JP2006278062A - 無電極放電灯点灯装置、および照明器具 - Google Patents

無電極放電灯点灯装置、および照明器具 Download PDF

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Abstract

【課題】 ノイズ対策のための部品を簡略化し、小型で安価な無電極放電灯点灯装置、および照明器具を提供することにある。
【解決手段】 周波数信号生成回路4のカウンタ回路41は、発振回路40の発振周期に基づいてステップ状に振幅が多段階に変化する周波数信号を繰り返し生成し、発振回路5は周波数信号の振幅に応じた周波数の発振信号を出力し、ドライブ回路5は発振信号の周波数でインバータ回路2のスイッチング素子を駆動し、インバータ回路2はスイッチング素子のスイッチング動作で生成された高周波電圧を誘導コイル3に印加して、無電極放電灯Laを始動、点灯させる。すなわち、離散的な3つの周波数f1,f2,f3に変動する高周波電圧が周期的に誘導コイル3に繰り返し印加され、放電灯点灯装置Aから発生する磁界成分のノイズは3つの周波数成分に分散する。
【選択図】図1

Description

本発明は、無電極放電灯点灯装置、および照明器具に関するものである。
図21は、従来の放電灯点灯装置の構成を示しており、50a及び50bは電圧電源に接続するのに適した接続端子である。50は電源電圧から高周波パルス電流を発生する電流源を示す。この電流源50の出力端は変調器51の入力端に接続され、この変調器は高周波パルス電流の振幅を所定の変調周波数で所定のデューティーサイクルのほぼ方形波の電流に変調する。変調器51の出力端は、ほぼ方形波の被変調電流の振幅を調整しうる振幅調整回路52の入力端に接続されている。この調整回路52の出力端と接地端子との間には低圧水銀放電ランプLaが接続されている。53はデューティーサイクルを調整するデューティーサイクル調整回路で、54は変調周波数を調整する変調周波数調整回路である。デューティーサイクル調整回路53の出力端は変調器51の入力端に接続され、同様に変調周波数調整回路54の出力端もこの変調器51の他の入力端に接続されている。
このように構成することにより、変調周波数及び振幅のみならず、ほぼ方形波の被変調高周波パルス状電流のデューティーサイクルをも調整することができるようになり、一定の光束の際に光色点を調整しうる範囲が増大する。これと同時に、ランプが放出する光の光色点の位置がランプの光束の値に依存しない程度を高めることができる。(例えば、特許文献1参照)。
また、調光調整器を操作することによって、無電極放電灯に供給する電圧の周波数を可変として、調光制御を行う無電極放電灯点灯装置もある。(例えば、特許文献2参照)。
特許第3092955号公報 特開昭63−158796号公報
上記特許文献1で開示されている従来の放電灯点灯装置は、負荷である放電灯が電極を有しており、発光体に設けられた電極に電位を供給し、発光体内部のガスを電離発光させることで、点灯させている。このような原理で発光させるために、電流は、点灯回路の一方の出力から管灯線を介して発光体の一方の電極へ流れ、さらに発光体のプラズマを介して発光体の他方の電極、管灯線、点灯回路の他方の出力へと流れる電流ループを形成する。
そして、上記のように形成された電流ループによって、磁界成分のノイズが発生するが、発光体の部分のみが外部から見える構成であればよく、電流ループの大部分を金属体等で覆ってしまえば、磁界成分のノイズの大部分をシールドによって防ぐことができる。
しかし、上記特許文献2で開示されているような、無電極放電灯を点灯させるために誘導コイルを有する無電極放電灯点灯装置では、無電極放電灯に電力を供給する手段として誘導コイルによる磁界を用いており、この磁界を金属体等でシールドすると、無電極放電灯内のプラズマへの電力供給ができなくなり、点灯が不可能となる。また、無電極放電灯内のプラズマはループ状に形成され、このループ状のプラズマの大部分を覆ってしまうと光を外部へ出力できなくなり、光出力が低下してしまう。
このように、誘導コイルを有する無電極放電灯点灯装置は、磁界成分のノイズを防ぐために、電流ループを金属体等で覆うことはできないので、回路上の素子にノイズ対策用の部品を付加する必要が生じ、装置の大型化、高コスト化を招いていた。
本発明は、上記事由に鑑みてなされたものであり、その目的は、ノイズ対策のための部品を簡略化し、小型で安価な無電極放電灯点灯装置、および照明器具を提供することにある。
