JP2007186066A - 車両用空調装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】長さの異なるダクトのそれぞれから吹き出される空調風の熱損失による温度差を低減した車両用空調装置を提供する。
【解決手段】本実施形態の車両用空調装置は、車両の左右側両端部のいずれか一方寄りに配置した空調ユニット1と、車室内19の異なる領域に対して長さの異なる第1クーラダクト9aと第2クーラダクト9bを介し独立して温調された空調風を供給する装置であり、ヒータコア3のコア部3eを通過して熱交換によって加熱される空気が、ヒータコア3の流入部3aに近い側に位置して形成された第1送風通路31aと、流出部3bに近い側に位置して形成された第2送風通路31bとに分かれて流れるように構成する。さらに、長さの異なるダクトのうち、長い方の第1クーラダクト9a内を第1送風通路31aに連通させ、短い方の第2クーラダクト9b内を第2送風通路31bに連通させている。
【選択図】図4

Description

本発明は、自動車等の車室内に空調された空気を供給する車両用空調装置に関する。
この種の従来の車両用空調装置には、車室内に向けて左右の吹出し口からそれぞれに温調された空気を供給する装置があり、例えば運転席側と助手席側において独立に空調設定を可変できる、いわゆる左右独立温度コントロールを実現した装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。この車両用空調装置の空調ユニット内部には、左右の通風が混ざらないように中間仕切り板が備えられている。
特開平11−189024号公報
しかしながら、上記特許文献1の車両用空調装置においては、独立に温度コントロールされた空気を車室内の離れた複数の領域に送風するような場合、空調ユニットに接続されて送風場所へ伸長する複数のダクトはその長さが異なることになる。そして、温調された空気が空調ユニット出口からダクト内を流れていく間に熱損失により温度変化し、この温度変化はダクトの長さが長くなるほど顕著であるという問題があった。また、複数のダクトの長さの差が大きい場合には、空調ユニット出口における温調を長さの違いによる温度変化量の差を考慮して制御しなければならないという問題があった。
そこで、本発明の目的は、上記問題点を鑑みてなされたものであり、長さの異なるダクトのそれぞれから吹き出される空調風の熱損失による温度差を低減した車両用空調装置を提供することである。
上記目的を達成するために、以下の技術的手段を採用する。すなわち、第1の発明は、車室内(19)の異なる領域に対して、空調ユニット(1)に接続された長さの異なるダクト(9a、9b、10a、10b)を介し、独立して温調された空調風を供給する車両用空調装置であって、空調ユニット(1)を車両の左右側両端部のいずれか一方寄りに配置するとともに、空調ユニット(1)内の加熱用熱交換器(3、21)のコア部(3e、21d、21e)を通過して熱交換によって加熱される空気が、加熱用熱交換器(3、21)へ温水が流入する流入部(3a、21a)に近い側に位置するように形成された第1送風通路(31a)と、温水が流出する流出部(3b、21b)に近い側に位置するように形成された第2送風通路(31b)とに分かれて流れるように構成している。さらに、長さの異なるダクト(9a、9b、10a、10b)のうち、長い方のダクト(9a、10a)内を前記第1送風通路(31a)に連通させ、短い方のダクト(9b、10b)内を前記第2送風通路(31b)に連通させる構成である。
この第1の発明によれば、空調ユニットが車両の左側、右側のいずれか寄りに配置された車両用空調装置において、左右それぞれに伸長した長さの異なるダクト内を吹出し空気が通風するよって生じる熱損失の差を補うことができる。また、左右それぞれに伸長する長さの異なるダクトによって生じる左右吹出し空気の温度差を低減し、効率のよい左右吹出し空気の独立温度コントロールを実施することができる。特に本発明は、目標吹出し温度が高い場合にはより有効である。さらに、最大暖房時の運転においては、エアミックスドアの開度調節による吹き出し空気温度差の制御が限界となってしまうことを改善することができる。
