JP2006267806A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】現像剤カートリッジのリサイクル時に、忘れず保護カバーを現像剤カートリッジに装着するようにユーザに催促し、また、現像剤カートリッジを装置本体に装着する時に、取り外した保護カバーを捨てずに保管するようにユーザに催促することが可能な画像形成装置を提供する。
【解決手段】トナーカートリッジ26が本体ケーシング2に装着されていると判定された場合(S3:YES)、現像ローラカバー89がレーザプリンタ1側面のカバー保持部77に保持されているか否かが判定される(S6)。現像ローラカバー89がカバー保持部77に保持されていないと判定された場合(S6:NO)、ディスプレイ290により「ローラカバーをプリンタに取り付けてください」等のメッセージの表示を行う(S7)。ディスプレイ290の表示を見たユーザは、現像ローラカバー89がカバー保持部77に保持されていないことに気付き、カバー保持部77を用いて現像ローラカバー89をレーザプリンタ1の側面に保持させる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、現像剤カートリッジを備えたレーザプリンタなどの画像形成装置に関するものである。
従来から、レーザプリンタなどの電子写真方式の画像形成装置において、画像形成に係る現像カートリッジが着脱自在に装着され、リサイクル性の向上が図られている。
このような現像カートリッジには、充填室と現像室とが形成されており、充填室には、トナーが充填され、回転駆動されるアジテータが設けられており、現像室には、互いに接触して対向配置される供給ローラ及び現像ローラと、現像ローラの表面に圧接される層厚規制ブレードとが設けられている。
そして、現像カートリッジは、レーザプリンタに装着され、レーザプリンタからの動力が、ギヤの連結などによって入力されると、アジテータの回転駆動により、充填室内に充填されているトナーが現像室内に搬送され、現像室内において、そのトナーは、供給ローラの回転によって現像ローラに供給される。このとき、トナーは、供給ローラと現像ローラとの間で摩擦帯電される。さらに、現像ローラの表面上に供給されたトナーは、現像ローラの回転に伴って、層厚規制ブレードと現像ローラとの間に進入し、一定の厚さの薄層として現像ローラの表面上に担持される。
そして、このような現像カートリッジは、レーザプリンタにおいて、現像ローラと感光ドラムとが対向するように配置されている。現像ローラの表面上に薄層として担持されたトナーは、感光ドラムと対向した時に、その感光ドラムの表面上に形成されている静電潜像を現像して、可視像を形成する。そして、その可視像が転写ローラによって用紙に転写されることで、用紙に所定の画像が形成される。
また、このような現像カートリッジは、上述したように、レーザプリンタに装着されて使用されることにより充填室内のトナーが消費される。そして、トナーエンプティとなると、レーザプリンタはトナーエンプティを表示し、ユーザに対して現像カートリッジの交換を促すので、ユーザは、使用済みの現像カートリッジを取り外して、新たな現像カートリッジを装着するようにしている。そして、レーザプリンタから取り外された使用済みの現像カートリッジは、回収されて、リサイクルに供される。
然るに、現像カートリッジがレーザプリンタから取り外された状態では、現像ローラの表面の一部が現像カートリッジの筐体から露出するため、現像カートリッジの輸送中などに、現像ローラの露出部分に傷がつくおそれがある。そこで、このような現像カートリッジには、レーザプリンタから取り外された状態において、現像ローラを保護するための保護カバーが装着される。
このような保護カバーは、たとえば、感光体ドラムを有する感光体ユニットと、現像ローラおよび感光体ユニットを分離可能に連結する連結部を有する現像ユニットとを備えた電子写真装置において、連結部に、現像ローラの露出部を覆う保護カバーが、感光体ユニットの連結を不能とするように着脱自在に装着されるものが提案されている(実用新案文献1参照)。そして、この保護カバーは、連結部から取り外された際に、現像ユニット後方部の保管部に取付け可能にされる。このようにすれば、保護カバーが現像ローラの露出部分を覆っているときは、現像ローラの露出部の保護とトナー飛散防止とを図ることができ、保護カバーが連結部から取り外されたときは、保護カバーの紛失を防止することができる。
実開平6−023057号公報
しかしながら、実用新案文献1において、保護カバーが取り外されたときに保護カバーを保管部で保管できることを知っているユーザはともかく、初めて現像ユニットを装置本体に装着させるユーザなど、保管部の存在や保護カバーを捨ててはいけないことを認識していないユーザは、保護カバーを取り外した後、保護カバーの管理が十分にできず紛失してしまったり、保護カバーを捨ててしまったりする、という問題があった。また、現像ユニットをリサイクルに出すときなど、現像ユニットを装置本体から取り外したとき、保管部に保管しているカバーを現像ローラの露出部を覆うように装着するのを忘れ、輸送中などに現像ローラの露出部が損傷したり、トナーが飛散したりしてしまう問題もあった。
そこで、本発明は、このような問題に鑑みなされたものであって、現像剤カートリッジのリサイクル時に、忘れず保護カバーを現像剤カートリッジに装着するようにユーザに催促し、また、現像剤カートリッジを装置本体に装着する時に、取り外した保護カバーを捨てずに保管するようにユーザに催促することが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、請求項1に記載の画像形成装置では、現像剤を担持する現像剤担持体を有する現像剤カートリッジと、現像剤カートリッジを着脱可能に支持する枠体と、を備えた画像形成装置において、現像剤カートリッジに着脱可能で、装着時に現像剤担持体を覆い保護することが可能な保護カバーと、現像剤カートリッジから取り外した保護カバーを保持する保持手段と、保護カバーが保持手段に保持されていなければ、保護カバーを保持手段に保持させるように催促する旨のメッセージを出力する表示手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の画像形成装置では、現像剤カートリッジを検出する第1検出手段と、保護カバーを検出する第2検出手段と、第1検出手段が検出した信号に基づいて現像剤カートリッジが枠体に装着されているか否かを判定する第1判定手段と、第2検出手段が検出した信号に基づいて保護カバーが保持手段に保持されているか否かを判定する第2判定手段と、をさらに備え、第1判定手段によって現像剤カートリッジが枠体に装着されていると判定され、かつ、第2判定手段によって保護カバーが保持手段に保持されていないと判定された際には、表示手段によって保護カバーを保持手段に保持させるように催促する旨のメッセージが出力されることを特徴とする。
請求項3に記載の画像形成装置では、第1判定手段によって現像剤カートリッジが枠体に装着されていないと判定されたとき、第2判定手段によって保護カバーが保持手段に保持されていると判定された際には、表示手段によって保護カバーを保持手段から取り外すように催促する旨のメッセージが出力されることを特徴とする。