請求項1の発明は、無電極放電灯近傍に巻回される誘導コイルと、直流電圧を出力する電源回路と、少なくとも1つのスイッチング素子を有して電源回路が出力する直流電圧を高周波電圧に変換して誘導コイルに出力するインバータ回路と、無電極放電灯の点灯時において、インバータ回路が誘導コイルに出力する電圧の周波数を変動させることによって、発生する雑音の周波数を分散させる周波数可変手段とを備えることを特徴とする。
この発明によれば、放電灯点灯装置から発生する磁界成分のノイズの周波数は分散するので、ノイズのピーク値は低下して、誘導コイルの印加電圧を単一周波数とした場合に比べて他の機器に与えるノイズの影響を低減することができ、ノイズ対策に必要な部品点数を大幅に削減して、小型化、低コスト化を図ることができる。
請求項2の発明は、請求項1において、前記周波数可変手段は、インバータ回路が誘導コイルに出力する電圧の周波数を離散的に変動させることを特徴とする。
この発明によれば、誘導コイルに印加する電圧の周波数選択の自由度が高くなり、幅広い周波数範囲から周波数を選択することができる。
請求項3の発明は、請求項1において、前記周波数可変手段は、インバータ回路が誘導コイルに出力する電圧の周波数を連続的に変動させることを特徴とする。
この発明によれば、インバータ回路の動作周波数を連続的に変化させるので、回路素子に与えるストレスが低減できる。
請求項4の発明は、請求項1乃至3いずれかにおいて、前記インバータ回路の出力電圧の周波数変動域は、無電極放電灯の点灯時におけるインバータ回路の出力電圧の平均周波数を、この平均周波数で無電極放電灯を点灯させている時の前記誘導コイル両端間のインピーダンスの虚部成分を実部成分で除した値で除した値より狭い範囲であることを特徴とする。
この発明によれば、点灯時のちらつきを大幅に減少させることができる。
請求項5の発明は、請求項1乃至4いずれかにおいて、前記インバータ回路の出力電圧の周波数変動域は、無電極放電灯の点灯時におけるインバータ回路の出力電圧の平均周波数を、無電極放電灯を始動させている時の前記誘導コイル両端間のインピーダンスの虚部成分を実部成分で除した値で除した値より広い範囲であることを特徴とする。
この発明によれば、立ち消えが起きにくく、信頼性の向上を図ることができる。
請求項6の発明は、請求項1乃至5いずれかにおいて、前記インバータ回路の出力電圧の周波数変動域は、無電極放電灯の点灯時におけるインバータ回路の出力電圧の平均周波数に0.005を乗じた値より広く、前記平均周波数に0.1を乗じた値より狭いことを特徴とする。
この発明によれば、インバータ回路のストレスを低減させて、信頼性の向上を図ることができる。
請求項7の発明は、請求項1乃至6いずれかにおいて、無電極放電灯の点灯時における前記インバータ回路の出力電圧の平均周波数は、500KHz以下であることを特徴とする。
この発明によれば、ノイズ対策のための部品を簡略化し、装置の小型化、低コスト化を図るとともに、低周波化による装置の高効率化、小型化も可能となる。
請求項8の発明は、請求項1乃至7いずれかにおいて、前記インバータ回路の出力電圧の周波数変動域は、無電極放電灯の点灯時においてインバータ回路が前記誘導コイルに出力する電力が最大となる周波数に対して、高周波数側および低周波数側に対称に設けられていることを特徴とする。
この発明によれば、インバータ回路の動作周波数を変動させた場合に、出力電力の制御が容易になり、装置の小型化、低コスト化を図ることができる。
請求項9の発明は、請求項1乃至8いずれかの無電極放電灯点灯装置と、無電極放電灯点灯装置を装着する本体と、無電極放電灯点灯装置から電力が供給される無電極放電灯とを備えることを特徴とする。
この発明によれば、照明器具においても実施形態1乃至8いずれかと同様の効果を奏し得る。
以上説明したように、本発明では、ノイズ対策のための部品を簡略化し、小型で安価な無電極放電灯点灯装置、および照明器具を提供することができるという効果がある。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(実施形態1)
