JP5654145B1 - キャブ、及び作業車両 - Google Patents

キャブ、及び作業車両 Download PDF

Info

Publication number
JP5654145B1
JP5654145B1 JP2013555110A JP2013555110A JP5654145B1 JP 5654145 B1 JP5654145 B1 JP 5654145B1 JP 2013555110 A JP2013555110 A JP 2013555110A JP 2013555110 A JP2013555110 A JP 2013555110A JP 5654145 B1 JP5654145 B1 JP 5654145B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
cab
blowing
conditioning unit
duct
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013555110A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2014184891A1 (ja
Inventor
慧 常磐
慧 常磐
木村 直樹
直樹 木村
正彦 ▲浜▼口
正彦 ▲浜▼口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Komatsu Ltd filed Critical Komatsu Ltd
Application granted granted Critical
Publication of JP5654145B1 publication Critical patent/JP5654145B1/ja
Publication of JPWO2014184891A1 publication Critical patent/JPWO2014184891A1/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/00357Air-conditioning arrangements specially adapted for particular vehicles
    • B60H1/00378Air-conditioning arrangements specially adapted for particular vehicles for tractor or load vehicle cabins
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/00007Combined heating, ventilating, or cooling devices
    • B60H1/00021Air flow details of HVAC devices
    • B60H1/00028Constructional lay-out of the devices in the vehicle
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F13/00Details common to, or for air-conditioning, air-humidification, ventilation or use of air currents for screening
    • F24F13/02Ducting arrangements
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/00007Combined heating, ventilating, or cooling devices
    • B60H1/00021Air flow details of HVAC devices
    • B60H2001/00185Distribution of conditionned air
    • B60H2001/00192Distribution of conditionned air to left and right part of passenger compartment
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/00007Combined heating, ventilating, or cooling devices
    • B60H1/00207Combined heating, ventilating, or cooling devices characterised by the position of the HVAC devices with respect to the passenger compartment
    • B60H2001/00221Devices in the floor or side wall area of the passenger compartment

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)

Abstract

本発明の課題は、キャブ本体内のスペースを確保しつつ、運転者に対して両側から冷風又は温風を吹き付けることにある。第1吹き出し部(81a)は、キャブ本体(4)内において右側に配置され、冷風又は温風を吹き出す。第2吹き出し部(81b)は、キャブ本体(4)内において左側に配置され、冷風又は温風を吹き出す。分配ボックス(6)のボックス本体(61)には、導入口(61a)、第1送風口(61b)、及び第2送風口(61c)が形成されている。導入口(61a)は、左側に向かって開口し空調ユニット(5)からの冷風又は温風を導入する。第1送風口(61b)は、右側に向かって開口する。第2送風口(61c)は、下方に向かって開口する。第1ダクト(7a)は、第1送風口(61b)に接続され、第1吹き出し部(81a)に冷風又は温風を供給する。第2ダクト(7b)は、第2送風口(61c)と接続されてシート(422)の下方を延び、第2吹き出し部(81b)に冷風又は温風を供給する。