第2の発明は、さらに第1の発明において、空調ユニット(1)は、車両の左右両端部のいずれか一方のサイドトリムに配置されるとともに、短い方のダクト(9b、10b)は、空調ユニット(1)が配置されたサイドトリム側に配設され、長い方のダクト(9a、10a)は、空調ユニット(1)が配置されていない反対側のサイドトリムに向けて伸長するように配設されることが好ましい。
この発明によれば、サイドトリムに設けられた空調ユニットから伸長するダクトが車両の左右両側部付近にそれぞれ伸長するように配設されることにより、両ダクトの長さの差が著しくなることによって顕著になる熱損失の差を低減することができるので、左右両端部側から吹き出されるそれぞれの空調風を効率よく制御することができる。
さらに、上記すべての発明のいずれにおいても、長さの異なるダクト(9a、9b、10a、10b)のそれぞれから吹き出される空調風の温度差を考慮して、長い方のダクト(9a、10a)および短い方のダクト(9b、10b)における断熱量を調整することが好ましい。この発明によれば、両ダクトからの吹出し空気の温度差をより低減した車両用空調装置が提供できる。
さらに、第1の発明、第2の発明のいずれにおいても、第1送風通路(31a)、第2送風通路(31b)のそれぞれを流通する空気量を調整可能とする第1エアミックスドア(4a、5a)および第2エアミックスドア(4b、5b)を備え、さらに、少なくとも、加熱用熱交換器(3、21)内を流れる温水の温度および流量、室温、風量に相当する情報に基づいて長い方のダクト(9a、10a)および短い方のダクト(9b、10b)への吹出し空気温度を算出して、第1エアミックスドア(4a、5a)および第2エアミックスドア(4b、5b)のそれぞれの開度を調整するように構成するのが好ましい。
この発明によれば、加熱用熱交換器で加熱された後の空気温度に影響を与えるパラメータ、例えば、エンジン回転数、冷却水温度、ダクトの熱損失量、送風手段の出力などに応じて吹出し空気温度が算出されるので、さらに効率のよい空調を実施することができる。
さらに、第1の発明、第2の発明のいずれにおいても、第1送風通路(31a)、第2送風通路(31b)のそれぞれを流通する空気量を調整可能とする第1エアミックスドア(4a、5a)および第2エアミックスドア(4b、5b)を備え、さらに、長い方のダクト(9a、10a)、短い方のダクト(9b、10b)のそれぞれを通る空気の温度を検出しこれを用いてフィードバック制御を実行し、第1エアミックスドア(4a、5a)および第2エアミックスドア(4b、5b)のそれぞれの開度を調整するのが好ましい。
この発明によれば、加熱用熱交換器内を流れる温水の流量、温度、および室温、風量など状況変化に追従した、さらに効率のよい空調を実施することができる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態の具体的手段との対応関係を示す一例である。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態を図1〜図6を用いて説明する。本実施形態の車両用空調装置は、自家用または業務用の車両に用いられ、車室内の空調をオートコントロールまたはマニュアルコントロールできるように構成されており、車室内の異なった領域のそれぞれに独立して温度コントロールされた空調空気を送風するものである。
図1は本実施形態の車両用空調装置として後席用の空調装置を例に挙げ、空調ユニット1と接続されている長さの異なるダクトを含めた車両用空調装置の外観を示した斜視図である。図2は本実施形態の車両用空調装置の車室19内におけるレイアウトの一例を示した模式図である。図3は、車両用空調装置の主要部における内部構成を示した概略図であり、また、図3は特にフェイスモード時における構成を示している。図4は、図3のA−A線について矢印Aから見たときの内部構成を空調ユニット全体について表した模式図である。図5は、ヒータコア3対する中間仕切り板の位置を示した模式図である。
図1および図2に示すように、空調ユニット1は、車両の前後方向に伸長する車両の左右方向中心線14に対して車両の左右側両端部のいずれか一方寄りに配置されている。さらに、空調ユニット1は、車室内19の内装材と車両の外板との間に形成される空間であって、車両の左右側両端部のいずれかの空間に形成されたサイドトリムに配置されていることが好ましい。