本実施形態の無電極放電灯点灯装置Aは、図1に示すように、無電極放電灯La近傍に巻回された誘導コイル3と、交流電源ACからの交流入力を所望の直流出力に変換する電源回路1と、少なくとも1つのスイッチング素子を有して電源回路1が出力する直流電圧を高周波電圧に変換して誘導コイル3に供給するインバータ回路2と、周波数信号を出力する周波数信号生成回路4と、周波数信号に応じた周波数の発振信号を出力する発振回路5と、発振信号に応じてインバータ回路1内のスイッチング素子を駆動するドライブ回路6とを備える。
周波数信号生成回路4は、発振回路40とカウンタ回路41とから構成され、カウンタ回路41は、図2に示すように、発振回路40の発振周期に基づいてステップ状に振幅が多段階に変化する周波数信号を繰り返し生成する。
発振回路5は周波数信号の振幅に応じた周波数の発振信号を出力し、ドライブ回路5は発振信号の周波数でインバータ回路2のスイッチング素子を駆動し、インバータ回路2はスイッチング素子のスイッチング動作で生成された高周波電圧を誘導コイル3に印加して、無電極放電灯Laを始動、点灯させる。
すなわち本実施形態では、インバータ回路2が誘導コイル3に出力する電圧の周波数を予め設定したパターンで変動させており、具体的には離散的な3つの周波数f1,f2,f3に変動する高周波電圧が周期的に誘導コイル3に繰り返し印加され、誘導コイル3の印加電圧のFFT波形は図3に示すように、離散的な3つの周波数f1,f2,f3が存在する。したがって、放電灯点灯装置Aから発生する磁界成分のノイズは3つの周波数成分に分散するので、ノイズのピーク値は低下して、他の機器に与えるノイズの影響を低減することができ、ノイズ対策のための部品を簡略化し、小型化、低コスト化を図ることができる。
また、本実施形態では、誘導コイル3に印加する電圧の周波数選択の自由度が高くなり、幅広い周波数範囲から周波数を選択することができる
(実施形態2)
本実施形態の無電極放電灯点灯装置Aは、図4に示すように、無電極放電灯La近傍に巻回された誘導コイル3と、交流電源ACからの交流入力を所望の直流出力に変換する電源回路1と、少なくとも1つのスイッチング素子を有して電源回路1が出力する直流電圧を高周波電圧に変換して誘導コイル3に供給するインバータ回路2と、周波数信号を出力する周波数信号生成回路4と、周波数信号に応じた周波数の発振信号を出力する発振回路5と、発振信号に応じてインバータ回路1内のスイッチング素子を駆動するドライブ回路6とを備える。
周波数信号生成回路4は、直流電源回路42と積分回路43とから構成され、積分回路43は、図5に示すように、ノコギリ波状に振幅が変化する周波数信号を繰り返し生成する。
発振回路5は周波数信号の振幅に応じた周波数の発振信号を出力し、ドライブ回路5は発振信号の周波数でインバータ回路2のスイッチング素子を駆動し、インバータ回路2はスイッチング素子のスイッチング動作で生成された高周波電圧を誘導コイル3に印加して、無電極放電灯Laを始動、点灯させる。
すなわち本実施形態では、インバータ回路2が誘導コイル3に出力する電圧の周波数を予め設定したパターンで変動させており、具体的には周波数f4から周波数f5まで連続的に周波数が増加する高周波電圧が誘導コイル3に周期的に繰り返し印加され、誘導コイル3の印加電圧のFFT波形は図6に示すように、周波数f4〜f5の範囲内に存在する。したがって、放電灯点灯装置Aから発生する磁界成分のノイズは周波数f4〜f5の範囲内に分散するので、ノイズのピーク値は低下して、他の機器に与えるノイズの影響を低減することができ、ノイズ対策のための部品を簡略化し、小型化、低コスト化を図ることができる。
また、本実施形態では、インバータ回路2の動作周波数を連続的に変化させるので、回路素子に与えるストレスが低減できる。
(実施形態3)
本実施形態は、図7に示す実施形態1または2の無電極放電灯点灯装置Aにおいて、インバータ回路2が誘導コイル3に出力する高周波電圧の周波数fの変動域Δfを制限したものである。
図7において、インバータ回路2は、電源回路1の出力端間に接続されたFETからなるスイッチング素子S1,S2の直列回路と、スイッチング素子S2に並列接続されたインダクタL1とコンデンサC1の直列回路と、インダクタL1とコンデンサC1との接続点に一端を接続したコンデンサC2とを備え、コンデンサC1の両端間にはコンデンサC2を介して誘導コイル3が接続されている。そして、ドライブ回路6によってスイッチング素子S1,S2が交互にオン・オフすることで、誘導コイル3に高周波電圧を供給し、無電極放電灯Laを始動、点灯させる。
