JPH0766397A - 半導体装置 - Google Patents
半導体装置Info
- Publication number
- JPH0766397A JPH0766397A JP5210790A JP21079093A JPH0766397A JP H0766397 A JPH0766397 A JP H0766397A JP 5210790 A JP5210790 A JP 5210790A JP 21079093 A JP21079093 A JP 21079093A JP H0766397 A JPH0766397 A JP H0766397A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- region
- channel
- channel region
- gate electrode
- mis transistor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 title claims abstract description 13
- 230000000452 restraining effect Effects 0.000 abstract 1
- 239000000969 carrier Substances 0.000 description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 description 3
- 238000002955 isolation Methods 0.000 description 2
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 2
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 238000000265 homogenisation Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L29/00—Semiconductor devices specially adapted for rectifying, amplifying, oscillating or switching and having potential barriers; Capacitors or resistors having potential barriers, e.g. a PN-junction depletion layer or carrier concentration layer; Details of semiconductor bodies or of electrodes thereof ; Multistep manufacturing processes therefor
- H01L29/40—Electrodes ; Multistep manufacturing processes therefor
- H01L29/41—Electrodes ; Multistep manufacturing processes therefor characterised by their shape, relative sizes or dispositions
- H01L29/423—Electrodes ; Multistep manufacturing processes therefor characterised by their shape, relative sizes or dispositions not carrying the current to be rectified, amplified or switched
- H01L29/42312—Gate electrodes for field effect devices
- H01L29/42316—Gate electrodes for field effect devices for field-effect transistors
- H01L29/4232—Gate electrodes for field effect devices for field-effect transistors with insulated gate
- H01L29/42372—Gate electrodes for field effect devices for field-effect transistors with insulated gate characterised by the conducting layer, e.g. the length, the sectional shape or the lay-out
- H01L29/4238—Gate electrodes for field effect devices for field-effect transistors with insulated gate characterised by the conducting layer, e.g. the length, the sectional shape or the lay-out characterised by the surface lay-out