Description

本発明は、キャブ、及び作業車両に関するものである。
モータグレーダなどの作業車両におけるキャブは、特許文献1に示すように、キャブ本体内を冷却又は暖房するために空調ユニットを備えている。この空調ユニットは、キャブ本体内の空気を冷却して冷風を生成し、その生成した冷風をダクトを介して吹き出し口から吹き出す。なお、上記空調ユニットは、冷風だけでなく温風を生成することもできる。
特開2011−225110号公報
上述した作業車両では、キャブ本体内のスペースの観点から複数のダクトを設置することが困難であるため、キャブ本体内のシートに座った運転者に対して一方側のみから冷風が吹き出されることがある。しかしながら、運転者にとっては、一方側のみから冷風が吹き付けられるよりも両側から冷風が吹き付けられる方が快適である。そこで、ダクトを設けてキャブ内の他方側へ冷風を送り、他方側から運転者に冷風を吹き付けることが考えられるが、ダクトがキャブ本体内を通るためにキャブ本体内のスペースが狭くなってしまう。
本発明の課題は、キャブ本体内のスペースを確保しつつ、運転者に対して両側から冷風又は温風を吹き付けることにある。
(1)本発明の第1側面に係る作業車両は、キャブ本体、シート、空調ユニット、第1吹き出し部、第2吹き出し部、分配ボックス、第1ダクト、及び第2ダクトを備えている。キャブ本体はフロア部を有している。シートは、キャブ本体内に設置されている。空調ユニットは、シートの下方であってフロア部上に配置されている。第1吹き出し部は、キャブ本体内において車両幅方向の第1側に配置され、空調ユニットからの空気を吹き出す。第2吹き出し部は、キャブ本体内において第1側と逆側の第2側に配置され、空調ユニットからの空気を吹き出す。分配ボックスは、ボックス本体を有する。ボックス本体には、導入口、第1送風口、及び第2送風口が形成されている。導入口は、第2側に向かって開口し空調ユニットからの空気を導入する。第1送風口は、第1側に向かって開口する。第2送風口は、下方に向かって開口する。第1ダクトは、第1送風口に接続され、第1吹き出し部に空調ユニットからの空気を供給する。第2ダクトは、第2送風口と接続されて第2側に向かって延び、第2吹き出し部に空調ユニットからの空気を供給する。
この構成によれば、第1吹き出し部は、シートに着座した作業者に対して、車幅方向の第1側から空調ユニットからの空気を吹き付ける。また、第2吹き出し部は、シートに着座した作業者に対して、第1側と逆側の第2側から冷風又は温風を吹き付ける。このように、第1吹き出し部及び第2吹き出し部によって、作業者に対して両側から空調ユニットからの空気を吹き付けることができる。また、分配ボックスは、第1側に配置された第1吹き出し部には、第1側に向かって開口する第1送風口を介して空調ユニットからの空気を供給する一方、第2側に配置された第2吹き出し部には、下方に向かって開口する第2送風口を介して空調ユニットからの空気を供給する。このように、分配ボックスは、第2側には下方に開口する第2送風口を介して空調ユニットからの空気を供給するため、水平方向における設置スペースを小さくすることができる。また、第2送風口から第2吹き出し部へ空調ユニットからの空気を供給する第2ダクトは、シートの下方に配置されているため、キャブ本体内のスペースを狭くすることがない。
(2)好ましくは、分配ボックスは、ボックス本体内において、空調ユニットからの空気の流路を規制する仕切板をさらに有する。この構成によれば、仕切板によって、第1吹き出し部及び第2吹き出し部に供給する空調ユニットからの空気の風量を調節することができ、ひいては、第1吹き出し部及び第2吹き出し部から吹き出される空調ユニットからの空気の風量バランスを良くすることができる。
(3)好ましくは、仕切板は、ボックス本体の底面から上方に延び、平面視において第2送風口を囲むとともに第2側に向かって開口する。導入口からボックス本体内に導入された空調ユニットからの空気は、導入口と反対側の位置に開口する第1送風口に向かって流れやすい。すなわち、下方に向かって開口する第2送風口よりも第1送風口を介して排出される空調ユニットからの空気の風量の方が大きくなる。これに対して、仕切板を上述したような構成にすることで、導入口から入ってきた空調ユニットからの空気を第2送風口へと導き、第2送風口を介して排出される空調ユニットからの空気の風量を大きくすることができる。この結果、第1送風口を介して排出される空調ユニットからの空気の風量と、第2送風口を介して排出される空調ユニットからの空気の風量とを近づけることができる。
(4)好ましくは、仕切板は、上端とボックス本体の天井面との間に隙間ができるように形成される。この構成によれば、空調ユニットから分配ボックスに送られてくる空調ユニットからの空気の温度にむらがある場合であっても、上述した隙間を介して分配ボックス内で混合されて均一な温度となった空調ユニットからの空気を第2送風口などから排出することができる。
(5)好ましくは、第2ダクトは、フロア部の下方を延びている。この構成によれば、キャブ本体内のスペースを狭くすることなく第2ダクトの流路断面積を大きくすることができる。
(6)好ましくは、第2ダクトは、ダクト本体と、ダクト本体の周囲を覆う断熱材とを有する。この構成によれば、ダクト本体内を流れる空調ユニットからの空気の温度を断熱材によって一定に維持することができる。
(7)好ましくは、シートの右側及び左側のいずれか一方に第1吹き出し部が配置され、シートの右側及び左側のいずれか他方に第2吹き出し部が配置される。この構成によれば、作業者に向けて左右から空調ユニットからの空気を吹き出すことができる。
(8)好ましくは、ボックス本体は、第1側に向かって開口する第3送風口をさらに有し、仕切り板は、平面視において、第1送風口と第2送風口とを仕切るとともに、第2送風口と第3送風口とを仕切る。この構成によれば、第1送風口を介して排出される空調ユニットからの空気の風量と、第2送風口を介して排出される空調ユニットからの空気の風量と、第3送風口を介して排出される空調ユニットからの空気の風量を近づけることができる。
(9)好ましくは、作業車両は、空調ユニットとボックス本体の導入口とを連結する連結ダクトをさらに備える。この構成によれば、連結ダクトによって空調ユニットとボックス本体とを連結するために、ボックス本体を空調ユニットに隣接して配置する必要がなくなり、ボックス本体の配置の自由度を高めることができる。