第1クーラダクト9aおよび第2クーラダクト9bと、第1ヒータダクト10aおよび第2ヒータダクト10bは、それぞれが空調ユニット1に接続されて、車室内19の異なる領域に空調風を送風可能なように配設されている。なお、各ダクトは、プラスチックなどの樹脂製部品であり、例えば、PP樹脂の成形品で構成されている。
そして、長さの異なる第1クーラダクト9aと第2クーラダクト9bは、空調ユニット1の上部から突出し、サイドトリムと連通するピラー内を通って上方に伸長した後、互いに左右方向に分かれるように伸長する。
短い方の第2クーラダクト9bは、ピラー内を通って上方に伸長した後、車両の側方上部に相当し車両の屋根を形成する外板と車室内19の天井材との間に形成される空間を車両の前方に向かって伸長するように設けられている。
長い方の第1クーラダクト9aは、ピラー内を通って上方に伸長した後、第2クーラダクト9bと離れ、車両の後方上部に位置し屋根を形成する外板と車室内19の天井材との間に形成される空間を反対側の車両の側方上部に向かって伸長する。さらに、第1クーラダクト9aは、反対側の車両の側方上部に位置し屋根を形成する外板と車室内19の天井材との間に形成される空間を車両の前方に向かって伸長するように設けられている。
第1クーラダクト9aおよび第2クーラダクト9bは、このように車両の上部または側方上部に沿うように配設され、それぞれ車室内19の2列目シートおよび3列目シートに着座する乗員の上半身に向けて送風する複数の吹出し口を備えている。
また、長さの異なる第1ヒータダクト10aと第2ヒータダクト10bは、空調ユニット1の上部から下方に伸長した後、互いに左右方向に分かれるように伸長する。短い方の第2ヒータダクト10bは、空調ユニット1から下方に伸長した後、空調ユニット1に近い方の後部座席側に向かって伸長するように車両の下部に設けられる。
長い方の第1ヒータダクト10aは、空調ユニット1から下方に伸長した後、第2ヒータダクト10bと離れ、空調ユニット1に遠い方の後部座席側に向かって伸長するように車両の下部に設けられる。
また、第1ヒータダクト10aと第2ヒータダクト10bは、このように車両内19の下部または車室内19の床下に配設され、車室内19の2列目シートおよび3列目シートに着座する乗員の下半身へ送風する吹出し口を備えている。
第1クーラダクト9aと第2クーラダクト9bのそれぞれは、空調ユニット1の内部において流れる空気が互いに混じり合わないように区画された2つの送風通路に連通し、これらのダクトを流れる空気は独立して温度コントロールされている。第1ヒータダクト10aと第2ヒータダクト10bのそれぞれは、第1クーラダクト9aと第2クーラダクト9bと同様に、互いに流れる空気が混じり合わないように区画された2つの送風通路に連通し、これらのダクトを流れる空気は独立して温度コントロールされている。
図3に示すように、空調ユニット1は、その外殻を空調ユニットケースで構成されており、大別して送風部13と空調部を備えている。空調ユニットケースは、複数のケース部材からなり、例えばポリプロピレンなどの樹脂成形品である。この複数のケース部材は、金属ばね、ねじ等の締結手段によって一体的に結合されることで空調ユニットケースを構成している。
送風部13は、車室内後方の内気を空調部に送風するための送風機を備え、空調部の入口に相当する空気通路6に接続されている。送風機は、遠心多翼ファンと、これを駆動するモータとからなり、遠心多翼ファンの周囲はスクロールケーシングで囲まれ、遠心多翼ファンの遠心方向に伸びる筐体によって空気通路6と連通している。送風部の吸込み口は、後部座席の後方にあるパッケージトレイの上面に設けられた吸込み口とダクトによって接続されている。
空調部は、エバポレータ2と、エバポレータ2を通過してきた空気を加熱する加熱用熱交換器としてのヒータコア3と、エバポレータ2を通過してきた空気がヒータコア3を通過することなく流れるように形成された冷風通路8と、を備えている。さらに空調部は、冷風通路8を通る冷風空気32の量を調整する冷風調整ドア4a、4bと、ヒータコア3を通過する空気の量を調整する暖風調整ドア5a、5bと、冷風空気32とヒータコア3を通過した暖風空気とが混ざり合う冷暖空気混合空間と、を備えている。