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L29/00—Semiconductor devices specially adapted for rectifying, amplifying, oscillating or switching and having potential barriers; Capacitors or resistors having potential barriers, e.g. a PN-junction depletion layer or carrier concentration layer; Details of semiconductor bodies or of electrodes thereof ; Multistep manufacturing processes therefor
- H01L29/66—Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor
- H01L29/68—Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor controllable by only the electric current supplied, or only the electric potential applied, to an electrode which does not carry the current to be rectified, amplified or switched
- H01L29/76—Unipolar devices, e.g. field effect transistors
- H01L29/772—Field effect transistors
- H01L29/78—Field effect transistors with field effect produced by an insulated gate
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Ceramic Engineering (AREA)
- Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
- Insulated Gate Type Field-Effect Transistor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 MISトランジスタを有する半導体装置に関
し、該MISトランジスタのチャネル領域のドレイン電
流による電流密度をチャネル幅方向に渡り均一化させ
て、ホットキャリアの局所的な生成を抑え、該MISト
ランジスタのホットキャリア耐性を向上させる。 【構成】 当該MISトランジスタのチャネル領域6A
は、ドレインコンタクト8に近いところで遠いところよ
りチャネル長が大であるようにする。また、チャネル領
域6Aのパターンは、ゲート電極3Aのパターンに自己
整合されているようにする。4はソース領域、5はドレ
イン領域、7はソースコンタクト、である。
し、該MISトランジスタのチャネル領域のドレイン電
流による電流密度をチャネル幅方向に渡り均一化させ
て、ホットキャリアの局所的な生成を抑え、該MISト
ランジスタのホットキャリア耐性を向上させる。 【構成】 当該MISトランジスタのチャネル領域6A
は、ドレインコンタクト8に近いところで遠いところよ
りチャネル長が大であるようにする。また、チャネル領
域6Aのパターンは、ゲート電極3Aのパターンに自己
整合されているようにする。4はソース領域、5はドレ
イン領域、7はソースコンタクト、である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、MISトランジスタを
有する半導体装置に関する。MISトランジスタは、シ
ョートチャネル化に伴いドレイン領域側でのホットキャ
リア生成が問題になってくる。本発明はこのホットキャ
リア生成に対する対策の提案である。
有する半導体装置に関する。MISトランジスタは、シ
ョートチャネル化に伴いドレイン領域側でのホットキャ
リア生成が問題になってくる。本発明はこのホットキャ
リア生成に対する対策の提案である。
【0002】
【従来の技術】図4は従来例の斜視図であり、MISト
ランジスタの部分を示す。図中、1は半導体基板、2は
素子分離領域、3はゲート電極、4はソース領域、5は
ドレイン領域、6はチャネル領域、7はソースコンタク
ト、8はドレインコンタクト、である。
ランジスタの部分を示す。図中、1は半導体基板、2は
素子分離領域、3はゲート電極、4はソース領域、5は
ドレイン領域、6はチャネル領域、7はソースコンタク
ト、8はドレインコンタクト、である。
