JP2006285854A - 定電圧回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】 電源の立ち上げ時や、負荷電流が大きく変化した場合にもオーバーシュートを発生させることのない定電圧回路を得る。
【解決手段】 出力電圧Voutが急に低下すると、直ちにNMOSトランジスタM14がオンして、出力電圧制御トランジスタM1のドレイン電流を増加させ、PMOSトランジスタM15のドレイン電流も同じ比率で増加する。PMOSトランジスタM15のドレイン電流はNMOSトランジスタM17のドレイン電流になり、抵抗R5にも同じ電流が流れ電圧降下が発生する。NMOSトランジスタM16のゲート電圧は、NMOSトランジスタM17のゲート・ソース間電圧に抵抗R5の電圧降下分を加えた電圧となる。NMOSトランジスタM16がオンして電流が流れると、NMOSトランジスタM14のゲート電圧が低下しNMOSトランジスタM14のドレイン電圧の低下を抑制するようにした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、急速な入力電圧の変化や負荷電流の急激な変化に対する応答速度を速くする負荷応答性を改善した定電圧回路に関し、特に、出力電圧が低下した場合の負荷応答性を改善すると共に出力電圧のオーバーシュートや発振を起きにくくした定電圧回路に関する。
従来、負荷電流の急増による出力電圧の低下を急速に補う方法として、出力電圧変動の交流成分だけをカップリングコンデンサを介して検出し、出力トランジスタとは別に設けた補助トランジスタによって、電源電圧から負荷に電流を供給することで、出力電圧の低下を補償していた(例えば、特許文献1及び特許文献2参照。)。
また、このような方法を用いた定電圧回路として図4で示すような回路があった(例えば、特許文献3参照。)。
図4の定電圧回路100は、負荷電流が急激に増えた場合は、応答速度の速い第2誤差増幅器AMPbによって出力電圧制御トランジスタM1を制御することで、出力電圧が低下した場合の負荷応答性能を改善したものである。このため、補助トランジスタが不要になっている。
以下、図4の定電圧回路100について簡単に説明する。
定電圧回路100は、所定の基準電圧Vrを生成して出力する第1基準電圧発生回路2と、所定の基準電圧Vb1を生成して出力する第2基準電圧発生回路3と、所定のバイアス電圧Vb2を生成して出力する第3基準電圧発生回路4とを備えている。更に、定電圧回路100は、出力電圧Voutを分圧して分圧電圧VFBを生成し出力する出力電圧検出用の抵抗R1,R2と、ゲートに入力された信号に応じて出力端子OUTに出力する電流ioの制御を行うPMOSトランジスタからなる出力電圧制御トランジスタM1と、分圧電圧VFBが基準電圧Vrになるように出力電圧制御トランジスタM1の動作制御を行う誤差増幅回路部105とを備えている。
誤差増幅回路部105は、第1誤差増幅器AMPa及び第2誤差増幅器AMPbで構成されており、第1誤差増幅器AMPaは、基準電圧Vrが非反転入力端に入力されると共に分圧電圧VFBが反転入力端に入力され、第2誤差増幅器AMPbは、基準電圧Vb1が非反転入力端に入力されると共に出力電圧Voutが反転入力端に入力されている。第1誤差増幅器AMPa及び第2誤差増幅器AMPbの各出力信号によって出力電圧制御トランジスタM1の動作制御が行われる。
第1誤差増幅器AMPaは、直流利得ができるだけ大きくなるようにして直流特性が優れたものになるように、定電流源をなすNMOSトランジスタM2のドレイン電流ができるだけ小さくなるように設計されている。一方、第2誤差増幅器AMPbは、入力端であるPMOSトランジスタM11のゲートが、カップリングコンデンサをなすコンデンサC3を介して出力端子OUTに接続されていることから、出力電圧Voutの交流成分のみを増幅することができる。
第1誤差増幅器AMPaは、一般の定電圧回路に用いられているものと特に変わりがないのでその説明を省略する。
第2誤差増幅器AMPbは、PMOSトランジスタM9〜M11及びNMOSトランジスタM12,M13で構成された差動増幅回路と、NMOSトランジスタM14とを使用した2段アンプで構成されている。出力電圧Voutが安定している状態では、PMOSトランジスタM11がオフになるように、差動対をなすPMOSトランジスタM10,M11のいずれか一方にオフセット電圧を持たせている。このため、PMOSトランジスタM11のドレイン電圧は0Vとなっているので、NMOSトランジスタM14はオフし、出力電圧制御トランジスタM1の制御には影響しない。
