JP2008009683A - 電源回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数電源を切り換える電源回路において、電力容量の大きなスイッチング素子の使用を抑制し、電源間の切り換えにおける出力のオーバーシュートあるいはアンダーシュートを抑制することである。
【解決手段】電源回路10は、第1電源の電圧を定電圧化して出力する第1シリーズレギュレータ20、第2電源の電圧を定電圧化して出力する第2シリーズレギュレータ50、第1電源から入力される入力電圧を検出する電圧検出器12、電圧検出器12の検出値に応じ第2シリーズレギュレータ50の第2帰還増幅器の作動をオンオフする電源切換スイッチ素子14と、第1シリーズレギュレータ20の第1出力ドライバの制御端子に接続され立上り補償パルスを付加する補償パルス回路16とを備える。第1シリーズレギュレータ20の出力側端子と、第2シリーズレギュレータ50の出力側端子とは直結される。
【選択図】図1

Description

本発明は電源回路に係り、特に複数の電源を切り換えて出力して負荷に電力を供給する電源回路に関する。
バッテリによって駆動されるビデオカメラ、携帯電話機等の携帯型電子機器においては、機器の動作状態等に合わせて複数種類の電源を使い分けることが行われる。例えば、バッテリから降圧してCPU(Central Processing Unit)に電圧を与える際の電圧利用効率を高めるために、CPUが動作して消費電力が大きい状態では、電源としてスイッチングレギュレータを用い、消費電力が小さい状態ではシリーズレギュレータを用いることが行われる。また、複数種類のバッテリを有する場合にも、機器の動作状態等に合わせてバッテリの種類を選択することが行われることがある。例えば、バックアップ用のボタン電池と、通常の動作に使用するリチウムイオン電池とを有するときは、通常はリチウムイオン電池で機器を駆動し、スタンバイ、スリープ等の微小消費電力の場合にバックアップ用のボタン電池を使用する。
このように、複数種類の電源を機器の動作状態等に合わせて切り換えて負荷に供給するには、特許文献1に開示されるように、負荷への出力と、各電源回路からの入力との間にそれぞれスイッチングトランジスタを設け、各スイッチングトランジスタのオンオフを制御して、負荷への出力に接続される電源回路を選択することが行われる。負荷への出力に対する電源を切り換えるこのような回路は、電源切換回路と呼ばれる。
また、特許文献1には、バッテリからの電圧と、スイッチングレギュレータからの電圧とを切り換えて出力端子に出力する電源切換回路において、バッテリからの電圧をシリーズレギュレータで定電圧化し、スイッチレギュレータからの入力電圧を電圧検出器で検出し、スイッチングレギュレータからの入力と出力端子との間には電圧検出器によってオンオフするスイッチングトランジスタが設けられ、バッテリからの入力と出力端子との間には、低電圧回路の出力ドライバが設けられる構成が開示されている。そして、電圧検出器の出力に応じて、出力電圧としてスイッチングレギュレータからの電圧が選択されているときはシリーズレギュレータの設定電圧を出力端子の電圧より低い低設定電圧で動作させ、出力電圧としてバッテリからの電圧が選択されているときはシリーズレギュレータの設定電圧を低設定電圧より高い任意の設定電圧に復帰させることが開示されている。これにより、電源切換時の出力電圧のオーバーシュート、アンダーシュートを抑制することができると述べられている。
また、特許文献2には、上記特許文献1に開示される発明の改善として、スイッチングトランジスタのオンオフについて遅延回路を設けること、さらに、シリーズレギュレータの設定電圧の切換について、通常の高設定電圧から低設定電圧に移行する場合には緩やかに、低設定電圧から高設定電圧に復帰する場合には速やかに移行させるための抵抗素子、ダイオード、容量素子を付加する構成が開示されている。
特許第2973063号明細書 特開2004−180472号公報 特開2005−174264号公報