(10)本発明の第2側面に係る作業車両は、上述したいずれかのキャブを備えている。
本発明によれば、運転者に対して両側から空調ユニットからの空気を吹き付けることができる。
モータグレーダの斜視図。 モータ部レーダの側面図。 キャブの斜視図。 空調サブアセンブリの斜視図。 分配ボックスの斜視図。 キャブの背面図。 第2ダクトのダクト本体部の斜視図。 断熱材が装着されたダクト本体部の斜視図。 変形例5に係る空調サブアセンブリの斜視図。
以下、本発明に係る作業車両の一例であるモータグレーダ1の実施形態について図面を参照しつつ説明する。図1はモータグレーダ1の外観斜視図であり、図2はモータグレーダ1の側面図である。なお、以下の説明において、「前」及び「後」とは車両本体2の前後を意味する。すなわち、図2の、右側が「前」、左側が「後」である。また、以下の説明における「右」、「左」、「上」、及び「下」とは運転席から前方を見た状態を基準とする方向を示し、「車幅方向」と「左右方向」とは同義である。また、図面においては、前後方向をx軸、左右方向をy軸、上下方向をz軸で示している。
図1及び図2に示すように、モータグレーダ1は、車両本体2、作業機3、及びキャブ4を備えている。モータグレーダ1は、作業機3によって整地作業、除雪作業、軽切削、又は材料混合等を行うことができる。
車両本体2は、後部車体21及び前部車体22を含む。後部車体21は、複数(例えば4つ)の後輪211を有している。これらの後輪211がエンジン(図示省略)からの駆動力によって回転駆動されることにより、モータグレーダ1が走行する。なお、エンジンは、後部車体21のエンジン室212内に収容されている。また、エンジン室212内には、図示しないトルクコンバータ及びトランスミッションなども収容されている。トルクコンバータは、エンジンの出力側に接続されており、エンジンからの動力をトランスミッションに伝達する。トランスミッションは、トルクコンバータの出力側に接続されている。トランスミッションは、図示しないクラッチ及び変速ギアなどを有し、エンジンからの動力を、図示しない最終減速機及びタンデム装置を介して、後輪211に伝達する。
前部車体22は、後部車体21の前方に配置されている。前部車体22は複数(例えば2つ)の前輪221を有している。前輪221は、前部車体22の前部に配置されている。
作業機3は、ドローバ31、サークル32、ブレード33、油圧モータ34、各種の油圧シリンダ35〜39などを有している。各種の油圧シリンダ35〜39は、リフトシリンダ35,36と、ドローバシフトシリンダ37と、ブレードシフトシリンダ38と、チルトシリンダ39(図2参照)とを有する。油圧モータ34と油圧シリンダ35〜39は、図示しない油圧ポンプからの作動油によって駆動される。
ドローバ31の前部は、前部車体22の前部に揺動可能に取付けられている。一対のリフトシリンダ35,36の同期した伸縮によって、ドローバ31の後部が上下に昇降する。また、リフトシリンダ35,36の異なった伸縮によって、ドローバ31は、前後方向に沿った軸を中心に揺動する。さらに、ドローバ31は、ドローバシフトシリンダ37の伸縮によって左右に移動する。
サークル32は、ドローバ31の後部に回転可能に取付けられている。サークル32は、油圧モータ34(図1参照)によって駆動される。これにより、サークル32は、ドローバ31に対し車両上方から見て時計方向または反時計方向に回転する。
ブレード33は、サークル32に対して左右方向に滑動可能に支持されている。また、ブレード33は、サークル32に対して左右方向に平行な軸を中心に揺動可能に支持されている。ブレード33は、ブレードシフトシリンダ38によりサークル32に対して左右に移動する。また、ブレード33は、チルトシリンダ39(図2参照)によって、サークル32に対して左右方向に平行な軸を中心に揺動する。以上のように、ブレード33は、ドローバ31及びサークル32を介して、上下の昇降、前後方向に対する傾きの変更、左右方向に対する傾きの変更、回転、及び、左右方向のシフトを行なうことができる。
図3は、左前方から見たキャブ4の詳細を示す斜視図である。なお、図3において、説明の便宜上、キャブ4の内部が分かるように胴体部41はピラー411を含むフレームのみが記載されている。キャブ4は、前部車体22上に設けられている。なお、キャブ4は、後部車体21上に設けられていてもよい。図3に示すように、キャブ4は、胴体部41とフロア部42とから構成されるキャブ本体40を有している。胴体部41は、ピラー411を含むフレームによって下面が開口する箱状に形成されており、フロア部42に対して取り外し可能に取り付けられている。具体的には締結部材、例えばボルトによって胴体部41はフロア部42に取り付けられている。胴体部41は、後述するシート422の前方に前窓を有し、シート422の右前方に右ドア窓を有し、シート422の左前方に左ドア窓を有する。また、胴体部41は、シート422の右側に右窓を有し、シート422の左側に左窓を有し、シート422の後側に背面窓を有する。また、キャブ4は、キャブ本体40内において、作業機3を動作させる操縦部43(図6参照)、及び後述する空調サブアセンブリ9等も有している。
図3に示すように、フロア部42は、キャブ本体40の下面を画定する部分であって、胴体部41の下面を封鎖している。フロア部42は、前部車体22上又は後部車体21に取り付けられている。フロア部42上には他の部分よりも一段高い位置となるように形成された台座部421が設置されており、この台座部421上にはシート422が取り外し可能に取り付けられている。
図4は、左前方から見た空調サブアセンブリ9を示す斜視図である。図4に示すように、空調サブアセンブリ9は、空調ユニット5、分配ボックス6、各ダクト7a〜7c、及び各吹き出し部材8a〜8cから主に構成されている。この空調サブアセンブリ9は、第2ダクト7bの一部を除き、基本的にキャブ本体40内に設けられている。
