JP2006258586A - 位置検出装置および光学機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 最小限の位置検出センサのみ用いて、かつ可動部材のリセット動作が不要でありながらも高分解能で高精度な位置検出を行えるようにした位置検出装置を提供する。
【解決手段】 位置検出装置は、可動部材5の所定方向への移動に応じて連続的に増加する信号又は連続的に減少する信号を出力する第1のセンサ23と、該可動部材の所定方向への移動に応じてそれぞれ周期的かつ連続的に変化し、かつ互いに位相が異なる複数の信号を出力する第2のセンサ24と、第1のセンサからの出力信号および第2のセンサからの出力信号に基づいて、該可動部材の位置を検出する検出手段10とを有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、可動部材の位置を検出する装置に関し、例えば、レンズや光量調節装置等の光学調節部材を可動部材として備えた光学機器に好適な位置検出装置に関する。
光学機器の1つとして、変倍レンズと、該変倍レンズよりも像面側に配置され、変倍レンズの移動に伴う像面変動の補正機能(コンペセータ機能)およびフォーカス機能を有するフォーカスレンズとを有するいわゆるリアフォーカス(インナーフォーカス)ズームレンズを用いた交換レンズや、デジタルカメラ、ビデオカメラなどの撮像装置が知られている。
リアフォーカスズームレンズを用いた撮像装置では、カメラ側からのフォーカス信号によりフォーカスレンズがアクチュエータにより駆動されてオートフォーカシングが行なわれる。また、カメラ側のズームスイッチの操作により生成されるズーム駆動信号により、変倍レンズがアクチュエータにより駆動され、同時に変倍に伴う像面変動を補正するようにフォーカスレンズがアクチュエータにより駆動されてズーミングが行われるる。
さらに、撮影操作に幅を持たせるため、ズーミングにおける変倍レンズの駆動をマニュアル操作により行うことができる光学機器が提案されている。
そして、リアフォーカスズームタイプの光学系を用い、かつマニュアルズーム操作が可能である光学機器では、ズームレンズがカム環に形成されたカム部に係合し、該カム環とマニュアルズームリングとが機械的に連結されている。
ところで、オートフォーカシングやズーミングにおけるコンペンセータ機能をアクチュエータ駆動する場合、変倍レンズの位置を検出し、該検出結果に基づいてフォーカスレンズ駆動用のアクチュエータを制御する。従来、変倍レンズの絶対位置を検出するために、ポテンショメータやアブソリュートエンコーダあるいはリニアエンコーダが用いられることが多い。
また、絶対位置検出の高分解能化を目的として、ポテンショメータと、複数のスリットを有する遮光板およびフォトインタラプタから構成されているパルス検出器と、リニアエンコーダとを併用する提案がなされている。(特許文献1参照)。
この提案では、光学機器の起動時に、位置検出対象である可動部材をある方向に微小量駆動することによって、パルス検出器のフォトインタラプタからの出力信号(パルス信号)がHighとLowの間で切り換わるエッジを検出する。そして、このときのポテンショメータの出力とフォトインタラプタからのパルス信号のエッジ検出結果とに基づいて、可動部材の絶対位置検出を行う。そして、位置制御の高精度化を図るため、絶対位置検出を行った後には、リニアエンコーダからの信号に基づいて可動部材の位置制御を行う。
特開2003−214835号公報(段落0022〜0026、図6等)
最近の光学機器、特に撮像装置では、映像のハイビジョン化に伴うイメージセンサのセルピッチの細分化により、フォーカスレンズの位置制御も高分解能化されている。そして、このように高分解能化されたフォーカスレンズの位置制御を高精度で行うために、変倍レンズの位置検出をより高い精度で行う必要がある。
しかしながら、ポテンショメータ(例えば、リニア型又はロータリー型可変抵抗器)は、可動部材の往路と復路とで出力誤差(反転ヒステリシス)が発生し易い。また、温度環境の変化や劣化による出力変化等が大きい。このため、ポテンショメータのみで常時かつ長期にわたって要求される位置検出精度を満足することは困難である。
