JP2006318326A - 電源回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】電源回路において簡単な回路構成でフォールドバック形の電流制限を行うことが可能な技術を提供する。
【解決手段】定電圧出力回路1は入力電圧VBに基づいて出力電圧Vccを出力し、出力電流Iccを制御することが可能である。過電流制限回路2は出力電流Iccが大きくなると小さくなる電圧V2と基準電圧Vref2とを比較し、その比較結果に基づいて定電圧出力回路1の出力電流Iccに対する制御を制御する。短絡電流制限回路3は出力電圧Vccの低下に伴って電圧V2を小さくなる方向に変化させる。定電圧出力回路1及び過電流制限回路2は、電圧V2が低下して基準電圧Vref2との間の電圧差が大きくなると、出力電流Iccを低減して電圧V2を基準電圧Vref2に近づける制御を行う電流制御ループIR2を構成している。
【選択図】図1

Description

本発明は、入力電圧に基づいて出力電圧を出力する電源回路に関する。
従来から、入力電圧に基づいて一定の出力電圧を出力することが可能な安定化電源回路に関して様々な技術が提案されている。例えば、特許文献1,2及び非特許文献1,2では、安定化電源回路の出力が接地電圧に短絡した際の当該回路内での発熱を防止するために、出力電圧の低下に伴って出力電流を低減して制限する、フォールドバック形の電流制限を行う技術が開示されている。
特開2002−169618号公報 特開平7−182055号公報 株式会社ルネサステクノロジ、「ルネサス標準リニアIC総合カタログ」、2004年、p.59 National Semiconductor,"Linear and Switching Voltage Regulator Fundamentals", Application Note, p.16
さて、従来の安定化電源回路においては、簡単な回路構成でフォールドバック形の電流制限を行うことが困難であった。
そこで、本発明は上述の問題に鑑みて成されたものであり、電源回路において、簡単な回路構成でフォールドバック形の電流制限を行うことが可能な技術を提供することを目的とする。
この発明の電源回路は、入力電圧に基づいて第1の電圧を出力するとともに、出力電流を制御することが可能な電圧出力回路と、前記出力電流に応じて変化し、前記出力電流が大きくなると第1の方向に変化する第2の電圧と基準電圧とを比較し、その比較結果に基づいて前記電圧出力回路の前記出力電流に対する制御を制御する第1の回路と、前記第1の電圧の低下に伴って、前記第1の方向に前記第2の電圧を変化させる第2の回路とを備え、前記電圧出力回路と前記第1の回路とは、前記第2の電圧が前記第1の方向に変化して前記第2の電圧と前記基準電圧との間の電圧差が大きくなると、前記出力電流を低減して前記第2の電圧を前記基準電圧に近づける制御を行う電流制御ループを構成している。
この発明の電源回路によれば、出力電流が大きくなり第2の電圧が変化して当該第2の電圧と基準電圧との間の電圧差が大きくなると、電流制御ループの働きにより、出力電流を低減して第2の電圧を基準電圧に近づける制御が行われる。従って、本電源回路に過電流が流れることを防止できる。
更に、本発明では、第1の電圧の低下に伴って第1の方向に第2の電圧が変化する。したがって、電圧出力回路の出力が接地電圧に短絡して第1の電圧が低下し、第2の電圧が第1の方向に変化して第2の電圧と基準電圧との間の電圧差が大きくなると、電流制御ループの働きによって出力電流が低減して、第2の電圧が基準電圧に近づくようになる。そして、更に第1の電圧が低下して第2の電圧が第1の方向に変化し、第2の電圧と基準電圧との間の電圧差が大きくなると、同様に電流制御ループの働きによって出力電流は更に減少する。したがって、本発明では、電圧出力回路の出力が接地電圧に短絡して第1の電圧が低下すると、その低下に伴って出力電流は低減し、フォールドバック形の電流制限が実行される。よって、本電源回路での消費電力を低減でき、発熱による本電源回路の誤動作を抑制できる。