そして、本実施形態では、無電極放電灯Laの点灯時にインバータ回路2が誘導コイル3に出力する電圧の平均周波数をfavとし、平均周波数favで無電極放電灯Laを点灯させている時の誘導コイル3両端間のインピーダンスZ1の虚部成分をX1、実部成分をR1として(図8参照)、虚部成分X1を実部成分R1で除した値Q1=X1/R1とすると、インバータ回路2が誘導コイル3に出力する高周波電圧の周波数fの変動域Δfは、
Δf<fav/Q1
が成り立つ範囲としている。
ここで、無電極放電灯点灯装置Aは、有電極放電灯点灯装置とは異なり、インバータ回路2の出力を誘導コイル3を介して無電極放電灯La内のプラズマに供給する形態をとっているため、点灯中の誘導コイル3両端間のインピーダンスZ1に虚部成分X1を有している。さらに、誘導コイル3に供給された電流のうち、有電極放電灯のようにプラズマに供給される電流のほかに、プラズマに対する並列抵抗としてモデル化することのできる、有電極放電灯にはない誘導コイル3の励磁電流として流れる成分がある。このため、有電極放電灯に比べてインバータ回路2からみた負荷のQ値が高く、動作周波数fの変動に対して出力電力Pの変動が大きい。
無電極放電灯Laの点灯時においてインバータ回路2が誘導コイル3に出力する電力Pの最大電力をPmとすると、図9に示すように、周波数fがΔf=fav/Q1ずれた場合、インバータ回路2の出力電力はPm/2変動し、使用者にちらつきを感じさせることになる。しかし、本実施形態のように、周波数fの変動域Δf<fav/Q1となるように動作させることで、ちらつきを大幅に減少させることができる。
(実施形態4)
本実施形態は、図10に示す実施形態1または2の無電極放電灯点灯装置Aにおいて、インバータ回路2が誘導コイル3に出力する高周波電圧の周波数fの変動域Δfを制限したものである。
図10において、インバータ回路2は、電源回路1の出力端間に接続されたインダクタL2とスイッチング素子S3との直列回路と、スイッチング素子S3に並列接続されたインダクタL3とコンデンサC3とコンデンサC4の直列回路とから構成され、コンデンサC4に誘導コイル3が並列接続している。そして、ドライブ回路6によってスイッチング素子S3がオン・オフすることで、誘導コイル3に高周波電圧を供給し、無電極放電灯Laを始動、点灯させる。
そして、本実施形態では、無電極放電灯Laの点灯時にインバータ回路2が誘導コイル3に出力する電圧の平均周波数をfavとし、無電極放電灯La始動時の誘導コイル3両端間のインピーダンスZ2の虚部成分をX2、実部成分をR2として(図11参照)、インピーダンスZ2の虚部成分X2を実部成分R2で除した値Q2=X2/R2とすると、インバータ回路2が誘導コイル3に出力する高周波電圧の周波数fの変動域Δfは、
Δf>fav/Q2
が成り立つ範囲としている。
ここで、無電極放電灯点灯装置Aは、有電極放電灯点灯装置とは異なり、インバータ回路2の出力を誘導コイル3を介して無電極放電灯La内のプラズマに供給する形態をとっている。そして、周囲温度の変化等によってプラズマの抵抗値が上昇すると、プラズマへ電流が供給されず、励磁電流として消費される。このため、誘導コイル3へ高い電位を印加しても励磁電流として流れるため、プラズマへの電力供給が困難となり、立ち消えを起こす場合がある。この立ち消えが生じた場合にはプラズマが存在しないため、誘導コイル3のQ値は高い値になっており、インバータ回路2が誘導コイル3に出力する高周波電圧の周波数fを周期的に繰り返し変動させることで、誘導コイル3に高い電位を発生させることが可能となり、プラズマを再発生させることが可能となる。
図12は、周波数に対する誘導コイル3の電圧特性を示しており、ピーク電圧Vmとした場合、周波数の変動域Δf(>fav/Q2)は、誘導コイル3の電圧がVm/√2である時の周波数幅の2倍以上であって、変動域Δf(>fav/Q2)で誘導コイル3に出力する高周波電圧の周波数fを周期的に繰り返し変動させることで、誘導コイル3に高い電位を発生させて、無電極放電灯Laを再点灯させることが可能となる。
また、無電極放電灯Laが長時間点灯した後に立ち消えした場合、無電極放電灯Laの近傍に配置された誘導コイル3は高温になっており、短時間点灯した後に立ち消えした場合は、誘導コイル3は低温である。このため、立ち消えが生じた場合の誘導コイル3の温度はばらついており、この温度のばらつきによって誘導コイル3のインダクタンスも大きくばらつく。したがって、立ち消えが起きかけた場合でも、変動域Δf(>fav/Q2)で誘導コイル3に出力する高周波電圧の周波数fを周期的に繰り返し変動させることで、無電極放電灯Laを確実に再点灯させることが可能となる。