また、高分解能位置検出センサとして、MR(磁気抵抗:Magneteresistive)センサがある。しかしながら、MRセンサを用いる場合、MRセンサのパルスカウントによる位置検出の基準位置に可動部材を移動させるリセット駆動が必要となる。したがって、マニュアル操作リングとレンズとが機械的に連結されている光学機器でのレンズ位置検出にMRセンサを用いると、該光学機器の起動時に、レンズのリセット駆動に連動してマニュアルリングも回転してしまい、光学機器の品位を損なうおそれがある。またこのとき、マニュアルリングが使用者の手で押えられていると、リセット駆動自体が適正に行われない。
上述した特許文献1にて提案の方法では、フォトインタラプタからのパルス信号のエッジを検出するために、光学機器の起動時に、小さな量であるが可動部材を駆動する必要がある。さらに、ポテンショメータとフォトインタラプタのみ使用する場合に比べて、より高い精度で位置検出を行うために、リニアエンコーダ等の第3のセンサが必要となってしまう。
そこで、本発明は、最小限の位置検出センサのみ用いて、かつ可動部材のリセット動作を不要としながらも高分解能で高精度な位置検出を行えるようにした位置検出装置およびこれを備えた光学機器を提供することを目的の1つとしている。
本発明の一側面としての位置検出装置は、可動部材の所定方向への移動に応じて連続的に増加する信号又は連続的に減少する信号を出力する第1のセンサと、該可動部材の所定方向への移動に応じてそれぞれ周期的かつ連続的に変化し、かつ互いに位相が異なる複数の信号を出力する第2のセンサと、第1のセンサからの出力信号および第2のセンサからの出力信号に基づいて、該可動部材の位置を検出する検出手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、第1のセンサからの出力信号と第2のセンサからの出力信号とに基づいて、可動部材のリセット動作(リセット駆動)を行うことなく、該可動部材の位置を高分解能かつ高精度で検出(特定)することができる。
そして、該特定された位置を基準として該可動部材又は他の可動部材の駆動制御を第2のセンサからの信号に基づいて行うことにより、制御対象である可動部材の高分解能で高精度な駆動制御を行うことができる。
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施例である光学機器、特にリアフォーカスズームレンズ光学系を備えたデジタルスチルカメラ又はビデオカメラ等の撮像装置の構成を示す。
本実施例でのリアフォーカスズームレンズ光学系は、変倍レンズ(バリエータレンズ)と、変倍レンズより像面側に配置され、変倍レンズの変倍動作(ズーム)に伴う像面変動の補正ないし維持(コンペンセータ作用)のために光軸方向に移動したり、フォーカス調整のために光軸方向に移動したりするフォーカスレンズを有する。該リアフォーカスズームレンズ光学系は、例えば、物体側から像面側に順に、固定の正の屈折力を有する第1レンズユニット、変倍のために移動する負の屈折力を有する第2レンズユニット、固定の正の屈折力を有する第3レンズユニット、コンペンセータ作用およびフォーカス調整のために移動する正の屈折力を有する第4レンズユニットとを有する4ユニットリアフォーカスズームタイプの光学系である。なお、図1では、第2レンズユニットであるバリエータレンズユニットと第4レンズユニットであるフォーカスレンズユニットのみを図示し、他のレンズユニットは省略している。
図1において、1は外部からマニュアル操作される操作部材であるズームリング、2はズームリング1の回転範囲を示す矢印である。ズームリング1は、焦点距離(ズーム位置)が最も長焦点距離となるテレ端と、最も短焦点距離となるワイド端との間でのみ回転されるように、メカニカルな端部であるストッパー3,4により回転範囲が制限されている。ズームリング1の回転範囲は、例えば90°〜120°程度の範囲に設定される。また、ズームリング1には、印刷又は刻印などにより焦点距離目盛が設けられており、ズームリング1を回転自在に支持する鏡筒本体(図示せず)に設けられた指標との関係により焦点距離表示が行われる。
