JP4688528B2 - 定電圧回路 - Google Patents

定電圧回路 Download PDF

Info

Publication number
JP4688528B2
JP4688528B2 JP2005069491A JP2005069491A JP4688528B2 JP 4688528 B2 JP4688528 B2 JP 4688528B2 JP 2005069491 A JP2005069491 A JP 2005069491A JP 2005069491 A JP2005069491 A JP 2005069491A JP 4688528 B2 JP4688528 B2 JP 4688528B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
output voltage
output
circuit
transistor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005069491A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005353037A (ja
Inventor
敏久 永田
宏治 吉井
裕介 水口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2005069491A priority Critical patent/JP4688528B2/ja
Priority to US11/090,205 priority patent/US7368896B2/en
Publication of JP2005353037A publication Critical patent/JP2005353037A/ja
Priority to US12/057,294 priority patent/US7948223B2/en
Application granted granted Critical
Publication of JP4688528B2 publication Critical patent/JP4688528B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Continuous-Control Power Sources That Use Transistors (AREA)

Description

本発明は、位相補償を行う周波数補償回路を有する誤差増幅器を備えた定電圧回路に関する。
従来、定電圧回路を構成する誤差増幅器には、発振等の不安定な動作に陥らないように位相補償を行う周波数補償回路が設けられている。
図2は、従来の定電圧回路の例を示した回路図である。
図2の定電圧回路100において、誤差増幅器AMPaは、差動対をなすNMOSトランジスタM103,M104と、該差動対の負荷をなすカレントミラー回路を形成するPMOSトランジスタM105,M106と、前記差動対にバイアス電流を供給する定電流源をなすNMOSトランジスタM102とを備えている。更に、誤差増幅器AMPaは、出力回路部を形成するPMOSトランジスタM107及びNMOSトランジスタM108、並びに抵抗R103及び容量C101からなる周波数補償回路を備えている。
誤差増幅器AMPaにおいて、非反転入力端をなすNMOSトランジスタM104のゲートには、出力電圧Voutを抵抗R101及びR102で分圧した分圧電圧VFBaが入力され、反転入力端をなすNMOSトランジスタM103のゲートには基準電圧発生回路101からの所定の基準電圧Vsが入力されている。誤差増幅器AMPaは、分圧電圧VFBaが基準電圧Vsになるように出力電圧制御トランジスタM101の動作制御を行い、出力電圧制御トランジスタM101から負荷に出力される電流を制御する。
なお、従来において、入力信号の高周波領域での利得の低下を軽減する差動増幅器(例えば、特許文献1参照。)があった。
特開平11−150428号公報
通常、定電圧回路の誤差増幅器は直流特性が優れたものになるように設計されている。このため、直流利得ができるだけ高くなるように設計され、必然的に差動対に供給されるバイアス電流が小さくなるように設定されている。このことから、周波数補償用の容量C101や出力電圧制御トランジスタM101の入力キャパシタンスの充放電に時間がかかり、入力電圧Vinの急速な変化や負荷電流の急激な変化に対する応答速度が遅いという問題があった。
本発明は、上記のような問題を解決するためになされたものであり、急速な入力電圧の変化や負荷電流の急激な変化に対する応答速度を速くすることができる定電圧回路を得ることを目的とする。
この発明に係る定電圧回路は、入力端子に入力された入力電圧を所定の定電圧に変換して出力端子から出力する定電圧回路において、
入力された制御信号に応じた電流を前記入力端子から出力端子に出力する出力電圧制御トランジスタと、
所定の基準電圧Vrを生成して出力する基準電圧発生回路部と、
前記出力端子からの出力電圧Voutを検出し、該検出した出力電圧Voutに比例した電圧VFBを生成して出力する出力電圧検出回路部と、
前記比例電圧VFBが前記基準電圧Vrになるように前記出力電圧制御トランジスタの動作制御を行う誤差増幅回路部と、
を備え、
前記誤差増幅回路部は、
前記比例電圧VFBが前記基準電圧Vrになるように前記出力電圧制御トランジスタの動作制御を行う第1の誤差増幅器と、
出力電圧Voutの急速な低下時に、所定の時間、前記出力電圧制御トランジスタに対して出力電流を増加させる、出力電圧Voutの変動に対して前記第1の誤差増幅器よりも応答速度が速い第2の誤差増幅器と、
で構成され
前記第2の誤差増幅器は、
入力された制御信号に応じて前記出力電圧制御トランジスタの動作制御を行う制御トランジスタと、
一方の入力端に所定のバイアス電圧Vb1が入力され、他方の入力端の電圧が該バイアス電圧Vb1になるように、前記制御トランジスタの動作制御を行う差動増幅回路と、
該差動増幅回路の他方の入力端と前記出力電圧Voutとの間に接続されたコンデンサと、
前記差動増幅回路の各入力端との間に接続された固定抵抗と、
を備えるものである。
具体的には、前記第1の誤差増幅器は、第2の誤差増幅器よりも直流利得が大きくなるようにした。
また、前記第2の誤差増幅器は、出力電圧Voutの交流成分のみ増幅するようにした。
また、前記差動増幅回路は、差動対を構成する各トランジスタの少なくともいずれか一方にあらかじめオフセットが設けられ、前記出力電圧の電圧変化が所定値以下で小さい場合に、該差動対を構成する一方のトランジスタに流れる電流が他方のトランジスタに流れる電流よりも小さくなるようにした。

