエバポレータ側コネクタ(30)と配管側コネクタ(60)との接続部位より配管群(50)側に断熱シール部材(80)を組み付けるので、周囲のスペースが比較的小さい場合であっても組付け作業が容易である。また、断熱シール部材(80)は、周状壁部(110)と配管群(50)の外周面(511、521)との間を覆うので、断熱シール性を確保することが比較的容易である。
このようにして、断熱シール部材(80)の組付け作業性を向上するとともに、確実な結露防止を行なうことができる。
また、請求項2に記載の発明では、周状壁部(110A)は、周状の先端部(111)が配管側コネクタ(60)の配管群(50)側の端面(62)より突出するように空調ケース(11)から立設されていることを特徴としている。
これによると、周状壁部(110)は配管群(50)の周囲にまで突出するように立設されるので、断熱シール部材(80B)の組付け作業が一層容易であるとともに、断熱シール性を確保することも一層容易である。
また、請求項3に記載の発明では、断熱シール部材(80)は、周状壁部(110)の外周面(112)と配管群(50)の外周面(511、521)とに接するように配置されていることを特徴としている。
これによると、断熱シール部材(80)を、周状壁部(110)および配管群(50)の外方側から組付けられるので、組み付け作業がより一層容易である。
また、請求項4に記載の発明では、請求項3に記載の発明において、周状壁部(110)の外周面(112)と配管群(50)の外周面(511、521)との間隔は、周状壁部(110)の周方向において略均一であることを特徴としている。
これによると、周状壁部(110)の外周面(112)と配管群(50)の外周面(511、521)との段差が周方向において略均一となるので、段差を有していても断熱シール部材(80)の組付けが比較的容易であるとともに、断熱シール性を確保することも比較的容易である。
また、請求項5に記載の発明では、断熱シール部材(80A)は、周状壁部(110)の内周面(113)と配管群(50)の外周面(511、521)とに接するように配置されていることを特徴としている。
これによると、断熱シール部材(80A)を周状壁部(110)の内側に配置することが可能であるので、断熱シール部材(80A)が大型化することを防止することができる。したがって、周状壁部(110)の周囲のスペースが小さくても、比較的小型の断熱シール部材(80A)の組付けることができ、組付け作業が容易である。
また、請求項6に記載の発明では、請求項5に記載の発明において、周状壁部(110)の内周面(113)と配管群(50)の外周面(511、521)との間隔は、周状壁部(110)の周方向において略均一であることを特徴としている。
これによると、断熱シール部材(80A)の配管群(50)径方向の厚さを略均一にすることができるので、断熱シール部材(80A)の形状をシンプルにすることが可能であり、組付けも容易である。
また、請求項7に記載の発明では、周状壁部(110)は、立設方向に直交する断面が略長円形状であることを特徴としている。
これによると、周状壁部(110)の形状を配管群(50)に対応してシンプルな形状とすることができ、断熱シール部材(80)を組付け易いとともに、断熱シール性も確保し易い。
また、請求項8に記載の発明では、請求項7に記載の発明において、配管側コネクタ(60)は、周状壁部(110)に沿った外形が略長円形状であることを特徴としている。
これによると、周状壁部(110)の形状を配管側コネクタ(60)の外形に合わせることができる。
そして、請求項9に記載の発明のように、周状壁部(110)の内周面(113)と配管側コネクタ(60)の外周面(63)との間隔を周状壁部(110)の周方向において略均一に形成することにより、周状壁部(110)を小型化して、周囲に組付け作業スペースを確保することが容易になる。
また、請求項10に記載の発明では、断熱シール部材(80)は、樹脂もしくはゴムからなる発泡材により形成されていることを特徴としている。
これによると、断熱シール部材(80)の断熱性能を確保し易いとともに、断熱シール部材(80)を軽量化することができる。さらに、ハンドリングも容易である。