特許文献1においては、各電源と負荷との接続箇所にスイッチングトランジスタが設けられる。また、特許文献2,3においても、スイッチングレギュレータからの入力と負荷に接続される出力端子との間にスイッチングトランジスタが設けられる。これらのスイッチングトランジスタは、電源から負荷に供給される電力のオンオフを行うので、電力容量の大きなトランジスタが用いられる。電力容量の大きなトランジスタは、その寸法も大きく、したがって、電源切換回路自体の容積も大きくなる。
本発明の目的は、電力容量の大きなスイッチング素子の使用を抑制して複数の電源を切り換えることを可能とする電源回路を提供することである。また、他の目的は、複数の電源の間の切り換えにおける出力のオーバーシュートあるいはアンダーシュートを抑制することができる電源回路を提供することである。以下の手段は、これらの目的の少なくとも1つに貢献する。
本発明に係る電源回路は、基準電圧入力端子と帰還入力端子と出力端子とを有する第1帰還増幅器と、入力側端子が第1電源に接続され、制御端子が第1帰還増幅器の出力端子に接続され、出力側端子の出力電圧が第1帰還増幅器に帰還される第1出力ドライバと、を含み、第1電源の電圧を定電圧化して第1出力ドライバの出力側端子より第1出力電圧として出力する第1シリーズレギュレータと、基準電圧入力端子と帰還入力端子と出力端子とを有する第2帰還増幅器と、入力側端子が第2電源に接続され、制御端子が第2帰還増幅器の出力端子に接続され、出力側端子の出力電圧が第2帰還増幅器に帰還される第2出力ドライバと、を含み、第2電源の電圧を定電圧化して第2出力ドライバの出力側端子より第1出力電圧より高い第2出力電圧として出力する第2シリーズレギュレータと、第1出力ドライバの出力側端子と、第2出力ドライバの出力側端子を直結して、電源回路の出力とする電源回路出力端子と、第2帰還増幅器の作動をオンオフするスイッチ素子であって、オンするときは、第2出力電圧と第1帰還増幅器の出力端子の電圧との間の差電圧のために第1出力ドライバが遮断されて電源回路出力端子に第2出力電圧が出力され、オフするときは第2帰還増幅器の作動が停止して電源回路出力端子に第1出力電圧が出力される電源切換スイッチ素子と、を備えることを特徴とする。
また、本発明に係る電源回路において、第1帰還増幅器の出力端子と第1出力ドライバの制御端子の接続点に接続されるパルス付加回路であって、所定のパルス幅と、第1出力ドライバを強制的にオンできる振幅を有するパルス信号を、電源切換スイッチ素子がオフするタイミングに同期して出力し、第1出力ドライバの作動立上りを補償する立上り補償パルス回路を備えることが好ましい。
また、本発明に係る電源回路において、第1電源又は第2電源の電圧を検出し、検出電圧に応じて電源切換スイッチ素子をオンオフする電源電圧検出器を備えることが好ましい。
上記構成の少なくとも1つにより、第1電源の電圧を定電圧化する第1シリーズレギュレータと、第2電源の電圧を定電圧化する第2シリーズレギュレータとを直結して電源回路の出力とする。ここで、第2シリーズレギュレータの第2帰還増幅器の作動は電源切換スイッチ素子でオンオフされる。そして、この電源切換スイッチ素子がオンするときは、第2出力電圧と第1帰還増幅器の出力端子の電圧との間の差電圧のために第1出力ドライバが遮断されて電源回路出力端子に第2出力電圧が出力され、オフするときは第2帰還増幅器の作動が停止して電源回路出力端子に第1出力電圧が出力される。
したがって、第1シリーズレギュレータと第2シリーズレギュレータの2つの電源を切り換えるには、第2帰還増幅器の作動を制御する電源切換スイッチ素子をオンオフするだけでよい。第2帰還増幅器の消費電流は、第1シリーズレギュレータ又は第2シリーズレギュレータの出力電流、すなわち負荷への供給電流に比べればはるかに小さい。従来技術は、各電源と負荷との間にスイッチング素子を設けているので、負荷への供給電流をオンオフするために大きな電力容量のスイッチング素子を用いている。上記構成によれば、負荷への供給電流に比べ、はるかに小さな第2帰還増幅器の消費電流をオンオフするだけでよいので、小さな電力容量のスイッチング素子を用いることができる。一例を上げると、帰還増幅器の消費電流は、負荷への供給電流の1/100から1/1000に過ぎない。したがって、電力容量の大きなスイッチング素子を使用することなく2つの電源を切り換えることが可能となる。