(実施形態5)
本実施形態の無電極放電灯点灯装置Aは、実施形態1〜4いずれかと同様の構成を備え、無電極放電灯Laの点灯時にインバータ回路2が誘導コイル3に出力する電圧の平均周波数をfavとし、インバータ回路2が誘導コイル3に出力する高周波電圧の周波数fの変動域Δfは、
0.005fav<Δf<0.1fav
が成り立つ範囲としている。
インバータ回路2は、点灯中に高い効率を有するように設計されて、始動時には効率が低下しており、無電極放電灯点灯装置Aは、始動時に高い電圧を誘導コイル3に印加する必要がある。このため、大電力を出力する始動時にはインバータ回路2に過大なストレスがかかってしまう。
そこで、始動時における誘導コイル3のQ値を100以上に設計する。すると、Q値が100以上であるため、インバータ回路2の出力電圧の周波数fを平均周波数favの1/200変動させれば、誘導コイル3に高い電圧が発生する周波数領域を含むのである。
また、誘導コイル3を介して無電極放電灯Laのプラズマに電力を供給する必要があるため、負荷は常にリアクタンス成分を有する。このため、点灯中のインバータ回路2は、共振を用いた回路動作となっており、インバータ回路2の動作周波数の変動幅を広く設定すると、広い動作領域で共振回路を動作させることになり、インバータ回路2のスイッチング動作を適切なタイミングで制御することが困難になる。そこで、インバータ回路2の出力電圧の周波数fを平均周波数favの1/10程度の変動範囲内に抑えることによって、インバータ回路2のスイッチング動作を適切に制御することができる。
したがって、インバータ回路2のストレスを低減させて、信頼性の向上を図ることができる。
(実施形態6)
本実施形態の無電極放電灯点灯装置Aは、実施形態1〜5いずれかと同様の構成を備え、図13に本実施形態の無電極放電灯Laを模式的に断面図で示す。
無電極放電灯Laは外面から中心部に伸びる窪み部100を設け、この窪み部100内に柱状の金属体101を配置し、金属体101の外周にマンガン系の磁性体(コア)102を配置して、コア102の外周に誘導コイル3が巻回している。
このように、無電極放電灯Laの窪み部100内に誘導コイル3を配置しているので、無電極放電灯La内に電位を発生させることが容易となり、始動性改善の効果を高めている。
また、本実施形態のインバータ回路2が誘導コイル3へ出力する電圧の平均周波数は、500KHz以下であり、一般的にインバータ回路2の動作周波数を低周波化することによって、インバータ回路2のスイッチング素子の損失が減少するなど電子部品に与えるストレスが減少するため、装置の高効率化、小型化が可能となる。また、マンガン系の磁性体102を用いることができ、コンデンサにはフィルムコンデンサを用いることができるので、使用する素子の小型化、低価格化も可能となる。
しかし、インバータ回路2の平均動作周波数を500KHz以下に低周波化すると、雑音成分は磁界成分の雑音が主体となる。無電極放電灯点灯装置Aは、原理的にプラズマに電力を供給するため、磁界成分の雑音が発生しやすく、このため、動作周波数を低周波化すると、磁界成分の雑音がより大きくなる恐れがある。
しかし、本発明のように無電極放電灯Laの始動、点灯時に誘導コイル3に出力する高周波電圧の周波数を周期的に繰り返し変動させることによって、インバータ回路2を500KHz以下の平均動作周波数で動作させても雑音を低減することができる。したがって、ノイズ対策のための部品を簡略化し、装置の小型化、低コスト化を図るとともに、低周波化による装置の高効率化、小型化も可能となる。
(実施形態7)
本実施形態の無電極放電灯点灯装置Aは、実施形態1〜5いずれかと同様の構成を備え、無電極放電灯Laの点灯時においてインバータ回路2が誘導コイル3に出力する高周波電圧の周波数fの変動域Δfは、図14(a)に示すように、点灯時にインバータ回路2が誘導コイル3に出力する電力Pが最大となる周波数fmに対して、高周波数側および低周波数側に対称に設けられており、インバータ回路2の出力電力Pは、周波数fmに対して、高周波数側および低周波数側で略同様の特性を有する。
したがって、インバータ回路2の動作周波数を変動させた場合の出力制御も簡易となり、装置の小型化、低コスト化を図ることができる。例えば、図14(b)の4つの点X1〜X4で動作させる場合、点X1,X4で同一時間動作させ、点X2,X3でも同一時間動作させる制御によって、電力制御は実質2つの点についてのみ考えるだけでよい。
