JPH076887A - 放電ランプの音響共鳴アーク安定化装置と方法 - Google Patents

放電ランプの音響共鳴アーク安定化装置と方法

Info

Publication number
JPH076887A
JPH076887A JP6038945A JP3894594A JPH076887A JP H076887 A JPH076887 A JP H076887A JP 6038945 A JP6038945 A JP 6038945A JP 3894594 A JP3894594 A JP 3894594A JP H076887 A JPH076887 A JP H076887A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
arc
frequency
signal
discharge
arc tube
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP6038945A
Other languages
English (en)
Inventor
James T Dakin
ジェームズ・トーマス・デーキン
Mark E Duffy
マーク・エルトン・ダフィ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
General Electric Co
Original Assignee
General Electric Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by General Electric Co filed Critical General Electric Co
Publication of JPH076887A publication Critical patent/JPH076887A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B41/00Circuit arrangements or apparatus for igniting or operating discharge lamps
    • H05B41/14Circuit arrangements
    • H05B41/26Circuit arrangements in which the lamp is fed by power derived from dc by means of a converter, e.g. by high-voltage dc
    • H05B41/28Circuit arrangements in which the lamp is fed by power derived from dc by means of a converter, e.g. by high-voltage dc using static converters
    • H05B41/2806Circuit arrangements in which the lamp is fed by power derived from dc by means of a converter, e.g. by high-voltage dc using static converters with semiconductor devices and specially adapted for lamps without electrodes in the vessel, e.g. surface discharge lamps, electrodeless discharge lamps
    • H05B41/2813Arrangements for protecting lamps or circuits against abnormal operating conditions
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B41/00Circuit arrangements or apparatus for igniting or operating discharge lamps
    • H05B41/14Circuit arrangements
    • H05B41/24Circuit arrangements in which the lamp is fed by high frequency ac, or with separate oscillator frequency
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B20/00Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps

Landscapes

  • Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)
  • Discharge Lamps And Accessories Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 駆動信号により放電状態に励起し得るガスの
充てん物が入っている光透過性アーク管を有する放電ラ
ンプのためのアーク安定化装置を提供する。 【構成】 駆動信号に対して変調信号を供給する変調装
置(18,80)を設ける。変調信号は、充てん物内の
ガスの音響共鳴に近い対応する周波数を有し、このよう
な変調信号周波数は駆動信号の周波数より低い。本発明
の一実施例では変調装置は、駆動信号の振幅の約5%よ
り大きい変調振幅が得られるように振幅変調を行う。本
発明の更に別の実施例では、変化する音響共鳴周波数の
範囲を包含するように変調信号の周波数が所定の周波数
範囲にわたって掃引される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は音響共鳴帯の周波数を使
用する変調方式を用いることによりアーク放電ランプ内
の放電アークを安定化するための装置に関するものであ
る。更に詳しく述べると本発明は、無線周波数エネルギ
ーを使用して放電アークを励起し、ある条件下でアーク
が不安定になる任意の型の放電ランプにも適用できるよ
うな音響共鳴アーク安定化装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】無線周波(RF:radio freq
uency)電流信号のような時間とともに変化する駆
動信号によりアーク放電の開始や維持が行われる放電ラ
ンプでは、ある条件下でこのようなアーク放電が不安定
となり、希望通り安定な位置にとどまらず、アーク管内
を揺れ動く危険性がある。このようにアークが揺れ動い
て、不安定になることにより、光出力がちらつくととも
に、最終的に消えてしまい、ランプを再点弧しなければ
ならなくなる。この条件は、ランプが無電極か電極付き
かに関係なく高輝度放電(HID:high inte
nsity discharge)ランプ、マイクロ波
励起硫黄ランプ等の数個の異なる型の放電ランプで生じ
ることがあり、また無電極ランプの場合には、駆動信号
がアーク管内の充てん物に誘導結合されるか、容量結合
されるかに拘らず生じる。ある条件下でアークが不安定
になるランプの例は、その中にドーナツ形のアーク放電
が形成される石英等の耐熱光透過性材料のアーク管を含
む誘導結合された無電極HIDランプである。米国特許
第4,810,938号には、アーク管の一部を取り囲
むように配置された励起コイルを使用し、RF信号によ
って付勢されてアーク管内に管状の電磁場を形成する無
電極HIDランプが説明されている。管状の場は上記の
ドーナツ形のアーク放電を発生する役目を果たす。この
場合、励起コイルは変圧器の一次巻線として作用し、ド
ーナツ形のアーク放電は一次巻線に誘導結合された変圧
器の二次巻線として作用する。この型の放電ランプに関
連するなおいっそうの進展の他の例が、米国特許第4,
812,702号、米国特許第5,047,692号、
米国特許第5,140,227号、および米国特許第
5,150,015号に見出すことができる。これらの
米国特許をここに引用しておく。アークが不安定になる
ことがあり、本発明を使用することにより性能を改善す
ることができるランプのもう一つの例は、マイクロ波励
起により付勢される無電極ランプに関する米国特許第
4,975,625号に見出すことができる。
【0003】周波数が約1キロヘルツより上、たとえば
約13.56MHzのRF電流によって、アーク管内で
アーク放電を励起するための励起コイルまたは他の型の
駆動機構が付勢されると、アーク管内の放電には前に述
べたような望ましくない不安定性が生じることがあり、
この場合、放電が抑制され、形状および位置がふらつ
き、ひとりでに消弧しがちになる。これは、理想的な安
定状態での放電の安定した綿毛状の外観と大いに異なっ
ている。理想的な安定状態では、放電は広がってアーク
管内の空間のかなりの部分を占め、アーク管壁にきわめ
て近接したままになる。前に述べた米国特許第4,81
0,938号の無電極高輝度放電ランプの例の場合、安
定なドーナツ形の放電アークが半径方向に広がって、ア
ーク管を充たす。ハロゲン化金属および不活性ガスを含
むガス充てん物を使用するランプでは、あるしきい値よ
り上の電力レベルでアーク管を動作させたときにアーク
管がハロゲン化金属の化学量論を超えるハロゲンを含む
ためにこのような不安定性が生じることが観測されてい
る。余分のハロゲン、多くの場合余分のヨウ素は通常、
アーク管の添加物から活性金属が失われることによって
生じる。あるしきい値を超える電力レベルでの前記の他
の型の放電ランプの動作によっても前記の不安定動作が
生じるものと予想される。
【0004】したがって、アーク放電が不安定になる危
険性無しに、前に達成された電力レベルより高い電力レ
ベルでのランプの動作を考慮に入れたアーク放電ランプ
に対するアーク安定化装置が提供されれば有利である。
また、しきい値レベルより低い広範囲の電力レベルでラ
ンプの発光効率に悪影響を与えることなく、アークの安
定性についてのこのような改善が得られれば有利であ
る。
【0005】アーク管を逆さにしたり、その軸を垂直と
水平の間の任意の角度に傾けるというように任意の相異
なる姿勢にランプを配置することができる取付け具のよ
うな実際の用途で、最適な電力レベルでのアーク放電ラ
ンプの動作についての別の関心事は、アーク安定化装置
が、ランプを垂直に配置した場合と同等に有効であるか
どうかということである。アーク管が垂直に配置されて
いない場合、垂直な配置と同等にアーク安定化装置が有
効であれば有利である。
【0006】本発明に至る努力をする際、音響共鳴帯内
の周波数で駆動信号の動作を行えば所望のアーク安定性
が得られることが見出された。最近まで、音響共鳴帯内
の任意の周波数でのランプの動作は非常に望ましくな
く、このような動作自体が本質的に不安定であると考え
られてきた。しかし、最近の研究によれば、音響共鳴動
作が実際には有利である条件が存在することがわかっ
た。米国特許第4,983,889号および5,12
1,034号には、電極付きハロゲン化金属ランプに対
する音響共鳴動作について説明されている。これらの特
許は、アークをまっすぐにし、ガス充てん物の成分を完
全に混合する程度まではアークの安定化に有効である。
しかし、これらの特許は、ランプを音響共鳴周波数で駆
動すべきであると教示しており、無電極ランプの場合に
使用されるような、より高い周波数での動作については
何ら示唆されていない。1992年6月10日に出願の
米国特許出願第07/897,601号でも、ハロゲン
化金属ランプの音響共鳴動作について論じられている。
ハロゲン化金属ランプの音響共鳴動作についてのこの米
国特許出願は、主アーク放電領域の色分解を大幅に減ら
すのには有効であるが、説明された利点を達成するため
にこの音響共鳴周波数を使用してランプを動作させるべ
きであるとも教示している。このような音響共鳴周波数
は通常、電極付き放電ランプを動作させるのに適したキ
ロヘルツ範囲にある。一方、無電極放電ランプはメガヘ
ルツ領域に近い周波数からそれを超える周波数の範囲で
動作するので、上記出願の教示から利益を得ることはで
きない。したがって、同じ安定化手法を使用して電極付
き放電ランプおよび無電極放電ランプの動作に同等に有
効であり、放電駆動に使用される著しく広い範囲の動作
周波数にわたって動作し得る音響共鳴アーク安定化装置
が提供されれば有利である。
【0007】
【発明の概要】本発明は、極めて低い周波数のRF領域
および反対の極めて高い周波数のRF領域での駆動信号
で動作する放電ランプに対して同等に有効である放電ラ
ンプ用音響共鳴アーク安定化装置を提供するものであ