空調部は、図4に示すように、その内部を中間仕切り板7によって2つの空間に分割されることにより、2つの送風通路を有している。中間仕切り板7は、冷却用熱交換器としてのエバポレータ2の通風出口から空調部の吹出し口に至るまで、空調ユニット1内を縦断するように設けられたPP樹脂製の板材である。そして、中間仕切り板7は、空調ユニットケースによってその一部を挟まれることによって固定されている。
中間仕切り板7によって形成された2つの送風通路は、ヒータコア3の流入部3aに近い側に位置する第1送風通路31aと、ヒータコア3の流出部3bに近い側に位置する第2送風通路31bである。中間仕切り7は、図5に示すように、ヒータコア3のコア部3eにおけて内部流体が流れる方向、言い換えれば、内部流体が流入部3aから流出部3bへと移動する方向、についてほぼ中心に描いた仮想線20上に一致する位置に配置されている。なお、中間仕切り7は、図4に示すように、送風方向に延長した仮想線20に一致した状態で、ヒータコア3を送風方向に挟むように配置するのが好ましい。
ヒータコア3の内部を流れる冷却水は、エンジンのウォータージャケットとヒータコア3を連通させるように構成されたヒータコア循環回路内(図示せず)をウォーターポンプなどの強制力によって循環するものである。この冷却水は、ヒータコア3の流入部3aからヒータコア3内に流入し、ヒータコア3の一方側に配置された流入側タンク3c内を通りコア部3eを介して他方側に配置された流出側タンク3dへ流れ、流出部3bからヒータコア循環回路内に流出する。
冷却水は、ウォータージャケットを通るときにエンジンの熱により温められるので、ヒータコア循環回路を通り、流入部3aに流入するときは高温であるが、コア部3e内を流れる間に送風空気と熱交換されて熱を奪われるため、流出部3bに近づくほどより低い温度になる。したがって、中間仕切り板7を境界として流入部3a側に位置する第1送風通路31aを流れる空気は、流出部3b側に位置する第2送風通路31bを流れる空気よりも強力に暖められることになる。そして、この強力に暖められた空気が、第1送風通路31aと連通する長い方の第1クーラダクト9aおよび第1ヒータダクト10aに供給されることになる。
また、本実施形態におけるヒータコアは、図6に示す構成であってもよい。図6は、本実施形態におけるヒータコア3の他の形態であるヒータコア21と、このヒータコア21と中間仕切り板7の位置関係を示した模式図である。ヒータコア21は、流入部21aから流入した冷却水が流出部21bに至るまでの間にUターンするように、流入側タンク21cと流出側タンク21fとの間に往き側コア部21dと返り側コア部21eを備えている。
この構成の場合、冷却水は、コア部を通る間に熱を奪われるので、往き側コア部21dを通るときよりも返り側コア部21eを通るときの方が低い温度になる。この冷却水の温度変化を利用するため、中間仕切り7は、冷却水が流入部3aから流出部3bへと移動する方向、つまり、往き側コア部21dと返り側コア部21eのほぼ境界に描いた仮想線20上に一致する位置に配置するのが好ましい。すなわち、第1送風通路31aは往き側コア部21dを貫通するように設けられ、第2送風通路31bは返り側コア部21eを貫通するように設けられることになる。
冷風調整ドア4aおよび暖風調整ドア5aは第1送風通路31aに位置する第1エアミックスドアであり、冷風調整ドア4bおよび暖風調整ドア5bは第2送風通路31bに位置する第2エアミックスドアである。
暖風調整ドア5a、5bは、ヒータコア3の上流側でエバポレータ2の下流側に相当する暖風通路に設けられ、ヒータコア3を通る空気量と、ヒータコア3を迂回する空気量との比率を調節するものである。この暖風調整ドア5a、5bは回転軸と、回転軸の両側に伸長する平板状のドア板部とを有する回動式のいわゆるバタフライドアである。
冷風通路8は、エバポレータ2を通過してきた冷風空気が通る通路であり、ヒータコア3の側方に形成されている。冷風調整ドア4は、冷風通路8を通る冷風空気の風量を調整するものであり、回転軸と、回転軸の両側に伸長する平板状のドア板部とを有する回動式のいわゆるバタフライドアである。
冷風調整ドア4a、4bは、制御装置によってそれぞれ独立してその開度が制御されるものであり、暖風調整ドア5aと暖風調整ドア5bも同様にそれぞれ独立してその開度が制御されるものである。これによって、第1クーラダクト9a、第2クーラダクト9b、第1ヒータダクト10a、第2ヒータダクト10bのそれぞれを流れる空調風の温度が独立してコントロールされることになる。