また、第1帰還増幅器の出力端子と第1出力ドライバの制御端子の接続点に立上り補償パルス回路が接続される。そして、補償パルス回路は、所定のパルス幅と、第1出力ドライバを強制的にオンできる振幅を有するパルス信号を、電源切換スイッチ素子がオフするタイミングに同期して出力し、第1出力ドライバの作動立上りを補償する。上記構成の電源回路では、電源切換スイッチ素子がオンしている間は、第2出力電圧と第1帰還増幅器の出力端子の電圧との間の差電圧のために第1出力ドライバが遮断されている。そこで電源切換スイッチ素子がオンからオフに変わると、第1出力ドライバは遮断状態からオンしようとするが、完全にオンとなって第1出力ドライバに第1出力電圧を出力するには時間がかかることがある。この場合に、負荷への出力電圧についていわゆるオーバーシュートあるいはアンダーシュートが生じる場合がある。上記構成によれば、電源切換スイッチ素子がオフするタイミングに同期して、第1出力ドライバを強制的にオンできるパルス信号が出力され、これにより、第1出力ドライバの作動立上りを補償する。したがって、複数の電源の間の切り換えにおける出力のオーバーシュートあるいはアンダーシュートを抑制することができる。
また、電源電圧検出器は、第1電源又は第2電源の電圧を検出して、検出電圧に応じて電源切換スイッチ素子をオンオフする。したがって、第1電源又は第2電源の状態に応じて、自動的に電源を切り換えることができる。
以下に図面を用いて本発明に係る実施の形態につき詳細に説明する。以下では、電源の意味の混同を避けるため、電源回路に入力として接続される複数のものを電源と呼ぶことにし、それ以外のものは電源と呼ばないこととする。以下の例では、リチウムイオン電池、バックアップ用電池、スイッチングレギュレータがそれぞれ第1電源、第2電源、第3電源と呼ばれ、第1電源の電圧を定電圧化するシリーズレギュレータ、第2電源の電圧を定電圧化するシリーズレギュレータは、そのままの名称で表記し、特に電源とは呼ばないこととする。
以下では、電源回路の中で負荷に対する供給の切り換えが行われるものとして、バックアップ用電池の電圧を定電圧化して出力するシリーズレギュレータ、リチウムイオン電池の電圧を定電圧化して出力するシリーズレギュレータ、スイッチングレギュレータの3つについて説明するが、これ以外の電源であっても構わない。また、以下では、トランジスタとしてMOSトランジスタを用いて説明するが、もちろん他のスイッチング素子、例えば他の形式の電界効果型トランジスタ、あるいはバイポーラトランジスタ等であってもよい。また、NチャネルMOSトランジスタについて説明するときは、もちろん回路形式を適合するように変形して、PチャネルMOSトランジスタを用いるものとすることができる。また、以下で述べる電圧値、抵抗値等は説明のための例示であって、それ以外の値であってもよい。
図1は、2つのシリーズレギュレータの出力を切り換えて負荷に供給できる電源回路10の構成を示す図である。なお、図1には電源回路10の構成要素ではないが、CPU等の回路部品やディスプレイ等の負荷2、第1電源としてのリチウムイオン電池4、第2電源としてのバックアップ用電池6が示されている。
電源回路10は、第1電源としてのリチウムイオン電池4の電圧を定電圧化して出力する第1シリーズレギュレータ20と、第2電源としてのバックアップ用電池6の電圧を定電圧化して出力する第2シリーズレギュレータ50と、第1電源から第1シリーズレギュレータ20に入力される入力電圧を検出する電圧検出器12、電圧検出器12の検出値に応じ第2シリーズレギュレータ50の内部の第2帰還増幅器の作動をオンオフする電源切換スイッチ素子14と、第1シリーズレギュレータ20の内部の第1出力ドライバの制御端子に接続され立上り補償パルスを付加する補償パルス回路16とを備えて構成される。
電圧検出器12は、第1電源であるリチウムイオン電池4からの入力電圧を検出し、予め定めた切換閾値と比較し、その比較の結果に応じて電源切換スイッチ素子14をオンオフする機能を有する。典型的な例としては、検出入力電圧が切換閾値以上のときに電源切換スイッチ素子14をオフし、検出入力電圧が切換閾値を超えるときに電源切換スイッチ素子14をオンするものとできる。必要があるときには、切換にヒステリシス特性等を持たせてもよい。
