JP2002189522A - レギュレータ - Google Patents

レギュレータ

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JP2002189522A
JP2002189522A JP2000388637A JP2000388637A JP2002189522A JP 2002189522 A JP2002189522 A JP 2002189522A JP 2000388637 A JP2000388637 A JP 2000388637A JP 2000388637 A JP2000388637 A JP 2000388637A JP 2002189522 A JP2002189522 A JP 2002189522A
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terminal
regulator
power supply
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Kenji Yamamoto
憲次 山本
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Rohm Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のレギュレータでは、入力される電源電
圧が急変動した場合、その急激な電圧変化に追従できず
出力電圧が変動してしまうおそれがある。 【解決手段】 本発明に係るレギュレータ25はFET
50、抵抗51、52、差動増幅器53、及び直流電圧
源54を有するレギュレータにおいて、入力端子aとF
ET50のゲート端子(G)との間に、入力端子aに加
わる電源電圧V CCの変動に応じてゲート電圧VGを変動
させる手段を設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力される電源電
圧から常に一定の出力電圧を得るためのレギュレータに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のレギュレータについて、ここでは
スマートバッテリなどと呼ばれるバッテリパックに用い
られるレギュレータを例に挙げて説明を行う。スマート
バッテリとは自身に内蔵されたマイクロコンピュータ
(以下、マイコンと呼ぶ)を用いて二次電池の電圧(以
下、セル電圧と呼ぶ)や充放電電流をモニタする機能を
有し、充電器あるいはコンピュータ等の負荷との間でデ
ータ授受を行うことができるバッテリパックのことであ
る。こうした構成のバッテリパックを用いると、充電器
あるいはコンピュータ等の負荷側で前記二次電池の状態
を知ることができるため、電池の残量表示や充電の停止
などを正確に行うことができる。
【0003】ここで、前記バッテリパックに内蔵したマ
イコンを駆動するためには3.3Vや5.0Vといった
定電圧を供給する必要がある。この電圧供給が一定に維
持されない場合には前記マイコンの動作が不安定となっ
たり、前記セル電圧の検出精度等が低下したりしてしま
い、前記マイコンは過充電保護回路等を正常に制御でき
なくなる。そのため、過充電に対して電気化学的な自己
保護作用のない非水系電池(例えば、リチウムイオン電
池)を二次電池として使用したバッテリパックにおいて
は、その安全性を保証できなくなる。
【0004】また、前記バッテリパックに内蔵したマイ
コン以外の構成回路についても、安定な動作を維持する
ためには定電圧を供給することが望ましい。そのため、
前記バッテリパックには電源電圧が変化してもその出力
電圧を一定に保つためのレギュレータを設けている。
【0005】図6は従来のレギュレータの一構成例を示
す回路図である。まず、従来のレギュレータの回路構成
について説明する。図中のFET50は出力トランジス
タとして機能するpチャネル型のMOS−FETであ
り、そのソース端子(S)にはレギュレータの入力端子
aにつながるラインL1を接続することで電源電圧VCC
を加えている。一方、FET50のドレイン端子(D)