更に、過電流を抑制することが可能な電流制御ループを利用して、第1の電圧の低下に伴って出力電流を低減させているため、簡単な回路構成でフォールドバック形の電流制限を行うことができる。
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1に係る安定化電源回路の回路構成を示す図である。本実施の形態1に係る安定化電源回路は、フォールドバック形の電流制限を行うことが可能である。つまり、本実施の形態1に係る安定化電源回路では、出力が接地電圧に短絡した際には、出力電圧の低下に伴って出力電流が低減して制限される。
図1に示されるように、本実施の形態1に係る安定化電源回路は、定電圧出力回路1と、過電流時において定電圧出力回路1の出力電流Iccを制限する過電流制限回路2と、定電圧出力回路1の出力が接地電圧GNDに短絡した際に出力電流Iccを制限する短絡電流制限回路3と、出力コンデンサC1とを備えている。本実施の形態1に係る安定化電源回路の構成素子のうち、出力コンデンサC1と、後述する抵抗素子R1及び出力制御トランジスタQ1以外については、一つのパッケージPKG内に収められている。このパッケージPKGには、部分的に露出するように入力端子IN1〜IN3及び出力端子OUTが設けられている。
定電圧出力回路1は、入力電圧VBに基づいて一定の出力電圧Vccを出力することが可能であるとともに、出力電流Iccを制御することが可能である。入力電圧VBは例えば7Vであって、出力電圧Vccは例えばそれよりも低い5Vである。定電圧出力回路1は、誤差増幅器A1と、pnp形のバイポーラトランジスタである出力制御トランジスタQ1と、抵抗素子R2〜R4と、基準電圧発生回路RVCとを備えている。
誤差増幅器A1はプラス入力端子とマイナス入力端子から成る差動入力端子を備えており、入力された2つの信号の差に基づいて出力制御トランジスタQ1のベース電流を制御する。誤差増幅器A1は、プラス入力端子に入力される電圧がマイナス入力端子に入力される電圧よりも大きくなると、電流を引き込む量を低減して、出力制御トランジスタQ1のベース電流を低減させる。一方、プラス入力端子の電圧がマイナス入力端子の電圧よりも小さくなると、誤差増幅器A1は電流を引き込む量を増加させて、出力制御トランジスタQ1のベース電流を増加させる。基準電圧発生回路RVCは、バンドギャップ電圧を利用して一定電圧を出力するバンドギャップリファレンス回路であって、例えば約1.2Vの基準電圧Vref1を出力する。
抵抗素子R2の一端は抵抗素子R3の一端に接続されており、当該抵抗素子R2の他端は入力端子IN3を介してパッケージPKGの外に位置する出力制御トランジスタQ1のコレクタと接続されている。抵抗素子R4の一端は抵抗素子R3の他端と接続されており、当該抵抗素子R4の他端には接地電圧GNDが接続される。
誤差増幅器A1のプラス入力端子には、抵抗素子R3,R4の接続点の電圧V1が入力され、そのマイナス入力端子には、基準電圧発生回路RVCからの基準電圧Vref1が入力される。誤差増幅器A1の出力は、出力端子OUTを介して出力制御トランジスタQ1のベースと接続されている。出力制御トランジスタQ1のエミッタは、過電流制限回路2が有する後述の抵抗素子R1を介して入力電圧VBに接続されている。
本実施の形態1に係る定電圧出力回路1は、出力制御トランジスタQ1のコレクタ電圧を出力電圧Vccとして出力し、当該出力電圧Vccが外部負荷に供給される。そして、出力制御トランジスタQ1のコレクタ電流が出力電流Iccとなり、当該出力電流Iccが外部負荷に供給される。
