JP4697114B2 - 無電極放電灯点灯装置及びその照明器具 - Google Patents

無電極放電灯点灯装置及びその照明器具 Download PDF

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本発明は無電極放電灯点灯装置及びその照明器具に関するものである。
第1の従来例として特開2005−158464号公報に示される無電極放電灯点灯装置がある。これは、共振回路を有する電力変換回路の出力を無電極放電灯に近接する誘導コイルに供給するものであり、図2に示すように、動作周波数finvが開始周波数fsから徐々に減少して行き、電力変換回路の出力電圧が始動電圧に達すると、無電極放電灯が点灯して共振特性が始動時の曲線イから点灯時の曲線ロへ変化することで出力電圧Vcoilが下降する。さらに無電極放電灯が点灯した後も動作周波数finvは終了周波数feまで減少し、その後、動作周波数finvは電力変換回路の共振電流が無電極放電灯の定格点灯時における所望のレベルになるように制御される。即ち、電力変換回路の出力は所定の動作周波数での連続発振動作を行っている。
第2の従来例として特開2000−353600号公報に示される無電極放電灯点灯装置がある。これは、無電極放電灯に近接配置される誘導コイルの両端電圧Vcoilの振幅を間欠的に変化させ、高振幅の期間では無電極放電灯を点灯させ、低振幅の期間では誘導コイルの両端電圧Vcoilを点灯維持電圧未満とすることで無電極放電灯を消灯させ、点灯期間と消灯期間の時間比率により無電極放電灯の点滅動作を行い、所望の出力を得ている。
なお、特許文献3(特開昭62−163296号公報)には、無電極放電灯点灯装置において、温度検知回路を設け、低温始動時に管内温度を上昇させた後、放電灯を始動することが提案されている。
特開2005−158464号公報 特開2000−353600号公報 特開昭62−163296号公報
無電極放電灯では高い始動電圧が必要であるので、電力変換回路の共振回路のQが高く設計される。そのため、周囲温度の影響を受けやすく、入力電力特性等の大きな変化を生じ、立ち消えといった問題が生じやすい。特に間欠発振による点灯は、低電力出力等の無電極放電灯が立ち消えしやすい状況で用いられることが多い。であるから、間欠発振では多くの場合、周囲温度が変化しても共振曲線上の動作点をずらさないよう制御する必要がある。
《間欠発振に伴う問題点》
無電極放電灯で間欠発振させる場合、共振回路のQが高く設計されるので、温度特性によって駆動周波数がずれることで次のような問題が起こりやすい。駆動周波数が共振曲線の出力の小さい側(図2の右側)に変化すると、点灯期間のランプ入力電力は低下する。このとき生成されるプラズマが少なくなるので、消灯期間でのプラズマ拡散は早くなる。よって、再点弧電圧が上がり、カプラ、回路素子への連続的なストレスの印加、騒音の増大につながる。共振点付近で動作させるときは、共振曲線の左右どちら側にずれてもこの問題が発生する。すなわち、駆動周波数が共振曲線の左側にずれると、消灯期間のインバータ回路出力も共振の山側に移動することで増大する。これが雑音増加や、消灯期間での損失増大につながる。
なお、初始動時や点灯後回路が冷えている間は上記の問題が発生しなくとも、回路が温まると温度特性により駆動周波数が変化することで上記のような問題が生じる場合もある。
間欠発振動作では、ただでさえ点灯・消灯を繰り返し、周期的に再点弧電圧が発生するため、連続発振の場合と比較してランプの電力制御が難しく、ユニット間の電気特性ばらつきが大きい。これに温度特性による特性変化等が加わると、特性の差はかなり大きくなり、場合によっては電力を収めたい範囲内に収めることができなくなる。
《始動電圧に関する問題点》