請求項4に記載の画像形成装置では、保護カバーに設けられ、現像剤カートリッジの情報を保持する記憶手段と、記憶手段に記憶されている現像剤カートリッジの情報を読取る読取り手段と、読取り手段によって読取られた現像剤カートリッジの情報に基づいて、現像剤カートリッジが使用可能か否かを判定する第3判定手段と、第3判定手段によって現像剤カートリッジが使用不可能であると判定されたとき、表示手段によって現像剤カートリッジを交換するように催促する旨のメッセージが出力されることを特徴とする。
請求項5に記載の画像形成装置では、第3判定手段によって現像剤カートリッジが使用不可能であると判定されたとき、画像形成装置による画像の形成を禁止する制御手段をさらに備えたことを特徴とする。
請求項1の画像形成装置によれば、現像剤カートリッジから取り外した保護カバーを保持手段に保持し忘れていたとしても、表示手段によって保護カバーを保持手段に保持するようにユーザに催促する旨のメッセージが出力されるので、保護カバーを捨てたり紛失したりすることなく保管しておくことができる。
請求項2の画像形成装置によれば、使用済みの現像剤カートリッジから新しい現像剤カートリッジに交換する際に、新しい現像剤カートリッジが枠体に装着されたのに保護カバーが保持手段に保持され忘れていたとしても、表示手段によって保護カバーを保持手段に保持するようにユーザに催促する旨のメッセージが出力されるので、保護カバーを捨てたり紛失したりすることなく保管しておくことができる。
請求項3の画像形成装置によれば、使用済みの古い現像剤カートリッジから新しい現像剤カートリッジに交換するとき、古い現像剤カートリッジが枠体から取り外されたにも拘わらず、保護カバーを保持手段から取り外し忘れていたとしても、表示手段によって保護カバーを保持手段から取り外すようにユーザに催促する旨のメッセージが出力される。したがって、確実に保護カバーを現像剤カートリッジに装着してからリサイクルに出すことができ、現像剤担持体が損傷せず、現像剤も飛散しない。
請求項4の画像形成装置によれば、読取り手段によって記憶手段に記憶されている、現像剤カートリッジの製造番号、製造年月日等の情報を読取ることにより、現像剤カートリッジの種類が、装着される画像形成装置に適しているか、また、現像剤カートリッジの寿命はまだあるかなど、現像剤カートリッジが使用可能な状態であるか否かを判定することができる。現像剤カートリッジが使用不可能な状態である場合は、表示手段によって現像剤カートリッジを交換するように催促する旨のメッセージが出力されるので、常に画像形成装置による印字に適した現像剤カートリッジを使用することができる。また、記憶手段は、保護カバーに設けられているので、現像剤カートリッジに設けられるよりも汚れにくく、読取り手段が記憶手段から正確に現像剤カートリッジについての情報を読取ることができる。
請求項5の画像形成装置によれば、表示手段によって現像剤カートリッジが使用不可能であることが表示されているにも拘わらず、ユーザが使用不可能な現像剤カートリッジを用いて印字しようとしたとしても、画像印字を禁止することができ、画質の悪い画像を形成してしまうのを防止することができる。
〔第1実施形態〕
(全体構成)
まず、本発明の現像剤カートリッジとしてのトナーカートリッジを備えた画像形成装置としてのレーザプリンタの全体構成を、図1〜図6を参照して説明する。図1は、レーザプリンタ1の一実施形態を示す要部側断面図である。図2は、レーザプリンタ1から取り外した状態のプロセスカートリッジ18を示す要部側断面図である。図3は、レーザプリンタ1の斜視図である。図4は、側面に設けられたカバー保持部77に現像ローラカバー89を保持している状態のレーザプリンタ1を示す斜視図である。図5は、トナーカートリッジ26の側断面図である。図6は、レーザプリンタ1の本体ケーシング2から取り外した状態のトナーカートリッジ26を示す斜視図である。このレーザプリンタ1は、本体ケーシング2内に、用紙3を給紙するための給紙部4や、給紙された用紙3に画像を形成するための画像形成部5などを備えている。
枠体としての本体ケーシング2において、図1右側の側壁には、後述するプロセスカートリッジ18を着脱するための着脱開口部6が形成されており、着脱開口部6を開閉するためのフロントカバー7が設けられている。このフロントカバー7は、その下端部に挿通された図示しないカバー軸に回動自在に支持されている。これによって、フロントカバー7をカバー軸を支点として閉じると、図1に示すように、フロントカバー7によって着脱開口部6が閉鎖され、フロントカバー7をカバー軸を支点として傾倒させると、図2に示すように、着脱開口部6が開放され、着脱開口部6からプロセスカートリッジ18を本体ケーシング2に対して着脱させることができる。
図3及び図4に示すように、本体ケーシング2において、側壁の1つには、後述する保護カバーとしての現像ローラカバー89を保持する、後述する保持手段としてのカバー保持部77が形成される。また、カバー保持部77が形成された側壁には、現像ローラカバー89に取り付けられ、現像剤カートリッジとしてのトナーカートリッジ26の製造番号、製造年月日、トナーカートリッジ26内にトナーをリフィルした回数など、トナーカートリッジ26の情報を記憶している記憶手段としてのICチップ109の情報を読取る、後述する読取り手段としての読取りセンサ80が取り付けられている。
尚、以下では、レーザプリンタ1およびプロセスカートリッジ18(後述するトナーカートリッジ26を含む。)において、フロントカバー7が設けられる側を「前側」とし、その反対側を「後側」とする。
<給紙部の構成>
給紙部4は、本体ケーシング2内の底部に、着脱可能に装着される給紙トレイ8と、給紙トレイ8の前端部の上方に設けられる給紙ローラ9および分離パッド10と、給紙ローラ9の後側に設けられるピックアップローラ11と、給紙ローラ9の前側下方において対向配置されるピンチローラ12と、給紙ローラ9の後側上方に設けられるレジストローラ13とを備えている。
給紙トレイ8の内部には、用紙3を積層状に載置可能な用紙押圧板14が備えられている。用紙押圧板14は、後端部において揺動可能に支持されることによって、前端部が上下方向に揺動可能にされている。また、給紙トレイ8の前端部には、用紙押圧板14の前端部を上方に持ち上げるためのレバー15が設けられている。レバー15は、用紙押圧板14の前側から下側へ回り込むように断面略L字状に形成されており、その上端部が、給紙トレイ8の前端部に設けられたレバー軸16に取り付けられ、その後端部が、用紙押圧板14の下面の前端部に当接している。これによって、レバー軸16に図中時計回りの回転駆動力が入力されると、レバー15がレバー軸16を支点として回転し、レバー15の後端部が用紙押圧板14の前端部を持ち上げる。
用紙押圧板14の前端部が持ち上げられると、用紙押圧板14の最上位にある用紙3は、ピックアップローラ11に押圧され、ピックアップローラ11の回転によって、給紙ローラ9と分離パッド10との間に向けて搬送開始される。一方、給紙トレイ8を本体ケーシング2から引き出すと、用紙押圧板14は、自重によって、前端部が下方に移動し、給紙トレイ8の底面に沿った状態になる。この状態で、用紙押圧板14上に用紙3を積層状に載置することができる。
レジストローラ13は、互いに対向する1対のローラから構成され、用紙3を、レジスト後に、画像形成部5の転写位置(後述する感光ドラム28と転写ローラ30との間のニップ位置であって、感光ドラム28上のトナー像を用紙3に転写する位置)に向けて搬送する。
<画像形成部の構成>