一方、出力電圧Voutが負荷の急変等が原因で急に低下すると、カップリングコンデンサC3を介してPMOSトランジスタM11のゲート電圧が低下する。PMOSトランジスタM10のゲート電圧は、抵抗R4の影響でPMOSトランジスタM11のゲートよりも電圧低下が遅れる。この結果、PMOSトランジスタM11はオンし、PMOSトランジスタM11のドレイン電圧が上昇する。該ドレイン電圧がNMOSトランジスタM14のゲート電圧のしきい値を超えると、NMOSトランジスタM14はオンし、出力電圧制御トランジスタM1のゲート電圧を低下させる。このため、出力電圧制御トランジスタM1のドレイン電流が増加して出力電圧Voutを上昇させ、所定の電圧に復帰させる。
第2誤差増幅器AMPbの応答速度が、第1誤差増幅器AMPaよりも速くなるようにしていることから、第1誤差増幅器AMPaが機能して出力電圧Voutの低下を補償するよりも速く出力電圧Voutを所定の電圧に戻すことができる。
逆に、出力電圧Voutが上昇した場合は、カップリングコンデンサC3を介してPMOSトランジスタM11のゲート電圧を上昇させるが、PMOSトランジスタM11はオフしたままであることから、NMOSトランジスタM14もオフした状態を維持するため、出力電圧制御トランジスタM1の制御には影響しない。
特開2000−47740号公報 特開2000−242344号公報 特開2004−139948号公報
しかし、図4の回路では、出力電圧Voutの変化分の検出感度を上げるために、カップリングコンデンサC3の容量を大きくすると、電源の立ち上げ時や、負荷電流の変化量が大きくなって出力電圧Voutが大きく低下したときは、出力電圧制御トランジスタM1のゲート電圧を過剰に低下させてしまう。このため、図5に示すように大きなオーバーシュートが発生し、しかも、オーバーシュートした電圧を定格出力電圧に戻そうとするときに、再び第2誤差増幅器AMPbが作動して出力電圧Voutを上昇させるため、図5に示すような継続的な発振を起こしてしまう。
一方、カップリングコンデンサC3の容量を小さくすると、出力電圧Voutのオーバーシュートはなくなるが、出力電圧Voutの電圧変化を検出する感度が低下して出力電圧Voutの小さい低下に対して補正することができなくなっていた。
本発明は、上記のような問題を解決するためになされたものであり、電源の立ち上げ時や、負荷電流が大きく変化した場合にもオーバーシュートを発生させることのない定電圧回路を得ることを目的とする。
この発明に係る定電圧回路は、制御電極に入力された制御信号に応じた電流を入力端子から出力端子に出力する出力電圧制御トランジスタと、
所定の第1基準電圧及び第2基準電圧をそれぞれ生成して出力する基準電圧発生回路部と、
前記出力端子から出力された電圧の検出を行い、該検出した出力電圧に比例した電圧を生成して出力する出力電圧検出回路部と、
該比例電圧が前記第1基準電圧になるように前記出力電圧制御トランジスタの動作制御を行う誤差増幅回路部と、
を備えた、前記入力端子に入力された入力電圧を所定の定電圧に変換して前記出力端子から出力する定電圧回路において、
前記誤差増幅回路部は、
前記比例電圧が前記第1基準電圧になるように前記出力電圧制御トランジスタの動作制御を行う第1誤差増幅器と、
前記出力端子からの出力電圧が所定の速度以上で急速に低下すると、所定の時間、前記出力電圧制御トランジスタに対して出力電流を増加させる、前記出力端子から出力された電圧の変動に対して前記第1誤差増幅器よりも応答速度が速い第2誤差増幅器と、
で構成され、
前記第2誤差増幅器は、
制御電極に入力された制御信号に応じて前記出力電圧制御トランジスタの動作制御を行う制御トランジスタと、
一方の入力端に前記第2基準電圧が入力され、他方の入力端の電圧が該第2基準電圧になるように、前記制御トランジスタの動作制御を行う差動増幅回路と、
該差動増幅回路の他方の入力端と前記出力端子との間に接続されたコンデンサと、
前記差動増幅回路の各入力端との間に接続された固定抵抗と、
前記出力電圧制御トランジスタから出力された電流に比例した電流を生成して出力する比例電流生成回路と、
該比例電流生成回路からの出力電流に比例した電流を生成して出力するカレントミラー回路と、
を備え、
前記カレントミラー回路は、前記比例電流生成回路からの出力電流に応じて出力側トランジスタのインピーダンスを変えることにより前記制御トランジスタにおける制御電極の電圧を制御して該制御トランジスタの動作制御を行い、前記第2誤差増幅器の利得を制御するものである。