以上の構成を成す定電圧出力回路1では、外部負荷が重くなり出力電圧Vccが低下し、抵抗素子R3,R4の接続点の電圧V1が基準電圧Vref1よりも低下すると、誤差増幅器A1は電流引き込み量を増加させて、出力制御トランジスタQ1のベース電流を増加させる。これにより、出力制御トランジスタQ1のコレクタ電流が増加して出力電流Iccが増加し、低下した出力電圧Vccが上昇する。一方、外部負荷が軽くなり出力電圧Vccが上昇し、電圧V1が基準電圧Vref1よりも大きくなると、誤差増幅器A1は電流引き込み量を低減させて、出力制御トランジスタQ1のベース電流を低減させる。これにより、出力制御トランジスタQ1のコレクタ電流が低減して出力電流Iccが低減し、上昇した出力電圧Vccが低下する。このようにして、外部負荷が変動した場合であっても出力電圧Vccは一定電圧を保持する。
以上のように、本定電圧出力回路1では、出力電圧Vccが一定となるように出力電流Iccを制御する電流制御ループIR1が構成されている。そして、この電流制御ループIR1は、電圧V1が基準電圧Vref1と一致するように動作する。したがって、出力電圧Vccは以下の式(1)で表される。
Figure 2006318326
出力コンデンサC1の一端は、出力制御トランジスタQ1のコレクタと接続されており、その他端には接地電圧GNDが入力される。したがって、出力電圧Vccに含まれるノイズ成分は出力コンデンサC1によって除去される。
過電流制限回路2は、比較器A2と、抵抗素子R1,R5,R6と、定電流回路J1,J2とを備えている。比較器A2は、オープンコレクタ出力のコンパレータであって、プラス入力端子及びマイナス入力端子を備えている。比較器A2は、プラス入力端子に入力される信号がマイナス入力端子に入力される信号よりも小さい場合には、誤差増幅器A1の電流引き込み量を低減する。これにより、出力制御トランジスタQ1のベース電流が低減し、出力電流Iccが低減する。一方、プラス入力端子の信号がマイナス入力端子の信号よりも大きい場合には、比較器A2の出力はハイインピーダンス状態となり、誤差増幅器A1の電流引き込み量は比較器A2によっては制御されない。このように、比較器A2は、入力される2つの信号を比較し、その比較結果に基づいて、定電圧出力回路1における出力電流Iccに対する制御を制御する。
定電流回路J1,J2はそれぞれ定電流I1,I2を流す回路であって、カレントミラー回路等で構成されている。抵抗素子R5の一端は入力端子IN2を介して抵抗素子R1の一端及び出力制御トランジスタQ1のエミッタに接続されており、当該抵抗素子R5の他端は比較器A2のプラス入力端子に接続されている。定電流回路J1は抵抗素子R5の他端と接地電圧GNDとの間に挿入されている。抵抗素子R6の一端は入力端子IN1を介して抵抗素子R1の他端と入力電圧VBに接続されており、当該抵抗素子R6の他端は比較器A2のマイナス入力端子に接続されている。そして、定電流回路J2は抵抗素子R6の他端と接地電圧GNDとの間に挿入されている。
本実施の形態1に係る過電流制限回路2では、定電流回路J2の働きによって抵抗素子R6には定電流I2が流れる。そのため、抵抗素子R6では定電流I2による電圧降下が生じて、抵抗素子R6と比較器A2のマイナス入力端子との接続点には、以下の式(2)で表される一定の基準電圧Vref2が発生する。そして、この基準電圧Vref2が基準電気信号として比較器A2のマイナス入力端子に入力される。
Figure 2006318326
一方、抵抗素子R5においては、定電流回路J1の働きによって定電流I1が流れる。そのため、抵抗素子R5では定電流I1による電圧降下を生じる。その結果、抵抗素子R5と比較器A2のプラス入力端子との接続点には、入力端子IN2の電圧V4から(R5×I1)を差し引いた値となる電圧V2が発生する。
ここで、出力制御トランジスタQ1ではコレクタ電流とエミッタ電流とがほぼ同一であり、更に当該コレクタ電流と定電圧出力回路1の出力電流Iccとは同一であるため、抵抗素子R1には出力電流Iccとほぼ同じ値の電流が流れる。また、抵抗素子R1には定電流I1も流れる。したがって、入力端子IN2の電圧V4は、入力電圧VBから(R1×(Icc+I1))を差し引いた値とほぼ同じ値となる。よって、電圧V2、つまり比較器A2のプラス入力端子に入力される信号を以下の式(3)で表すことができる。