また、請求項11に記載の発明では、断熱シール部材(90)は、配管群(50)を挟んで相互に係合する複数の弾性カバー部材(91、92)からなることを特徴としている。
これによると、分割形成した複数の弾性カバー部材(91、92)を、配管群(50)を挟み込むように係合させることで断熱シール構造を形成することができる。したがって、複数の弾性カバー部材(91、92)からなる断熱シール部材(90)の組付け作業性を極めて良好にすることができる。
そして、請求項12に記載の発明のように、断熱シール部材(90)を構成する複数の弾性カバー部材(91、92)は、樹脂材料により形成することができる。
また、請求項13に記載の発明では、配管群(50)は、外周面(511、521)に断熱材層(512、522)を有し、断熱シール部材(80)は、断熱材層(512、522)の外周面に接していることを特徴としている。
これによると、断熱シール部材(80)は、周状壁部(110)と配管群(50)の外周面(511、521)にある断熱材層(512、522)との間を覆うことになる。したがって、周状壁部(110)に接する断熱シール部材(80)と、配管群(50)の断熱材層(512、522)とにより、断熱シール構造を形成して、確実に結露防止を行なうことができる。
なお、上記各手段に付した括弧内の符号は、後述する実施形態記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明を適用した車両用空調装置の室内ユニットのうち空調ユニット部分の側面図である。図2は本実施形態の要部を示す図であり、(a)は要部拡大図、(b)は要部縦断面図である。
本実施形態の車両用空調装置の通風系は、大別して、図1に示す空調ユニット10と図示しない送風機ユニットとの2つの部分に分かれている。送風機ユニット部は車室内の計器盤下方部のうち、中央部から助手席側へオフセットして配置されており、これに対し、空調ユニット10は車室内の計器盤下方部のうち、左右方向の略中央部に配置されている。
図示しない送風機ユニット部は周知のごとく内気(車室内空気)と外気(車室外空気)とを切換導入する内外気切換箱と、この内外気切換箱から導入される空気を送風する送風機とから構成されている。この送風機は周知の遠心多翼ファン(例えばシロッコファン)を電動モータにて回転駆動するものである。
空調ユニット10は、1つの共通の空調ケース11内にエバポレータ(冷房用熱交換器)12とヒータコア(暖房用熱交換器)13とを内蔵するタイプのものである。
空調ケース11はポリプロピレン樹脂のような、ある程度弾性を有し、強度的にも優れた樹脂の成形品からなり、分割された複数のケースからなる。この分割されたケースは、上記熱交換器12、13、後述のドア等の機器を収納した後に、金属バネクリップ、ネジ等の締結手段により一体に結合されて空調ケース11を構成する。
空調ユニット10は、車室内の計器盤下方部の略中央部に、車両の前後および上下方向に対して、図1に示す形態で配置されている。
空調ケース11の最も車両前方部の部位には、空気流入口14が配設されており、この空気流入口14には、前述の送風機ユニットから送風される空気が流入する。この空気流入口14は助手席前方の部位に配置される送風機ユニットの空気出口部に接続するために、空調ケース11のうち、助手席側の側面に開口している。
空調ケース11内において、空気流入口14直後の部位にエバポレータ12が空気通路の全域を横切るように配置されている。このエバポレータ12は周知のごとく冷凍サイクルの冷媒の蒸発潜熱を空気から吸収して、空気を冷却するものである。
ここで、エバポレータ12は図1に示すように、車両前後方向には薄型で、車両上下方向に長手方向が向く形態で空調ケース11内に設置されている。
エバポレータ12には、冷凍サイクルにおいてエバポレータ12に対して離設された冷媒減圧手段としての減圧弁(エキスパンションバルブ)40から延びる配管群50が接続している。この配管群50は、減圧弁40にて減圧された冷媒をエバポレータ12に導入する導入配管51と、エバポレータ12で蒸発した冷媒を導出して減圧弁40の感温部に導くための導出配管52とからなる。