(実施形態8)
本実施形態の無電極放電灯点灯装置Aは、実施形態1〜5いずれかと同様の構成を備え、無電極放電灯Laの点灯時においてインバータ回路2が誘導コイル3に出力する高周波電圧の周波数fの変動域Δfは、図15に示すように、点灯時にインバータ回路2が誘導コイル3に出力する電力Pが最大となる周波数fmに対して、高周波数側に設けられている。
この高周波数側の領域は、無電極放電灯Laのプラズマの状態に関わらず、インバータ回路2のスイッチング素子に流れる電流は遅相で動作する。一方、周波数fmに対して低周波数側の領域では、無電極放電灯Laのプラズマの状態によってはスイッチング素子に流れる電流が進相で動作する場合があり、スイッチング素子にストレスを与え、スイッチング素子の破壊を招くことがある。
また、無電極放電灯点灯装置Aは、有電極放電灯点灯装置とは異なり、インバータ回路2の出力を誘導コイル3を介して無電極放電灯La内のプラズマに供給する形態をとっているため、点灯中の誘導コイル3両端間のインピーダンスZ1に虚部成分X1を有している。さらに、誘導コイル3に供給された電流のうち、有電極放電灯のようにプラズマに供給される電流のほかに、プラズマに対する並列抵抗としてモデル化することのできる、有電極放電灯にはない誘導コイル3の励磁電流として流れる成分がある。このため、無電極放電灯Laのプラズマの状態を回路手段によって把握することが難しく、実現するためには複雑な回路手段を必要とする。
そこで、本実施形態では、変動領域Δfを周波数fmに対して高周波数側に設けているので、スイッチング素子に流れる電流は遅相となり、信頼性を向上させるとともに、プラズマの状態を把握する回路手段を設けなくても、安定した動作を実現でき、装置の小型化、低コスト化を図ることができる。
さらに、インバータ回路2の出力電圧の周波数の時間的配分は、図16に示すように、変動領域Δf内の低周波数側である時間が、高周波数側である時間よりも短い。これは、磁界成分の雑音は低周波動作時のほうが高周波動作時よりも放出されやすいが、変動領域Δf内の低周波数側である時間を、高周波数側である時間よりも短くすることで、外部の機器に影響を与える雑音の発生を抑えることができる。原理的には、周波数の逆比例で雑音が放出されやすくなり、このため誘導コイル3に出力する電圧の時間的配分を周波数に対して逆比例となるようにすればより効果が上がる。したがって、雑音対策のための部品を減らすことができ、さらなる装置の小型化、低コスト化を図ることができる。
(実施形態9)
本実施形態の無電極放電灯点灯装置Aは、図17に示すように、無電極放電灯La近傍に巻回された誘導コイル3と、交流電源ACからの交流入力を所望の直流出力に変換する電源回路1と、少なくとも1つのスイッチング素子を有して電源回路1が出力する直流電圧を高周波電圧に変換して誘導コイル3に供給するインバータ回路2と、検出信号伝達回路7と、電力制御回路8と、周波数変動制御部9とを備える。
インバータ回路2は、実施形態3と同様のインバータ回路2のスイッチング素子S2に抵抗R1を直列接続して構成されており、抵抗R1の両端電圧がスイッチング電流の検出値として検出信号伝達回路7に出力され、検出信号伝達回路7は、スイッチング電流の検出値を電力制御回路8へ伝達する。
電力制御回路8はオペアンプOP1と、検出信号伝達回路7の出力とオペアンプOP1の反転入力端子との間に接続された抵抗R2と、オペアンプOP1の非反転入力端子に接続された基準電圧源E1と、オペアンプOP1の出力端子に一端を接続されたダイオードD1と抵抗R3の直列回路と、RC発振回路K1と、RC発振回路K1の抵抗接続端子に接続された抵抗R4、コンデンサ接続端子に接続されたコンデンサC5とを備え、RC発振回路K1の抵抗接続端子は、抵抗R3,ダイオードD1を介してオペアンプOP1の出力端子にも接続される。RC発振回路K1の発振周波数は、抵抗接続端子に接続された抵抗、コンデンサ接続端子に接続されたコンデンサの各値によって設定され、その発振出力はスイッチング素子S1,S2の各ゲート端子に接続される。
そして、スイッチング素子S2のスイッチング電流が増加して、抵抗R1による電流検出値が基準電圧源E1の基準電圧以上になると、オペアンプOP1の出力電圧がLレベルに反転し、RC発振回路K1の発振周波数を決定する抵抗に抵抗R3が付加され、発振周波数は高くなる方向に変化する。したがって、スイッチング素子S1,S2の動作周波数も高くなるので、インバータ回路2が供給する電力は低下する。すなわち、インバータ回路2が出力する電力を安定させることができる。