具体的には、前記カレントミラー回路は、比例電流生成回路からの出力電流が増加すると、前記第2誤差増幅器の利得が低下するように前記制御トランジスタの動作制御を行うようにした。
前記カレントミラー回路は、
前記比例電流生成回路からの出力電流が入力される入力側トランジスタと、
該入力側トランジスタに直列に接続された第1抵抗と、
前記制御トランジスタにおける制御電極の電圧を制御する出力側トランジスタとを備えるようにした。
また、前記カレントミラー回路は、
前記比例電流生成回路からの出力電流が入力される入力側トランジスタと、
前記制御トランジスタにおける制御電極の電圧を制御する出力側トランジスタと、
を備え、
前記出力側トランジスタは、前記入力側トランジスタよりもトランジスタサイズが大きくなるようにしてもよい。
また、前記入力側トランジスタ及び出力側トランジスタは、MOSトランジスタであるようにした。
一方、前記第1誤差増幅器は、
前記出力電圧検出回路部からの比例電圧が前記第1基準電圧になるように前記出力電圧制御トランジスタの動作制御を行う誤差増幅回路と、
前記出力電圧制御トランジスタから出力される電流に応じて該誤差増幅回路のバイアス電流を調整するバイアス電流調整回路と、
を備えるようにした。
この場合、前記バイアス電流調整回路は、前記出力電圧制御トランジスタから出力される電流の増加に応じて、前記出力端子の電圧変化に対する前記誤差増幅回路の応答速度を速くするようにした。
本発明の定電圧回路によれば、出力電圧制御トランジスタから出力される電流の増加に応じて、第2誤差増幅器の利得を制御する、すなわち低下させるようにしたことから、電源の立ち上がり時や、負荷電流が大きく増加して出力電圧が大きく低下した場合に発生していたオーバーシュートと出力電圧の継続的な振動の発生を抑えることができる。
また、カップリングコンデンサをなす前記コンデンサの容量も大きくすることができ、出力電圧の電圧変動の検出感度を上げることができる。
また、前記出力電圧制御トランジスタから出力される電流に応じて、第1誤差増幅器のバイアス電流を調整するようにして、前記出力端子の電圧変化に対する前記第1誤差増幅器の応答速度を変えるようにしたことから、前記出力電圧制御トランジスタから出力される電流の増加に応じて、前記出力端子の電圧変化に対する第1誤差増幅器の応答速度を速くすることができる。
次に、図面に示す実施の形態に基づいて、本発明を詳細に説明する。
第1の実施の形態.
図1は、本発明の第1の実施の形態における定電圧回路の構成例を示した図である。
図1において、定電圧回路1は、入力電圧Vinから所定の定電圧を生成し出力電圧Voutとして出力端子OUTから出力する。出力端子OUTと接地電圧との間には負荷10とコンデンサC2が並列に接続されている。
定電圧回路1は、所定の基準電圧Vrを生成して出力する第1基準電圧発生回路2と、所定の基準電圧Vb1を生成して出力する第2基準電圧発生回路3と、所定のバイアス電圧Vb2を生成して出力する第3基準電圧発生回路4とを備えている。更に、定電圧回路1は、出力電圧Voutを分圧して分圧電圧VFBを生成し出力する出力電圧検出用の抵抗R1,R2と、ゲートに入力される信号に応じて出力端子OUTに出力する電流ioの制御を行うPMOSトランジスタからなる出力電圧制御トランジスタM1と、分圧電圧VFBが基準電圧Vrになるように出力電圧制御トランジスタM1の動作制御を行う誤差増幅回路部5とを備えている。なお、第1基準電圧発生回路2及び第2基準電圧発生回路3は基準電圧発生回路部を、抵抗R1及びR2は出力電圧検出回路部をそれぞれなす。
誤差増幅回路部5は、第1誤差増幅器AMP1及び第2誤差増幅器AMP2で構成されており、第1誤差増幅器AMP1は、基準電圧Vrが非反転入力端に入力されると共に分圧電圧VFBが反転入力端に入力され、第2誤差増幅器AMP2は、基準電圧Vb1が非反転入力端に入力されると共に出力電圧Voutが反転入力端に入力されている。第1誤差増幅器AMP1及び第2誤差増幅器AMP2の各出力信号によって出力電圧制御トランジスタM1の動作制御が行われる。
入力端子INと出力端子OUTとの間に出力電圧制御トランジスタM1が接続され、第1誤差増幅器AMP1及び第2誤差増幅器AMP2の各出力端は、出力電圧制御トランジスタM1のゲートにそれぞれ接続されている。また、出力端子OUTと接地電圧との間に、抵抗R1及びR2の直列回路が接続され、抵抗R1とR2との接続部から分圧電圧VFBが出力される。