Figure 2006318326
ただし、後述の説明から明らかになるように、電圧V2が上記式(3)で表されるのは、短絡電流制限回路3が備える後述のPMOSトランジスタP1が完全にオフ状態の場合であって、当該PMOSトランジスタP1に電流が流れない場合である。
このように、比較器A2においては、プラス入力端子には電圧V2が入力され、マイナス入力端子には基準電圧Vref2が入力される。そして、比較器A2はこれらの電圧を比較して、その比較結果に基づいて定電圧出力回路1の出力電流Iccに対する制御を制御する。
短絡電流制限回路3は、抵抗素子R7と、PMOSトランジスタP1と、NMOSトランジスタN1,N2とを備えている。PMOSトランジスタP1のソースには抵抗素子7を介して入力電圧VBが接続されており、そのゲートには、定電圧出力回路1における抵抗素子R2,R3の接続点の電圧V3が入力される。NMOSトランジスタN1,N2はカレントミラー回路を構成しており、それらのゲートは互いに接続されるとともに、PMOSトランジスタP1のドレインに接続されている。NMOSトランジスタN1ではドレインとゲートとが互いに接続されており、NMOSトランジスタN1,N2のそれぞれのソースには接地電圧GNDが接続される。そして、NMOSトランジスタN2のドレインは過電流制限回路2における比較器A2のプラス入力端子に接続されている。
このような構成を成す短絡電流制限回路3では、PMOSトランジスタP1の電流端子間、つまりPMOSトランジスタP1のソースとドレイン間に電流I3が流れると、NMOSトランジスタN1,N2で構成されるカレントミラー回路の働きによって、過電流制限回路2の抵抗素子R5にも電流I3が流れる。したがって、PMOSトランジスタP1に電流I3が流れる際の電圧V2は以下の式(4)で表される。
Figure 2006318326
上記式(4)に示されるように、比較器A2のプラス入力端子に入力される電圧V2は、電流I3が大きくなると小さくなる。また、電圧V3は出力電圧Vccが小さくなると小さくなり、当該電圧V3が小さくなると、PMOSトランジスタP1のソースに印加される入力電圧VBとPMOSトランジスタP1のゲート電圧との電圧差が大きくなるため、電流I3は出力電圧Vccの低下に伴って大きくなる。したがって電圧V2は、出力電流Iccに応じて変化するとともに、出力電圧Vccにも応じて変化する。
このように、本短絡電流制限回路3は、PMOSトランジスタP1に電流I3を流すことによって電圧V2を変化させている。そして、定電圧出力回路1の出力が接地されて出力電圧Vccが低下する際には、本短絡電流制限回路3は、その低下に伴って電圧V2を小さくなる方向に、つまり出力電流Iccが大きくなると変化する方向に変化させる。
次に、本実施の形態1に係る安定化電源回路の過電流制限動作について説明する。本実施の形態1に係る安定化電源回路は、制限電流値Irよりも大きくならないように出力電流Iccを制限することができる。
出力電流Iccが制限電流値Irよりも小さい場合には、電圧V2が基準電圧Vref2よりも大きくなるように抵抗素子R1,R5,R6及び定電流I1,I2の値が設定されている。したがって、この場合には比較器A2の出力はハイインピーダンス状態となり、定電圧出力回路1の誤差増幅器A1は比較器A2によって制御されない。
外部負荷の変動により出力電流Iccが大きくなると、入力端子IN2の電圧V4が小さくなり電圧V2も小さくなる。出力電流Iccが大きくなり制限電流値Irと一致すると、電圧V2と基準電圧Vref2とが一致するようになる。そして、出力電流Iccが制限電流値Irよりも大きくなると、電圧V2が基準電圧Vref2よりも小さくなって電圧V2と基準電圧Vref2との電圧差が大きくなり、比較器A2は誤差増幅器A1における電流引き込み量を低減する。そうすると、出力制御トランジスタQ1のベース電流が低減し、そのコレクタ電流が低減して出力電流Iccが低減する。その結果、電圧V2が上昇して、電圧V2が基準電圧Vref2に近づくようになる。比較器A2は、入力信号の微小な信号差であっても誤差増幅器A1の電流吸い込み量を十分に低減することができるため、出力電流Iccが制限電流値Irよりも大きくなると、過電流制限回路2と定電圧出力回路1とは共同して、電圧V2を基準電圧Vref2に近づけて一致させるような制御動作を行い、その結果、出力電流Iccが制限電流値Irよりも大きくならないように制限される。