なお、暖風調整ドア5a、5bおよび冷風調整ドア4a、4bは、回転軸の片側にのみ伸長するドア板部を有する片持ちタイプの開閉ドアで構成してもよいし、ドア板部がスライドして開閉するスライドタイプのドアで構成することとしてもよい。
空調部の吹出し口には、第1フット開口部17a、第2フット開口部17b、第1フェイス開口部18a、および第2フェイス開口部18bが設けられている。第1フット開口部17a、第2フット開口部17bは、第1送風通路31a、第2送風通路31bにそれぞれ連通している。同様に、第1フェイス開口部18a、第2フェイス開口部18bは、第1送風通路31a、第2送風通路31bにそれぞれ連通している。
第1フェイス開口部18aは筒部11aの内側に位置し、筒部11aが第1クーラダクト9aに接続されることによって第1クーラダクト9aの内部と連通する。第2フェイス開口部18bは筒部11bの内側に位置し、筒部11bが第2クーラダクト9bに接続されることによって第2クーラダクト9bの内部と連通する。同様に、第1フット開口部17aは筒部12aの内側に位置し、筒部12aが第1ヒータダクト10aに接続されることによって第1ヒータダクト10aの内部と連通する。第2フット開口部18bは筒部12bの内側に位置し、筒部10bが第2ヒータダクト10bに接続されることによって第2ヒータダクト10bの内部と連通する。
フット開口部17a、17bは、それぞれフェイス開口部18a、18bと並ぶように開口されている。フット開口部17a、17bは、フェイス開口部18a、18bよりもヒータコア3に近い側に配置され、フット開口ドア15により開閉される。フット開口ドア15は、例えばフット開口部17a、17bの開口を全閉、全開、および半開する状態に調整することができる。
フェイス開口部18a、18bは、フット開口部17a、17bよりもヒータコア3に遠い側において開口されており、フェイス開口ドア16により開閉される。フェイス開口ドア16は、例えばフェイス開口部18a、18bの開口を全閉、全開、および半開する状態に調整することができる。フット開口ドア15およびフェイス開口ドア16は、その開閉形式は特に限定されず、例えば、空気流通方向、換言すれば、高さ方向に設置スペースを要しない巻き取り式のフィルムドア、フレキシブルスライドドア、積層式スライドドアで構成する。
エバポレータ2は、冷凍サイクル内の膨張弁で減圧された低温低圧の冷媒を送風機の送風を受けて内部で蒸発させるものであり、冷媒が流れるチューブの周囲を通過する送風空気30を冷却するものである。このエバポレータ2は空気通路6の通路断面全体を横切るように横置きに配置されている。
ヒータコア3は、走行用エンジンの高温の冷却水を熱源として送風空気と熱交換させ、周囲を流れる空気を加熱するものであり、エバポレータ2よりも空気流れ方向の下流側の通路を部分的に塞ぐように配置されている。
冷暖空気混合空間は、ヒータコア3の通過空気吹出し面の直後に形成されているチャンバーである。バイレベルモードのときには、この冷暖空気混合空間において、ヒータコア3の通過してきた暖風空気と、冷風調整ドア4a、4bによって指向されて流入する冷風空気とが交差するように衝突して混ざり合うこととなる。
上記構成において、フェイスモード時およびフットモード時における空調空気の流れの一例を説明する。フェイスモード時においては、フット開口ドア15とフェイス開口ドア16がフット開口部17a、17b側に移動してこの2つのドアでフット開口部17a、17bを閉鎖するとともに、フェイス開口部18a、18bを全開状態にする。さらに、冷風調整ドア4a、冷風調整ドア4b、暖風調整ドア5a、暖風調整ドア5bのそれぞれは、フット開口部17a、17bのそれぞれから吹き出される空気を独立した目標吹出し温度にすべく、適切な開度に調整される。
また、最大冷房時においては、冷風調整ドア4aおよび4bが冷風通路8を全開状態にするとともに、暖風調整ドア5aおよび5bが暖風通路を完全に閉塞する。
また、フットモード時においては、フット開口ドア15とフェイス開口ドア16がフェイス開口部18a、18b側に移動してこの2つのドアでフェイス開口部18a、18bを閉鎖するとともに、フット開口部17a、17bを全開状態にする。さらに、冷風調整ドア4a、冷風調整ドア4b、暖風調整ドア5a、暖風調整ドア5bのそれぞれは、フット開口部17a、17bのそれぞれから吹き出される空気を独立した目標吹出し温度にすべく、適切な開度に調整される。