第1誤差増幅器AMP1は、NMOSトランジスタM2〜M4,M8、PMOSトランジスタM5〜M7、コンデンサC1及び抵抗R3で構成されている。また、第2誤差増幅器AMP2は、PMOSトランジスタM9〜M11,M15、NMOSトランジスタM12〜M14,M16,M17、コンデンサC3及び抵抗R4,R5で構成されている。
なお、第1誤差増幅器AMP1において、NMOSトランジスタM2〜M4,M8、PMOSトランジスタM5〜M7、抵抗R3及びコンデンサC1は誤差増幅回路をなす。また、第2誤差増幅器AMP2において、PMOSトランジスタM9〜M11及びNMOSトランジスタM12,M13は差動増幅回路をなし、NMOSトランジスタM14は制御トランジスタを、抵抗R4は固定抵抗をそれぞれなし、PMOSトランジスタM15は比例電流生成回路を、カップリングコンデンサC3はコンデンサをそれぞれなす。
第1誤差増幅器AMP1において、NMOSトランジスタM3及びM4は差動対をなし、PMOSトランジスタM5及びM6はカレントミラー回路を形成して該差動対の負荷をなしている。PMOSトランジスタM5及びM6において、各ソースは入力端子INにそれぞれ接続され、各ゲートは接続され該接続部はPMOSトランジスタM5のドレインに接続されている。また、PMOSトランジスタM5のドレインはNMOSトランジスタM3のドレインに、PMOSトランジスタM6のドレインはNMOSトランジスタM4のドレインにそれぞれ接続されている。NMOSトランジスタM3及びM4の各ソースは接続され、該接続部と接地電圧との間にNMOSトランジスタM2が接続されている。第1基準電圧発生回路2は、入力電圧Vinを電源にして作動し、NMOSトランジスタM2及びM3の各ゲートには基準電圧Vrがそれぞれ入力され、NMOSトランジスタM2は定電流源をなす。NMOSトランジスタM4のゲートには、分圧電圧VFBが入力されている。
また、入力端子INと接地電圧との間には、PMOSトランジスタM7及びNMOSトランジスタM8が直列に接続され、PMOSトランジスタM7とNMOSトランジスタM8との接続部は、第1誤差増幅器AMP1の出力端をなし、出力電圧制御トランジスタM1のゲートに接続されている。PMOSトランジスタM7のゲートは、PMOSトランジスタM6とNMOSトランジスタM4との接続部に接続され、NMOSトランジスタM8のゲートには基準電圧Vrが入力され、NMOSトランジスタM8は定電流源をなす。また、PMOSトランジスタM6とNMOSトランジスタM4との接続部と、PMOSトランジスタM7とNMOSトランジスタM8との接続部との間には周波数補償用のコンデンサC1と抵抗R3が直列に接続されている。
次に、第2誤差増幅器AMP2において、PMOSトランジスタM10及びM11は差動対をなし、NMOSトランジスタM12及びM13はカレントミラー回路を形成して該差動対の負荷をなしている。NMOSトランジスタM12及びM13において、各ソースは接地電圧にそれぞれ接続され、各ゲートは接続され該接続部はNMOSトランジスタM12のドレインに接続されている。また、NMOSトランジスタM12のドレインはPMOSトランジスタM10のドレインに、NMOSトランジスタM13のドレインはPMOSトランジスタM11のドレインにそれぞれ接続されている。PMOSトランジスタM10及びM11の各ソースは接続され、該接続部と入力端子INとの間にPMOSトランジスタM9が接続されている。
第2基準電圧発生回路3及び第3基準電圧発生回路4は、入力電圧Vinを電源にしてそれぞれ作動し、PMOSトランジスタM9のゲートにはバイアス電圧Vb2が、PMOSトランジスタM10のゲートには基準電圧Vb1がそれぞれ入力されている。PMOSトランジスタM9は定電流源をなす。PMOSトランジスタM11のゲートと出力端子OUTとの間には、コンデンサC3が接続され、更にPMOSトランジスタM11のゲートとコンデンサC3との接続部には、抵抗R4を介して基準電圧Vb1が入力されている。また、出力電圧制御トランジスタM1のゲートと接地電圧との間にはNMOSトランジスタM14が接続され、NMOSトランジスタM14のゲートは、PMOSトランジスタM11とNMOSトランジスタM13との接続部に接続されており、NMOSトランジスタM14のドレインは第2誤差増幅器AMP2の出力端をなす。