本発明の定電圧回路によれば、通常時は、直流特性に優れた第1の誤差増幅器により出力電圧制御トランジスタの動作制御を行って出力電圧Voutの定電圧化を図り、出力電圧Voutが急速に低下するときは、第1の誤差増幅器が応答して出力電圧制御トランジスタの動作制御を行う前に、所定の期間、高速応答性に優れた第2の誤差増幅器によって出力電圧制御トランジスタの動作制御を行って出力電圧Voutの定電圧化を図るようにした。このことから、急速な入力電圧の変化や負荷電流の急激な変化に対する出力電圧応答速度を速くすることができ、直流特性と高速応答性の両方に優れた定電圧回路を得ることができる。
次に、図面に示す実施の形態に基づいて、本発明を詳細に説明する。
第1の実施の形態.
図1は、本発明の第1の実施の形態における定電圧回路の構成例を示した図である。
図1において、定電圧回路1は、入力電圧Vinから所定の定電圧を生成し出力電圧Voutとして出力端子OUTから出力する。出力端子OUTと接地電圧との間には負荷10とコンデンサC2が並列に接続されている。
定電圧回路1は、所定の基準電圧Vrを生成して出力する第1基準電圧発生回路2と、所定の基準電圧Vb1を生成して出力する第2基準電圧発生回路3と、所定のバイアス電圧Vb2を生成して出力する第3基準電圧発生回路4とを備えている。更に、定電圧回路1は、出力電圧Voutを分圧して分圧電圧VFBを生成し出力する出力電圧検出用の抵抗R1,R2と、ゲートに入力される信号に応じて出力端子OUTに出力する電流ioの制御を行うPMOSトランジスタからなる出力電圧制御トランジスタM1と、分圧電圧VFBが基準電圧Vrになるように出力電圧制御トランジスタM1の動作制御を行う誤差増幅回路部5とを備えている。なお、第1基準電圧発生回路2は基準電圧発生回路部を、抵抗R1及びR2は出力電圧検出回路部をそれぞれなす。
誤差増幅回路部5は、第1及び第2の各誤差増幅器AMP1,AMP2で構成されており、第1の誤差増幅器AMP1は、基準電圧Vrが非反転入力端に入力されると共に分圧電圧VFBが反転入力端に入力され、第2の誤差増幅器AMP2は、基準電圧Vb1が非反転入力端に入力されると共に出力電圧Voutが反転入力端に入力されている。第1及び第2の各誤差増幅器AMP1,AMP2のそれぞれの出力信号によって出力電圧制御トランジスタM1の動作制御が行われる。
入力端子INと出力端子OUTとの間に出力電圧制御トランジスタM1が接続され、第1及び第2の各誤差増幅器AMP1及びAMP2の各出力端は、出力電圧制御トランジスタM1のゲートにそれぞれ接続されている。また、出力端子OUTと接地電圧との間に、抵抗R1及びR2の直列回路が接続され、抵抗R1とR2との接続部から分圧電圧VFBが出力される。
第1の誤差増幅器AMP1は、NMOSトランジスタM2〜M4,M8、PMOSトランジスタM5〜M7、コンデンサC1及び抵抗R3で構成されている。また、第2の誤差増幅器AMP2は、PMOSトランジスタM9〜M11、NMOSトランジスタM12〜M14、コンデンサC3及び抵抗R4で構成されている。
NMOSトランジスタM3及びM4は差動対をなし、PMOSトランジスタM5及びM6はカレントミラー回路を形成して該差動対の負荷をなしている。PMOSトランジスタM5及びM6において、各ソースは入力端子INにそれぞれ接続され、各ゲートは接続され該接続部はPMOSトランジスタM5のドレインに接続されている。また、PMOSトランジスタM5のドレインはNMOSトランジスタM3のドレインに、PMOSトランジスタM6のドレインはNMOSトランジスタM4のドレインにそれぞれ接続されている。NMOSトランジスタM3及びM4の各ソースは接続され、該接続部と接地電圧との間にNMOSトランジスタM2が接続されている。第1基準電圧発生回路2は、入力電圧Vinを電源にして作動し、NMOSトランジスタM2及びM3の各ゲートには基準電圧Vrがそれぞれ入力され、NMOSトランジスタM2は定電流源をなす。NMOSトランジスタM4のゲートには、分圧電圧VFBが入力されている。
また、入力端子INと接地電圧との間には、PMOSトランジスタM7及びNMOSトランジスタM8が直列に接続され、PMOSトランジスタM7とNMOSトランジスタM8との接続部は、第1の誤差増幅器AMP1の出力端をなし、出力電圧制御トランジスタM1のゲートに接続されている。PMOSトランジスタM7のゲートは、PMOSトランジスタM6とNMOSトランジスタM4との接続部に接続され、NMOSトランジスタM8のゲートには基準電圧Vrが入力され、NMOSトランジスタM8は定電流源をなす。また、PMOSトランジスタM6とNMOSトランジスタM4との接続部と、PMOSトランジスタM7とNMOSトランジスタM8との接続部との間には周波数補償用のコンデンサC1と抵抗R3が直列に接続されている。
