JP2006278677A - 半導体装置 - Google Patents

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泰久 石川
Atsushi Watanabe
敦 渡邊
Hiroshi Otani
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Yusuke Kinoshita
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Abstract

【課題】 多数のMOSトランジスタが密に並んでいる構成のMOSパワートランジスタにおいて、動作効率の改善を図ることを目的とする。
【解決手段】 多数のMOSトランジスタ52−1〜52−nが密に並んでおり、多数のMOSトランジスタのソースSがソース用スルーホール73を介してソース共通接続用アルミ配線層64と接続してあり、ドレインDがドレイン用スルーホール74を介してドレイン共通接続用アルミ配線層63と接続してある。ドレイン用パッド67の近くでは、ドレイン用スルーホール74は他の部分よりも粗く配置してある。ソース用パッド66の近くでは、ソース用スルーホール73は他の部分よりも粗く配置してある。これにより、パッド66,67からの距離の長短に関係なく全部のMOSトランジスタ対する電流密度が平均化される。
【選択図】 図1

Description

本発明は半導体装置に係り、特にMOSトランジスタが密に多数並んだMOSトランジスタ集合部よりなっているMOSパワートランジスタに関する。
集積回路化されたMOSパワートランジスタは、多数のMOSトランジスタが密に並んでおり、個々のMOSトランジスタのソースが共通に接続してあり、且つ、個々のMOSトランジスタのドレインが共通に接続してある構成である。このMOSパワートランジスタは、全部のMOSトランジスタがその位置する場所に関係なく効率良く動作することが望ましい。
図7は従来のMOSパワートランジスタ10の平面図である。MOSトランジスタ集合部11は多数のMOSトランジスタ12がX1−X2方向に密に並んでいる構成である。各MOSトランジスタ12はソースSとゲートGとドレインDとよりなる。13は下側アルミ配線層、14はソース共通接続用アルミ配線層、15はドレイン共通接続用アルミ配線層である。ソース共通接続用アルミ配線層14及びドレイン共通接続用アルミ配線層15は、下側アルミ配線層13の上側であって同じ層に形成してある。16はソース用パッドであり、ソース共通接続用アルミ配線層14のX2端に配置してある。17はドレイン用パッドであり、ドレイン共通接続用アルミ配線層15のX1端に配置してある。各ゲートGもゲート端子18に共通に接続されている。このMOSパワートランジスタ10は、回路的に示すと、図3に示すように、複数のMOSトランジスタ12が並列に接続されており、且つ、各MOSトランジスタ12のソースS、ゲートG、ドレインDが共通に接続されている構成である。
ソース共通接続用アルミ配線層14及びドレイン共通接続用アルミ配線層15は、略三角形となっている。
ソースSとソース共通接続用アルミ配線層14とを接続するソース接続用スルーホール20及びドレインDとドレイン共通接続用アルミ配線層15とを接続するドレイン接続用スルーホール21は、スルーホール20,21の部分の電気抵抗を出来るだけ低くするようにするために、MOSトランジスタの位置する場所に関係なく、一定のピッチp1で形成されている。
なお、ソースS及びドレインDと下側アルミ配線層13とがコンタクトによって電気的に接続されている。図示の便宜上、このコンタクトは図示していない。
MOSパワートランジスタ10は、ドレイン用パッド17に電源が接続され、ソース用パッド16に負荷が接続され、ゲート端子18に入力信号が供給されて、全部のMOSトランジスタ12がオンとされるように動作する。
特開平8−204183号公報
本発明者は、上記の構成のMOSパワートランジスタ10を詳細に観察した結果、円S1、S2で囲む領域に電流が集中し、この部分が発熱してこの部分のMOSトランジスタの動作効率が低くなり、MOSパワートランジスタ10の面積効率が十分でないという問題があった。