このように、定電圧出力回路1と過電流制限回路2とは、電圧V2が低下して当該電圧V2と基準電圧Vref2との間の電圧差が大きくなると、出力電流Iccを低減して電圧V2を基準電圧Vref2に近づける制御を行う電流制御ループIR2を構成している。そして、この電流制御ループIR2の働きにより、出力電流Iccは制限電流値Ir以下となるように制限され、本安定化電源回路に過電流が流れることを防止できる。これにより、出力制御トランジスタQ1に非常に大きな電流が流れて当該出力制御トランジスタQ1が破損することを防止できる。
本安定化電源回路では、過電流制御動作が行われている状態において、つまり出力制御トランジスタQ1に比較的大きな電流が流れている状態において、定電圧出力回路1の出力が接地電圧に短絡して出力電圧Vccが強制的に低下させられると、短絡電流制限回路2が機能しない場合、出力制御トランジスタQ1のエミッタとコレクタ間には高電圧が印加され、当該出力制御トランジスタQ1での電力損失が大きくなる。その結果、出力制御トランジスタQ1が発熱して破壊してしまうことがある。そこで、本実施の形態1では、出力電圧Vccの低下に伴って出力電流Iccを低減させて制限し、それによって、出力短絡時の出力制御トランジスタQ1での電力損失を低減し、当該出力制御トランジスタQ1の破壊を防止している。以下に、この場合における本安定化電源回路の動作について説明する。
定電圧出力回路1の出力が接地電圧に短絡しておらず、当該定電圧出力回路1が通常動作をしている場合には、当該PMOSトランジスタP1が完全にオフ状態になるように、当該PMOSトランジスタP1のしきい値電圧及び抵抗素子R2〜R4の値は設定されている。したがって、この場合には抵抗素子R5には電流I3は流れない。
定電圧出力回路1の出力が接地電圧に短絡し、出力電圧Vccが低下すると電圧V3も低下する。出力電圧Vccが所定電圧よりも小さくなり、入力電圧VBと電圧V3との電圧差がPMOSトランジスタP1のしきい値電圧よりも大きくなると、PMOSトランジスタP1には電流I3が流れ始める。その結果、過電流制限回路2の抵抗素子R5には電流I3が流れ、電圧V2が低下する。上述のように、電流制御ループIR2が動作している状態では電圧V2と基準電圧Vref2とは一致していることから、電圧V2が低下すると、電圧V2と基準電圧Vref2との間の電圧差が大きくなる。そうすると、比較器A2は、誤差増幅器A1の電流引き込み量を低減する。その結果、出力制御トランジスタQ1のベース電流が低減し、そのコレクタ電流が低減して出力電流Iccが低減する。そして、電流制御ループIR2の働きにより、電圧V2と基準電圧Vref2とが一致するようになる。
出力電圧Vccが更に低下すると、電圧V3も更に低下して電流I3が更に大きくなる。そうすると、電圧V2が低下して電圧V2と基準電圧Vref2との間の電圧差が再度大きくなる。そうすると、比較器A2は誤差増幅器A1の電流引き込み量を低減する。その結果、出力制御トランジスタQ1のベース電流が更に減少し、出力電流Iccが更に低減する。
このように、本実施の形態1では、電流制御ループIR2と短絡電流制限回路3との働きによって、出力電圧Vccが所定電圧よりも低下すると、それに伴って出力電流Iccが低減する。図2は本実施の形態1に係る安定化電源回路の出力特性を示す図であって、出力電圧Vccと出力電流Iccとの関係を示している。図2に示されるように、通常動作であって、出力電圧Vccが一定値を示す場合には、出力電流Iccは制限電流値Ir以下に制限される。そして、定電圧出力回路1の出力が接地電圧に短絡し出力電圧Vccが強制的に低下させられると、その低下に伴って出力電流Iccは低減する。