配管群50を構成する導入配管51および導出配管52は、減圧弁40近傍において共通の樹脂製(本例ではポリプロピレン樹脂製)支持プレート部材53により支持されている。
減圧弁40は、図示しない車室とエンジンルームとの仕切板(ファイアウォール)のエンジンルーム側に配置されており、支持プレート部材53は、図示しない仕切板に設けられた配管群50の挿設口を閉塞するシール部材としての機能も有している。
エバポレータ12は周知の積層型のものであって、アルミニウム等の金属薄板等により構成した偏平チューブをコルゲートフィンを介在して多数積層配置し、一体ろう付けしたものである。そして、エバポレータ12の空気流れ下流側(車両後方側)に、所定の間隔を開けてヒータコア13が隣接配置されている。
このヒータコア13は、エバポレータ12を通過した冷風を再加熱するものであって、その内部に高温のエンジン冷却水(温水)が流れ、この冷却水を熱源として空気を加熱するものである。このヒータコア13もエバポレータ12と同様に、車両前後方向には薄型で、車両上下方向に長手方向が向く形態で空調ケース11内に若干傾斜して設置されている。
ヒータコア13は周知のものであって、アルミニウム等の金属薄板等により構成した偏平チューブをコルゲートフィンを介在して多数積層配置し、一体ろう付けしたものである。
また、空調ケース11内で、ヒータコア13の上方部位には、このヒータコア13をバイパスして空気(冷風)が流れるバイパス通路である冷風バイパス通路15が形成されている。そして、ヒータコア13の上端部の車両前方側の部位に、ヒータコア13を通る空気(温風)と冷風バイパス通路15を通る空気(冷風)の風量割合を調整するエアミックスドア16が配置されている。
エアミックスドア16は平板状のものであって、水平方向に配置された回転軸16aと一体に結合されており、この回転軸16aとともに車両上下方向に回動可能になっている。
一方、空調ケース11内において、ヒータコア13の空気下流側(車両後方側の部位)には、ヒータコア13の直後から上方に向かう温風通路18が形成されている。
なお、エアミックスドア16の回転軸16aは、空調ケース11に回転自在に支持されるとともに空調ケース11の外部に突出してリンク機構17aに結合され、このリンク機構17aを介して空調装置の温度制御機構であるサーボモータ17により回動操作されるようになっている。
冷風バイパス通路15の下流側(車両後方側)の部位には、冷風バイパス通路15からの冷風と温風通路18からの温風とを合流させて、冷風と温風とを混合させる冷温風混合空間20が形成されている。
空調ケース11の上面部において、車両前方側の部位にはデフロスタ開口部21が開口している。このデフロスタ開口部21は冷温風混合空間20から温度制御された空気が流入するものであって、図示しないデフロスタダクトを介してデフロスタ吹出口に接続され、この吹出口から車両前面窓ガラスの内面に向けて風を吹き出すようになっている。
デフロスタ開口部21はデフロスタドア22により開閉される。このデフロスタドア22は、空調ケース11に回動可能に支持された回転軸22aに結合された平板状ドア部にて形成されている。
空調ケース11の上面部において、デフロスタ開口部21よりも車両後方側の部位にはフェイス開口部23が開口している。このフェイス開口部23も冷温風混合空間20から温度制御された空気が流入するものである。フェイス開口部23は、図示しないフェイスダクトを介して、計器盤左右方向の中央部上方側に配置されているフェイス吹出口に接続され、この吹出口から車室内中央部の乗員頭部に向けて風を吹き出すようになっている。
フェイス開口部23はフェイスドア24により開閉される。このフェイスドア24は、空調ケース11に回動可能に支持された回転軸24aに結合された平板状ドア部にて形成されている。
また、図1に示すように、空調ケース11の側面部において、冷温風混合空間20の車両左右方向の部位には、フット開口部25が開口している(片方のみ図示)。このフット開口部25は冷温風混合空間20から温度制御された空気が流入するものであって、図示しないフットダクトを介してフット吹出口に接続され、この吹出口から乗員の足元に向けて風を吹き出すようになっている。