また、円S1、S2で囲む領域の電気抵抗が他の領域の電気抵抗に比べて低いため、外部からの静電気がパッド16、17を通して流れ込んだ場合に、円S1、S2で囲む領域に電流が集中して高速なストレスが作用し、この部分のMOSトランジスタ12が破壊してしまう危険があり、上記の構成のMOSパワートランジスタ10はESD(Electrostatic Discharge)耐量の点で問題があった。
そこで、本発明は、上記課題を解決した半導体装置を提供することを目的とする。
本発明は、入力端と制御端と出力端とが多数並んで配置してあり、
前記入力端と前記制御端と前記出力端とよりなるトランジスタが多数並んだトランジスタ集合部を有し、
且つ、全部の入力端が第1の導電体層により共通に接続してあり、全部の出力端が第2の導電体層により共通に接続してあり、
前記第1の導電体層は第1のパッドを有し、前記第2の導電体層は第2のパッドを有する構成の半導体装置において、
全部のトランジスタに流れる電流密度を均一とするべく、前記入力端と前記第1の導電体層とを接続する第1のスルーホールの分布及び前記出力端と前記第2の導電体層とを接続する第2のスルーホールの分布を、前記トランジスタの前記第1、第2のパッドに対する場所によって変えた構成としたとしたことを特徴とする。
本発明によれば、全部のトランジスタに流れる電流密度を均一とされ、動作効率の低いトランジスタが無くなって、全部のトランジスタが効率良く動作するように出来る。また、これによって、半導体装置の面積効率が向上し、半導体装置のサイズを従来よりも小さくすることが出来、半導体装置の製造原価を低減することが出来る。また、外部からの静電気が流れ込んだ場合に、電流が集中する部分が無くなって、高速なストレスが作用する部分が無くなり、よって、ESD耐量が改善される。
次に本発明の実施の形態について説明する。
図1は本発明の実施例1になるMOSパワートランジスタ50の平面図である。図2は図1中、II-II線に沿う部分を拡大して示す断面図である。図3は図1のMOSパワートランジスタ50の等価回路である。X1−X2は長手方向、Y1−Y2は幅方向、Z1−Z2は厚さ方向である。長手方向は多数のMOSトランジスタが並んでいる方向である。
[MOSパワートランジスタ50の一般的な構造]
図2に示すように、MOSパワートランジスタ50は、Pチャネル型であり、基板60上に形成してあり、四角形状のMOSトランジスタ集合部51を有する。MOSトランジスタ集合部51は多数のMOSトランジスタ52−1〜52−nがX1からX2の方向に密に並んでいる構成である。各MOSトランジスタ52−1〜52−nは入力端としてのドレインDと制御端としてのゲートGと出力端としてのソースSとよりなる。また、各MOSトランジスタ52−1〜52−nは図3に示すように互いに並列に接続してある。
図1及び図2に示すように、基板60の上面にはMOSトランジスタ集合部51が形成される領域にNウエル61が形成してあり、また、このMOSトランジスタ集合部51の全面に下側アルミ配線層62が形成してあり、この下側アルミ配線層62の上面に絶縁層63を介して、第2の導電体層としてのソース共通接続用アルミ配線層64と第1の導電体層としてのドレイン共通接続用アルミ配線層65とが形成してある。ソース共通接続用アルミ配線層64とドレイン共通接続用アルミ配線層65とは、MOSトランジスタ集合部51の一つの対角線で分けられて、夫々が直角三角形状をなしており、同じ層に形成してある。ソース共通接続用アルミ配線層64のX2端に第2のパッドとしての一つのソース用パッド66が形成してあり、ドレイン共通接続用アルミ配線層65のX1端に第1のパッドとしての一つのドレイン用パッド67が形成してある。
ソース共通接続用アルミ配線層64は、X1−X2方向は、MOSトランジスタ集合部51の全長に存在し、Y1−Y2方向は、ソース用パッド66から遠くなるにつれて狭くなる形状である。ドレイン共通接続用アルミ配線層65は、X1−X2方向は、MOSトランジスタ集合部51の全長に存在し、Y1−Y2方向は、ドレイン用パッド67から遠くなるにつれて狭くなる形状である。