また、最大暖房時においては、暖風調整ドア5aおよび5bが暖風通路を全開状態にするとともに、冷風調整ドア4aおよび4bが冷風通路8を完全に閉塞する。
両モードにおいて、第1送風通路31aを通る空気は、ヒータコア3において第2送風通路31bを通る空気よりも高い温度に暖められるので、制御装置はこの温度増加分を考慮した吹出し空気の独立温度コントロールを実行することになる。
なお、吹出し空気の独立温度コントロールは、長さの異なるダクトである第1ヒータダクト10aと第2ヒータダクト10b、または、第1クーラダクト9aと第2クーラダクト9bのそれぞれから吹き出される空調風の温度差を考慮して、それぞれのダクトにおける断熱量を調整するように構成してもよい。例えば、この断熱量の調整は、ダクトに取り付ける断熱材の量を調整して車室内19への吹出し空気温度を等しくするようにしてもよいし、ダクト自体の材質を調整、選択することとしてもよい。この構成を採用した場合には、長さの異なる両ダクトからの吹出し空気の温度差をより低減することができる。
このように本実施形態の車両用空調装置においては、車室内19の異なる領域に対して長さの異なる第1クーラダクト9aと第2クーラダクト9bを介し独立して温調された空調風を供給する装置であり、ヒータコア3のコア部3eを通過して熱交換によって加熱される空気が、ヒータコア3の流入部3aに近い側に位置するように形成された第1送風通路31aと、流出部3bに近い側に位置するように形成された第2送風通路31bとに分かれて流れるように構成している。さらに、長さの異なるダクトのうち、長い方の第1クーラダクト9a内を第1送風通路31aに連通させ、短い方の第2クーラダクト9b内を第2送風通路31bに連通させる構成としている。
この構成によれば、長い方の第1クーラダクト9aと短い方の第2クーラダクト9bの熱損失の違いによる温度変化に与える影響を打ち消し、両ダクトからの吹出し空気の温度差を低減することができる。また、各送風通路の空気温度と、吹出し空気がダクト内を搬送される間の熱損失とを考慮した効率のよい制御を実行できる。
また、本実施形態の車両用空調装置は、車両の左右側両端部のいずれか一方寄りに空調ユニット1を配置し、その配置場所から長さの異なる第1クーラダクト9aと第2クーラダクト9bのそれぞれを介して車室内19に送風するようにしている。
この構成を採用した場合には、吹出し空気が左右のそれぞれの方向に伸長し長さの異なるダクト内を通風することによって生じる熱損失の差を低減でき、温度制御性能に優れた左右独立温度コントロールを実施できる。
また、本実施形態の車両用空調装置は、空調ユニット1を車両の左右両端部のいずれか一方のサイドトリムに配置するとともに、短い方の第2クーラダクト9bおよび第2ヒータダクト10bを空調ユニット1が配置されたサイドトリム側に配設し、長い方の第1クーラダクト9aおよび第1ヒータダクト10aを空調ユニット1が配置されていない反対側のサイドトリムに向けて伸長するように配設している。
この構成を採用した場合には、サイドトリムに設けられた空調ユニット1から伸長するダクトが車両の左右両側部付近にそれぞれ伸長するように配設されることにより、両ダクトの長さの差が著しくなることによって顕著になる熱損失の差を低減することができる。
(第2実施形態)
第2実施形態の車両用空調装置について図7を用いて説明する。本実施形態の車両用空調装置は、第1エアミックスドアである冷風調整ドア4aおよび暖風調整ドア5aと、第2エアミックスドアである冷風調整ドア4bおよび暖風調整ドア5bの制御方法のみが第1実施形態と異なっている。この制御方法は、ヒータコア3内を流れる冷却水(温水)の温度および流量、室温、風量に相当する情報に基づいてダクトへの吹出し空気温度を算出し、第1エアミックスドアと第2エアミックスドアのそれぞれの開度を調整する方法である。
本実施形態の車両用空調装置の作動について図7を用いて説明する。図7は本実施形態における左右吹出し独立温度制御を示すフロー図である。制御装置は、空調装置の運転が始動すると、まず、各種センサによって冷却水(温水)の温度および流量、室温、風量に相当する情報を検出する(ステップS100)。この情報は、例えば、エンジンの回転数、冷却水の温度、車室内19の室温、送風量である。