フット開口部25はフットドア26により開閉される。このフットドア26は、空調ケース11に回動可能に支持された回転軸26aに結合された扇状ドア部にて形成されている。
上記したデフロスタドア22、フェイスドア24およびフットドア26は、吹出モード切替用のモードドアであって、リンク機構27aに連結されて、吹出モード切替機構であるサーボモータ27により連動操作されるようになっている。
上記構成の車両用空調装置は、周知のように、空調操作パネルに設けられた各種操作部材からの操作信号および空調制御用の各種センサからのセンサ信号が入力される電子制御装置(図示せず)を備えており、この制御装置の出力信号により各ドア16、22、24、26の位置が制御される。
次に、本実施形態の車両用空調装置の要部であるエバポレータ12の冷媒導出入部の構成について説明する。
図2(b)に示すように、空調ケース11内に収納されたエバポレータ12には、空調ケース11の開口11aから外側に向かってエバポレータ12から突出したエバポレータ側コネクタ30が設けられている。
このエバポレータ側コネクタ30には、エバポレータ12に冷媒を導入するための冷媒導入通路31と、エバポレータ12から冷媒を導出するための冷媒導出通路32とが形成されている。
そして、このエバポレータ側コネクタ30の突出側(図示左方側)の端面33には、配管側コネクタ60がねじ部材70によりねじ止め接続されている。エバポレータ側コネクタ30の端面33に図示右方側の端面61を当接して接続された配管側コネクタ60は、前述した配管群50(導入配管51および導入配管52)の減圧弁40配設端部の反対側端部に設けられ、導入配管51内と冷媒導入通路31とを連通するとともに、冷媒導出通路32と導出配管52内とを連通している。
空調ケース11には、エバポレータ側コネクタ30が挿設された開口11aの周囲に、略均一の肉厚の周状壁部110が立設されている。この周状壁部110は、周状の先端部111がエバポレータ側コネクタ30の端面33より配管群50側に突出し、配管側コネクタ60の側方にまで延設されている。
すなわち、周状壁部110は、エバポレータ側コネクタ30の端面33と配管側コネクタ60の端面61とが当接した両コネクタ30、60の接続部位を取り囲んでいる。
図2(a)に示すように、エバポレータ側コネクタ30および配管側コネクタ60は、周状壁部110に沿った外形が、互いに近似した大きさの略長円形状をなしている。
また、周状壁部110も、両コネクタ30、60に沿った形状(立設方向に直交する断面形状)が略長円形状である。周状壁部110の内周面113と両コネクタ30、60の外周面34、63とのそれぞれの間隔は、周状壁部110の周方向において略均一とし、周状壁部110と両コネクタ30、60の外周面34、63とを近接させている。
周状壁部110の内周面113とエバポレータ側コネクタ30外周面34とは、エバポレータ側コネクタ30の開口11aからの突設が容易な間隔を形成するとともに、周状壁部110の内周面113と配管側コネクタ60の外周面63とは、配管側コネクタ60をエバポレータ側コネクタ30に接続するときに配管側コネクタ60の挿設および位置決めが容易な間隔を形成することが好ましい。
このように、周状壁部110の内周面113と配管側コネクタ60の外周面63との間隔を周状壁部110の周方向において略均一となるようにしたことで、図2(a)から明らかなように、周状壁部110の外周面112と配管群50(導入配管51および導入配管52)の外周面511、521との間隔は、周状壁部110の周方向において略均一となっている。
そして、周状壁部110と配管群50(導入配管51および導入配管52)の外周面511、521との間の全域を覆うように、樹脂もしくはゴムの発泡体からなる配置された断熱シール部材としてのシールパッキン80が設けられている。
本実施形態では、ウレタン材料もしくはEPDM材料からなる可撓性に優れるシート状の発泡体をシールパッキン80としている。このシールパッキン80には内側となる面に粘着剤層が形成されており、周状壁部110の外周面112の先端部111近傍と配管群50(導入配管51および導入配管52)の外周面511、521とに貼着され、周状壁部110と配管群50との間の全域を覆っている。