Nウエル61の表面にY1−Y2方向に細長いP領域が一定の間隔で形成されてソースS及びドレインDが形成されており、Nウエル61の上面に形成してある絶縁膜68の表面であってソースSとドレインDとの間にゲートGがY1−Y2方向に細長く形成してあり、ソースSとドレインDとの間にNチャネルが形成してある。各ゲートGは共に共通ゲート端子69に共通に接続されている。上記の下側アルミ配線層62とゲートGとの間には、絶縁膜70が介在している。
各ソースS上にはコンタクト71が、各ドレインD上にはコンタクト72が形成してあり、ソースSとドレインDとはコンタクト71、72を介して下側アルミ配線層62と接続してある。コンタクト71、72は共に等間隔のピッチで形成してある。図示の便宜上、コンタクト71、72については図1中II-II線上に存在する二つを除いて省略してある。
73は第2のスルーホールとしてのソース用スルーホールであり、ソース共通接続用アルミ配線層64とソースSとを接続している。
74は第1のスルーホールとしてのドレイン用スルーホールであり、ドレイン共通接続用アルミ配線層65とドレインDとを接続している。
これによって、MOSトランジスタ52−1〜52−nが形成されて、ドレイン用パッド67とソース用パッド66との間に図3に示すように互いに並列に接続された状態となる。
このMOSパワートランジスタ50は、図3に示すようにドレイン用パッド67に電源80が接続され、ソース用パッド66に負荷81が接続され、ゲート端子69に入力信号が供給されて、全部のMOSトランジスタ52−1〜52−nがオンとされるように動作する。
[MOSパワートランジスタ50の特徴的な構造]
次に、MOSパワートランジスタ50の特徴について説明する。
本発明者はMOSパワートランジスタを動作させた場合の各MOSトランジスタ52−1〜52−nに流れる電流の密度を調べた。この結果、円S1A,S2Aで囲む領域、即ち、ソース用パッド66及びドレイン用パッド67に近い領域に電流が最も集中していることが分かった。
そこで、円S1Aで囲む領域については、ソース用スルーホール73を他の領域におけるピッチp10よりも例えば約2倍広いピッチp11で形成してある。円S2Aで囲む領域については、ドレイン用スルーホール74を他の領域におけるピッチp10よりも例えば約2倍広いピッチp11で形成してある。即ち、ソース用スルーホール73及びドレイン用スルーホール74は、分布がMOSパワートランジスタ50の領域の全面について一様ではなく、電流が集中し易い領域については、分布が他の領域よりも粗に形成してある。
なお、円S1A、S2Aで囲む領域以外の領域についても、ソース用パッド66及びドレイン用パッド67からの距離に応じて、この距離が短い部分についてはピッチが広く、この距離が長い部分についてはピッチが狭くなるように、ソース用スルーホール73及びドレイン用スルーホール74の分布を変化させてもよい。
[MOSパワートランジスタ50の効果]
これによって、MOSパワートランジスタ50は以下の効果を有する。
(1)MOSパワートランジスタ50の動作効率が改善される。
従来はMOSパワートランジスタでは電流が局部的に集中し易かった領域のMOSトランジスタに対する電流密度が低下して、全部のMOSトランジスタ52−1〜52−nに対する電流密度が平均化し、局部的な発熱が起きなくなり、この局部的な発熱に起因するMOSトランジスタの動作効率の低下が起き難くなる。即ち、全部のMOSトランジスタ52−1〜52−nが効率良く動作するようになって、MOSパワートランジスタ50の動作効率が改善される。
(2)MOSパワートランジスタ50の面積効率を最適化できる。
目的とする特性を従来のMOSパワートランジスタよりも狭い面積で達成することが可能となる。よって、半導体チップのサイズを従来よりも小さくすることが出来、半導体装置の製造原価を低減することが出来る。
(3)ESD耐量が改善される。
外部からの静電気がソース用パッド66及びドレイン用パッド67に流れ込んだ場合に、円S1A、S1Aで囲む領域に電流が集中することが避けられ、静電気の電流はMOSパワートランジスタ50の面積全体に分散し、ESD耐量が改善される。
図4は本発明の実施例2になるMOSパワートランジスタ50Bを示す。このMOSパワートランジスタ50Bは、図1に示すMOSパワートランジスタ50とは、ソース共通接続用アルミ配線層64Bとドレイン共通接続用アルミ配線層65Bとが相違し、これに伴って、ソース用スルーホール73及びドレイン用スルーホール74が他の領域よりも粗に分布してある領域が相違している。