第1シリーズレギュレータ20、第2シリーズレギュレータ50、電源切換スイッチ素子14、補償パルス回路16の内容については図2を用いて説明する。図2は、図1の構成要素の中で電圧検出器12を省略し、第1シリーズレギュレータ20、第2シリーズレギュレータ50の内部構造を詳細に示した図である。
第1シリーズレギュレータ20は、第1電源であるリチウムイオン電池4の電圧を入力として、これを予め設定された一定の電圧値に定電圧化して第1出力電圧として出力する機能を有する回路である。第1シリーズレギュレータ20は、第1電源であるリチウムイオン電池4が接続される入力側端子22と、入力された第1電源の電圧を定電圧化して出力する出力側端子24とを備え、第1帰還増幅器26と、第1出力ドライバ28と、第1出力ドライバ28から第1帰還増幅器26に負帰還される大きさを規定する第1帰還部30とを含んで構成される。
第1帰還増幅器26は、基準電圧32が入力される入力端子と、第1出力ドライバ28の出力電圧が第1帰還部30を経由して帰還される電圧が入力される帰還入力端子を有し、その出力端子は、第1出力ドライバ28の制御端子に接続される。
第1出力ドライバ28は、電流が流れる両端子のうち1端子が入力側端子22となり、第1電源であるリチウムイオン電池4が接続され、他の1端子が出力側端子24となって負荷2に接続されると共に、第1帰還部30を経て、第1帰還増幅器26の帰還入力端子に接続される。
第2シリーズレギュレータ50は、第2電源であるバックアップ用電池6の電圧を入力として、これを予め設定された一定の電圧値に定電圧化して第2出力電圧として出力する機能を有する回路であり、入力される第2電源の電圧と、定電圧化されて出力される第2出力電圧とが異なるほかは、基本的に第1シリーズレギュレータ20と同じ構成で、入力側端子52、出力側端子54、第2帰還増幅器56、第2出力ドライバ58、第2帰還部60、基準電圧62等が示されている。
シリーズレギュレータは、帰還をかけることで、電源電圧を一定の電圧にする機能を有すもので、例えば、第1シリーズレギュレータ20の場合で述べると、第1帰還増幅器26、第1帰還部30の内容を設定することで、入力側端子22に入力される電圧を、その大きさにかかわらず、所定電圧に定電圧化して出力側端子24に出力することができる。第2シリーズレギュレータ50も同様に、入力側端子52に入力される電圧を、その大きさにかかわらず、所定電圧に定電圧化して出力側端子54に出力する機能を有する。
第1出力電圧、第2出力電圧としては、例えば、第1出力電圧を、2.6V±0.05V、第2出力電圧を、3.2V±0.05Vとすることができる。
ここで、例えば、仮に、VOUTがVよりも大きい値となると、第1出力ドライバ28のゲート・ソース間電位が負の値となり、NチャネルMOSトランジスタである第1出力ドライバ28はオフとなる。つまり、第1帰還増幅器26が作動していても、第1出力ドライバ28が遮断状態であるので、その出力電圧Vは出力側端子に出力されないことになる。
図2において示されるように、第1シリーズレギュレータ20の出力側端子24と、第2シリーズレギュレータ50の出力側端子54とは、互いに直結され、電源回路出力端子64として、負荷2に接続される。したがって、仮に、第1シリーズレギュレータ20の出力側端子24に第1出力電圧が出力され、第2シリーズレギュレータ50の出力側端子54に第2出力電圧が出力される場合であっても、上記の例のように、第2出力電圧が第1出力電圧より高いと、第1帰還増幅器26の出力は第1出力ドライバ28のオフによって遮断される。したがって、この場合、出力側端子24と出力側端子54とを直結した電源回路出力端子64には、第2シリーズレギュレータ50の第2出力電圧が出力されることになる。
つまり、第2出力電圧が第1出力電圧より高い場合には、第1シリーズレギュレータ20の作動をオンオフするスイッチ素子を要せずに、第1シリーズレギュレータ20の出力は電源回路出力端子64に現れない。したがって、図2に示されるように、第1シリーズレギュレータ20の帰還増幅器26にはその作動をオンオフするスイッチ素子が設けられていない。