なお、導入配管51および導出配管52は、それぞれの外周面511、521に、断熱材層であるインシュレータ512、522が形成されており、シールパッキン80は、両配管51、52の外周面511、521においてインシュレータ512、522に貼着されている。
このシールパッキン80をエバポレータ側コネクタ30と配管側コネクタ60との接続部位に組付けるときには、まず、粘着材層を内側としたシート状のシールパッキン80の一方の縁部を周状壁部110の外周面112のうち先端部111近傍に周状に貼着する。
次に、配管群50をなす導入配管51および導出配管52の外周面512、522にシールパッキン80の他方の縁部を貼着するとともに、導入配管51と導出配管52との間および両配管51、52の並び方向における外方側(本例では、導入配管51の図示下方側)においてシールパッキン80同士を貼着する。
上述の構成および組付け方向によれば、配管側コネクタ60が接続したエバポレータ側コネクタ30を空調ケース11から立設した周状壁部110が取り囲んでおり、周状壁部110の周状の先端部111はエバポレータ側コネクタ30の突出側の端面33より突出している。すなわち、エバポレータ側コネクタ30と配管側コネクタ60との接続部位を、周状壁部110が取り囲んでいる。そして、シールパッキン80が、この周状壁部110と配管群50の外周面511、521との間の全域を覆っている。
したがって、エバポレータ側コネクタ30と配管側コネクタ60とが直接接続した(減圧弁を介さずに接続した)比較的小型化された接続部位より配管群50側にシールパッキン80を組み付けることができる。
さらに、周状壁部110は、両コネクタ30、60の外形に沿って比較的小さく形成されている。
これらにより、図1に示すように、エバポレータ側コネクタ30と配管側コネクタ60との接続部位の周囲にサーボモータ17、27やリンク機構17a、27a等の構成が配置されていたとしても、シールパッキン80の組付けが容易である。
また、シールパッキン80の組付けは、周状壁部110および配管群50の外方側から行なうことができるので、組み付け作業が一層容易である。
また、周状壁部110は、立設方向に直交する断面が略長円形状であり、外周面112が滑らかな面となっている。さらに、周状壁部110の外周面112と配管群50の外周面511、521との段差は、周状壁部110の周方向において略均一である。したがって、シールパッキン80の貼着が容易であり、シール性の確保も容易である。
このようにして、シールパッキン80の組付け作業性を向上するとともに、確実な結露防止を行なうことができる。
また、シールパッキン80は、導入配管51および導出配管52の外周面511、521に形成されたインシュレータ512、522に貼着されている。したがって、シールパッキン80とインシュレータ512、522とにより、断熱シール構造を形成して、確実に結露防止を行なうことができる。
また、シールパッキン80は、樹脂もしくはゴムからなる発泡材により形成されおり、断熱性能を確保し易いとともに、シールパッキン80を軽量化することができる。さらに、シールパッキン80のハンドリングも容易である。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について図3に基づいて説明する。
本第2の実施形態は、前述の第1の実施形態と比較して、周状壁部においてシールパッキンが接している部位が異なる。なお、第1の実施形態と同様の部分については、同一の符号をつけ、その説明を省略する。
図3は本実施形態の要部を示す図であり、(a)は要部拡大図、(b)は要部縦断面図である。
図3(a)、(b)に示すように、本実施形態では、断熱シール部材であるシールパッキン80Aは、周状壁部110の内周面113と配管群50(導入配管51および導出配管52)の外周面511、521(具体的にはインシュレータ512、522)とに接するように配置されている。
なお、本実施形態のシールパッキン80Aは、第1の実施形態のシールパッキン80と同様に樹脂もしくはゴムからなる発泡材により形成されている。