る。更に、本発明により、次のような利点も得られる。
すなわち、従来ではランプが不安定になる危険性無しに
は達成できなかった最適電力レベルで、放電ランプを動
作させることができる。また、ランプが不安定になる危
険性無しに、アーク管を垂直だけでなく、垂直でない角
度に配置することができる。
【0008】本発明の原理によれば、所定の周波数のR
F信号を用いることにより放電状態に付勢することがで
きる充てん物の入ったアーク管を有するアーク放電ラン
プを安定化するためのアーク安定化装置が提供される。
アーク安定化装置は、アーク管内で放電を励起するため
に使用されるRF信号の所定の周波数よりも低い周波数
の変調信号でRF信号を変調する回路を含む。本発明の
実施例では、変調信号周波数はアーク管内の充てん物の
最も支配的な音響共鳴周波数に近い。
【0009】本発明の一実施例では、放電アークを駆動
するRF信号に加えられる変調信号は正弦波形の振幅変
調信号であり、この振幅変調信号はRF駆動信号の振幅
の約5%より大きい変調振幅を供給するのに有効であ
る。変調信号に音響共鳴周波数を使用するこの変調手法
はアーク管内の放電を安定化させて、アーク放電をアー
ク管に近接して維持し、この音響共鳴周波数を使用する
変調手法を用いない場合に放電が通常不安定となるしき
い値よりも高い電力レベルで動作させても放電が揺れ動
いたり、ひとりでに消えることが防止されることがわか
った。
【0010】更に、たとえば充てん物の中のガスの温度
変化により充てん物の音響共鳴周波数が変化しがちであ
る場合には、希望通りいつまでもアーク安定化を維持き
ないことも観測された。音響共鳴周波数の変化範囲を包
含する周波数範囲にわたって変調信号の周波数を掃引す
ることにより、アーク安定化を希望通り維持できること
も見出された。したがって本発明のもう一つの実施例で
は、充てん物の音響共鳴周波数の変化範囲を包含する周
波数範囲にわたって変調信号の周波数を変えるための手
段が設けられ、これにより充てん物の音響共鳴周波数が
変化する条件下でもアーク安定化が維持される。
【0011】本発明をより良く理解し得るように、以下
付図を参照して詳細に説明する。
【0012】
【実施例の記載】以下の詳細な説明では、アーク管の中
に入っているガスの励起に関連して放電ランプのアーク
管内に生じる音響共鳴の現象に言及する。音響共鳴の状
態は、圧力の周期的振動が入力電力の振幅変調成分と同
位相で発生することにより定在圧力波を生じるような状
態である。垂直スロッシング(sloshing)音響
共鳴という用語にも言及する。垂直スロッシング音響共
鳴とは、アーク管内の放電ガスがアーク管内の一つの位
置からもう一つの位置に動く、すなわち変調信号の各サ
イクルの間に放電ガスが揺れ動く音響共鳴状態を言う。
フィリップス・ジャーナル・オブ・リサーチ誌(Phi
lips Journal of Research,
Vol.38, pp. 263−272, No
s.4/5,1983)所載のジェー・ダブリュー・デ
ネマン(J.W.Denneman)の論文に述べられ
ているように、この垂直スロッシング音響共鳴は文献で
はns=11モードとも呼ばれることがある。
【0013】図1を参照して説明する。放電ランプ1
0、図1では無電極HIDランプは、アーク管14を含
む。アーク管14の壁は、溶融石英または多結晶アルミ
ナのような耐熱、光透過性材料で形成される。励起コイ
ル16がアーク管14を取り囲んでいる。アーク管14
の中にアーク放電20を励起するための無線周波(R
F)電力発生器18が励起コイル16に接続されてい
る。構成要素18として使用するのに適した電力発生器
は、米国ニューヨーク州ロチェスター所在のイーエヌア
イ・パワーシステムズ社(ENI Power Sys
tems,Inc.)からエッチエフ1アールエフパワ
ージェネレータ(HF−1 RF PowerGene
rator)として入手できる電力発生器である。本発
明の範囲を限定するものではない一例として、アーク放
電20は、上表面24がほぼ平らとなるような全体的な
形状になっているアーク管14の最上部に配置されたド
ーナツ形の放電として示されている。アーク管14は、
ほぼ半球形の本体部分22を含む。半球形の本体部分2
2は、横断面が丸い環状の接合領域26を経由して平ら
な上表面に接続されている。アーク管14の形状を種々
に変えて、しかもアーク管内の放電アークの安定化に関
する本発明の利点を享受し続け得ることが理解される筈
である。このような種々のアーク管の形状および種々の
アーク管形状に対応する異なる放電アーク形状は、本発
明の範囲内にあると考えられる。たとえば、放電アーク
がRF信号によって付勢されて放電アークの形状がほぼ
線状であるような、円筒形で両端が同形の石英アーク管
を使用する電極付きハロゲン化金属放電ランプでも、図
1の放電ランプ10について説明するように本発明のア
ーク安定化装置は同様に有効である。
【0014】アーク管14には充てん物が入れられてい
る。この充てん物の中で、上記のドーナツ形の放電アー
ク20がランプ動作の間、励起される。この用途に適し
た充てん物は、等しい重量比のヨウ化ナトリウムとヨウ
化セリウムを約500トルの分圧のキセノンと組合わせ
たもので基本的に構成される。米国特許第4,972,
120号に、無電極HIDランプのための別の充てん物
が開示されている。この充てん物には、ハロゲン化ラン
タン、ハロゲン化ナトリウム、ハロゲン化セリウム、お
よびバッファガスとしてのキセノンまたはクリプトンの
組み合わせが含まれている。もちろん、本発明のアーク
安定化を使用する他の放電ランプでは充てん物は異なっ
てもよいことは理解される筈である。上記の米国特許第
4,975,625号について前に述べたように、マイ
クロ波励起によって付勢される無電極ランプのための充
てん物は硫黄を含んでいる。放電ランプ用のこれらの充
てん物および他の充てん物にも本発明は適用される。
【0015】図1に示される本発明の一形態では、励起
コイル16は、米国特許第5,039,903号に述べ
られているような構成の2ターンのコイルとして形成さ
れている。本発明はより広義には、図示されているもの
の代わりに他の適当な設計のコイル設計を使用でき、ま
た励起装置としてRFエネルギーを充てん物に容量結合
するものも使用できる。
【0016】図示した実施例では、コイル16を駆動ま
たは付勢するためのRF電力発生器18は1kHzより
も高い無線周波数で動作することができ、本例では1
3.56MHzの周波数で動作する。同軸ケーブル34
と適当な形式の容量性整合回路網36の直列組み合わせ
を介して、電力発生器18はコイル16に結合される。
特定の実施例では、整合回路網36がケーブル側の入力
インピーダンスを50オームとすると共に、整合回路網
36がコイル16と13.56MHzで共鳴するように
調整された(図示しない)二つの可変コンデンサが回路
網36に含まれる。この一般的な型の適当な整合回路網
36は、米国特許第5,047,692号に開示されて
いる。2本の導電性のリード38、40により、整合回
路網36がコイル16の両端の端子に接続される。ラン
プ10の付勢システム51が、励起コイル16、前に説
明した電気構成要素34−40、および音響変調信号発
生器80を含む。音響変調信号発生器80はチャネル8
2を介してRF電力発生器18に結合されている。音響
変調信号発生器80については、本発明のアーク安定化
装置の動作に関連して以後更に詳細に説明する。
【0017】図1に示すランプ10の実施例では、アー
ク管14は外側エンベロープ50の中に封入される。エ
ンベロープ50は石英で作ることが好ましく、アーク管
14からの熱損失を減らし、アーク管壁を有害な表面汚
染から防護する役目を果たす。アーク管14は、細長い
管状の中空のステム52によって外側エンベロープ50
の中に支持される。中空ステム52は、アーク管14の
領域54でアーク管壁の外側表面に融解により接合され
る。領域54からステムに沿って離れた位置58で、ス
テムは外側エンベロープ50の上部壁の開口を通って伸