【0003】図4において、従来のMISトランジスタ
は、ゲート電極3がゲート長を一定にしたパターンをな
し、そのゲート電極3に自己整合させてソース領域4と
ドレイン領域5を形成している。そのため、チャネル領
域6のパターンはゲート電極3のパターンに自己整合さ
れてチャネル長がゲート長と同様に一定している。
は、ゲート電極3がゲート長を一定にしたパターンをな
し、そのゲート電極3に自己整合させてソース領域4と
ドレイン領域5を形成している。そのため、チャネル領
域6のパターンはゲート電極3のパターンに自己整合さ
れてチャネル長がゲート長と同様に一定している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、チャネル長
が一定である場合には、ドレイン電流としてチャネル領
域6を通る電流の密度がチャネル幅方向の位置により変
化して、その電流密度が局所的に大となる部位が生じ、
そのことが結果的にMISトランジスタの特性を劣化さ
せるホットキャリアの生成原因となっていた。
が一定である場合には、ドレイン電流としてチャネル領
域6を通る電流の密度がチャネル幅方向の位置により変
化して、その電流密度が局所的に大となる部位が生じ、
そのことが結果的にMISトランジスタの特性を劣化さ
せるホットキャリアの生成原因となっていた。
【0005】これは、ドレインコンタクト8から流れる
ドレイン電極の電流経路が、チャネル領域6のドレイン
コンタクト8に近いところで9aのようになり遠いとこ
ろで9bのようになるためである。即ち、電流経路9a
と9bを比較すると、チャネル領域6における経路長が
等しくとも、拡散領域(ドレイン領域5、ソース領域
4)における経路長に差があって、電流経路9aの抵抗
が電流経路9bのそれより小になっている。このことか
ら、チャネル領域6では電流経路9aの電流密度が電流
経路9bのそれより大となり、ドレイン領域5のチャネ
ル領域6側における電流経路9aの部分からホットキャ
リアが局所的に生成される。
ドレイン電極の電流経路が、チャネル領域6のドレイン
コンタクト8に近いところで9aのようになり遠いとこ
ろで9bのようになるためである。即ち、電流経路9a
と9bを比較すると、チャネル領域6における経路長が
等しくとも、拡散領域(ドレイン領域5、ソース領域
4)における経路長に差があって、電流経路9aの抵抗
が電流経路9bのそれより小になっている。このことか
ら、チャネル領域6では電流経路9aの電流密度が電流
経路9bのそれより大となり、ドレイン領域5のチャネ
ル領域6側における電流経路9aの部分からホットキャ
リアが局所的に生成される。
【0006】そして、このことが当該MISトランジス
タのホットキャリア耐性を低下させている。従って、こ
のホットキャリア耐性の低下を防止するためには、ホッ
トキャリアの局所的な生成を抑えるようにすれば良く、
そのためには、上記電流密度が局所的に大となる部位を
生じさせないように、その電流密度のチャネル幅方向に
渡る均一化を図れば良い。
タのホットキャリア耐性を低下させている。従って、こ
のホットキャリア耐性の低下を防止するためには、ホッ
トキャリアの局所的な生成を抑えるようにすれば良く、
そのためには、上記電流密度が局所的に大となる部位を
生じさせないように、その電流密度のチャネル幅方向に
渡る均一化を図れば良い。
【0007】そこで本発明は、MISトランジスタを有
する半導体装置に関し、該MISトランジスタのチャネ
ル領域のドレイン電流による電流密度が、チャネル幅方
向に渡り均一化されている半導体装置の提供を目的とす
る。
する半導体装置に関し、該MISトランジスタのチャネ
ル領域のドレイン電流による電流密度が、チャネル幅方
向に渡り均一化されている半導体装置の提供を目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明による半導体装置は、MISトランジスタを
有し、該MISトランジスタのチャネル領域は、ドレイ
ンコンタクトに近いところで遠いところよりチャネル長
が大であることを特徴としている。また、前記チャネル
領域のパターンは、ゲート電極パターンに自己整合され
ていることを特徴としている。
に、本発明による半導体装置は、MISトランジスタを
有し、該MISトランジスタのチャネル領域は、ドレイ
ンコンタクトに近いところで遠いところよりチャネル長
が大であることを特徴としている。また、前記チャネル
領域のパターンは、ゲート電極パターンに自己整合され
ていることを特徴としている。
【0009】
【作用】MISトランジスタのチャネル領域のドレイン
電流による電流密度をチャネル幅方向に渡り均一化する
ためには、先に述べた電流経路9aと9bの抵抗を揃え
るようにしてやれば良い。それぞれの抵抗は、チャネル
領域部分の抵抗と拡散領域部分の抵抗との和である。そ
こで本発明では、チャネル領域の見かけの比抵抗が拡散
領域の比抵抗より大であることに着目した。
電流による電流密度をチャネル幅方向に渡り均一化する
ためには、先に述べた電流経路9aと9bの抵抗を揃え
るようにしてやれば良い。それぞれの抵抗は、チャネル