画像形成部5は、スキャナ部17、プロセスカートリッジ18、定着部19などを備えている。以下、これらの各構成要素について詳しく説明する。
<スキャナ部の構成>
スキャナ部17は、本体ケーシング2内の上部に設けられ、図示しないレーザ光源、回転駆動されるポリゴンミラー20、fθレンズ21、反射鏡22、レンズ23および反射鏡24などを備えている。レーザ光源から発光される画像データに基づくレーザビームは、破線で示すように、ポリゴンミラー20で偏向されて、fθレンズ21を通過した後、反射鏡22によって光路が折り返され、さらにレンズ23を通過した後、反射鏡24によってさらに光路が下方に屈曲されることにより、プロセスカートリッジ18の後述する感光ドラム28の表面上に高速走査にて照射される。
<プロセスカートリッジの構成>
プロセスカートリッジ18は、スキャナ部17の下方において、本体ケーシング2に対して着脱可能に装着されている(図2参照)。プロセスカートリッジ18は、ドラムカートリッジ25と、ドラムカートリッジ25に対して着脱可能に装着されるトナーカートリッジ26とを備えている。尚、トナーカートリッジ26は、本体ケーシング2に対してドラムカートリッジ25と一体的に着脱させることができ、また、ドラムカートリッジ25を本体ケーシング2に装着した状態で、トナーカートリッジ26のみを本体ケーシング2に対して着脱させることもできる。
<ドラムカートリッジの構成>
ドラムカートリッジ25は、それぞれ前後方向に延び、前後方向および上下方向に直交する方向(以下、「幅方向」という。)において互いに対向配置された1対の側板27間において、後側に、感光ドラム28、スコロトロン型帯電器29、転写ローラ30およびクリーニングブラシ31を備えている。
<感光ドラムの構成>
感光ドラム28は、最表層がポリカーボネートなどからなる正帯電性の感光層により形成される円筒形状のドラム本体32と、ドラム本体32の軸心において、ドラム本体32の長手方向に沿って延びる金属製のドラム軸33とを備えている。ドラム軸33がドラムカートリッジ25の両側板27に固定支持され、ドラム軸33に対してドラム本体32が回転可能に支持されることにより、感光ドラム28は、両側板27間において、ドラム軸33を中心に回転可能に設けられている。
<スコロトロン型帯電器の構成>
スコロトロン型帯電器29は、感光ドラム28の後側斜め上方において、感光ドラム28と接触しないように、間隔を隔てて対向配置されている。スコロトロン型帯電器29は、タングステンなどの帯電用ワイヤからコロナ放電を発生させる正帯電用のスコロトロン型の帯電器であり、感光ドラム28の表面を一様に正極性に帯電させることができるように設けられている。
<転写ローラの構成>
転写ローラ30は、ドラムカートリッジ25の両側板27に回転自在に支持されており、感光ドラム28と上下方向において下側から対向して接触し、感光ドラム28との間にニップを形成するように配置されている。転写ローラ30は、金属製のローラ軸34を、導電性のゴム材料からなるローラ35で被覆することにより構成されている。転写ローラ30には、転写時に転写バイアスが印加される。
<クリーニングブラシの構成>
クリーニングブラシ31は、感光ドラム28の後方において、ブラシの先端が感光ドラム28のドラム本体32の表面に接触する状態で配置されている。
<トナーカートリッジの構成>
トナーカートリッジ26は、ドラムカートリッジ25の両側板27間における前側に着脱自在に装着される。図5に示すように、トナーカートリッジ26は、筐体36と、筐体36内に設けられる、供給ローラ38、現像ローラ39およびブレードユニット40とを備えている。
筐体36は、下フレーム41および上フレーム42からなり、後側に向けて開放される開口43を有するボックス状をなし、その内部に、トナー収容室44および現像室45が画成されている。
トナー収容室44内には、現像剤として、正帯電性の非磁性1成分のトナーが収容されている。このトナーとしては、重合性単量体、たとえば、スチレンなどのスチレン系単量体や、アクリル酸、アルキル(C1〜C4)アクリレート、アルキル(C1〜C4)メタアクリレートなどのアクリル系単量体を、懸濁重合などの公知の重合方法によって共重合させることにより得られる重合トナーが使用されている。このような重合トナーは、球状をなし、流動性が極めて良好であり、高画質の画像形成を達成することができる。尚、このようなトナーには、カーボンブラックなどの着色剤やワックスなどが配合され、また、流動性を向上させるために、シリカなどの外添剤が添加されている。その粒子径は、6〜10μm程度である。
また、トナー収容室44内には、トナー収容室44内のトナーを攪拌するためのアジテータ65が設けられている。
供給ローラ38は、現像室45内において、前側下方に配置され、金属製の供給ローラ軸69と、供給ローラ軸69の周りを被覆する、導電性の発泡材料からなるスポンジローラ70とを備えている。
現像ローラ39は、現像室45内において、後側下方に配置され、供給ローラ38と互いに圧接され、かつ、後側部分が筐体36の開口43から後方に部分的に露出するように設けられている。現像ローラ39は、金属製の軸としての現像ローラ軸71と、現像ローラ軸71の周りを被覆する、導電性のゴム材料からなるゴムローラ72とを備えている。ゴムローラ72は、カーボン微粒子などを含む導電性のウレタンゴムまたはシリコーンゴムからなり、表面が、フッ素含有ウレタンゴムまたはシリコーンゴムにより被覆されている。
ブレードユニット40は、図5に示すように、ブレード73と、ブレード73を支持するための曲がり防止部材74および補強板75とを備えている。ブレードユニット40は、ブレード73が曲がり防止部材74および補強板75によって挟持された状態で、補強板75がブレード取付部55に取り付けられている。
曲がり防止部材74は、下壁48の後側下壁部51の後端縁部82と上下方向において対向配置され、ブレードユニット40の組み付け時に把持する部材としての機能と、後述する現像ローラカバー89を当接して支持する機能とを兼備している。
<定着部の構成>
定着部19は、プロセスカートリッジ18の後側に設けられ、定着フレーム83と、定着フレーム83内に、加熱ローラ84および加圧ローラ85とを備えている。加熱ローラ84は、金属素管と金属素管内に加熱のためのハロゲンランプとを備え、図示しないモータからの動力の入力により回転駆動される。加圧ローラ85は、加熱ローラ84の下方において、加熱ローラ84を押圧するように対向配置されている。加圧ローラ85は、金属製のローラ軸を、ゴム材料からなるローラで被覆することにより構成されており、加熱ローラ84の回転駆動に従って従動する。
(画像形成動作例)
以上のような本実施形態のレーザプリンタ1において、印刷時の動作を、図1を参照して説明する。
まず、ピックアップローラ11によって給紙ローラ9と分離パッド10との間に向けて送り出された用紙3は、給紙ローラ9の回転によって、給紙ローラ9と分離パッド10との間に挟まれたときに、確実に1枚毎に給紙される。給紙された用紙3は、給紙ローラ9とピンチローラ12との間を通り、レジストローラ13に搬送される。
また、アジテータ65が回転されることによって、トナー収容室44内のトナーは、攪拌され、トナー放出口63から現像室45に向けて放出される。現像室45に放出されるトナーは、供給ローラ38の回転によって、現像ローラ39上に供給され、このとき、供給ローラ38と現像ローラ39との間で正に摩擦帯電される。現像ローラ39上に供給されたトナーは、現像ローラ39の回転に伴って、ブレードユニット40の押圧ゴム部材76と現像ローラ39との間に進入し、一定厚さの薄層となって、現像ローラ39上に担持される。