そして、シールパッキン80Aの周状壁部110内周面113への接触部位では、シールパッキン80Aの外側面に粘着材層を形成してシールパッキン80Aを内周面113に貼着するものであってもよいし、シールパッキン80Aを内周面113に圧接するものであってもよい。
これによると、シールパッキン80Aを周状壁部110の内側に配置することができるので、シールパッキン80Aを小型化することができ、周状壁部110の周囲のスペースが小さくても、シールパッキン80Aを組付けることが可能である。
また、周状壁部110の内周面113と配管群50(導入配管51および導出配管52)の外周面511、521との間隔は、周状壁部110の周方向において略均一である。さらに、周状壁部110内周面113と配管側コネクタ60外周面63との間隔も、周状壁部110の周方向において略均一である。
したがって、シート状のシールパッキン80Aにより、周状壁部110内周面113と配管群50の外周面511、512との間の全域を覆うことが容易である。
このようにして、小型化したシールパッキン80Aにより組付け作業性を向上するとともに、確実な結露防止を行なうことができる。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態について図4に基づいて説明する。
本第3の実施形態は、前述の第2の実施形態と比較して、周状壁部の立設方向の高さが異なる。なお、第1、第2の実施形態と同様の部分については、同一の符号をつけ、その説明を省略する。
図4は本実施形態の要部を示す図であり、(a)は要部拡大図、(b)は要部縦断面図である。
図4(b)に示すように、本実施形態では、周状壁部110Aを、第1、第2の実施形態の周状壁部110より更に突出させ、周状の先端部111が配管側コネクタ60の配管群50側の端面62より突出させている。すなわち、周状壁部110を配管群50の周囲にまで突出するように立設している。
そして、断熱シール部材であるシールパッキン80Bを、周状壁部110Aの内周面113と配管群50(導入配管51および導出配管52)の外周面511、521(具体的にはインシュレータ512、522)とに接するようにはめ込んでいる。
なお、本実施形態のシールパッキン80Bは、第1、第2の実施形態のシールパッキン80、80Aと同様に樹脂もしくはゴムからなる発泡材により形成しているが、はめ込みによる組付けを容易にするため、シールパッキン80、80Aより硬い(撓み難い)ものを採用している。
シールパッキン80Bには、切り込み部801が設けられている。シールパッキン80Bを組付けるときには、この切り込み部801を介してシールパッキン80B内に配管群50を挿設した後、シールパッキン80Bを周状壁部110Aの内側に押し込む。
本実施形態の構成によれば、シールパッキン80Bに粘着材層等を形成する必要がなく、組付け時にセパレータ(離型紙、剥離紙)を剥がす作業も不要となり、組付け作業性を一層向上することができる。
(第4の実施形態)
次に、第4の実施形態について図5ないし図7に基づいて説明する。
本第4の実施形態は、前述の第3の実施形態と比較して、断熱シール部材を複数の弾性カバー部材で構成した点が異なる。なお、第1の実施形態と同様の部分については、同一の符号をつけ、その説明を省略する。
図5は本実施形態の要部拡大図であり、図6は図5のA−A線断面図、図7は図5のB−B線断面図である。
図5に示すように、本実施形態では、エバポレータ側コネクタ30と配管側コネクタ60との接続箇所を取り囲むように空調ケース11から立設された周状壁部110Bを、立設方向に直交する断面形状を略矩形状としている。
そして、本実施形態における断熱シール部材を、比較的高弾性を有する(第1〜第3の実施形態におけるシールパッキンに対し弾性率が大きい)樹脂製(本例ではポリプロピレン樹脂製)のシールカバー(弾性カバー部材)90としている。シールカバー90は、複数の(本例では2つの)分割体として成形された第1分割体91と第2分割体92とからなる。
第1分割体91と第2分割体92とは、配管群50(導入配管51および導出配管52)を挟持して相互に係合し、両分割体91、92の係合体が周状壁部110Bに係止されて、周状壁部110Bの外周面112と配管群50の外周面511、521との間の全域を覆うようになっている。