領域部分の抵抗と拡散領域部分の抵抗との和である。そ
こで本発明では、チャネル領域の見かけの比抵抗が拡散
領域の比抵抗より大であることに着目した。
【0010】即ち、先に説明した従来例では、チャネル
領域のドレインコンタクトに近いところを通る電流経路
9aの抵抗が、同じく遠いところを通る電流経路9bの
抵抗より小であった、このため、チャネル長に上記のよ
うな差を設けることにより、電流経路9aと9bの抵抗
を揃えることができて、上記電流密度がチャネル幅方向
に渡り均一化される。そしてその結果として、当該MI
Sトランジスタはホットキャリアの局所的な生成が抑え
られてホットキャリア耐性が向上する。
領域のドレインコンタクトに近いところを通る電流経路
9aの抵抗が、同じく遠いところを通る電流経路9bの
抵抗より小であった、このため、チャネル長に上記のよ
うな差を設けることにより、電流経路9aと9bの抵抗
を揃えることができて、上記電流密度がチャネル幅方向
に渡り均一化される。そしてその結果として、当該MI
Sトランジスタはホットキャリアの局所的な生成が抑え
られてホットキャリア耐性が向上する。
【0011】また、チャネル領域のパターンがゲート電
極パターンに自己整合されているならば、ゲート電極の
パターンを変更するのみで従来の工程を変更することな
く所望のチャネル領域を形成できるので、製造の際に極
めて好都合である。
極パターンに自己整合されているならば、ゲート電極の
パターンを変更するのみで従来の工程を変更することな
く所望のチャネル領域を形成できるので、製造の際に極
めて好都合である。
【0012】
【実施例】以下本発明の実施例について図1〜図3を用
いて説明する。図1は第1実施例の斜視図、図2は第2
実施例の斜視図、図3は第3実施例の斜視図、であり、
何れも従来例を説明した図4と同様にMISトランジス
タの部分を示し、全図を通し同一符号は同一対象物を示
す。
いて説明する。図1は第1実施例の斜視図、図2は第2
実施例の斜視図、図3は第3実施例の斜視図、であり、
何れも従来例を説明した図4と同様にMISトランジス
タの部分を示し、全図を通し同一符号は同一対象物を示
す。
【0013】図1において、この第1実施例は、先に図
4で説明した従来例のゲート電極3をゲート電極3Aに
変更して、従来例の場合と同じ工程で製造したものであ
り、それに伴い、従来例のチャネル領域6はチャネル領
域6Aに変わっている。即ち、ゲート電極3Aは、ゲー
ト電極3に対し、ドレインコンタクト8に近い適宜な領
域でパターン幅を両側に拡げてゲート長を大きくしたも
のであり、チャネル領域6Aのパターンは、ゲート電極
3Aのパターンに自己整合されて、上記ゲート長を大き
くした部分でチャネル長が大きくなっている。
4で説明した従来例のゲート電極3をゲート電極3Aに
変更して、従来例の場合と同じ工程で製造したものであ
り、それに伴い、従来例のチャネル領域6はチャネル領
域6Aに変わっている。即ち、ゲート電極3Aは、ゲー
ト電極3に対し、ドレインコンタクト8に近い適宜な領
域でパターン幅を両側に拡げてゲート長を大きくしたも
のであり、チャネル領域6Aのパターンは、ゲート電極
3Aのパターンに自己整合されて、上記ゲート長を大き
くした部分でチャネル長が大きくなっている。
【0014】第1実施例の具体的な寸法は次の通りであ
る(図1参照)。コンタクト7と8はゲート幅の中心で
ゲート電極3Aの中心軸に対象な位置に配置してある。 ゲート長(大きくしない部分)a: 0.5μm ゲート長(大きくした部分) b: 0.6μm ゲート幅(全幅) c:20 μm ゲート幅(ゲート長bの部分)d: 4.5μm コンタクト径 e: 0.8μm ゲート電極・コンタクト間距離f: 0.9μm 但し、ゲート幅dはゲート幅cの中心に位置する。これ
は、ゲート幅dの中心がコンタクト7と8を結ぶ線上と
なるようにするためである。
る(図1参照)。コンタクト7と8はゲート幅の中心で
ゲート電極3Aの中心軸に対象な位置に配置してある。 ゲート長(大きくしない部分)a: 0.5μm ゲート長(大きくした部分) b: 0.6μm ゲート幅(全幅) c:20 μm ゲート幅(ゲート長bの部分)d: 4.5μm コンタクト径 e: 0.8μm ゲート電極・コンタクト間距離f: 0.9μm 但し、ゲート幅dはゲート幅cの中心に位置する。これ
は、ゲート幅dの中心がコンタクト7と8を結ぶ線上と
なるようにするためである。
【0015】そして、上記寸法の実施例と、ゲート長を
大きくした部分を設けないで同一寸法にした従来例とに
ついて、ホットキャリア耐性としての特性を比較したと
ころ、或るドレイン電流の下で、実施例のホットキャリ
ア発生量が従来例のそれより約20%減少している結果
を得た。
大きくした部分を設けないで同一寸法にした従来例とに
ついて、ホットキャリア耐性としての特性を比較したと
ころ、或るドレイン電流の下で、実施例のホットキャリ
ア発生量が従来例のそれより約20%減少している結果
を得た。
【0016】図2において、この第2実施例は、先に図
4で説明した従来例のゲート電極3をゲート電極3Bに
