JP2011053765A - オーバーシュート防止回路 - Google Patents

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裕一 稲川
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Abstract

【課題】出力電圧のオーバーシュートを防止する。
【解決手段】誤差増幅器Q1,Q4は、基準電圧VREFと、出力端の電圧を比較して、誤差信号を出力する。電流発生トランジスタQ7は誤差増幅器の出力に応じて動作し、電圧発生抵抗R3に電流を流す。出力トランジスタM1は、電圧発生抵抗R3での電圧降下に応じた制御電圧を制御端に受け、出力端へ出力電流を供給する。また、防止用トランジスタM2は、出力トランジスタM1と同一の制御電圧を制御端に受け、オーバーシュート防止用電流を前記電流発生抵抗R3と前記電流発生トランジスタQ7の接続部に供給する。
【選択図】図1

Description

本発明は、出力端のオーバーシュートを防止するオーバーシュート防止回路に関する。
従来のドロップ型レギュレータは、出力端電圧を誤差増幅器に負帰還し、誤差増幅器の出力で出力トランジスタを制御して出力端電圧を維持している。
特開2008−9683号公報
ここで、出力端が短絡から復帰した場合などのように、出力端が重負荷から軽負荷に急激に変更された場合、出力端電圧が高くなりすぎるオーバーシュートが発生する場合があった。
本発明は、基準電圧と、出力端の電圧を比較して、誤差信号を出力する誤差増幅器と、この誤差増幅器の出力に応じて動作し、電圧発生抵抗に電流を流す電流発生トランジスタと、前記電圧発生抵抗での電圧降下に応じた制御電圧を制御端に受け、出力端へ出力電流を供給する出力トランジスタと、この出力トランジスタと同一の制御電圧を制御端に受け、オーバーシュート防止用電流を前記電流発生抵抗と前記電流発生トランジスタの接続部に供給する防止用トランジスタと、を有することを特徴とする。
また、前記オーバーシュート防止用トランジスタと制御端が共通接続されてカレントミラーを構成するミラートランジスタと、前記カレントミラーの共通制御端の電圧を保持する保持容量と、を含み、前記ミラートランジスタに流れる電流に基づく電流を前記電流発生抵抗と前記電流発生トランジスタの接続部に供給することが好適である。
また、前記出力トランジスタは、pチャネルMOSトランジスタであることが好適である。
本発明によれば、オーバーシュート防止用トランジスタに流れるオーバーシュート防止用電流を出力トランジスタの制御端に供給できるため、出力端から電流が急激に減少した際に出力トランジスタの制御端に接続される容量の放電を早期に行うことで出力電圧のオーバーシュートを防止することができる。
実施形態の全体構成を示す回路図である。
以下、本発明の実施形態について、図面に基づいて説明する。
基準電圧VREFはNPN型のトランジスタQ1のベースに供給される。このトランジスタQ1のコレクタは、エミッタが電源VCCに接続されたPNP型のトランジスタQ2のコレクタに接続されている。このトランジスタQ2はコレクタ・ベース間が短絡されており、そのベースには、エミッタが電源VCCに接続されたPNP型のトランジスタQ3のベースが接続されている。従って、トランジスタQ2,Q3はカレントミラーを構成し、同一の電流を流す。トランジスタQ3のコレクタはNPN型のトランジスタQ4のコレクタに接続され、このトランジスタQ4のエミッタはトランジスタQ1のエミッタに接続されている。トランジスタQ1,Q4のエミッタは抵抗R1を介しグランドGNDに接続されている。
トランジスタQ3とトランジスタQ4のコレクタ同士の接続点には、NPN型のトランジスタQ5のベースが接続されている。このトランジスタQ5は、コレクタ電源VCCに接続され、エミッタはトランジスタQ6、抵抗R2を介しグランドGNDに接続されている。ここでトランジスタQ6はコレクタ・ベース間が短絡されたNPN型のトランジスタ(ダイオード)である。
従って、トランジスタQ1,Q4は、誤差増幅器における一対の差動トランジスタとして動作し、トランジスタQ5に誤差増幅器における誤差信号(電流)が得られ、この誤差電流に応じた電圧がトランジスタQ6のエミッタと抵抗R2の接続点に得られる。
トランジスタQ6のエミッタと、抵抗R2の接続点には、NPN型のトランジスタQ7のベースが接続されている。トランジスタQ7のエミッタはグランドGNDに接続され、コレクタは、抵抗R3を介し電源VCCに接続されている。
抵抗R3とトランジスタQ7のコレクタの接続点はpチャネルMOSトランジスタで形成される出力トランジスタM1のゲートに接続されている。この出力トランジスタM1は、ソースが電源VCCに接続され、ドレインが出力端に接続されている。
また、出力端は、抵抗R4,R5を介し、グランドGNDに接続され、抵抗R4,R5の中点がトランジスタQ4のベースに接続されている。
従って、出力端の電圧が下がると、トランジスタQ4のベース電圧が下がり、トランジスタQ4に流れる電流が減少してトランジスタQ5のベース電流が増加してトランジスタQ5の電流量が大きくなる。これによって、抵抗R2に流れる電流も大きくなり、トランジスタQ7のベース電圧が上昇して、ここに流れる電流が増え、抵抗R3に流れる電流量が増えるので、トランジスタM1のゲート電圧が低くなる。このため、出力トランジスタM1に流れる出力電流が増加して、出力端の電圧が引き戻される。
出力端の電圧が上がると、トランジスタQ4のベース電圧が上がり、トランジスタQ4に流れる電流が増加してトランジスタQ5のベース電流が減少してトランジスタQ5の電流量が小さくなる。これによって、抵抗R2に流れる電流も小さくなり、トランジスタQ7のベース電圧が下降して、ここに流れる電流が減り、抵抗R3に流れる電流量が減るので、トランジスタM1のゲート電圧が高くなる。このため、出力トランジスタM1に流れる出力電流が減少して、出力端の電圧が引き戻される。
このように、トランジスタQ1,Q2を含む誤差増幅器に出力端の電圧(実際には分圧された電圧)が負帰還されるため、出力端の電圧が分圧された電圧が基準電圧VREFに揃うように、出力端の電圧が維持される。
また、本実施形態においては、抵抗R2とトランジスタQ7のコレクタの接続点がpチャネルのMOSトランジスタで形成されるオーバーシュート防止用トランジスタM2のゲートにも接続されている。このトランジスタM2のソースは電源VCCに接続されており、トランジスタM2はトランジスタM1とカレントミラーとして動作する。ここで、トランジスタM2は、トランジスタM1に比べ十分小さいものとする(例えば、数1000分の1)。従って、トランジスタM2に流れる電流は小さい。
トランジスタM2のドレインは、nチャネルMOSトランジスタM3のドレインに接続されている。このトランジスタM3はドレイン・ゲート間が短絡され,ソースはグランドGNDに接続されている。また、トランジスタM3のドレインおよびゲートは、保持容量C1を介しグランドGNDに接続されている。
また、トランジスタM3のゲートには、ソースがグランドGNDに接続されたnチャネルMOSトランジスタM4のゲートが接続されており、トランジスタM3,M4はカレントミラーを構成している。トランジスタM4のドレインには、ドレイン・ゲート間が短絡されソースが電源VCCに接続されたpチャネルMOSトランジスタM5のドレインが接続されており、このトランジスタM5のソースは電源VCCに接続されている。従って、トランジスタM5,M6もカレントミラーを構成している。そして、トランジスタM6のドレインは、トランジスタQ7のコレクタと抵抗R3の接続点に接続されている。
従って、トランジスタM2に流れる電流と同一の電流が、トランジスタM3,M4,M5,M6に流れ、トランジスタQ7のコレクタ電流に上乗せされる。なお、誤差増幅器は、トランジスタQ7にトランジスタM2の電流が流れることを前提として、出力端の電圧を維持するように動作することになる。
このような回路において、出力端に接続されている負荷が急激に小さくなった(短絡状態が解消された)場合には、出力端の電圧が上昇する。これによって、トランジスタQ7はオフ方向に動作し、ここに流れる電流が減少し、出力トランジスタM1のゲート電圧が上昇し、出電流が減少して出力端の電圧を下げる。しかし、トランジスタM1のゲートと電源VCCとの間にはトランジスタM1のゲート・ソース間容量Cgsが必然的に存在する。従って、トランジスタQ7の電流量が減ってもこの容量Cgsの充電電圧によってトランジスタM1のゲートの電圧上昇が遅くなり、出力端のオーバーシュートが発生する。ここで、抵抗R3の抵抗値を小さくすることで容量Cgsの放電を促進することもできる。しかし、抵抗R3の抵抗値を小さくすると、通常動作時において抵抗R3を介し、グランドに流れる電流量が大きくなり消費電力が大きくなってしまうという問題がある。
本実施形態では、トランジスタM6からの電流をトランジスタQ7に供給している。このため、トランジスタQ7が急激にオフ方向に変化すると、トランジスタM6に流れている電流がトランジスタQ7に流れられなくなり、従ってその電流が容量Cgsの放電に利用される。従って、出力端の電圧が早期に下降してオーバーシュートの発生を防止することができる。
特に、本実施形態では、トランジスタM3と並列して、保持容量C1が配置されている。従って、トランジスタM2の電流量が急激に減少した場合に、保持容量C1が保持している電荷によってトランジスタM3,M4の電流量の減少が抑制される。これによって、容量Cgsの放電のための電流を十分なものとすることができ、より効果的な出力端電圧のオーバーシュート防止を図ることができる。
また、上述のような効果は、保持容量C1を設けなくても得られる。この場合、トランジスタM3,M4,M5,M6も削除し、トランジスタM2から電流を直接トランジスタQ7のコレクタに供給すればよい。
なお、出力トランジスタM1がMOSトランジスタでない場合においても出力トランジスタの制御端と電源との間に容量が存在する場合には、本実施形態の構成を好適に採用することができる。また、出力トランジスタがN型であっても適用することができる。
M1〜M6 MOSトランジスタ、Q1〜Q7 トランジスタ、R1〜R5 抵抗。