空調ユニット5は、キャブ本体40内において、シート422の下方であってフロア部42上に配置されており、具体的には台座部421内に配置されている。空調ユニット5は、内部に吸引した空気を冷媒と熱交換させて冷風又は温風を生成する。詳細には、この空調ユニット5は、コア部及びファンを備えている。コア部は、内部に冷媒が流れており、この冷媒と空気とが熱交換することによって、冷風又は温風が生成される。冷媒としては、例えばアンモニア、二酸化炭素、又は温水などを例示することができる。ファンは、この生成された冷風又は温風を空調ユニット5の外部へと送り出す。また、空調ユニット5は、キャブ本体40内の空気を吸引する第1吸気部(図示省略)と、キャブ本体40の外部の空気を吸引する第2吸気部51とを有している。第1吸気部は、台座部421に形成された開口部を介してキャブ本体40内の空気を吸引する。第2吸気部51は、キャブ本体40の外部、具体的にはキャブ本体40とエンジン室212との間の空間に開口している。そして、空調ユニット5は、第1吸気部によってキャブ本体40内の空気のみを吸引する状態と、第1吸気部及び第2吸気部51によってキャブ本体40内及びキャブ本体40の外部から空気を吸引する状態との2つの状態の間で切替可能である。また、空調ユニット5は、生成した冷風及び温風を排出する送風口(図示省略)を有している。
図5は、左前方から見た分配ボックス6の詳細を示す斜視図である。分配ボックス6は、空調ユニット5から排出された冷風又は温風を分配する部材であり、空調ユニット5と隣接して設置されている。図5に示すように、分配ボックス6は、ボックス本体61と、ボックス本体61内に設置された第1及び第2仕切板62a、62bとを有している。
ボックス本体61は、前後方向に延びる略直方体状であって、内部に空間を有している。また、ボックス本体61は樹脂製である。このボックス本体61には、導入口61a、及び各送風口61b〜61eが形成されている。導入口61aは、空調ユニット5からの冷風又は温風をボックス本体61内に導入するために形成された部分である。この導入口61aは、空調ユニット5側となる左側(第2側の一例)に向かって開口している。より詳細には、導入口61aは、ボックス本体61の左側壁の全体に形成されている。そして、導入口61aは、空調ユニット5の送風口と連通している。
ボックス本体61の第1送風口61bは、空調ユニット5側とは反対側となる右側(第1側の一例)に向かって開口している。より詳細には、第1送風口61bは、ボックス本体61の右側壁の前部において、円形状に形成されている。
第2送風口61cは、下方に向かって開口している。より詳細には、第2送風口61cは、ボックス本体61の底壁の中央部において、円形状に形成されている。また、第3送風口61dは、空調ユニット5側とは反対側となる右側(第1側の一例)に向かって開口している。より詳細には、第3送風口61dは、ボックス本体61の右側壁の後部において、円形状に形成されている。よって、ボックス本体61には、前方から第1送風口61b、第2送風口61c、及び第3送風口61dがこの順で形成されており、側面視においてこれら第1〜第3送風口61b〜61dは互いに重なり合っていない。
また、ボックス本体61には、前方に向かって開口する第4送風口61eが形成されている。より詳細には、第4送風口61eは、ボックス本体61の前壁の全体に形成されている。
ボックス本体61内には、第1及び第2仕切板62a、62bが設置されている。第1仕切板62aは、ボックス本体61の底面611から上方に向かって延びている。また、第1仕切板62aは、平面視において、導入口61a側である左側を除き、第2送風口61cを囲むように形成されている。すなわち、第1仕切板62aは、平面視において、第2送風口61cの前方、右側、後方の三方に形成されている。また、第1仕切板62aは、ボックス本体61の天井面までは延びていない、すなわち、第1仕切板62aの上端とボックス本体61の天井面との間には隙間が形成されている。これにより、第1仕切板62aとボックス本体61の底壁とで画定される空間Sは、左側及び上側に開口している。
第2仕切板62bは、導入口61aと第4送風口61eとを繋ぐ流路を完全に仕切るように設置されており、第2仕切板62bの中央には、上下方向に延びる貫通スリット621bが形成されている。よって、導入口61aから導入された冷風又は温風は、この貫通スリット621bを介してのみ第4送風口61eへと送られる。また、第4送風口61eは、台座部421の前方に向かって冷風又は温風を吹き出すように形成されているため、第4送風口61eから吹き出された冷風又は温風は、キャブ4のシート422に着座した運転手の足元に向かって吹き出される。
図4に示すように、分配ボックス6の第1送風口61bには第1ダクト7aの第1端部が接続されており、第1ダクト7aの第2端部は第1吹き出し部材8aに接続されている。すなわち、第1ダクト7aは、分配ボックス6と第1吹き出し部材8aとを連結している。なお、第1ダクト7aは樹脂製であり、第1ダクト7aの流路断面積は、特に限定されるものではない。
第1吹き出し部材8aは、上下方向に延びる略直方体の部材であって、内部が空洞になっている。第1吹き出し部材8aは、キャブ本体40の胴体部41のピラー411に固定されており、キャブ本体40内においてシート422の右側に配置されている。すなわち、シート422に着座した作業者から見て右前方に第1吹き出し部材8aが配置されている。
第1吹き出し部材8aは、下端部において第1ダクト7aと接続しているため、空調ユニット5によって生成された冷風又は温風が、分配ボックス6及び第1ダクト7aを介して送られてくる。第1吹き出し部材8aは、複数(例えば4つ)の第1吹き出し部81a〜83aを有している。各第1吹き出し部81a〜83aは、第1吹き出し部材8a内に送られてきた冷風又は温風をキャブ本体40内へと吹き出す機能を有する。以下、各第1吹き出し部81a〜83aの詳細について説明する。
第1吹き出し部材8aの上部において第1吹き出し部材8aの左側壁に形成された2つの第1吹き出し部81aは、シート422に着座した作業者の顔とほぼ同じ高さに位置している。また、第1吹き出し部材8aの下部において第1吹き出し部材8aの後壁に形成された第1吹き出し部82a(図6参照)は、シート422の右側に位置する右窓に対して冷風又は温風を吹きつけるような角度に設定されている。また、第1吹き出し部材8aの下端部において第1吹き出し部材81aの前壁に形成された第1吹き出し部83aは、シート422の右前方に位置する右ドア窓の下部に冷風又は温風を吹きつけるような角度に設定されている。