具体的には、図6に示すように、第1分割体91と第2分割体92との重複部において、第1分割体91の突起部911を第2分割体92の穴部922に係合するとともに、第2分割体92の突起部921を第1分割体91の穴部912に係合させる。
なお、図5における図示下方側の相互係合部位では、図示上方側の係合部位に対し、両分割体91、92が逆に重なり合っている。
これにより、配管群50を挟み込んで第1分割体91と第2分割体92とが相互に係合したシールカバー90となる。
このように、両分割体91、92を相互に係合した係合体(シールカバー90)を、周状壁部110B方向(空調ケース11方向)に移動して、両分割体91、92に形成した穴部913、923を、周状壁部110Bの外周面112に形成した突起部114、115にそれぞれ係合させ、シールカバー90を周状壁部110Bに係止する。
このとき、図7に示すように、配管群50を挟み込んだ両分割体91、92は、配管群50を構成する両配管51、52の外周面511、521に形成されたインシュレータ512、522(図示は導入配管51のインシュレータ512のみ)を圧縮して、配管群50の周囲をシールする。
本実施形態の構成によれば、分割形成した複数の弾性カバー部材である両分割体91、92を、配管群50を挟み込むように係合させることで、周状壁部110Bと配管群50との間を覆う断熱シール構造を形成することができる。
シールカバー90を構成する両分割体91、92は比較的高弾性であり、第1〜第3の実施形態で採用した発泡体からなるシールパッキンに対し撓み難い。したがって、複数の分割体91、92からなるシールカバー90の組付け作業性をより一層向上することができる。
(他の実施形態)
上記第1〜第3の実施形態では、周状壁部は略長円形状であり、上記第4の実施形態では、周状壁部は略矩形状であったが、比較的シンプルな形状であれば、これらに限定されるものではない。
第1〜第3の実施形態のように可撓性を有するシールパッキンを採用する場合には、周方向において周状壁部に角部や凹凸形状がないものが好ましく、例えば、角丸矩形状(角部を円弧状とした矩形状)であってもかまわない。また、第4の実施形態のように高弾性を有するシールカバーを採用する場合には、シールカバーを確実に係止してシールできる形状であればかまわず、例えば略長円形状であってもよい。
また、上記各実施形態では、配管側コネクタ60に接続する導入配管51および導出配管52は、いずれも冷媒減圧手段である減圧弁(膨張弁)40に接続するものであったが、導入配管51が減圧弁40に接続するものであれば、導出配管52は減圧弁以外に接続するものであってもかまわない。
本発明を適用した第1の実施形態における車両用空調装置の室内ユニットのうち空調ユニット部分の側面図である。 第1の実施形態の要部を示す図であり、(a)は要部拡大図、(b)は要部縦断面図である。 第2の実施形態の要部を示す図であり、(a)は要部拡大図、(b)は要部縦断面図である。 第3の実施形態の要部を示す図であり、(a)は要部拡大図、(b)は要部縦断面図である。 第4の実施形態の要部拡大図である。 図5におけるA−A断面図である。 図5におけるB−B断面図である。
符号の説明
11 空調ケース
12 エバポレータ
30 エバポレータ側コネクタ
31 冷媒導入通路
32 冷媒導出通路
40 減圧弁(膨張弁、冷媒減圧手段)
50 配管群
51 導入配管
52 導出配管
60 配管側コネクタ
80、80A、80B シールパッキン(断熱シール部材)
90 シールカバー(断熱シール部材)
91 第1分割体(弾性カバー部材)
92 第2分割体(弾性カバー部材)
110、110A、110B 周状壁部

Claims (13)

  1. 内部を空気が流通する空調ケース(11)と、
    前記空調ケース(11)内に設けられ、前記空調ケース(11)内を流通する空気を冷却するためのエバポレータ(12)と、
    前記空調ケース(11)の外側に前記エバポレータ(12)から突設され、前記エバポレータ(12)に冷媒を導入するための冷媒導入通路(31)と前記エバポレータ(12)から冷媒を導出するための冷媒導出通路(32)とを有するエバポレータ側コネクタ(30)と、