また、NMOSトランジスタM14のゲートと接地電圧との間には、NMOSトランジスタM16が接続されており、入力電圧Vinと接地電圧との間には、PMOSトランジスタM15、NMOSトランジスタM17及び抵抗R5が直列に接続されている。NMOSトランジスタM16,M17及び抵抗R5はカレントミラー回路を形成しており、NMOSトランジスタM16及びM17の各ゲートは接続され、該接続部はNMOSトランジスタM17のドレインに接続されている。また、PMOSトランジスタM15のゲートは出力電圧制御トランジスタM1のゲートに接続されている。
このような構成において、第1誤差増幅器AMP1は、直流利得ができるだけ大きくなるようにして直流特性が優れたものになるように、定電流源をなすNMOSトランジスタM2のドレイン電流ができるだけ小さくなるように設計されている。一方、第2誤差増幅器AMP2は、入力端であるPMOSトランジスタM11のゲートが、カップリングコンデンサをなすコンデンサC3を介して出力端子OUTに接続されていることから、出力電圧Voutの交流成分のみを増幅することができる。
また、第2誤差増幅器AMP2は、高速動作を行うことができるように、定電流源をなすPMOSトランジスタM9のドレイン電流ができるだけ大きくなるように設計されている。このため、第2誤差増幅器AMP2は、出力電圧Voutの急峻な変化、特に出力電流ioが急増して出力電圧Voutが急速に低下すると、一定期間だけ出力電圧制御トランジスタM1の動作制御を行う。この際、第2誤差増幅器AMP2は、出力電圧Voutの急速な低下に対して高速に応答して出力電圧制御トランジスタM1の動作制御を行い出力電圧Voutを増加させる。
ここで、負荷10に流れる電流が急増して出力電圧Voutが所定の速度以上で急速に低下した場合の動作について、もう少し詳細に説明する。
出力電圧Voutが急速に低下すると、第1誤差増幅器AMP1は、出力電圧Voutの急速な変化に対する応答速度が遅いことから、出力電圧制御トランジスタM1に対して出力電流を増加させる動作を行うまでに時間がかかる。これに対して、第2誤差増幅器AMP2は、出力電圧Voutの急速な変化に対して高速に応答することができることから、出力電圧Voutが急速に低下すると、まず第2誤差増幅器AMP2のみが応答して、出力電圧制御トランジスタM1に対して出力電流を増加させるように動作制御を行う。
第2誤差増幅器AMP2において、出力電圧Voutが急速に低下すると、コンデンサC3を介してPMOSトランジスタM11のゲート電圧が低下し、PMOSトランジスタM11のドレイン電流が増加してNMOSトランジスタM14のゲート電圧が上昇する。このため、NMOSトランジスタM14のドレイン電流が増加して、出力電圧制御トランジスタM1のゲート電圧が低下して出力電圧制御トランジスタM1のドレイン電流が増加する。このことから、出力電流ioが増加して出力電圧Voutの低下が抑制される。
また、PMOSトランジスタM11のゲート電圧は、抵抗R4とコンデンサC3の時定数によって、出力電圧Voutが急速に低下してから一定期間後に基準電圧Vb1と同電圧になる。抵抗R4とコンデンサC3による時定数を大きくするほど出力電圧Voutの変動に対する第2誤差増幅器AMP2の応答性がよくなり、該時定数を小さくするほど出力電圧Voutの変動に対する第2誤差増幅器AMP2の応答性は悪くなる。このため、レイアウト面積等の他の要因を考慮して、例えば抵抗R4の抵抗値を2MΩ、コンデンサC3の容量を5pF程度にそれぞれ設定してもよい。
ここで、PMOSトランジスタM10及びM11の少なくとも一方にオフセットが設けられており、ゲートに同じ電圧が入力された場合、PMOSトランジスタM10は大きな電流を出力するのに対して、PMOSトランジスタM11はごく小さな電流しか出力しない。例えば、PMOSトランジスタM10のトランジスタサイズをW(ゲート幅)/L(ゲート長)=40μm/2μmに、PMOSトランジスタM11のトランジスタサイズをW/L=32μm/2μmにそれぞれなるように形成する。すなわち、PMOSトランジスタM10とPMOSトランジスタM11のトランジスタサイズ比が10:8程度になるようにPMOSトランジスタM10及びM11を形成するようにすればよい。
このようなことから、出力電圧Voutの急速な低下がないときは、NMOSトランジスタM14による出力電圧制御トランジスタM1の動作制御は行われず、第2誤差増幅器AMP2は、通常時において、第1誤差増幅器AMP1による出力電圧制御トランジスタM1の動作制御に影響を及ぼすことはない。