これに対し、第2シリーズレギュレータ50には、その内部の第2帰還増幅器56に、その作動をオンオフすることができるスイッチ素子として電源切換スイッチ素子14が設けられる。
この電源切換スイッチ素子は、オンするときは第2帰還増幅器56を作動させ、したがって第2出力ドライバ58の出力側端子54に第2出力電圧として出力される。このとき、上記のように、第2出力電圧が第1出力電圧より高い場合には、第1シリーズレギュレータ20の出力は電源回路出力端子64に現れない。したがって、電源回路出力端子64には第2シリーズレギュレータ50の第2出力電圧が現れる。
一方、この電源切換スイッチ素子がオフすると、第2帰還増幅器56の作動が停止し、したがって第2出力ドライバ58の出力側端子54には第2出力電圧が出力されない。このとき、第1シリーズレギュレータ20は作動しているので、第1出力ドライバ28の出力側端子24には第1出力電圧が出力される。したがって、電源回路出力端子64には第1シリーズレギュレータ20の第1出力電圧が現れる。
このようにして、第2出力電圧が第1出力電圧が高い場合には、第2シリーズレギュレータ50の第2帰還増幅器56の作動をオンオフする電源切換スイッチ素子14のオンオフのみによって、電源回路出力端子64に出力される電圧を切り換えることができる。
かかる電源切換スイッチ素子14としては、第2帰還増幅器56の電源端子にトランジスタを設けることで実現できる。第2帰還増幅器56の消費電流は、負荷2への供給電流の1/100から1/1000に過ぎない。従来技術における電源切り換えのためのスイッチング素子は、負荷2への供給電流のオンオフを行っていたので、従来技術に比べると、電力容量が1/100から1/1000ですむ小さなスイッチングトランジスタを用いることができる。
図2において、第1シリーズレギュレータ20の内部の第1出力ドライバ28の制御端子に接続される補償パルス回路16は、電源切換スイッチ素子14がオンからオフに変わるときの出力電圧のオーバーシュートあるいはアンダーシュートを抑制する機能を有するパルス出力回路である。具体的には、電源切換スイッチ素子14がオフするタイミングに同期して一定パルス幅のパルスを出力し、その期間、第1出力ドライバ28を強制的にオンさせる。
図2の構成では、電源切換スイッチ素子14がオンしている間は、第2出力電圧と第1帰還増幅器26の出力端子の電圧との間の差電圧のために第1出力ドライバ28が遮断されている。そして、電源切換スイッチ素子14がオンからオフに変わると、第1出力ドライバ28は遮断状態からオンしようとするが、完全にオンとなって第1出力ドライバ28に第1出力電圧を出力するには時間がかかることがある。この場合に、負荷2への出力電圧についていわゆるオーバーシュートあるいはアンダーシュートが生じる場合がある。
そこで、電源切換スイッチ素子14がオフするタイミングに同期して、第1出力ドライバ28を強制的にオンできるパルス信号が出力されることで、第1出力ドライバ28の作動立上りの遅れを補償し、オーバーシュートあるいはアンダーシュートを抑制することができる。
補償パルス回路16は、上記のように、所定の振幅と所定のパルス幅でパルスを出力する機能を有する回路で、模式的には、第1出力ドライバ28のオン電圧を、第1出力ドライバ28の制御端子に一定期間印加することで表すことができる。したがって、図2では、スイッチ素子の記号で補償パルス回路16を図示してある。このようにスイッチ素子で第1出力ドライバ28のオン電圧を第1出力ドライバ28の制御端子に一定期間印加することでもよいが、図3に示すパルス生成回路を用いてもよい。図3の例では、電源切換スイッチ素子14のオンオフ信号を入力すると、そのオフのタイミングに同期して立ち上がり、抵抗R、容量Cの大きさに応じたパルス幅を有するパルスを生成することができる。
上記構成の電源回路10の作用を、図4、図5に示す各信号のタイムチャートを用いて説明する。図4は、補償パルス回路16を作動させない仮定的な場合、図5は、補償パルス回路16を作動させる場合で、いずれの図においても横軸は時間で、各信号は、電圧レベルでその推移が示されている。最初に図4を用いて各信号の様子を説明し、次に、補償パルス回路16を作動させることで生じる変化について図5を用いて説明する。