さらに、周波数変動制御部9は、その出力をRC発振回路K1の抵抗接続端子に接続しており、RC発振回路K1の発振周波数を変動させることで、実施形態1乃至8いずれかの変動域Δfでインバータ回路2が誘導コイル3に出力する高周波電圧の周波数fを周期的に繰り返し変動させる機能を有する。
このように、本実施形態では、出力電力の安定化によって信頼性が向上するとともに、雑音対策を行なうことで装置の小型化、低コスト化を図ることができる。
(実施形態10)
本実施形態の無電極放電灯点灯装置Aは、実施形態9と略同様の構成を備えるが、図18に示すように、周波数変動制御部9を省略して、検出信号伝達回路7の構成が異なり、さらには電力制御回路8はオペアンプOP1の非反転入力端子と基準電圧源E1との間に抵抗R7を挿入したものである。
検出信号伝達回路7は、抵抗R6と、抵抗R6に並列接続した抵抗R5とステップ電圧生成部Vaの直列回路とから構成され、抵抗R1の検出信号は、抵抗R5と抵抗R6の接続点に入力され、この接続点の電圧が電力制御回路8へ出力される。
ステップ電圧生成部Vaは、図2に示すような周期的に繰り返すステップ状の信号を生成しており、このステップ状の信号を電流検出信号に加算することで、インバータ回路2が出力する高周波電圧の周波数fを周期的に繰り返し変動させることができる。
このように、本実施形態では、出力電力の安定化によって信頼性が向上するとともに、付加的な部品を少なくして雑音対策を行なうことができ、装置の小型化、低コスト化を図ることができる。
(実施形態11)
本実施形態の無電極放電灯点灯装置Aは、実施形態9と略同様の構成を備えるが、図19に示すように、周波数変動制御部9を省略して、電力制御回路8はオペアンプOP1の非反転入力端子と基準電圧源E1との間に抵抗R7,R8の直列回路を挿入し、さらに抵抗R8と基準電圧源E1の直列回路に抵抗R9と正弦波電圧生成部Vbの直列回路を並列接続したものである。
正弦波電圧生成部Vbから出力される正弦波電圧は、基準電圧源E1の基準電圧に加算され、オペアンプOP1に入力される基準電圧が周期的に繰り返し変動することで、インバータ回路2が出力する高周波電圧の周波数fを周期的に繰り返し変動させることができる。
このように、本実施形態では、出力電力の安定化によって信頼性が向上するとともに、付加的な部品を少なくして雑音対策を行なうことができ、装置の小型化、低コスト化を図ることができる。
また、正弦波電圧生成部Vbの代わりに、ノコギリ波を生成する生成する手段であってもよい。
(実施形態12)
図20は、実施形態1〜11の無電極放電灯点灯装置Aを用いた照明器具Bを側面からみた一部破断図である。
照明器具Bの本体200は、一端面を開口した椀状のグローブ201と、グローブ201の開口面に覆設したカバー202と、グローブ201の他端面に配置された台座203と、台座203を覆うように設けられた放熱板204と、放熱板204の外周からグローブ201の開口面側に向かって広がる形状に形成された筒状の拡散板205とから構成される。
無電極放電灯点灯装置Aは、回路ケース300内に収納されて、台座203上に配置される。
無電極放電灯Laは外面から中心部に伸びる窪み部100を設け、この窪み部100内に柱状の金属体101を配置し、金属体101の外周にマンガン系の磁性体(コア)102を配置して、コア102の外周に誘導コイル3が巻回している。そして、金属体101は、窪み部100外に延出して、放熱板204に接続されており、金属体101を安定電位に安定させることができ、始動性の改善効果がさらに向上する。
さらに、金属体101を放熱板204に接続することで、金属体101を固定するとともに、窪み部100内の熱を窪み部100外へ排出して、窪み部100内の誘導コイル3の温度を下げることができるので、誘導コイル3の絶縁劣化を低減することができる。すなわち、誘導コイル3の絶縁体に安価なものを用いることができるほか、絶縁体の信頼性を高めることができ、寿命の長い無電極放電灯点灯装置A、照明器具Bを実現できる。寿命例としては、光束70%減衰時で点灯時間が6万時間であり、このため、無電極放電灯Laの取り替え頻度が少なくなり、無電極放電灯La取り替えのための照明器具Bの機構を簡略化でき、安価な照明器具Bを実現することができる。