び、その外周のあたりで上部壁に融解されて真空封止を
形成する。一実施例では、外側エンベロープ50とアー
ク管との間の空間62が真空状態とされ、これによりア
ーク管14からの熱損失を少なくするための熱絶縁が得
られる。
【0018】図1の実施例ではステム52は、希望に応
じてランプ10の動作を開始するために使用される始動
補助装置61の一部としての役目を果たす。このような
始動補助装置を含むランプは上記の米国特許第5,14
0,227号に開示されている。このような始動補助装
置の動作の詳細な説明については、上記米国特許を参照
できる。もちろん、本発明のアーク安定化装置を使用し
得る放電ランプのすべてが、この型の始動補助装置また
はそれに関連する任意の始動補助装置を必要とするもの
ではなく、したがって始動補助装置の説明は本発明の範
囲を限定するものではないことが理解される筈である。
【0019】上記の米国特許第5,140,227号に
更に詳細に説明されているように、ステム52は封止さ
れ、適当なガスが入れられており、このガスは中位に高
い電圧の印加により容易に絶縁破壊し得る。ステム52
内の絶縁破壊により、ステム52の中で放電が生じ、こ
の放電はアーク管14内の絶縁破壊のトリガの役目を果
たす。次に、励起コイル16により導入されるRF電流
によって生じる電磁界の印加により、アーク管14内の
絶縁破壊がアーク放電20に発展する。ステム52から
中位に高い電圧を切り離すことにより、ステム52の中
の放電が消え、始動後はアーク放電だけが存在する。
【0020】図1に示し、以上説明した放電ランプ1
0、および前に説明した他の型の放電ランプで生じ得る
問題は、アーク放電が望ましくない不安定性を示すこと
があるということである。本明細書の従来技術の項で説
明したように、HIDランプの場合には、この不安定性
は100トルを超える分圧のキセノンまたはクリプトン
が充てんされ、ハロゲン化金属が添加されたアーク管で
生じた。また、アーク管にハロゲン化金属の化学量論を
超えるハロゲンが含まれているときにこの不安定性が生
じることが多い。このような不安定性は、所定のしきい
値より高い電力レベルで動作する他の型の放電ランプで
も生じ得る。アーク放電は不安定になったとき自身を圧
縮し、またその寸法が小さくなるため、アーク管壁に近
接したその正規の安定した位置から離れて動き回り、そ
の結果、ひとりでに消える恐れがある。
【0021】図1に示す誘導駆動される無電極HIDラ
ンプ10では、本発明者はドーナツ形のアーク放電20
が上記の悪条件下で不安定となる傾向を、励起コイル1
6を付勢するために使用されるRF電流を変調すること
により軽減することができた。本発明の一実施例では、
RF電力電流の振幅の約5%より大きい変調振幅が得ら
れるようにRF電流に時間とともに変化する波形を加え
ることにより、RF電流を振幅変調する。図4に示すよ
うに、変調信号は振幅成分84と周波数成分86で構成
される。振幅成分84と周波数成分86は一緒になっ
て、正弦変調信号を形成し、これがRF電流信号に印加
される。変調信号の周波数成分86について、本発明者
は、ドーナツ形のアーク放電20が不安定状態に達した
ときにアーク管14内に存在するガスの垂直スロッシン
グ音響共鳴周波数に近似する周波数を変調信号に使用し
て、アーク管14の中でアーク放電を励起するためのR
F駆動信号を変調することにより、所望の構成で放電の
位置および寸法特性を維持して、このような放電の安定
化を達成できることがわかった。
【0022】アーク管の中のガスの垂直スロッシング音
響共鳴周波数に近い周波数の変調信号を使用することに
よりRF電流信号を振幅変調する手法は、音響変調信号
発生器80を用いて達成される。この音響変調信号発生
器80は、例えば米国カリフォルニア州サンジェゴ所在
のウェーブテック社(Wavetek Corpora
tion of San Diego, CA)から型
番166の50MHzのパルス/ファンクション発生器
(Model 166 50MHz Pulse/Fu
nction Generator)として入手でき
る。変調信号は正弦波形として示されているが、変調信
号は他の形式、たとえば方形波、三角波、のこぎり波で
あってもよく、これらは前に述べた音響変調信号発生器
80を使用することにより形成することができる。更
に、振幅変調に加えて他の変調手法も本発明のアーク安
定化を達成するのにも有効であると考えられ、またこの
ような他の変調手法は本発明の範囲にあるものとして包
含される。
【0023】変調信号の基準周波数、実際上垂直スロッ
シング音響共鳴周波数に近似する基準周波を設定するた
め、本発明者等は図1のランプの簡略化したものに対し
て、そして付勢システム51に対して試験を行った。こ
れにより、ランプが選定されたレベルの電力で動作して
いてドーナツ形のアーク放電が存在しているときのアー
ク管14内のガスの音響共鳴周波数を知ることができ
る。照明システムの簡略形が図2に示されている。銅管
で作られた数ターンのコイルを励起コイル16として使
用する点を除けば、図1の励起回路51は図2に示され
るものと同じである。更に、外側エンベロープ50が除
かれている点以外は、図1のランプ10は図2に使用さ
れているものと同じである。外側エンベロープ50をこ
のように除くのは試験手順および試験装置を簡単にする
ためであり、図1に示される照明システムと比較した場
合、上記の試験結果に対してあまり影響が無い。ランプ
の性能を監視するため図2のシステムでは、ランプの下
に配置された光検出器90、および光検出器の出力を受
けるように同軸ケーブル93を介して光検出器90に接
続されたスペクトルアナライザ92を含む計測器を用い
る。一実施例では、光検出器はユーディティーピーアイ
エヌ10エーピーデバイス(UDT PIN10 AP
device)であり、これは小さなアルミニウムの
箱の中に入れられている。この小さなアルミニウムの箱
は、13.56MHzの雑音のピックアップを少なくす
るための基本的なしゃへいを行う。
【0024】300ワットより低い電力レベルで動作す
る図2のアーク管では、黒ずんだガラスのフィルタを介
してドーナツ形の放電を視覚的に調べることにより、放
電が安定で、図2に示すように壁24に近接していて、
半径方向にアーク管14をほぼ充たすことを本発明者等
は見出した。もちろん放電ランプによっては、アーク管
の壁に直接接触するアーク放電の熱にすべてのアーク管
材料が耐えられないため、アーク放電は壁に接触しない
が、壁の近くに生じるようにする。このような状況で
は、本発明のアーク安定化装置を変形して、アーク放電
をその表面の中の二つの表面に沿って、たとえば上表面
および下表面に沿って変位させることにより、アーク放
電を事実上浮遊させることができる。図1に示される実
施例では、アーク管壁に対するアーク放電の接触に耐え
る材料でアーク管を作ることにより、アーク安定化装置
はドーナツ形のアーク放電20の一つの表面にだけ作用
することができる。すなわち、ドーナツ形のアーク放電
20の下部に力を加えることにより、本発明のアーク安
定化装置はアーク管14の平らな上表面24にアーク放
電を押しつける役目を果たす。
【0025】更に、図2の照明システムを使用して行わ
れる試験に関連したことであるが、電力レベルを300
ワットに上げたとき、アーク放電は不安定な特性を示し
てアーク管の内部を動き回り、容器内をはね回る小さな
発光球にやや似ていた。周波数が0kHzから50kH
zの範囲の時間とともに変わる成分を有し、かつ直流バ
イアス振幅の約5%から15%の範囲の時間とともに変
わる振幅を有している、時間とともに変わる直流バイア
スされた電圧信号を、RF電力発生器18の入力チャネ
ルに印加した場合、変調信号の周波数を約25kHzに
調整するとドーナツ形の放電は再びアーク管壁に近接し
て安定に留まることがわかった。。他の検討に基づい
て、このようなアーク安定化を生じる変調信号の周波数
は、そのときアーク管14の中に存在する放電ガスの垂
直スロッシング音響共鳴周波数であるとの結論を本発明
者は下した。
【0026】音響変調信号の周波数がアークを安定に生
じさせる上記の値に固定された場合、ドーナツ形の放電
のこのような安定状態は短時間の間だけ維持されること
が観測された。ガス温度の変化により、またそれによる
アーク管14の中の圧力波の速度の変化により、音響共
鳴周波数は変化する傾向があるからである。音響共鳴周
波数が変化する周波数範囲を包含する数kHzの範囲を
音響変調信号の瞬時周波数が通過するように音響変調信
号の周波数を変えることにより、後者の問題(すなわ
ち、音響共鳴周波数の変化にかかわらずアークの安定性
を維持する問題)が解決された。このような周波数掃引
手法により音響変調周波数はそのとき優勢な音響共鳴周
波数と断続的にしか一致しないが、これらの一致を充分
な頻度で繰り返せば、上記のしきい値レベル(すなわ
ち、図1のランプ10の場合、300ワット)よりかな
り高い電力レベルでもドーナツ形の放電をまだ安定な状
態に維持することができることを本発明者は見出した。
図1の無電極HIDランプ10、すなわち前に説明した
ように通常300ワットより低い電力で安定に動作する
ようなランプに対する駆動信号に印加する音響変調信号
にこの周波数掃引を使用することにより、しきい値電力
レベルを400ワットに増大しても、安定性を維持する
ことができた。これは従来の電力レベルに比べて1/3
増加しており、他の放電ランプでも放電が不安定になる
という恐れ無しに同様な電力レベルの増大が達成される
ものと思われる。
【0027】以上説明し、図2に示されたような監視計
測器を使用して、垂直スロッシング音響共鳴が生じる精
密な周波数を定めることができた。これを行うため、ス
ペクトルアナライザ92の光変調ディスプレイを調べ
る。このようなスペクトルの代表的なものが図3に示さ
れている。図3で、ディスプレイ上の広い台地状部分9
4は上記の変調信号の周波数内の掃引周波数範囲にわた
る光変調を表している。この台地状部分94より上に上
昇するピーク96は音響共鳴周波数での余分の変調を表
している。
【0028】図2の計測器を使用して、ランプ10およ
び図2に示すように構成された付勢システム51で本発
明者等の行った試験の示すところによれば、アーク管1
4の中にドーナツ形の放電が存在して電力入力が300
ワツトと400ワツトとの間にある間、アーク管14内
のガスには25kHzを中心として上側及び下側に2,
3kHzの範囲で音響共鳴が存在した。もちろん、充て
ん物が異なり、動作の電力レベルが異なる他の放電ラン
プの場合には、音響共鳴周波数が異なってもよく、また
本例について見出された範囲とは異なる範囲で変わり得
る。このような他の音響共鳴周波数は他の放電ランプの
駆動信号に印加される変調信号に対する基礎として容易
に決定して、使用することができる。上記の実験では、
音響共鳴周波数の範囲を包含する約5kHzの範囲にわ
たって音響変調信号の周波数を掃引することにより、そ
して毎秒約100回このような掃引動作を遂行すること
により、上記の電力範囲にわたって安定状態でドーナツ
形の放電を維持することができた。
【0029】上記のように所定の周波数範囲にわたって
掃引される音響変調信号によって振幅変調されるRF電
流に対する(時間に対してプロットされた電流Iの)適
当な波形は次式で表すことができる。
【0030】
【数1】 I(t)=Arfsin(2πfrft) {1+Aamsin[2πfamt+AfmF(2πffmt)]} ここでfrfは上記RF電流の周波数である。
【0031】famは上記RF電流振幅変調の周波数であ
り、上記のドーナツ形のアーク放電が存在するとき上記
アーク管内のガスのそのとき優勢な垂直スロッシング音
響共鳴周波数の近くに通常設定される。ffmはそれで上
記RF振幅変調の位相を変える周波数である。Arf
(振幅変調の無い場合の)RF電流振幅である。
【0032】Aamは上記RF電流変調のArfに対する相
対振幅である。Afmは上記位相変調の振幅である。F
(φ)は任意の適当な周期関数である。上記の式では、
φは2πffmtに等しい。これらのパラメータに対する
代表的な値は次の通りである。
【0033】 frf:13.56MHz fam:25kHz ffm:100kHz Arf:300ワットで50オームに3.5アンペア Aam:0.1 Afm:(0.1)2π
【0034】
【数2】
【0035】図2の照明システムで本発明者等が行った
試験により、このシステムの多数の重要な能力が明示さ
れた。これらの能力の一つは、アーク安定化装置(1
8,80,82)がアーク管14の向きにかかわらず有
効に動作できる、すなわちドーナツ形の放電は増大した
電力レベルで、また垂直の向きだけでなく非垂直の向き
でも安定に動作し続けるということである。上記のよう
にRF電流信号を振幅変調することにより、アーク管を
逆にしたり、その中心軸を任意の方向に傾けてもアーク
管の壁24にドーナツ形のアーク放電20を押しつけて
安定化することができた。
【0036】図2の照明システムに関連する本発明者等
の試験により明示された別の能力は、アーク安定化装置
により、励起コイル16の位置の大幅な変化にかかわら
ずアーク管の壁24に対して安定な位置にドーナツ形の
アーク放電を保持することができるということだった。
本発明者等の試験では、アーク管14に対して半径方向
および軸方向にコイル16が移された。コイル16のこ
れらの変位を通じて、ドーナツ形のアーク放電20はア
ーク管14の平らな端の表面24の近くにとどまった。
この能力は、製造公差、衝撃等の変位力によって生じ得
るようなシステムの構成要素の相対アライメントに対す
るシステムの感度が下がるという点で都合がよい。
【0037】図2の照明システムの更にもう一つの能力
は、広い電力範囲にわたってアーク安定化装置の動作が
アーク管の発光効率にほとんどまたはまったく悪影響を
及ぼさないということである。いくつかの試験では、入
力電力および安定性を広い範囲にわたって変えながら、
光サンプリングのために幾何学的配列を一定に保った状
態で本発明者等は図2の光検出器90でアーク管からの
相対光出力を測定した。その結果、音響安定化は広い電
力範囲にわたる発光効率に対してほとんどまたはまった
く影響を及ぼさないということが示された。
【0038】本発明の特定の実施例を図示し説明してき
たが、熟練した当業者には明らかなように、より広い側
面での本発明を逸脱することなく種々の変更および変形
を加え得る。したがって、本発明の範囲内にこのような
変更および変形はすべて包含されるものである。たとえ
ば、前に述べたように、放電アーク管の中のガスの音響
共鳴に対応する周波数を使用してアーク放電に対する駆
動信号を変調する本発明のアーク安定化装置は、放電の
型(すなわちHID、マイクロ波)、アーク管の形状、
または励起の型にかかわらず種々の型の放電ランプに対
して同等に有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】誘導結合された無電極HIDランプに適用され
る本発明の一実施例による照明システムの概略構成図で
ある。
【図2】図1に示される照明システムに似た照明システ
ムであって、試験を遂行するための計測器を含む簡略化
した照明システムの概略構成図である。
【図3】図2中の計測器で与えられる代表的な光変調ス
ペクトルを示すスペクトル図である。
【図4】本発明に従って使用される変調方式をグラフ的
に表した波形図である。
【符号の説明】
10 放電ランプ 14 アーク管 16 励起コイル 18 RF電力発生器 20 アーク放電 24 アーク管の上表面 34 同軸ケーブル 36 容量性整合回路網 38、40 導電性のリード 80 音響変調信号発生器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マーク・エルトン・ダフィ アメリカ合衆国、オハイオ州、シェーカ ー・ハイツ、チャドボーン・ロード、3125 番