そして、制御装置はこれらの情報に使用してヒータコア3の出入口温度差を算出する(ステップS110)とともに、第1クーラダクト9a、第2クーラダクト9b、第1ヒータダクト10a、第2ヒータダクト10bのそれぞれについての熱損失を算出する(ステップS120)。次に、制御装置は、独立して温度制御される左右のダクト(第1クーラダクト9a、第2クーラダクト9b、第1ヒータダクト10a、第2ヒータダクト10b)への吹出し温度を算出する(ステップS130)。そして、制御装置は、ステップS130で算出した吹出し温度に設定するために、第1エアミックスドア(冷風調整ドア4aおよび暖風調整ドア5a)と第2エアミックスドア(冷風調整ドア4bおよび暖風調整ドア5b)のそれぞれの開度を調整する制御を実行する(ステップS140)。
このような制御により、ヒータコア3で加熱された後の空気温度に影響を与えるパラメータ、例えば、エンジン回転数、冷却水温度、ダクトの熱損失量、送風手段の出力などに応じてダクトへの吹出し温度が算出されるので、ヒータコア3での加熱量を考慮した効率のよい空調を実施することができる。
(第3実施形態)
第3実施形態の車両用空調装置について図8を用いて説明する。本実施形態の車両用空調装置は、第1エアミックスドアである冷風調整ドア4aおよび暖風調整ドア5aと、第2エアミックスドアである冷風調整ドア4bおよび暖風調整ドア5bの制御方法のみが第1実施形態と異なっている。この制御方法は、各ダクトにおける吹出し空気温度を温度センサなどで検出し、検出値と目標吹出し温度とのずれを算出し、ずれに対して補正するフィードバック制御を実行して第1エアミックスドアと第2エアミックスドアのそれぞれの開度を調整する方法である。
本実施形態の車両用空調装置の作動について図8を用いて説明する。図8は本実施形態における左右吹出し独立温度制御を示すフロー図である。制御装置は、各ダクト内を流れる温度を検出する温度センサによって吹出し温度情報を検出する(ステップS200)。
そして、制御装置はこの情報と目標吹出し温度とのずれを算出する(ステップS210)とともに、このずれに対してどの程度の補正量が必要であるかを算出してフィードバック制御を実行することにより補正制御をかける(ステップS220)。次に、制御装置は、この補正制御に基づいて第1エアミックスドア(冷風調整ドア4aおよび暖風調整ドア5a)と第2エアミックスドア(冷風調整ドア4bおよび暖風調整ドア5b)のそれぞれの開度を調整する制御を実行する(ステップS230)。
このような制御により、ヒータコア3内を流れる温水の流量、温度、および室温、風量など状況変化に追従した第1エアミックスドアと第2エアミックスドアの開度制御が実行されるので、さらに効率のよい空調を実施することができる。
(その他の実施形態)
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に何ら制限されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において種々変形して実施することが可能である。
すなわち、空調ユニット1は、第1クーラダクト、第2クーラダクトなどといった長さの異なるダクトが車室内19において左右方向に離れた領域にそれぞれ空調風を供給するように設けられている、いわゆる左右独立温度コントロールユニットであるが、これに限定されず、車室内19における異なる領域に独立して温調された空調風を供給するものであれば、本発明に適用することができる。
例えば、空調ユニット1は、長さの異なるダクトが車室内19の前後方向に離れた領域にそれぞれ空調風を供給する、いわゆる前後独立温度コントロールユニットであってもよい。また、独立して温度制御される領域が3箇所以上であってもよい。
また、第1実施形態の空調ユニット1は、車両の後部に設けられているが、これに限定されるものではなく、例えば、車両の前部に配置される構成でもよい。