5は変倍のために光軸方向に移動するバリエータレンズユニット、6はズームリング1とバリエータレンズユニット5を機械的に連動させるための連結機構である。
7はバリエータレンズユニット5よりも像面側に設けられたフォーカスレンズユニットである。8はバリエータレンズユニット5の絶対位置を検出する絶対位置センサ(第1のセンサ)、9は高分解能な位置検出が可能である相対位置センサ(第2のセンサ)である。
10は検出手段および制御手段としてのCPU、11はCPU10内に設けられ、ズームトラッキングデータ、すなわちバリエータレンズユニット5の位置に対する像面維持のためのフォーカスレンズユニット7の位置を表す軌跡データ(実際はテーブルデータ)を記憶したメモリである。
12はバリエータレンズユニット5を駆動するズームモータであり、ステッピングモータやDCモータ、リニアアクチュエータとしてのボイスコイルモータ(VCM)等が用いられる。
13はフォーカスレンズユニット7を駆動するフォーカスモータであり、ステッピングモータ、DCモータを用いてもよいが、本実施例では、ボイスコイルモータが用いられている。
14はフォーカスレンズユニット7の光軸方向の絶対位置を検出する絶対位置エンコーダーである。15は撮像装置本体に設けられたズームキーであり、シーソースイッチ等の異なる2方向に操作可能なスイッチが用いられる。ズームキー15は、操作方向および操作量に応じたズーム駆動信号を出力し、操作がなされていないときは中立位置に復帰する。
16はCCDセンサやCMOSセンサ等からなる撮像素子であり、上記光学系により形成された光学像を光電変換し、その信号を不図示の信号処理および記録系に出力する。
次に、本実施例におけるバリエータレンズユニットの駆動機構および位置検出システム(位置検出装置)の構成について説明する。図2には、本実施例の撮像装置におけるズーム駆動機構を撮像素子側より見た図を示している。また、図3には、上記ズーム駆動機構の側面断面図を示している。
これらの図において、21はレンズ鏡筒の本体を構成する固定筒であり、22は該固定筒21の撮像素子側端面18cに固定された固定部材である。
バリエータレンズユニット5は、レンズ保持枠17により保持されて固定筒21の内側に収容されている。レンズ保持枠17の外周部にはカムフォロア19が設けられており、該カムフォロア19は、レンズ保持枠17と固定筒21の周壁部との間に配置されたカム環18に形成されたカム溝部(図示せず)に係合している。カム環18は、径方向については固定筒21の周壁部の内周面との接触により位置決めされ、光軸方向については固定筒21と固定部材22とによって挟まれることにより位置決めされている。
カム環18が光軸周りで回動すると、カム溝部のリフトによってレンズ保持枠17、つまりはバリエータレンズユニット5が光軸方向に駆動される。レンズ保持枠17は、固定筒21と固定部材22とにより両端が保持された直進ガイド部材20によって光軸方向にガイドされる。
23は図1において絶対位置センサ8として示したポテンショメータである。該ポテンショメータ23の抵抗体23bは、カム環18の外周面18bよりも径方向外側に配置されている固定筒21に、光軸方向に延びるようにビスによって固定されている。また、ポテンショメータ23のスライダ23aは、図3に示すように、レンズ保持枠17の外周面にカム環18および固定筒21を径方向に貫通するよう突出形成された突起部により保持され、抵抗体23bに接触している。レンズ保持枠17が光軸方向の移動に移動することにより、スライダ23aは抵抗体23bに対して摺動しながらレンズ保持枠17と一体的に移動する。ポテンショメータ23は、スライダ23aの抵抗体23bに対する接触位置に応じた電気信号を出力する。
スライダ23aを直接レンズ保持枠17に取り付けることにより、バリエータレンズユニット5の移動がダイレクトにポテンショメータ23に反映され、カム環18のカム溝部とレンズ保持枠17のカムフォロア19との係合がた等の影響を受けることなくバリエータレンズユニット5の位置検出を行うことができる。