無電極放電灯の始動時、再点弧時には、高い始動電圧が必要である。共振回路のQが高いため、温度特性により駆動周波数が少しでもずれるとこの始動電圧が出せなくなる。特に間欠発振の場合、点灯中にも常に高い再点弧電圧を必要とする。初始動時や点灯後回路が冷えている間は所定の始動電圧、再点弧電圧を出すことができても、回路が温まると温度特性により駆動周波数が変化する。このとき、駆動周波数が共振点と逆側に変化すると、所定の再点弧電圧が出せなくなり、ランプは消灯する。一方、駆動周波数が共振点側にずれると、回路のオーバーシュート等により再点弧電圧が出過ぎて、これがストレスの増加、騒音の増加につながる。
本発明は上述のような点に鑑みてなされたものであり、無電極放電灯点灯装置において、温度特性による特性変化を抑制し、始動性を改善するとともに立ち消えを防止することを課題とする。
本発明は、上記の課題を解決するために、図1に示すように、少なくともスイッチング素子Q1,Q2と共振回路11を含み、直流電力を高周波電力に変換して出力する電力変換回路1と、前記電力変換回路1の出力端に接続され、バルブ内に放電ガスを封入した無電極放電灯Lに近接配置される誘導コイル2と、制御電流に応じた駆動周波数で前記スイッチング素子Q1,Q2を駆動する駆動回路3と、インピーダンス素子を含んで構成され、インピーダンス値に応じた前記制御電流を出力する電流制御部7とを備える無電極放電灯点灯装置であって、前記駆動回路3に含まれ、制御電流に応じ駆動周波数を制御するとともに、同じ制御電流でも駆動温度によって駆動周波数が変化する特性の駆動ICを有し、周囲温度が変化することによる前記電力変換回路1の共振回路11の共振周波数の変化に対して前記駆動周波数を追随させるように前記電流制御部7にインピーダンス値を可変する感温素子Rtを備え、少なくとも駆動ICと感温素子Rtが定性的に同様の温度変化となる程度まで、感温素子Rtが駆動IC近辺に配置されるとともに、前記電流制御部7に接続され、前記無電極放電灯Lを点弧もしくは再点弧させる時に前記電力変換回路1からの出力電圧を検出し、前記周囲温度が変化することで前記出力電圧が所定値からずれるのを前記感温素子Rtにより抑えるように、前記出力電圧に基づいて前記制御電流を変化させる始動制御部6を備えることを特徴とするものである。
本発明によれば、周囲温度の変化に対し、駆動回路の温度特性によって通常では駆動周波数が本来の値からずれる場合でも、この駆動周波数のずれを抑える方向に感温素子によって制御電流を制御することで、駆動周波数を本来の値に近づけることができる。よって、共振曲線上の動作点を所定の範囲内に収めることができ、特性変化、立ち消えを防止する。
また、周囲温度の変化に対し、共振回路の回路定数が温度特性によって変化し、共振曲線がずれる場合でも、この共振曲線のずれに合わせて駆動周波数もずれるよう感温素子によって制御電流を制御することで、駆動周波数はずれるが、共振曲線上の動作点を所定の範囲以内に収めることができ、特性変化、立ち消えを防止できる。
(実施形態1)
図1に本発明の実施形態1に係る無電極放電灯点灯装置の回路構成を示す。この点灯装置は、電力変換回路としてのインバータ回路1と、誘導コイル2と、ドライブ回路3と、電圧検出回路4と、直流電源回路5と、始動制御部6と、電流制御部7とを備えている。電流制御部7に感温素子Rtを有することにより、広い範囲の周囲温度Ta(例えば−20℃〜+60℃)において、無電極放電灯Lを安定に始動及び点灯するものである。
無電極放電灯Lは、透明な球状のガラスバルブまたは内面に蛍光体が塗布された球状のガラスバルブ内に不活性ガス・金属蒸気等の放電ガス(例えば、水銀及び希ガス)が封入されている。そして、誘導コイル2から供給される高周波電力により、無電極放電灯L内に高周波プラズマ電流を発生させて紫外線もしくは可視光が発生する。