次に、第2の誤差増幅器AMP2において、PMOSトランジスタM10及びM11は差動対をなし、NMOSトランジスタM12及びM13はカレントミラー回路を形成して該差動対の負荷をなしている。NMOSトランジスタM12及びM13において、各ソースは接地電圧にそれぞれ接続され、各ゲートは接続され該接続部はNMOSトランジスタM12のドレインに接続されている。また、NMOSトランジスタM12のドレインはPMOSトランジスタM10のドレインに、NMOSトランジスタM13のドレインはPMOSトランジスタM11のドレインにそれぞれ接続されている。PMOSトランジスタM10及びM11の各ソースは接続され、該接続部と入力端子INとの間にPMOSトランジスタM9が接続されている。
第2基準電圧発生回路3及び第3基準電圧発生回路4は、入力電圧Vinを電源にしてそれぞれ動作し、PMOSトランジスタM9のゲートにはバイアス電圧Vb2が、PMOSトランジスタM10のゲートには基準電圧Vb1がそれぞれ入力されている。PMOSトランジスタM9は定電流源をなす。PMOSトランジスタM11のゲートと出力端子OUTとの間には、コンデンサC3が接続され、更にPMOSトランジスタM11のゲートとコンデンサC3との接続部には、抵抗R4を介して基準電圧Vb1が入力されている。また、出力電圧制御トランジスタM1のゲートと接地電圧との間にはNMOSトランジスタM14が接続され、NMOSトランジスタM14のゲートは、PMOSトランジスタM11とNMOSトランジスタM13の接続部に接続されており、NMOSトランジスタM14のドレインは第2の誤差増幅器AMP2の出力端をなす。
このような構成において、第1の誤差増幅器AMP1は、直流利得ができるだけ大きくなるようにして直流特性が優れたものになるように、定電流源をなすNMOSトランジスタM2のドレイン電流ができるだけ小さくなるように設計されている。一方、第2の誤差増幅器AMP2は、入力端であるPMOSトランジスタM11のゲートが、カップリングコンデンサをなすコンデンサC3を介して出力端子OUTに接続されていることから、出力電圧Voutの交流成分のみを増幅することができる。
また、第2の誤差増幅器AMP2は、高速動作を行うことができるように、定電流源をなすPMOSトランジスタM9のドレイン電流ができるだけ大きくなるように設計されている。このため、第2の誤差増幅器AMP2は、出力電圧Voutの急峻な変化、特に出力電流ioが急増して出力電圧Voutが急速に低下すると、一定期間だけ出力電圧制御トランジスタM1の動作制御を行う。この際、第2の誤差増幅器AMP2は、出力電圧Voutの急速な低下に対して高速に応答して出力電圧制御トランジスタM1の動作制御を行い出力電圧Voutを増加させる。
ここで、負荷10に流れる電流が急増して出力電圧Voutが急速に低下した場合の動作について、もう少し詳細に説明する。
出力電圧Voutが急速に低下すると、第1の誤差増幅器AMP1は、出力電圧Voutの急速な変化に対する応答速度が遅いことから、出力電圧制御トランジスタM1に対して出力電流を増加させる動作を行うまでに時間がかかる。これに対して、第2の誤差増幅器AMP2は、出力電圧Voutの急速な変化に対して高速に応答することができることから、出力電圧Voutが急速に低下すると、まず第2の誤差増幅器AMP2のみが応答して、出力電圧制御トランジスタM1に対して出力電流を増加させるように動作制御を行う。
第2の誤差増幅器AMP2において、出力電圧Voutが急速に低下すると、コンデンサC3を介してPMOSトランジスタM11のゲート電圧が低下し、PMOSトランジスタM11のドレイン電流が増加してNMOSトランジスタM14のゲート電圧が上昇する。このため、NMOSトランジスタM14のドレイン電流が増加して、出力電圧制御トランジスタM1のゲート電圧が低下して出力電圧制御トランジスタM1のドレイン電流が増加する。このことから、出力電流ioが増加して出力電圧Voutの低下が抑制される。
また、PMOSトランジスタM11のゲート電圧は、抵抗R4とコンデンサC3の時定数によって、出力電圧Voutが急速に低下してから一定期間後に基準電圧Vb1と同電圧になる。抵抗R4とコンデンサC3による時定数を大きくするほど出力電圧Voutの変動に対する第2の誤差増幅器AMP2の応答性がよくなり、該時定数を小さくするほど出力電圧Voutの変動に対する第2の誤差増幅器AMP2の応答性は悪くなる。このため、レイアウト面積等の他の要因を考慮して、例えば抵抗R4の抵抗値を2MΩ、コンデンサC3の容量を5pF程度にそれぞれ設定してもよい。
ここで、PMOSトランジスタM10及びM11の少なくとも一方にオフセットが設けられており、ゲートに同じ電圧が入力された場合、PMOSトランジスタM10は大きな電流を出力するのに対して、PMOSトランジスタM11はごく小さな電流しか出力しない。例えば、PMOSトランジスタM10のトランジスタサイズをW(ゲート幅)/L(ゲート長)=40μm/2μmに、PMOSトランジスタM11のトランジスタサイズをW/L=32μm/2μmにそれぞれなるように形成する。すなわち、PMOSトランジスタM10とPMOSトランジスタM11のトランジスタサイズ比が10:8程度になるようにPMOSトランジスタM10及びM11を形成するようにすればよい。