については電圧検出手段である抵抗51、52を介して
グランドに接続するとともに、レギュレータの出力端子
bにも接続している。
【0006】そして、抵抗51、52の接続ノードcを
差動増幅器53の逆相入力端子(−)に接続しており、
この差動増幅器53の正相入力端子(+)には直流電圧
源54を接続することで基準電圧Vrefを印加してい
る。ここで、差動増幅器53の出力端についてはライン
L2を介してFET50のゲート端子(G)に接続して
おり、差動増幅器53からの出力電圧をFET50のゲ
ート電圧VGとしている。
【0007】次に上記した回路構成を有する従来のレギ
ュレータの動作について説明する。上記構成のレギュレ
ータにおいて、入力端子aに加わる電源電圧VCCが上昇
した場合にはFET50のゲート・ソース間における電
位差VGSが大きくなる。それに伴ってFET50を流れ
るドレイン電流IDが増加するため、出力端子bにおけ
る出力電圧Vreg及び接続ノードcにおける電圧VAはと
もに上昇する。
【0008】ここで、差動増幅器53は電圧VAと基準
電圧Vrefとを比較し、両者が常に一致するようにFE
T50のゲート端子(G)に加えるゲート電圧VGを制
御するようになっている。このため、電源電圧VCCの上
昇に伴って出力電圧Vreg及び電圧VAが上昇した場合、
差動増幅器53はFET50のゲート電圧VGを上げる
ように動作する。これにより、FET50のゲート・ソ
ース間における電位差V GSは小さくなるのでドレイン電
流IDは減少し、出力電圧Vreg及び電圧VAは所定の値
まで低下する。
【0009】逆に、電源電圧VCCが低下した場合にはゲ
ート・ソース間の電圧VGSは小さくなるのでドレイン電
流IDが減少し、出力電圧Vreg及び電圧VAはともに低
下する。よって、差動増幅器53はFET50のゲート
電圧VGを下げるように動作する。これにより、FET
50のゲート・ソース間における電位差VGSは大きくな
るのでドレイン電流IDは増加し、出力電圧Vreg及び電
圧VAは所定の値まで上昇する。以上の動作により、従
来のレギュレータは出力端子bにおける出力電圧Vreg
を常に一定とすることができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ここで、前記バッテリ
パックは充電器に対して着脱が可能であり、前記バッテ
リパックを充電器にセットする際には前記レギュレータ
に対して入力される電源電圧VCCが一瞬で大きく上昇す
ることがある。また、何らかの原因で前記バッテリパッ
クがショートしてしまった場合には、大きなショート電
流が流れて前記レギュレータに対する電源電圧VCCは急
激に低下してしまう。
【0011】しかしながら、従来のレギュレータでは前
述のように電源電圧VCCが大きく急上昇もしくは急下降
した場合、その急激な電圧変化にレギュレート動作が追
従できず一時的に出力電圧Vregが変動してしまうおそ
れがある。図7は電源電圧VC Cの急変時におけるFET
50のゲート電圧VG及びレギュレータの出力電圧Vre g
を示すタイムチャート図である。ここでは、電源電圧V
CC、ゲート電圧VG、及び出力電圧Vregの電圧変化をそ
れぞれ図中(a)〜(c)に示しており、各チャート図
において縦軸は電位、横軸は時間を示している。
【0012】ここで、図7(a)に示すように電源電圧
CCが短時間に急上昇した場合、例えば数μsの間に数
十mVの電圧上昇が生じた場合、差動増幅器53内の寄
生コンデンサCの影響により、その出力であるゲート電
圧VGは電源電圧VCCの急上昇に追従することができ
ず、図7(b)に示すように緩やかに上昇する。このよ
うに、ゲート電圧VGの上昇が遅れるとFET50にお
けるゲート・ソース間の電位差VGSが増大するためにF
ET50のオン抵抗が下がってしまい、出力電圧Vreg
は図7(c)に示すように、ゲート電圧VGが所定値に
達するまでの間に大きく引き上げられてしまう。逆に、
電源電圧VCCが急落した場合にはゲート電圧VGの降下
が遅れるため、オン抵抗が一気に上昇することになり、
出力電圧Vregは大きく低下してしまう。