本発明の実施形態1の無電極放電灯点灯装置を示す回路構成図である。 同上の周波数信号の波形を示す図である。 同上の誘導コイルの印加電圧のFFT波形を示す図である。 本発明の実施形態2の無電極放電灯点灯装置を示す回路構成図である。 同上の周波数信号の波形を示す図である。 同上の誘導コイルの印加電圧のFFT波形を示す図である。 本発明の実施形態3の無電極放電灯点灯装置を示す回路構成図である。 同上の点灯時の誘導コイル両端間のインピーダンスを示す図である。 同上の周波数と電力と変動域との関係を示す図である。 本発明の実施形態4の無電極放電灯点灯装置を示す回路構成図である。 同上の始動時の誘導コイル両端間のインピーダンスを示す図である。 同上の周波数とコイル電圧と変動域との関係を示す図である。 本発明の実施形態6の無電極放電灯の概略構成を示す図である。 (a)(b)本発明の実施形態7の周波数と電力と変動域との関係を示す図である。 本発明の実施形態8の周波数と電力と変動域との関係を示す図である。 同上のインバータ回路の出力電圧の周波数の時間的配分を示す図である。 本発明の実施形態9の無電極放電灯点灯装置を示す回路構成図である。 本発明の実施形態10の無電極放電灯点灯装置を示す回路構成図である。 本発明の実施形態11の無電極放電灯点灯装置を示す回路構成図である。 本発明の実施形態12の照明器具を示す一部破断した側面図である。 従来の無電極放電灯点灯装置を示す回路構成図である。
符号の説明
A 無電極放電灯点灯装置
La 無電極放電灯
1 電源回路
2 インバータ回路
3 誘導コイル
4 周波数信号生成回路
5 発振回路
6 ドライブ回路
40 発振回路
41 カウンタ回路

Claims (9)

  1. 無電極放電灯近傍に巻回される誘導コイルと、
    直流電圧を出力する電源回路と、
    少なくとも1つのスイッチング素子を有して電源回路が出力する直流電圧を高周波電圧に変換して誘導コイルに出力するインバータ回路と、
    無電極放電灯の点灯時において、インバータ回路が誘導コイルに出力する電圧の周波数を変動させることによって、発生する雑音の周波数を分散させる周波数可変手段とを備えることを特徴とする無電極放電灯点灯装置。
  2. 前記周波数可変手段は、インバータ回路が誘導コイルに出力する電圧の周波数を離散的に変動させることを特徴とする請求項1記載の無電極放電灯点灯装置。
  3. 前記周波数可変手段は、インバータ回路が誘導コイルに出力する電圧の周波数を連続的に変動させることを特徴とする請求項1記載の無電極放電灯点灯装置。
  4. 前記インバータ回路の出力電圧の周波数変動域は、無電極放電灯の点灯時におけるインバータ回路の出力電圧の平均周波数を、この平均周波数で無電極放電灯を点灯させている時の前記誘導コイル両端間のインピーダンスの虚部成分を実部成分で除した値で除した値より狭い範囲であることを特徴とする請求項1乃至3いずれか記載の無電極放電灯点灯装置。
  5. 前記インバータ回路の出力電圧の周波数変動域は、無電極放電灯の点灯時におけるインバータ回路の出力電圧の平均周波数を、無電極放電灯を始動させている時の前記誘導コイル両端間のインピーダンスの虚部成分を実部成分で除した値で除した値より広い範囲であることを特徴とする請求項1乃至4いずれか記載の無電極放電灯点灯装置。
  6. 前記インバータ回路の出力電圧の周波数変動域は、無電極放電灯の点灯時におけるインバータ回路の出力電圧の平均周波数に0.005を乗じた値より広く、前記平均周波数に0.1を乗じた値より狭いことを特徴とする請求項1乃至5いずれか記載の無電極放電灯点灯装置。
  7. 無電極放電灯の点灯時における前記インバータ回路の出力電圧の平均周波数は、500KHz以下であることを特徴とする請求項1乃至6いずれか記載の無電極放電灯点灯装置。
  8. 前記インバータ回路の出力電圧の周波数変動域は、無電極放電灯の点灯時においてインバータ回路が前記誘導コイルに出力する電力が最大となる周波数に対して、高周波数側および低周波数側に対称に設けられていることを特徴とする請求項1乃至7いずれか記載の無電極放電灯点灯装置。
  9. 請求項1乃至8いずれかの無電極放電灯点灯装置と、無電極放電灯点灯装置を装着する本体と、無電極放電灯点灯装置から電力が供給される無電極放電灯とを備えることを特徴とする照明器具。
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