このようなことから、出力電圧Voutの急速な低下がないときは、NMOSトランジスタM14による出力電圧制御トランジスタM1の動作制御は行われず、第2の誤差増幅器AMP2は、通常時において、第1の誤差増幅器AMP1による出力電圧制御トランジスタM1の動作制御に影響を及ぼすことはない。
このように、本第1の実施の形態における定電圧回路は、通常時は、直流特性に優れた第1の誤差増幅器AMP1により出力電圧制御トランジスタM1の動作制御を行って出力電圧Voutの定電圧化を図り、出力電圧Voutが急速に低下するときは、第1の誤差増幅器AMP1が応答して出力電圧制御トランジスタM1の動作制御を行う前に、所定の期間、高速応答性に優れた第2の誤差増幅器AMP2によって出力電圧制御トランジスタM1の動作制御を行って出力電圧Voutの定電圧化を図るようにした。このことから、急速な入力電圧の変化や負荷電流の急激な変化に対する出力電圧応答速度を速くすることができ、直流特性と高速応答性の両方に優れた定電圧回路を得ることができる。
一方、図1の定電圧回路1において、誤差増幅回路部5に第1の誤差増幅器AMP1のバイアス電流を出力電流ioに応じて可変するようにしてもよく、このようにした場合、図1の定電圧回路1は、図3のようになる。図3では、図1と同じもの又は同様のものは同じ符号で示し、ここではその説明を省略すると共に図1との相違点のみ説明する。
図3における図1との相違点は、出力電流ioに応じて第1の誤差増幅器AMP1のバイアス電流を調整する回路、すなわちPMOSトランジスタM21及びNMOSトランジスタM22〜M24を追加したことにある。
図3において、第1の誤差増幅器AMP1は、NMOSトランジスタM2〜M4,M8,M22〜M24、PMOSトランジスタM5〜M7,M21、コンデンサC1及び抵抗R3で構成されている。入力端子INと接地電圧との間には、PMOSトランジスタM21とNMOSトランジスタM22が直列に接続されており、PMOSトランジスタM21のゲートは出力電圧制御トランジスタM1のゲートに接続されている。また、NMOSトランジスタM22〜M24はカレントミラー回路を形成しており、NMOSトランジスタM22〜M24の各ゲートは接続され、該接続部はNMOSトランジスタM22のドレインに接続されている。NMOSトランジスタM23はNMOSトランジスタM2に並列に接続され、NMOSトランジスタM24はNMOSトランジスタM8に並列に接続されている。
このような構成において、PMOSトランジスタM21は、出力電圧制御トランジスタM1の1/1000〜1/10000のトランジスタサイズであり、出力電流ioに比例した電流を出力する。PMOSトランジスタM21から出力された電流に比例した電流が、NMOSトランジスタM22〜M24で形成されたカレントミラー回路によって生成され、NMOSトランジスタM23によって差動対をなすNMOSトランジスタM3,M4にバイアス電流として供給されると共に、NMOSトランジスタM24によってPMOSトランジスタM7にバイアス電流として供給される。
このようにすることにより、第1の誤差増幅器AMP1において、差動対をなすNMOSトランジスタM3,M4は、NMOSトランジスタM2で所定のバイアス電流が供給されると共に、PMOSトランジスタM21及びNMOSトランジスタM22,M23によって出力電流ioに比例したバイアス電流が供給される。更に、第1の誤差増幅器AMP1において、増幅段をなすPMOSトランジスタM7は、NMOSトランジスタM8で所定のバイアス電流が供給されると共に、PMOSトランジスタM21及びNMOSトランジスタM22,M24によって出力電流ioに比例したバイアス電流が供給される。このため、図1の場合と同様の効果を得ることができると共に、第1の誤差増幅器AMP1において、出力電流ioの増加に応じて、出力電圧Voutの変化に対する第1の誤差増幅器AMP1の応答速度を速くすることができる。一方、図3の第1の誤差増幅器AMP1は、無負荷時に電力消費を抑えるために、バイアス電流を通常のものよりも小さくしている。この場合、無負荷時から急激に重負荷状態になると、バイアス電流を増加させる時間だけ通常のものよりも立ち上がりが遅くなるが、図3の第2の誤差増幅器AMP2を挿入することで低消費電力を保ちつつ、高速な立ち上がりを達成することができる。
本発明の第1の実施の形態における定電圧回路の回路例を示した図である。 従来の定電圧回路の回路例を示した図である。 本発明の第1の実施の形態における定電圧回路の他の回路例を示した図である。
符号の説明
1 定電圧回路
2 第1基準電圧発生回路
3 第2基準電圧発生回路
4 第3基準電圧発生回路
5 誤差増幅回路部
10 負荷
M1 出力電圧制御トランジスタ
AMP1 第1の誤差増幅器
AMP2 第2の誤差増幅器
R1〜R4 抵抗
C1〜C3 コンデンサ
M2〜M4,M8,M12〜M14,M22〜M24 NMOSトランジスタ
M5〜M7,M9〜M11,M21 PMOSトランジスタ