また、24は図1において相対位置センサとして示したMR(磁気抵抗)センサである。MRセンサ24の磁気検出部24aは、固定部材22により固定されている。また、MRセンサ24の磁気スケール24bは、磁気検出部24aと所定の間隔を空けて対向配置され、光軸方向にN極とS極とに交互に着磁された着磁面を有する。該磁気スケール24bは、レンズ保持枠17に接着によって固定されている。レンズ保持枠17が光軸方向に移動すると、磁気スケール24bも磁気検出部24aに対して光軸方向に移動する。磁気検出部24aに対向する磁気スケール24b上の磁極が変化することにより、磁気検出部24aから該磁極の変化と磁界の強度変化とに応じた電気信号が出力される。
磁気検出部24aは、光軸方向に離れた2つのセンサ面を有しており、これら2つのセンサ面が対向する磁気スケール24b上の位置が異なることにより、MRセンサ24は互いに位相が異なる2相の信号を出力する。
ここで、磁気スケール24bは、図2に示すようにカム環18の内周面18aよりも内側に配置され、磁気検出部24aは、図3に示すようにカム環18の撮像素子側端面18cよりも撮像素子の近い位置に配置されている。これにより、磁気スケール24bをレンズ保持枠17(バリエータレンズユニット5)と一体化することが可能であり、余計な連結部品を必要とすることない。このため、バリエータレンズユニット5の位置とMRセンサ24の出力信号との誤差を少なくすることが可能となる。しかも、コストアップを抑えつつ、スペース効率と組立性を向上させることができる。
26はカム環18に一体的に取り付けられた円弧形状のギア部材であり、図1においてズームモータ12として示したモータユニット27の出力ギアに噛み合っている。これにより、モータユニット27の回転駆動力がカム環18に伝達され、これを光軸周りで回転させることができる。
さらに、カム環18には、図1に示した連結機構6の出力部材が係合しており、回転操作されたズームリング1からの駆動力が連結機構6を介してカム環18に伝達され、これを光軸周りで回転させる。したがって、ズームリング1の操作によってもバリエータレンズユニット5を光軸方向に駆動することができる。
次に、上記位置検出システムの動作について、図4を用いて説明する。図4において、23cはポテンショメータ23の実際の出力信号(実出力信号)を示し、24−A,24−BはMRセンサ24の実際の出力信号(実出力信号)とメモリ11に記憶された信号を示す。
ポテンショメータ23の実出力信号23cは、バリエータレンズユニット5の可動範囲Lの全域において、バリエータレンズユニット5が所定方向(物体方向又は像面方向)に移動する際に連続的に増加又は減少する。つまり、ポテンショメータ23の1つの出力信号値は、可動範囲Lにおけるバリエータレンズユニット5の1つの位置を表す。ここで、ポテンショメータ23の実出力信号23cは、理想的には直線的に増加又は減少することが望ましいが、実際には、その傾きにある程度の変動があり、非直線的ではあるが単調に増加又は減少する。
23dは図1に示したメモリ11に記憶されたポテンショメータ23の出力信号であり、所定の温度や湿度等の環境条件下で実測された出力値を予めメモリ11に記憶させたものである。これに対し、23cで示したポテンショメータ23の実出力信号は、上記環境条件の変化や撮像装置の長時間使用に伴う劣化、非リニアリティ、反転ヒステリシス等を原因としてメモリ11に記憶された信号に対してずれが生じている。
一方、24−A,24−Bは、MRセンサ24の2相(以下、A相,B相という)の実出力信号およびメモリ11に記憶された出力信号を示す。MRセンサ24の出力信号は、バリエータレンズユニット5の可動範囲Lにおいて、バリエータレンズユニット5が所定方向(物体方向又は像面方向)に移動する際に、周期的かつ連続的に変化する正弦波状の信号となる。そして、A相,B相は互いに位相が異なるため、同一周期内での該2相の信号値の1つの組み合わせは、該周期に対応したゾーンでのバリエータレンズユニット5の1つの位置を表す。