ソース共通接続用アルミ配線層64Bは、U字形状であり、二つの腕64Ba,64BbのY1−Y2方向の幅が、ソース用パッド66から遠くなるにつれて狭くなる細長い略直角三角形の形状である。ドレイン共通接続用アルミ配線層65Bは、腕64Ba,64Bbの間に位置しており、細長い二等辺三角形であり、Y1−Y2方向の幅がドレイン用パッド67から遠くなるにつれて狭くなる形状である。
ソース用パッド66に近くて電流が集中し易い円S1Ba,S1Bbで囲む領域については、ソース用スルーホール73を他の領域におけるピッチp10よりも例えば約2倍広いピッチp11で形成してある。同じくドレイン用パッド67に近くて電流が集中し易い円S2Bで囲む領域については、ドレイン用スルーホール74を他の領域におけるピッチp10よりも例えば約2倍広いピッチp11で形成してある。
これによって、MOSパワートランジスタ50Bは、上記と同じく、(1)MOSパワートランジスタ50の動作効率が改善される、(2)MOSパワートランジスタ50の面積効率を最適化できる、(3)ESD耐量が改善される、という効果を有する。
図5は本発明の実施例3になるMOSパワートランジスタ50Cを示す。図6はソース共通接続用アルミ配線層64Cを示す。このMOSパワートランジスタ50Cは、図4に示すMOSパワートランジスタ50Bとは、ソース共通接続用アルミ配線層64Cの形状及びソース用スルーホール73の分布が相違する。
Q1、Q2は、夫々MOSパワートランジスタ50CのX1−X2方向の長さを三等分したときのX2側から1/3の位置及び2/3の位置である。
[ソース共通接続用アルミ配線層64Cの形状等]
先ず、ソース共通接続用アルミ配線層64Cに関して説明する。
ソース共通接続用アルミ配線層64Cは、U字形状であり、X2方向に延びている二つの細長い略直角三角形の腕64Ca,64Cbを有し、且つ、腕64Caがジグザグ状のスリットでもって第1、第2、第3の分岐腕部64Ca1、64Ca2、64Ca3に分けてあり、腕64Cbが同じくジグザグ状のスリットでもって第1、第2、第3の分岐腕部64Cb1、64Cb2、64Cb3に分けてある構成であり、X1−X2方向の中心線XCに関して対称である形状である。
第1の分岐腕部64Ca1、64Cb1は幅がW1で、長さがL1である。第2の分岐腕部64Ca2、64Cb2は幅がW2で、長さがL2である。第3の分岐腕部64Ca3、64Cb3は幅がW3で、長さがL3である。長さL1,L2、L3は、L1<L2<L3の関係にある。第3の分岐腕部64Ca3、64Cb3は、MOSパワートランジスタ50CのX1側端まで到っており、第2の分岐腕部64Ca2、64Cb2は位置Q2まで到っており、第1の分岐腕部64Ca1、64Cb1は位置Q1まで到っている。第1の分岐腕部64Ca1、64Cb1はY1−Y2方向上両端側に位置している。第2の分岐腕部64Ca2、64Cb2は、夫々第1の分岐腕部64Ca1、64Cb1の内側に沿って延びている。第3の分岐腕部64Ca3、64Cb3は、夫々第1の分岐腕部64Ca2、64Cb2の内側に沿って延びている。幅W1、W2、W3は、W1=W2,W2<W3の関係にある。
第1の分岐腕部64Ca1、64Cb1については、ソース用スルーホール73は、第1の分岐腕部64Ca1、64Cb1の全長に亘って形成してある。
第2の分岐腕部64Ca2、64Cb2については、ソース用スルーホール73は、第2の分岐腕部64Ca2、64Cb2のうち、第1の分岐腕部64Ca1、64Cb1より先に延びている部分64Ca2a、64Cb2aにのみ形成してある。
第3の分岐腕部64Ca3、64Cb3については、ソース用スルーホール73は、第3の分岐腕部64Ca3、64Cb3のうち、第2の分岐腕部64Ca2、64Cb2より先に延びている部分64Ca3a、64Cb3aにのみ形成してある。
ソース用スルーホール73は全て同じピッチp20で形成してある。