一方、感光ドラム28の表面は、スコロトロン型帯電器29により一様に正帯電された後、スキャナ部17からのレーザビームの高速走査により露光され、画像データに基づく静電潜像が形成される。
次いで、現像ローラ39の回転により、現像ローラ39上に担持されかつ正帯電されているトナーが、感光ドラム28に対向して接触する時に、感光ドラム28の表面上に形成される静電潜像、すなわち、一様に正帯電されている感光ドラム28の表面のうち、レーザビームによって露光され電位が下がっている露光部分に供給され、選択的に担持されることによって可視像化され、これによって反転現像によりトナー像が形成される。
その後、感光ドラム28と転写ローラ30とが、それらの間で用紙3を挟持して搬送するように回転駆動され、感光ドラム28と転写ローラ30との間を用紙3が搬送されることにより、感光ドラム28の表面に担持されているトナー像が用紙3上に転写される。尚、転写後に、用紙3との接触によって感光ドラム28の表面に付着した紙粉は、感光ドラム28の表面が、感光ドラム28の回転に伴って、クリーニングブラシ31と対向した時に除去される。
トナー画像を転写された用紙3が定着部19に搬送されてくると、定着部19では、用紙3上に転写されたトナーを、用紙3が加熱ローラ84と加圧ローラ85との間を通過する間に熱定着する。トナーを定着された用紙3は、本体ケーシング2の上面に向かって上下方向に延びた排紙パス86に搬送される。排紙パス86に搬送された用紙3は、その上側に設けられる排紙ローラ87によって、本体ケーシング2の上面に形成された排紙トレイ88上に排紙される。
次に、現像ローラカバー89について、図4、図6〜図9を参照しながら説明する。図7は、現像ローラカバー89が装着されたトナーカートリッジ26の斜視図である。図8は、現像ローラカバー89の斜視図である。図9は、現像ローラカバー89が装着されたトナーカートリッジ26の側断面図である。
(現像ローラカバーの構成)
まず、現像ローラカバー89の構成について説明する。図6に示すように、現像ローラ39は、筐体36の開口43から後方に部分的に露出するように設けられているため、プロセスカートリッジ18をレーザプリンタ1から取り外し、トナーカートリッジ26をプロセスカートリッジ18から取り外した状態では、現像ローラ39が損傷するおそれがある。そのため、このような状態では、図7に示すように、トナーカートリッジ26に対して、現像ローラカバー89が筐体36の開口43を覆うように装着される。
図8に示すように、現像ローラカバー89は、樹脂材料で形成され、カバー部90と、1対の係止部91,92と、1対の規制部93とを一体的に備えている。樹脂材料としては、安価かつリサイクル可能なPP(住友化学工業(株)製:住友ノーブレンAH561(商品名)、三井化学(株)製:三井ポリプロJ225T/B229T(商品名))を用いることが好ましく、たとえば、PPを用いた射出成形によって、現像ローラカバー89を形成することができる。
カバー部90は、現像ローラカバー89がトナーカートリッジ26に装着された状態(以下、「装着状態」という。)において、現像ローラ39の表面に対向し、現像ローラ39の軸方向に延びている。より具体的には、カバー部90は、長方形板状の本体部94と、本体部94の2つの長辺に沿って形成された1対の当接部95とを備えている。
各当接部95は、本体部94の2つの長辺に沿ってそれぞれ延びる外側リブ96と、各外側リブ96の内側に位置し、各外側リブ96に平行して延びるようにそれぞれ形成された内側リブ97と、外側リブ96と内側リブ97との間に架設された複数の当接リブ98と、を備えている。
1対の係止部91,92は、本体部94長手方向両端部に対向配置されている。一方の係止部91は、本体部94の長手方向の一方端部から長手方向外側に向けて、当接部95の突出方向と同方向に延びる2つの弾性変形部100と、各弾性変形部100の遊端部を連結する係止連結部101と、係止連結部101から斜め外側に延びる操作部106とを一体的に備えている。各弾性変形部100の間には、筐体36の左側壁46または右側壁47から突出した図6に示すような現像ローラ軸71の軸端部を挿通可能な、係止孔102が形成されている。
他方の係止部92は、図8に示すように、当接部95の突出方向と同方向に延びる2つの弾性変形部104と、各弾性変形部104の遊端部を連結する係止連結部105とを一体的に備えている。各弾性変形部104の間には、筐体36の左側壁46または右側壁47から突出した現像ローラ軸71の軸端部を挿通可能な係止孔107が形成されている。
1対の規制部93は、略矩形板状に形成され、前記1対の係止部91,92より本体部94長手方向内側に対向配置されている。そして、各規制部93は、装着状態において、それぞれ筐体36の左側壁46および右側壁47に対してカバー部90の長手方向外側から当接する。また、各規制部93の先端部には、装着状態において、現像ローラ軸71の軸端部を受けるための受け部としての軸受凹部108が、その先端縁から半円形状に窪んで形成されている。
図8に示すように、本体部94の係止部91側には記憶手段としてのICチップ109が取り付けられており、ICチップ109には、トナーカートリッジ26の製品番号、トナーカートリッジ26の製造年月日、トナーカートリッジ26の再利用の回数、レーザプリンタ1に取り付けられて使用が開始された年月日、レーザプリンタ1から取り外された年月日に関する情報などが記憶される。これらの情報のうち、製品番号や製造年月日、再利用回数についてはトナーカートリッジ26を製造した際や再使用する際に工場などでICチップ109への書き込みが行われ、使用開始年月日、使用終了年月日、印字枚数、トナー残量などについては、レーザプリンタ1により、トナーカートリッジ26がこのレーザプリンタ1に装着されたときやトナーカートリッジ26が取り外される際に、ICチップ109に書き込まれる。
(現像ローラカバーのトナーカートリッジへの装着方法)
上述したような現像ローラカバー89は、次のようにしてトナーカートリッジ26に装着される。すなわち、現像ローラカバー89をトナーカートリッジ26に装着するときには、図6および図7に示すように、まず、筐体36の左側壁46から突出した現像ローラ軸71の軸端部に対して軸方向外側から係止部92を近接させていき、係止部92に形成されている係止孔107に現像ローラ軸71の左側の軸端部を挿通させることにより、係止部92を現像ローラ軸71の左側の軸端部に係止させる。また、これと同時に、一方の規制部93を筐体36の左側壁46にカバー部90の長手方向外側から当接させる。次いで、係止部91の操作部106をカバー部90の長手方向外側に向けて引っ張り、係止部91の各弾性変形部100を長手方向外側に開くように弾性変形させながら、カバー部90を、係止部92を中心として現像ローラ39の表面に近づくように回転させて、係止部91の係止孔102を、筐体36の右側壁47から突出した現像ローラ軸71の右側の軸端部に対向させる。その後、操作部106の引っ張りを解除すると、係止部91の各弾性変形部100の復元力によって、各弾性変形部100が元の状態に戻り、係止孔102に現像ローラ軸71の右側の軸端部が挿通して、係止部91が現像ローラ軸71の右側の軸端部に係止される。これによって、現像ローラカバー89の装着が完了される。