図6は、キャブ4の詳細を示す断面背面図である。図6に示すように、分配ボックス6の第2送風口61cには第2ダクト7bの第1端部が接続されており、第2ダクト7bの第2端部は第2吹き出し部材8bに接続されている。すなわち、第2ダクト7bは、分配ボックス6と第2吹き出し部材8bとを連結している。
第2ダクト7bは、分配ボックス6に接続されるダクト本体部71bと、第2吹き出し部8bに接続される連結部72bとを有している。ダクト本体部71bは、キャブ本体40のフロア部42の下方に配置されている。すなわち、ダクト本体部71bは、キャブ本体40の外部に露出している。連結部72bは、キャブ本体40の内部に配置されている。
図7は第2ダクト7bのダクト本体部71bを左後方から見た斜視図である。図7に示すように、ダクト本体部71bは、樹脂製であって左右方向に延びている。ダクト本体71bは、右端部に形成された第1接続部711bを介して分配ボックス6の第2送風口61cと連通しており、左端部に形成された第2接続部712bを介して連結部72bと連通している。第2ダクト7bは、図8に示すように、ダクト本体部71bの周囲を覆う断熱材73bをさらに有している。断熱材73bは、例えば、ウレタンフォームなどによって形成することができる。なお、ダクト本体部71b及び連結部72bの流路断面積は、特に限定されるものではない。
図4に示すように、第2吹き出し部材8bは、上下方向に延びる直方体状であって内部に空間を有している。第2吹き出し部材8bは、キャブ本体40の胴体部41のピラー411に固定されており、キャブ本体40内においてシート422の左側に配置されている。すなわち、シート422に着座した作業者から見て左前方に第2吹き出し部材8bが配置されている。
第2吹き出し部材8bは、下端部において第2ダクト7bと接続されているため、空調ユニット5によって生成された冷風又は温風が、分配ボックス6及び第2ダクト7bを介して送られてくる。第2吹き出し部材8bは、複数(例えば4つ)の第2吹き出し部81b〜83bを有している。各第2吹き出し部81b〜83bは、第2吹き出し部材8b内に送られてきた冷風又は温風をキャブ本体40内へと吹き出す機能を有する。
図6に示すように、第2吹き出し部材8bの上部において第2吹き出し部材8bの右側壁に形成された2つの第2吹き出し部81bは、シート422に着座した作業者の顔とほぼ同じ高さに位置している。また、第2吹き出し部材8bの下部において第2吹き出し部材8bの後壁に形成された第2吹き出し部82bは、シート422の左側に位置する左窓に対して冷風又は温風を吹きつけるような角度に設定されている。また、図4に示すように、第2吹き出し部材8bの下端部において第2吹き出し部材8bの前壁に形成された第2吹き出し部83bは、シート422の左前方に位置する左ドア窓の下部に対して冷風又は温風を吹き出すような角度に設定されている。
図4に示すように、分配ボックス6の第3送風口61dには第3ダクト7cの第1端部が接続されており、第3ダクト7cの第2端部は第3吹き出し部材8cに接続されている。すなわち、第3ダクト7cは、分配ボックス6と第3吹き出し部材8cとを連結している。この第3ダクト7cは、キャブ本体40内において胴体部41の右後部のピラー411に沿ってキャブ本体40の天井面まで上方に延びるとともに、キャブ本体40の天井面に沿って前方に延び、第3吹き出し部材8cに接続されている。なお、第3ダクト7cは樹脂製である。
第3吹き出し部材8cは、キャブ本体40の天井面の前部に設置されている。第3吹き出し部材8cは、キャブ本体40の前窓、左ドア窓、及び右ドア窓に対して、上方から冷風又は温風を吹き出すように、3つの第3吹き出し部81c〜83cを有している。
次に、上述したように構成されたモータグレーダ1においてキャブ本体40内を冷房する際の空調サブアセンブリ9の動作について説明する。
まず、冷房運転を開始すると、空調ユニット5が、第1吸気部からキャブ本体40内の空気を吸い込み、その吸い込んだ空気とコア部を流れる冷媒とを熱交換させることによって空気を冷却する。そして、空調ユニット5は、その冷却した空気をファンによって送風口から排出し、冷風を生成する。
空調ユニット5によって生成された冷風は、導入口61aを介して分配ボックス6のボックス本体61内に送られる。分配ボックス6のボックス本体61内に送られた冷風は、ボックス本体61内において混合されることで温度ムラが解消して一定の温度となる。
そして、ボックス本体61内に供給された冷風の一部は、第1送風口61b及び第1ダクト7aを介して第1吹き出し部材8aに送られ、第1吹き出し部材8aの各第1吹き出し部81a〜83aから冷風が吹き出される。なお、第1吹き出し部材8aの上部において左側壁に形成された第1吹き出し部81aは、シート422に着座した作業者、特に作業者の顔に対して右前方から冷風を吹き付ける。また、第1吹き出し部材8aの下部において後壁に形成された第1吹き出し部82aは、右窓に対して冷風を吹き付ける。これによって、右窓の曇りを防止することができる。また、第1吹き出し部材8aの下端部において前壁に形成された第1吹き出し部83aは、右ドア窓の下部に対して冷風を吹き付ける。これによって右ドア窓の曇りを防止することができる。
また、分配ボックス6のボックス本体61内に供給された冷風の一部は、第2送風口61c及び第2ダクト7bを介して第2吹き出し部材8bに送られ、第2吹き出し部材8bの各第2吹き出し部81b〜83bから冷風が吹き出される。なお、第2吹き出し部材8bの上部において右側壁に形成された第2吹き出し部81bは、シート422に着座した作業者、特に作業者の顔に対して左前方から冷風を吹き付ける。また、第2吹き出し部材8bの下部において後壁に形成された第2吹き出し部82bは、左窓に対して冷風を吹き付ける。これによって、左窓の曇りを防止することができる。また、第2吹き出し部材8bの下端部において前壁に形成された第2吹き出し部83bは、左ドア窓の下部に対して冷風を吹き付ける。これによって左ドア窓の曇りを防止することができる。