一方、本実施の形態1に係る安定化電源回路とは異なり、垂下形の電流制限を行う安定化電源回路においては、図3に示されるように、出力電圧Vccが低下しても出力電流Iccは変化しないことから、出力制御トランジスタQ1では大きな電力損失を生じ、発熱により出力制御トランジスタQ1が破壊することがある。
以上のように、本実施の形態1に係る安定化電源回路では、出力電流Iccが大きくなり電圧V2が変化して当該電圧V2と基準電圧Vref2との間の電圧差が大きくなると、電流制御ループIR2の働きにより、出力電流Iccを低減して電圧V2を基準電圧Vref2に近づける制御が行われる。従って、本安定化電源回路に過電流が流れることを防止できる。
更に、定電圧出力回路1の出力が接地電圧に短絡して出力電圧Vccが低下すると、その低下に伴って出力電流Iccは低減し、フォールドバック形の電流制限が実行される。したがって、本実施の形態1に係る安定化電源回路での消費電力を低減でき、発熱による本安定化電源回路の誤動作を抑制できる。
更に、過電流を抑制することが可能な電流制御ループIR2を利用して、出力電圧Vccの低下に伴って出力電流Iccを低減させているため、本実施の形態1のように簡単な回路構成でフォールドバック形の電流制限を行うことができる。
なお本実施の形態1では、短絡電流制限回路3のカレントミラー回路をMOSトランジスタで構成したが、図4に示されるように、NMOSトランジスタN1の代わりにnpn形のバイポーラトランジスタN11を採用し、NMOSトランジスタN2の代わりにnpn形のバイポーラトランジスタN12を採用することによって、当該カレントミラー回路をバイポーラトランジスタで構成しても良い。
また本実施の形態1では、NMOSトランジスタN1,N2で構成されたカレントミラー回路を過電流制限回路2に接続することによって電流I3を抵抗素子R5に流していたが、その代わりに、PMOSトランジスタで構成されたカレントミラー回路を過電流制限回路2に接続することによって抵抗素子R5に電流I3を流しても良い。図5はこの場合における本安定化電源回路の回路構成を示す図である。図5に示される短絡電流制限回路3には、カレントミラー回路を構成するPMOSトランジスタP2,P3が更に設けられている。PMOSトランジスタP2,P3のゲートは互いに接続されており、それらのソースはともに入力端子IN1を介して入力電圧VBに接続されている。PMOSトランジスタP2ではドレイン及びゲートが互いに接続されており、それらはNMOSトランジスタN2のドレインと接続されている。そして、PMOSトランジスタP3のドレインは、抵抗素子R5の一端と入力端子IN2とに接続されている。その他の回路構成は、図1に示される回路構成と同じである。
出力電圧Vccが所定電圧よりも低下し、PMOSトランジスタP1に電流I3が流れると、NMOSトランジスタN1,N2で構成されているカレントミラー回路の働きにより、PMOSトランジスタP2にも電流I3が流れる。そして、PMOSトランジスタP2,P3で構成されるカレントミラー回路の働きにより、抵抗素子R5にも電流I3が流れる。その結果、図1に示される回路と同様に、電圧V2が低下して上述の電流制御ループIR2の働きにより出力電流Iccが低減される。よって、図5に示される回路構成であっても、同様の効果を得ることができる。
また、図5に示される回路では、過電流制限回路2に接続されるカレントミラー回路をMOSトランジスタで構成していたが、図6に示されるように、PMOSトランジスタP2の代わりにpnp形のバイポーラトランジスタP12を採用し、PMOSトランジスタP3の代わりにpnp形のバイポーラトランジスタP13を採用することによって、当該カレントミラー回路をバイポーラトランジスタで構成しても良い。
実施の形態2.
