JP2006264440A - 車両用ヒーターダクト構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】2つの吹出し口を設けることなく、1つの吹出し口から2方向へ温風を吹き出すようにし、温風の吹き出し音を低減できるヒーターダクト構造を提供すること。
【解決手段】車室トリム6に縦長の吹出し口2を設け、トリム6の内面側に沿って延びるヒーターダクト1のダクト開口10を吹出し口2と連通せしめて複数の乗員の足元へ温風を吹き出すヒーターダクト構造において、ヒーターダクト1には、ダクト内部を幅方向に区画する仕切壁11を設けて第1のエア通路12aと第2のエア通路12bとを形成し、ダクト開口10には上下中間位置に、仕切壁11の端末から延びる水平壁13を形成して第1のエア通路12aの温風を吹出し口2の上半部からほぼ車幅方向に車室中央側へ吹き出すようになし、かつ、水平壁13の下側に仕切壁11の端末から斜め下方へ延びる傾斜壁14を形成して第2のエア通路12bの温風を吹出し口2の下半部から斜め車室側へ吹き出す。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車室の後部側面の車室トリムの下端部に設けられた吹出し口から後部座席の着座した複数の乗員の足元へ向けて温風を吹き出す車両用ヒーターダクト構造に関する。
図10に示すように、従来、ワゴン車等の車室後部には、スライドドア開口5後方の車室後部の側面を構成するクォータトリム6の内側位置にヒーターユニット7が収納され、該ヒーターユニット7から前方へヒーターダクト1が、クォータトリム6の内面に沿ってクォータトリム6前端の下端部へ向けて延設され、クォータトリム6前端の下端部に形成された複数の吹出し口2a,2bより後部車室に設置された3人掛け後部座席(図略)の乗員の足元へ温風を吹き出すようにしたものがある。
この種の従来のヒーターダクトとして、下記特許文献1に記載されたように、温風の主流を通すダクト本体の先端付近から、その斜め前方へ向けて分岐する分岐ダクトが設けられたものがある。そして図11に示すように、上記メインダクトの先端をクォータトリム6の前端下端部のリヤホイールハウス8側に形成された吹出し口2aに連結するとともに、上記分岐ダクトの先端を吹出し口2aの前方に形成された吹出し口2bに連結して、吹出し口2aから上記後部座席に着座した3人の乗員のうち、吹出し口より遠いサイドおよび座席中央の乗員a,bの足元へ向けて温風を吹き出すようになし、前側の吹出し口2bから吹出し口に近いサイドの乗員cの足元へ向けて温風を吹き出すようにしている。
特開2002−2257号公報
しかしながら従来構造では、クォータトリム6前端の下端部のスライドドア開口5とリヤホイールハウス部8との間の限られたスペースに2つの吹出し口2a,2bを設けているため、各吹出し口2a,2bの口径が小さくなり、温風吹き出し時の騒音が大きくなるといった不具合があった。また狭いスペースに2つの吹出し口2a,2bを形成しているので見栄えが良いとはいえず、更に各吹き出し口2a,2bとダクト本体および分岐ダクトとを連結する気密シール材等の構成部品の部品点数が多くコストがかかるといった問題があった。そこで本発明は、2つの吹出し口を設けることなく、1つの吹出し口から車室中央側と車室斜め前側の2方向へ温風を吹き出して後部座席に着座した複数の乗員の足元を暖房することができ、吹出し口を必要以上に小さくすることなく温風の吹き出し音を低減でき、吹出し口の見栄えが良好で低コストな車両用ヒーターダクト構造を実現することを課題としてなされたものである。