【0013】こうした出力電圧Vregの変動を防止する
ためには、電源電圧VCCの変動に対するゲート電圧VG
の追従性を向上する必要がある。例えば、差動増幅器5
3の駆動電圧を上げることでレギュレータのループ利得
を上げてやれば、ある程度まではゲート電圧VGを電源
電圧VCCの急変動に追従させることも可能である。しか
しながら、この方法では前述したように数μsの間に数
十mVといった電源電圧VCCの急変動にゲート電圧VG
を追従させることは物理的に困難である。また、レギュ
レータ自体の消費電力は極力抑えたいという要望が強い
ことを鑑みれば、単純に差動増幅器53の駆動電圧を引
き上げる方法は不適当である。
【0014】本発明は上記の問題点に鑑み、入力される
電源電圧が急激に変動するアプリケーション状態であっ
ても出力電圧の変動を最小限とすることができ、かつ自
身の消費電流を極力抑えることができるレギュレータを
提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係るレギュレータにおいては、第1端子が
入力端子に接続され、第2端子が出力端子に接続される
とともに電圧検出手段を介してグランドに接続されてい
るトランジスタと、前記電圧検出手段によって検出され
る電圧が基準電圧と等しくなるように前記トランジスタ
の制御端子に印加する制御電圧を調節する手段とを有す
るレギュレータにおいて、前記入力端子と前記トランジ
スタの制御端子との間に、前記入力端子に加わる入力電
圧の変動に応じて前記制御電圧を変動させる手段を設け
た構成としている。
【0016】
【発明の実施の形態】ここでは、本発明に係るレギュレ
ータをスマートバッテリなどと呼ばれるバッテリパック
に適用した例を挙げて説明を行う。前述した通り、スマ
ートバッテリとは内蔵したマイコンを用いて二次電池の
状態をモニタする機能を有し、充電器あるいはコンピュ
ータ等の負荷との間でデータ授受を行うことができるバ
ッテリパックのことである。
【0017】図1は本発明に係るレギュレータを具備す
るバッテリパックを用いたスマートバッテリシステムの
一構成例を示すブロック図である。図中に示すように、
このスマートバッテリシステムはバッテリパック10と
本体40(例えば、携帯型のパーソナルコンピュータ
等)とから構成されている。ここで、バッテリパック1
0はプラス端子1及びマイナス端子2を有しており、一
方の本体40もプラス端子41及びマイナス端子42を
有している。これらのプラス端子同士及びマイナス端子
同士を結合/分離することにより、バッテリパック10
を本体40に対して着脱することができる。また、バッ
テリパック10は二次電池から所望の電圧を発生すると
ともに、該二次電池の状態を監視するためにバッテリモ
ニタ回路部20及びマイコン30を有している。
【0018】このバッテリパック10は二次電池とし
て、例えば4つのリチウムイオン電池3a〜3d(以
下、これらをセル3a〜セル3dと呼び、適宜まとめて
セル3と呼ぶ)を有しており、これらのセル3a〜3d
を図中に示す順に直列接続している。ここで、セル3a
の負極はセンス抵抗4の一端に接続しており、センス抵
抗4の他端はバッテリパック10のマイナス端子2に接
続している。なお、センス抵抗4とは電流検出用の微小
抵抗値(一般に数十mΩ)を持つ抵抗である。
【0019】一方、セル3dの正極はFET等で構成し
たスイッチ素子5、6を介してバッテリパック10のプ
ラス端子1に接続している。スイッチ素子5、6は互い
に直列に接続されており、これらを構成するFETのオ
ン/オフをスイッチングすることによって、セル3から
の放電、及び本体40に設けた充電器43からセル3へ
の充電を制御することができる。
【0020】また、バッテリパック10のプラス端子1
の電圧とセル3a〜3dの合計電圧(すなわち、セル3
dの正極電圧)のうち、高い方の電圧を電源電圧VCC
してバッテリモニタ回路部20に供給するために、ダイ
オード7及びダイオード8を設けており、これらのダイ
オード7、8のカソードはともにバッテリモニタ回路部
20に設けたレギュレータ25の入力端子aに接続して