    前記エバポレータ(12)に対して離設された冷媒減圧手段(40)により減圧された冷媒を前記冷媒導入通路(31)に導く導入配管(51)と、前記冷媒導出通路(32)から導出された冷媒を導く導出配管(52)とからなる配管群(50)と、
    前記配管群(50)の前記冷媒減圧手段(40)の反対側端部に設けられ、前記両配管(51、52)内と前記両通路(31、32)とをそれぞれ連通するように前記エバポレータ側コネクタ(30)に接続する配管側コネクタ(60)とを備える車両用空調装置であって、
    前記エバポレータ側コネクタ(30)を取り囲み、周状の先端部(111)が前記エバポレータ側コネクタ(30)の突出側の端面(33)より突出するように前記空調ケース(11)から立設された周状壁部(110)と、
    前記周状壁部(110)と前記配管群(50)の外周面(511、521)との間の全域を覆うように配置された断熱シール部材(80)とを備えることを特徴とする車両用空調装置。
  2. 前記周状壁部(110A)は、前記先端部(111)が前記配管側コネクタ(60)の前記配管群(50)側の端面(62)より突出するように前記空調ケース(11)から立設されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用空調装置。
  3. 前記断熱シール部材(80)は、前記周状壁部(110)の外周面(112)と前記配管群(50)の外周面(511、521)とに接するように配置されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両用空調装置。
  4. 前記周状壁部(110)の外周面(112)と前記配管群(50)の外周面(511、521)との間隔は、前記周状壁部(110)の周方向において略均一であることを特徴とする請求項3に記載の車両用空調装置。
  5. 前記断熱シール部材(80A)は、前記周状壁部(110)の内周面(113)と前記配管群(50)の外周面(511、521)とに接するように配置されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両用空調装置。
  6. 前記周状壁部(110)の内周面(113)と前記配管群(50)の外周面(511、521)との間隔は、前記周状壁部(110)の周方向において略均一であることを特徴とする請求項5に記載の車両用空調装置。
  7. 前記周状壁部(110)は、立設方向に直交する断面が略長円形状であることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1つに記載の車両用空調装置。
  8. 前記配管側コネクタ(60)は、前記周状壁部(110)に沿った外形が略長円形状であることを特徴とする請求項7に記載の車両用空調装置。
  9. 前記周状壁部(110)の内周面(113)と前記配管側コネクタ(60)の外周面(63)との間隔は、前記周状壁部(110)の周方向において略均一に形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれか1つに記載の車両用空調装置。
  10. 前記断熱シール部材(80)は、樹脂もしくはゴムからなる発泡材により形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項9のいずれか1つに記載の車両用空調装置。
  11. 前記断熱シール部材(90)は、前記配管群(50)を挟んで相互に係合する複数の弾性カバー部材(91、92)からなることを特徴とする請求項1ないし請求項9のいずれか1つに記載の車両用空調装置。
  12. 前記弾性カバー部材(91、92)は、樹脂材料からなることを特徴とする請求項11に記載の車両用空調装置。
  13. 前記配管群(50)は、外周面(511、521)に断熱材層(512、522)を有し、
    前記断熱シール部材(80)は、前記断熱材層(512、522)の外周面に接していることを特徴とする請求項1ないし請求項12のいずれか1つに記載の車両用空調装置。
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