これによって、全部のMOSトランジスタ52−1〜52−nのソースSについては、ソース用パッド66から各MOSトランジスタ52−1〜52−nのソースSまでのインピーダンス、即ち、第1、第2、第3の分岐腕部64Ca1、64Ca2、64Ca3、64Cb1、64Cb2、64Cb3と、ソース用スルーホール73とを合わせたインピーダンスが均一となっている。
[ドレイン共通接続用アルミ配線層65Cの形状等]
次に、ドレイン共通接続用アルミ配線層65Cに関して説明する。
ドレイン共通接続用アルミ配線層65Cは、ソース共通接続用アルミ配線層64Cの腕64Ca,64Cbの間に位置しており、細長い二等辺三角形であり、Y1−Y2方向の幅がドレイン用パッド67から遠くなるにつれて狭くなる形状である。
ドレイン用パッド67に近い円S2Cで囲む領域については、ドレイン用スルーホール74を他の領域におけるピッチp10よりも例えば約2倍広いピッチp11で形成してある。
[MOSパワートランジスタ50Bの特性等]
これによって、MOSパワートランジスタ50Cは、全部のMOSトランジスタ52−1〜52−nのソースSについては、ソース用パッド66と各MOSトランジスタ52−1〜52−nのソースSまでのインピーダンスが均一になり、電流が集中する部分が生じないようになる。また、全部のMOSトランジスタ52−1〜52−nのソースSについては、電流が集中し易かった領域のMOSトランジスタに対する電流密度が低下される。この結果、全部のMOSトランジスタ52−1〜52−nに対する電流密度が平均化し、MOSパワートランジスタ50の動作効率が改善される。
また、MOSパワートランジスタ50Cは、前記と同じく、MOSパワートランジスタ50の面積効率を最適化できる、及びESD耐量が改善される、という効果も有する。
なお、上記MOSパワートランジスタ50Cにおいて、ドレイン共通接続用アルミ配線層65Cをソース共通接続用アルミ配線層64Cのように、U字形状であり、二つの細長い略直角三角形の腕を第1、第2、第3の分岐腕部に分けた構成とし、ソース共通接続用アルミ配線層64Cをドレイン共通接続用アルミ配線層65Cのように、細長い二等辺三角形としてもよい。
また、ドレイン共通接続用アルミ配線層65Cもソース共通接続用アルミ配線層64Cのように複数の分岐腕部に分けた構成としてもよい。
なお、本発明はMOSパワートランジスタに限らず、バイポーラパワートランジスタにも適用される。この場合には、入力端としてのコレクタと制御端としてのベースと出力端としてのエミッタが繰り返して多数並んで配置してあり、コレクタとベースとエミッタとよりなるバイポーラトランジスタが多数並んだトランジスタ集合部を有し、全部のコレクタがコレクタ用スルーホールによって第1の導電体層により共通に接続してあり、全部のエミッタがエミッタ用スルーホールによって第2の導電体層により共通に接続してあり、コレクタ用スルーホール及びエミッタ用スルーホールの分布が適宜定めてあり、全部のバイポーラトランジスタに流れる電流密度が均一となるようになっている構成となる。
本発明の実施例1になるMOSパワートランジスタを示す図である。 図1中、II-II線に沿う部分を拡大して示す断面図である。 図1のMOSパワートランジスタの等価回路を示す図である。 本発明の実施例2になるMOSパワートランジスタを示す図である。 本発明の実施例3になるMOSパワートランジスタを示す図である。 図5中のソース共通接続用アルミ配線層を示す図である。 従来の1例のMOSパワートランジスタを示す図である。
符号の説明
50、50B,50C MOSパワートランジスタ
51 MOSトランジスタ集合部
52−1〜52−n MOSトランジスタ
62 下側アルミ配線層
64、64B、64C ソース共通接続用アルミ配線層
64Ba,64Bb、64Ca,64Cb 腕
64Ca1、64Cb1 第1の分岐腕部
64Ca2、64Cb2 第2の分岐腕部
64Ca2a、64Cb2a 先端の部分
64Ca3、64Cb3 第3の分岐腕部
64Ca3a、64Cb3a 先端の部分
65、65B ドレイン共通接続用アルミ配線層
66 ソース用パッド
67 ドレイン用パッド
71,72 コンタクト
73 ソース用スルーホール
74 ドレイン用スルーホール

Claims (5)

  1. 入力端と制御端と出力端とが多数並んで配置してあり、前記入力端と前記制御端と前記出力端とよりなるトランジスタが多数並んだトランジスタ集合部を有し、