本発明は、車室の後部側面の車室トリムの下端部に縦長の吹出し口が設けられ、上記車室トリムの内面側に設置されたヒーターダクトのダクト開口を上記吹出し口と連通せしめて後部座席の乗員の足元へ向けて温風を吹き出す車両用ヒーターダクト構造において、上記ヒーターダクトには、ダクト内部を幅方向に区画する仕切壁を設けて第1のエア通路と、第2のエア通路とを形成し、上記ヒーターダクトのダクト開口には、上下中間位置に、上記仕切壁の端末から延びる水平壁を形成して上記第1のエア通路の温風を上記吹出し口の上半部からほぼ車幅方向に車室中央側へ吹き出すようになし、かつ、上記ダクト開口には、上記水平壁の下側に上記仕切壁の端末から斜め下方へ延びる傾斜壁を形成して上記第2のエア通路の温風を上記吹出し口の下半部から斜め車室側へ吹き出すようになす(請求項1)。1つの吹出し口から車室中央側と車室斜め前側の2方向へ温風を吹き出すようにしたので、吹出し口を必要以上に小さくせずにすみ、温風の吹き出し音を低減でき、かつ吹出し口の見栄えをよくできる。
上記ヒーターダクトの上記仕切壁を、上記ヒーターダクトの一方のダクト側壁からダクト内へ膨出する断面ほぼU字形の膨出リブ状に形成して、そのリブ先端を相対向する他方のダクト側壁に接合せしめ、上記水平壁を上記仕切壁の一方の側面部で構成するとともに、上記傾斜壁を上記仕切壁の他方の側面部で構成する(請求項2)。仕切壁、水平壁および傾斜壁をヒーターダクトと一体に形成でき、ダクト生産性がよい。
上記吹出し口には上半部の開口側縁に、上記仕切壁に対向して上記ダクト開口内へ突出し、上記第1のエア通路側と第2のエア通路側とを遮蔽する遮蔽板を設ける(請求項3)。吹出し口の上半部で第1のエア通路側からの温風と第2のエア通路側からの温風が混ざらず、両エア通路の温風の方向性を確保できる。また吹出し口の上半部側で第2のエア通路の通風面積を大きくでき、風量を増やすことができる。
本発明によれば、従来構造のように2つの吹出し口を設けなくても、1つの吹出し口から車室中央側と車室斜め前側の2方向へ温風を吹き出すようにしたので、後部座席に着座した複数の乗員の足元を暖房する暖房性能を確保でき、吹出し口を小さくせずにすむので温風の吹き出し音を低減できる。また吹出し口の見栄えがよく、更に吹き出し口とヒーターダクトを連結する気密シール材等の構成部品が少なく低コストである。
図1ないし図6に基づいて、車室後部の側面のクォータトリム6の下端部に形成された吹出し口2より温風を吹き出して後部座席の乗員の足元を暖房するヒーターダクト1の構造に本発明を適用した第1の実施形態を説明する。尚、図10に示した従来構造と同様、ヒーターダクト1は、クォータトリム6の後部内側位置に収納されたヒーターユニット7から前方へクォータトリム6の内面の沿って延び、かつ先端部がリヤホイールハウス部8を回避して斜め下方へ屈曲してクォータトリム6前端の下端位置に設けられた吹出し口2に連結してある。
図1、図3ないし図5に示すように、吹出し口2は、クォータトリム6のパネル面をくり抜いて車室中央側へ向けて開口する縦長の四角形状に形成してあり、下端側の開口幅よりも上端側の開口幅が若干大きくなるように、車両後方側の開口側縁が斜めに形成してある。吹出し口2の周縁にはクォータトリム6のパネル面を開口内側へ屈曲せしめて吹出し口2を囲む枠状の周縁フランジ21が形成してある。吹出し口2内には、上下方向に所定の間隔をおいて、車両前側の開口側縁21aと後側の開口側縁21bとの間をほぼ水平方向に架けわたす複数(例えば6枚)の整流板22が一体に形成してある。吹出し口2の上半部側に位置する3枚の整流板22は車室側へ向けてほぼ水平面状に形成してあり、下半部側に位置する残りの整流板22は車室側へ向けて下向き傾斜面状に形成してある。
図1、図2に示すように、ヒーターダクト1は合成樹脂のブロー成形品で、車幅方向に短径とした扁平な断面形状を有する筒体である。ヒーターダクト1は車室側のダクト側壁がクォータトリム6の内面に沿うように設置してある。吹出し口2へ向けて前下がりの傾斜状に延びるヒーターダクト1の先端には上記車室側のダクト側壁に、吹出し口2に対応してこれよりもひとまわり大きいダクト開口10が車室中央側へ向けて形成してある。ダクト開口10はその開口周縁を吹出し口2まわりのクォータトリム6内面に気密シール材101を介して接着してあり、吹出し口2と連通せしめてある。