また、分配ボックス6のボックス本体61内に供給された冷風の一部は、第3送風口61d及び第3ダクト7cを介して第3吹き出し部材8cに送られ、第3吹き出し部材8cの各第3吹き出し部81c〜83cから冷風が吹き出される。なお、第3吹き出し部材8cの右端部に形成された第3吹き出し部81cは、右ドア窓に対して上方から冷風を吹き付ける。これにより、右ドア窓の曇りを防止することができる。また、第3吹き出し部材8cの中央部に形成された第3吹き出し部82cは、前窓に対して上方から冷風を吹き付ける。これによって、前窓の曇りを防止することができる。また、第3吹き出し部材8cの左端部に形成された第3吹き出し部83cは、左ドア窓に対して上方から冷風を吹き付ける。これによって左ドア窓の曇りを防止することができる。
また、分配ボックス6のボックス本体61内に供給された冷風の一部は、第4送風口61eからキャブ本体40内に吹き出される。これによって、作業者の足元に冷風を送ることができる。なお、シート422の後方に位置する後窓に冷風を吹き付けるためのダクト及び吹き出し部材は設置されていない。このため、後窓近傍のスペースを確保することができる。なお、後窓の曇りを防止するために、後窓には電熱線が設けられている。
以上、キャブ本体40内を冷房する際の空調サブアセンブリ9の動作について説明したが、キャブ本体40内を暖房する際の空調サブアセンブリ9の動作も、冷風が温風に変わるだけであって、その他の動作は基本的には同じである。
[特徴]
本実施形態に係るモータグレーダ1は、次の特徴を有する。
(1)第1吹き出し部材8aの上部に形成された第1吹き出し部81aは、シート422に着座した作業者に対して、右側から冷風又は温風を吹き付ける。また、第2吹き出し部材8bの上部に形成された第2吹き出し部81bは、シート422に着座した作業者に対して、左側から冷風又は温風を吹き付ける。このように第1及び第2吹き出し部81a、81bによって、作業者に対して両側から冷風又は温風を吹き付けることができる。また、分配ボックス6は、右側に配置された第1吹き出し部81aには、右側に向かって開口する第1送風口61bを介して冷風又は温風を供給する一方、左側に配置された第2吹き出し部81bには、下方に向かって開口する第2送風口61cを介して冷風又は温風を供給する。このように、分配ボックス6は、左側には下方に開口する第2送風口61cを介して冷風又は温風を供給するため、第2送風口61cに接続される第2ダクト7bが第2送風口61cから一旦下方へと延びてから左側へと延びる。すなわち、第2ダクト7bは右側に延びることがないため、水平方向における設置スペースを小さくすることができる。また、第2送風口61cから第2吹き出し部81bへ冷風又は温風を供給する第2ダクト7bは、シート422の下方に配置されているため、キャブ本体40内のスペースを狭くすることがない。
(2)分配ボックス6のボックス本体61内に、ボックス本体61内を流れる冷風又は温風の流路を規制する第1仕切板62aが設置されているため、第1吹き出し部81a及び第2吹き出し部81bに供給する冷風又は温風の風量を調節することができる。この結果、第1吹き出し部81a及び第2吹き出し部81bから吹き出される冷風又は温風の風量バランスを良くすることができる。
(3)第1仕切板62aは、ボックス本体61の底面から上方に延び、平面視において第2送風口61cを囲むとともに左側(導入口61a側)に向かって開口する。このように構成された第1仕切板62aは、導入口61aからボックス本体61内に入ってきた冷風又は温風を第2送風口61cへと導き、第2送風口61cを介して排出される冷風又は温風の風量を大きくすることができる。これによって、第1送風口61bを介して排出される冷風又は温風の風量と、第2送風口61cを介して排出される冷風又は温風の風量とを近づけることができる。
(4)第1仕切板62aは、上端とボックス本体61の天井面との間に隙間ができるように形成されるため、空調ユニット5からボックス本体61内に送られてくる冷風又は温風の温度にむらがある場合であっても、上述した隙間を介してボックス本体61内で混合されて均一な温度となった冷風又は温風を第2送風口61cなどから排出することができる。
(5)第2ダクト7bは、キャブ本体40のフロア部42の下方を延びているため、キャブ本体40内のスペースを狭くすることなく第2ダクト7bの流路断面積を大きくすることができる。
(6)第2ダクト7bは、ダクト本体71bと、ダクト本体71bの周囲を覆う断熱材73bとを有するため、ダクト本体71b内を流れる冷風又は温風の温度を断熱材73bによって一定に維持することができる。
[変形例]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。
変形例1
第1仕切板62aは、導入口61aからボックス本体61内に導入された冷風又は温風を第2送風口61cに導く形状であれば、上記実施形態の形状に特に限定されない。
変形例2
上記実施形態における分配ボックス6のボックス本体61に形成された送風口の数、及び各吹き出し部材に設けられた吹き出し部の数などは、上記実施形態に限定されるものではない。
変形例3
上記実施形態では、本発明を適用したモータグレーダ1を例に挙げて説明したが、本発明を適用できる作業車両はモータグレーダ1に限定されない。例えば、本発明を、油圧ショベル、ブルドーザ、又はホイールローダなどに適用することも可能である。
変形例4
上記実施形態における分配ボックス6のボックス本体61は、略直方体状に形成されているが、特にこれに限定されるものではない。例えばボックス本体61は、筒状となった蛇腹部分を有しており、この蛇腹部分の先端に導入口61aが形成されていてもよい。
変形例5
上記実施形態では、空調ユニット5と分配ボックス6とが直接連結されているが、特にこれに限定されず、例えば、図9に示すように、空調ユニット5と分配ボックス6との間に連結ダクト10が介在していてもよい。この連結ダクト10は、蛇腹状であって、空調ユニット5の送風口と分配ボックス6の導入口61aとを連結している。
1 モータグレーダ(作業車両)
4 キャブ
40 キャブ本体
42 フロア部
422 シート
5 空調ユニット
6 分配ボックス
61 ボックス本体
61a 導入口
61b 第1送風口
61c 第2送風口
62 第1仕切板
7a 第1ダクト
7b 第2ダクト
71b ダクト本体
73b 断熱材
81a 第1吹き出し部
81b 第2吹き出し部