    且つ、全部の入力端が第1の導電体層により共通に接続してあり、全部の出力端が第2の導電体層により共通に接続してあり、
    前記第1の導電体層は第1のパッドを有し、前記第2の導電体層は第2のパッドを有する構成の半導体装置において、
    全部のトランジスタに流れる電流密度が均一となるように、前記入力端と前記第1の導電体層とを接続する第1のスルーホールの分布及び前記出力端と前記第2の導電体層とを接続する第2のスルーホールの分布を、前記トランジスタの前記第1、第2のパッドからの距離に応じて変えてある構成としたことを特徴とする半導体装置。
  2. 入力端と制御端と出力端とが多数並んで配置してあり、前記入力端と前記制御端と前記出力端とよりなるトランジスタが多数並んだトランジスタ集合部を有し、
    且つ、全部の入力端が第1の導電体層により共通に接続してあり、全部の出力端が第2の導電体層により共通に接続してあり、
    前記第1の導電体層は第1のパッドを有し、前記第2の導電体層は第2のパッドを有する構成の半導体装置において、
    全部のトランジスタに流れる電流密度が均一なるように、前記入力端と前記第1の導電体層とを接続する第1のスルーホールの分布及び前記出力端と前記第2の導電体層とを接続する第2のスルーホールの分布を、夫々前記第1及び第2のパッドの近くの部分については、他の部分に比較して粗くしてある構成としたとしたことを特徴とする半導体装置。
  3. 入力端と制御端と出力端とが多数並んで配置してあり、前記入力端と前記制御端と前記出力端とよりなるトランジスタが多数並んだトランジスタ集合部を有し、
    且つ、全部の入力端が第1の導電体層により共通に接続してあり、全部の出力端が第2の導電体層により共通に接続してあり、
    前記第1の導電体層は第1のパッドを有し、前記第2の導電体層は第2のパッドを有する構成の半導体装置において、
    前記第1の導電体層及び第2の導電体層のちの少なくとも一方の導電体層は、複数の分岐腕部を有し、該複数の分岐腕部は、長さが相違し且つ長い分岐腕部の幅は短い分岐腕部の幅よりも広い形状であり、
    且つ、前記入力端及び出力端のうちの少なくとも一方の端と各分岐腕部とを接続するスルーホールが、最も短い分岐腕部についてはその全長に亘って形成してあり、他の分岐腕部についてはそれより短い分岐腕部より先に延びている先端側の部分に形成してあり、
    パッドから各分岐腕部を介してトランジスタに到るまでのインピーダンスが各トランジスタについて均一である構成としたとしたことを特徴とする半導体装置。
  4. 入力端と制御端と出力端とが多数並んで配置してあり、前記入力端と前記制御端と前記出力端とよりなるトランジスタが多数並んだトランジスタ集合部を有し、
    且つ、全部の入力端が第1の導電体層により共通に接続してあり、全部の出力端が第2の導電体層により共通に接続してあり、
    前記第1の導電体層は第1のパッドを有し、前記第2の導電体層は第2のパッドを有する構成の半導体装置において、
    前記第1の導電体層又は第2の導電体層のちの一方の導電体層は、複数の分岐腕部を有し、該複数の分岐腕部は、長さが相違し且つ長い分岐腕部の幅は短い分岐腕部の幅よりも広い形状であり、
    且つ、前記入力端又は出力端のうちの一方の端と各分岐腕部とを接続するスルーホールが、最も短い分岐腕部についてはその全長に亘って形成してあり、他の分岐腕部についてはそれより短い分岐腕部より先に延びている先端側の部分に形成してあり、
    且つ、他方の導電体層は、他方の端と他方の導電体層とを接続するスルーホールの分布が、パッドの近くの部分が他の部分に比較して粗くしてある構成とした構成としたことを特徴とする半導体装置。
  5. 請求項4に記載の半導体装置において、
    前記一方の導電体層は、U字形状であり、その各腕部が、複数の分岐腕部に分岐されている構成であり、
    前記他方の導電体層は、前記一方の導電体層の両側の腕部間に存在する二等辺三角形状であることを特徴とする半導体装置。
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