いる。一方、ダイオード7のアノードはセル3dの正極
に接続しており、ダイオード8のアノードはバッテリパ
ック10のプラス端子1に接続している。このような構
成とすることにより、バッテリモニタ回路部20の電源
電圧VCCとしては、充電器43の電圧とセル3a〜3d
の合計電圧のうち、高い方の電圧が加えられることにな
る。
【0021】次に、バッテリモニタ回路部20及びマイ
コン30について説明する。バッテリモニタ回路部20
はセルセレクタ21、差動増幅器22、増幅器23、パ
ワーFETドライバ24、及びレギュレータ25といっ
た回路から構成されている。また、マイコン30はCP
U31及びA/Dコンバータ32を有しており、バッテ
リモニタ回路部20の制御及び本体40側に設けたCP
U44とのデータ授受を行う。なお、マイコン30と本
体40とは図示しない通信用のバスによって接続されて
いる。
【0022】セルセレクタ21はマルチプレクサ等で構
成されており、セル3a〜3dの各正極−負極間のセル
電圧E1〜E4のいずれかを周期的に選択して差動増幅器
22に送出している。ここで、差動増幅器22は入力さ
れた各セル電圧E1〜E4をマイコン30が読み取り可能
なレベルに変換して、マイコン30のA/Dコンバータ
32に送出する。一方、増幅器23はセンス抵抗4で生
じた電圧降下をマイコン30が読み取り可能なレベルに
変換して、マイコン30のA/Dコンバータ32に送出
している。
【0023】マイコン30は差動増幅器22の出力に基
づいてセル3a〜3dの各セル電圧E1〜E4を検知する
とともに、増幅器23からの出力に基づいてセル3a〜
3dに流れる充電電流もしくは放電電流を検知し、それ
らの電圧値及び電流値に応じてパワーFETドライバ2
4の動作を制御するようになっている。ここで、パワー
FETドライバ24とは前述のスイッチ素子5、6を構
成するFETのオン/オフを切り替えるものである。こ
のような構成とすることにより、マイコン30によって
バッテリパック10が過充電もしくは過放電状態となる
ことを防止することができる。
【0024】続いて、レギュレータ25についての説明
を行う。レギュレータ25は入力される電源電圧VCC
ら常に一定な出力電圧Vregを得るものであり、その出
力電圧Vregをマイコン30やバッテリモニタ回路部2
0の各構成回路に供給する働きを有する。図2は本発明
の第1実施形態のレギュレータ25を示す回路図であ
る。まず、本実施形態におけるレギュレータ25の回路
構成について説明する。
【0025】図中のFET50は出力トランジスタとし
て機能するpチャネル型のMOS−FETであり、その
ソース端子(S)にはレギュレータ25の入力端子aに
つながるラインL1が接続されて電源電圧VCCが印加さ
れている。一方、FET50のドレイン端子(D)につ
いては電圧検出手段である抵抗51、52を介してグラ
ンドに接続するとともに、レギュレータ25の出力端子
bにも接続している。
【0026】そして、抵抗51、52の接続ノードcを
差動増幅器53の逆相入力端子(−)に接続しており、
この差動増幅器53の正相入力端子(+)には直流電圧
源54を接続することで基準電圧Vrefを印加してい
る。ここで、差動増幅器53の出力端についてはライン
L2を介してFET50のゲート端子(G)に接続して
おり、差動増幅器53からの出力電圧をFET50のゲ
ート電圧VGとしている。以上の回路構成は図6に示し
た従来のレギュレータと同一構成であり、その動作につ
いても従来と同様である。
【0027】この構成に加えて、本実施形態ではライン
L1とラインL2との間に、図示のラインL1から順に
コンデンサ60と抵抗61の直列回路を接続しており、
それらの接続ノードdを第1コンパレータ62の逆相入
力端子(−)に接続している。一方、第1コンパレータ
62の正相入力端子(+)には直流電圧源64の正極を
接続しており、この直流電圧源64の負極をラインL2
と接続している。また、第1コンパレータ62の出力端
子をpnp型の第1トランジスタ63のベース端子に接
続している。なお、第1トランジスタ63のエミッタ端
子についてはラインL1に接続しており、コレクタ端子