MRセンサ24は、上記環境条件の変化の影響を受けにくく、また磁気検出部24aと磁気スケール24bとが接触しないタイプのセンサであることから劣化がほとんどなく、反転ヒステリシスも少ないので、上記環境条件が変化しても実出力信号とメモリ11に記憶された信号とは略一致する。したがって、図4でも、MRセンサ24の実出力信号とメモリ11に記憶された出力信号とを共通の曲線で示している。
なお、MRセンサ24の出力信号の周期は、磁気スケール24bの着磁ピッチを変えることによって任意に設定することが可能である。このようなMRセンサ24の出力に基づいて、パルス制御(デジタル制御)や中間分割制御(アナログ制御)が可能であり、本実施例では、中間分割制御のための高精度な位置検出を行う。
次に、ズームリング1の操作に応じたマニュアル駆動又はズームキー15の操作に応じたモータ駆動によって移動するバリエータレンズユニット5の位置を検出し、該検出結果に基づいてフォーカスレンズユニット7の像面変動補正のための駆動制御を行うCPU10の動作について、図5のフローチャートを用いて説明する。
まず、前述したように、メモリ11には、所定の環境条件下でのバリエータレンズユニット5の各位置に対するポテンショメータ23の出力信号(以下、ポテンショメータメモリ信号という)とMRセンサ24の2相の出力信号(以下、これらをまとめてMRメモリ信号という)の値がデータテーブル形式等で記憶されている。
CPU10は、ステップ(図では「S」と略す)101において、撮像装置が起動されると(すなわち、主電源が投入されると)、ステップ102において、その時点でのポテンショメータ23からの実出力信号(以下、ポテンショメータ実信号という)の値とMRセンサ24からの2相の実出力信号(以下、MR実信号という)の値とを読み込む。そして、ステップ103において、これらの実信号値の組み合わせとメモリ信号値の組み合わせとを比較する。
ここで、例えば、ポテンショメータ実信号の値が23Aであり、MR実信号のA相24−Aの値が24a、B相24−Bの値が24bである場合、すなわちポテンショメータ実信号とMR実信号との組み合わせが、ポテンショメータメモリ信号とMRメモリ信号との組み合わせに一致する場合は、そのままステップ104に進み、MR実信号に対応する位置Bをバリエータレンズユニット5の絶対位置として特定(検出)する。絶対位置とは、可動範囲L内において所定の原点位置を基準とした位置である。
ところで、前述したように、MRセンサ24の出力信号24−A,24−Bは可動範囲L内において周期的に変化する(図4には、3周期分を示している)ため、ステップ102において読み込んだMR実信号の値(2相の信号値の組み合わせ)は、MRセンサ24からの出力信号のすべての周期で存在する。したがって、バリエータレンズユニット5がどの周期に相当するゾーン内に位置するかは、MRセンサ24の出力信号のみからでは判別できない。
このため、仮にポテンショメータ23が環境条件の影響を受けず、劣化が生じず、かつ非リニアリティや反転ヒステリシスもほとんどない極めて高精度のものであれば、メモリ11に記憶されたポテンショメータメモリ信号23dの値のうちポテンショメータ実信号23Aに一致する値が存在する周期を探して、これに相当するゾーンを位置検出ゾーンとし、この位置検出ゾーン内でMRメモリ信号の値とMR実信号の値が一致する位置をバリエータレンズユニット5の絶対位置として検出することは可能である(以下、これを本実施例でゾーン特定法という)。
しかし、現実的には、ポテンショメータ23は、環境条件、劣化、非リニアリティおよび反転ヒステリシスの影響を大きく受ける場合が多い。そして、この場合、ポテンショメータ実信号23cはポテンショメータメモリ信号23dに対してずれる。したがって、図4において、例えばMR実信号のA相24−Aの値が24a、B相24−Bの値が24bであり、位置Bに対応した信号値が出力されているにもかかわらず、該位置Bに対応するポテンショメータメモリ信号23Aとは異なるポテンショメータ実信号値23Bが出力される場合が発生する。このポテンショメータ実信号値23Bに本来対応する位置Aは、ポテンショメータメモリ信号値23Aに対応する位置Bに対してaだけずれている。なお、位置Aに本来対応するMRメモリ信号のA相24−Aの値は24b、B相24−Bの値は24aであり、このMRメモリ信号値に対してもMR実信号値(A相=24a、B相=24b)は異なっている。