一方、出力電圧Voutが何らかの原因で急に低下すると、NMOSトランジスタM14がオンし、出力電圧制御トランジスタM1のゲート電圧を低下させる。しかし、従来は、出力電圧Voutの変化分の検出感度を上げるため、カップリングコンデンサC3の容量を大きくすると、図5に示すように大きなオーバーシュートが発生し、しかも、オーバーシュートした電圧を定格電圧に戻そうとするときに、再び第2誤差増幅器AMP2が作動して出力電圧Voutを上昇させるため、継続的な発振波形となってしまう。これは、第2誤差増幅器AMP2の利得が大きすぎるため、出力電圧制御トランジスタM1のゲート電圧を過剰に低下させてしまうためである。
図1では、ソース及びゲートがそれぞれ出力電圧制御トランジスタM1と共通接続されたPMOSトランジスタM15を設けている。しかし、PMOSトランジスタM15の素子サイズは、出力電圧制御トランジスタM1よりも遥かに小さいことから、PMOSトランジスタM15のドレイン電流は、出力電圧制御トランジスタM1のドレイン電流に比例しているが、出力電圧制御トランジスタM1のドレイン電流よりも遥かに小さい電流である。
出力電圧Voutが何らかの原因で急に低下すると、直ちにNMOSトランジスタM14がオンして、出力電圧制御トランジスタM1のゲート電圧を低下させ、出力電圧制御トランジスタM1のドレイン電流を増加させる。
このとき、PMOSトランジスタM15のドレイン電流も同じ比率で増加する。PMOSトランジスタM15のドレイン電流は、NMOSトランジスタM16,M17及び抵抗R5で構成されたカレントミラー回路に入力される。PMOSトランジスタM15のドレイン電流はNMOSトランジスタM17のドレイン電流になることから、抵抗R5にも同じ電流が流れて電圧降下が発生する。
NMOSトランジスタM16のゲート電圧は、NMOSトランジスタM17のゲート・ソース間電圧に抵抗R5の電圧降下分を加えた電圧となる。このことから、NMOSトランジスタM16及びM17が同じ特性であれば、NMOSトランジスタM16のドレイン電流はNMOSトランジスタM17のドレイン電流よりも大きくなる。NMOSトランジスタM16及びM17の各ドレイン電流の比率は抵抗R5で設定することができる。
NMOSトランジスタM16がオンして電流が流れNMOSトランジスタM16のインピーダンスが低下すると、NMOSトランジスタM14のゲート電圧が低下し、NMOSトランジスタM14のドレイン電圧の低下を抑制し、すなわち、第2誤差増幅器AMP2の利得を低下させる。その結果、出力電圧Voutのオーバーシュートは抑制され、例えば図2の実線で示すように、定電圧回路1の定格出力電圧が1.2Vである場合、約50mVの変動に抑えることができ、安定した出力電圧Voutが得られるようになる。なお、図2において、実線で示した特性が図1の定電圧回路1の場合を示しており、破線で示した特性は従来の場合を示している。
ここで、NMOSトランジスタM16は温度特性及びしきい値電圧がそれぞればらつき、抵抗R5は抵抗値のばらつき及び温度特性をそれぞれ有している。しかし、NMOSトランジスタM17によって、少なくともNMOSトランジスタM16の温度特性及びしきい値電圧の各ばらつきをキャンセルさせることができる。また、NMOSトランジスタM17によって、PMOSトランジスタM15のドレイン電流の電圧への変換が非線形になる。すなわち、PMOSトランジスタM15のドレイン電流が小さい場合、該電圧変換率が大きくなり、PMOSトランジスタM15のドレイン電流が大きくなると、該電圧変換率は小さくなる。したがって、定電圧回路1が作動している状態では、PMOSトランジスタM15からある程度の電流が出力されるため、前記電圧変換率は小さくなる。
その結果、NMOSトランジスタM16のゲート電圧の変動がある一定値以上では緩やかに変動し、NMOSトランジスタM17をなくしてPMOSトランジスタM15と抵抗R5との接続部をNMOSトランジスタM16のゲートに接続した場合よりも、動作が安定し易くなる。
また、抵抗R5をなくして、NMOSトランジスタM17のソースを接地電圧に接続するようにしてもよいが、この場合、NMOSトランジスタM16がNMOSトランジスタM14のゲート電圧を低下させることができるように、NMOSトランジスタM16のトランジスタサイズW/Lが、NMOSトランジスタM17よりも大きくなるようにすればよい。
一方、図1の定電圧回路1において、第1誤差増幅器AMP1のバイアス電流を出力電流ioに応じて可変するようにしてもよく、このようにした場合、図1の定電圧回路1は、図3のようになる。図3では、図1と同じもの又は同様のものは同じ符号で示し、ここではその説明を省略すると共に図1との相違点のみ説明する。