上述の実施の形態1に係る安定化電源回路では、PMOSトランジスタP1のソースには抵抗素子R7を介して入力電圧VBが印加されている。したがって、入力電圧VBを大きくすると、PMOSトランジスタP1ではソース電圧とゲート電圧との電圧差が大きくなるため、入力電圧VBの供給時にPMOSトランジスタP1がオン状態となり、当該PMOSトランジスタP1に電流I3が流れることがある。その結果、電圧V2が基準電圧Vref2よりも低下して、上記の電流制御ループIR2の働きにより、出力電流Iccが低減して、出力電圧Vccが本来の一定電圧まで上昇しないことがある。そのために、外部負荷に十分な電力を供給できない問題が生じることがある。
そこで、本実施の形態2では、入力電圧VBを大きくした場合であっても、外部負荷に十分な電力を供給することが可能な安定化電源回路を提供する。
図7は本発明の実施の形態2に係る安定化電源回路の回路構成を示す図である。本実施の形態2に係る安定化電源回路は、実施の形態1に係る安定化電源回路において、短絡電流制限回路3にツェナーダイオードD1を更に設けたものである。図7に示されるように、抵抗素子R7の一端には入力電圧VBが接続されており、当該抵抗素子R7の他端にはツェナーダイオードD1のカソードが接続されている。そして、ツェナーダイオードD1のアノードにはPMOSトランジスタP1のソースが接続されている。その他の回路構成については実施の形態1に係る安定化電源回路と同様であるため、その説明は省略する。
このように、本実施の形態2に係る安定化電源回路では、PMOSトランジスタP1のソースはツェナーダイオードD1を介して入力電圧VBと接続されているため、ツェナーダイオードD1のツェナー電圧を調整することによって、PMOSトランジスタP1のソース電圧を調整することができる。したがって、入力電圧VBの大きさに応じてツェナーダイオードD1のツェナー電圧を調整することによって、PMOSトランジスタP1では、ソース電圧と電圧V3との電圧差をしきい値電圧よりも小さくすることができ、入力電圧VBの供給時にPMOSトランジスタP1がオン状態となることを防止できる。
例えば、入力電圧VB、電圧V3及びPMOSトランジスタP1のしきい値電圧がそれぞれ8V、4.5V及び1Vとすると、ツェナーダイオードD1のツェナー電圧を3.5Vに設定することによって、PMOSトランジスタP1のソース電圧と電圧V3との電圧差は0V(=8V−3.5V−4.5V)となり、当該電圧差をPMOSトランジスタP1のしきい値電圧(1V)よりも小さくすることができる。したがって、入力電圧VBの供給時に、PMOSトランジスタP1がオン状態となることを防止できる。よって、入力電圧VBを大きくした場合であっても、当該入力電圧VBの大きさに応じてツェナー電圧を調整することによって、電流制御ループIR2が不適切に動作することを防止でき、外部負荷に対して十分な電力を提供できる。
なお、本実施の形態2に係るツェナーダイオードD1を上述の図4〜6に示される回路に設けることよっても同様の効果を得ることができる。
実施の形態3.