図1ないし図5に示すように、ヒーターダクト2の先端付近には、ダクト内を幅方向に仕切る仕切壁11が形成してあり、ダクト内には仕切壁11により仕切られた第1のエア通路12aと第2のエア通路12bとが形成してある。仕切壁11は車外側のダクト側壁からダクト内へ断面ほぼU字形に膨出するリブ状をなし、ブロー成形時にダクトと一体成形してある。仕切壁11は先端面110を相対向する上記車室側のダクト側壁の内面に接合してある。尚、仕切壁11はダクト幅方向の片側寄りの位置に形成してあり、第1のエア通路12aのエア通路径よりも第2のエア通路12bの通路径が小さくしてある。
仕切壁11は、ヒーターダクト1の先端の傾斜部中間位置から始まってダクト延設方向沿いにダクト開口10の上縁まで延び、更に仕切り壁11はその先端面110がダクト開口10の車両後方側の側縁103に沿うように縦方向にダクト開口10の上下中間よりもやや下方位置まで延びている(例えば、ダクト開口10の上下寸法の上から5分の3ないし3分の2の程度の位置)。更に仕切り壁11は車両前方へ向けて屈曲してダクト開口10を横切り車両前方のダクト端縁まで延びている。
この場合、屈曲した仕切壁11の先端面110は車両前方へ向けて徐々に広くなり、屈曲した仕切り壁11の上側の側面は水平方向に延びて第1のエア通路12aの下端末を横切る水平壁13を形成している。また屈曲した仕切り壁11の下側の側面はダクト開口10の車両前側の側縁102の下端コーナー部へ向けて前斜め下方へ延びる傾斜壁14を形成している。
この結果、屈曲する仕切壁11で仕切られた上側の第1のエア通路12aの端末は水平壁13によりダクト開口10の上半部を介して車室中央に向けて開口して吹出し口2の上半部に連通している。下側の第2のエア通路12bの端末は傾斜壁14によりダクト開口10の下半部を介して吹出し口2の下半部へ連通している。傾斜壁14は車幅方向にも前斜め車室側へ向けて傾斜姿勢をなし、これにより第2のエア通路12bの端末は、車室側前斜め下方へ向けて先細りの開口形状をなす。
また、第2のエア通路12b側には、ダクト開口10上半部の車両後方向側の側縁103に沿う仕切壁11に対向して、吹出し口2の車両後方側の開口側縁21bの上半部からヒーターダクト2内へ突出する仕切板23が設けてある。これは、仕切壁11がダクト開口10内へ延在しているので、ダクト開口10の上半部では上記側縁103と仕切壁11との間に隙間ができて第2のエア通路12bが開いてしまうが、吹出し口2の開口側縁21bから突出する仕切板23は、仕切壁11の側面(第2のエア通路21b側の側面)112と重なるように位置して上記隙間を塞ぎ、吹出し口2の上半部において第1のエア通路12aと第2のエア通路12bを区画している。
本実施形態によれば、ヒーターダクト1内を流れる温風は、仕切壁11により第1のエア通路12aおよび第2のエア通路12bに分流される。第1のエア通路12aを流れる風流(矢印A)は水平壁13に当たって風流の方向が変えられ、吹出し口2の上半部より車室中央側に吹き出して、図6の矢印Aで表すように、吹出し口2より遠いサイドおよび座席中央の乗員a,bの足元を暖房する。一方、第2のエア通路12bを流れる風流(矢印B)は、吹出し口2の上半部側では、仕切板23により仕切られて温風が吹出し口2側へ漏れず、第1のエア通路12aの温風と混ざらずに吹出し口2の下半部側へ流れる。そして傾斜壁14に沿って案内されて吹出し口2の下半部より車室側前斜め下方へ吹き出し、図6の矢印Bで表すように、吹出し口2に近いサイドの乗員cの足元を暖房する。