図3における図1との相違点は、出力電流ioに応じて第1誤差増幅器AMP1のバイアス電流を調整する回路、すなわちPMOSトランジスタM21及びNMOSトランジスタM22〜M24を追加したことにある。
図3において、第1誤差増幅器AMP1は、NMOSトランジスタM2〜M4,M8,M22〜M24、PMOSトランジスタM5〜M7,M21、コンデンサC1及び抵抗R3で構成されている。なお、PMOSトランジスタM21及びNMOSトランジスタM22〜M24はバイアス電流調整回路をなす。入力端子INと接地電圧との間には、PMOSトランジスタM21とNMOSトランジスタM22が直列に接続されており、PMOSトランジスタM21のゲートは出力電圧制御トランジスタM1のゲートに接続されている。また、NMOSトランジスタM22〜M24はカレントミラー回路を形成しており、NMOSトランジスタM22〜M24の各ゲートは接続され、該接続部はNMOSトランジスタM22のドレインに接続されている。NMOSトランジスタM23はNMOSトランジスタM2に並列に接続され、NMOSトランジスタM24はNMOSトランジスタM8に並列に接続されている。
このような構成において、PMOSトランジスタM21は、出力電圧制御トランジスタM1の1/1000〜1/10000のトランジスタサイズであり、出力電流ioに比例した電流を出力する。PMOSトランジスタM21から出力された電流に比例した電流が、NMOSトランジスタM22〜M24で形成されたカレントミラー回路によって生成され、NMOSトランジスタM23によって差動対をなすNMOSトランジスタM3,M4にバイアス電流として供給されると共に、NMOSトランジスタM24によってPMOSトランジスタM7にバイアス電流として供給される。
このようにすることにより、第1誤差増幅器AMP1において、差動対をなすNMOSトランジスタM3,M4は、NMOSトランジスタM2で所定のバイアス電流が供給されると共に、PMOSトランジスタM21及びNMOSトランジスタM22,M23によって出力電流ioに比例したバイアス電流が供給される。更に、第1誤差増幅器AMP1において、増幅段をなすPMOSトランジスタM7は、NMOSトランジスタM8で所定のバイアス電流が供給されると共に、PMOSトランジスタM21及びNMOSトランジスタM22,M24によって出力電流ioに比例したバイアス電流が供給される。
このため、図1の場合と同様の効果を得ることができると共に、第1誤差増幅器AMP1において、出力電流ioの増加に応じて、出力電圧Voutの変化に対する第1誤差増幅器AMP1の応答速度を速くすることができる。一方、図3の第1誤差増幅器AMP1は、無負荷時に電力消費を抑えるために、バイアス電流を通常のものよりも小さくしている。このことから、軽負荷のときは、第1誤差増幅器AMP1の消費電流は数μAであり、このように消費電流が小さいということは、第1誤差増幅器AMP1の動作が遅いということである。例えば、無負荷時から急激に重負荷状態になると、バイアス電流を増加させる時間だけ通常のものよりも立ち上がりが遅くなるが、図3の第2誤差増幅器AMP2を挿入することで低消費電力を保ちつつ、高速な立ち上がりを達成することができる。
また、第2誤差増幅器AMP2は、例えば出力電流ioが30mAを超えると強制的に動作を停止するが、出力電流ioが30mAを超えている場合、第1誤差増幅器AMP1においてバイアス電流がある程度流れているため、出力電流ioが30mA以上である場合の負荷変動に対しては第1誤差増幅器AMP1は高速に動作する。
このように、本第1の実施の形態における定電圧回路は、出力電圧制御トランジスタM1のドレイン電流の増加に応じて、第2誤差増幅器AMP2の利得を低下させるようにしたことから、カップリングコンデンサC3の容量を大きくした際に生じるオーバーシュートや発振を抑えることができるため、カップリングコンデンサC3の容量を大きくすることができ、出力電圧Voutの変化分の検出感度を上げることができる。
本発明の第1の実施の形態における定電圧回路の回路例を示した図である。 図1の定電圧回路1における負荷変動に対する応答特性例を示した図である。 本発明の第1の実施の形態における定電圧回路の他の回路例を示した図である。 従来の定電圧回路の回路例を示した図である。 図4の定電圧回路100における負荷変動に対する応答特性例を示した図である。
符号の説明
1 定電圧回路
2 第1基準電圧発生回路
3 第2基準電圧発生回路