Claims (4)

  1. 入力端子に入力された入力電圧を所定の定電圧に変換して出力端子から出力する定電圧回路において、
    入力された制御信号に応じた電流を前記入力端子から出力端子に出力する出力電圧制御トランジスタと、
    所定の基準電圧Vrを生成して出力する基準電圧発生回路部と、
    前記出力端子からの出力電圧Voutを検出し、該検出した出力電圧Voutに比例した電圧VFBを生成して出力する出力電圧検出回路部と、
    前記比例電圧VFBが前記基準電圧Vrになるように前記出力電圧制御トランジスタの動作制御を行う誤差増幅回路部と、
    を備え、
    前記誤差増幅回路部は、
    前記比例電圧VFBが前記基準電圧Vrになるように前記出力電圧制御トランジスタの動作制御を行う第1の誤差増幅器と、
    出力電圧Voutの急速な低下時に、所定の時間、前記出力電圧制御トランジスタに対して出力電流を増加させる、出力電圧Voutの変動に対して前記第1の誤差増幅器よりも応答速度が速い第2の誤差増幅器と、
    で構成され
    前記第2の誤差増幅器は、
    入力された制御信号に応じて前記出力電圧制御トランジスタの動作制御を行う制御トランジスタと、
    一方の入力端に所定のバイアス電圧Vb1が入力され、他方の入力端の電圧が該バイアス電圧Vb1になるように、前記制御トランジスタの動作制御を行う差動増幅回路と、
    該差動増幅回路の他方の入力端と前記出力電圧Voutとの間に接続されたコンデンサと、
    前記差動増幅回路の各入力端との間に接続された固定抵抗と、
    を備えることを特徴とする定電圧回路。
  2. 前記第1の誤差増幅器は、第2の誤差増幅器よりも直流利得が大きいことを特徴とする請求項1記載の定電圧回路。
  3. 前記第2の誤差増幅器は、出力電圧Voutの交流成分のみ増幅することを特徴とする請求項1又は2記載の定電圧回路。
  4. 前記差動増幅回路は、差動対を構成する各トランジスタの少なくともいずれか一方にあらかじめオフセットが設けられ、前記出力電圧の電圧変化が所定値以下で小さい場合に、該差動対を構成する一方のトランジスタに流れる電流が他方のトランジスタに流れる電流よりも小さくなることを特徴とする請求項1、2又は3記載の定電圧回路。
JP2005069491A 2004-03-29 2005-03-11 定電圧回路 Expired - Fee Related JP4688528B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005069491A JP4688528B2 (ja) 2004-05-10 2005-03-11 定電圧回路
US11/090,205 US7368896B2 (en) 2004-03-29 2005-03-28 Voltage regulator with plural error amplifiers
US12/057,294 US7948223B2 (en) 2004-03-29 2008-03-27 Constant voltage circuit using plural error amplifiers to improve response speed