直流電源回路5は、例えば商用電源などの交流電源Vinからの交流電力を直流電力に変換し、インバータ回路1に供給するものである。図示された回路では、交流電力を全波整流するダイオードブリッジDBと、スイッチング素子Q5、インダクタL5、ダイオードD5、制御回路51及び平滑用コンデンサC5からなる昇圧チョッパ回路で構成されている。なお、チョッパ回路には、昇圧型のほか、降圧型、極性逆転型等があり、用途に応じて使い分けている。
インバータ回路1は、直流電源回路5から供給される直流電圧VDCを高周波電圧Vcoilに変換して出力する電力変換回路であり、誘導コイル2に対して、例えば、数十kHzから数百MHzの高周波電圧Vcoilを供給する。インバータ回路1は、2つのスイッチング素子Q1,Q2及び共振回路11を備える。
スイッチング素子Q1,Q2は、例えばFETなどが用いられ、それぞれのスイッチング状態(オン及びオフ)を可変することにより高周波電圧Vcoilの動作周波数finvを周波数スイープさせる。
共振回路11は、例えば、コイルLs及びコンデンサCs,Cpで構成され、共振周波数の近傍で大きな高周波電圧Vcoilを出力する。また、無電極放電灯Lを負荷とする場合、点弧始動時はインダクタ負荷であるため、有電極の蛍光ランプ等、他の光源と比較して始動時に大きな電力を必要とする。従って、安定した始動、点灯を行うためには共振回路11のQを高く設定する必要がある。
インバータ回路1より出力される高周波電圧Vcoilの動作周波数finvに対する変化を図2に示す。無電極放電灯Lの始動時には、動作周波数finvをfsからfeに向けて低下させ、共振回路11の共振周波数に近づくように周波数スイープさせることにより、高周波電圧Vcoilは徐々に増加していく。この周波数スイープの間に無電極放電灯Lが点弧始動に最低限必要な電圧を超えるように設計されているため、fsからfeの間のある周波数で無電極放電灯Lが点灯する。点灯後、直ちに図2の始動時の共振曲線イから点灯時の共振曲線ロ上に動作点が移動し、高周波電圧Vcoilは低減する。
このような周波数スイープによる始動を用いれば、例えば、無電極放電灯Lの周囲への金属筐体接近等、インバータ回路1の負荷インピーダンスの変動要因があり、高周波電圧Vcoilが大きく変化した場合であっても、負荷インピーダンス変動の影響を吸収可能であるため、無電極放電灯Lの安定始動及び点灯ができる。このような周波数スイープによる始動は、特に無電極放電灯負荷の場合に有効である。
インバータ回路1は駆動周波数を周期的に可変し、視覚的に感じない速さで点灯期間と消灯期間を繰り返すことで無電極放電灯の電力制御を行う。この電力制御は、調光しないフル出力時の電力制御手段として用いてもよいし、調光時の電力制御手段として用いてもよい。このように、無電極放電灯Lの動作状態はフル出力、調光出力のどちらでも構わないが、そのときの電力は20〜40Wと小電力なものであり、共振特性のずれに対して立消えしやすい状態であるものとする。
駆動周波数の周期的可変による電力制御において、Qの高い共振回路を用いても立消えしないよう、無電極放電灯Lの点灯期間での駆動周波数は共振点付近となるように制御されている。駆動周波数の制御方法として、共振定数のばらつき吸収及び電力制御をデューティ比で行うようにすることで、共振点付近での動作が可能となる。
誘導コイル2は、図1に示すように、インバータ回路1の出力側に接続され、インバータ回路1から高周波電圧Vcoilが供給される。これにより、誘導コイル2は、高周波電磁界を発生させて無電極放電灯Lに高周波電力を供給する。
ドライブ回路3は、電流制御部7からの制御電流Ifの大きさに応じて可変する周波数で、Hout端子とH−GND端子間、Lout端子とL−GND端子間にそれぞれスイッチング素子Q1,Q2に対する略矩形波状の駆動信号を出力する駆動回路である。スイッチング素子Q1,Q2に対する駆動信号の位相差は略180°である。