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の周波数の作動信号が導入されたと
    き放電状態に励起され得る物質の充てん物が入っている
    アーク管を有するアーク放電ランプのためのアーク安定
    化装置において、 上記作動信号の上記所定の周波数より低い周波数を有す
    る変調信号で上記作動信号を変調する変調手段を含み、 上記変調信号の上記周波数が、上記物質が放電状態に励
    起されることにより上記アーク管内に発生する音響共鳴
    の音響共鳴周波数とほぼ同じ周波数値に設定されること
    を特徴とするアーク安定化装置。
  2. 【請求項2】 上記作動信号がRF電流信号であり、上
    記変調手段は上記RF電流信号を振幅変調することによ
    り、RF電流信号の振幅の約5パーセントより大きい変
    調振幅を形成する請求項1記載のアーク安定化装置。
  3. 【請求項3】 上記物質の励起による上記音響共鳴周波
    数が上記放電ランプの変化する動作条件に応じて変化す
    る場合、上記変調手段は更に、上記音響共鳴周波数の変
    化範囲を包含する周波数範囲をわたって上記変調信号の
    上記周波数を周期的に掃引する請求項1記載のアーク安
    定化装置。
  4. 【請求項4】 上記放電ランプが無電極放電ランプであ
    り、上記作動信号が誘導性結合素子および容量性結合素
    子のいずれか一方により上記放電アークに結合される請
    求項1記載のアーク安定化装置。
  5. 【請求項5】 上記作動信号は誘導性結合素子により上
    記放電アークに結合されたRF電流信号であり、更に、
    上記RF電流信号の上記所定の周波数は3MHzと30
    0MHzの間にあるのに対して、上記変調信号の上記周
    波数は3MHzより低い請求項4記載のアーク安定化装
    置。
  6. 【請求項6】 無電極放電ランプの付勢システムに於い
    て、 ガス状の充てん物が入っている光透過性アーク管、 上記アーク管のまわりに配置され、所定の周波数のRF
    信号で付勢し得る励起素子であって、上記ガス状充てん
    物が絶縁破壊したときに上記RF信号が上記ガス状充て
    ん物の中にアーク放電を形成するように作用するような
    励起素子、 上記励起素子を上記RF信号で付勢する手段、および上
    記RF信号の上記所定周波数とは異なる周波数を有する
    変調信号で上記RF信号を変調する変調手段であって、
    上記変調信号周波数を上記ガス状充てん物の励起による
    音響共鳴周波数にほぼ等しくした変調手段を含むことを
    特徴とする無電極放電ランプの付勢システム。
  7. 【請求項7】 上記RF信号がRF電流信号であり、上
    記変調手段は上記RF電流信号を振幅変調することによ
    り、上記RF電流信号の振幅の約5パーセントより大き
    い変調振幅を形成する請求項6記載の無電極放電ランプ
    の付勢システム。
  8. 【請求項8】 上記物質の励起による上記音響共鳴周波
    数が上記放電ランプの変化する動作条件に応じて変化す
    る場合、上記変調手段は更に、上記音響共鳴周波数の変
    化範囲を包含する周波数範囲にわたって上記変調信号の
    上記周波数を周期的に掃引する請求項6記載の無電極放
    電ランプの付勢システム。
  9. 【請求項9】 上記変調信号の上記周期的掃引は、傾斜
    波、のこぎり波および三角波で構成される群から選択さ
    れる波形で行なわれる請求項8記載の無電極放電ランプ
    の付勢システム。
  10. 【請求項10】 上記アーク管は間隔を置いて配置され
    た二つの端をそなえた中空構造であり、端と端の間が非
    対称となるように構成され、一方の端が他方の端と比較
    してほぼ平らである請求項6記載の無電極放電ランプの
    付勢システム。
  11. 【請求項11】 上記RF電流を振幅変調するための上
    記変調手段は上記ドーナツ形のアーク放電を上記アーク
    管の壁に対して安定した関係に保持するような値の周波
    数および振幅を有する請求項6記載の無電極放電ランプ
    の付勢システム。
  12. 【請求項12】 所定の周波数の作動信号が導入された
    とき放電状態に励起され得る物質の充てん物が入ってい
    るアーク管を有する放電ランプのアーク放電を安定化す
    るための方法において、 上記アーク管の中の物質の励起による音響共鳴周波数を
    測定するステップ、および上記音響共鳴周波数に近い周
    波数を有する変調信号で上記作動信号を変調するステッ
    プであって、上記音響共鳴周波数が上記作動信号の上記
    所定の周波数と異なるステップを含むことを特徴とする
    アーク放電安定化方法。
  13. 【請求項13】 上記アーク管内の上記充てん物の変化
    する条件に応じて変化する上記音響共鳴周波数の変化範
    囲を包含する周波数範囲にわたって上記変調信号周波数
    を掃引するステップも含まれる請求項12記載のアーク
    放電安定化方法。
JP6038945A 1993-03-11 1994-03-10 放電ランプの音響共鳴アーク安定化装置と方法 Withdrawn JPH076887A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US029501 1993-03-11
US08/029,501 US5306987A (en) 1993-03-11 1993-03-11 Acoustic resonance arc stabilization arrangement in a discharge lamp

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH076887A true JPH076887A (ja) 1995-01-10

Family

ID=21849355

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6038945A Withdrawn JPH076887A (ja) 1993-03-11 1994-03-10 放電ランプの音響共鳴アーク安定化装置と方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5306987A (ja)
EP (1) EP0615278A1 (ja)
JP (1) JPH076887A (ja)
CA (1) CA2116951A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006278062A (ja) * 2005-03-28 2006-10-12 Matsushita Electric Works Ltd 無電極放電灯点灯装置、および照明器具
JP2011530794A (ja) * 2008-08-14 2011-12-22 オスラム アクチエンゲゼルシャフト 高圧放電ランプ

Families Citing this family (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0528489B1 (en) * 1991-08-14 1995-12-20 Matsushita Electric Works, Ltd. Electrodeless discharge lamp
US5519285A (en) * 1992-12-15 1996-05-21 Matsushita Electric Works, Ltd. Electrodeless discharge lamp
US5508592A (en) * 1994-12-21 1996-04-16 Osram Sylvania Inc. Method for deflecting the arc of an electrodeless hid lamp
US5729090A (en) * 1995-02-21 1998-03-17 General Electric Company Sodium halide discharge lamp
US5684367A (en) * 1996-01-16 1997-11-04 Osram Sylvania Inc. Color control and arc stabilization for high-intensity, discharge lamps
US5838108A (en) * 1996-08-14 1998-11-17 Fusion Uv Systems, Inc. Method and apparatus for starting difficult to start electrodeless lamps using a field emission source
TW348363B (en) * 1996-10-21 1998-12-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd Operating method and operating apparatus for a high pressure discharge lamp
US5841243A (en) * 1997-05-23 1998-11-24 Northrop Grumman Corporation Load matched excitation circuit for an electrodeless lamp including a frequency swept RF excitation source
US6313587B1 (en) 1998-01-13 2001-11-06 Fusion Lighting, Inc. High frequency inductive lamp and power oscillator
US6104145A (en) * 1998-07-08 2000-08-15 Osram Sylvania Inc. Method of DC operation of a discharge lamp with ARC stabilization
US6124683A (en) * 1999-04-14 2000-09-26 Osram Sylvania Inc. System for and method of operating a mercury free discharge lamp
US6229269B1 (en) 1999-05-21 2001-05-08 Osram Sylvania Inc. System for and method of operating a discharge lamp
US6184633B1 (en) * 1999-06-17 2001-02-06 Philips Electronics North America Corporation Reduction of vertical segregation in a discharge lamp
US6680582B1 (en) * 2000-10-06 2004-01-20 Koninklijke Philips Electronics N.V. System and method for employing pulse width modulation for reducing vertical segregation in a gas discharge lamp
US6653799B2 (en) * 2000-10-06 2003-11-25 Koninklijke Philips Electronics N.V. System and method for employing pulse width modulation with a bridge frequency sweep to implement color mixing lamp drive scheme
US6753657B2 (en) * 2000-12-04 2004-06-22 Cognitek Management Systems Discrete modulation ballast operation and method of use
US6437517B1 (en) 2001-02-22 2002-08-20 Koninklijke Philips Electronics N.V. Method and system for exciting an azimuthal acoustic and longitudinal acoustic combination mode
US6791280B2 (en) 2001-03-30 2004-09-14 Advanced Lighting Technologies, Inc. System and method for generating a discharge in high pressure gases
US6483259B1 (en) 2001-06-12 2002-11-19 Koninklijke Phillips Electronics N.V. Method and apparatus for determining power frequencies that cause arc instabilities in discharge lamps
US6737815B2 (en) * 2001-12-21 2004-05-18 Koninklijke Philips Electronics N.V. Reducing vertical segregation in a HID lamp operated at VHF frequencies using simultaneous arc straightening and color mixing
US7281492B2 (en) * 2002-04-01 2007-10-16 Advanced Lighting Technologies, Inc. System and method for generating a discharge in gases
US6696802B1 (en) 2002-08-22 2004-02-24 Fusion Uv Systems Inc. Radio frequency driven ultra-violet lamp
US20050132211A1 (en) * 2003-08-01 2005-06-16 Mamoon Yunus Java cryptographic engine to crypto acceleration integration
EP1683317B1 (en) * 2003-09-19 2010-11-10 Panasonic Corporation Multicarrier communication method, system and apparatus
WO2013159037A1 (en) * 2012-04-19 2013-10-24 Luxim Corporation Electrodeless plasma lamp utilizing acoustic modulation
CZ2013736A3 (cs) * 2013-09-24 2014-11-26 České vysoké učení technické v Praze - Fakulta elektrotechnická Zařízení s akusticky stabilizovaným elektrickým výbojem
JP6931129B2 (ja) 2017-11-03 2021-09-01 ヘレウス ノーブルライト アメリカ エルエルシーHeraeus Noblelight America LLC 紫外線ランプシステムおよびそれを動作および構成する方法

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4959592A (en) * 1988-06-20 1990-09-25 General Electric Company Starting electrodes for HID lamps
US4894591A (en) * 1988-09-06 1990-01-16 General Electric Company Inverted Excitation coil for HID lamps
AU632094B2 (en) * 1989-03-08 1992-12-17 General Electric Company Acoustic resonance operation for xenon-metal halide lamps
US4983889A (en) * 1989-05-15 1991-01-08 General Electric Company Discharge lamp using acoustic resonant oscillations to ensure high efficiency
US5198727A (en) * 1990-02-20 1993-03-30 General Electric Company Acoustic resonance operation of xenon-metal halide lamps on unidirectional current
US5059868A (en) * 1990-05-23 1991-10-22 General Electric Company Starting circuit for an electrodeless high intensity discharge lamp
US5107185A (en) * 1990-06-24 1992-04-21 General Electric Company Shielded starting coil for an electrodeless high intensity discharge lamp
US5095249A (en) * 1990-12-04 1992-03-10 General Electric Company Gas probe starter for an electrodeless high intensity discharge lamp
US5140227A (en) * 1990-12-04 1992-08-18 General Electric Company Starting aid for an electrodeless high intensity discharge lamp
US5248918A (en) * 1990-12-04 1993-09-28 General Electric Company Starting aid for an electrodeless high intensity discharge lamp
US5243261A (en) * 1991-02-07 1993-09-07 U.S. Philips Corporation Modulated high frequency dimmer circuit with infrared suppression
US5150015A (en) * 1991-04-15 1992-09-22 General Electric Company Electrodeless high intensity discharge lamp having an intergral quartz outer jacket
US5151633A (en) * 1991-12-23 1992-09-29 General Electric Company Self-extinguishing gas probe starter for an electrodeless high intensity discharge lamp
US5187412A (en) * 1992-03-12 1993-02-16 General Electric Company Electrodeless high intensity discharge lamp

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006278062A (ja) * 2005-03-28 2006-10-12 Matsushita Electric Works Ltd 無電極放電灯点灯装置、および照明器具
JP4501748B2 (ja) * 2005-03-28 2010-07-14 パナソニック電工株式会社 無電極放電灯点灯装置、および照明器具
JP2011530794A (ja) * 2008-08-14 2011-12-22 オスラム アクチエンゲゼルシャフト 高圧放電ランプ

Also Published As

Publication number Publication date
CA2116951A1 (en) 1994-09-12
US5306987A (en) 1994-04-26
EP0615278A1 (en) 1994-09-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH076887A (ja) 放電ランプの音響共鳴アーク安定化装置と方法
KR100450650B1 (ko) 방전램프작동용장치및그방법
US6184633B1 (en) Reduction of vertical segregation in a discharge lamp
JP3524581B2 (ja) 高圧放電ランプの点灯方法
JPH0679517B2 (ja) 無電極高光度放電ランプ用始動回路
US6788007B2 (en) Use of arc straightening in HID lamps operated at VHF frequencies
Fellows A study of the high intensity discharge lamp-electronic ballast interface
US5095249A (en) Gas probe starter for an electrodeless high intensity discharge lamp
JPH0680596B2 (ja) 無電極高光度放電ランプ用始動補助装置
US5047693A (en) Starting aid for an electrodeless high intensity discharge lamp
JPH04292898A (ja) 無電極高光度放電ランプ用2段共振始動回路
JPH04292899A (ja) 無電極高光度放電ランプ用始動回路
US5151633A (en) Self-extinguishing gas probe starter for an electrodeless high intensity discharge lamp
ZA200503190B (en) Improved process for the preparation of 1,3-substituted indenes
US5084654A (en) Starting aid for an electrodeless high intensity discharge lamp
US5157306A (en) Gas probe starter for an electrodeless high intensity discharge lamp
US6737815B2 (en) Reducing vertical segregation in a HID lamp operated at VHF frequencies using simultaneous arc straightening and color mixing
KR820002107B1 (ko) 소형 금속증기방전램프의 고주파 동작방법
JPH05190290A (ja) 無電極高輝度放電ランプのシールドした始動コイル

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20010605