このように、1つの吹出し口2から車室中央側Aと車室斜め前側Bの2方向へ温風を吹き出すようにしたので、従来構造のように2つの吹出し口を設けなくてすみ、吹出し口2を小さくしなくてよいので温風の吹き出し音を低減できる。また吹き出し口2が1つですむ分、吹出し口2の見栄えがよく、更にヒーターダクト1と吹き出し口2とを連結する気密シール材等の構成部品の部品点数が従来構造に比べて低減できる。
次に、図7ないし図9に基づいて本発明を適用した他のヒーターダクト構造を説明する。尚、基本構造は上述のヒーターダクト構造のそれとほぼ同じで、相違点を中心に説明し、図において同一部材は同一符号で表し、これらの説明を省略する。図7ないし図9に示すように、ヒーターダクト1には、ダクト開口10の上方位置に、車室側のダクト側壁から第1のエア通路12a内へ向けて膨出して温風の流れを調整する第1の調整部15が設けてある。第1の調整部15はダクト幅方向に設けてあり、車室側のダクト側壁から第1のエア通路12a内へ斜め下方へ延びる案内面151と、底面152とで縦断面ほぼV字形に形成してある。第1の調整部15の突出量は車幅方向のダクト径の3分の1ないし5分の1程度である。
またヒーターダクト1にはダクト開口10の上半部の前方位置に、第1のエア通路12aの端末の通路幅を拡張するように車両前方のダクト端縁を前方へ膨出せしめた膨出部16が形成してある。膨出部16は上半面161が前下がり傾斜状に延び、下半面162が車両後方へ向けて円弧状に形成してある。膨出部16の下縁は第1のエア通路12aの端末の水平壁13とほぼ同一高さ位置としてある。
更に、第1のエア通路12a内には、膨出部16と仕切壁11との間に、車外側のダクト側壁から第1のエア通路12a内へ向けて膨出して温風の流れを調整する第2の調整部17が設けてある。第2の調整部17は縦方向に設けてあり、車外側のダクト側壁から断面ほぼV字形に膨出している。第2の調整部17は膨出部16側の側面171が膨出部16側から斜め後側かつダクト開口10側へ向けて傾斜状に形成してある。仕切壁11側の側面172は車幅方向に形成して、仕切壁11の側面111と間隔をおいて対面して、第2の調整部17と仕切壁11との間に間隙が形成してある。第1の調整部15、膨出部16および第2の調整部17は、ダクトのブロー成形時に一体成形してある。
第2のエア通路12b内には、吹出し口2の車両後方側の開口側縁21bの上半部からヒーターダクト2内へ突出する仕切板23の突出端に対応して、車外側のダクト側壁から第2のエア通路12b内に膨出する断面ほぼU字形をなすリブ状の補助壁18が形成してある。補助壁18は仕切壁11と間隔をおいてほぼ平行に形成してあり、仕切壁11と補助壁18との間に上記仕切板23の突出端が挿入してある。
このように構成したヒーターダクト1によれば、第1のエア通路12aを流れる温風のうち仕切壁11寄りを流れ、かつ車室側のダクト側壁に沿って流れる風流(図9の矢印C)が吹出し口2の上方で、第1の調整部15の案内面151により車外側のダクト側壁側に案内され、車外側のダクト側壁側に沿って流れる風流(矢印D)と合わさって上記第2の調整部17と仕切壁11との間隙へ流れ込み水平壁13の案内より吹出し口2の上半部から車室中央へ向けてスムーズに吹き出す。
第1のエア通路12aの車両前方の側縁寄りを流れる風流(図7の矢印E)は膨出部16およびその下半部壁162に案内されて、緩やかな円弧状に方向転換しつつ吹出し口2の上半部側へその前側から回り込む。回り込んだ風流Eは第2の調整部17の側面171沿に案内され、上記風流C,Dと合わさって、吹出し口2の上半部から車室中央へ向けてスムーズに吹き出す。尚、第2のエア通路12bを流れる風流Bは、吹出し口2の上半部側では、仕切板23と補助壁18とで仕切られているので、より高い温風の吹出し口2側への漏れ防止効果が発揮され、第1のエア通路12aの温風と混ざらずに確実に吹出し口2の下半部側へ流れる。吹出し口2の下半部側へ流れた風流Bは第1の実施形態と同様に、傾斜壁14に案内されて吹出し口2の下半部より前斜め下方かつ車室側へ吹き出す。本実施形態によれば、吹出し口2からスムーズに温風を吹き出すことができ、第1の実施形態と同様な作用効果に加え、より吹き出し音を低減することができる。