図3に示すように、制御電流Ifが大きいほど高周波電圧Vcoilの動作周波数finvが高くなるように駆動信号を出力する。なお、ドライブ回路3は、温度特性を持つ駆動ICを備えており、出力される駆動周波数は同じ制御電流Ifでも高温時ほどおよそリニアに高くなる(低温ほどおよそリニアに低くなる)特性を持っている。
電流制御部7は、インピーダンス素子であり、温度検出用の感温素子である感温抵抗Rtを備えている。感温抵抗Rtは、周囲温度Taによりインピーダンス値が変化し、周囲温度Taによりその抵抗値を略リニアに変化させることができる。例えば松下電子部品(株)製のERAシリーズを用いれば+1000ppm/℃〜+4700ppm/℃の種々の正温度係数を選択可能である。このような部品を使用すれば、周囲温度Taと感温抵抗Rtの抵抗値との関係は、図4の実線のように正の傾きで略リニアに変化する。従って、図5の実線のように制御電流Ifは高温になるほど小さく、低温になるほど大きくなるように変化する。
図4の破線で示す従来例の場合、周囲温度Taが上がると駆動電流Ifに変化がなくても駆動ICの温度特性のため、駆動周波数が高くなってしまう。この結果、共振曲線上の動作ポイントが共振点付近から共振曲線の右側にずれる(図2参照)。よって、出力の低下、立ち消えといった問題が起こる。このように、従来ならば周囲温度が変化すると、駆動ICの温度特性により駆動周波数がずれ、その結果、特にQの高い共振回路を用いている場合には、大きな電力変化や立消えといった問題が起こりやすい。
しかし、本実施形態の場合、図4の実線で示すように、周囲温度Taが高いほど感温抵抗Rtの抵抗値が上昇するので、図5の実線で示すように、周囲温度Taが高いほど制御電流Ifは小さくなる。このように、制御電流Ifが減少することにより、図3のように、駆動周波数finvが低い方にずれるように作用するので、高温時に動作周波数が高周波側へずれることを抑えることができる。これによって、出力電力の低下、ランプの立ち消えを防ぐことが可能となる。
電圧検出回路4は、図1に示すように、例えば、抵抗R8,R9、ダイオードD2,D3及びコンデンサC4により構成される。この電圧検出回路4は、インバータ回路1から出力される高周波電圧Vcoilを検出、整流及び平滑し、始動制御部6、電流制御部7に出力する。
始動制御部6は、図1に示すように、例えばオペアンプOP1、抵抗R5,R6を備え、電圧検出回路4の出力及びコンデンサC1の両端電圧Vc1から誘導コイル2の高周波電圧Vcoilが所定の値になるように制御電流Ifを可変する。また、直流電源E1を電源とし、抵抗R1、コンデンサC1からなる積分回路、コンデンサC1の電荷放電用スイッチSw、抵抗R2等から構成される回路を備え、電荷放電用スイッチSwがONからOFFに切り替わると、直流電源E1から電力供給を受け、抵抗R1を介してコンデンサC1を充電し、コンデンサC1の両端電圧Vc1をオペアンプOP1の非反転入力端子に出力する。
始動制御部6の動作原理について説明すると、コンデンサC1の両端電圧Vc1をオペアンプOP1の非反転入力端子に印加し、入力基準電圧とする。一方、電圧検出回路4の出力を、抵抗R5を介してオペアンプOP1の反転入力端子に印加する。オペアンプOP1は反転入力端子電圧がコンデンサC1の両端電圧Vc1に近づくように差動増幅動作を行い、電流制御部7を介して制御電流Ifをドライブ回路3に出力する。これにより、周囲温度Taと制御電流Ifとの関係は、図5のように負の傾きで略リニアに変化する。また、オペアンプOP1の差動増幅動作により、出力電圧設定値Veは、直流電圧VDCの電圧変動の影響を受けずに一定とすることができる(図6参照)。
また、駆動周波数の周期的可変による電力制御を行うために、PWMの始動制御信号である電圧Vpwmを出力する図外のPWM制御信号発生装置がある。このPWM制御信号発生装置は、この点灯装置内にあってもよいし、点灯装置の外にあり、PWM信号のみが点灯装置に入力されてもよい。