変更して、従来例の場合と同じ工程で製造したものであ
り、それに伴い、従来例のチャネル領域6はチャネル領
域6Bに変わっている。即ち、ゲート電極3Bは、ゲー
ト電極3に対し、ドレインコンタクト8に近い適宜な領
域でパターン幅を片側に拡げてゲート長を大きくしたも
のであり、チャネル領域6Bのパターンは、ゲート電極
3Bのパターンに自己整合されて、上記ゲート長を大き
くした部分でチャネル長が大きくなっている。この構成
によってもホットキャリア耐性に対し第1実施例と同様
に機能することは容易に理解されよう。
4で説明した従来例のゲート電極3をゲート電極3Bに
変更して、従来例の場合と同じ工程で製造したものであ
り、それに伴い、従来例のチャネル領域6はチャネル領
域6Bに変わっている。即ち、ゲート電極3Bは、ゲー
ト電極3に対し、ドレインコンタクト8に近い適宜な領
域でパターン幅を片側に拡げてゲート長を大きくしたも
のであり、チャネル領域6Bのパターンは、ゲート電極
3Bのパターンに自己整合されて、上記ゲート長を大き
くした部分でチャネル長が大きくなっている。この構成
によってもホットキャリア耐性に対し第1実施例と同様
に機能することは容易に理解されよう。
【0017】図3において、この第3実施例は、先に図
4で説明した従来例のゲート電極3をゲート電極3Cに
変更して、従来例の場合と同じ工程で製造したものであ
り、それに伴い、従来例のチャネル領域6はチャネル領
域6Cに変わっている。即ち、ゲート電極3Bは、ゲー
ト電極3に対し、ドレインコンタクト8に近い適宜な領
域でパターン幅を両側に2段階に拡げてゲート長を2段
階に大きくしたものであり、チャネル領域6Cのパター
ンは、ゲート電極3Cのパターンに自己整合されて、上
記ゲート長を大きくした部分でチャネル長が2段階に大
きくなっている。この構成の場合には、ホットキャリア
耐性に対し第1実施例と類似して機能するが、従来例に
おける先に述べた電流密度のチャネル幅方向の分布を考
察すると、上記電流密度のチャネル幅方向に渡る均一化
が第1実施例の場合よりきめ細かくなし得ることが理解
されよう。
4で説明した従来例のゲート電極3をゲート電極3Cに
変更して、従来例の場合と同じ工程で製造したものであ
り、それに伴い、従来例のチャネル領域6はチャネル領
域6Cに変わっている。即ち、ゲート電極3Bは、ゲー
ト電極3に対し、ドレインコンタクト8に近い適宜な領
域でパターン幅を両側に2段階に拡げてゲート長を2段
階に大きくしたものであり、チャネル領域6Cのパター
ンは、ゲート電極3Cのパターンに自己整合されて、上
記ゲート長を大きくした部分でチャネル長が2段階に大
きくなっている。この構成の場合には、ホットキャリア
耐性に対し第1実施例と類似して機能するが、従来例に
おける先に述べた電流密度のチャネル幅方向の分布を考
察すると、上記電流密度のチャネル幅方向に渡る均一化
が第1実施例の場合よりきめ細かくなし得ることが理解
されよう。
【0018】以上の説明から理解されるように、第3実
施例におけるゲート長の2段階変化は第2実施例のよう
にゲート電極パターンの片側で行っても良い。また、第
3実施例におけるゲート長の2段階変化を更に進展させ
て、ゲート電極パターンのパターン幅を曲線で変化させ
ても良い。
施例におけるゲート長の2段階変化は第2実施例のよう
にゲート電極パターンの片側で行っても良い。また、第
3実施例におけるゲート長の2段階変化を更に進展させ
て、ゲート電極パターンのパターン幅を曲線で変化させ
ても良い。
【0019】なお、先に述べたゲート長bおよびゲート
幅dは、其以外の寸法や諸条件に応じて適宜に決定され
るものである。また、先に説明した第1実施例では、ソ
ースコンタクト7とドレインコンタクト8をゲート幅の
中心でゲート電極3Aの中心軸に対象な位置に配置して
あるが、このソースコンタクト7とドレインコンタクト
8の配置は、斜め配列となる場合がある。その場合は、
先に述べたゲート幅dの中心をソースコンタクト7とド
レインコンタクト8を結ぶ線上にほぼ合わせるように
し、その線上よりドレインコンタクト8に近づけるのが
良い。それは、ホットキャリアの生成がドレイン領域5
のチャネル領域6側で生じるからである。このゲート幅
dの位置に関しては、第1実施例以外の実施例において
も同様である。
幅dは、其以外の寸法や諸条件に応じて適宜に決定され
るものである。また、先に説明した第1実施例では、ソ
ースコンタクト7とドレインコンタクト8をゲート幅の
中心でゲート電極3Aの中心軸に対象な位置に配置して
あるが、このソースコンタクト7とドレインコンタクト
8の配置は、斜め配列となる場合がある。その場合は、
先に述べたゲート幅dの中心をソースコンタクト7とド
レインコンタクト8を結ぶ線上にほぼ合わせるように
し、その線上よりドレインコンタクト8に近づけるのが
良い。それは、ホットキャリアの生成がドレイン領域5
のチャネル領域6側で生じるからである。このゲート幅
dの位置に関しては、第1実施例以外の実施例において