このようなずれ(位置検出誤差)が生じていても、上記ゾーン特定法において、ポテンショメータ実信号に基づいて結果的に位置検出ゾーンとして上記ずれがない場合と同じゾーンが特定されるのであれば(例えば、図4中のBとA間のずれの場合)、問題はない。しかし、バリエータレンズユニット5がゾーンの境界付近に位置し、上記ずれがゾーンの境界をまたぐようして生じた場合(例えば、図4中のCとC′間のずれの場合)、バリエータレンズユニット5の位置を含むゾーンとは異なるゾーンが位置検出ゾーンとして特定されてしまい、その結果、実際とは異なるバリエータレンズユニット5の位置(例えば、位置B)が検出されてしまうことになる。
このため、本実施例では、上述したような単なるゾーン特定法は用いず、まず、読み込んだ実信号値の組み合わせとメモリ信号値の組み合わせとを比較する(ステップ103)。そして、これらが一致しない場合、すなわちポテンショメータ実信号に位置ずれ成分が含まれている場合は、ステップ105に進み、読み込んだMR実信号値(A相=24a、B相=24b)が出力される位置、つまりは読み込んだMR実信号値と同じMRメモリ信号値に対応する位置(B,B,B…)のうち、読み込んだポテンショメータ実信号値23Bに対応する位置(A)に最も近い位置(B)をバリエータレンズユニット5の絶対位置として特定(検出)する。
図4において、位置Aと位置B間の距離はc、位置Aと位置B間の距離はa、位置Aと位置B間の距離はdであり、d>c>aの関係にあるので、位置Bが検出される絶対位置となる。
これにより、ポテンショメータ実信号値に、実際のバリエータレンズユニット5の位置に対応するポテンショメータメモリ信号値に対する差が生じた場合でも、本位置検出システムは、実際の(正しい)バリエータレンズユニット5の位置を検出することができる。
但し、ポテンショメータ23による位置検出誤差をaとするとき、MRセンサ24の信号周期λに対して以下の関係を満たす必要がある。
λ/2>a ・・・(1)
これは、上述したように、MRセンサ24の出力信号の周期的波形により、1周期毎にA相とB相の信号値が同じになる位置が存在するため、位置検出誤差量がλ/2以上となってしまうと、ポテンショメータ実信号値に対応した位置に最も近い位置が、本来の位置(B)に対して1周期分ずれた位置(B)となってしまい、正しい位置(B)を検出できなくなってしまうためである。
ここで、ポテンショメータ23による位置検出誤差とは、位置検出精度と言い換えることもでき、環境条件、劣化、非リニアリティおよび反転ヒステリシス等によって変動するポテンショメータ23からの出力信号に基づいて検出されるバリエータレンズユニット5の位置が真の位置に対して持つ差の大きさを意味する。さらに、ポテンショメータ23による位置検出誤差には、バリエータレンズユニット5の光軸方向の位置決めに関連する部品間のガタによって生ずる誤差を含んでもよい。
また、MRセンサ24による位置検出分解能bは、
a>b ・・・(2)
の関係を満たす必要がある。
これは、位置検出分解能bがポテンショメータ23による位置検出誤差aよりも大きい場合、該位置検出誤差よりも高い精度で絶対位置検出を行うことができないためである。
ここで、MRセンサ24による位置検出分解能bとは、MRセンサ24の出力信号を電気分周したときの1分割単位に相当する位置幅に相当し、分解能が細かいほど、すなわち該位置幅が小さいほど高精度な絶対位置検出が可能となる。ここでの位置検出分解能bには、バリエータレンズユニット5の光軸方向の位置決めに関連する部品間のガタに起因する分解能への影響を加味したものであってもよい。
そして、本実施例では、これら位置検出誤差aおよび位置検出分解能bの実測値又は設計値が、該撮像装置の使用環境や耐用時間等を考慮した使用条件下において、(1)式および(2)式の関係を満たす、すなわち