尚、上述の実施形態はいずれも例示であって本発明の範囲を限定するものではなく、本発明の範囲には上述の実施形態を様々に変形、変更したものも含まれる。上述の実施形態では、ダクト先端付近において第1のエア通路12aと第2のエア通路12bとを仕切る仕切壁11を車外側のダクト側壁から膨出せしめて先端面110を車室側のダクト側壁に接合しているが、これに限らず、例えば、図は省略したが、車外側および車室側の両ダクト側壁から互いに対向する仕切壁を膨出せしめて両仕切壁の先端面どうしを接合するようにしてもよい。
本発明の第1の実施形態のヒータダクト構造を示す要部正面図である。 図1のII−II線に沿う位置での断面図である。 図1のIII −III 線に沿う位置での断面図である。 図1のIV−IV線に沿う位置での断面図である。 図1のV−V線に沿う位置での断面図である。 本発明のヒーターダクト構造の吹出し口から温風を吹き出して後部座席に着座した複数の乗員の足元を暖房する状態の概略説明図である。 本発明の第2の実施形態のヒータダクト構造を示す要部正面図である。 図7のVIII−VIII線に沿う位置での断面図である。 図7のIX−IX線に沿う位置での断面図である。 従来の車両用ヒーターダクト構造の全体を示す車室側面の概略図である。 図6に対応して従来のヒーターダクト構造の吹出し口から吹き出す温風により後部座席の複数の乗員の足元を暖房する状態の概略説明図である。
符号の説明
1 ヒーターダクト
10 ダクト開口
11 仕切壁
110 先端面
111 一方の側面
112 他方の側面
12a 第1のエア通路
12b 第2のエア通路
13 水平壁
14 傾斜壁
2 吹出し口
21b 車両後方側の側縁(一方の縦縁)
23 仕切板
6 クォータトリム(車室トリム)

Claims (3)

  1. 車室の後部側面の車室トリムの下端部に縦長の吹出し口が設けられ、上記車室トリムの内面側に設置されたヒーターダクトのダクト開口を上記吹出し口と連通せしめて後部座席の乗員の足元へ向けて温風を吹き出す車両用ヒーターダクト構造において、
    上記ヒーターダクトには、ダクト内部を幅方向に区画する仕切壁を設けて第1のエア通路と、第2のエア通路とを形成し、
    上記ヒーターダクトのダクト開口には、上下中間位置に、上記仕切壁の端末から延びる水平壁を形成して上記第1のエア通路の温風を上記吹出し口の上半部からほぼ車幅方向に車室中央側へ吹き出すようになし、
    かつ、上記ダクト開口には、上記水平壁の下側に上記仕切壁の端末から斜め下方へ延びる傾斜壁を形成して上記第2のエア通路の温風を上記吹出し口の下半部から斜め車室側へ吹き出すようになしたことを特徴とする車両用ヒーターダクト構造。
  2. 上記ヒーターダクトの上記仕切壁を、上記ヒーターダクトの一方のダクト側壁からダクト内へ膨出する断面ほぼU字形の膨出リブ状に形成して、その先端面を相対向する他方のダクト側壁に接合せしめ、上記水平壁を上記仕切壁の一方の側面部で構成するとともに、上記傾斜壁を上記仕切壁の他方の側面部で構成した請求項1に記載の車両用ヒーターダクト構造。
  3. 上記吹出し口には上半部に開口側縁に、上記仕切壁に対向して上記ダクト開口内へ突出し、上記第1のエア通路側と第2のエア通路側とを遮蔽する遮蔽板を設けた請求項1または2に記載の車両用ヒーターダクト構造。
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