も同様である。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、M
ISトランジスタを有する半導体装置に関し、該MIS
トランジスタがチャネル領域のドレイン電流による電流
密度がチャネル幅方向に渡り均一化されている半導体装
置が提供されて、該MISトランジスタはホットキャリ
アの局所的な生成が抑えられてホットキャリア耐性が向
上するようになり、当該半導体装置の高性能化、高信頼
性化に寄与するところが大きい。
ISトランジスタを有する半導体装置に関し、該MIS
トランジスタがチャネル領域のドレイン電流による電流
密度がチャネル幅方向に渡り均一化されている半導体装
置が提供されて、該MISトランジスタはホットキャリ
アの局所的な生成が抑えられてホットキャリア耐性が向
上するようになり、当該半導体装置の高性能化、高信頼
性化に寄与するところが大きい。
【図1】 第1実施例の斜視図
【図2】 第2実施例の斜視図
【図3】 第3実施例の斜視図
【図4】 従来例の斜視図
1 半導体基板 2 素子分離領域 3,3A,3B,3C ゲート電極 4 ソース領域 5 ドレイン領域 6,6A,6B,6C チャネル領域 7 ソースコンタクト 8 ドレインコンタクト 9a,9b 電流経路 a ゲート長(大きくしない部分) b ゲート長(大きくした部分) c ゲート幅(全幅) d ゲート幅(ゲート長bの部分) e コンタクト径 f ゲート電極・コンタクト間距離
Claims (2)
- 【請求項1】 MISトランジスタを有し、 該MISトランジスタのチャネル領域は、ドレインコン
タクトに近いところで遠いところよりチャネル長が大で
あることを特徴とする半導体装置。 - 【請求項2】 前記チャネル領域のパターンは、ゲート
電極パターンに自己整合されていることを特徴とする請
求項1記載の半導体装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5210790A JPH0766397A (ja) | 1993-08-26 | 1993-08-26 | 半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5210790A JPH0766397A (ja) | 1993-08-26 | 1993-08-26 | 半導体装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0766397A true JPH0766397A (ja) | 1995-03-10 |
Family
ID=16595179
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5210790A Withdrawn JPH0766397A (ja) | 1993-08-26 | 1993-08-26 | 半導体装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0766397A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005159319A (ja) * | 2003-10-31 | 2005-06-16 | Semiconductor Energy Lab Co Ltd | トランジスタ |
JP2006278677A (ja) * | 2005-03-29 | 2006-10-12 | Mitsumi Electric Co Ltd | 半導体装置 |
JP2007059565A (ja) * | 2005-08-24 | 2007-03-08 | Oki Electric Ind Co Ltd | 半導体装置およびその製造方法 |
US8648402B2 (en) | 2011-08-10 | 2014-02-11 | Samsung Electronics, Co., Ltd. | Semiconductor device |
WO2016043939A1 (en) * | 2014-09-15 | 2016-03-24 | Qualcomm Incorporated | Transistor devices and methods |
US9390214B2 (en) | 2014-03-11 | 2016-07-12 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Methods of preparing layouts for semiconductor devices, photomasks formed using the layouts, and semiconductor devices fabricated using the photomasks |
KR101877427B1 (ko) * | 2011-11-15 | 2018-07-11 | 엘지이노텍 주식회사 | 반도체 소자 |
-
1993
- 1993-08-26 JP JP5210790A patent/JPH0766397A/ja not_active Withdrawn