Claims (7)

  1. フロア部を有するキャブ本体と、
    前記キャブ本体内に設置されたシートと、
    前記シートの下方であって前記フロア部上に配置された空調ユニットと、
    前記キャブ本体内において車幅方向の第1側に配置され、前記空調ユニットからの空気を吹き出す第1吹き出し部と、
    前記キャブ本体内において前記第1側と逆側の第2側に配置され、前記空調ユニットからの空気を吹き出す第2吹き出し部と、
    前記第2側に向かって開口し前記空調ユニットからの空気を導入する導入口、前記第1側に向かって開口する第1送風口、及び下方に向かって開口する第2送風口が形成されたボックス本体を有する分配ボックスと、
    前記第1送風口に接続され、前記第1吹き出し部に前記空調ユニットからの空気を供給する第1ダクトと、
    前記第2送風口に接続されて前記第2側に向かって延び、前記第2吹き出し部に前記空調ユニットからの空気を供給する前記第2ダクトと、
    を備え、
    前記第1吹き出し部は、シートに着座した作業者に対して、車幅方向の第1側から空調ユニットからの空気を吹き付け、
    前記分配ボックスは、前記ボックス本体内において、前記空調ユニットからの空気の流路を規制する仕切板をさらに有し、
    前記仕切板は、前記ボックス本体の底面から上方に延び、平面視において前記第2送風口を囲むとともに前記第2側に向かって開口し、
    前記仕切板は、上端と前記ボックス本体の天井面との間に隙間を有する、
    キャブ。
  2. 前記第2ダクトは、前記フロア部の下方を延びる、請求項に記載のキャブ。
  3. 前記第2ダクトは、ダクト本体と、前記ダクト本体の周囲を覆う断熱材とを有する、請求項に記載のキャブ。
  4. 前記第1吹き出し部は、前記シートの右側及び左側のいずれか一方に配置され、
    前記第2吹き出し部は、前記シートの右側及び左側のいずれか他方に配置される、請求項1からのいずれかに記載のキャブ。
  5. 前記ボックス本体は、前記第1側に向かって開口する第3送風口をさらに有し、
    前記仕切り板は、平面視において、前記第1送風口と前記第2送風口とを仕切るとともに、前記第2送風口と前記第3送風口とを仕切る、請求項1から4のいずれかに記載のキャブ。
  6. 前記空調ユニットと前記ボックス本体の前記導入口とを連結する連結ダクトをさらに備える、請求項1からのいずれかに記載のキャブ。
  7. 請求項1からのいずれかに記載のキャブを備える、作業車両。
JP2013555110A 2013-05-15 2013-05-15 キャブ、及び作業車両 Active JP5654145B1 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2013/063518 WO2014184891A1 (ja) 2013-05-15 2013-05-15 キャブ、及び作業車両