λ/2>a>b
の関係を持つポテンショメータ23とMRセンサ24を採用することが必要である。
以上のようにして検出されたバリエータレンズユニット5の絶対位置は、ステップ104において、該バリエータレンズユニット5の初期位置として設定される。したがって、これ以後は、バリエータレンズユニット5の移動に応じてMRセンサ24からの信号の変化があるごとにカウンタをインクリメント又はデクリメントすることで、バリエータレンズユニット5の絶対位置を検出し続けることができる。
そして、CPU10は、メモリ11に記憶されているズームトラッキングデータからバリエータレンズユニット5の絶対位置に対応するフォーカスレンズユニット7の目標位置を求め、フォーカスレンズユニット7が該目標位置に移動するようにフォーカスモータ13の駆動を制御する(ステップ106)。MRセンサ24の位置検出分解能が細かいほど、高い精度でのフォーカスレンズユニット7の位置制御、すなわち変倍に伴う像面補正制御を行うことができる。
また、MRセンサ24からの信号に基づくフォーカスレンズユニット7の位置制御を開始した後においても、以下のようなギャリブレーションを行うことができる(ステップ107)。すなわち、バリエータレンズユニット5の上記初期位置から所定移動量離れた位置(所定位置)にて出力されるべきポテンショメータ23とMRセンサ24からの出力信号を予めメモリ11に記憶させておく。そして、バリエータレンズユニット5が該所定位置を通過するごとに、あるいは所定時間後に該所定位置を通過した際に、該所定位置に対応してメモリ11に記憶されているポテンショメータ23およびMRセンサ24の出力信号(メモリ信号値)とポテンショメータ23およびMRセンサ24からの実信号値とを比較し、それらの差(つまりは位置検出誤差)が0若しくは許容範囲内であれば、そのまま制御を続行する。
一方、上記位置検出誤差が許容範囲を超えていた場合は、最新に読み出した上記所定位置に対応するMRセンサ24からの実信号値を基準として、メモリ11内のポテンショメータ23の出力信号を書き換え、メモリ11内のポテンショメータメモリ信号データの補正、更新を行う。
そして、撮像装置の電源が遮断(OFF)されると(ステップ108)、一連の制御を終了する。
このように、本実施例では、撮像装置の電源投入時に、バリエータレンズユニット5を移動(リセット動作)させることなく、バリエータレンズユニット5の絶対位置を正確に検出することができる。したがって、撮像装置の電源投入後、ただちにMRセンサ24からの信号に基づくフォーカスレンズユニット7の高精度な位置制御を行うことができる。
また、環境条件による出力信号の変動や劣化による出力信号の経時変化が大きいポテンショメータ23に対して、予めメモリ11に記憶された位置ごとの出力信号値を、補正、更新することにより、位置検出誤差を低減させることができ、ポテンショメータ23の出力信号の変動があっても正確なバリエータレンズユニット5の位置を検出することができる。
なお、本実施例では、光学機器の起動時(電源投入時)に、ポテンショメータ23とMRセンサ24からの実出力信号とメモリ11に記憶されたポテンショメータ23とMRセンサ24の出力信号とに基づいてバリエータレンズユニット5の位置検出を行う場合について説明したが、同様の位置検出は、光学機器の起動時以降、いつ行ってもよい。
また、本実施例では、バリエータレンズユニットの位置を検出し、該検出結果に基づいてフォーカスレンズユニットの位置を制御する場合について説明したが、本発明は、他のレンズユニットの位置を検出する場合にも適用することができる。例えば、フォーカスレンズユニットの位置を検出し、該検出結果に基づいてフォーカスレンズユニットの位置を制御する場合にも適用することができる。