駆動周波数の周期的可変による電力制御について説明すると、始動制御信号Vpwmがスイッチング素子Q7の制御端子に入力され、スイッチング素子Q7がON→OFFに変化すると、直流電圧E1からの電力供給を受けて抵抗R1を介してコンデンサC1を充電し、コンデンサC1の両端電圧Vc1をオペアンプOP1の非反転入力端子に印加し、その出力に対応した制御電流Ifを、電流制御部7を介してドライブ回路3に出力する。その結果、抵抗R1、コンデンサC1より決定される時定数τ=τ1〔=C1×R1〕に応じて動作周波数finvは開始周波数fsから終了周波数feまで徐々にスイープする。
いま、ドライブ回路3において制御電流Ifと動作周波数finvの関係が図3の特性に設定されている場合、動作周波数finvは減少方向にスイープすることとなり、インバータ回路1の共振曲線が図2であるとすると、スイープに応じて誘導コイル電圧Vcoilが増加し、無電極放電灯Lの点弧始動が可能となる。
一方、スイッチング素子Q7がOFF→ONに変化すると、コンデンサC1の電荷が抵抗R3、スイッチング素子Q7を介して放電され、電圧Vc1のレベルは抵抗R1と抵抗R2//R3の分圧で決定され、誘導コイル電圧Vcoil=Vst1となり、誘導コイル電圧Vcoilが減少するので、無電極放電灯Lの点灯維持に必要な電圧より下回ることで消灯する。
従って、始動制御信号Vpwmにより周期的に点灯、消灯を繰り返すことにより間欠点灯が可能となり、始動制御信号VpwmのONデューティを可変することにより、無電極放電灯Lに対する平均的な電力を制御することができる。
また、本回路は、始動スイープの時定数を可変制御可能な時定数可変回路8を有している。時定数可変回路8はコンデンサC1に並列接続されたコンデンサC0、スイッチング素子Q9の直列回路から構成され、スイープの時定数はスイッチング素子Q9の制御入力に印加される時定数可変信号Vtによって切替制御され、スイッチング素子Q9がONの時、時定数τ=τ0〔=(C0+C1)×R1〕、OFFの時、時定数τ=τ1〔=C1×R1〕となる。
図8を用いて時定数可変回路8の動作について説明する。時間t=t0で交流電源Vinを投入し、一定時間後のt=t4まで、時定数可変信号VtをHレベルとすることでスイープの時定数τ=τ0となり、その後、時定数可変信号VtをLレベルとすることで時定数τ=τ1(<τ0)に減少する。
即ち、時定数t=t1で始動制御信号VpwmがH→Lレベルになり、無電極放電灯Lの初期点弧のスイープを行い、電圧Vcoil=Vign1で点弧するが、このときは時定数τ=τ0である。時間t=t3で始動制御信号VpwmがL→Hレベルになり、誘導コイル電圧Vcoil=Vst1と無電極放電灯Lの点灯に必要な電圧以下となり、消灯する。その後、時間t=t5で再び始動制御信号VpwmがH→Lレベルになり、無電極放電灯Lの再点弧のスイープを行い、電圧Vcoil=Vign2で再点弧するが、このときは時定数τ=τ1であり、これ以降は点滅周波数である始動制御信号Vpwmの周波数fpwmが100Hz〜数kHzの一定値で時定数τ=τ1として動作する。
この結果、本回路のように、時定数τ=τ0として初期点弧することによって、時定数τ=τ1で初期点弧する場合と比較して、初期点弧時の最高電圧Vcoil=Vign1を低減することが可能となる。従って、有電極の蛍光ランプ等、他の光源と比較して、無電極放電灯Lでは、インバータ回路1の共振回路11のQが高く設定されている場合であっても、高周波電圧Vcoilの立ち上がり角度が緩和され、少しずつ高周波電圧Vcoilを上昇させていくことができるので、誘導コイル2に必要以上に大きな電圧が印加されることがなく、よりきめ細かく、誘導コイル2に印加する高周波電圧Vcoilを制御することができる。
ただし、間欠点灯における消灯期間の誘導コイル電圧Vcoil=Vst1のレベルは、過大に高くしてもインバータ回路1や、誘導コイル2等での損失が増大するため、実質的に該損失が僅かとなる程度とする。