についてはラインL2に接続している。
【0028】さらに、本実施形態ではラインL1とライ
ンL2との間に、図示のラインL1から順にコンデンサ
70と抵抗71の直列回路を接続しており、それらの接
続ノードeを第2コンパレータ72の正相入力端子
(+)に接続している。なお、接続ノードeと第2コン
パレータ72の正相入力端子(+)との間には、図示の
極性で直流電圧源74を接続している。一方、第2コン
パレータ72の逆相入力端子(−)についてはラインL
2に接続している。また、第2コンパレータ72の出力
端子をpnp型の第2トランジスタ73のベース端子に
接続している。なお、この第2トランジスタ73のエミ
ッタ端子についてはラインL1に接続しており、コレク
タ端子についてはカレントミラー回路75の入力側に接
続している。
【0029】カレントミラー回路75はnpn型のトラ
ンジスタ75a、75bから成っており、トランジスタ
75aのコレクタ端子については前述の第2トランジス
タ73のコレクタ端子に接続するとともに、自身のベー
ス端子にも接続している。一方、トランジスタ75bの
コレクタ端子についてはラインL2に接続しており、ベ
ース端子についてはトランジスタ75aのベース端子と
接続している。なお、トランジスタ75a、75bの各
エミッタ端子については、ともにグランドに接続してい
る。
【0030】次に、上記した回路構成を有するレギュレ
ータ25の動作について説明を行う。図3は電源電圧V
CCの急変時におけるFET50のゲート電圧VG及びレ
ギュレータの出力電圧Vregを示すチャート図である。
ここでは、電源電圧VCC、ゲート電圧VG、及び出力電
圧Vregの電圧変動をそれぞれ図中(a)〜(c)に示
しており、各チャート図は縦軸に電位、横軸に時間をと
ったものである。なお、図中の実線は本実施形態におけ
る電圧挙動を示しており、破線は従来の電圧挙動を判り
やすく示している。
【0031】まず、電源電圧VCCが急上昇した場合の動
作について説明する。入力端子aに加わる電源電圧VCC
に大きな変動のない定常状態(時刻t1以前)におい
て、コンデンサ60には電源電圧VCCとゲート電圧VG
との差電圧が充電されているため、接続ノードdの電圧
Aは基本的にゲート電圧VGと等しい値になっている。
なお、本実施形態においては、コンデンサ60の両端電
圧がゲート電圧VGの変動に追従してしまわないよう
に、抵抗61は比較的大きい抵抗値(例えば、1MΩ)
を持つ抵抗としている。
【0032】上記のような定常状態から時刻t1にて電
源電圧VCCが急上昇した場合、コンデンサ60の両端電
圧は電荷保存則により一定なので、電圧VAの値は急上
昇する。これにより、ゲート電圧VGは従来と同様に電
源電圧VCCの急上昇に追従できずに低いまま残ってしま
うのに対して、接続ノードdの電圧VAは電源電圧VC C
に追従して一気に上昇するようになる。
【0033】ここで、第1コンパレータ62は正相入力
端子(+)に入力されるゲート電圧VGと直流電圧源6
4のオフセット分との和電圧が、逆相入力端子(−)に
入力される電圧VAより高ければHレベル、低ければL
レベルの比較結果信号を出力する。また、第1トランジ
スタ63は前記比較結果信号がHレベルならばオフ、L
レベルならオンとなるように動作する。従って、時刻t
1にて電源電圧VCCが急上昇した場合、回路の遅延等に
より若干時刻t1からは遅れるものの、時刻t2には電圧
Aがゲート電圧VGと直流電圧源64との和電圧を上回
り、第1コンパレータ62はLレベルの前記比較結果信
号を出力し始める。
【0034】これにより、第1トランジスタ63がオン
となってラインL1とラインL2を短絡する形となるの
で、ラインL2のゲート電圧VGはラインL1の電源電
圧VC Cに引っ張られて一気に上昇し始める。よって、出
力段のFET50におけるゲート・ソース間の電位差V
GSを迅速に本来の値まで戻すことができるので、従来の
レギュレータに比べて出力電圧Vregの変動を非常に小
さく抑えることができる。
【0035】その後、時刻t3にてゲート電圧VGが電源
電圧VCCに見合った高さまで引き上げられ、ゲート電圧