図9に示すように、現像ローラカバー89の装着状態において、一方(上側)の当接部95が曲がり防止部材74に当接し、他方(下側)の当接部95が筐体36の後側下壁部51の後端縁部82に当接する。そして、カバー部90が現像ローラ39の表面に対向し、カバー部90によって筐体36の開口43が閉鎖されるように覆われる。そのため、カバー部90によって、現像ローラ39を保護することができ、現像ローラ39の損傷を防止することができ、また、トナーカートリッジ26の輸送中にトナーがトナーカートリッジ26外へ飛散するのを防止することができる。
(現像ローラカバーのレーザプリンタへの取付け方法)
トナーカートリッジ26を本体ケーシング2に装着する際にトナーカートリッジ26から取り外した現像ローラカバー89をレーザプリンタ1の側面に取り付ける方法としては、次のように行う。図4および8に示すように、レーザプリンタ1の正面向かって左側面において、現像ローラカバー89の係止部92がレーザプリンタ1の前側に向かう方向、係止部91がレーザプリンタ1の後側に向かう方向、および、現像ローラカバー89の当接部95がレーザプリンタの左側面に向かう方向に向くようにし、係止部92をカバー保持部77に挿入後、現像ローラカバー89の長手方向外側に向かう方向に係止部91の操作部106を押圧する。それにより、弾性変形部100を現像ローラカバー89の長手方向外側に向かう方向に開き、現像ローラカバー89をレーザプリンタ1の左側面に近接させた後、操作部106から指を離すと、弾性変形部100が元の状態に戻る力によってレーザプリンタ1背面を押圧し、現像ローラカバー89がレーザプリンタ1側面に保持された状態にすることができる。
次に、本実施形態のレーザプリンタ1において、本発明の制御手段としての制御部200における主要な部分を、図8、図10〜図12を参照しながら説明する。図10は、本発明の制御手段としての制御部200とレーザプリンタ1各部の関係を示すブロック図である。図11は、制御部200とレーザプリンタ1各部との間の制御を実行したときの動作を示すフローチャートである。図12は、トナーカートリッジ26を交換する際の制御を実行したときの動作を示すフローチャートである。
(レーザプリンタ各部の制御)
レーザプリンタ1は、当該プリンタ1各部の制御を実行する制御手段としての制御部200を備えており、図10に示すように、制御部200には、本体ケーシング2に設けられた保持手段としてのカバー保持部77に装着された現像ローラカバー89、シフトレジスタ210、レジストセンサ220、トナーカートリッジ26の累積印字枚数をカウントするカウンタ230、不揮発性のメモリ240、トナーカートリッジ26のトナーエンプティを検知するエンプティセンサ250、カートリッジ26の情報を記憶しているICチップ109の情報を読取る読取りセンサ80、現像ローラカバー89がカバー保持部77に装着されていることを検出する第2検出手段としてのカバー検出センサ260、トナーカートリッジ26が本体ケーシング2に装着されていることを検出する第1検出手段としてのカートリッジ検出センサ270、表示手段としての液晶等より構成されるディスプレイ280等が接続されている。
具体的に説明すると、制御部200は、トナーカートリッジ26に取り付けられたICチップ109から情報を読み出すための1つの共用ポートP1と、シフトレジスタ210に対してクロック信号CKを出力するための共用ポートP2と、シフトレジスタ210に対して「1」または「0」のデータDATAを出力するための共用ポートP3と、レジストセンサ220に接続されるポートP4と、カウンタ230に接続されるポートP5と、メモリ240に接続されるポートP6と、エンプティセンサ250に接続されるポートP7と、カバー検出センサ260に接続されるポートP8と、カートリッジ検出センサ270に接続されるポートP9と、ディスプレイ290に接続されるポートP10と、を備えており、それらポートP1〜P10の各々には、読取りセンサ80、シフトレジスタ210、レジストセンサ220、カウンタ230、メモリ240、エンプティセンサ250、カバー検出センサ260、カートリッジ検出センサ270、ディスプレイ290が接続されている。
また、現像ローラカバー89(詳しくはICチップ109)と共用ポートP1との間には、信号線の導通・遮断状態を切り替えるアナログスイッチ280が配置されている。
アナログスイッチ280の制御端子には、シフトレジスタ210の出力端子が接続されており、それにより、アナログスイッチ85は、シフトレジスタ210の出力端子から出力される切替信号Sにより導通・遮断が制御される。
ICチップ109は、トナーカートリッジ26の情報を記憶する記憶部109aと制御部200と通信するための通信部109bとを備えている。そして、通信部109bは、読取りセンサ80を介して制御部200から後述する通信指令を受けると、記憶部109aから情報を読み出して、その情報を読取りセンサ80を介して制御部200に送信する。
シフトレジスタ210は、制御部200から入力されるクロック信号CKに同期して、同じく制御部200から入力されたデータDATAをシフトすることにより出力端子から出力される切替信号Sの信号レベルを変化させる。
具体的に説明すると、シフトレジスタ210は、データDATAが「1」の場合には、出力端子からハイレベルの切替信号Sを出力し、データDATAが「0」の場合には、出力端子からローレベルの切替信号Sを出力する。
また、アナログスイッチ280は、半導体からなり、制御端子に入力される切替信号Sの信号レベルが、ハイレベルの場合に導通状態とし(オン状態)、ローレベルの場合に遮断状態とする(オフ状態)。
レジストセンサ220は、レジストローラ13に対して用紙3の搬送方向の上流側近傍に設けられており、用紙3の搬送方向に臨むアクチュエータに用紙3が当接すればオン状態となり、当接しなければオフ状態となる。つまり、レジストセンサ220は、アクチュエータのオン・オフによりハイレベル・ローレベルの検出信号を共用ポートP4から制御部200に入力し、検出信号レベルの違いで制御部200によって用紙3の有無が検出される。
エンプティセンサ250は、発光部と受光部とを備える光センサから構成されており、発光部及び受光部は、トナーカートリッジ26の両側壁46,47に対向して設けられる図示しない窓の外側において、これらの窓を介して互いに対向するように配設されている。
そして、エンプティセンサ250では、発光部から発せられた発光量に対し、受光部によって受光される受光量によって、トナーカートリッジ26内のトナーエンプティを検出して、その検出信号を制御部200に入力する。
読取りセンサ80は、本体ケーシング2の側壁に配設されており、現像ローラカバー89が本体ケーシング2の側壁に設けられたカバー保持部77に保持されたとき、現像ローラカバー89のICチップ109に対向するように配置されている。そして、アナログスイッチ280がオン状態になったとき、読取りセンサ80もオン状態となり、ICチップ109の記憶部109aに記憶されたトナーカートリッジ26の情報を読取り、アナログスイッチ280がオフ状態になったとき、読取りセンサ80もオフ状態となる。