Claims (3)

  1. 基準電圧と、出力端の電圧を比較して、誤差信号を出力する誤差増幅器と、
    この誤差増幅器の出力に応じて動作し、電圧発生抵抗に電流を流す電流発生トランジスタと、
    前記電圧発生抵抗での電圧降下に応じた制御電圧を制御端に受け、出力端へ出力電流を供給する出力トランジスタと、
    この出力トランジスタと同一の制御電圧を制御端に受け、オーバーシュート防止用電流を前記電流発生抵抗と前記電流発生トランジスタの接続部に供給する防止用トランジスタと、
    を有することを特徴とするオーバーシュート防止回路。
  2. 請求項1に記載のオーバーシュート防止回路において、
    前記オーバーシュート防止用トランジスタと制御端が共通接続されてカレントミラーを構成するミラートランジスタと、
    前記カレントミラーの共通制御端の電圧を保持する保持容量と、
    を含み、
    前記ミラートランジスタに流れる電流に基づく電流を前記電流発生抵抗と前記電流発生トランジスタの接続部に供給することを特徴とするオーバーシュート防止回路。
  3. 請求項1または2に記載のオーバーシュート防止回路において、
    前記出力トランジスタは、pチャネルMOSトランジスタであることを特徴とするオーバーシュート防止回路。
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