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005159319A (ja) * | 2003-10-31 | 2005-06-16 | Semiconductor Energy Lab Co Ltd | トランジスタ |
JP2006278677A (ja) * | 2005-03-29 | 2006-10-12 | Mitsumi Electric Co Ltd | 半導体装置 |
JP2007059565A (ja) * | 2005-08-24 | 2007-03-08 | Oki Electric Ind Co Ltd | 半導体装置およびその製造方法 |
US8648402B2 (en) | 2011-08-10 | 2014-02-11 | Samsung Electronics, Co., Ltd. | Semiconductor device |
US9035394B2 (en) | 2011-08-10 | 2015-05-19 | Samsung Electronics Co.. Ltd. | Semiconductor device |
KR101877427B1 (ko) * | 2011-11-15 | 2018-07-11 | 엘지이노텍 주식회사 | 반도체 소자 |
US9390214B2 (en) | 2014-03-11 | 2016-07-12 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Methods of preparing layouts for semiconductor devices, photomasks formed using the layouts, and semiconductor devices fabricated using the photomasks |
WO2016043939A1 (en) * | 2014-09-15 | 2016-03-24 | Qualcomm Incorporated | Transistor devices and methods |
US9331158B2 (en) | 2014-09-15 | 2016-05-03 | Qualcomm, Incorporated | Transistor devices and methods |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2007116049A (ja) | 半導体装置 | |
KR0153786B1 (ko) | 반도체 메모리 장치 | |
JPH0766397A (ja) | 半導体装置 | |
US6727568B2 (en) | Semiconductor device having a shallow trench isolation and method of fabricating the same | |
KR100253869B1 (ko) | 반도체장치 | |
JPH04252036A (ja) | 半導体装置 | |
JP3142617B2 (ja) | サージ防護素子 | |
US6538281B2 (en) | Low on-resistance LDMOS | |
US20020019104A1 (en) | Method of manufacturing semiconductor device and semiconductor integrated circuit device | |
JP2608976B2 (ja) | 半導体装置 | |
US7057242B2 (en) | Transistor structures having access gates with narrowed central portions | |
KR20000022808A (ko) | 파워트랜지스터 및 그것을 사용한 반도체 집적회로장치 | |
US6078095A (en) | Power transistor including a plurality of unit transistors | |
JPH0228930A (ja) | 配線パターン | |
JPS6313352B2 (ja) | ||
JP2982435B2 (ja) | 抵抗器 | |
JPS5896766A (ja) | 半導体装置 | |
JPH04335579A (ja) | 静電誘導形半導体装置 | |
JPH01270276A (ja) | 静電誘導形半導体装置 | |
JPH01157572A (ja) | 半導体素子 | |
KR100293273B1 (ko) | 트라이악 소자 | |
JPH06112479A (ja) | 多入力電界効果型トランジスタ | |
JPH0697462A (ja) | 半導体装置 | |
JPH0447986B2 (ja) | ||
JPH05335584A (ja) | 縦型mos電界効果トランジスタ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20001031 |