図8は本発明の実施の形態3に係る安定化電源回路の回路構成を示す図である。本実施の形態3に係る安定化電源回路は、実施の形態1に係る安定化電源回路において、短絡電流制限回路3に定電圧発生回路CVCを更に設けたものである。図8に示されるように、定電圧発生回路CVCは入力電圧VBからそれよりも小さい一定の電圧V5を生成して出力する。PMOSトランジスタP1のソースには抵抗素子R7を介して電圧V5が印加されている。その他の回路構成については実施の形態1に係る安定化電源回路と同様であるため、その説明は省略する。
このように、本実施の形態3に係る安定化電源回路では、PMOSトランジスタP1のソースには一定の電圧V5が印加されるため、入力電圧VBを大きくした場合であっても、入力電圧VBの供給時にPMOSトランジスタP1がオン状態となることを防止することができる。例えば、電圧V3及びPMOSトランジスタP1のしきい値電圧をそれぞれ3.5V及び1Vとすると、電圧V5を3.5Vに設定することによって、PMOSトランジスタP1ではソース電圧とゲート電圧との電圧差(0V)をしきい値電圧(1V)よりも小さくすることができ、PMOSトランジスタP1に電流I3が流れることを防止できる。したがって、入力電圧VBの値に関係なく外部負荷に十分な電力を供給できる。
更に、実施の形態2に係る安定化電源回路のように、入力電圧VBによってツェナーダイオードD1のツェナー電圧を調整する必要がないことから、入力電圧VBの許容範囲を広げることができる。その結果、ユーザにとって使いやすい安定化電源回路を提供することができる。
なお、本実施の形態3に定電圧発生回路CVCを上述の図4〜6に示される回路に設けることよっても同様の効果を得ることができる。
本発明の実施の形態1に係る安定化電源回路の回路構成を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る安定化電源回路の出力特性を示す図である。 従来の安定化電源回路の出力特性を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る安定化電源回路の変形例の回路構成を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る安定化電源回路の変形例の回路構成を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る安定化電源回路の変形例の回路構成を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る安定化電源回路の回路構成を示す図である。 本発明の実施の形態3に係る安定化電源回路の回路構成を示す図である。
符号の説明
1 定電圧出力回路、2 過電流制限回路、3 短絡電流制限回路、I3 電流、Icc 出力電流、IR2 電流制御ループ、D1 ツェナーダイオード、P1 PMOSトランジスタ、V2,V5 電圧、VB 入力電圧、Vcc 出力電圧、Vref2 基準電圧。

Claims (3)

  1. 入力電圧に基づいて第1の電圧を出力するとともに、出力電流を制御することが可能な電圧出力回路と、
    前記出力電流に応じて変化し、前記出力電流が大きくなると第1の方向に変化する第2の電圧と基準電圧とを比較し、その比較結果に基づいて前記電圧出力回路の前記出力電流に対する制御を制御する第1の回路と、
    前記第1の電圧の低下に伴って、前記第1の方向に前記第2の電圧を変化させる第2の回路と
    を備え、
    前記電圧出力回路と前記第1の回路とは、前記第2の電圧が前記第1の方向に変化して前記第2の電圧と前記基準電圧との間の電圧差が大きくなると、前記出力電流を低減して前記第2の電圧を前記基準電圧に近づける制御を行う電流制御ループを構成している、電源回路。
  2. 請求項1に記載の電源回路であって、
    前記第2の回路は、トランジスタ及びツェナーダイオードを含み、
    前記トランジスタの一方の電流端子は前記ツェナーダイオードのアノードと接続され、
    前記ツェナーダイオードのカソードには前記入力電圧が印加され、
    前記第2の回路は、前記トランジスタの電流端子間に前記第1の電圧の低下に伴って変化する電流を流すことによって前記第2の電圧を変化させ、
    前記第2の電圧は、前記トランジスタの電流端子間に電流が流れると前記第1の方向に変化する、電源回路。
  3. 請求項1に記載の電源回路であって、
    前記第2の回路は、トランジスタと、当該トランジスタの一方の電流端子に第3の電圧を印加する電圧発生回路とを含み、
    前記第2の回路は、前記トランジスタの電流端子間に前記第1の電圧の低下に伴って変化する電流を流すことによって前記第2の電圧を変化させ、
    前記第2の電圧は、前記トランジスタの電流端子間に電流が流れると前記第1の方向に変化する、電源回路。
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