Gと直流電圧源64のオフセット分との和電圧が電圧
Aと一致した時点で第1コンパレータ62からの前記
比較結果信号はHレベルに戻り、第1トランジスタ63
はオフとなる。時刻t3〜時刻t4の間は電源電圧VCC
高位で安定した定常状態となる。なお、この定常状態時
に生じる電源電圧VCCの揺れについては、従来構成のレ
ギュレータと同様に出力電圧Vregの変動を検出してフ
ィードバック制御を行うことで、常に一定の出力電圧V
regを維持するものである。
【0036】なお、前述の直流電圧源64等を用いたオ
フセット電圧を設けずに、ゲート電圧VGと電圧VAとを
第1コンパレータ62で直接比較する構成とすると、定
常状態においてゲート電圧VGもしくは電圧VAがわずか
に揺れただけで両者の高低が逆転し、頻繁に第1トラン
ジスタ63がオンとなって逆効果に働くおそれがある。
これを防止するために、本実施形態においては第1コン
パレータ62の正相入力端子(+)側、すなわちゲート
電圧VGに対するオフセット分として直流電圧源64を
接続している。
【0037】ここで、直流電圧源64の電圧値は大きす
ぎるとゲート電圧VGの引き上げが途中から鈍くなる
し、小さすぎると第1コンパレータ62が逆効果に働く
おそれがあるため、適正な電圧値(例えば数十mV)を
与える必要がある。なお、直流電圧源64を用いない
で、第1コンパレータ62を構成するトランジスタのサ
イズを変更して、回路的にオフセット電圧を得るように
してもよい。以上の動作の間、カレントミラー回路75
は次段で説明する動作と逆の動作になるので、トランジ
スタ75bがオンすることはない。
【0038】次に、電源電圧VCCが急下降した場合の動
作について説明する。時刻t4までの定常状態におい
て、コンデンサ70には電源電圧VCCとゲート電圧VG
との差電圧が充電されているため、接続ノードeの電圧
Bは基本的にゲート電圧VGと等しい値になっている。
ここでも、コンデンサ70の両端電圧がゲート電圧VG
の変動に追従してしまわないように、抵抗71は比較的
大きい抵抗値(例えば、1MΩ)を持つ抵抗としてい
る。
【0039】上記のような定常状態から時刻t4にて電
源電圧VCCが急下降した場合、コンデンサ70の両端電
圧は電荷保存則により一定なので、電圧VBの値は急下
降する。これにより、ゲート電圧VGは電源電圧VCC
急下降に追従できずに高いまま残ってしまうのに対し
て、接続ノードeの電圧VBは電源電圧VCCに追従して
一気に下降する。
【0040】ここで、第2コンパレータ72は正相入力
端子(+)に入力される電圧VBと直流電圧源74のオ
フセット分との和電圧が、逆相入力端子(−)に入力さ
れるゲート電圧VGより高ければHレベル、低ければL
レベルの比較結果信号を出力するものである。また、第
2トランジスタ73は前記比較結果信号がHレベルなら
ばオフ、Lレベルならオンとなるように動作するもので
ある。従って、時刻t 4にて電源電圧VCCが急下降した
場合、回路の遅延等により若干時刻t4からは遅れるも
のの、時刻t5には電圧VBと直流電圧源74との和電圧
がゲート電圧VGを下回り、第2コンパレータ72はL
レベルの前記比較結果信号を出力し始める。
【0041】ここでも、第2コンパレータ72の正相入
力端子(+)側、すなわち電圧VBにオフセット分とし
て直流電圧源74を接続したことにより、ゲート電圧V
Gもしくは電圧VBが少々揺れても第2コンパレータ72
が誤動作を生じることがない。
【0042】前記比較結果信号がLレベルとなり第2ト
ランジスタ73がオンすると、カレントミラー回路75
を構成するトランジスタ75aには電流I1が流れるた
め、もう一方のトランジスタ75bには電流I1に応じ
た電流I2がライン2から流れ込む。そのため、ライン
L2のゲート電圧VGはラインL1の電源電圧VCCに引
っ張られる形で一気に下降する。よって、出力段のFE
T50におけるゲート−ソース間の電位差VGSを迅速に
本来の値まで戻すことができるので、従来のレギュレー
タに比べて出力電圧Vregの変動を非常に小さく抑える
ことができる。
【0043】その後、時刻t6にてゲート電圧VGが電源
電圧VCCに見合った高さまで引き下げられ、ゲート電圧
Gが電圧VBと一致した時点で第2コンパレータ72か
らの前記比較結果信号はHレベルに戻り、第2トランジ
スタ73はオフとなる。こうして、時刻t6以降は電源
電圧VCCが低位で安定した定常状態となる。以上の動作
の間、トランジスタ63は前述の説明のような動作によ
りオンすることはない。
【0044】なお、上記に説明したレギュレータ25に
おけるコンデンサ60、70及び抵抗61、71につい
ては、各々に接続するコンパレータ62、72のレスポ
ンス性能や、レギュレータ25自身の入力インピーダン
ス等を考慮しながら、適当な値のものを用いればよい。
【0045】以上のように、レギュレータ25を本実施
形態に示す回路構成とすることにより、入力端子aに加
わる電源電圧VCCが高速で大きく変動する場合において
も、出力電圧Vregの変動を最小限にとどめることが可
能となる。よって、マイコン30やバッテリモニタ回路
20を構成する各回路部に一定電圧を供給することがで
き、バッテリパック10を安定に動作させることができ
る。また、本実施形態におけるレギュレータ25であれ
ば、単純に差動増幅器53の駆動電圧を上げることで本
実施形態と同等の効果を得ようとしたレギュレータに比
べて、自身の消費電流を非常に小さく抑えることができ
る。
【0046】次に本発明に係るレギュレータ25の第2
実施形態について説明する。本実施形態は前述の第1実
施形態を発展させたものであり、電源電圧VCCの急下降
時における出力電圧Vregの変動をより迅速に収束させ
ることができる構成を実現している。図4は本発明の第
2実施形態のレギュレータ25aを示す回路図であり、
図5はレギュレータ25aの要部を示す回路図である。
まず、本実施形態におけるレギュレータ25aの回路構
成について説明する。
【0047】図4中に示すように、本実施形態では前述
の第1実施形態に示した回路構成に加えて、ラインL1
とラインL2との間に図示の順でコンデンサ80と抵抗
81の直列回路をもう一組接続しており、それらの接続
ノードfをpnp型の第3トランジスタ82のベース端
子に接続している。なお、この第3トランジスタ82の
エミッタ端子についてはラインL2に接続しており、コ
レクタ端子についてはグランドに接続している。また、
図5に示すように、本実施形態における第2コンパレー
タ72はpnp型のトランジスタ72a、72b、np
n型のトランジスタ72c、72d、及び定電流源72
eから成る非常に一般的な構成のものとしている。
【0048】ここで、トランジスタ72aのコレクタ端
子についてはトランジスタ72cのコレクタ端子に接続
するとともに、自身のベース端子にも接続している。一
方、トランジスタ72bのコレクタ端子についてはトラ
ンジスタ72dのコレクタ端子に接続しており、ベース
端子についてはトランジスタ72aのベース端子と接続
している。なお、トランジスタ72bのコレクタ端子と
トランジスタ72dのコレクタ端子との接続ノードは第
2コンパレータの出力端子であり、第2トランジスタ7
3のベース端子に接続している。また、トランジスタ7
2a、72bの各エミッタ端子についてはラインL1に
接続している。
【0049】トランジスタ72cのベース端子は第2コ
ンパレータ72の正相入力端子(+)であり、直流電圧
源74を介して接続ノードeと接続している。一方、ト
ランジスタ72dのベース端子は第2コンパレータ72
の逆相入力端子(−)であり、ラインL2と接続してい
る。なお、トランジスタ72c、72dの各エミッタ端
子については、ともに直流電流源72eを介してグラン
ドに接続している。
【0050】続いて、図5の回路の動作について説明を
行う。入力端子aに加わる電源電圧VCCが急低下した場
合、第2コンパレータ72は自身を構成するpnp型の
トランジスタ72a、72bのベース容量によって一瞬
カットオフしてしまう。よって、ラインL2のゲート電
圧VGを引き上げるために設けた第2コンパレータ72
自身の反応はどうしても遅延することになる。
【0051】一方、本実施形態において新たに設けたコ
ンデンサ80と抵抗81との接続ノードfにおける電圧
Cは、前述した実施形態で説明した接続ノードeにお
ける電圧VBと同様に、電源電圧VCCの急下降に追従し
て一気に下降する。そのため、第3トランジスタ82は
電源電圧VCCの急下降に伴って遅滞なくオンとなり、ラ
インL2から電流I3を引き込むことになる。
【0052】よって、第2コンパレータ72が一瞬カッ
トオフしている間にもラインL2のゲート電圧VGをあ
る程度引き下げることができる。そして、この第3トラ
ンジスタ82が動作している間に第2コンパレータ72
のカットオフは解消されるので、その後は前述の第1実
施形態で説明したゲート電圧VGの引き下げ動作が始ま
る。このような構成により、入力される電源電圧VCC
急下降した場合におけるゲート電圧VGの引き下げ動作
を、前述の第1実施形態にも増して素早く実行すること
が可能となるため、出力電圧Vregの変動を一層小さく
抑えることができる。
【0053】なお、以上に説明した実施形態において
は、本発明に係るレギュレータをバッテリパックに適用
した例を挙げて説明を行ったが、本発明に係るレギュレ
ータはこれに限らず高速で大きく変動する電源電圧から
常に一定電圧の電源供給を行う必要のあるアプリケーシ
ョンについて広く適用することができる。
【0054】
【発明の効果】本発明に係るレギュレータにおいては、
第1端子が入力端子に接続され、第2端子が出力端子に
接続されるとともに電圧検出手段を介してグランドに接
続されているトランジスタと、前記電圧検出手段によっ
て検出される電圧が基準電圧と等しくなるように前記ト
ランジスタの制御端子に印加する制御電圧を調節する手
段とを有するレギュレータにおいて、前記入力端子と前
記トランジスタの制御端子との間に、前記入力端子に加
わる入力電圧の変動に応じて前記制御電圧を変動させる
手段を設けた構成としている。
【0055】こうした構成とすることで、前記入力端子
に加わる入力電圧が急激に変動するアプリケーション状
態においても、自身の消費電流を極力抑えつつ出力電圧
の変動を最小限にとどめることが可能なレギュレータを
実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るレギュレータを具備するバッテリ
パックを用いたスマートバッテリシステムの一構成例を
示すブロック図である。
【図2】本発明の第1実施形態のレギュレータ25を示
す回路図である。
【図3】電源電圧VCCの急変時におけるFET50のゲ
ート電圧VG及びレギュレータの出力電圧Vregを示すタ
イムチャート図である。
【図4】本発明の第2実施形態のレギュレータ25aを
示す回路図である。
【図5】レギュレータ25aの要部を示す回路図であ
る。
【図6】従来のレギュレータの一構成例を示す回路図で
ある。
【図7】電源電圧VCCの急変時におけるFET50のゲ
ート電圧VG及びレギュレータの出力電圧Vregを示すタ
イムチャート図である。
【符号の説明】
3a〜3d リチウムイオン電池 10 バッテリパック 20 バッテリモニタ回路部 25 レギュレータ 30 マイコン 40 本体 50 FET(pチャネルMOSFET) 51、52 抵抗 53 差動増幅器 54 直流電圧源 a レギュレータ25の入力端子 b レギュレータ25の出力端子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1端子が入力端子に接続され、第2端子
    が出力端子に接続されるとともに電圧検出手段を介して
    グランドに接続されているトランジスタと、前記電圧検
    出手段によって検出される電圧が基準電圧と等しくなる
    ように前記トランジスタの制御端子に印加する制御電圧
    を調節する手段とを有するレギュレータにおいて、 前記入力端子と前記トランジスタの制御端子との間に、
    前記入力端子に加わる入力電圧の変動に応じて前記制御
    電圧を変動させる手段を設けたことを特徴とするレギュ
    レータ。
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