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP5654145B1 true JP5654145B1 (ja) 2015-01-14
JPWO2014184891A1 JPWO2014184891A1 (ja) 2017-02-23

Family

ID=51279025

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013555110A Active JP5654145B1 (ja) 2013-05-15 2013-05-15 キャブ、及び作業車両

Country Status (4)

Country Link
US (1) US9027687B2 (ja)
JP (1) JP5654145B1 (ja)
CN (1) CN103987548B (ja)
WO (1) WO2014184891A1 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9821629B2 (en) * 2015-06-23 2017-11-21 Deere & Company Operator station
US10041226B2 (en) * 2015-08-26 2018-08-07 Deere & Company Operator cabin post configuration in work vehicle
US10352084B2 (en) * 2017-07-17 2019-07-16 Caterpillar Inc. System and method for monitoring a cabin of a machine
FR3079452B1 (fr) * 2018-03-30 2021-06-04 Renault Sas Dispositif de distribution d'air pour vehicule automobile
CN112762591B (zh) * 2021-01-05 2022-07-12 格力电器(武汉)有限公司 空调的控制方法和装置、电子设备和存储介质

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02144812U (ja) * 1989-05-09 1990-12-07
JP2006264440A (ja) * 2005-03-23 2006-10-05 Toyota Auto Body Co Ltd 車両用ヒーターダクト構造
JP2009012700A (ja) * 2007-07-09 2009-01-22 Caterpillar Japan Ltd 建設機械
JP2009113560A (ja) * 2007-11-02 2009-05-28 Denso Corp 車両用空調装置

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2541727Y2 (ja) * 1991-04-22 1997-07-16 株式会社小松製作所 建設機械のエアコンディショナ用エアダクト装置
JP3976246B2 (ja) * 2002-05-14 2007-09-12 新キャタピラー三菱株式会社 建設機械における空調装置
US7290829B2 (en) 2004-06-29 2007-11-06 Kubota Corporation Working vehicle with a cab
JP4216773B2 (ja) * 2004-06-29 2009-01-28 株式会社クボタ キャビンの空調装置
EP1685989A3 (en) * 2005-01-26 2007-05-02 Calsonic Kansei Corporation Airflow distribution structure of vehicular air conditioning system
US8033899B2 (en) * 2005-08-31 2011-10-11 Kubota Corporation Cabin for a work vehicle
JP2007186066A (ja) * 2006-01-12 2007-07-26 Denso Corp 車両用空調装置
US20080163634A1 (en) * 2007-01-09 2008-07-10 Denso Corporation Air conditioning system for construction and agricultural vehicles
JP2009001140A (ja) * 2007-06-21 2009-01-08 Komatsu Ltd 空調装置
JP5227063B2 (ja) * 2008-04-10 2013-07-03 株式会社イノアックコーポレーション 車両用吸気ダクト
GB2466765A (en) * 2008-10-27 2010-07-07 Agco Gmbh Tractor HVAC system ducting and air filter arrangement
KR101124947B1 (ko) * 2009-07-21 2012-03-27 현대자동차주식회사 차량용 공조장치
JP5479195B2 (ja) 2010-04-20 2014-04-23 株式会社クボタ キャビンのエアコン用ダクト装置
WO2013035426A1 (ja) * 2011-09-09 2013-03-14 日立建機株式会社 建設機械

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02144812U (ja) * 1989-05-09 1990-12-07
JP2006264440A (ja) * 2005-03-23 2006-10-05 Toyota Auto Body Co Ltd 車両用ヒーターダクト構造
JP2009012700A (ja) * 2007-07-09 2009-01-22 Caterpillar Japan Ltd 建設機械
JP2009113560A (ja) * 2007-11-02 2009-05-28 Denso Corp 車両用空調装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20140339001A1 (en) 2014-11-20
CN103987548A (zh) 2014-08-13
CN103987548B (zh) 2015-11-25
US9027687B2 (en) 2015-05-12
JPWO2014184891A1 (ja) 2017-02-23
WO2014184891A1 (ja) 2014-11-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5654145B1 (ja) キャブ、及び作業車両
JP5758338B2 (ja) 作業機
JP5536964B1 (ja) 建設機械用キャブおよび建設機械
US6938677B2 (en) Air-conditioner of construction machinery
JP2008260432A (ja) キャビン付き走行車両
JP6641902B2 (ja) 作業機械の空調装置
WO2010001629A1 (ja) 作業車両
JP4541989B2 (ja) 建設機械
CA2804021C (en) A ventilation system for a power machine
JP5548476B2 (ja) 旋回作業機のエアコン用吹出ダクト装置
JP4184549B2 (ja) 建設機械の空調装置
JP4909960B2 (ja) 油圧ショベルの空調装置
JP5296333B2 (ja) 作業機械
JP7443293B2 (ja) 作業機
JP7443295B2 (ja) 作業機
JP2012116446A (ja) 車両における空調装置
WO2023276374A1 (ja) 作業機
JPH11334351A (ja) 空調装置を備えた建設機械用キャブ
JP5188332B2 (ja) 作業車両
JP2007245774A (ja) 車両用空気調和装置
JP2006205764A (ja) キャビン装置
JP3597127B2 (ja) 農用トラクター
JP2024057287A (ja) 建設機械
JP2023004634A (ja) 空調用ダクト装置
JP4155910B2 (ja) 空調風吹出装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20140819

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20141022

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20141111

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20141119

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5654145

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250