カバー検出センサ260は、カバー保持部77内に設けられており、現像ローラカバー89の係止部92をカバー保持部77に挿入する方向に臨む図示しないアクチュエータに係止部92が当接すればオン状態となり、当接しなければオフ状態となる。つまり、カバー検出センサ260は、アクチュエータのオン・オフにより、ハイレベル・ローレベルの検出信号を共用ポートP8から制御部200に入力し、検出信号レベルの違いで制御部200によって現像ローラカバー89がカバー保持部77によって保持されているか否かを検出する。
カートリッジ検出センサ270は、トナーカートリッジ26近傍の本体ケーシング2内に設けられており、トナーカートリッジ26を本体ケーシング2に装着する方向に臨む図示しないアクチュエータにトナーカートリッジ26が当接すればオン状態となり、当接しなければオフ状態となる。つまり、カートリッジ検出センサ270は、アクチュエータのオン・オフにより、ハイレベル・ローレベルの検出信号を共用ポートP9から制御部200に入力し、検出信号レベルの違いで制御部200によってトナーカートリッジ26が本体ケーシング2に装着されているか否かを検出する。
カウンタ230は、制御部200がレジストセンサ220のオンからオフへの切り替わりを1回毎に検出すると、カウントアップする。また、制御部200がカートリッジ検出センサ270のオンからオフへの切り替わりを検出すると、カウンタ230の累積印字枚数、すなわちカウント値は、制御部200によってリセットされる。
メモリ240は、例えば、フラッシュROMやEEPROMであり、トナーカートリッジ26の情報と、カウンタ230のカウント値と、を関連付けた管理テーブルを格納している。
制御部200は、CPU,RAM,ROM等からなり、印刷動作をするための各種制御に加えて、読取りセンサ80を介してICチップ109からトナーカートリッジ26の情報を取得して、トナーカートリッジ26を交換すべきか否かを判定する。尚、図10において、印刷動作に関連する各部の接続状態については、本実施形態と直接関係がないため省略している。
制御部200は、ICチップ109からトナーカートリッジ26の情報を取得する際、まず、シフトレジスタ210に対して、データDATAを変化させつつクロック信号CKを入力することによって、共用ポートP1と読取りセンサ80との間が導通状態となるようにシフトレジスタ210の出力端子から出力される切替信号Sの信号レベルを設定する。次いで、制御部200は、共用ポートP1からICチップ109と通信するための通信指令を出力する。そして、制御部200は、通信指令を受けたICチップ109から送信される情報を取得する。
(レーザプリンタ各部の制御実行動作)
次に、制御部200とレーザプリンタ1各部との間の制御を実行したときの動作について、説明する。
まず、レーザプリンタ1の電源がONにされる(S1)と、カートリッジ検出センサ270から共用ポートP9に入力された検出信号を確認し(S2)、ドラムカートリッジ25とともにトナーカートリッジ26が本体ケーシング2に装着されているか否かが判定される(S3)。
カートリッジ検出センサ270からの検出信号がローレベルであると判定された場合、すなわち、トナーカートリッジ26が装着されていないと判定された場合(S3:NO)、制御部200が共用ポートP10からディスプレイ290に、トナーカートリッジ26を本体ケーシング2に装着するようにユーザに催促する旨を送信し、ディスプレイ290により「カートリッジを装着してください」等のメッセージの表示を行う(S4)。ディスプレイ290の表示を見たユーザは、トナーカートリッジ26が本体ケーシング2に装着されていないことに気付き、図2に示すように、レーザプリンタ1前面のフロントカバー7を開放し、着脱開口部6からドラムカートリッジ25とともにトナーカートリッジ26を本体ケーシング2に装着する。
一方、カートリッジ検出センサ270からの検出信号がハイレベルであると判定された場合、すなわち、トナーカートリッジ26が装着されていると判定された場合(S3:YES)、カバー検出センサ260から共用ポートP8に入力された検出信号を確認し(S5)、現像ローラカバー89がレーザプリンタ1側面のカバー保持部77に保持されているか否かが判定される(S6)。
カバー検出センサ260からの検出信号がローレベルであると判定された場合、すなわち、現像ローラカバー89がカバー保持部77に保持されていないと判定された場合(S6:NO)、制御部200が共用ポートP10からディスプレイ290に、現像ローラカバー89をカバー保持部77に保持するようにユーザに催促する旨を送信し、ディスプレイ290により「ローラカバーをプリンタに取り付けてください」等のメッセージの表示を行う(S7)。ディスプレイ290の表示を見たユーザは、現像ローラカバー89がカバー保持部77に保持されていないことに気付き、図4に示すように、カバー保持部77を用いて現像ローラカバー89をレーザプリンタ1の側面に保持させる。
一方、カバー検出センサ260からの検出信号がハイレベルであると判定された場合、すなわち、現像ローラカバー89がカバー保持部77に保持されていると判定された場合(S6:YES)、カウンタ230のカウンタ値、すなわち、現在本体ケーシング2に装着されているトナーカートリッジ26によるレーザプリンタ1の累積印字枚数を確認し(S8)、累積印字枚数が所定値以上か否かが判定される(S9)。
累積印字枚数が所定枚数未満であると判定された場合(S9:YES)、エンプティセンサ250から共用ポートP7に入力された検出信号を確認する(S10)。
エンプティセンサ250からトナーカートリッジ26内にトナーが印字可能な量以上あることを示す信号が共用ポートP7に入力された場合(S11:YES)、現像ローラカバー89に配設されているICチップ109からトナーカートリッジ26についての情報を取得する処理が行なわれる(S12)。
この処理を実行すると、アナログスイッチ280がON状態にされる(S13)。つまり、S12では、共用ポートP3からデータDATAとして「1」を出力しつつ共用ポートP2からクロック信号CKを出力することによって、シフトレジスタ210から出力される切替信号Sの信号レベルをハイレベルにする。
すると、共用ポートP1と読取りセンサ80との間は導通状態となり、読取りセンサ80から共用ポートP1に入力されたトナーカートリッジ26についての情報を確認する(S14)。尚、読取りセンサ80は、現像ローラカバー89がレーザプリンタ1の側面に保持されたときに読取りセンサ80と対向する位置にくるICチップ109の通信部109bを介して、記憶部109aに記憶されたトナーカートリッジ26の製品番号、製造年月日、再利用の回数、レーザプリンタ1に取り付けられて使用が開始された年月日、および、レーザプリンタ1から取り外された年月日などの情報を取得し、制御部200の共用ポートP8に情報を送信する。
トナーカートリッジ26についての情報取得処理が終了すると、制御部200は、共用ポートP6を介してメモリ240から管理テーブルを読み出し、管理テーブルに格納されているトナーカートリッジ26の製品番号とS13にて取得したトナーカートリッジ26の製品番号とが一致しているか否かが判定される(S15)。
管理テーブルに格納されているトナーカートリッジ26の製品番号とS13にて取得したトナーカートリッジ26の製品番号とが一致していると判定された場合(S15:YES)、制御部200は、管理テーブルに格納されているトナーカートリッジ26についての規定値とS13にて取得したトナーカートリッジ26の製造年月日、再利用の回数、使用開始年月日、使用終了年月日などの情報とにより、規定の再利用回数に達しているか、トナーカートリッジ26が製造されてから規定の時間が経過しているか、トナーカートリッジ26の使用が開始されてから規定の時間が経過しているかなど、トナーカートリッジ26が使用可能か否かが判定される(S16)。