図4において、最上段には、電源切換スイッチ素子14のオンオフの様子が示されている。ここでは、最初がオンで、時刻tでオンからオフに切り換わり、次に時刻tで再びオフからオンに切り換わる様子が示される。
図4の上から2段目と3段目は、それぞれ、第1帰還増幅器26の出力V、第2帰還増幅器56の出力Vの推移の様子を示す図である。第1帰還増幅器26にはその作動をオンオフするスイッチ素子が設けられず、全期間に渡ってオン状態である。第2帰還増幅器56は、電源切換スイッチ素子14のオンオフと同期して、その作動が制御されるので、最初がオンで、時刻tでオンからオフに切り換わり、次に時刻tで再びオフからオンに切り換わる。
図4の第4段目と第5段目は、それぞれ、Tr1として図2に示される第1出力ドライバ28のオンオフ状態、Tr2として図2に示される第2出力ドライバ58のオンオフ状態を示す図である。上記のように、第1帰還増幅器26の出力Vとの間の差電圧が、第1出力ドライバ28を遮断する大きさであるとして、電源切換スイッチ素子14がオンのときは、第1出力ドライバ28は遮断状態、すなわちオフ状態にある。時刻tにおいて電源切換スイッチ素子14がオンからオフに切り換わると、第1出力ドライバ28もオンからオフに切り換わろうとするが、実際には回路の容量成分の充電等の影響で、立上りが遅れる。図4ではこの立上りの遅れを誇張してΔtとして示されている。時刻tにおいて電源切換スイッチ素子14がオフからオンに切り換わるときも、同様に、第1出力ドライバ28がオンからオフへの立下りに遅れが生じる。なお、第2出力ドライバ58のオンオフ状態は、ほぼ電源切換スイッチ素子14のオンオフ状態と同じとなる。
図4の最下段は、電源回路出力端子64の出力電圧VOUTの推移を示す図である。上記のように、電源切換スイッチ素子14がオンのときは、第1出力ドライバ28は遮断状態で、電源回路出力端子64には第2出力ドライバ58からの出力電圧、すなわちVが出力される。時刻tにおいて電源切換スイッチ素子14がオンからオフに切り換わり、Δt経過して、Tr1で示される第1出力ドライバ28が十分にオンした状態では、電源回路出力端子64に第1出力ドライバ28からの出力電圧、すなわちVが出力される。それまでの過渡期間、すなわち、電源切換スイッチ素子14がオフに切り換わってからΔtの時間を経過するまでは、図4に示すように、アンダーシュートが生じる。なお、時刻tにおいて電源切換スイッチ素子14がオフからオンに切り換わるときは、上記のように、第1出力ドライバ28が遮断状態となるので、ほぼ電源切換スイッチ素子14がオフからオンに切り換わるタイミングで、電源回路出力端子64に第2出力ドライバ58からの出力電圧、すなわちVが出力される。
図5は、補償パルス回路16を作動させる場合の各信号のタイムチャートである。図5の最上段に示される電源切換スイッチ素子14のオンオフの様子、上から2段目、3段目にそれぞれ示される第1帰還増幅器26の出力V、第2帰還増幅器56の出力Vの推移の様子は、図4と同じであるので説明を省略する。
図5の上から4段目は、補償パルス回路16の出力電圧、すなわち、第1出力ドライバ28の制御端子に印加される電圧の推移を示す図である。すなわち、時刻tから、ΔTの期間、出力電圧が高く保持されている。この高い出力電圧は、第1出力ドライバ28を強制的にオンさせるに十分な大きさに設定される。ΔT、すなわち補償パルスのパルス幅は、図4のΔtより長めに設定される。これにより、図4で第1出力ドライバ28がオフからオンに立上る際の遅れの期間に渡って、第1出力ドライバ28を強制的にオンさせることができる。
図5の上から5段目、6段目は、図4の上から4段目、5段目に対応し、それぞれ、第1出力ドライバ28のオンオフ状態、第2出力ドライバ58のオンオフ状態を示す図である。ここで、Tr1として示される第1出力ドライバ28は、時刻tから強制的にオンされている。なお参考のために、図4で説明したΔtの立上り遅れを破線で示してある。