4 第3基準電圧発生回路
5 誤差増幅回路部
10 負荷
M1 出力電圧制御トランジスタ
AMP1 第1誤差増幅器
AMP2 第2誤差増幅器
R1〜R5 抵抗
C1〜C3 コンデンサ
M2〜M4,M8,M12〜M14,M16,M17,M22〜M24 NMOSトランジスタ
M5〜M7,M9〜M11,M15,M21 PMOSトランジスタ

Claims (7)

  1. 制御電極に入力された制御信号に応じた電流を入力端子から出力端子に出力する出力電圧制御トランジスタと、
    所定の第1基準電圧及び第2基準電圧をそれぞれ生成して出力する基準電圧発生回路部と、
    前記出力端子から出力された電圧の検出を行い、該検出した出力電圧に比例した電圧を生成して出力する出力電圧検出回路部と、
    該比例電圧が前記第1基準電圧になるように前記出力電圧制御トランジスタの動作制御を行う誤差増幅回路部と、
    を備えた、前記入力端子に入力された入力電圧を所定の定電圧に変換して前記出力端子から出力する定電圧回路において、
    前記誤差増幅回路部は、
    前記比例電圧が前記第1基準電圧になるように前記出力電圧制御トランジスタの動作制御を行う第1誤差増幅器と、
    前記出力端子からの出力電圧が所定の速度以上で急速に低下すると、所定の時間、前記出力電圧制御トランジスタに対して出力電流を増加させる、前記出力端子から出力された電圧の変動に対して前記第1誤差増幅器よりも応答速度が速い第2誤差増幅器と、
    で構成され、
    前記第2誤差増幅器は、
    制御電極に入力された制御信号に応じて前記出力電圧制御トランジスタの動作制御を行う制御トランジスタと、
    一方の入力端に前記第2基準電圧が入力され、他方の入力端の電圧が該第2基準電圧になるように、前記制御トランジスタの動作制御を行う差動増幅回路と、
    該差動増幅回路の他方の入力端と前記出力端子との間に接続されたコンデンサと、
    前記差動増幅回路の各入力端との間に接続された固定抵抗と、
    前記出力電圧制御トランジスタから出力された電流に比例した電流を生成して出力する比例電流生成回路と、
    該比例電流生成回路からの出力電流に比例した電流を生成して出力するカレントミラー回路と、
    を備え、
    前記カレントミラー回路は、前記比例電流生成回路からの出力電流に応じて出力側トランジスタのインピーダンスを変えることにより前記制御トランジスタにおける制御電極の電圧を制御して該制御トランジスタの動作制御を行い、前記第2誤差増幅器の利得を制御することを特徴とする定電圧回路。
  2. 前記カレントミラー回路は、比例電流生成回路からの出力電流が増加すると、前記第2誤差増幅器の利得が低下するように前記制御トランジスタの動作制御を行うことを特徴とする請求項1記載の定電圧回路。
  3. 前記カレントミラー回路は、
    前記比例電流生成回路からの出力電流が入力される入力側トランジスタと、
    該入力側トランジスタに直列に接続された第1抵抗と、
    前記制御トランジスタにおける制御電極の電圧を制御する出力側トランジスタと、
    を備えることを特徴とする請求項1又は2記載の定電圧回路。
  4. 前記カレントミラー回路は、
    前記比例電流生成回路からの出力電流が入力される入力側トランジスタと、
    前記制御トランジスタにおける制御電極の電圧を制御する出力側トランジスタと、
    を備え、
    前記出力側トランジスタは、前記入力側トランジスタよりもトランジスタサイズが大きいことを特徴とする請求項1又は2記載の定電圧回路。
  5. 前記入力側トランジスタ及び出力側トランジスタは、MOSトランジスタであることを特徴とする請求項3又は4記載の定電圧回路。
  6. 前記第1誤差増幅器は、
    前記出力電圧検出回路部からの比例電圧が前記第1基準電圧になるように前記出力電圧制御トランジスタの動作制御を行う誤差増幅回路と、
    前記出力電圧制御トランジスタから出力される電流に応じて該誤差増幅回路のバイアス電流を調整するバイアス電流調整回路と、
    を備えることを特徴とする請求項1、2、3、4又は5記載の定電圧回路。
  7. 前記バイアス電流調整回路は、前記出力電圧制御トランジスタから出力される電流の増加に応じて、前記出力端子の電圧変化に対する前記誤差増幅回路の応答速度を速くすることを特徴とする請求項6記載の定電圧回路。
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