トナーカートリッジ26が使用可能であると判定された場合(S16:YES)、ICチップ109の記憶部109aに記憶されているトナーカートリッジ26についての情報が更新され(S17)、図11に示すように、再びAに戻り、レーザプリンタ1の印字待機中や印字動作中に所定時間毎にS2の処理から繰り返される。
S9において累積印字枚数が所定枚数以上であると判定された場合(S9:NO)、S11においてエンプティセンサ250からトナーカートリッジ26内にトナーが十分にないトナーエンプティを示す信号が共用ポートP7に入力された場合(S11:NO)、および、S15において管理テーブルに格納されているトナーカートリッジ26の製品番号とS14にて取得したトナーカートリッジ26の製品番号とが一致していないと判定された場合(S15:NO)、および、トナーカートリッジ26が使用不可能であると判定された場合(S16:NO)には、図12のBから制御動作が続行され、現在本体ケーシング2に装着されている古いトナーカートリッジ26を新しいトナーカートリッジ26に交換する必要があるとして、制御部200は、まず古いトナーカートリッジ26が装着されていたレーザプリンタ1による累積印字枚数を示すカウンタ230のカウンタ値をリセットする(S18)。
カウンタ値をリセットした制御部200は、印字動作を実行するレーザプリンタ1各部に印字動作を禁止する指令を送信し、それまでレーザプリンタ1が印字動作を行っていたときは印字動作が停止され、レーザプリンタ1が印字動作をまだ開始していない待機状態のときはその状態を維持する(S19)。
制御部200は、ディスプレイ290がトナーカートリッジ26を交換するようにユーザに催促する旨を表示する指令を、共用ポートP10からディスプレイ290に送信し、ディスプレイ290により「カートリッジを交換してください」等のメッセージの表示を行う(S20)。
制御部200は、カートリッジ検出センサ270から共用ポートP9に入力された検出信号を確認し(S21)、トナーカートリッジ26が本体ケーシング2から取り外されたか否かが判定される(S22)。
カートリッジ検出センサ270からの検出信号がハイレベルであると判定された場合、すなわち、トナーカートリッジ26が取り外されていないと判定された場合(S22:NO)、制御部200が共用ポートP10からディスプレイ290に、トナーカートリッジ26を本体ケーシング2から取り外すようにユーザに催促する旨を送信し、ディスプレイ290により「カートリッジを外してください」等のメッセージの表示を行う(S23)。ディスプレイ290の表示を見たユーザは、トナーカートリッジ26が本体ケーシング2から取り外されていないことに気付き、図2に示すように、レーザプリンタ1前面のフロントカバー7を開放し、着脱開口部6からドラムカートリッジ25とともにトナーカートリッジ26を本体ケーシング2から取り外す。
一方、カートリッジ検出センサ270からの検出信号がローレベルであると判定された場合、すなわち、トナーカートリッジ26が取り外されたと判定された場合(S22:YES)、制御部200は、カバー検出センサ260から共用ポートP8に入力される検出信号を確認し(S24)、現像ローラカバー89がレーザプリンタ1側面のカバー保持部77から取り外されたか否かが判定される(S25)。
カバー検出センサ260からの検出信号がハイレベルであると判定された場合、すなわち、現像ローラカバー89がカバー保持部77から取り外されていないと判定された場合(S25:NO)、制御部200が共用ポートP10からディスプレイ290に、現像ローラカバー89をカバー保持部77から取り外すようにユーザに催促する旨を送信し、ディスプレイ290により「カートリッジのカバーをプリンタから外してください」等のメッセージの表示を行う(S26)。ディスプレイ290の表示を見たユーザは、現像ローラカバー89がカバー保持部77から取り外されていないことに気付き、図3に示すように、カバー保持部77から現像ローラカバー89を取り外す。
一方、カバー検出センサ260からの検出信号がローレベルであると判定された場合、すなわち、現像ローラカバー89がカバー保持部77から取り外されたと判定された場合(S25:YES)、図11に示すように、再びAに戻り、所定時間経過後、カートリッジ検出センサ270を確認して(S2)新しいトナーカートリッジ26が本体ケーシング2に装着されたか否かを判定する(S3)処理から繰り返される。
尚、S3,S22が本発明の第1判定手段、S6,S25が本発明の第2判定手段、S15,S16が本発明の第3判定手段、S19が本発明の制御手段に相当する。
以上、詳述したように、新しいトナーカートリッジ26をレーザプリンタ1の本体ケーシング2に装着するとき、トナーカートリッジ26から露出している現像ローラ39を保護する現像ローラカバー89を取り外した後カバー保持部77に保持し忘れていたとしても、ディスプレイ290によって現像ローラカバー89をカバー保持部77に保持するようにユーザに催促する旨が表示される。したがって、現像ローラカバー89を捨てたり紛失したりすることなく、トナーカートリッジ26をリサイクルに出すまで保管しておくことができる。また、使用済みの古いトナーカートリッジ26から新しいトナーカートリッジ26に交換するとき、古いトナーカートリッジ26が本体ケーシング2から取り外されたにも拘わらず、現像ローラカバー89をカバー保持部77から取り外し忘れていたとしても、ディスプレイ290によって現像ローラカバー89をカバー保持部77から取り外すようにユーザに催促する旨が表示される。したがって、確実に現像ローラカバー89をトナーカートリッジ26に装着してからリサイクルに出すことができ、現像ローラ39が損傷せず、トナーも飛散しない。そして、読取りセンサ80によってICチップ109に記憶されている、トナーカートリッジ26の製造番号、製造年月日等の情報を読取ることにより、トナーカートリッジ26の種類が、装着されるレーザプリンタ1に適しているか、また、トナーカートリッジ26の寿命はまだあるかなど、トナーカートリッジ26が使用可能な状態であるか否かを判定することができる。トナーカートリッジ26が使用不可能な状態である場合は、ディスプレイ290によってトナーカートリッジ26が使用不可能であることが表示されるので、常にレーザプリンタ1による印字に適したトナーカートリッジ26を使用することができる。また、ICチップ109は、現像ローラカバー89に設けられているので、トナーカートリッジ26に設けられるよりも汚れにくく、読取りセンサ80がICチップ109から正確にトナーカートリッジ26についての情報を読取ることができる。さらに、ディスプレイ290によってトナーカートリッジ26が使用不可能であることが表示されているにも拘わらず、ユーザが使用不可能なトナーカートリッジ26を用いて印字しようとしたとしても、画像印字を禁止することができ、画質の悪い画像を形成してしまうのを防止することができる。
〔変形例〕
以上、上記実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に何ら限定されるものではなく、その技術的思想を逸脱しない範囲内で種々の改良変形が可能である。