本発明の第1実施形態における車両用空調装置の外観を示した斜視図である。 第1実施形態の車両用空調装置の車室内におけるレイアウトを示した模式図である。 第1実施形態の車両用空調装置の主要部における内部構成を示した概略図である。 図3のA−A線について矢印Aから見たときの内部構成を空調ユニット全体について表した模式図である。 第1実施形態の車両用空調装置のヒータコアにおける中間仕切り板の位置を示した模式図である。 第1実施形態のヒータコアについての他の形態と、このヒータコアと中間仕切り板の位置関係を示した模式図である。 第2実施形態における左右吹出し独立温度制御を示すフロー図である。 第3実施形態における左右吹出し独立温度制御を示すフロー図である。
符号の説明
1 空調ユニット
3、21 ヒータコア(加熱用熱交換器)
3a、21a 流入部
3b、21b 流出部
3e、21d、21e コア部
4a 第1冷風調整ドア(第1エアミックスドア)
4b 第2冷風調整ドア(第2エアミックスドア)
5a 第1暖風調整ドア(第1エアミックスドア)
5b 第2暖風調整ドア(第2エアミックスドア)
9a 第1クーラダクト(長い方のダクト)
9b 第2クーラダクト(短い方のダクト)
10a 第1ヒータダクト(長い方のダクト)
10b 第2ヒータダクト(短い方のダクト)
14 車両の左右方向中心線
19 車室内
31a 第1送風通路
31b 第2送風通路

Claims (5)

  1. 車室内(19)の異なる領域に対して、空調ユニット(1)に接続された長さの異なるダクト(9a、9b、10a、10b)を介し、独立して温調された空調風を供給する車両用空調装置であって、
    前記空調ユニット(1)を車両の左右側両端部のいずれか一方寄りに配置するとともに、
    前記空調ユニット(1)内の加熱用熱交換器(3、21)のコア部(3e、21d、21e)を通過して熱交換によって加熱される空気が、前記加熱用熱交換器(3、21)へ温水が流入する流入部(3a、21a)に近い側に位置するように形成された第1送風通路(31a)と、温水が流出する流出部(3b、21b)に近い側に位置するように形成された第2送風通路(31b)とに分かれて流れるように構成し、
    前記長さの異なるダクト(9a、9b、10a、10b)のうち、長い方のダクト(9a、10a)内を前記第1送風通路(31a)に連通させ、短い方のダクト(9b、10b)内を前記第2送風通路(31b)に連通させることを特徴とする車両用空調装置。
  2. 前記空調ユニット(1)は、車両の左右両端部のいずれか一方のサイドトリムに配置されるとともに、
    前記短い方のダクト(9b、10b)は、前記空調ユニット(1)が配置されたサイドトリム側に配設され、前記長い方のダクト(9a、10a)は、前記空調ユニット(1)が配置されていない反対側のサイドトリムに向けて伸長するように配設されることを特徴とする請求項1に記載の車両用空調装置。
  3. 前記長さの異なるダクト(9a、9b、10a、10b)のそれぞれから吹き出される空調風の温度差を考慮して、前記長い方のダクト(9a、10a)および前記短い方のダクト(9b、10b)における断熱量を調整したことを特徴とする請求項1または2に記載の車両用空調装置。
  4. 前記第1送風通路(31a)、前記第2送風通路(31b)のそれぞれを流通する空気量を調整可能とする第1エアミックスドア(4a、5a)および第2エアミックスドア(4b、5b)を設け、
    少なくとも、前記加熱用熱交換器(3、21)内を流れる温水の温度および流量、室温、風量に相当する情報に基づいて前記長い方のダクト(9a、10a)および前記短い方のダクト(9b、10b)への吹出し空気温度を算出して、前記第1エアミックスドア(4a、5a)および前記第2エアミックスドア(4b、5b)のそれぞれの開度を調整することを特徴とする請求項1または2に記載の車両用空調装置。
  5. 前記第1送風通路(31a)、前記第2送風通路(31b)のそれぞれを流通する空気量を調整可能とする第1エアミックスドア(4a、5a)および第2エアミックスドア(4b、5b)を設け、
    前記長い方のダクト(9a、10a)、前記短い方のダクト(9b、10b)のそれぞれを通る空気の温度を検出しこれを用いてフィードバック制御を実行し、前記第1エアミックスドア(4a、5a)および前記第2エアミックスドア(4b、5b)のそれぞれの開度を調整することを特徴とする請求項1または2に記載の車両用空調装置。
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