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004139948 2004-05-10
JP2004139948 2004-05-10
JP2005069491A JP4688528B2 (ja) 2004-05-10 2005-03-11 定電圧回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005353037A JP2005353037A (ja) 2005-12-22
JP4688528B2 true JP4688528B2 (ja) 2011-05-25

Family

ID=35587441

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005069491A Expired - Fee Related JP4688528B2 (ja) 2004-03-29 2005-03-11 定電圧回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4688528B2 (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4744945B2 (ja) * 2004-07-27 2011-08-10 ローム株式会社 レギュレータ回路
JP4667883B2 (ja) * 2005-01-26 2011-04-13 株式会社リコー 定電圧回路及びその定電圧回路を有する半導体装置
JP4523473B2 (ja) * 2005-04-04 2010-08-11 株式会社リコー 定電圧回路
JP4781831B2 (ja) 2006-01-31 2011-09-28 株式会社リコー 定電圧回路
JP4847207B2 (ja) 2006-05-09 2011-12-28 株式会社リコー 定電圧回路
JP2007310521A (ja) * 2006-05-17 2007-11-29 Ricoh Co Ltd 定電圧回路および該定電圧回路を内蔵した電子機器
JP2008059141A (ja) * 2006-08-30 2008-03-13 Seiko Epson Corp 複合型システム電源回路
JP2008217677A (ja) 2007-03-07 2008-09-18 Ricoh Co Ltd 定電圧回路及びその動作制御方法
JP5444869B2 (ja) * 2009-06-19 2014-03-19 ミツミ電機株式会社 出力装置
JP5742132B2 (ja) * 2010-08-20 2015-07-01 富士通株式会社 電圧レギュレータ回路
KR102600685B1 (ko) * 2019-02-15 2023-11-10 삼성전자주식회사 오토 제로잉 동작에 기초하여 전압을 보상하기 위한 전자 회로