図5の最下段は、図4の最下段に対応し、電源回路出力端子64の出力電圧VOUTの推移を示す図である。補償パルス回路の作用によって、第1出力ドライバ28が時刻tからΔTの期間、強制的にオンされるため、その期間における出力電圧VOUTのオーバーシュートあるいはアンダーシュートが大幅に抑制される。なお、参考のために、図4で説明したアンダーシュートの様子を破線で示してある。
このように、電源切換スイッチ素子14のオフのタイミングに同期して、適当なパルス幅、適当な振幅の補償パルスを第1出力ドライバ28の制御端子に加えることで、電源の切り換わりにおけるオーバーシュートあるいはアンダーシュートを大幅に抑制することができる。なお、補償パルスは、時刻tからΔTの期間のみ出力されるので、それ以外の時刻における各信号の状態は、図4と変わりがない。
本発明に係る実施の形態において、2つのシリーズレギュレータの出力を切り換えて負荷に供給できる電源回路の構成を示す図である。 本発明に係る実施の形態において、第1シリーズレギュレータ、第2シリーズレギュレータの内部構造を詳細に示す図である。 本発明に係る実施の形態において、補償パルス回路の一例を示す図である。 本発明に係る実施の形態の、電源回路において、仮に補償パルス回路を作動させないとする場合の各信号の推移を示すタイムチャートである。 本発明に係る実施の形態において、電源回路における各信号の推移を示すタイムチャートである。
符号の説明
2 負荷、4 リチウムイオン電池、6 バックアップ用電池、10,11 電源回路、12 電圧検出器、14 電源切換スイッチ素子、16 補償パルス回路、20 第1シリーズレギュレータ、22,52 入力側端子、24,54 出力側端子、26 第1帰還増幅器、28 第1出力ドライバ、30 第1帰還部、32,62 基準電圧、50 第2シリーズレギュレータ、56 第2帰還増幅器、58 第2出力ドライバ、60 第2帰還部、64 電源回路出力端子。

Claims (3)

  1. 基準電圧入力端子と帰還入力端子と出力端子とを有する第1帰還増幅器と、
    入力側端子が第1電源に接続され、制御端子が第1帰還増幅器の出力端子に接続され、出力側端子の出力電圧が第1帰還増幅器に帰還される第1出力ドライバと、
    を含み、第1電源の電圧を定電圧化して第1出力ドライバの出力側端子より第1出力電圧として出力する第1シリーズレギュレータと、
    基準電圧入力端子と帰還入力端子と出力端子とを有する第2帰還増幅器と、
    入力側端子が第2電源に接続され、制御端子が第2帰還増幅器の出力端子に接続され、出力側端子の出力電圧が第2帰還増幅器に帰還される第2出力ドライバと、
    を含み、第2電源の電圧を定電圧化して第2出力ドライバの出力側端子より第1出力電圧より高い第2出力電圧として出力する第2シリーズレギュレータと、
    第1出力ドライバの出力側端子と、第2出力ドライバの出力側端子を直結して、電源回路の出力とする電源回路出力端子と、
    第2帰還増幅器の作動をオンオフするスイッチ素子であって、オンするときは、第2出力電圧と第1帰還増幅器の出力端子の電圧との間の差電圧のために第1出力ドライバが遮断されて電源回路出力端子に第2出力電圧が出力され、オフするときは第2帰還増幅器の作動が停止して電源回路出力端子に第1出力電圧が出力される電源切換スイッチ素子と、
    を備えることを特徴とする電源回路。
  2. 請求項1に記載の電源回路において、
    第1帰還増幅器の出力端子と第1出力ドライバの制御端子の接続点に接続されるパルス付加回路であって、所定のパルス幅と、第1出力ドライバを強制的にオンできる振幅を有するパルス信号を、電源切換スイッチ素子がオフするタイミングに同期して出力し、第1出力ドライバの作動立上りを補償する立上り補償パルス回路を備えることを特徴とする電源回路。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の電源回路において、
    第1電源又は第2電源の電圧を検出し、検出電圧に応じて電源切換スイッチ素子をオンオフする電源電圧検出器を備えることを特徴とする電源回路。
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