たとえば、ユーザが現像ローラカバー89をレーザプリンタ1側面にカバー保持部77を用いて保持させることができるのを知らなかったり、現像ローラカバー89をレーザプリンタ1側面にカバー保持部77を用いて保持させるのを忘れたりして、誤って現像ローラカバー89を捨ててしまうのを一層防止するために、新しいトナーカートリッジ26を工場から出荷する前にトナーカートリッジ26、特に、現像ローラカバー89に、現像ローラカバー89をカバー保持部77で保持させる内容の説明書を貼付すれば良い。
ドラムカートリッジ25とトナーカートリッジ26とが一体的に形成され、現像ローラカバー89は感光ドラム28を保護するようにしても良い。そして、このように構成するとき、カートリッジ検出センサ270は、ドラムカートリッジ25とトナーカートリッジ26とを含むプロセスカートリッジ18が本体ケーシング2に装着されているか否かを検出するようにすれば良い。
実施形態では、現像ローラカバー89がカバー保持部77から取り外されたと判定された場合(S25:YES)、図12に示すように、再びAに戻り、所定時間経過後、カートリッジ検出センサ270を確認して(S2)新しいトナーカートリッジ26が本体ケーシング2に装着されたか否かを判定する(S3)処理から繰り返していたが、所定時間が経過したらS2,S3の処理から繰り返すのではなく、レーザプリンタ1前面のフロントカバー7に図示しない開閉センサを設け、新しいトナーカートリッジ26が本体ケーシング2に装着され、開閉センサによってフロントカバー7が閉められたことを検出してから、S6の現像ローラカバー89がカバー保持部77で保持されているか否かを判定する処理から繰り返しても良い。このようにすれば、新しいトナーカートリッジ26が本体ケーシング2に装着されたか否かを判定するS3,S4の処理を省くことができ、処理が速くなる。また、新しいトナーカートリッジ26を本体ケーシング2に装着しない間、無駄に制御処理を繰り返すことを防止することができる。
また、ディスプレイ290を用いてユーザにトナーカートリッジ26の交換や現像ローラカバー89をレーザプリンタ1側面に装着させることなどを催促する旨のメッセージを表示する替わりに、本体ケーシング2に図示しないスピーカを設置して音声により催促するようにしても良い。
レーザプリンタ1の一実施形態を示す要部側断面図である。 レーザプリンタ1から取り外した状態のプロセスカートリッジ18を示す要部側断面図である。 レーザプリンタ1の斜視図である。 側面に設けられたカバー保持部77に現像ローラカバー89を保持している状態のレーザプリンタ1を示す斜視図である。 トナーカートリッジ26の側断面図である。 レーザプリンタ1の本体ケーシング2から取り外した状態のトナーカートリッジ26を示す斜視図である。 現像ローラカバー89が装着されたトナーカートリッジ26の斜視図である。図9は、現像ローラカバー89が装着されたトナーカートリッジ26の側断面図である。 現像ローラカバー89の斜視図である。 現像ローラカバー89を装着されたトナーカートリッジ26の側断面図である。 本発明の制御手段としての制御部200とレーザプリンタ1各部の関係を示すブロック図である。 制御部200とレーザプリンタ1各部との間の制御を実行したときの動作を示すフローチャートである。 トナーカートリッジ26を交換する際の制御を実行したときの動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 レーザプリンタ(画像形成装置)
2 本体ケーシング(枠体)
6 着脱開口部
7 フロントカバー
18 プロセスカートリッジ
25 ドラムカートリッジ
26 トナーカートリッジ(現像剤カートリッジ)
28 感光ドラム
39 現像ローラ
46 左側壁
47 右側壁
71 現像ローラ軸
77 カバー保持部(保持手段)
80 読取りセンサ(読取り手段)
89 現像ローラカバー(保護カバー)
90 カバー部
91,92 係止部
93 規制部
100,104 弾性変形部
106 操作部
109 ICチップ(記憶手段)
109a 記憶部
109b 通信部
200 制御部
210 シフトレジスタ
250 エンプティセンサ
260 カバー検出センサ(第2検出手段)
270 カートリッジ検出センサ(第1検出手段)
280 アナログスイッチ
290 ディスプレイ(表示手段)

Claims (5)

  1. 現像剤を担持する現像剤担持体を有する現像剤カートリッジと、前記現像剤カートリッジを着脱可能に支持する枠体と、を備えた画像形成装置において、
    前記現像剤カートリッジに着脱可能で、装着時に前記現像剤担持体を覆い保護することが可能な保護カバーと、
    前記現像剤カートリッジから取り外した前記保護カバーを保持する保持手段と、
    前記保護カバーが前記保持手段に保持されていなければ、前記保護カバーを前記保持手段に保持させるように催促する旨のメッセージを出力する表示手段と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記現像剤カートリッジを検出する第1検出手段と、
    前記保護カバーを検出する第2検出手段と、
    前記第1検出手段が検出した信号に基づいて前記現像剤カートリッジが前記枠体に装着されているか否かを判定する第1判定手段と、
    前記第2検出手段が検出した信号に基づいて前記保護カバーが前記保持手段に保持されているか否かを判定する第2判定手段と、をさらに備え、
    前記第1判定手段によって前記現像剤カートリッジが前記枠体に装着されていると判定され、かつ、前記第2判定手段によって前記保護カバーが前記保持手段に保持されていないと判定された際には、前記表示手段によって前記保護カバーを前記保持手段に保持させるように催促する旨のメッセージが出力されることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第1判定手段によって前記現像剤カートリッジが前記枠体に装着されていないと判定されたとき、前記第2判定手段によって前記保護カバーが前記保持手段に保持されていると判定された際には、前記表示手段によって前記保護カバーを前記保持手段から取り外すように催促する旨のメッセージが出力されることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記保護カバーに設けられ、前記現像剤カートリッジの情報を保持する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶されている前記現像剤カートリッジの情報を読取る読取り手段と、
    前記読取り手段によって読取られた前記現像剤カートリッジの情報に基づいて、前記現像剤カートリッジが使用可能か否かを判定する第3判定手段と、
    前記第3判定手段によって前記現像剤カートリッジが使用不可能であると判定されたとき、前記表示手段によって前記現像剤カートリッジを交換するように催促する旨のメッセージが出力されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記第3判定手段によって前記現像剤カートリッジが使用不可能であると判定されたとき、該画像形成装置による画像の形成を禁止する制御手段をさらに備えたことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
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