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03158912A (ja) * 1989-11-17 1991-07-08 Seiko Instr Inc ボルテージ・レギュレーター
JPH04229073A (ja) * 1990-08-31 1992-08-18 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 電圧調整装置
JPH06295211A (ja) * 1993-02-15 1994-10-21 Mitsubishi Electric Corp 内部電源電位発生回路
JP2000047740A (ja) * 1998-07-29 2000-02-18 Mitsubishi Electric Corp 電圧補助回路および半導体集積回路装置
JP2001101862A (ja) * 1999-09-27 2001-04-13 Hitachi Ltd 半導体装置
JP2001117650A (ja) * 1999-08-06 2001-04-27 Ricoh Co Ltd 定電圧電源
JP2002312043A (ja) * 2001-04-10 2002-10-25 Ricoh Co Ltd ボルテージレギュレータ
JP2005316959A (ja) * 2004-03-29 2005-11-10 Ricoh Co Ltd 定電圧回路

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03158912A (ja) * 1989-11-17 1991-07-08 Seiko Instr Inc ボルテージ・レギュレーター
JPH04229073A (ja) * 1990-08-31 1992-08-18 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 電圧調整装置
JPH06295211A (ja) * 1993-02-15 1994-10-21 Mitsubishi Electric Corp 内部電源電位発生回路
JP2000047740A (ja) * 1998-07-29 2000-02-18 Mitsubishi Electric Corp 電圧補助回路および半導体集積回路装置
JP2001117650A (ja) * 1999-08-06 2001-04-27 Ricoh Co Ltd 定電圧電源
JP2001101862A (ja) * 1999-09-27 2001-04-13 Hitachi Ltd 半導体装置
JP2002312043A (ja) * 2001-04-10 2002-10-25 Ricoh Co Ltd ボルテージレギュレータ
JP2005316959A (ja) * 2004-03-29 2005-11-10 Ricoh Co Ltd 定電圧回路

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005353037A (ja) 2005-12-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4688528B2 (ja) 定電圧回路
JP4523473B2 (ja) 定電圧回路
KR100873461B1 (ko) 정전압 회로 및 정전압 회로의 제어 방법
JP4546320B2 (ja) 定電圧電源回路及び定電圧電源回路の制御方法
JP4616067B2 (ja) 定電圧電源回路
JP4527592B2 (ja) 定電圧電源回路
KR100991699B1 (ko) 정전압 회로 및 그 동작 제어 방법
JP4667883B2 (ja) 定電圧回路及びその定電圧回路を有する半導体装置
JP4781831B2 (ja) 定電圧回路
JP4217497B2 (ja) 定電圧回路
JP2005100296A (ja) 定電圧回路
JP5402530B2 (ja) 電源回路
JP4667914B2 (ja) 定電圧回路
JP4688581B2 (ja) 定電圧回路
JP4555131B2 (ja) 定電圧電源回路
US11835977B2 (en) Constant voltage circuit for improvement of load transient response with stable operation in high frequency, and electronic device therewith
JP2005303664A (ja) 差動増幅回路
EP1422588B1 (en) Constant voltage power supply
JP2005327256A (ja) 定電圧回路
JP2002091580A (ja) 安定化電源回路
JP2006277229A (ja) 定電圧回路
JP2005080090A (ja) 差動増幅回路の出力電圧制御回路及び電圧検出器
KR100496315B1 (ko) 고슬루율 에러 증폭회로
JP4568568B2 (ja) 定電圧回路
JP2004318407A (ja) レギュレータ回路

Legal Events

Date Code Title Description
RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20080129

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080221

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101110

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101124

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110111

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110208

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110215

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4688528

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140225

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees