JP4508018B2 - 用紙搬送装置及びこれを用いた画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、用紙搬送装置及びこれを用いた画像形成装置等の技術分野に関する。
従来、給紙装置としては、例えば特許文献1に開示された発明がある。この発明は、用紙を載置するための給紙カセットと、用紙を一枚ずつ搬送するための各ローラとを備え、さらに用紙搬送のタイミング(搬送間隔)を決定することを目的としたフォトセンサとアクチュエータからなる用紙端部検知センサと、給紙カセットの有無の検出を目的とする検知スイッチとを有している。
特開2001−206566公報
ところで、上記特許文献1に開示された発明では、用紙の搬送の検出及び用紙カセットの有無をそれぞれ専用の検出手段により検出するようにしている。このような構成では、部品点数が多くなることから、その分組付け工数が増え、組付けも複雑になり、低コスト化、装置の小型化の妨げとなる問題がある。
本発明は、以上の問題等に鑑みてなされたものであり、少ない部品点数で、用紙の搬出の検出及び給紙カセットの有無を検出することが可能な用紙搬送装置及びこれを用いた画像形成装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項に記載の発明は、装置本体に対して着脱可能な給紙カセットと、前記給紙カセットから用紙を1枚毎に分離して搬送する搬送手段とを有する用紙搬送装置であって、前記装置本体に対して軸を中心に揺動可能に支持され、前記給紙カセットが取り外された第1の状態と、前記給紙カセットが装着され、かつ用紙が搬送されていない第2の状態と、前記給紙カセットが装着され、かつ用紙が搬送されている第3の状態とで、それぞれ揺動位置が変化する揺動部材と、前記揺動部材の揺動位置が、第2の状態か、それ以外の状態かを検出する第1の検出手段と、前記用紙の搬送経路における前記第1の検出手段の下流側に配置され用紙の搬送状態を検出する第2の検出手段と、前記第1および第2の検出手段からの信号が入力される制御手段とを備え、前記制御手段は、前記搬送手段が前記給紙カセットから用紙を取り出してから所定時間後に、前記第2の検出手段が用紙を検出せず、かつ前記第1の検出手段が、前記揺動部材の揺動位置が第2の状態以外の状態であることを検出したときには、前記給紙カセットが取り外された状態と判定することを特徴とする。
請求項に記載の発明は、装置本体に対して着脱可能な給紙カセットと、前記給紙カセットから用紙を1枚毎に分離して搬送する搬送手段とを有する用紙搬送装置であって、前記装置本体に対して軸を中心に揺動可能に支持され、前記給紙カセットが取り外された第1の状態と、前記給紙カセットが装着され、かつ用紙が搬送されていない第2の状態と、前記給紙カセットが装着され、かつ用紙が搬送されている第3の状態とで、それぞれ揺動位置が変化する揺動部材と、前記揺動部材の揺動位置が、第2の状態か、それ以外の状態かを検出する第1の検出手段と、前記用紙の搬送経路における前記第1の検出手段の下流側に配置された第2の検出手段と、前記給紙カセット内の用紙の有無を検出する第3の検出手段と、前記第1〜第3の検出手段からの信号が入力される制御手段とを備え、前記制御手段は、前記第2の検出手段が用紙の後端を検出し、かつ前記第1の検出手段が、前記揺動部材の揺動位置が第2の状態以外の状態であることを検出し、かつ前記第3の検出手段が、用紙有を検出するときには、用紙の連れ重送であると判定することを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項又はに記載の用紙搬送装置において、前記第2の検出手段は、レジスト前センサ、レジスト後センサ、排紙センサのいずれかであることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、装置本体に対して着脱可能な給紙カセットと、前記給紙カセットから用紙を1枚毎に分離して搬送する搬送手段とを有する用紙搬送装置であって、前記装置本体に対して軸を中心に揺動可能に支持され、前記給紙カセットが取り外された第1の状態と、前記給紙カセットが装着され、かつ用紙が搬送されていない第2の状態と、前記給紙カセットが装着され、かつ用紙が搬送されている第3の状態とで、それぞれ揺動位置が変化する揺動部材と、前記揺動部材の揺動位置が、第2の状態か、それ以外の状態かを検出する検出手段と、前記検出手段からの信号が入力される制御手段と、前記搬送手段が前記給紙カセットから用紙を取り出してから所定時間内に、前記検出手段が、前記揺動部材の揺動位置が第2の状態以外であることを検出したとき、用紙有りの状態を保持する保持手段と、前記検出手段が、前記揺動部材の揺動位置が第2の状態であることを検出したとき、前記保持手段が保持した用紙有りの状態を解除する解除手段と、を備え、前記制御手段は、前記解除手段が用紙有りの状態を解除し、前記検出手段が、前記揺動部材の揺動位置が第2の状態以外の状態であることを所定時間以上検出したときには、前記給紙カセットが取り外された状態と判定することを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項1乃至のいずれか一項に記載の用紙搬送装置を有することを特徴とする。
請求項に記載の発明によれば、搬送手段が給紙カセットから用紙を取り出してから所定時間後に、第2の検出手段が用紙を検出せず、かつ第1の検出手段が、揺動部材の揺動位置が第2の状態以外の状態であることを検出したときには、給紙カセットが取り外された状態と判定することにより、用紙の通過中に給紙カセットが取り外された状態を確実に検出することができる。
請求項に記載の発明によれば、第2の検出手段が用紙の後端を検出し、かつ第1の検出手段が、揺動部材の揺動位置が第1の状態もしくは第3の状態であることを検出し、かつ第3の検出手段が、用紙有を検出するときには、用紙の連れ重送であると判定することにより、確実に連れ重送を検出することができる。
請求項に記載の発明によれば、第2の検出手段をレジスト前センサ、レジスト後センサ、排紙センサのいずれかとしたことにより、新たに用紙の搬送状態を検出する別の検出手段を設けることがないので、部品点数や組付け工数を増加しないで済むことになる。
請求項に記載の発明によれば、前記解除手段が用紙有りの状態を解除し、検出手段が、揺動部材の揺動位置が第2の状態以外の状態であることを所定時間以上検出したときには、前記給紙カセットが取り外された状態と判定することにより、給紙カセットが取り外された状態を確実に検出することができる。
請求項に記載の発明によれば、請求項1乃至のいずれか一項に記載の用紙搬送装置を有することで、部品点数を削減することから、その分組付け工数を減らし、組付けも簡素化し、画像形成装置として小型化を図ることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
〔1.本実施形態の全体構成〕
図1は本発明の第1実施形態を適用した画像形成装置としてのレーザプリンタを示す要部側断面図、図2は図1のレーザプリンタの斜視図、図3、図4は図1の給紙カセットの斜視図である。なお、以下の説明において、レーザプリンタの奥行き方向をX方向(正面側を+Xとする)、幅方向(図2における右手前側を+Zとする)をZ方向とし、高さ方向をY方向(図2における上側を+Yとする)として説明する。
レーザプリンタ1は、本体ケーシング2と、被記録媒体としての用紙3を給紙するためのフィーダ部4や、給紙された用紙3に画像を形成するための画像形成部5等を備えている。
(1)本体ケーシング
本体ケーシング(本発明の装置本体に相当する)2の一方側の側壁には、後述するプロセスカートリッジ20を着脱するための着脱口6が形成されており、図1、図2に示すように、その着脱口6を開閉するためのフロントカバー7が設けられている。このフロントカバー7は、その下端部に挿通されたカバー軸(図示せず)に回動自在に支持されている。
これによって、フロントカバー7をカバー軸を中心として閉じると、図1に示すように、フロントカバー7によって着脱口6が閉鎖され、フロントカバー7をカバー軸を支点として開くと(傾倒させると)、着脱口6が開放され、この着脱口6を介して、プロセスカートリッジ20を本体ケーシング2に対して着脱させることができる。
また、本体ケーシング2の底部には前方に開放するカセット収容部2Aが設けられており、そこに、正面(図1における右側)からの操作により次述する給紙カセット9を収容させたり、或いは収容された給紙カセット9を取り外したりすることができるようになっている。
(2)フィーダ部
フィーダ部4は給紙カセット9と、用紙3を用紙搬送経路56に一枚づつ送り出すための各ローラとを主体として構成される。給紙カセット9は図3に示すように、底の浅いトレイ状をなし内部に用紙3が積層状態に載置されるカセット本体71と、その前部に設けられる壁部75とからなる。カセット本体71の底壁71Aの前部には用紙押圧板15が取り付けられている。この用紙押圧板15は底壁71Aに対して図3における左側の端が固定される一方、これとは反対側の端は固定されておらず、上下に撓み可能な構成とされている。
用紙押圧板15の先端部と給紙カセット9の底壁71Aとの間にはレバー17が設けられている(図1参照)。このレバー17はレバー軸18を中心に回動するようになっており、同レバー軸18に図中反時計回りの回転駆動力が入力されると、レバー17がレバー軸18を支点として回転する。これにより、レバー17の前端部が用紙押圧板15の前端、ひいては給紙カセット9内に積層された用紙3を持ち上げることで、同用紙3を後述する給紙ローラ12に当接させる。
壁部75は板状の前板76を備えるとともに、前板76とは反対側の壁面はカセット本体71側に向かって下降傾斜する傾斜面77とされている。この傾斜面77における幅方向の中央部には、紙粉取りローラ8並びに分離パット11が上下に配置されるとともに、同傾斜面77にはカセットの内方(図3における左側)に張り出すようにしてガイド片115が設けられている。このガイド片115は給紙カセット9の幅方向(図3に示すT方向であって、装置本体のZ方向)に沿って5本設けられている。
紙粉取りローラ8は軸線を給紙カセット9の幅方向に向けた状態で、回動軸の両端部が壁部75に形成される一対の保持壁75Aによって保持されている。また、図6に示すように、壁部75の傾斜面77であって、紙粉取りローラ8の下方部には凹部77Aが形成され、そこには、上端にパット押圧板11Aが固定されたコイルばね78が縦向きに収容されている。このパット押圧板11Aの上面には分離パット11が貼り合わされている。
一方、図1に示すように、カセット収容部2Aにおける天井壁の前部側、すなわち給紙カセット9の壁部75と対向する位置には給紙ローラ12、分離ローラ10、対向ローラ13が順に配置されている。ここで、ローラの支持構造について簡単に説明すると、図3に示すように、分離ローラ10の中心軸(本発明の軸に相当する)C1並びに対向ローラ13の中心軸C2はそれぞれ給紙カセット9の幅方向に延びており、軸線を用紙搬送方向に直交する方向に向けた状態で中心軸C1、C2の両端部が本体ケーシング2に支持されるようになっている。一方、給紙ローラ12は分離ローラ10或いは対向ローラ13のような本体ケーシング2に連結される中心軸を有さず、略コの字状をなすホルダ12Aによって中心軸C1に回動可能な状態で保持されている。
なお、図3、図4はいずれも給紙カセットの斜視図であるのに対し、分離ローラ10、対向ローラ13、給紙ローラ12は本体ケーシング2に取り付けられる部品である。そのため、分離ローラ10並びに対向ローラ13は同図中に本来的には表れない部品であるが、給紙カセット9、或いはカセットに設けられるローラ8との関係を表すためにあえて図面上に示してある。
また、詳細には後述するが、中心軸C1には分離ローラ10と並んで揺動リンク(本発明の揺動部材に相当する)80が外挿されている。この揺動リンク80はカセット収容部2Aからの給紙カセット9の取り外しの検出並びに、用紙搬送の検出を行うためのものである。
そして、給紙カセット9をカセット収容部2Aに収容させると、図1に示すように、給紙カセット9の前板76が本体ケーシング2の前面壁と面一となってカセット収容部2Aの入り口を塞ぐとともに、分離ローラ10と分離パット11が対向し、紙粉取りローラ8と対向ローラ13とが対向する。
これにより、各ローラ8、10、12、13並びに壁部75のガイド片115によって用紙搬送経路56が形成される。また、このときには、コイルばね78の付勢力によって分離パッド11は分離ローラ10に押圧された状態となる。これにより、搬送された用紙との間に適度な摩擦力を加え、複数枚重なった状態で用紙搬送経路56内に用紙3が供給されることを防止する。
また、図1に示すMは駆動用のモータであり、モータMが駆動されると図示しない動力伝達ギヤによってモータMの駆動トルクが伝達されることにより、各、C2、ひいては各ローラ10、12、13が回動するようになっている。そして、図1に示すように、用紙搬送経路56は上記紙粉取りローラ8の配置付近からU字状に後側(同図における左側)へ折り返されるとともに、プロセスカートリッジ20の下方に1対のローラからなるレジストローラ14を備えている。これにより、モータMの駆動に伴って用紙3は用紙搬送経路56を辿って、次述する画像形成部5側へと送られる。
なお、モータMは図示しない制御装置(装置全体の電気的な制御を行うもの)によって、その駆動が制御されるが、本実施形態のものは給紙カセット9の取り外しによってモータ駆動回路への電力の供給が遮断されるような機構が本体ケーシング2に組み込まれており、給紙カセット9がカセット収容部2Aから取り外された状態にあるときには、モータMの駆動が停止されるようになっている。
(3)画像形成部
画像形成部5は、スキャナ部19、プロセスカートリッジ20、定着部21等を備えている。
(a)スキャナ部
スキャナ部19は、本体ケーシング2内の上部に設けられ、図示しないレーザ光源、回転駆動されるポリゴンミラー22、fθレンズ23、反射鏡24、レンズ25および反射鏡26等を備えている。レーザ光源から発光される画像データに基づくレーザビームは、鎖線で示すように、ポリゴンミラー22で偏向されて、fθレンズ23を通過した後、反射鏡24によって光路が折り返され、さらにレンズ25を通過した後、反射鏡26によってさらに光路が下方に屈曲されることにより、プロセスカートリッジ20の後述する感光ドラム29の表面上に照射される。
(b)プロセスカートリッジ
プロセスカートリッジ20は、スキャナ部19の下方において、本体ケーシング2に対して着脱自在に装着されている。このプロセスカートリッジ20は、筐体として、上フレーム27と、この上フレーム27と別体に形成されて、上フレーム27と組み合わされる下フレーム28とを備えている。また、プロセスカートリッジ20は、筐体内に、像担持体としての感光ドラム29、帯電手段としてのスコロトロン型帯電器30、現像カートリッジ31、転写手段としての転写ローラ32、およびクリーニングブラシ33を備えている。
感光ドラム29は、円筒形状をなし、最表層がポリカーボネート等からなる正帯電性の感光層により形成されるドラム本体34と、このドラム本体34の軸心において、ドラム本体34の長手方向に沿って延びる軸としての金属製のドラム軸35とを備えている。ドラム軸35が上フレーム27に支持され、このドラム軸35に対してドラム本体34が回転自在に支持されることにより、感光ドラム29は、上フレーム27において、ドラム軸35を中心に回転自在に設けられている。
スコロトロン型帯電器30は、上フレーム27に支持されており、感光ドラム29の後側斜め上方において、感光ドラム29と接触しないように所定間隔を隔てて、感光ドラム29と対向配置されている。このスコロトロン型帯電器30は、感光ドラム29と所定間隔を隔てて対向配置された放電ワイヤ37と、放電ワイヤ37と感光ドラム29との間に設けられ、放電ワイヤ37から感光ドラム29への放電量を制御するためのグリッド38とを備えている。このスコロトロン型帯電器30では、グリッド38にバイアス電圧を印加すると同時に、放電ワイヤ37に高電圧を印加して、放電ワイヤ37をコロナ放電させることにより、感光ドラム29の表面を一様に正極性に帯電させることができる。
現像カートリッジ31は、後側が開放されるボックス状の収容ケース60を備え、下フレーム28に対して着脱自在に装着されている。この現像カートリッジ31内には、トナー収容室39、トナー供給ローラ40、現像ローラ41および層厚規制ブレード42が設けられている。
トナー収容室39は、仕切板43によって仕切られる収容ケース60の前側の内部空間として形成されている。トナー収容室39内には、現像剤として、正帯電性の非磁性1成分のトナーTが充填されている。このトナーTとしては、重合性単量体、たとえば、スチレン等のスチレン系単量体や、アクリル酸、アルキル(C1〜C4)アクリレート、アルキル(C1〜C4)メタアクリレート等のアクリル系単量体を、懸濁重合等によって共重合させることにより得られる重合トナーが用いられている。このような重合トナーは、略球状をなし、流動性が極めて良好であり、高画質の画像形成を達成することができる。
なお、このようなトナーには、カーボンブラック等の着色剤やワックス等が配合され、また、流動性を向上させるために、シリカ等の外添剤が添加されている。トナーの平均粒径は、約6〜10μmである。
また、トナー収容室39内には、中央に設けられた回転軸55に支持されたアジテータ44が設けられている。このアジテータ44は、図示しないモータからの動力の入力により回転駆動される。アジテータ44が回転駆動されると、トナー収容室39内のトナーTが攪拌されて、仕切板43の下方において前後方向に連通する開口部45からトナー供給ローラ40に向かって放出される。また、収容ケース60の左右両側壁には、それぞれトナー収容室39に対応した領域に窓部材(図示せず)が装着されている。各窓部材は、アジテータ44に保持されて連動するワイパによって清掃される。なお、本体ケーシング2には、一方の窓部材の外側に発光素子(図示せず)、他方の窓部材の外側に受光素子(図示せず)が設けられており、発光素子から出射され収容ケース60内を通過した検知光を受光素子にて検出し、その出力値に応じてトナーTの有無を判別する。
トナー供給ローラ40は、開口部45の後側に配置されて、現像カートリッジ31に回転可能に支持されている。このトナー供給ローラ40は、金属製のローラ軸を、導電性の発泡材料からなるローラで被覆することにより構成されている。
現像ローラ41は、トナー供給ローラ40の後側において、トナー供給ローラ40と互いに圧縮されるように接触した状態で、現像カートリッジ31に回転可能に支持されている。また、現像ローラ41は、現像カートリッジ31が下フレーム28に装着された状態で、感光ドラム29に対向して接触する。
ローラ軸41aは、現像カートリッジ31の前端部において、その両端部が現像カートリッジ31の側面から装置本体の幅方向(Z軸方向)外方に突出している。現像ローラ41のローラは、カーボン微粒子等を含む導電性のウレタンゴムまたはシリコーンゴムからなるローラ本体の表面に、フッ素が含有されているウレタンゴムまたはシリコーンゴムのコート層が被覆されている。現像ローラ41には、現像時に現像バイアスが印加される。また、現像ローラ41は、図示しないモータからの動力の入力により、トナー供給ローラ40と同じ方向に回転駆動される。
層厚規制ブレード42は、金属の板ばね材からなるブレード本体46の先端部に、絶縁性のシリコーンゴムからなる断面半円形状の押圧部47を備えている。この層厚規制ブレード42は、現像ローラ41の上方において現像カートリッジ31に支持されて、押圧部47がブレード本体46の弾性力によって現像ローラ41上に圧接されている。
開口部45から放出されたトナーTは、トナー供給ローラ40の回転により、現像ローラ41に供給され、このとき、トナー供給ローラ40と現像ローラ41との間で正に摩擦帯電される。現像ローラ41上に供給されたトナーTは、現像ローラ41の回転に伴って、層厚規制ブレード42の押圧部47と現像ローラ41との間に進入し、一定厚さの薄層として現像ローラ41上に担持される。
転写ローラ32は、下フレーム28に回転自在に支持されており、上フレーム27と下フレーム28とが組み合わされた状態において、感光ドラム29と上下方向において対向して接触し、感光ドラム29との間にニップを形成するように配置されている。この転写ローラ32は、金属製のローラ軸32aを、導電性のゴム材料からなるローラで被覆することにより構成されている。転写ローラ32には、転写時に転写バイアスが印加される。
クリーニングブラシ33は、下フレーム28に取り付けられており、上フレーム27と下フレーム28とが組み合わされた状態において、感光ドラム29の後側において、感光ドラム29と対向して接触するように配置されている。
感光ドラム29の表面は、その感光ドラム29の回転に伴って、まず、スコロトロン型帯電器30により一様に正帯電された後、スキャナ部19からのレーザビームの高速走査により露光され、用紙3に形成すべき画像に対応した静電潜像が形成される。
次いで、現像ローラ41の回転により、現像ローラ41上に担持されかつ正帯電されているトナーが、感光ドラム29に対向して接触するときに、感光ドラム29の表面上に形成されている静電潜像、すなわち、一様に正帯電されている感光ドラム29の表面のうち、レーザビームによって露光され電位が下がっている露光部分に供給される。これにより、感光ドラム29の静電潜像は、可視像化され、感光ドラム29の表面には、反転現像によるトナー像が担持される。
その後、感光ドラム29の表面上に担持されたトナー像は、図1に示すように、レジストローラ14によって搬送されてくる用紙3が、感光ドラム29と転写ローラ32との間の転写位置を通る間に、転写ローラ32に印加される転写バイアスによって、用紙3に転写される。トナー像が転写された用紙3は、定着部21に搬送される。
なお、転写後に感光ドラム29上に残存する転写残トナーは、現像ローラ41に回収される。また、転写後に感光ドラム29上に付着する用紙3からの紙粉は、クリーニングブラシ33によって回収される。
(c)定着部
定着部21は、プロセスカートリッジ20の後側に設けられ、定着フレーム48と、その定着フレーム48内に、加熱ローラ49および加圧ローラ50とを備えている。
加熱ローラ49は、表面がフッ素樹脂によってコーティングされた金属管と、その金属管内に加熱のためのハロゲンランプとを備え、図示しないモータからの動力の入力により回転駆動される。一方、加圧ローラ50は、加熱ローラ49の下方において、加熱ローラ49を押圧するように対向配置されている。この加圧ローラ50は、金属製のローラ軸を、ゴム材料からなるローラで被覆することにより構成されており、加熱ローラ49の回転駆動に従って従動される。
定着部21では、転写位置において用紙3上に転写されたトナーを、用紙3が加熱ローラ49と加圧ローラ50との間を通過する間に熱定着させる。トナーが定着した用紙3は、本体ケーシング2の上面に向かって上下方向に延びた排紙パス51に搬送される。排紙パス51に搬送された用紙3は、その上側に設けられる排紙ローラ52によって、本体ケーシング2の上面に形成された排紙トレイ53上に排紙される。
〔2.給紙カセットの着脱の検出並びに用紙搬送の検出構造〕
図5は給紙カセットの平面図(前部側のみを示してある)。図6は図5におけるB−B線断面図である。図7は図3のA部を拡大した図である。図8は揺動リンクの第2の状態を示す断面図(図5中のA−A線断面図)、図9は揺動リンクの第3の状態を示す断面図、図10は揺動リンクの第1の状態を示す断面図である。図12は突出部が分離ローラの上流側に設けられている場合の断面図である。
まず、揺動リンク80の構成について説明し、その後、用紙3の搬送並びに給紙カセット9の着脱に伴う揺動リンク80の状態(姿勢)の変化について説明する。
図5、図7に示すように揺動リンク80は筒状の本体部81を備えてなる。この本体部81は肉厚の薄い小径部81Aと、肉厚の厚い大径部81Bとを連結してなるとともに、中心軸C1に対していくらかの隙間を持って嵌め合わされ、遊転自在(中心軸C1と一体回動せず、自由に回動する)とされている。そして、小径部81Aにアーム84が設けられ、大径部81Bに給紙カセット9に対する突出板部95が設けられている。
アーム84は小径部81Aの外周から上方に延設され、その一端面(図7における手前側の端面)には遮蔽板85が形成され、これとは反対側の端面(図7における奥側の端面)には補強壁86が形成されている。
遮蔽板85はアーム84の上部において給紙カセット9の長手方向(装置本体のX軸方向)に沿う略矩形の平板状をなす。一方、補強壁86はアーム84のほぼ全高に亘って形成されている。この補強壁86の先端側は一定幅をもって形成されるのに対し、補強壁86の基端側は先端側に比べて幅広に形成されている。また、補強壁86の基端側であって、図7における左手前側には鈎型のばね止め部88が形成されている。
ここで、遮蔽板85の相手側となる遮光物体検出用の光電センサ100について説明する。光電センサ100は対向配置される一対の投光・受光素子から構成(本実施形態のものは、これら光電素子がパッケージ化された透過型のフォトインタラプタを使用)される。この光電センサ100は、本発明の検出手段及び第1の検出手段を構成する。
光電センサ100はカセット収容部2Aの天井壁における揺動リンク80の上方位置に光軸を分離ローラ10の中心軸C1に沿うような姿勢で固定され、取り付け状態(光電センサ100、揺動リンク80、給紙カセット9の取り付けがなされ、かつ用紙3が搬送されてない状態)においては投光、受光素子間に揺動リンク80の遮蔽部85が位置するような設定とされている。
突出板部95は図5に示すように、大径部81Bの外周面から給紙カセット9の壁部75に向かって延設される。突出板部95の幅は先端側がやや幅狭に形成されているのに対して、基端側は大径部81Bの全幅に亘って形成され、しかも、図5における右側の端面部分が補強壁86に連続するような形状とされている。
一方、図7、図8に示すように、壁部75における突出板部95の対向位置には、壁面を下向きに凹ませて受け部79が設けられている。受け部79の底面壁は突出板部95を下支えするための平坦な座面79Aと、給紙カセット9の取り付け動作に伴って、突出板部95を座面79Aへと案内するための案内斜面79Bとから構成されている。また、同図に示すように、突出板部95の先端はやや屈曲した形状をなす。
次に、揺動リンク80の状態の変化について説明する。
<第2の状態>
給紙カセット9をカセット収容部2Aに対して組み付けると、図8に示すように、突出板部95は用紙搬送経路56を横切って、先端の折れ曲がった部分が受け部79の座面79Aに乗り上げた状態となる。このときには、アーム84はほぼ垂直に起立した姿勢にあって、遮蔽板85が投光素子から照射される検出光の光路を遮断する状態となる(以下、センサ出力のOFFの状態とする)。この突出板部95が受け部79の座面79Aによって下支えされた状態を揺動リンク80の第2の状態とする。すなわち、揺動リンク80の第2の状態とは、給紙カセット9がカセット収容部2Aに装着され、用紙3が搬送されていない状態である。
また、図8における110はコイルスプリングである。このコイルスプリング110は一端がカセット収容部2Aの天井壁に掛けられ、他端が揺動リンク80のばね止め部88に掛けられており、第2の状態にあるときに、揺動リンク80を同図のS方向に付勢している。
<第3の状態>
搬送前の状態において突出板部95は用紙搬送経路56を横切った状態にあるから、用紙3の搬送が行われると、突出板部95が用紙3に跳ね上げられる。これにより、揺動リンク80は図9に示す矢印方向(R方向)に回動する。そして、この回動により、遮蔽板85が検出光の光路外に退避する。これにより、光電センサ100は受光状態(以下、センサ出力のONの状態とする)。この跳ね上げられた図9に示す状態を揺動リンク80の第3の状態とする。すなわち、揺動リンク80の第3の状態とは、給紙カセット9がカセット収容部2Aに装着され、用紙3が搬送されている状態である。
そして、揺動リンク80は用紙3が搬送されている間は、用紙3によって突出板部95の下面が支えられた状態にあるから第3の状態を維持するが、用紙3の後端が突出板部95を通過すると、それに伴って用紙3の支持がなくなる(フリーな状態となる)から、揺動リンク80は先に説明したコイルスプリング110による付勢力の作用により、元の第2の状態に復帰する。
<第1の状態>
次に、図8の状態から給紙カセット9を取り外すと(同図における右方向にカセット全体を移動させる)、図10に示すように、受け部79による突出板部95の下支え状態が解除される。解除がなされた直後、揺動リンク80はコイルスプリング110の付勢力を受けた状態にあるから、図10に示すS方向に回動する。そして、揺動リンク80にはストッパ(図示せず)が設けられており、これが分離ローラ10の端面に当接して回動が停止される。このときには、遮蔽板85が検出光の光路外に退避する。これにより、光電センサ100は受光状態(ON状態)となる。この姿勢を揺動リンク80の第1の状態とする。すなわち、揺動リンク80の第1の状態とは、給紙カセット9がカセット収容部2Aから取り外された状態である。
一方、この状態から、今度は給紙カセット9をカセット収容部2Aに差し込むと、その差込の過程で、突出板部95の先端の折れ曲がった部分が、壁部75の案内斜面79Bに突き当たる。その後、揺動リンク80は案内斜面79Bによる案内作用を受けて、コイルスプリング110の付勢力に抗しつつ回動されてゆき、給紙カセット9がカセット収容部2A内に収まったときには、突出板部95は案内斜面79Bを登りきって、受け部79の座面79Aに下支えされた状態、すなわち図8に示す第2の状態となる。
このように、突出板部95の先端を折れ曲がらせ相手側の壁部75に案内斜面79Bを設けることで給紙カセット9をカセット収容部2Aに装着する際に、座面79Aに対する突出板部95の誘いこみが円滑に行われるから、突出板部95が壁部75に突き当たった後に、突っ張った状態となって破損することがない。
なお、光電センサ100の遮光・受光判定は受光素子からの受光信号に基づいて後述する制御ユニットにより行われ、モータMの駆動判定はモータに付設される速度制御用のロータリーエンコーダからのパルス信号に基づいて制御ユニットにより行われる。
そして、用紙搬送と判定されたときには、そのときの光電センサ100のON・OFFに基づいて次に送られる用紙の搬送タイミングが以下の要領で決定されるようになっている。
まず、光電センサ100がOFF(遮光)からON(第3の状態の受光)に切り替わるタイミングを検出することで用紙3の先端の通過を検出することができ、これとは反対に光電センサ100がON(第3の状態の受光)からOFF(遮光)に切り替わるタイミングを検出することで用紙3の後端の通過を検出することができる。したがって、第2の状態から第3の状態に変化する場合には、給紙カセット9から用紙3を取り出してから搬送することにより、用紙の先端及び後端を検出することができる。そして、第3の状態から第2の状態に変化する場合には、搬送された用紙3の後端を検出することができる。
そして、搬送タイミングを決定するには用紙3の先端の通過を基準とする方法と、用紙3の後端の通過を基準とする方法とがあるが、本実施形態では後者、すなわち一枚の用紙3の後端の通過が検出されたことを確認したのちに、次の用紙3を搬送することとしている。このような制御を行うことで、一枚の用紙3の搬送が完了する前に、次の用紙3の搬送がなされるといった誤動作を未然に解消することが可能となる。
そして、このような用紙3の搬送タイミングを決定する際には、印刷の高速化の要請からできるだけ搬送間隔を短くすることが望ましい。この点について、本実施形態では、先に述べたように、コイルスプリング110を設けて、揺動リンク80を復帰方向(第3の状態から第2の状態に戻る方向)に付勢している。従って、何ら付勢手段が設けられていない場合に比べて、それだけ復帰までの時間(第3の状態から第2の状態に戻るまでの時間)が短くなるから、用紙3の搬送に対する光電センサ100のON・OFFのタイミングの遅れが短くできる。そのため、これに基づいて用紙3の搬送タイミングを決定すれば、検出の遅れ分の誤差が排除できるから、結果として、搬送タイミングを最短の時間に設定できる。
また、用紙3の後端の検出を行うには、一枚の用紙3が通過する度に、必ず、揺動リンク80が第3の状態から第2の状態に復帰する設定とする必要がある。そこで、本実施形態では、突出板部95が分離ローラ10に対して、用紙搬送経路56の下流側(図8における右側)に位置するような配置としてある。仮に、図11に示すように、分離ローラ10より上流側に突出板部130を設けてしまうと、そこは用紙3が分離される前であるから、突出板部95の下方に用紙3が重なった状態で位置することが起こり得る。なお、以下の説明では、このように用紙3が重なった状態で搬送されることを連れ重送という。
このような状態となると、重なった用紙のうち一枚の用紙3が通過したとしても、揺動リンク80は第2の状態に戻らないから、用紙3の後端を検出することができない。しかし、上記構成(突出板部95を分離ローラ10の下流に配置する構成)であれば、用紙3の通過とともに揺動リンク80が必ず第2の状態に復帰することとなる。
また、コイルスプリング110を設けることで先に説明した第3の状態から第2の状態への状態の変化に加えて、第2の状態から第1の状態への状態の変化も早くなる。そのため、給紙カセット9の取り外しの検出も早く行うことが可能となる。
〔3.制御ユニットの構成〕
次に、制御ユニット120について説明する。図12はその制御ユニット120の構成を示すブロック図である。
制御手段としての制御ユニット120は、CPU121と、種々の制御プログラムが格納されたROM122と、パーソナルコンピュータやホストコンピュータ等の外部のデータ送信機器PCから送信された送信データを受けて格納する受信バッファ等の各種メモリが設けられたRAM123と、送信された印字データを受信するインターフェース(I/F)124と、スキャンバッファを有しビットイメージデータに変換された印字情報を順次DCコントローラ回路125へ出力するインターフェース(I/F)126と、上述したようにトナーTの有無を判別するトナーセンサ127、上述した光電センサ100、レジスト前センサ128、レジスト後センサ129、排紙センサ130、ペーパーエンプティセンサ131及びその他のセンサからの検出信号を受信するインターフェース(I/F)132と、操作パネル133から各種制御モードを選択でき、その切り替えた信号を受けるインターフェース(I/F)134とを備えており、これらはバス135を介してCPU121にそれぞれ接続されている。
なお、レジスト後センサ129は、本発明の第2の検出手段を構成し、ペーパーエンプティセンサ131は、給紙カセット9内の用紙3の有無を検出するものであって、本発明の第3の検出手段を構成する。
そして、レジスト前センサ128は、図1に示すように用紙搬送経路56におけるレジストローラ14の上流側に配置される一方、レジスト後センサ129は、用紙搬送経路56におけるレジストローラ14の下流側に配置されている。また、排紙センサ130も用紙搬送経路56における排紙ローラ52の下流側に配置されている。さらに、ペーパーエンプティセンサ131のアークチェータは、図8〜図10に示すように中心軸C1を中心として回動可能に取り付けられ、給紙動作時に、給紙カセット9内に積層された用紙3が持ち上げられたときに、用紙3の上面に当接して時計方向に回動する。そのアークチェータの位置を検出可能な、一対の投光・受光素子から構成(本実施形態のものは、これら光電素子がパッケージ化された透過型のフォトインタラプタを使用)されるエンプティセンサ(図示せず)は、給紙カセット9に用紙3がある状態、或いは、給紙カセット9が取り外された状態、給紙カセット9は装着されているが用紙3がない状態を検出可能である。
なお、DCコントローラ回路125には、図示しないが各種ローラ、モータやヒータを駆動するための駆動回路140が接続されている。
ROM72には、前述した機能を実現するための種々の制御プログラムに加えて、文字や記号等の多数のキャラクタに関する印字用ドットパターンデータを格納したフォントメモリ、RAM73に設けられた受信データバッファや印字イメージメモリ等の各メモリのメモリ容量及び先頭アドレスを管理するメモリ管理プログラム等や、また、上記のデータの他、給紙カセット9から給紙を開始してから用紙3の先端が光電センサ100に達するまでの時間と用紙3の滑り等を考慮したマージン分の時間とを併せたタイムデータがタイマ値として予め格納されている。
RAM123には、上記タイマ値や用紙3有りの時間、後述するように光電センサ100が実際に用紙3を検出した場合、検出状態を保持(ロック)するための用紙有無フラグデータが記憶される。
次に、光電センサ100とペーパーエンプティセンサ131の取り得る組合せ状態を説明する。
図13(A)〜(D)は光電センサ100とペーパーエンプティセンサ131の取り得る組合せ状態を示す説明図である。なお、本実施形態の光電センサ100は、上述したように搬送される用紙3の後端を検出するとともに、給紙カセット9の有無(給紙トレイの開閉)を検出するものである。すなわち、光電センサ100は、給紙カセット9内に用紙3があり、かつ給紙カセット9が取り外されたときにONする。また、ペーパーエンプティセンサ131は、給紙カセット9が取り外された状態や、用紙3がなくなった場合に用紙3がない旨を検出する。
図13(A)は、光電センサ100で給紙カセット9が装着されていることを検出し、ペーパーエンプティセンサ131で用紙3を検出しており、用紙3を収納した給紙カセット9が本体ケーシング2に装着され、かつ用紙3が搬送されていない第2の状態、つまり通常状態を示している。
図13(B)は、光電センサ100で給紙カセット9が取り外されていることを検出し、また、給紙カセット9が取り外された場合、ペーパーエンプティセンサ131で用紙3なしを検出しており、本体ケーシング2から給紙カセット9が取り外された第1の状態を示している。
図13(C)は、光電センサ100で給紙カセット9が装着されていることを検出し、ペーパーエンプティセンサ131で用紙3を検出しており、給紙カセット9が装着され、かつ用紙3が搬送中(もしくは連れ重送)であることから、用紙3を収納した給紙カセット9が本体ケーシング2に装着され、かつ用紙3が搬送中(もしくは連れ重送)である第3の状態を示している。
図13(D)は、光電センサ100で給紙カセット9が装着されていることを検出し、ペーパーエンプティセンサ131で用紙3がないことを検出しており、給紙カセット9が本体ケーシング2に装着され、かつ給紙カセット9に用紙3がない第4の状態を示している。
〔4.本実施形態の全体の動作説明〕
次に、図1を参照して、本実施形態の全体の動作を簡単に説明する。
レーザプリンタ1の画像形成動作に伴って給紙動作が開始されると、駆動用のモータMが駆動され、それにより給紙カセット9の用紙押圧板15の前端、ひいては給紙カセット9内に積層された用紙3が持ち上げられ、同用紙3が給紙ローラ12に当接させられる。このときに、ペーパーエンプティセンサ131は、用紙3の上面に当接して用紙あり状態を検出する。
給紙ローラ12に当接した最上面に位置する用紙3は、給紙カセット9から取り出されて分離ローラ10、対向ローラ13及びローラ8によって用紙搬送経路56に沿ってレジストローラ14に向かって搬送される。このとき、揺動リンク80は図9に示す矢印方向(R方向)に回動する。そして、この回動により、遮蔽板85が検出光の光路外に退避する。これにより、光電センサ100は受光状態となり、第2の状態から第3の状態に変化する。
レジスト前センサ128が用紙3の先端を検出すると、レジストローラ14の回転が一時的に停止され、用紙の斜行が補正される。レジストローラ14が再び回転すると、レジスト後センサ129が用紙の先端を検出し、このタイミングに同期して、スキャナ部19により感光ドラム29上に静電潜像が形成される。また、用紙3は、感光ドラム29に向かって搬送される。
感光ドラム29に到達した用紙3には、転写ローラ32によって感光ドラム29に形成されたトナー像が転写される。
用紙3に転写されたトナー像は、定着部21で定着された後、排紙パス51を経て排紙ローラ52によって本体ケーシング2の上面に形成された排紙トレイ53上に廃止される。
なお、用紙3の搬送に伴って、用紙3の後端が揺動リンク80部分を通過すると、図8に示す矢印方向(S方向)に回動する。そして、この回動により、遮蔽板85が検出光の光路内に位置して検出光の光路を遮断する。これにより、光電センサ100は、第3の状態から第2の状態に変化する。
〔5.制御ユニットの動作〕
次に、制御ユニットの動作を図14に基づいて説明する。図14は本実施形態の制御ユニットの動作を示すフローチャートである。
なお、本実施形態の光電センサ100は、通常、給紙カセット9の着脱の検出として用いられるものの、給紙ローラ12等が回転駆動されて給紙カセット9の給紙動作が開始されてから所定の時間範囲内、つまり、CPU121によりRAM123に上記タイマ値がセットされてタイマがセットされている間のみ用紙3の後端を検出する用紙後端検出センサとして動作する。上記タイマの設定時間は、給紙を開始してから用紙3の先端が光電センサ100に達するまでの時間に、用紙3の滑り等を考慮したマージン分の時間を加えた時間とし、通常2秒としている。また、図14に示す処理は、5msec周期で実行される。
さらに、給紙カセット9がカセット収容部2Aに装着され、かつ用紙3の搬送が行われていないセット状態において、揺動リンク80は第2の状態にあって、光電センサ100は遮光状態にある。一方、その状態から用紙3の搬送或いは、給紙カセット9が取り外されると、揺動リンク80は遮蔽板85が検出光の光路外に退避するような状態に変え、これにより光電センサ100は受光状態となる。
そのため、図14に示すように、CPU121はステップS10において光電センサ100が遮光状態にあるか、否かを判定することにより、揺動リンク80が第2の状態か、あるいは基準となる第2の状態から状態を変化させたのかを検出することができる(状態の変化の検出)。すなわち、光電センサ100は、第2の状態か、それ以外の状態かを検出することができる。
したがって、ステップS10では、光電センサ100がON(受光)になると、ステップS20に進む一方、光電センサ100がOFF(遮光)の場合には、給紙ローラ12等が回転駆動されて給紙カセット9の給紙動作が開始されたにもかかわらず、光電センサ100が用紙3を検出することができないので、ステップS30に進み、用紙3がなく、かつ給紙カセット9が装着されていると判定した後、ステップS40で、RAM123に記憶された用紙有無フラグを「用紙なし」にセットすることにより用紙3有りの保持状態を解除し、処理を終了する。このようにステップS30及びS40の処理は、揺動リンク80が第2の状態にある。
また、ステップS10において光電センサ100が受光状態である、すなわち用紙3の搬送に伴い揺動リンク80の状態に変化があったと判定された場合には、ステップS20に移行する。このステップS20では、タイマが上記のようにして予めセットされている所定時間内か否かを判断する。タイマが所定時間内の場合(ステップS20:Yes)には、ステップS50に進み、RAM123に記憶された用紙有無フラグを「用紙有り」にセットして用紙3有りの状態を保持する。ここで、実際に用紙3を検出した場合、用紙3の搬送中にタイムアップすると、光電センサ100の用途が切り替わってしまうため、RAM123に記憶された用紙有無フラグを「用紙有り」にセットし、一度用紙3を検出したら用紙3の後端を検出するまで用紙後端センサとして固定するようにしている。次いで、ステップS60では、用紙3の有りと判定する。これにより、第3の状態、すなわち給紙カセット9がカセット収容部2Aに装着され、かつ用紙3が搬送されている状態と判定することができる。
さらに、ステップS20においてタイマが所定時間内でない場合(ステップS20:No)には、ステップS70に移行する。このステップS70では、用紙3有りが保持されているか否かを判断し、RAM123に記憶された用紙有無フラグが「用紙有り」にセットされていて用紙3有りが保持されている場合(ステップS70:Yes)には、上記ステップS60に進み、用紙3の有りと判定する。
また、ステップS70において、RAM123に記憶された用紙有無フラグが「用紙なし」にセットされていて用紙3有りが保持されていない場合(ステップS70:No)には、ステップS80に移行する。このステップS80では、給紙カセット9がカセット収容部2Aから取り外されたことを判定する。これにより、第1の状態、すなわち給紙カセット9が取り外された状態と判定することができる。この状態は、例えば操作パネル133にその旨が表示される。
次いで、ステップS60及びステップS80において、第3の状態及び第1の状態を判定した後は、ステップS90に移行する。このステップS90では、RAM123に記憶されたタイマ値をカウンダウンする。なお、RAM123に記憶されたタイマ値は、給紙ローラ12等が回転駆動されて給紙カセット9の給紙動作が開始されたときに、CPU121は、ROM122に記憶されたタイマ値を読み出してRAM123の所定の領域に記憶する。具体的には、給紙ローラ12等が回転駆動されて給紙カセット9の給紙動作が開始されてから所定の時間範囲を2秒間とすれば、図14に示す処理は、5msec周期で実行されるので、十進数「400」をタイマ値として記憶すればよい。そして、全体の処理を終了する。
次に、本実施形態の作用効果について、説明する。
本実施形態によれば、揺動リンク80は給紙カセット9の着脱、あるいは用紙搬送によって姿勢(揺動位置)が変化する。具体的には、用紙3が搬送される前の状態にあっては、揺動リンク80は給紙カセット9の受け部79によって下支えされた状態(第2の状態)にあるが、用紙3が搬送されると、支持点が給紙カセット9側から用紙3に移動する。この支持点の移動により、揺動リンク80の状態が第2の状態から第3の状態へと変化する。
一方、給紙カセット9が取り外されると、受け部79による下支えが解かれるから、それ以降は無支持状態となる。この支持の変化により、揺動リンク80の状態が第2の状態から第1の状態へと変化する。従って、これら揺動リンク80の状態の変化を検出することで、用紙3の搬送並びに給紙カセット9の着脱の双方を知ることができる。
このように本実施形態によれば、給紙カセット9から用紙3を取り出してから上記所定時間内に、光電センサ100が、揺動リンク80の揺動位置が第2の状態以外の状態であることを検出したとき、第3の状態であると判定することにより、一つの検出手段としての光電センサ100により用紙3の搬送状態の検出及び給紙カセット9の有無を検出することができる。その結果、検出手段の部品点数を削減することから、その分組付け工数を減らし、組付けも簡素化し、装置の小型化を図ることができる。
なお、本実施形態では、給紙カセット9が一つ設けられている例について説明したが、本発明では給紙カセット9を複数設けた場合についても適用可能である。したがって、給紙カセット9が複数設けられている場合には、タイマ値を設定するカウンタを給紙カセット9毎にそれぞれ独立して用意すればよい。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態における制御ユニットの動作を図15〜図18に基づいて説明する。
図15は通常印刷時の各センサの波形を示すタイミングチャート、図16は途中で給紙カセットが取り外された時の各センサの波形を示すタイミングチャート、図17は第2実施形態の各センサの波形を示すタイミングチャート、図18は第2実施形態における制御ユニットの動作を示すフローチャートである。
なお、以下の本実施形態では、全体構成、給紙カセットの着脱の検出並びに用紙搬送の検出構造、及び制御ユニットの構成が前記第1実施形態とほぼ同様であるので、その説明を省略し、前記第1実施形態と異なる構成及び動作についてのみ説明する。また、以下の各実施形態では、前記第1実施形態と同一のステップに対し図18と同一のステップ番号を付して説明する。さらに、以下の本実施形態のフローチャートの処理は、5msec周期で実行される。
ところで、光電センサ100は、用紙3の検出用として動作している最中に給紙カセット9が取り外された場合、図15及び図16に示すように用紙3の後端及び給紙カセット9が取り外された状態をそれぞれ検出することができないこととなる。
そこで、本実施形態では、用紙3の搬送中に給紙カセット9を取り外した場合、図1に示すように用紙搬送経路56における光電センサ100の下流側に配置された第2の検出手段としてのレジスト後センサ129にて図17に示すように用紙3の後端を検出したタイミングで、用紙3の通過及び給紙カセット9が取り外された状態をそれぞれ検出するようにしている。
すなわち、図18のフローチャートに示すように、まずステップS10では、光電センサ100がON(受光)になると、ステップS20に進む一方、光電センサ100がOFF(遮光)の場合には、給紙ローラ12等が回転駆動されて給紙カセット9の給紙動作が開始されたにもかかわらず、光電センサ100が用紙3を検出することができないので、ステップS30に進み、用紙3がなく、かつ給紙カセット9が装着されていると判定した後、ステップS40で、RAM123に記憶された用紙有無フラグを「用紙なし」にセットすることにより用紙3有りの保持状態を解除し、処理を終了する。このようにステップS30及びS40の処理は、揺動リンク80が第2の状態にある。
また、ステップS10において光電センサ100が受光状態である、すなわち用紙3が搬送されて揺動リンク80の状態に変化があったと判定された場合には、ステップS20に移行する。このステップS20では、タイマが上記のようにして予めセットされている所定時間内か否かを判断する。タイマが所定時間内の場合(ステップS20:Yes)には、ステップS50に進み、RAM123に記憶された用紙有無フラグを「用紙有り」にセットすることにより用紙3の有りの状態を保持する。ここで、実際に用紙3を検出した場合、用紙3の搬送中にタイムアップすると、光電センサ100の用途が切り替わってしまうため、RAM123に記憶された用紙有無フラグを設け、一度用紙3を検出したら用紙3の後端を検出するまで用紙後端センサとして固定するようにしている。次いで、ステップS60では、用紙3有りと判定する。これにより、第3の状態、すなわち給紙カセット9がカセット収容部2Aに装着され、かつ用紙3が搬送されている状態と判定することができる。
さらに、ステップS20においてタイマが所定時間内でない場合(ステップS20:No)には、ステップS61に移行する。このステップS61では、用紙搬送経路56における光電センサ100の下流側に配置されたレジスト後センサ129にて用紙3の後端を検出したか否かを判断し、用紙3の後端を検出した場合(ステップS61:Yes)には、ステップS62で、RAM123に記憶された用紙有無フラグを「用紙なし」にセットすることにより用紙3有り状態の保持を解除した後、ステップS70に移行する一方、用紙3の後端を検出しない場合(ステップS61:No)には直接ステップS70に移行する。
次いで、ステップS70では、用紙3有りが保持されているか否かを判断し、保持されている場合(ステップS70:Yes)には、上記ステップS60に進み、用紙3の有りと判定する。
また、ステップS70において、用紙3有りが保持されていない場合(ステップS70:No)には、ステップS80に移行する。このステップS80では、給紙カセット9がカセット収容部2Aから取り外されたことを判定する。これにより、第1の状態、すなわち給紙カセット9が取り外された状態と判定することができる。この状態は、例えば操作パネル133にその旨が表示される。
次いで、ステップS60及びステップS80において、第3の状態及び第1の状態を判定した後は、ステップS90に移行する。このステップS90では、RAM123に記憶されたカウンタ値をカウンダウンする。そして、全体の処理を終了する。
このように本実施形態によれば、給紙カセット9から用紙3を取り出してから所定時間後に、レジスト後センサ129が用紙3を検出せず、かつ光電センサ100が、揺動リンク80の揺動位置が第2の状態以外の状態であることを検出したときには、給紙カセット9が取り外された状態と判定することにより、用紙3の搬送状態、給紙カセット9が取り外された状態を確実に検出することができる。なお、RAM123に記憶されたタイマ値は、給紙ローラ12等が回転駆動されて給紙カセット9の給紙動作が開始されたときに、CPU121は、ROM122に記憶されたタイマ値を読み出してRAM123の所定の領域に記憶する。
なお、本実施形態では、用紙搬送経路56における光電センサ100の下流側に配置される第2の検出手段をレジスト後センサ129としたが、これに限らずレジスト前センサ128又は排紙センサ130等、光電センサ100の下流側に配置されるセンサであれば、如何なるものであってもよい。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態における制御ユニットの動作を図19及び図20に基づいて説明する。
図19は第3実施形態の各センサの波形を示すタイミングチャート、図20は第3実施形態における制御ユニットの動作を示すフローチャートである。
本実施形態では、光電センサ100を用紙3の後端センサとして使用している場合、用紙3有りの状態の時間は、最大長記録紙の搬送時間よりも短くなることを利用し、所定時間以上用紙有りの状態が続いた場合には、光電センサ100の用途を給紙カセット9の着脱の検出に切り替えるようにしている。
なお、以下の本実施形態では、全体構成、給紙カセットの着脱の検出並びに用紙搬送の検出構造、及び制御ユニットの構成が前記第1実施形態とほぼ同様であるので、その説明を省略し、前記第1実施形態と異なる構成及び動作についてのみ説明する。また、以下の各実施形態では、前記第1実施形態と同一のステップに対し図18と同一のステップ番号を付して説明する。さらに、以下の本実施形態のフローチャートの処理は、5msec周期で実行される。
すなわち、図20のフローチャートに示すように、まずステップS10では、光電センサ100がON(受光)になると、ステップS20に進む一方、光電センサ100がOFF(遮光)の場合には、ステップS30に進み、用紙3がなく、かつ給紙カセット9が装着されていると判定した後、ステップS40で、RAM123に記憶された用紙有無フラグを「用紙なし」にセットすることにより用紙3有りの保持状態を解除し、RAM123の所定の領域に記憶された用紙3有りの時間をゼロクリアし(ステップS41)、処理を終了する。このようにステップS30及びS40の処理は、揺動リンク80が第2の状態にある。
また、ステップS10において光電センサ100が受光状態である、すなわち揺動リンク80の状態に変化があったと判定された場合には、ステップS20に移行する。このステップS20では、タイマが上記のようにして予めセットされている所定時間内か否かを判断する。タイマが所定時間内の場合(ステップS20:Yes)には、ステップS50に進み、用紙3の有りの状態を保持する。そして、ステップS51で用紙3有りの時間をカウントアップした後、ステップS60で用紙3有りと判定する。これにより、第3の状態、すなわち給紙カセット9がカセット収容部2Aに装着され、かつ用紙3が搬送されている状態と判定することができる。
さらに、ステップS20においてタイマが所定時間内でない場合(ステップS20:No)には、ステップS61Aに移行する。このステップS61Aでは、RAM123の所定の領域に記憶された用紙3有りの時間が所定値以上、つまり最大長記録紙の搬送時間より長い場合(ステップS61A:Yes)には、ステップS62で、RAM123に記憶された用紙有無フラグを「用紙なし」にセットすることにより用紙3有り状態の保持を解除した後、ステップS70に移行する一方、RAM123の所定の領域に記憶された用紙3有りの時間が所定値未満、つまり最大長記録紙の搬送時間より短い場合(ステップS61A:No)には、直接ステップS70に移行する。
次いで、ステップS70では、用紙3有りが保持されているか否かを判断し、保持されている場合(ステップS70:Yes)には、上記ステップS51に進み、用紙3有りの時間をカウントアップした後、ステップS60で用紙3の有りと判定する。
また、ステップS70において、用紙3有りが保持されていない場合(ステップS70:No)には、ステップS80に移行する。ここで、RAM123の所定の領域に記憶された用紙3有りの時間が所定値以上、つまり最大長記録紙の搬送時間より長い場合(ステップS61A:Yes)には、ステップS62で、RAM123に記憶された用紙有無フラグを「用紙なし」にセットすることにより用紙3有り状態の保持を解除されているので、ステップS80に進むことになる。このステップS80では、給紙カセット9がカセット収容部2Aから取り外されたことを判定する。これにより、第1の状態、すなわち給紙カセット9が取り外された状態と判定することができる。この状態は、例えば操作パネル133にその旨が表示される。
次いで、ステップS60及びステップS80において、第3の状態及び第1の状態を判定した後は、ステップS90に移行する。このステップS90では、上記のようにして設定されたタイマをカウンダウンする。そして、全体の処理を終了する。
このように本実施形態によれば、光電センサ100が、揺動リンク80の揺動位置が第2の状態、すなわち給紙カセット9が装着され、かつ用紙3が搬送されていない状態以外の状態であることを所定時間以上検出したときには、給紙カセット9が取り外された状態と判定することにより、給紙カセット9が取り外された状態を確実に検出することができる。
(第4実施形態)
次に、本発明の第4実施形態における制御ユニットの動作を図21〜図23に基づいて説明する。
図21は連れ重送が生じた場合の各センサの波形を示すタイミングチャート、図22はペーパーエンプティセンサを用いて連れ重送を判別する連れ重送が生じた場合の各センサの波形を示すタイミングチャート、図23は第4実施形態における制御ユニットの動作を示すフローチャートである。
なお、以下の本実施形態では、全体構成、給紙カセットの着脱の検出並びに用紙搬送の検出構造、及び制御ユニットの構成が前記第1実施形態とほぼ同様であるので、その説明を省略し、前記第1実施形態と異なる構成及び動作についてのみ説明する。また、以下の各実施形態では、前記第1実施形態と同一のステップに対し図18と同一のステップ番号を付して説明する。さらに、以下の本実施形態のフローチャートの処理は、5msec周期で実行される。
ところで、給紙カセット9から用紙3を一枚取り出したとき、摩擦等の原因によって次の用紙3が少し連れ上がってしまう連れ重送という現象が生じることがある。この現象が生じた場合、上記のように用紙3の搬送中に給紙カセット9を取り外した場合と同じセンサ波形により、上記と同様に用紙3の後端が検出することができなくなってしまう。また、上述したように途中で給紙カセット9を取り外した場合の処理を実行すると、給紙カセット9を取り外されていない場合でも、給紙カセット9を取り外した表示をしてしまう等の問題が生じる。
そこで、本実施形態では、給紙カセット9を取り外すと、ペーパーエンプティセンサ131が用紙なしの状態になることを利用し、連れ重送と給紙カセット9を取り外した場合を検出するようにしている。具体的には、図16及び図17において説明した、いずれかのタイミングでペーパーエンプティセンサ131が用紙3の有無を検出し、用紙3有りの場合には、連れ重送であり、用紙3なしの場合には、給紙カセット9が取り外された状態と判定するようにしている。
すなわち、図23のフローチャートに示すように、まずステップS10では、光電センサ100がON(受光)になると、ステップS20に進む一方、光電センサ100がOFF(遮光)の場合には、ステップS30に進み、用紙3がなく、かつ給紙カセット9が装着されていると判定した後、ステップS40で用紙3有りの保持状態を解除し、用紙3有りの時間をゼロクリアし(ステップS41)、処理を終了する。このようにステップS30及びS40の処理は、揺動リンク80が第2の状態にある。
また、ステップS10において光電センサ100が受光状態である、すなわち揺動リンク80の状態に変化があったと判定された場合には、ステップS20に移行する。このステップS20では、タイマが上記のようにして予めセットされている所定時間内か否かを判断する。タイマが所定時間内の場合(ステップS20:Yes)には、ステップS50に進み、用紙3の有りの状態を保持する。そして、ステップS60で用紙3有りと判定する。これにより、第3の状態、すなわち給紙カセット9がカセット収容部2Aに装着され、かつ用紙3が搬送されている状態と判定することができる。
さらに、ステップS20においてタイマが所定時間内でない場合(ステップS20:No)には、ステップS61に移行する。このステップS61では、用紙搬送経路56における光電センサ100の下流側に配置されたレジスト後センサ129にて用紙3の後端を検出したか否かを判断し、用紙3の後端を検出した場合(ステップS61:Yes)であって、ステップS61Bでペーパーエンプティセンサ131が用紙なしを検出した場合(ステップS61B:Yes)には、ステップS62で用紙3有り状態の保持を解除した後、ステップS70に移行する。
一方、ステップS61で用紙3の後端を検出しない場合(ステップS61:No)であって、ステップS61Bでペーパーエンプティセンサ131が用紙なしを検出しない場合(ステップS61B:No)には、直接ステップS70に移行する。
次いで、ステップS70では、用紙3有りが保持されているか否かを判断し、保持されている場合(ステップS70:Yes)には、上記ステップS51に進み、用紙3有りの時間をカウントアップした後、ステップS60で用紙3の有りと判定する。
また、ステップS70において、用紙3有りが保持されていない場合(ステップS70:No)には、ステップS80に移行する。ここで、ペーパーエンプティセンサ131が用紙なしを検出した場合(ステップS61B:Yes)には、ステップS62で、RAM123に記憶された用紙有無フラグを「用紙なし」にセットすることにより用紙3有り状態の保持を解除されているので、ステップS80に進むことになる。このステップS80では、給紙カセット9がカセット収容部2Aから取り外されたことを判定する。これにより、第1の状態、すなわち給紙カセット9が取り外された状態と判定することができる。この状態は、例えば操作パネル133にその旨が表示される。
次いで、ステップS60及びステップS80において、第3の状態及び第1の状態を判定した後は、ステップS90に移行する。このステップS90では、上記のようにして設定されたタイマをカウンダウンする。そして、全体の処理を終了する。
このように本実施形態によれば、レジスト後センサ129が用紙3の後端を検出し、かつ光電センサ100が、揺動リンク80の揺動位置が第2の状態以外の状態であることを検出し、かつペーパーエンプティセンサ131が、用紙有を検出するときには、用紙の連れ重送であると判定することにより、確実に連れ重送を検出することができる。
本発明の第1実施形態を適用した画像形成装置としてのレーザプリンタを示す要部側断面図である。 図1のレーザプリンタの斜視図である。 図1の給紙カセットの斜視図である。 図1の給紙カセットの斜視図である。 給紙カセットの平面図である。 図5中のB−B線断面図である。 図3中のA部を拡大した図である。 揺動リンクの第2の状態を示す断面図である。 揺動リンクの第3の状態を示す断面図である。 揺動リンクの第1の状態を示す断面図である。 突出部が分離ローラの上流側に設けられている場合の断面図である。 制御ユニットの構成を示すブロック図である。 (A)〜(D)は光電センサとペーパーエンプティセンサの取り得る組合せ状態を示す説明図である。 本実施形態の制御ユニットの動作を示すフローチャートである。 通常印刷時の各センサの波形を示すタイミングチャートである。 途中で給紙カセットが取り外された時の各センサの波形を示すタイミングチャートである。 第2実施形態の各センサの波形を示すタイミングチャートである。 第2実施形態における制御ユニットの動作を示すフローチャートである。 第3実施形態の各センサの波形を示すタイミングチャートである。 第3実施形態における制御ユニットの動作を示すフローチャートである。 連れ重送が生じた場合の各センサの波形を示すタイミングチャートである。 ペーパーエンプティセンサを用いて連れ重送を判別する連れ重送が生じた場合の各センサの波形を示すタイミングチャートである。 第4実施形態における制御ユニットの動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 レーザプリンタ
2 本体ケーシング(装置本体)
2A カセット収容部
3 用紙
4 フィーダ部
5 画像形成部
9 給紙カセット
10 分離ローラ(搬送手段)
12 給紙ローラ(搬送手段)
13 対向ローラ
14 レジストローラ
19 スキャナ部
20 プロセスカートリッジ
29 感光ドラム
80 揺動リンク(揺動部材)
84 アーム
85 遮蔽部
100 光電センサ(検出手段、第1の検出手段)
120 制御ユニット(制御手段)
129 レジスト後センサ(第2の検出手段)
131 ペーパーエンプティセンサ(第3の検出手段)

Claims (5)

  1. 装置本体に対して着脱可能な給紙カセットと、前記給紙カセットから用紙を1枚毎に分離して搬送する搬送手段とを有する用紙搬送装置であって、
    前記装置本体に対して軸を中心に揺動可能に支持され、前記給紙カセットが取り外された第1の状態と、前記給紙カセットが装着され、かつ用紙が搬送されていない第2の状態と、前記給紙カセットが装着され、かつ用紙が搬送されている第3の状態とで、それぞれ揺動位置が変化する揺動部材と、
    前記揺動部材の揺動位置が、第2の状態か、それ以外の状態かを検出する第1の検出手段と、
    前記用紙の搬送経路における前記第1の検出手段の下流側に配置され用紙の搬送状態を検出する第2の検出手段と、
    前記第1および第2の検出手段からの信号が入力される制御手段とを備え、
    前記制御手段は、前記搬送手段が前記給紙カセットから用紙を取り出してから所定時間後に、前記第2の検出手段が用紙を検出せず、かつ前記第1の検出手段が、前記揺動部材の揺動位置が第2の状態以外の状態であることを検出したときには、前記給紙カセットが取り外された状態と判定することを特徴とする用紙搬送装置。
  2. 装置本体に対して着脱可能な給紙カセットと、前記給紙カセットから用紙を1枚毎に分離して搬送する搬送手段とを有する用紙搬送装置であって、
    前記装置本体に対して軸を中心に揺動可能に支持され、前記給紙カセットが取り外された第1の状態と、前記給紙カセットが装着され、かつ用紙が搬送されていない第2の状態と、前記給紙カセットが装着され、かつ用紙が搬送されている第3の状態とで、それぞれ揺動位置が変化する揺動部材と、
    前記揺動部材の揺動位置が、第2の状態か、それ以外の状態かを検出する第1の検出手段と、
    前記用紙の搬送経路における前記第1の検出手段の下流側に配置された第2の検出手段と、
    前記給紙カセット内の用紙の有無を検出する第3の検出手段と、
    前記第1〜第3の検出手段からの信号が入力される制御手段とを備え、
    前記制御手段は、前記第2の検出手段が用紙の後端を検出し、かつ前記第1の検出手段が、前記揺動部材の揺動位置が第2の状態以外の状態であることを検出し、かつ前記第3の検出手段が、用紙有を検出するときには、用紙の連れ重送であると判定することを特徴とする用紙搬送装置。
  3. 請求項又はに記載の用紙搬送装置において、
    前記第2の検出手段は、レジスト前センサ、レジスト後センサ、排紙センサのいずれかであることを特徴とする用紙搬送装置。
  4. 装置本体に対して着脱可能な給紙カセットと、前記給紙カセットから用紙を1枚毎に分離して搬送する搬送手段とを有する用紙搬送装置であって、
    前記装置本体に対して軸を中心に揺動可能に支持され、前記給紙カセットが取り外された第1の状態と、前記給紙カセットが装着され、かつ用紙が搬送されていない第2の状態と、前記給紙カセットが装着され、かつ用紙が搬送されている第3の状態とで、それぞれ揺動位置が変化する揺動部材と、
    前記揺動部材の揺動位置が、第2の状態か、それ以外の状態かを検出する検出手段と、
    前記検出手段からの信号が入力される制御手段と
    前記搬送手段が前記給紙カセットから用紙を取り出してから所定時間内に、前記検出手段が、前記揺動部材の揺動位置が第2の状態以外であることを検出したとき、用紙有りの状態を保持する保持手段と、
    前記検出手段が、前記揺動部材の揺動位置が第2の状態であることを検出したとき、前記保持手段が保持した用紙有りの状態を解除する解除手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、前記解除手段が用紙有りの状態を解除し、前記検出手段が、前記揺動部材の揺動位置が第2の状態以外の状態であることを所定時間以上検出したときには、前記給紙カセットが取り外された状態と判定することを特徴とする用紙搬送装置。
  5. 請求項1乃至のいずれか一項に記載の用紙搬送装置を有することを特徴とする画像形成装置。
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