なお、間欠点灯における消灯は、インバータ回路1の動作周波数finvの制御により誘導コイル2の電圧Vcoilを点灯維持に必要な電圧未満とする手段以外にも、インバータ回路1の出力を停止させる手段(図示はしない)であっても構わない。
また、始動制御部6の時定数可変手段としてはコンデンサ以外にも抵抗を可変するものであってもよく、同様の効果が得られる。
さて、駆動周波数の周期的可変による電力制御は、通常、立ち消えしやすい場合に用いることが多いので、そのON期間では、立ち消えを防ぐため、駆動周波数は立消えしにくい共振点付近となるよう制御されている。よって、駆動周波数が共振曲線上の左右どちらにずれてもON期間時の出力電力は低下し、再点弧時の電圧は増大する。このため、回路素子、カプラヘの連続的なストレス増大、騒音増大という問題が起こる。さらに、従来では駆動ICの温度特性により周囲温度が低くなると駆動周波数が下がる。よって、間欠点灯のOFF期間の駆動周波数も下がり、その結果、OFF期間における共振曲線上の動作点が遅相モードでは共振の山の方にずれ、ランプ消灯状態ではあるが出力電圧が増大する。これが効率の悪化、雑音増大という問題を生じさせていた。
これに対して、本実施形態の構成では、感温素子Rtの働きによって周囲温度Taの変化により従来であれば駆動周波数がずれて行く場合であっても、このずれを小さくすることができるので、上記の問題の発生を抑えることが可能となる。すなわち、周囲温度変化に対する間欠点灯のON期間、OFF期間の駆動周波数のずれを抑えられるので、再点弧電圧増加による騒音増大、OFF期間における効率低下を抑えることができる。特に、間欠点灯のON期間では、周囲温度Taが変化しても感温素子Rtの作用で常に共振点付近で動作させることができる。これにより立ち消えを防ぐことが可能となる。
また、無電極放電灯はインダクタンス負荷で位相角があり、無効電流が効率に大きく影響する。共振点から高周波側にずれると位相角が大きくなり、効率が悪化するということが起こるが、これも防ぐことができる。
さらに、間欠点灯では電力特性等のばらつきが大きくなり、電力を所定の範囲内に抑えるのが難しいが、本発明によれば、周囲温度が変化した場合でも特性をおよそ一定化することが可能で、電力特性のばらつきを抑えることができる。
なお、ランプ点灯後、駆動IC等の温度特性を持つ素子の温度が時間と共に変化しても、これに合わせて同じ回路内の感温素子Rtの温度も変化するので、回路が冷えた状態から安定点灯時の温まった状態まで常に周波数補正を行うことができる。
一方、無電極放電灯Lが無い無負荷状態や、暗所始動時のように、無電極放電灯Lの始動に時間がかかる場合においては、オペアンプOP1の差動増幅動作により、誘導コイル電圧Vcoilは、ある設定電圧Veで一定となり、この設定電圧Veが誘導コイル2の高周波電圧Vcoilの上限値となる。
従来の場合、設定電圧Veに対応した設定周波数が高温ほど高周波側にずれる。よって、図6の破線のように、実際の出力電圧値は高温時ほど低下する。この結果、回路の出力電圧がランプの始動電圧を下回ってしまうことで、高温時にランプが点灯しないという問題があった。周囲温度全体にわたって始動時の出力電圧を増大させることで高温時の始動も可能とすることはできるが、これだと低温時のストレスが増大してしまう。
これに対して、本実施形態では感温抵抗Rtを用いることでインバータ回路1の設定電圧Veは、図6の実線のように、周囲温度Taに対しておよそ一定となるよう制御されている。よって、高温時も回路出力電圧がランプ始動電圧を下回ることはなく、良好な始動性を確保することができる。なお、ここでいう始動とは、間欠点灯のOFF期間からON期間に移行する際の再点弧の場合も含む。
また、本実施形態では、駆動周波数を制御し、感温抵抗Rtを含んだ電流制御部7を始動時、再点弧時、通常点灯時とも共用化することで部品点数を少なくすることができている。さらに、オペアンプOP1の差動増幅動作により、出力電圧設定値Veは直流電圧VDCの電圧変動の影響を受けず一定となり、出力電圧設定値Veの低下による始動性悪化も防止することができる。
このように、本実施形態では、感温素子Rtの作用により周囲温度Taが変化しても、始動時、再点弧時に駆動IC等の温度特性によって駆動周波数が設定値からずれるのを防ぎ、所定の値の始動電圧、再点弧電圧を出すことができる。また、始動時・点灯時とも同じ感温素子Rtで周波数補正を行うことで、部品点数が少なくなる。ランプ点灯後、駆動IC等の温度特性を持つ回路素子の温度が時間と共に変化すれば、これに合わせて同じ回路内の感温素子の温度も変化するので、回路が冷えた状態から安定点灯時の温まった状態まで再点弧電圧が変化したり、ランプ再点弧電圧を下回ることで不点となることはない。
図6は出力電圧Veが周囲温度に対しおよそ一定となるように制御した例であるが、図7のように高温時には出力電圧Veが若干下がるような特性を残しておいてもよい。この場合でも無電極放電灯の始動電圧を上回り、ランプ点灯が可能である。さらに、高温時に回路出力とランプ始動電圧の差が大きくなることがなく、ストレスを抑えた設計にすることができる。
また、実施形態1の変形例として、感温素子は正温度係数であればサーミスタ等の部品を用いてもよい。このような構成であっても実施形態1と同様の効果を得ることができる。また、ドライブ回路3内の温度特性を持つ駆動IC近辺に感温抵抗を設置することで、駆動中も駆動ICと感温抵抗が同じような温度変化をする。これによって、駆動ICが原因となる駆動周波数のずれに合わせて、より正確にこれを補正することが可能となる。
(実施形態2)
上述の実施形態1では、間欠点灯の場合について説明したが、図1の構成において、間欠点灯させない連続点灯の場合でも、駆動周波数を共振周波数から少しずらして電力調整する場合には、感温抵抗Rtを設けることが有効となる。本実施形態の回路構成は図1と同じでよいが、間欠点灯のための始動制御信号VpwmをLレベルに固定しておけば良い。
ここで、連続発振の場合に、前記感温素子は、前記共振周波数と前記駆動周波数の差が一定となるよう前記インピーダンス値を可変することが好ましい。このように、共振周波数と駆動周波数の差が一定になるよう制御すれば、共振曲線上の動作点がずれないから、電力変化も起こらない。これにより、特性変化、立ち消えを防止できる。
(実施形態3)
図9は本発明の無電極放電灯点灯装置で用いるバルブの断面図である。この図9に示すように、無電極放電灯Lは、断面凹形状の空洞部9bを有し、内部に放電ガスが封入されてなる略球状のバルブ9aから構成されるもので、バルブ9aの空洞部9b内に、フェライトコアを有する誘導コイル2が挿入されるものである。
誘導コイル2は、無電極放電灯Lの内部に封入された放電ガスに高周波電磁界を供給するものであり、導電性を有する線材が複数ターン巻回されたコイル本体2aと、コイル本体2aを保持するボビン2bと、ボビン2b内部に収納された略筒状のコア2cとを備えている。コア2cは、例えば高周波磁気特性の良好な、Mn−Znのフェライトからなり、アルミ等の金属材料で形成された放熱体21によって保持される。コア2cの発熱は、放熱体21を介して台座部20に捨てられる。なお、コア2cと放熱体21の間に金属の板材を丸めて渦巻き状にしたバネ部材22を介在させ、コア2cと放熱体21とを熱的に接続してある。
図10は本発明の無電極放電灯点灯装置で用いるカプラの斜視図である。カプラとは誘導コイル2とその周辺部材のことであり、図中、2aはコイル本体、2bはボビン、2cはコア、20は台座である。インバータ回路は金属ケース10に収納されて、管灯線12を介してカプラのコイル本体2aに給電している。このカプラは上述の無電極放電灯Lを構成するバルブ9aの空洞部9bに挿入されて、管灯線12を介してインバータ回路からコイル本体2aに高周波電力が供給されることでバルブ9a内に高周波電磁界が発生し、内部の放電ガスが放電するものである。
(実施形態4)
図11は無電極放電灯点灯装置と無電極放電灯Lから構成される照明器具の具体的構成例を示している。図示された照明器具は、反射部を構成するプリズム30と、プリズム30の基部に設けられたランプソケット部31と、ランプソケット部31の下方に設けられた回路収納部32と、全体を覆う笠33とを含んで構成されている。ランプソケット部31に無電極放電灯Lが装着され、回路収納部32に無電極放電灯点灯装置を構成する回路が収納されるものである。
本実施形態によれば、照明器具に実施形態1〜3の無電極放電灯点灯装置を用いることにより、特性変化が少なく、立ち消えしにくい、信頼性の高い照明器具を提供することが可能である。
本発明の実施形態1に係る無電極放電灯点灯装置の回路図である。 図1の点灯装置に用いる共振回路の特性図である。 図1の点灯装置の制御電流と駆動周波数の関係を示す特性図である。 図1の点灯装置に用いる感温抵抗の温度特性を示す特性図である。 図1の点灯装置の制御電流の温度特性を示す特性図である。 本発明の実施形態1の動作説明図である。 本発明の実施形態1の一変形例の動作説明図である。 図1の点灯装置の間欠発振動作を示す動作波形図である。 本発明の無電極放電灯点灯装置で用いるバルブの断面図である。 本発明の無電極放電灯点灯装置で用いるカプラの斜視図である。 本発明の無電極放電灯点灯装置を用いる照明器具の一部破断せる正面図である。
符号の説明
1 インバータ回路(電力変換回路)
2 誘導コイル
3 ドライブ回路
4 電圧検出回路
5 直流電源回路
6 始動制御部
7 電流制御部
11 共振回路
Rt 感温素子
L 無電極放電灯

Claims (4)

  1. 少なくともスイッチング素子と共振回路を含み、直流電力を高周波電力に変換して出力する電力変換回路と、
    前記電力変換回路の出力端に接続され、バルブ内に放電ガスを封入した無電極放電灯に近接配置される誘導コイルと、
    制御電流に応じた駆動周波数で前記スイッチング素子を駆動する駆動回路と、
    インピーダンス素子を含んで構成され、インピーダンス値に応じた前記制御電流を出力する電流制御部とを備える無電極放電灯点灯装置であって、
    前記駆動回路に含まれ、制御電流に応じ駆動周波数を制御するとともに、同じ制御電流でも駆動温度によって駆動周波数が変化する特性の駆動ICを有し、
    周囲温度が変化することによる前記電力変換回路の共振回路の共振周波数の変化に対して前記駆動周波数を追随させるように前記電流制御部にインピーダンス値を可変する感温素子を備え
    少なくとも駆動ICと感温素子が定性的に同様の温度変化となる程度まで、感温素子が駆動IC近辺に配置されるとともに、
    前記電流制御部に接続され、前記無電極放電灯を点弧もしくは再点弧させる時に前記電力変換回路からの出力電圧を検出し、前記周囲温度が変化することで前記出力電圧が所定値からずれるのを前記感温素子により抑えるように、前記出力電圧に基づいて前記制御電流を変化させる始動制御部を備えることを特徴とする無電極放電灯点灯装置。
  2. 前記感温素子は、前記共振周波数と前記駆動周波数の差が一定となるよう前記インピーダンス値を可変することを特徴とする請求項1記載の無電極放電灯点灯装置。
  3. 前記駆動周波数を可変し、視覚的に感じない速さで点灯期間と消灯期間を繰り返すことで前記無電極放電灯の電力制御を行うとともに、前記点灯期間において、前記周囲温度が変化しても前記駆動周波数が前記共振回路における共振点付近となることを特徴とする請求項1、2のいずれかに記載の無電極放電灯点灯装置。
  4. 請求項1〜のいずれかに記載の無電極放電灯点灯装置を備えた照明器具。
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