また、本実施例では、第2のセンサ(相対位置センサ)としてMRセンサを用いた場合について説明したが、レンズユニットの所定方向への移動に際して、2相以上の互いに位相が異なる周期的かつ連続的に変化する信号を出力できるものであれば、MRセンサに限らず使用することができる。例えば、光軸方向に反射部と非反射部とを交互に有する光学スケールを有し、該光学スケールに対向して投光部と受光部を有する光学式センサを用いることもできる。しかも、該第2のセンサから出力される信号は、上記実施例のような正弦波状の信号に限らず、三角波状の信号等、2相の信号値の1つの組み合わせによって1周期内で1つの位置を表すことができる信号であればよい。
さらに、本発明は、レンズユニット以外の光学調節部材の位置(例えば、絞りユニットの開閉位置)の検出に用いることができる。
本発明の実施例である撮像装置の構成を示すブロック図。 実施例の撮像装置におけるズーム駆動機構の背面断面図。 実施例のズーム駆動機構の側面断面図。 実施例におけるポテンショメータとMRセンサの出力信号を説明した図。 実施例におけるCPUの動作を説明するフローチャート。
符号の説明
1 ズームリング
5 バリエータレンズユニット
6 連結機構
7 フォーカスレンズユニット
8 絶対位置センサ
9 相対位置センサ
10 CPU
11 メモリ
15 ズームキー、
18 カム環
23 ポテンショメータ
24 MRセンサ

Claims (7)

  1. 可動部材の所定方向への移動に応じて連続的に増加する信号又は連続的に減少する信号を出力する第1のセンサと、
    前記可動部材の所定方向への移動に応じてそれぞれ周期的かつ連続的に変化し、互いに位相が異なる複数の信号を出力する第2のセンサと、
    前記第1のセンサからの出力信号および前記第2のセンサからの出力信号に基づいて、前記可動部材の位置を検出する検出手段とを有することを特徴とする位置検出装置。
  2. 前記可動部材の位置に対応させて前記第1のセンサからの出力信号および前記第2のセンサからの出力信号を予め記憶する記憶手段を有し、
    前記検出手段は、前記第1のセンサからの出力信号および前記第2のセンサからの出力信号と、前記記憶手段に記憶された記憶信号とに基づいて、前記可動部材の位置を検出することを特徴とする請求項1に記載の位置検出装置。
  3. 前記検出手段は、前記第1のセンサからの出力信号および前記第2のセンサからの出力信号と、前記記憶手段に記憶された記憶信号とを比較し、
    前記第1のセンサからの出力信号および前記第2のセンサからの出力信号と、前記記憶信号とが一致する場合は、前記第1のセンサからの出力信号および前記第2のセンサからの出力信号に対応する位置を前記可動部材の位置として検出し、
    前記第1のセンサからの出力信号および前記第2のセンサからの出力信号と、前記記憶信号とが一致しない場合は、前記第2のセンサからの出力信号に対応する位置のうち、前記第1のセンサからの出力信号に対応する位置に最も近い位置を前記可動部材の位置として検出することを特徴とする請求項2に記載の位置検出装置。
  4. 以下の条件を満足することを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載の位置検出装置。
    λ/2>a
    a>b
    但し、λは前記第1センサにおける前記可動部材の位置検出周期であり、aは前記第1のセンサにおける前記可動部材の位置検出誤差であり、bは前記第2のセンサにおける前記可動部材の位置検出分解能である。
  5. 前記第1のセンサは、ポテンショメータであり、前記第2のセンサは磁気式又は光学式センサであることを特徴とする請求項1から4のいずれか1つに記載の位置検出装置。
  6. 第1の可動部材の位置を検出する請求項1から5のいずれか1つに記載の位置検出装置と、
    前記位置検出装置により検出された前記第1の可動部材の位置を基準として、前記第2のセンサからの出力信号に基づいて、前記第1の可動部材又は第2の可動部材の駆動の制御を行う制御手段とを有することを特徴とする光学機器。
  7. マニュアル操作される操作部材からの操作力を機械的に伝達して前記第1の可動部材を移動させるマニュアル駆動機構を有することを特徴とする請求項6に記載の光学機器。
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